JP2006146506A - Webサイト更新システム、Webサイト更新方法およびWebサイト更新プログラム - Google Patents

Webサイト更新システム、Webサイト更新方法およびWebサイト更新プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 Webサイトの更新、修正などの作業を、専門的な知識が無くても容易に行えるようにする。
【解決手段】 更新・修正用運営環境15上の更新・修正HP12は、ブラウザで表示可能で、公開HP11の更新対象箇所に対応した入力手段が設けられる。サイト運用者10は、HP12に対して更新や修正処理を行い、作業が終了すると、更新内容の確認依頼を、承認責任者13に対して運営環境15から提供されるインターフェイスを用いて通知する。承認責任者13は、通知に応じて、運営環境15から提供されるインターフェイスを用いて更新されたHP12をプレビューし、承認結果を当該インターフェイスを用いてサイト運用者10に通知する。承認結果に応じて、サイト運用者10は、HP12を公開HPの運営環境14にアップロードする。更新作業をブラウザ上で行えると共に、承認のフローが明確化される。
【選択図】 図2

Description

この発明は、インターネット上に公開されるWebサイトの更新や修正を容易に行うことができるようにしたWebサイト更新システム、Webサイト更新方法およびWebサイト更新プログラムに関する。
近年では、インターネットの発達と普及に伴い、多くの企業などで、インターネットに向けて情報を公開することが常識となってきている。インターネットに向けて情報を公開する際には、例えばHTML(Hyper Text Markup Language)に基づき記述されたWebページを用いるのが一般的で、1または複数のWebページの表紙に相当するWebページをホームページ(以下、HPと略称する)と称し、HPを表紙とする一連のWebページによりWebサイトが構成される。なお、WebサイトそのものをHPと呼ぶこともある。
Webサイトによる情報公開が一般的になるにつれ、Webサイトを閲覧するユーザの知識レベルや情報要求レベルが向上してきている。そのため、現在では、Webサイトの運用側にも、情報提供に対する相応の速度と力量が求められると共に、Webサイトで公開されるコンテンツにも、より強いプレゼンテーション力が求められる。非特許文献1には、より高度なWebサイトを構築するための技術が記載されている。
金城俊哉、「図解入門 よくわかる最新Web技術の基本と仕組み」、第1版、株式会社秀和システム、2002年3月、p.117−p.341
ところで、近年では、インターネット上に存在する情報量が膨大なものとなり、インターネット上のWebサイトに対して追加されるコンテンツは、年々増え続ける一方である。また、ユーザは、インターネット上に公開されたWebサイトを閲覧することで、情報の取得が当然できるものと考える傾向にあり、それがそのまま当該Webサイトの公開元である企業などの信用力として認識されてしまうことになる。そのため、企業など情報提供側では、当該Webサイトの運営および情報提供への対応に、日夜追われることになる。
一方で、Webサイトの運用業務は、経験のある企業でも歴史は浅く、多くの組織においてシステム化されていない家内制手工業的な方法で行われていた。若しくは、担当者の努力と力業で進める、労働集約型の構造での運用がなされていた。
図12は、従来の技術による、Webサイトの一例の運用業務を概略的に示す。コンテンツやWebサイトの運用者200(以下、サイト運用者200)は、コンテンツやWebサイトの作成者201(以下、サイト作成者201)に対して、インターネット上に公開されている公開HP203の更新、修正、コンテンツの追加や削除の依頼を行う(SEQ100)。プレゼンテーション力を高めるためにより高度な機能を用いたり、大量のコンテンツを扱うWebサイトの作成や管理には、より高い技術が要求されるため、Webサイトの作成、更新等の作業は、ノウハウを持つ業者に外注したり、同じ組織内であれば専任の担当者を設けたりすることが一般的に行われている。
なお、ここでは、公開HP203は、インターネット上のWebサーバなどの公開HPの運営環境上に予めWebサイトとして作成されているものとする。また、サイト作成者201は、Webサイトの作成や更新作業などを請け負う外注業者や、サイト運用者200と同じ組織内のWebサイト作成担当者などである。
サイト運用者200からサイト作成者201に対してSEQ100で依頼が行われると、サイト作成者201により、サイト作成者201のWebサイト作成環境内で、依頼の内容に応じてWebサイトの更新、修正作業や、Webサイトに対するコンテンツの追加、削除などの作業が行われる。作業が終了すると、サイト作成者201からサイト運用者200に対して、作業を終了したWebサイトのデータが送付され、サイト運用者200に対して作業内容の承認が求められる(SEQ101)。このSEQ100および101の手続が1乃至数回繰り返され、サイト作成者201の作業内容がサイト運用者200により承認されると、サイト運用者200から承認責任者202に対して、確認の依頼が口頭や書面、電子メールなどによりなされ(SEQ103)、作業が終了したWebサイトのURL(Uniform Resource Locator)や当該Webサイトのデータそのものが送付される(SEQ104)。そして、承認責任者202によりWebサイトのデータの内容が確認された旨がサイト運用者200に対して通知され(SEQ105)、承認された場合、その旨が通知される(SEQ106)。図示しないが、ここで承認責任者202による承認が得られない場合、上述のSEQ100および101の手続が再び繰り返されることになる。
承認責任者202の承認が得られると、サイト運用者200からサイト作成者201に対して、依頼した作業内容が承認された旨が通知され、作業が終了したWebサイトのデータを公開HP203として公開HPの運営環境に対してアップロード(サーバアップ)するように依頼される(SEQ107)。この依頼に応じて、サイト作成者201によりWebサイトのデータのサーバアップが行われる(SEQ108)。サーバアップが完了すると、その旨がサイト運用者200に対して報告されると共に、サーバアップされた公開HP203に対する最終確認が依頼される(SEQ109)。この依頼に応じて、サイト運用者100により公開HP203が閲覧され、内容が確認される(SEQ110)。内容がサイト運用者200により承認されると、サイト運用者200からサイト作成者201に対して承認報告がなされ(SEQ111)、一連のWebサイト更新等の作業が完了する。
このような従来技術によるWebサイトの運用形態では、データの簡単な修正などでも必ずサイト作成者201に作業を依頼する必要があり、大変煩わしいという問題点があった。
また、サイト作成者201として複数の外注業者を用いると、Webサイトのデザインやコンテンツのガイドラインに一貫性を保つことが難しくなり、サイト運用者200と複数のサイト作成者201との間でのデータのやりとりが煩雑になりやすいという問題点があった。
複数のサイト作成者201を用いる場合、さらに、Webサイトのコンテンツが誰によって作成されたか、追加や削除が何時行われたかなどを把握することが困難になり、また、ファイルのバージョン管理も難しくなるため、あるサイト作成者201が他のサイト作成者201が更新したファイルを上書きして書き換えてしまうなどの事故が発生するおそれがあるという問題点があった。
図12の例では、承認責任者202によるWebサイトの更新作業等に対する承認を、当該Webサイトが公開HP203としてインターネットに対して公開される前に行われているが、承認責任者202による承認のフローがシステムとして確立されていないので、上述の例のように、承認責任者202による承認が例えば公開HP203として公開後の事後承諾となる場合もあるという問題点があった。
また、Webサイトの作成や更新作業などを外注で依頼した場合、コストが嵩みやすく、さらに、図12を用いて説明したように何段階もの承認、確認も伴われるため、ユーザへ情報を提供するまでに時間がかかってしまうという問題点があった。
図12の例に対して、サイト運用者200がサイト作成者201を兼ね(コンテンツ作成担当者と呼ぶ)、サイト運用者200自ら、Webサイトの更新等の作業を行うことも考えられる。この場合には、上述したような、簡単な修正等の場合に一々サイト作成者201に対して依頼を行ったりせずに済み、Webサイトのデザインやコンテンツの一貫性の維持、ファイルのバージョン管理の問題なども解決されると考えられる。
