JP2006155823A - Disk apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、ディスク装置に関し、特に筐体内部の気密状態を維持するためのシール部材を有するディスク装置に関する。 The present invention relates to a disk device, and more particularly to a disk device having a seal member for maintaining an airtight state inside a housing.
コンピュータの外部記録装置や画像記録装置として磁気ディスク装置、光ディスク装置などのディスク装置が広く用いられている。
ディスク装置として、例えば、磁気ディスク装置は、一般に、矩形箱状の筐体を有している。筐体内には、磁気記録媒体としての磁気ディスク、この磁気ディスクを支持および回転させる駆動手段としてのスピンドルモータ、磁気ディスクに対して情報の書き込み、読み出しを行なう複数の磁気ヘッド、これらの磁気ヘッドを磁気ディスクに対して移動自在に支持したヘッドアクチュエータ、ヘッドアクチュエータを回動および位置決めするボイスコイルモータ、ヘッドIC等を有する基板ユニット等が収納されている。筐体の外面には、基板ユニットを介してスピンドルモータ、ボイスコイルモータ、および磁気ヘッドの動作を制御するプリント回路基板がねじ止めされている。
Disk devices such as magnetic disk devices and optical disk devices are widely used as external recording devices and image recording devices for computers.
As a disk device, for example, a magnetic disk device generally has a rectangular box-shaped housing. Inside the housing are a magnetic disk as a magnetic recording medium, a spindle motor as a driving means for supporting and rotating the magnetic disk, a plurality of magnetic heads for writing and reading information on the magnetic disk, and these magnetic heads. A head actuator movably supported with respect to the magnetic disk, a voice coil motor for rotating and positioning the head actuator, a substrate unit having a head IC, and the like are housed. A printed circuit board that controls the operation of the spindle motor, the voice coil motor, and the magnetic head is screwed to the outer surface of the housing via a board unit.
近年、磁気ディスク装置として、カード状に薄く形成され、例えばパーソナルコンピュータのカードスロットに装填可能としたものが提供されている(例えば、特許文献1)。磁気ディスク装置は、より多種の電子機器、特に、より小型の電子機器の記録装置として用いることができるように、一層の小型化が進められている。
上記のような薄型の磁気ディスク装置において、筐体は薄い直方体形状に形成されている。このような筐体は、内部に実装される磁気ディスクの平坦面に平行で、面積の大きな上下面に対する厚さ方向の圧力に弱いため、取り扱い時には、筐体の側面部を把持することが望ましい。 In the thin magnetic disk device as described above, the housing is formed in a thin rectangular parallelepiped shape. Such a housing is parallel to the flat surface of the magnetic disk mounted therein, and is vulnerable to pressure in the thickness direction on the upper and lower surfaces having a large area. Therefore, it is desirable to grip the side surface of the housing during handling. .
しかしながら、磁気ディスク装置の小型化に伴い筐体の側面も狭くなり、筐体を把持する際、側面部に掛けられる指の本数が少なくなる。同時に、筐体の厚さが薄くなると、筐体側面部と指との接触面積も減少する。そのため、筐体の側面部を安定して保持することが困難となり、携帯用記憶装置として持ち歩く際、あるいは、内蔵用記憶装置として、他の電子機器に組み込む製造工程において、手を滑らせて磁気ディスク装置を落とし損傷させてしまう場合がある。 However, as the magnetic disk device is reduced in size, the side surface of the housing is also narrowed, and the number of fingers hung on the side surface portion is reduced when the housing is gripped. At the same time, when the thickness of the casing is reduced, the contact area between the casing side surface and the finger is also reduced. For this reason, it is difficult to stably hold the side surface of the housing, and when carrying it as a portable storage device or as a built-in storage device, in the manufacturing process of incorporating it into other electronic devices, it is possible to slip the The disk unit may be dropped and damaged.
今後、小型磁気ディスク装置が修理、リサイクルされるようになった場合、メーカー出荷以降のユーザーによる携帯機器の使用時に、機器内部に水が浸入し磁気ディスク装置が水に濡れる経緯が有ったか否かを判断する作業が発生することが予想される。 If small magnetic disk units are to be repaired and recycled in the future, when the user uses the portable device after shipment from the manufacturer, whether or not there has been a history of water getting into the device and getting the magnetic disk unit wet? It is expected that work to determine whether or not will occur.
