JP2006146409A - ストレージデバイス選択方法、ゲートウェイ装置およびストレージシステム - Google Patents

ストレージデバイス選択方法、ゲートウェイ装置およびストレージシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ルーティング情報およびストレージデバイス情報を考慮し、より最適なストレージデバイスを選択する。
【解決手段】ストレージデバイス選択方法であって、ゲートウェイ装置3は、ルーティングテーブル351と、ストレージ情報テーブル352と、処理部33とを有し、処理部33は、サーバ1からRead/Write要求情報を受信する要求受信ステップと、ルーティングテーブル351、ストレージ情報テーブル352およびRead/Write要求情報に基づいてストレージデバイス2を選択する選択ステップと、選択ステップで選択したストレージデバイス2に、Read/Write要求情報を転送する要求転送ステップと、を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、IP−SANにおけるストレージデバイスの選択技術に関する。
近年、ストレージ仮想化技術が研究されている。ストレージ仮想化技術は、複数のストレージデバイスを論理的に統合し、サーバからはストレージデバイスの物理的な構造を意識させずにストレージデバイスの利用を可能にするものである。
ストレージ仮想化技術には、例えば、In_Band方式やOut_of_Band方式などがある。In_Band方式では、アプリケーションサーバとストレージデバイスとの間に介在するアプライアンスノードが、アプリケーションサーバに提示する論理ディスク情報と物理ディスク情報とのマッピングを行う。Out_of_Band方式では、データの物理的な格納場所を示すメタデータを管理するメタデータサーバが、アプリケーションサーバからの要求により、データの物理的な格納場所をアプリケーションサーバに通知する。なお、非特許文献1には、ストレージ仮想化技術に関する記載がある。
"SNIA"、[online]、[平成16年6月9日検索]、インターネット<URL:http://www.snia .org/education/tutorials/fall2003/virtualization/>
従来のストレージ仮想化技術では、アプリケーションサーバとストレージデバイス間のネットワークのルーティング情報やストレージデバイスの状態が考慮されていなかった。このためIPネットワーク上で実現されるIP−SAN環境において従来のストレージ仮想化技術を適用する場合、ネットワークの状態によっては著しい応答時間の増大を招く可能性がある。また、IPv6網においてIP−SAN技術およびストレージ仮想化技術を実現することは、未だ検討されていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ルーティング情報およびストレージデバイス情報を考慮し、より最適なストレージデバイスを選択することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、例えば、IPv6のIP−SANにより接続されたストレージシステムにおけるストレージデバイス選択方法であって、ストレージシステムは、複数のストレージデバイスと、ストレージデバイスに対しデータのRead/Writeを実行するサーバと、ゲートウェイ装置とを有する。そして、ゲートウェイ装置は、ストレージデバイス毎に当該ストレージデバイスまでの近さを示すメトリック情報が設定されたルーティングテーブルと、ストレージデバイス毎に当該ストレージデバイスのデバイス情報が設定されたストレージ情報テーブルと、処理部と、を有する。処理部は、サーバからエニキャストアドレスおよびRead/Writeデータ量を含むRead/Write要求情報を受信する要求受信ステップと、ルーティングテーブルを参照してRead/Write要求情報で指定されたエニキャストアドレスに割り当てられたストレージデバイス各々のメトリック情報を特定するとともに、ストレージ情報テーブルを参照してRead/Write要求情報で指定されたエニキャストアドレスに割り当てられたストレージデバイス各々のデバイス情報を特定する特定ステップと、ストレージデバイス各々のメトリック情報およびデバイス情報と、Read/Writeデータ量情報とに基づいてストレージデバイスを選択する選択ステップと、選択ステップで選択したストレージデバイスに、Read/Write要求情報を転送する要求転送ステップと、を行う。