しかしながら、組織内では、更新が必要若しくは更新が望ましいコンテンツが毎日のように出現することがあり、このような場合、コンテンツ作成担当者に負担が集中して効率が悪くなり、そこがボトルネックになってしまうおそれがあるという問題点があった。
また、Webサイトを開発する作業は、Webサイトに掲載するコンテンツを作成する作業と、コンテンツのレイアウトなどを設計し実際にHTMLデータを作成する作業とに大別することができる。ところが、実際には、コンテンツの作成者が自らHTMLデータを作成するエディタとして兼務している場合が多く、効率が悪かった。また、コンテンツ作成者とエディタとが分離されている場合でも、エディタに負担が集中してしまう傾向にありそこがボトルネックになってしまうという問題点があった。
また、コンテンツ作成担当者は、手作業でWebサイトのデータをWebサーバにアップロードする場合が多く、作業が深夜や休日にまで及ぶこともあり、負担が大きいという問題点があった。さらに、Webサイトに新しい要素や機能を追加したくても、開発や制作が間に合わずに実現できない場合があるという問題点があった。
さらにまた、組織内においてコンテンツ作成担当者に任命できるためには、コンテンツやWebサイトの作成に精通した技術者スキルが求められるため、人材資源的にも限界があるという問題点があった。
また、Webサイトの作成や更新作業を外注で依頼する場合、若しくは組織内のコンテンツ作成担当者が行う場合の何れの場合でも、Webサイトに新しい機能やサービスを付加するような場合は、新規にWebサイトを作成し直す場合が多く、既存のWebサイトに費やしたコストが無駄になってしまうという問題点もあった。
したがって、この発明の目的は、Webサイトの更新、修正などの作業や、Webサイトに対するコンテンツの追加、削除などの作業を、Webサイトに対する専門的な知識が無くても容易に行えるようなWebサイト更新システム、Webサイト更新方法およびWebサイト更新プログラムを提供することにある。
この発明は、上述した課題を解決するために、更新対象のWebページを構成するデータが格納されるサーバと、更新対象のWebページの更新対象箇所に対応した入力手段が設けられた、ブラウザで表示可能な第1のユーザインターフェイスと、第1のユーザインターフェイスに設けられた入力手段から入力された情報に基づきWebページを更新するWebページ更新手段と、第1のユーザインターフェイスを用いて更新された更新対象のWebページの確認依頼を通知する手段と、更新された更新対象のWebページの確認を確認依頼に基づき行うための、ブラウザで表示可能な第2のユーザインターフェイスと、第2のユーザインターフェイスを用いて入力された承認結果を通知する手段とを備え更新された更新対象のWebページを承認結果に基づき公開するようにしたことを特徴とするWebサイト更新システムである。
また、この発明は、サーバに格納された更新対象のWebページの更新対象箇所に対応した入力手段が設けられた、ブラウザで表示可能な第1のユーザインターフェイスの入力手段から入力された情報に基づき更新された更新対象のWebページの確認依頼を通知し、確認依頼に基づき、更新された更新対象のWebページの確認を行うための、ブラウザで表示可能な第2のユーザインターフェイスを用いて入力された承認結果を通知し、承認結果に基づき、更新された更新対象のWebページを公開するようにしたことを特徴とするWebサイト更新方法である。
また、この発明は、サーバに格納された更新対象のWebページの更新対象箇所に対応した入力手段が設けられた、ブラウザで表示可能な第1のユーザインターフェイスの入力手段から入力された情報に基づき更新された更新対象のWebページの確認依頼を通知し、確認依頼に基づき、更新された更新対象のWebページの確認を行うための、ブラウザで表示可能な第2のユーザインターフェイスを用いて入力された承認結果を通知し、承認結果に基づき、更新された更新対象のWebページを公開するようにしたWebサイト更新方法をコンピュータ装置に実行させることを特徴とするWebサイト更新プログラムである。
上述したように、この発明は、サーバに格納された更新対象のWebページの更新対象箇所に対応した入力手段が設けられた、ブラウザで表示可能な第1のユーザインターフェイスから入力された情報に基づき更新された更新対象のWebページの確認依頼を通知し、確認依頼に基づき、更新された更新対象のWebページの確認を行うための、ブラウザで表示可能な第2のユーザインターフェイスを用いて入力された承認結果を通知し、承認結果に基づき、更新された更新対象のWebページを公開するようにしているため、更新者は、ブラウザ上からWebページを更新することができるので、Web技術に明るくなくてもWebページの更新を容易に行うことができると共に、更新された更新対象のWebページの公開を、更新者から承認者に通知された確認依頼に対して承認者から承認結果が得られてから行うようにしているため、Webページの更新作業のフローが明確化され、作業の効率が向上する。
この発明は、公開HPの更新・修正用の運営環境上に一元管理されたコンテンツに対してブラウザからアクセスし、Webサイト更新作業をブラウザ上で行うようにしている。そのため、Webサイトの更新作業に際して、サイト運用者側で端末装置に別途ソフトウェアをインストールする必要が無いという効果がある。また、更新作業をブラウザ上のインターフェイスで管理できるため、サイト運用者は、Web技術に明るくなくとも容易に利用することができるという効果がある。
またそのため、Webページを用いて提供したい情報に最も詳しい者が自分で直接コンテンツの発信をできるようになる。これにより、Webサイトを運用するスタッフの負担が軽減され、Webサイトの制作および管理を外注する場合に比べ費用を削減することができるだけでなく、Webページ公開のための無駄なオーバーヘッドが無くなり、Webサイトによる情報提供を迅速に行うことができる効果がある。
さらに、入力画面に必要項目を入力するだけでWebページの更新を行えると共に、更新されたWebページの公開サーバに対するアップロードを、日時を指定して自動的に行うようにされているため、HTMLデータのコーディングやアップロードなどの機械的に処理できる作業を人手で行う必要が無く、作業上のミスが減り、Webサイト運営のスタッフは、無駄な作業から解放されよりよいWebサイト構築という本来の業務に集中できるという効果がある。
さらにまた、この発明では、サイト運用者が更新作業を終了した後、更新内容を承認責任者が承認し、承認されたデータをサーバアップするまでの一連の処理が自動化されている。そのため、公開HPの更新作業に係るワークフローが、更新作業後に承認責任者が更新内容を承認しないと更新結果を公開できないように設定および定義でき、一連の処理の流れを、運用における自動処理ルールとして適用できるという効果がある。
また、この発明では、サイト運用者側は、一度Webサイト更新システムの更新を申し込み、変更箇所等を指定すると、次にWebサイトの構成自体を変更しない限り、以降のWebサイトに対する更新処理を自分で行える。そのため、更新作業の度に料金が発生する従来の方法に比べ、低料金に抑えることができるという効果がある。
さらに、定型的な構成のWebサイトに対しては、更新データを入力する入力画面を定型的な入力画面として予め用意し、ユーザに提供することができる。これにより、Webサイト更新システム側による開発コストが抑えられ、ユーザに対しても、低料金でサービスを提供することができるという効果がある。加えて、既に開発されサービスが実行されている、同業種同業態における類似情報提供手段を積極的に利用することで、さらに開発コストを軽減することができ、ユーザに対してより低料金でサービスを提供することができる効果がある。
さらにまた、この発明によるWebサイト更新システムから提供するWebページを既存のWebサイトに組み込むことで、Webサイト制作におけるイニシャルコストを抑えることができると共に、情報の更新作業においても、外注などを行う必要が無いため、Webサイト運営において時間効率とコスト効率を高めることができる効果がある。
また、この発明によるWebサイト更新システムから提供するWebページを、フレーム機能を用いてユーザによる基本フレームと独立的に表示できるようにすることで、システム側が供給するWebページをプログラムで自動生成する技術などを用いた動的なWebページとして構成することができ、より複雑な機能をWebページに容易に持たせることができる効果がある。