しかしながら、小型磁気ディスク装置が水に濡れる経緯が有ったか否かを判断することが、その小型磁気ディスク装置そのものをみてできる手段を持つものはなく、このような水没判定機能を備えた磁気ディスク装置の登場が望まれている。 However, there is no means for judging whether or not a small magnetic disk device has been wetted by water, and there is no means that can see the small magnetic disk device itself, and a magnetic disk having such a submergence determination function. The appearance of the device is desired.
そこで、本発明は上記の問題を解決するためになされたもので、その目的は、部品点数を増やすことがなく水没判定が可能なディスク装置を提供することにある。 Accordingly, the present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a disk device capable of submerging determination without increasing the number of parts.
上述の課題を解決するために、この発明に係るディスク装置は、第1シェル、およびこの第1シェルと対向して設けられた第2シェルを有した矩形状の筐体と、前記筐体内に配設されたディスク状の記録媒体と、を備え、前記第1および第2シェルは、互いに対向しているとともに前記筐体の周縁部を構成した側壁をそれぞれ有し、前記筐体は、前記第1および第2シェルの側壁に巻装され側壁を互いに接続しているとともに、前記側壁間の隙間を閉塞し、装置の故障に関係する外的要素の履歴判定機能を有する帯状のシール部材を備えていることを特徴とするものである。 In order to solve the above-described problem, a disk device according to the present invention includes a rectangular housing having a first shell and a second shell provided to face the first shell, and the housing is provided in the housing. A disc-shaped recording medium disposed, wherein the first and second shells have side walls that face each other and form a peripheral edge of the casing, A belt-like seal member wound around the side walls of the first and second shells, connecting the side walls to each other, closing the gap between the side walls, and having a function of judging the history of external elements related to the failure of the device. It is characterized by having.
この発明によれば、上記のような構成をとることにより、部品点数を増やすことがなく水没判定が可能なディスク装置を提供することが可能となる。 According to the present invention, it is possible to provide a disk device capable of submergence determination without increasing the number of parts by adopting the configuration as described above.
以下図面を参照しながら、この発明の実施形態に係るハードディスクドライブ(以下HDDと称する)について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1および図2に示すように、HDDは後述する種々の部材が収納されたほぼ矩形箱状の筐体10と、筐体10の外面に重ねて設けられた矩形状の制御回路基板12と、を備えている。筐体10は、長さLが4cm以下、例えば、32mm、幅Wが24mmに形成され、厚さTが約3.3mmに形成されている。厚さTは、収納するディスクの枚数に応じて設定されている。制御回路基板12は、筐体10と同一の長さおよび幅に形成されている。
Hereinafter, a hard disk drive (hereinafter referred to as HDD) according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
<First Embodiment>
As shown in FIGS. 1 and 2, the HDD includes a substantially rectangular box-