本発明により、IP−SANを用いて接続されたストレージシステムにおいて、より最適なストレージデバイスの選択し、Read/Writeに要する応答時間をより短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用されたストレージシステムの全体構成図である。
図示するストレージシステムは、少なくとも1つのアプリケーションサーバ(以下、「APサーバ」)1と、少なくとも1つのストレージデバイス2と、少なくと1つのゲートウェイ装置3と、を有する。そして、APサーバ1各々と、ストレージデバイス2各々とは、ゲートウェイ装置3を介したIP−SAN4により接続されている。IP−SAN4は、IPv6(Internet Protocol Version 6)を使用したSAN(Storage Area Network)である。なお、IP−SAN4には、例えば、FCIP、iFCP、mFCP、iSCSIなどの方式を用いることができる。
また、APサーバ1各々は、IP−SAN4とは異なるLAN(Local Area Network)5に接続されている。そして、APサーバ1各々には、デフォルトゲートウェイ装置が設定されているものとする。図示する例では、APサーバ1aの場合、ゲートウェイ装置3aがデフォルトゲートウェイ装置である。
各APサーバ1は、各種の業務処理を行うことにより、ストレージデバイス2に対してデータの読み込みまたは書き込み(以下、「Read/Write」)を実行する。また、APサーバ1は、ストレージデバイス2にアクセスする際に、IPv6で定義されるエニキャストアドレスを用いるものとする。エニキャストアドレスは、ストレージ仮想化技術を実現するものであって、1つのエニキャストアドレスに対して、少なくとも1つのノード(本実施形態の場合は、ストレージデバイス2)が割り当てられる。各ストレージデバイス2は、各種のデータを記憶する記憶装置である。
ゲートウェイ装置3は、ネットワーク上で、伝送媒体やプロトコルが異なるデータを相互に変換して通信を可能にする装置である。また、各ゲートウェイ装置3は、本ストレージシステムに新たなストレージデバイス2が接続された場合、サービス発見プロトコルにより新たに接続されたストレージデバイス2の発見を行う。そして、ゲートウェイ装置3は、新たに接続されたストレージデバイス2から、IPアドレスおよびストレージ容量などのストレージデバイス情報を受信する。そして、ゲートウェイ装置3は、サービス発見プロトコルにより発見したストレージデバイス2各々から、所定のタイミングで(定期的に)、各ストレージデバイス2の未使用容量などのストレージデバイス情報を収集する。
このようなストレージシステムにおける、Read/Write処理の概要を、以下に説明する。
まず、APサーバ1aは、エニキャストアドレスを宛先とするRead/Write要求を、送信する(a1)。ゲートウェイ装置3a(APサーバ1aのデフォルトゲートウェイ装置)は、APサーバ1aからRead/Write要求を受信する。そして、ゲートウェイ装置3aは、後述するストレージデバイス選択処理にしたがって、エニキャストアドレスに割り当てられたストレージデバイス2の中から適切なストレージデバイス2a,2bを選択し、選択したストレージデバイス2a、2bにRead/Write実行データを送信する(a2)。
次に、ゲートウェイ装置3について、より詳細に説明する。
図2はゲートウェイ装置3の機能構成を示したものである。ゲートウェイ装置3は、要求受付部31と、ストレージ情報受付部32と、処理部33と、記憶部35と、を有する。要求受付部31は、各APサーバ1からRead/write要求を受け付ける。ストレージ情報受付部32は、ストレージデバイス各々2から、IPアドレス、ストレージ容量、未使用容量などを含むストレージデバイス情報を受け付ける。処理部33は、要求受付部31が受け付けたはRead/write要求の宛先となるストレージデバイス2を選択(特定)する。
記憶部35には、ルーティングテーブル351と、ストレージ情報テーブル352とが記憶されている。ルーティングテーブル351は、経路情報およびメトリック情報が設定されている。なお、ルーティングテーブル351については後述する。