さらに、この発明によるWebサイト更新システムから提供するWebページを、Webサイト更新システム側のサーバに置くことにより、ユーザ側の運営サーバにおける外部接触制限を回避することができるという効果がある。
また、この発明を、ブラウザ機能付き携帯端末で閲覧可能とされたWebサイトに対しても適用することで、承認責任者が承認責任者端末3がある環境に対して遠隔地にいる場合や、外出時、不在時などでもWebサイトの更新内容のプレビューや承認手続きを行うことができ、更新されたWebページのサーバアップまでの時間が短縮でき、効率化が図れるという効果がある。
以下、この発明の実施の一形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明によるWebサイト更新システムの一例の構成を示す。なお、以下では、ブラウザの1画面に、HTML(Hyper Text Markup Language)などのWebページ表示データに基づき記述されたレイアウト情報に従い表示されるデータのまとまりをWebページ、1または複数のWebページで構成される情報公開の単位をWebサイトあるいはホームページ(HP)、HPで公開されるデータをコンテンツとそれぞれ呼ぶ。例えばインターネットを含むネットワーク1に対して、コンテンツやサイトの運用者の端末(以下、サイト運用者端末2)およびコンテンツやサイトの作成や更新に対する承認を行う承認責任者の端末(以下、承認責任者端末3)がそれぞれ接続される。
サイト運用者端末2および承認責任者端末3は、例えばインターネット接続機能を有するコンピュータ装置であって、ネットワーク1上に公開されるWebページを閲覧可能なブラウザソフトウェア(以下、ブラウザ)が搭載される。ブラウザは、ネットワークを介して読み込まれたファイルに基づき所定の表示を行う機能を有すると共に、ファイルに指定された手段でサーバにデータを送信することができる。
ネットワーク1に対して、公開サーバ4および更新・修正用サーバ5がそれぞれ接続される。Webサイトを構成するデータが公開サーバ4に格納されることで、当該Webサイトをネットワーク1に向けて公開することができる。Webサイトおよび当該Webサイトを構成する各Webページなどのネットワーク1上での位置は、URL(Uniform Resource Locator)で与えられる。
更新・修正用サーバ5は、公開サーバ4で公開されるWebサイトに対して更新や修正を加えるためのデータやプログラムが格納されると共に、公開サーバ4で公開されるWebサイトを構成するためのHTMLデータや各種コンテンツが格納され、これらHTMLデータや各種コンテンツが一元的に管理される。公開サーバ4上のWebサイトに対して更新、修正などを行う際には、この更新・修正用サーバ5に格納されたHTMLデータや各種コンテンツに対して更新、修正を行い、作業終了後に所定の手続きを踏んだ上で、更新・修正用サーバ5から公開サーバ4に対して、更新、修正されたデータがアップロードされ、Webサイトの更新がなされる。
サイト運用者端末2や承認責任者端末3から更新・修正用サーバ5にアクセスする際には、予め更新・修正用サーバ5に登録されたIDおよびパスワードの入力が要求される。
更新・修正用サーバ5は、サイト運用者端末2や承認責任者端末3に対して、これら端末2および3に実行されるブラウザで表示可能なユーザインターフェイスを提供する。このユーザインターフェイスには、公開サーバ4で公開されるWebサイトの更新や修正を行う部分に対応して、データを入力するための入力部が設けられており、例えばサイト運用者端末2から入力部に対して所定にデータ入力を行うことで、Webページを構成するデータ(例えばHTMLで記述されたHTMLデータ)を出力することができるようにされている。すなわち、この発明では、例えばサイト運用者端末2で実行されるブラウザに表示されるユーザインターフェイスから、公開サーバ4上のWebサイトの更新を行うことができる。サイト運用者端末2上にある画像データなどを、このユーザインターフェイスを介して更新・修正用サーバ5にアップロードすることも可能である。
なお、上述では、サイト運用者端末2、承認責任者端末3、公開サーバ4および更新・修正用サーバ5が接続されるネットワーク1がインターネットであるように説明したが、これはこの例に限定されない。例えば、ネットワーク1をLAN(Local Area Network)とし、公開サーバ4がさらにインターネットに対して接続され、Webサイトをインターネットに公開するようにしてもよい。ネットワーク1をLAN(Local Area Network)とし、ネットワーク1と公開サーバ4が図示されないインターネットで接続されている構成でもよい。さらに、更新・修正用サーバ5が有する機能を、サイト運用者端末2に搭載することも可能である。
図2は、この発明によるWebサイトの一例の運用業務を概略的に示す。公開HP11は、公開HPの運営環境14上に置かれ、インターネットに向けて公開されるWebサイトである。公開HPの運営環境14は、例えば図1における公開サーバ4に対応する。公開HPの更新・修正用の運営環境15上には、更新・修正用HP12が置かれる。公開HPの更新・修正用の運営環境15は、例えば図1における更新・修正用サーバ5に対応する。
更新・修正用HP12は、公開HP11の更新や修正を行う際のユーザインターフェイスを提供する。例えば、更新・修正用HP12により提供されるユーザインターフェイスは、公開HP11の更新や修正を行う部分に対応した入力部分が予め設けられ、当該入力部分に入力されたデータに応じたWebページ表示データを出力するようにされている。
コンテンツやサイトの運用者10(以下、サイト運用者10)は、ネットワーク1に接続されたパーソナルコンピュータなどの端末装置(図1の例ではサイト運用者端末2)を用いて更新・修正用HP12にアクセスし、公開HP11の内容に対する更新作業や修正作業など(以下まとめて更新作業とする)を行う。承認責任者13は、サイト運用者10による更新作業に対して、ネットワーク1に接続されたパーソナルコンピュータなどの端末装置(図1の例では承認責任者端末3)を用いて更新・修正用HP12にアクセスし、確認および承認を行う。
このような構成において、サイト運用者10は、公開HP11の内容に対する更新作業や修正作業など(以下まとめて更新作業とする)を行うために、端末装置、例えばサイト運用者端末2を用いて更新・修正用HP12にアクセスする(SEQ10)。
例えば、サイト運用者10は、公開HPの更新・修正用の運営環境15に対して、IDおよびパスワードを予め登録する。公開HPの更新・修正用の運営環境15は、このIDおよびパスワードに基づき、アクセスしてきた者のアクセス可能範囲を判断することができる。公開HPの更新・修正用の運営環境15は、ユーザからのアクセスがあると、ログイン画面をユーザの端末に表示させ、IDおよびパスワードの入力を要求する。サイト運用者10は、更新・修正用HP12にアクセスする際に、予め登録されているIDおよびパスワードをログイン画面に対して入力する。公開HPの更新・修正用の運営環境15側では、入力されたIDおよびパスワードに基づきサイト運用者10を識別し、識別されたサイト運用者10のアクセス可能範囲を識別する。そして、これらの識別結果に基づき、公開HPの更新・修正用の運営環境15側では、サイト運用者10に対して対応する更新・修正用HP12を提示すると共に当該更新・修正用HP12によるデータの更新権限を与える。
更新・修正用HP12は、サイト運用者端末2のブラウザにより読み込まれ、表示される。サイト運用者10は、ブラウザに表示された更新・修正用HP12に設けられた入力部分に対して更新データを入力し、入力内容を公開HPの更新・修正用の運営環境15に対して送信する。画像データや音声データなども、更新・修正用HP12の入力部分から公開HPの更新・修正用の運営環境15に対してアップロードできる。公開HPの更新・修正用の運営環境15は、送信されたデータに基づき、Webページを構成するためのHTMLデータを生成する。
サイト運用者10は、更新データの入力が終了したら、承認責任者13に対して、更新内容の確認および承認を依頼する(SEQ11)。この依頼は、公開HPの更新・修正用の運営環境15を介して行われる。