図1、図2、図4に示すように、筐体10は、互いにほぼ等しい寸法に形成された第1シェル10aおよび第2シェル10bを有している。第1および第2シェル10a、10bはそれぞれ金属により形成され、平坦な矩形状の主面と、主面の周縁部に立設された側壁とを一体に有している。第1および第2シェル10a、10bは、その側壁同士が対向した状態で、互いに向い合わせて配置されている。筐体10の周縁部を構成している第1および第2シェル10a、10bの側壁外面には帯状のシール部材16が全周に渡って巻き付けられ、このシール部材によりシェルの側壁が互いに接続されているとともに、側壁間の隙間がシールされている。これにより、矩形箱状の筐体10が構成されている。第1および第2シェルの側壁により筐体10の周縁部が構成されている。
As shown in FIGS. 1, 2, and 4, the
第1シェル10aの主面は矩形状の実装面11を形成している。実装面11の角を含む筐体10の4つの角は円弧状に丸めて形成されている。これにより、筐体10の周縁部に巻装されたシール部材16が、筐体の角で損傷することを防止しているとともに、シール部材の浮きによる気密性の悪化を防止している。
The main surface of the
シール部材16は、ポリエチレンテレフタレートの薄い板材や、アルミニウム箔等を材料とする基材と、この基材の裏面に形成された粘着層とで構成されている。
シール部材16の厚さは30〜200μm程度、幅tは、筐体10の厚さT、つまり、筐体周縁部の幅、よりも狭く約2mmに形成されている。また、このシール部材16は水没判定機能を有している。
The sealing
The thickness of the
これらのシール部材16は、例えば紙の表面に水性インクをあるパターンで印刷しておき、水没した場合、印刷表面の水性インクが水に溶解し、紙の表面にインクが流れて、にじむことにより水没確認ができるというものである。本実施形態においては、筐体10を構成する第1シェル10aと第2シェル10bの合わせ目が装置側面に存在し、それを帯状シール部材16で覆うことでHDDの気密状態を維持する構造をとっている。また、第2シェル10bを第1シェル10aに固定するための固定ねじを取り付ける領域に設けたくぼみ、あるいは図示しないHDDの気密検査用の穴の部分10cは、円形シール16dで密閉している。
For example, when the water-based ink is printed in a certain pattern on the surface of the paper and submerged in water, the water-based ink on the printed surface dissolves in the water, and the ink flows on the surface of the paper and blots. It is possible to check for submersion. In the present embodiment, the joint of the
図6(a)に本実施形態に係るシール部材16の断面図を示す。図6(a)を用いて本実施形態における水没判定方法を詳細に説明する。
シール部材16は、例えばポリエステル等のセパレータ16bに貼り付けている。水没判定シート16aは、目視にて水没による色の変化が確認できるよう、帯状シール16の場合は幅1mm以上となっている。また、粘着剤16cの厚さは0.1mm以下である。
FIG. 6A shows a cross-sectional view of the
The
また、第2シェル10bを第1シェル10aに固定するための固定ねじを取り付ける領域に設けたくぼみ、あるいは図示しないHDDの気密検査用の穴の部分10cは、円形シール16dで密閉する場合、ここに用いられる円形シール16dの直径は2mm以上であるのが好ましい。この場合、粘着剤16bは、磁気ディスク装置の内部に露出しているため、低アウトガス性に優れている材料を用いるのが好ましい。
In addition, a recess provided in a region where a fixing screw for fixing the
また、図6(b)に示すように、このシール部材16を剥がすと文字が浮き出るシール部材16eを用いて、再使用不可にする機能を付加することで、水没履歴のある磁気ディスク装置に別の新しい装置から剥がした水没ラベルを張替える等の不正使用を防止することも可能である。
Further, as shown in FIG. 6 (b), the
なお、本実施形態の変形例として、図7に示すように、シール部材16の水性インク部、すなわち、水没判定機能部は上記実施形態のように帯状シール全体に施すことも有効であるが、帯状シールの一部分、本変形例では、HDDの4つの角部に対向する部分にのみ水没判定機能を施したシール部材16fを用いることでも有効に機能するものである。
As a modification of the present embodiment, as shown in FIG. 7, it is also effective to apply the water-based ink portion of the
図2および図3に示すように、筐体10内において、筐体の周縁部には複数の支持ポスト18が設けられている。各支持ポスト18は、第1シェル10aの内面に固定された基端を有し、第1シェルの内面に対してほぼ垂直に立設されている。各支持ポスト18の位置で、実装面11にねじ孔が形成され、支持ポスト内まで延びている。
As shown in FIGS. 2 and 3, in the