ストレージ情報テーブル352は、IP−SAN4に接続されたストレージデバイス2各々の各種容量が設定されている。例えば、ストレージ情報テーブル352は、ストレージデバイス2毎に、当該ストレージデバイス2の全ストレージ容量と、未使用容量とを有する。全ストレージ容量については、ストレージ情報受付部32がサービス発見プロトコルにより新たなストレージデバイス2を検知したときに、ストレージデバイス2から収集してストレージ情報テーブル352に設定する。未使用容量については、所定のタイミングで、ストレージ情報受付部32がストレージデバイス2各々から未使用容量を受信し、ストレージ情報テーブル352に設定する。
図3は、記憶部35に記憶されたルーティングテーブル351の一例を示した図である。ルーティングテーブル351は、APサーバ1が指定するIPアドレス毎にレコードが作成される。なお、図示する例では、APサーバ1が指定するIPアドレスは、エニキャストアドレスであるものとする。
図示するルーティングテーブル351のレコードは、サーバが指定するIPアドレスおよびアドレス種別(エニキャスト)51を有する。また、当該レコードは、図示するIPアドレスに割り当てられた少なくとも1つの宛先ノード情報52を有する。
宛先ノード情報52各々は、宛先ノードIPアドレスと、次ノードIPアドレスと、メトリック情報と、を有する。宛先ノードIPアドレスは、エニキャストアドレスであるIPアドレスに割り当てられたノード(ストレージデバイス)のアドレスである。次ノードIPアドレスは、IPパケットが次に経由するノード(ルータ)のアドレスである。
メトリック(Metric)情報は、送信元から宛先ノードまでの距離を示すものであり、ルーティングプロトコル(経路制御プロトコル)で使用される数値である。このメトリック情報の数値が小さいほど、宛先ノードまでの距離が短いことを示す。メトリック情報に用いられる指標は、使用するルーティングプロトコルによって異なる。例えば、送信元から送信されたIPパケットが宛先ノードに到着するまでにいくつのルータを経由したかを示すホップ数を、メトリック情報として使用することが考えられる。また、ネットワークの最大伝送速度である帯域幅の逆数をメトリック情報として使用することが考えられる。
上記説明した、APサーバ1およびゲートウェイ装置3は、例えば図4に示すようなCPU901と、メモリ902と、外部記憶装置903と、入力装置904と、出力装置905と、他の装置と接続するための通信制御装置906と、これらの各装置を接続するバス907と、を備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。
このコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。例えば、APサーバ1およびゲートウェイ装置3の各機能は、APサーバ1用のプログラムの場合はAPサーバ1のCPU901が、そして、ゲートウェイ装置3用のプログラムの場合はゲートウェイ装置3のCPU901が、それぞれ実行することにより実現される。なお、ゲートウェイ装置3の記憶部35には、ゲートウェイ装置3のメモリ902または外部記憶装置903が用いられる。また、外部記憶装置903、入力装置904および出力装置905は、必要に応じて備えられるものとする。
次に、図1に示すストレージシステムの処理について説明する。
図5は、ストレージシステムの処理フロー図である。なお、ゲートウェイ装置3は、APサーバ1各々に、当該APサーバ1が使用可能なストレージデバイス2に割り当てられたエニキャストアドレスをあらかじめ通知しておくものとする。
まず、APサーバ1は、ゲートウェイ装置3にストレージデバイス2へのRead/Write要求を送信する(S1)。なお、Read/Write要求には、エニキャストアドレスであるIPアドレス(以下、「宛先IPアドレス」)と、Read/Write実行時の要求データ量とが含まれている。
そして、ゲートウェイ装置3の要求受付部31は、APサーバ1からRead/Write要求を受信する。そして、処理部33は、宛先IPアドレスに割り当てられたストレージデバイス2の中から、所定のストレージデバイスを特定する(S2)。すなわち、処理部33は、受信したRead/Write要求に含まれる要求データ量を記憶部35に記憶する。そして、処理部33は、記憶部35に記憶されたルーティングテーブル351(図3参照)を読み出し、宛先IPアドレスを有するレコードを特定する。そして、処理部33は、特定したレコードのアドレスタイプを参照し、エニキャストアドレスであることを確認する。そして、処理部33は、特定したレコードの宛先ノード情報各々のメトリック情報を取得する。