例えば、サイト運用者10から公開HPの更新・修正用の運営環境15に対してデータ入力の終了が通知されると、公開HPの更新・修正用の運営環境15から承認責任者13に対して、更新内容が反映されたプレビュー用のWebサイトのURL(Uniform Resource Locator)が記載された電子メールが送信される。承認責任者13は、この電子メールを受信し、記載されているURLにアクセスすることで、プレビュー用のWebサイトを自分の端末装置、例えば承認責任者端末3により閲覧し、更新内容を確認することができる。
なお、上述のSEQ11の処理の際に、公開HPの更新・修正用の運営環境15において、サイト運用者10に対する権限の制限を行うと好ましい。例えば、公開HPの更新・修正用の運営環境15は、サイト運用者10が更新・修正用HP12にアクセスしても承認が依頼されたデータの変更などができないように、サイト運用者10の権限を制限する。
承認責任者13は、更新内容の確認および承認依頼通知に基づき、公開HPの更新・修正用の運営環境15にアクセスしてプレビュー用のWebサイトを閲覧する(SEQ12)。
例えば、承認責任者13は、公開HPの更新・修正用の運営環境15に対して、サイト運用者10とは異なるIDおよびパスワードを、承認責任者用のIDおよびパスワードとして予め登録する。上述したように、公開HPの更新・修正用の運営環境15は、ユーザからのアクセスがあると、ログイン画面をユーザの端末に表示させ、IDおよびパスワードの入力を要求する。公開HPの更新・修正用の運営環境15は、入力されたIDおよびパスワードに基づき承認責任者13を識別し、識別された承認責任者13のアクセス可能範囲を識別する。そして、これらの識別結果に基づき、公開HPの更新・修正用の運営環境15側では、識別された承認責任者13に対してプレビュー用のWebサイトに対するアクセスを許可する。
承認責任者13は、更新内容を承認すると、その旨をサイト運用者10に対して通知する(SEQ13)。この承認通知は、公開HPの更新・修正用の運営環境15を介してサイト運用者10に渡される。例えば、承認責任者13から公開HPの更新・修正用の運営環境15に対して、更新内容を承認する旨が通知されると、その旨を通知する電子メールがサイト運用者10に対して送信される。それと共に、公開HPの更新・修正用の運営環境15は、更新データに基づき生成されたHTMLデータや、それに伴う画像データや音声データなどコンテンツデータを公開HPの運営環境14にアップロードする権限がサイト運用者10に対して与えられる。
サイト運用者10は、承認通知を受け取ったら、公開HPの更新・修正用の運営環境15にアクセスし、更新結果のHTMLデータやコンテンツデータを公開HPの運営環境14に対してアップロードするように指示する。このとき、アップロードを行う日付および時刻を指定することができる。サーバアップの日付および時刻を指定し、自動的にアップロードを行うことで、人的なミスや担当者の負担を軽減することが可能である。
この指示に従い、公開HPの更新・修正用の運営環境15から公開HPの運営環境14に対して、更新結果のHTMLデータやコンテンツデータがアップロードされる(SEQ14)。アップロードの日付および時刻が指定されている場合は、指定された日付および時刻になったら自動的に更新HPデータをアップロードする。このとき、既存の公開HP11がアップロードされたデータで上書きされ、公開HP11が更新される。
図3を用いて、公開HPの更新・修正用の運営環境15におけるWebサイトの更新、修正の一例の動作について、概略的に説明する。入力画面20は、更新・修正用HP12により提供されるユーザインターフェイスであって、ブラウザにより表示が可能となっている。入力画面20は、公開HP11のレイアウトおよび更新指定箇所に基づき予め作成され、公開HP11の更新可能箇所に応じて所定に入力部が設けられる。
サイト運用者10は、例えばサイト運用者端末2から公開HPの更新・修正用の運営環境15にアクセスし、入力画面20をブラウザ上に表示させる。サイト運用者10は、ブラウザ上に表示された入力画面20に設けられた入力部に対して更新データを入力する。パスを指定することで、画像データや音声データなどのコンテンツを更新データとして入力することも可能である。
入力画面20に対して所定の操作を行うことで、入力画面20に対して入力された更新データ24が、サイト運用者端末2から公開HPの更新・修正用の運営環境15に送信される。この更新データ24は、公開HPの更新・修正用の運営環境15に受信されると、Webページ表示データ生成部21に供給される。Webページ表示データ生成部21は、例えば、供給された更新データ24と、予め提供されている公開HP11のレイアウト情報23とを用いて、公開HP11を表示させるためのデータ、例えばHTMLに基づき記述されたHTMLデータ25を生成する。生成されたHTMLデータ25は、公開HPの更新・修正用の運営環境15上に置かれ、ネットワーク1に接続されたサイト運用者端末2および承認者端末3から閲覧可能なようにされる。
Webページ表示データ(図3の例ではHTMLデータ25)の生成方法の一例として、例えばHTMLデータで構成されるレイアウト情報23において、更新可能箇所に対応する部分を所定の変数としておき、対応する更新データ24を当該変数に代入する。Webページ表示データ生成部21は、変数部分を更新データ24に基づく実データに変換してHTMLデータ25を生成し、出力する。出力されたHTMLデータ25により、更新作業の結果が反映されたWebページ26が表示される。
なお、Webページ表示データ生成部21で生成可能なWebページ表示データは、HTML形式のデータに限定されない。例えばHTMLデータに埋め込まれて用いられるJavaScript(登録商標)も、上述のHTMLと同様の方法で以てWebページ表示データ生成部21で生成することができる。この場合には、JavaScriptが埋め込まれるHTMLデータを共に生成するとよい。また、Javaアプレット(「Java」は登録商標)やFlash(登録商標)、CGI(Common Gateway Interface)などを用いたプログラムなども、同様にしてWebページ表示データ生成部21で生成可能である。
また、Webページ表示データ生成部21は、単一の構成ではなく、それぞれ異なる種類のWebページ表示データを生成する複数のWebページ表示データ生成部21、21、・・・が互いに連動して動作する構成であってもよい。この場合、複数のWebページ表示データ生成部21、21、・・・は、単独のコンピュータ装置上で動作するのに限らず、例えばネットワークで互いに接続された複数のコンピュータ装置上で分散的に動作するようにもできる。
以下では、特に記述のない限り、Webページ表示データ生成部21では、HTMLを用いて記述されたHTMLデータをWebページ表示データとして生成するものとして説明する。
図4および図5を用いて、より具体的に説明する。ここでは、図4に一例が示されるWebページ55を更新対象として考える。図4は、インターネットを介して商品を購入できるようにした所謂ショップサイトの、商品検索を行うためのWebページの例である。図4に示されるWebページの構成に適応するように、入力画面20の構成を図5に一例が示されるようにカスタマイズする。
この図4の例では、Webページ55の上部の領域40に、商品の検索条件を絞り込むための各種入力、選択部が配置される。選択部41および42は、予め設定された条件を選択するためのもので、それぞれ商品のタイプおよびブランドを選択する。選択部43および44は、検索結果の表示条件を選択するためのもので、それぞれ並び替え条件および1画面への表示件数を選択する。入力部45は、検索対象の商品の価格範囲を入力する。チェックボックス46は、新着情報のみを表示させるか否かを指定する。検索ボタン47を押すことで、選択部41および42、入力部45、ならびに、チェックボックス46により指定された条件に基づき検索が開始される。
検索結果は、領域40の下に、選択部43および44で選択された内容に従い表示される。表示部50および51は、それぞれ検索された商品の商品IDおよび商品名が表示される。商品に関する画像データがあるときは、その画像データが表示部52に表示される。画像データを複数、表示させることもできる。表示部53は、商品の詳細な情報が表示される。例えば、表示部53A、53Bおよび53Cは、検索された商品の価格、タイプおよびブランド名がそれぞれ表示される。また、表示部53Dは、商品の具体的な説明などがフリーテキストにより表示される。