筐体10内には、情報記録媒体として機能する直径1インチ以下、例えば、直径0.85インチの磁気ディスク20、この磁気ディスクを支持および回転させる駆動モータとしてのスピンドルモータ22、磁気ディスクに対して情報の書き込み、読み出しを行なう磁気ヘッド24、磁気ディスク20に対して磁気ヘッドを移動自在に支持したキャリッジ26、キャリッジを回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下VCMと称する)28、磁気ヘッドが磁気ディスクの周縁部に移動した際、磁気ヘッドを磁気ディスクから離間した位置にアンロードして保持するランプロード機構30、キャリッジを退避位置に保持するラッチ機構、およびヘッドIC等を有する基板ユニット34等が収納されている。
In the
スピンドルモータ22は、第1シェル10aに取り付けられている。スピンドルモータ22は枢軸36を有し、この枢軸は第1シェル10aの内面に固定され、この内面に対してほぼ垂直に立設されている。枢軸36の延出端は、第2シェル10bの外側からねじ込まれた固定ねじ37により第2シェルにねじ止めされている。これにより、枢軸36は第1および第2シェル10a、10bに両持ち支持されている。
The
枢軸36には、図示しない軸受を介してロータが回転自在に支持されている。ロータの第2シェル10b側の端部は円柱形状のハブ43を構成し、このハブには、磁気ディスク20が同軸的に嵌合されている。ハブ43の端部には、環状のクランプリング44が嵌合されて、磁気ディスク20の円周縁部を保持している。これにより、磁気ディスク20はロータに固定され、ロータと一体的に回転可能に支持されている。
A rotor is rotatably supported on the
ロータの第1シェル10a側の端部には図示しない環状の永久磁石が固定され、ロータと同軸的に位置している。スピンドルモータ22は、第1シェル10aに取り付けられたステータコア、およびこのステータコアに巻回された複数のコイルを有し、これらステータコアおよびコイルは、永久磁石の外側に隙間を置いて配置されている。
An annular permanent magnet (not shown) is fixed to the end of the rotor on the
ヘッドアクチュエータを構成するキャリッジ26は、第1シェル10aの内面上に固定された軸受組立体52を備えている。軸受組立体52は、第1シェル10aの内面に対して垂直に立設された枢軸53と、一対の軸受を介して枢軸53に回転自在に支持された円筒形状のハブ54と、を有している。枢軸53の延出端は、第2シェル10bの外側からねじ込まれた固定ねじ56により第2シェルにねじ止めされている。これにより、枢軸53は第1および第2シェル10a、10bに両持ち支持されている。軸受部として機能する軸受組立体52は、スピンドルモータ22に対し、筐体10の長手方向に並んで配設されている。
The
キャリッジ26は、ハブ54から延出したアーム58、アームの先端から延出した細長い板状のサスペンション60、ハブ54からアームと反対方向に延出した支持フレーム62を備えている。サスペンション60の延出端には、図示しないジンバル部を介して磁気ヘッド24が支持されている。磁気ヘッド24はサスペンション60のばね力により磁気ディスク20表面に向かって所定のヘッド荷重が印加されている。支持フレーム62には、VCM28を構成するボイスコイル64が一体的に固定されている。
The
キャリッジ26を軸受組立体52の回りで回動させるVCM28は、第1シェル10a上に固定され互いに隙間を置いて対向した一対のヨーク63と、一方のヨークの内面に固定されボイスコイルに対向した図示しない磁石と、を備えている。ボイスコイル64に通電することにより、キャリッジ26は、図3に示す退避位置と磁気ディスク20の表面上に位置する動作位置との間を回動し、磁気ヘッド24は磁気ディスク20の所望のトラック上に位置決めされる。第1シェル10aに固定されたラッチ機構32は、退避位置に移動したキャリッジ26をラッチし、HDDが衝撃等の外力を受けた際、キャリッジ26が退避位置から作動位置へ移動することを防止する。
The
ランプロード機構30は、第1シェル10aの内面に固定され磁気ディスク20の周縁部に対向したランプ部材70と、サスペンション60の先端から延出し係合部材として機能するタブ72と、を備えている。ランプ部材70は合成樹脂等により形成され、タブ72が係合可能なランプ面73を有している。キャリッジ26が磁気ディスク20の内周部から磁気ディスク外周の退避位置まで回動すると、タブ72は、ランプ部材70のランプ面73に係合し、その後、ランプ面の傾斜によって引き上げられ、磁気ヘッド24のアンロード動作を行なう。キャリッジ26が退避位置まで回動すると、タブ72はランプ部材70のランプ面73上に支持され、磁気ヘッド24は磁気ディスク20の表面から離間した状態に保持される。
The
基板ユニット34は、フレキシブルプリント回路基板により形成された本体34aを有し、この本体34aは第1シェル10aの内面に固定されている。本体34a上にはヘッドIC、ヘッドアンプ等の電子部品が実装されている。基板ユニット34は本体34aから延出したメインフレキシブルプリント回路基板(以下、メインFPCと称する)34bを有している。メインFPC34bの延出端は、キャリッジ26の軸受組立体52近傍に接続され、更に、アーム58およびサスペンション60上に設けられた図示しないケーブルを介して磁気ヘッド24に電気的に接続されている。基板ユニット34の本体底面には制御回路基板12と接続するためのコネクタ34cが実装されている。このコネクタ34cは、第1シェル10aに形成された開孔を介して第1シェルの実装面11に露出している。
The