図5は、図4のWebページ55に対応した一例の入力画面20を示す。入力部61は、検索条件を絞り込む際の項目を設定する。左側のチェックボックスにチェックが入った項目を、絞り込みの対象項目に指定する。この図5の例では、公開状態による絞り込みの有無、新着情報か否かによる絞り込みの有無、商品のID番号の直接指定の有無、金額範囲指定の有無、タイプによる絞り込みの有無、ならびに、ブランドによる絞り込みの有無が絞り込み条件として設定可能である。ここでは、チェックボックスがチェックされた、新着情報か否かによる絞り込み、金額範囲指定、タイプによる絞り込み、ならびに、ブランドによる絞り込みが有効となるように設定されている。
一例として、「新着状態指定」の左のチェックボックスのチェックを外して更新すると、図4のWebページ55において、チェックボックス46が表示されなくなる。同様に、「公開状態指定」の左のチェックボックスにチェックを入れて更新すると、図4のWebページ55において、予め決められた位置(例えばチェックボックス46の左側)に、対応するチェックボックスが表示されるようになる。
入力部61の右側の欄には、対応する項目がWebページ55に表示される際のインターフェイスが表示される。このインターフェイスは、ユーザの好みに応じて選択可能とすると好ましい。一例として、入力画面20が表示される同一画面上に、様々な形状のインターフェイスが格納されるパーツボックスを表示させ(図示しない)、このパーツボックスから好みのインターフェイスを選択するようにできる。
入力部62は、検索結果の表示条件について、初期状態を指定する。また、表示部60Aおよび60Bは、この入力画面20を用いてデータの更新などを行うユーザに対する簡略的なガイドが表示される。
入力部63は、Webページ55で表示するためのコンテンツの編集を行うための入力画面を、各項目毎に、さらに表示する。例えば、項目「商品情報の閲覧、修正、削除」は、登録済の商品情報の閲覧や修正、削除を行うための入力画面が表示される。同様に、項目「商品情報の新規登録」は、商品情報を新規に登録させるための入力画面が表示される。図示しないが、これらの入力画面においては、例えば図4のWebページ55で画像データ52として表示される画像データの変更や登録も行えるようになっている。
また、項目「タイプリストの編集」および項目「ブランドリストの編集」は、それぞれ、図4の選択部41および42で選択可能なリスト項目の追加や削除、変更などを行うための入力画面が表示される。項目「フリーテキストタイトルの編集」は、図4の表示部53Dに表示されるフリーテキストの編集を行うための入力画面が表示される。これらの入力画面は、例えばユーザ側の商品データベースの項目とリンクさせると、より好ましい。
入力画面20において、下端部に設けられた確定ボタン64を押すことで、各入力部に対して入力された内容が確定され、更新データ24として、運用者端末2から公開HPの更新・修正用の運営環境15(更新・修正用サーバ5)に対して送信される。画像データや音声データなどのコンテンツデータが登録あるいは更新された場合には、登録あるいは更新されたコンテンツデータも送信される。送信された更新データ24は、Webページ表示データ生成部21に供給され、入力画面20に入力されたデータに基づき更新されたWebページ26を表示させるためのHTMLデータ25が生成される。
なお、この発明によるWebサイト更新システムは、公開HPの運営環境14において既に公開されている公開HP11にも組み込むことが可能である。一例として、公開HP11の公開HPの運営環境14上の構造(ディレクトリ構造など)を維持したまま、公開HP11のデータを公開HPの更新・修正用の運営環境15にコピーする。レイアウト情報23や入力画面20は、公開HPの更新・修正用の運営環境15において、コピーされた公開HP11内の更新対象とするWebページのソースコードに基づき作成することができる。
このように、この発明の実施の一形態によるWebサイト更新システムでは、公開HPの更新・修正用の運営環境15上に一元管理されたコンテンツに対してサイト運用者端末2で動作するブラウザでアクセスし、Webサイト更新作業をブラウザ上で行うようにしている。そのため、Webサイトの更新作業に際して、サイト運用者10側で端末装置に別途ソフトウェアをインストールする必要が無い。
また、更新作業をブラウザ上のインターフェイスで管理できるため、サイト運用者10は、Web技術に明るくなくとも容易に利用することができる。そのため、Webページを用いて提供したい情報に最も詳しい者が自分で直接コンテンツの発信をできるようになる。これにより、Webサイトを運用するスタッフの負担が軽減され、Webサイトの制作および管理を外注する場合に比べ費用を削減することができるだけでなく、Webページ公開のための無駄なオーバーヘッドが無くなり、Webサイトによる情報提供を迅速に行うことができる。
次に、この発明の実施の一形態による、Webページの更新内容の承認からサーバアップまでの処理について、より詳細に説明する。図2を用いて説明したように、この発明の実施の一形態では、サイト運用者10が更新作業を終了した後、更新内容を承認責任者13が承認し、承認されたデータをサーバアップするまでの一連の処理が自動化されている。そのため、公開HP11の更新作業に係るワークフローが、更新作業後に承認責任者13が更新内容を承認しないと更新結果を公開できないように設定および定義でき、一連の処理の流れを、運用における自動処理ルールとして適用できる。
図6は、Webページの更新内容の承認からサーバアップまでの処理を自動化するための一例のインターフェイスであるサーバアップリスト画面30と、サーバアップリスト画面30を用いた承認手順を示す。サーバアップリスト画面30は、更新作業が終了しサーバアップを待機中のWebページ26、26、・・・の状態が、それぞれのステップに応じた表示で一覧される。図6の例では、Webページ「更新P1」、「更新P2」および「更新P3」について、それぞれ異なるステップが表示されている。なお、プレビューボタン31を押すことで、対応するWebページ26を、ブラウザ上に表示させることができる。
「更新P3」は、更新直後の表示例であり、プレビューボタン31と、承認責任者13に対して更新内容の承認を依頼するための依頼ボタン33とが表示される。依頼ボタン33を押すことで、承認依頼と、更新・修正用HP12のURLとが、承認責任者13に対して例えば電子メールで通知される(SEQ20)。なお、依頼ボタン33が押された際に、作業推移状態を保持するように、サイト運用者10の更新・修正用HP12に対する権限を制限すると好ましい。
承認責任者13は、通知されたURLに対し、例えば承認責任者端末3を用いてアクセスして、更新内容の確認を行う(SEQ21)。「更新P2」は、公開HPの更新・修正用の運営環境15にアクセスしたのが承認責任者13である場合の表示例である。アクセス時に入力されるIDおよびパスワードに基づき、アクセスした者が承認責任者13であると識別されると、表示される。「更新P2」では、承認を行うべき項目に対して承認ボタン32が表示されるようになっている。承認責任者13は、プレビューボタン31を押してWebページ26をブラウザ上に表示させ、内容を確認する。更新内容を承認したら、承認ボタン32を押す(SEQ22)。
承認責任者13により承認ボタン32が押されると、公開HPの更新・修正用の運営環境15からサイト運用者10に対して、承認された旨を通知する承認メールが送信される(SEQ23)。それと共に、更新結果を公開HP11に反映させるためのデータに対するサーバアップ権限がサイト運用者10に渡される。
承認メールを受信したサイト運用者10は、公開HPの更新・修正用の運営環境15にアクセスし、データのサーバアップを実行する(SEQ24)。このとき、サーバアップリスト画面30において、「更新P1」として一例が示されるように、サーバアップを行う日付および時刻を指定できるようになっている。公開HPの更新・修正用の運営環境15は、指定された日付および時刻になったら、データのサーバアップを自動的に実行する。
なお、Webページ表示データ生成部21による更新データ24に基づくHTMLデータ25の生成は、例えば入力画面20において確定ボタン64が押されて送信された更新データ24を、公開HPの更新・修正用の運営環境15が受信したタイミングで行うことができる。サーバアップリスト画面30において、プレビューボタン31が押されたときに、HTMLデータ25を生成してもよい。さらに、HTMLデータ25の生成タイミングは、これらに限られない。
上述では、サーバ運用者10による更新が終了し、承認責任者13による承認を得たWebページを、公開HPの更新・修正用の運営環境15から公開HPの運営環境14にアップロードするように説明したが、これはこの例に限定されない。一例として、更新が終了し承認を得たWebサイトを、公開HPの更新・修正用の運営環境15上に置き、公開HPの更新・修正用の運営環境15からインターネットに対して公開するようにできる。この場合、例えば、サイト運用者10は、公開HPの運営環境14上にフレームで分割したWebページを作成し、分割された一方のフレームを公開HPの更新・修正用の運営環境15上のWebページの表示領域とする。なお、フレームは、ブラウザ画面を枠で分割し、分割されたそれぞれの枠内を独立的に操作できるようにしたものである。
上述したWebサイト更新システムにおいて、公開HPの更新・修正用の運営環境15は、Webサイト更新システム運用者により管理される。Webサイト更新システム運用者は、このシステムを利用するサイト運用者10側から利用料金を徴収することができる。サイト運用者10側は、一度Webサイト更新システムの更新を申し込み、変更箇所等を指定すると、次にWebサイトの構成自体を変更しない限り、以降のWebサイトに対する更新処理を自分で行える。そのため、更新作業の度に料金が発生する従来の方法に比べ、低料金に抑えることができる。これに限らず、Webサイト更新システムの技術そのものをサイト運用者10側に販売することも可能である。
図7〜図11は、Webサイト更新システムをイベントやセミナー情報を公開するためのHP(以下、イベント・セミナー情報HP)に対して適用させた例である。ここで説明するイベント・セミナー情報HPは、図7に一例が示されるように、ブラウザ上に表示された表紙ページ70となるWebページに対して設けられるイベント・セミナーボタン73を押すことで、イベントの一覧を表示するWebページによるイベントリスト画面71が表示される。さらに、イベントリスト画面71により所望のイベントを選択すると、選択されたイベントの詳細が表示されるWebページであるイベント詳細画面72が表示される。この構成は、イベント・セミナー情報を多数掲載するHPとして、極めて典型的な例である。
このようなイベント・セミナー情報HPにおいて、ここでは、イベントリスト画面71を表示するWebページおよびイベント詳細画面72を表示するWebページに対して、この発明の実施の一形態によるWebサイト更新システムを適用する。すなわち、イベントリスト画面71およびイベント詳細画面72に対応する入力画面20がそれぞれ提供される。表紙ページ70に設けられる最新情報表示74に対して、さらに適用することも可能である。
図8は、一例のイベントリスト画面71を示す。イベントリスト画面71は、イベント・セミナー情報HPの運営側(以下、ユーザ)による基本フレーム80と、Webサイト更新システム側のサービスによるフレーム81(以下、イージーフレーム81)とから構成される。これらフレーム80および81は、互いに独立して表示可能なWebページをブラウザの1画面内に同時的に表示する、HTMLにおけるフレーム機能を用いて実現可能である。
イージーフレーム81は、概略的には、イベント情報などを検索する検索部82と、検索されたイベントが一覧して表示されるリスト表示部83とからなる。この図8の例では、検索部82は、カテゴリ選択部82Aにより、検索条件としてイベントのカテゴリを指定することができるようになっている。また、並べ替え部82Bは、検索結果の並べ替え条件を指定する。リスト表示部83は、イベント概略表示部84、84、・・・が検索されたイベント毎に表示される。イベント概略表示部84は、当該イベントの名称、日程、条件、概要などの、イベントに関する概略的な情報が表示される。当該イベントについてイメージデータがある場合は、そのイメージデータが表示されるようになっている。さらに、新着情報がマークで示されるようになっている。検索結果のイベントが1ページの表示数よりも多いときは、リスト表示部83の上端および下端に表示されたページ指定部により表示するページを指定することができるようになっている。
なお、このイージーフレーム81におけるデザインや表示項目などは、後述する管理画面からユーザが設定可能とされている。
イベントリスト画面71において、リスト表示部83に表示されているイベントのうち所望のイベントが表示されている部分(例えば当該イベントのイメージデータの部分)を指定することで、図9に一例が示されるイベント詳細画面72が表示される。イベント詳細画面72は、上述のイベントリスト画面71と同様に、ユーザによる基本フレーム90と、イージーフレーム91とから構成される。
イージーフレーム91は、イベントリスト画面71で選択されたイベントの、イベント概略表示部84の表示内容に対応した表示がなされると共に、当該イベントに関するより詳細な情報が表示されるようになっている。図9の例では、表示部92に対して、イベント概略表示部84の表示内容に対応した表示がなされる。表示部93は、当該イベントに関するより詳細な情報が表示される。また、表示部94は、イメージデータが表示される。イメージデータは、複数を表示することが可能である。イメージデータが無い場合、表示しないようにできる。
なお、イージーフレーム81と同様に、このイージーフレーム91におけるデザインや表示項目などは、後述する管理画面からユーザが設定可能とされている。
図10は、イベントリスト画面71すなわちイージーフレーム81に対応する一例の管理画面100を示す。また、図11は、イベント詳細画面72すなわちイージーフレーム91に対応する一例の管理画面110を示す。これら管理画面100および110は、基本的には、図4を用いて既に説明した入力画面20と同様の構成を有し、ブラウザにより表示される。
図10の管理画面100では、イベントリスト画面71の表示項目を設定すると共に、商品(イベント)情報の管理を行う。データ絞り込み設定部101でデータ検索用の絞り込み条件を設定することができる。図10の例では、入力部101の左側に絞り込み条件として設定可能な項目が示されており、チェックボックス102、102、・・・にチェックした項目がイージーフレーム81に対して反映されるようになっている。データ処理機能部103は、イベント概略表示部85、85、・・・に表示すべき商品(イベント)情報の編集を行う。例えば、データ処理機能部103に表示される項目「商品情報の閲覧、修正、削除」を指定すると、登録された商品情報を編集する画面が呼び出される。基本設定機能部104は、カテゴリ情報の編集や、イージーフレーム81に表示されるタイトルの編集などを行う。また、ログ閲覧機能部105は、このイベント・セミナー情報HPに対するアクセスログを閲覧するための画面が呼び出される。
図11の管理画面110は、個々のイベント情報の編集を行う。基本情報部111は、整理番号で特定されるイベントについて、状態、カテゴリ、名称、日程といった基本的な情報の登録および編集を行う。フリーテキスト入力部112は、当該イベントに関して、条件、概要、内容などをフリーテキストで登録および編集を行う。これら基本情報部111やフリーテキスト入力部112に対して入力された情報が、イベントリスト画面71およびイベント詳細画面72の対応する表示部にそれぞれ表示される。イメージ設定部113は、当該イベントについて、イベント詳細画面72の表示部94に表示させるイメージデータを登録する。この図11の例では、イメージデータを2個まで登録できるようになっている。「開く」ボタン114を押すことで、例えば当該管理画面110を表示しているコンピュータ装置上にあるイメージデータを検索することができる。登録ボタン115を押すことで、基本情報部111、フリーテキスト入力部112およびイメージ設定部113の入力内容がWebサイト更新システム(すなわち公開HPの更新・修正用の運営環境15)に対して送信される。
イベント・セミナー情報HPに適用させたWebサイト更新システムでは、これら管理画面100および110を、定型的な入力画面20として予め用意し、ユーザに提供する。これにより、Webサイト更新システム側による入力画面20の開発コストが抑えられ、ユーザに対しても、低料金でサービスを提供することができる。