図2に示すように、プリント回路基板からなる制御回路基板12は筐体10の実装面11とほぼ等しいの長さおよび幅を有した矩形状を有している。筐体10の実装面11には、スピンドルモータ22に対応した円形の凸部70a、および軸受組立体52に対応した円形の凸部70bがそれぞれ形成されている。制御回路基板12には、これらの凸部70a、70bにそれぞれ対応した円形の開口72a、72bが形成されている。制御回路基板12の4つの角部は、それぞれ斜めに、例えば、各辺に対して45度の角度で斜めに切欠かれ、それぞれ切欠き部77を形成している。制御回路基板12の内面上、つまり、筐体10と対向する面上には、複数の電子部品74、およびコネクタ71が実装されている。
As shown in FIG. 2, the
制御回路基板12は、筐体10の実装面11に重ねて配置され、複数のねじにより第1シェル10aにねじ止めされている。この際、制御回路基板12は、4つの辺が実装面11の4辺とそれぞれ整列した状態、つまり、実装面11の4辺と一致した状態で配置されている。実装面11に形成された凸部70a、70bは、それぞれ制御回路基板12の開口72a、72b内に配置されている。制御回路基板12上に実装されたコネクタ71は、基板ユニット34のコネクタに接続される。
The
制御回路基板12の4つの角部に形成された切欠き部77は、それぞれ実装面11の4つの角部に位置している。これにより、実装面11の4つの角部は制御回路基板12によって覆われることなく外部に露出している。実装面11の露出した4つの角部を含む筐体10の角部は、制御回路基板12に接触することなく筐体を保持するための保持部78をそれぞれ構成している。
The
カード状に形成され携帯可能な上述のHDDは、例えば、携帯電話機、デジタルカメラ、ビデオカメラ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)等、種々の電子機器の記録装置として用いることができる。また、小型という利点から、小型電子機器の内蔵用記憶装置として用いることもできる。 The above-described portable HDD formed in a card shape can be used as a recording device for various electronic devices such as a mobile phone, a digital camera, a video camera, and a personal digital assistant (PDA). In addition, it can be used as a built-in storage device for small electronic devices because of its small size.
以上のように構成されたHDDによれば、筐体10を構成した第1および第2シェル10aおよび10bの側壁部は、シール部材16によって互いに接続されているとともに、側壁間の隙間がシール部材によって閉塞されている。これらのシール部材16に、例えば紙の表面に水性インクをあるパターンで印刷しておき、水没した場合、印刷表面の水性インクが水に溶解し、紙の表面にインクが流れて、にじむことにより水没確認ができる。すなわち、本実施形態である上記のような構成をとることにより、部品点数を増やすことがなく水没判定が可能なディスク装置を提供することが可能となる。
According to the HDD configured as described above, the side wall portions of the first and
次に、本発明の別の実施形態に関し、図8乃至図9を参照して説明する。本発明の別の実施形態として、上述の第1の実施形態にて説明した水没判定機能のみでなく、(1)外磁場判定機能、(2)衝撃判定機能、(3)有害ガス判定機能など、装置の故障に関係する外的要素の履歴判定機能をシール部材16に持たせても良い。
Next, another embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. As another embodiment of the present invention, not only the submergence determination function described in the first embodiment but also (1) an external magnetic field determination function, (2) an impact determination function, (3) a harmful gas determination function, and the like. The
<第2の実施形態>
図8は本発明の第2の実施形態に係るシール部材116の構造を示す断面図である。第2の実施形態においては、シール部材116は外磁場判定機能を有している。
すなわち、本実施例に係るシール部材116は、外磁場判定シートを構成しており、図8に示すように、例えば白と黒の2つの色に塗り分けられた磁石粒子116aが、半透明または透明な2層のシート116b間に封入され、外から磁力116cを受けると、磁石粒子116aが回転されることによって、シート部材116の表面がコントラストが他の部分と異なる状態に表示される。これにより、HDDが外磁場を受けた履歴が残る構造となっている。
<Second Embodiment>
FIG. 8 is a sectional view showing the structure of the
That is, the
<第3の実施形態>
図9は本発明の第3の実施形態に係るシール部材216の構造を示す断面図である。第3の実施形態においては、シール部材216は衝撃判定機能を有している。