また、Webサイト更新システムにより提供されるイージーフレーム81および91は、フレーム機能を用いて、ユーザによる基本フレーム80および90と独立的に表示される。このようにすることで、例えば、イージーフレーム81および91をWebサイト更新システム側のサーバ(公開HPの更新・修正用の運営環境15)に置き、基本フレーム80および90をユーザ側のサーバに置くようにできる。これによれば、イージーフレーム81および91を単純なフレームすなわちHTMLに基づくWebページとして構成するだけでなく、例えば、プログラムによって自動生成する技術を用いた動的なWebページとして構成することができる。このような技術を用いることで、例えば、より複雑なデータベースをWebページに対して動的に反映させることが容易に行えるようになる。
さらに、イージーフレーム81および91を、Webサイト更新システム側のサーバに置くことにより、ユーザ側の運営サーバにおける外部接触制限を回避することができる利点がある。例えば、イージーフレーム81および91をユーザ側の運営サーバ上に置く場合、Webサイト更新システム側のサーバからユーザ側の運営サーバに対して、イージーフレーム81および91のデータをアップロードするような運用方法が考えられる。ここで、ユーザ側の運営サーバ若しくはユーザ側システムのセキュリティ環境により、外部からのアクセスが禁止されていたり、FTP(File Transfer Protocol)の制限、公開サーバ(公開HPの運営環境14)へのアップロード前の、ユーザ側システムにおけるファイアウォール内でのアップロード制限などがなされていることがある。このような場合、Webサイト更新システム側のサーバからユーザ側の運営サーバに対するデータのアップロードが制限されることになる。イージーフレーム81および91をWebサイト更新システム側のサーバに置き、フレーム機能によりユーザ側のHPに組み込むようにすることで、このような制限が回避できる。
なお、イージーフレーム81および91を、Webサイト更新システム側のサーバに置くことは、すなわち、Webサイト更新システム側のサーバ内の領域をユーザに対して貸し出すことになる。この場合、Webサイト更新システム側は、サーバ領域の貸し出し料金をシステム利用料に加えて徴収することができる。
ところで、近年では、携帯電話端末やPHS(Personal Handyphone System)端末といった携帯端末を用いたインターネット接続が可能となってきており、インターネットに対して公開されるWebサイトを閲覧できるように、ブラウザが搭載された携帯電話端末やPHS端末(以下、まとめてブラウザ機能付き携帯端末と呼ぶ)が多数、出現している。ブラウザ機能付き携帯端末は、一般的なコンピュータ装置に比べ、表示画面サイズの制限や、動作速度、通信速度の制限などがあるため、ブラウザ機能付き携帯端末での閲覧に適した言語が開発されている。
この発明は、こういった、ブラウザ機能付き携帯端末で閲覧可能とされたWebサイト(以下、携帯端末用Webサイト)に対しても適用可能である。この場合、例えば公開HP11を携帯端末用Webサイトとして作成すると共に、上述したサーバアップリスト画面30を、ブラウザ機能付き携帯端末で閲覧可能な形式でも作成する。こうすることで、承認責任者13は、例えば承認責任者端末3がある環境に対して遠隔地にいる場合や、外出時、不在時などでも、ブラウザ機能付き携帯端末を用いて当該サーバアップリスト画面30にアクセスすることで、Webサイトの更新内容のプレビューや承認手続きを行うことができる。これにより、更新されたWebページのサーバアップまでの時間が短縮でき、効率化が図れる。
また、サイト運用者に対する入力画面20を、ブラウザ機能付き携帯端末で閲覧およびデータ入力可能なように構成することができる。この場合、ブラウザ機能付き携帯端末で閲覧および入力が容易なように、入力項目を制限すると好ましい。
なお、上述では、この発明をWebサイト更新システムのビジネスモデルに適用させた例について説明したが、この発明は、これに限定されず、様々なビジネスモデルに適用することができる。例えば、この発明によるシステムを、Webサイト制作におけるオプション機能として提供することができる。ユーザは、このシステムを用いることで、高度な機能を有するWebサイトを容易に制作することができると共に、情報の更新を迅速に行え、例えば競合する他のWebサイトに対して差別化を図ることができる。
また、この発明を、Webサイト構築における運用ワークフローソリューションとしてビジネス展開することができる。すなわち、ユーザは、この発明によるシステムを導入することで、Webサイト構築の際の運用フロー、例えばWebページ作成および更新、作成または更新された内容に対する承認、承認された作成または更新結果のサーバアップといった一連の手順を明確化することができ、Webサイトの効率的な運用が可能となる。
さらに、これらにより、Webサイト更新システム側は、ユーザに対して、Webサイト制作のコストが低廉化でき、競合他社などに対して競争優位を持つように営業ソリューションが可能である。また、Webサイト更新システム側は、当初、ユーザに対してWebページ制作(カスタマイズ)やWebページの更新を行うための入力画面制作などによる制作収益が得られ、それ以降は、ユーザに対するWebサイト更新システムによるWebサイト運用サポートでの収益が見込め、より付加価値の高い収益構造に移行できる。
さらにまた、この発明によるWebサイト更新システムを、OEM(Original Equipment Manufacturing)として販売することも考えられる。
また、この発明は、システム的には、Webサイトの更新をサポートするためのシステムに限らず、インターネットなどのネットワーク上に展開される他のシステムにも適用可能なものである。例えば、この発明によるWebサイト更新システムを利用したWebページ以外のコンテンツを管理するための管理機能をこのシステムに追加することで、より付加価値を高めることができる。同様に、例えば不動産業向けのデータベース機能、小売業向けのEC(Electronic Commerce)機能、イベント企画運営向けの顧客登録管理機能、アンケート収集機能などを、このWebサイト更新システムの拡張モジュールとして組み込むことで、付加価値がより高まり、収益性が向上する。さらにまた、この発明によるWebサイト更新システムを、Webサイトおよびコンテンツの全体を管理運用するエンタープライズ仕様とすることも可能である。
さらに、この発明は、様々な形態に応用、展開することが可能である。例えば、この発明によるWebサイト更新システムを、機能を充実させたシステムパッケージとして販売することが考えられる。すなわち、この発明によるWebサイト更新システムをコンピュータ装置に実行させるためのプログラムを、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)などの記録媒体に記録してパッケージングして販売する。
また、この発明によるWebサイト更新システムを、サーバ上のアプリケーションソフトウェアを、ユーザがインターネット経由で利用するサービス形態であるASP(Application Service Provider)として展開させることが考えられる。これにより、システムライセンスの販売、サービス維持(メンテナンス)費用などの運営費による収益を得ることができる。ユーザ側は、初期費用やメンテナンスの手間を抑制することができる。
さらに、この発明によるWebサイト更新システムを上述のASP企業やIDC(Internet Data Center)企業と提携させ、ソリューション複合サービス販売を展開させることも可能である。例えば、Webサイト制作業者に対し、この発明によるWebサイト更新システムを当該Webサイト制作業者の自社営業ソリューションとして利用できるようにする、汎用的なカスタマイズが可能なASPサービス展開が考えられる。また例えば、あるWebサイトに対して同一コンテンツの、ブラウザ機能付き携帯端末対応のWebサイトを、公開HPとして展開できる、ワンソースマルチユース展開や、Lモードなど組み込み家電機器への情報提供HPへのリデザイン展開が可能な、多メディア同時相互運用サービスの提供に関して、この発明によるWebサイト更新システムを適用させることが可能である。
さらに例えば、地上ディジタル波テレビジョン放送などのディジタル放送に対応したサーバ型放送において、BML(データ放送用HTML)による公開表示ページにも、この発明によるWebサイト更新システムは、対応可能である。この場合には、番組の識別ID(コンテンツID)、番組ジャンルやEPG(Electronic Program Guide)データ、演出家や出演者の情報、権利関係の情報(コピー保護、アクセス制御、課金情報など)など、放送番組に対するメタデータの管理や、放送アーカイブの番組制作時、送信時などにおける一元的な管理などを提供することができる。