すなわち、本実施例に係るシール部材216は、図9のように2層の基紙216aの間に顕色層216bと、発色剤216eの入ったマイクロカプセル216cが積層されており、シート状のシール部材216に衝撃216dが加わるとマイクロカプセル216cの殻が破れ、マイクロカプセル216c内の発色剤216eが染み出し顕色層216bと反応して色素216fを生成する。これにより、HDDが衝撃を受けた履歴が残る構造となっている。
<Third Embodiment>
FIG. 9 is a cross-sectional view showing the structure of a
That is, the sealing
<第4の実施形態>
第4の実施形態においては、シール部材は有害ガス判定機能を有している。
本実施例に係るシール部材は、例えばリトマス試験紙のような酸性ガスまたは塩基性ガスに反応して色が変わるようなシールを用いることで、HDDが有害ガス中に放置された場合、履歴が残る構造となっている。
<Fourth Embodiment>
In the fourth embodiment, the seal member has a harmful gas determination function.
The seal member according to the present embodiment uses a seal that changes color in response to an acidic gas or a basic gas such as litmus paper, so that a history remains when the HDD is left in a harmful gas. It has become.
以上のように構成されたディスク装置によれば、上記のような構成をとることにより、部品点数を増やすことがなく水没判定が可能なディスク装置を提供することが可能となる。 According to the disk device configured as described above, by adopting the configuration as described above, it is possible to provide a disk device capable of determining submersion without increasing the number of parts.
10…筐体
10a…第1シェル
10b…第2シェル
10c…くぼみ
12…制御回路基板
16…シール部材
16a…水没判定シール
16b…セパレータ
16c…粘着材
16d…円形シール
16f…一部に水没判定機能を施したシール
16e…剥がすと文字が浮き出るシール部材
17…透孔
18…支持ポスト
20…磁気ディスク
22…スピンドルモータ
24…磁気ヘッド
26…キャリッジ
28…VCM
30…ランプロード機構
116…外磁場判定機能を有するシール部材
116a…磁石粒子
116b…シート
116c…外部磁力
216…衝撃判定機能を有するシール部材
216a…基紙
216b…顕色層
216c…マイクロカプセル
216d…衝撃
216e…発色剤
216f…色素
DESCRIPTION OF
30 ...
Claims (9)
前記筐体内に配設されたディスク状の記録媒体と、を備え、
前記第1および第2シェルは、互いに対向しているとともに前記筐体の周縁部を構成した側壁をそれぞれ有し、
前記筐体は、前記第1および第2シェルの側壁に巻装され側壁を互いに接続しているとともに、前記側壁間の隙間を閉塞し、装置の故障に関係する外的要素の履歴判定機能を有する帯状のシール部材を備えているディスク装置。 A rectangular housing having a first shell and a second shell provided opposite to the first shell;
A disc-shaped recording medium disposed in the housing,
The first and second shells have side walls that face each other and that form a peripheral edge of the housing,
The casing is wound around the side walls of the first and second shells, and the side walls are connected to each other, and the gap between the side walls is closed, and the history determination function of external elements related to the failure of the apparatus is provided. A disk device comprising a belt-like seal member.
ことを特徴とする請求項3に記載のディスク装置。 The seal member has a submerged function in which a water-resistant substrate is printed with water-soluble ink only in a region facing a corner portion of the casing when the gap between the side walls is closed. The disk device according to claim 3.
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