また、同業種同業態においては、類似情報の提供手段が多いため、特定業態へのサービスを多クライアントにて展開することにより、開発コストなどのイニシャルコストの削減が図られる、業態特化型のサービスを、このWebサイト更新システムを応用することで提供することができる。例えば、学校関連、不動産関連、EC関連、イベント・セミナ関連、旅行関連といった各業態は、共通する情報源や類似する情報源からの情報提供が数多くなされることが考えられる。このような業態の各クライアントに対して、この発明によるサービスを一括的に提供することにより、Webサイト更新システム側の開発コストを削減することができ、それに伴い、各クライアントのコスト負担も抑えられる。
この発明によるWebサイト更新システムの一例の構成を示す略線図である。 この発明によるWebサイトの一例の運用業務を概略的に示す略線図である。 公開HPの更新・修正用の運営環境におけるWebサイトの更新、修正の動作について概略的に説明するための図である。 更新対象の一例のWebページを示す略線図である。 入力画面の一例の構成を示す略線図である。 Webページの更新内容の承認からサーバアップまでの処理を自動化するための手順を説明するための図である。 イベント・セミナー情報HPを説明するための図である。 イベントリスト画面の一例を示す略線図である。 イベント詳細画面の一例を示す略線図である。 イベントリスト画面に対応する一例の管理画面を示す略線図である。 イベント詳細画面に対応する一例の管理画面を示す略線図である。 従来の技術による、Webサイトの一例の運用業務を概略的に示す略線図である。
符号の説明
1 ネットワーク
2 サイト運用者端末
3 承認責任者端末
4 公開サーバ
5 更新・修正用サーバ
10 サイト運用者
11 公開HP
12 更新・修正用HP
13 承認責任者
14 公開HPの運営環境
15 公開HPの更新・修正用運営環境
20 入力画面
21 Webページ表示データ生成部
24 更新データ
25 HTMLデータ
30 サーバアップリスト画面
31 プレビューボタン
32 承認ボタン

Claims (15)

  1. 更新対象のWebページを構成するデータが格納されるサーバと、
    上記更新対象のWebページの更新対象箇所に対応した入力手段が設けられた、ブラウザで表示可能な第1のユーザインターフェイスと、
    上記第1のユーザインターフェイスに設けられた上記入力手段から入力された情報に基づき上記Webページを更新するWebページ更新手段と、
    上記第1のユーザインターフェイスを用いて更新された上記更新対象のWebページの確認依頼を通知する手段と、
    上記更新された上記更新対象のWebページの確認を上記確認依頼に基づき行うための、ブラウザで表示可能な第2のユーザインターフェイスと、
    上記第2のユーザインターフェイスを用いて入力された承認結果を通知する手段と
    を備え、
    上記更新された上記更新対象のWebページを上記承認結果に基づき公開するようにしたことを特徴とするWebサイト更新システム。
  2. 請求項1に記載のWebサイト更新システムにおいて、
    上記承認結果に基づき、上記更新された上記更新対象のWebページを構成するデータを上記サーバから公開サーバにアップロードする手段をさらに備えることを特徴とするWebサイト更新システム。
  3. 請求項2に記載のWebサイト更新システムにおいて、
    上記アップロードする手段は、上記アップロードを行う日時および時刻を指定可能であることを特徴とするWebサイト更新システム。
  4. 請求項1に記載のWebサイト更新システムにおいて、
    上記承認結果に基づき、上記更新された上記更新対象のWebページを上記サーバ上から公開することを特徴とするWebサイト更新システム。
  5. 請求項4に記載のWebサイト更新システムにおいて、
    上記更新対象のWebページは、公開サーバ上の既存のWebページに対して組み込まれて上記公開されることを特徴とするWebサイト更新システム。
  6. 請求項5に記載のWebサイト更新システムにおいて、
    上記更新対象のWebページは、フレーム機能を用いて上記既存のWebページに組み込まれることを特徴とするWebサイト更新システム。
  7. 請求項1に記載のWebサイト更新システムにおいて、
    上記第1のユーザインターフェイスに対する上記入力に基づき上記更新対象のWebページのレイアウト情報を生成する手段をさらに備えることを特徴とするWebサイト更新システム。
  8. 請求項1に記載のWebサイト更新システムにおいて、
    上記更新対象のWebページに対する上記更新を行う更新者と、上記更新された上記更新対象のWebページに対して上記確認を行う承認者とを識別する識別情報を有し、該識別情報に基づき、上記更新者がアクセス可能な範囲と、上記承認者がアクセス可能な範囲とを識別する手段をさらに備えることを特徴とするWebサイト更新システム。
  9. 請求項8に記載のWebサイト更新システムにおいて、
    上記第2のユーザインターフェイスは、
    上記更新された上記更新対象のWebページのプレビューを表示させる手段と、
    上記確認依頼された上記更新された上記更新対象のWebページの承認を指示するための手段と
    を備え、
    上記承認を指示するための手段は、上記第2のインターフェイスに対して上記承認者がアクセスしたときにのみ、該第2のインターフェイスに出現するようにしたことを特徴とするWebサイト更新システム。
  10. 請求項8に記載のWebサイト更新システムにおいて、
    上記確認依頼を通知する手段で上記確認依頼が通知されたときに、上記更新者の上記更新対象のWebページに対する権限を管理および制限するようにしたことを特徴とするWebサイト更新システム。
  11. 請求項8に記載のWebサイト更新システムにおいて、
    上記承認結果を通知する手段で上記承認結果が通知されたときに、上記更新者に対して上記更新対象のWebページを公開する権限を与えるようにしたことを特徴とするWebサイト更新システム。
  12. 請求項8に記載のWebサイト更新システムにおいて、
    上記確認依頼を通知する手段は、通信ネットワークを介して上記承認者に対して上記確認依頼を通知し、上記ブラウザによる上記第2のユーザインターフェイス対する上記承認者のアクセスは該通信ネットワークを介してなされ、上記承認結果を通知する手段は、上記承認結果を該通信ネットワークを介して上記更新者に対して上記通知するようにしたことを特徴とするWebサイト更新システム。
  13. 請求項1に記載のWebサイト更新システムにおいて、
    上記確認依頼を通知する手段は、携帯端末に対しても上記確認依頼を通知可能であることを特徴とするWebサイト更新システム。
  14. サーバに格納された更新対象のWebページの更新対象箇所に対応した入力手段が設けられた、ブラウザで表示可能な第1のユーザインターフェイスの上記入力手段から入力された情報に基づき更新された上記更新対象のWebページの確認依頼を通知し、該確認依頼に基づき、上記更新された上記更新対象のWebページの確認を行うための、ブラウザで表示可能な第2のユーザインターフェイスを用いて入力された承認結果を通知し、該承認結果に基づき、上記更新された上記更新対象のWebページを公開するようにしたことを特徴とするWebサイト更新方法。
  15. サーバに格納された更新対象のWebページの更新対象箇所に対応した入力手段が設けられた、ブラウザで表示可能な第1のユーザインターフェイスの上記入力手段から入力された情報に基づき更新された上記更新対象のWebページの確認依頼を通知し、該確認依頼に基づき、上記更新された上記更新対象のWebページの確認を行うための、ブラウザで表示可能な第2のユーザインターフェイスを用いて入力された承認結果を通知し、該承認結果に基づき、上記更新された上記更新対象のWebページを公開するようにしたWebサイト更新方法をコンピュータ装置に実行させることを特徴とするWebサイト更新プログラム。
JP2004334823A 2004-11-18 2004-11-18 Webサイト更新システム、Webサイト更新方法およびWebサイト更新プログラム Withdrawn JP2006146506A (ja)

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