そして、処理部33は、記憶部35に記憶されたストレージ情報テーブル352を読み出し、宛先ノード情報各々の宛先ノードIPアドレスに対応するストレージデバイス2各々の未使用容量を特定する。そして、処理部33は、記憶部35に記憶した要求データ量と、ストレージデバイス2各々のメトリック情報および未使用容量とを用いて、所定のアルゴリズムにより最適なストレージデバイス2を選択(特定)する。なお、処理部33は、複数の最適なストレージデバイス2を選択することとしてもよい。
例えば、処理部33は、まずルーティングテーブル351を参照し、メトリック情報の値が最も小さい(距離が近い)宛先ノード情報を特定する。そして、処理部33は、ストレージ情報テーブル352を参照し、特定した宛先ノード情報の宛先ノードIPアドレスに対応するストレージデバイス2の未使用容量を特定する。そして、処理部33は、当該未使用容量が、要求データ量より大きい場合は、当該ストレージデバイス2を選択する。
一方、未使用容量が、要求データ量より小さい場合、処理部33は、ルーティングテーブル351を参照し、メトリック情報が次に小さい宛先ノード情報を特定する。そして、処理部33は、ストレージ情報テーブル352を参照し、前回特定した宛先ノード情報と今回特定した宛先ノード情報の未使用容量の合計が要求データ量より大きいか否かを判別する。未使用容量の合計が要求データ量より大きい場合、処理部33は、当該2つのストレージデバイスを特定する。未使用容量の合計が要求データ量より小さい場合は、処理部33は、ルーティングテーブル351を参照し、メトリック情報が次に小さい宛先ノード情報を特定し、以降同様の処理を行う。
なお、図示する例では、処理部33は、ストレージデバイスA2Aと、ストレージデバイスB2Bと、を選択するものとする。複数のストレージデバイス2を選択した場合、処理部33は、ストレージデバイス2各々のメトリック情報に基づいて、所定の方法(計算式)により要求データ量の配分を算出する。
そして、処理部33は、選択したストレージデバイス2各々に、APサーバ1から受信したRead/Write要求を転送する(S3)。なお、複数のストレージデバイス2を選択した場合、処理部33は、APサーバ1から受信したRead/Write要求の要求データ量を前記所定の方法により配分したデータ量に各々更新して、Read/Write要求を転送する。
そして、ストレージデバイス2各々は、IP−SAN4を介して、ゲートウェイ装置3からRead/Write要求を受信する。そして、ストレージデバイス2各々は、Read/Write要求を受諾する受諾メッセージを送信元のゲートウェイ装置3に送信する(S4)。そして、ゲートウェイ装置3の処理部33は、ストレージデバイス2各々から受信した受諾メッセージを、APサーバ1へ送信する(S5)。これにより、ゲートウェイ装置3を介して、APサーバ1とストレージデバイス2間でコネクションが確立され、以降のRead/Writeが実行される。なお、ストレージデバイス2各々が送信する受諾メッセージには、当該ストレージデバイスの宛先ノードIPアドレス、および、配分された要求データ量と、が含まれているものとする。
APサーバ1は、ストレージデバイス2各々の受諾メッセージを受信し、ゲートウェイ装置3にRead/Writeを実行するためのデータを送信する(S6)。そして、ゲートウェイ装置3の処理部33は、Read/Writeデータ受信し、S2において選択したストレージデバイス2に受信したRead/Writeデータを送信する(S7)。なお、選択したストレージデバイス2が複数の場合は、処理部33は、Read/Writeデータを所定の方法により分割して各ストレージデバイスに送信する。そして、各ストレージデバイス2は、受信したRead/Writeデータをディスクに書き込む(または読み出す)。
なお、APサーバ1は、S6においてゲートウェイ装置3を経由せずに、S2において選択したストレージデバイス2に、直接、Read/Writeデータを送信することとしてもよい。この場合、APサーバ1は、S5において受信した受諾メッセージに含まれるストレージデバイスの宛先ノードIPアドレス、および、配分された要求データ量に基づいて、ストレージデバイスに直接Read/Writeデータを送信する。
次に、認証処理および暗号化処理について説明する。本実施形態のストレージシステムは、必要に応じて、以下説明する認証処理または暗号化処理を行うものとする。
図6は、認証処理および暗号化処理を模式的に示した図である。
認証処理については、APサーバ1とゲートウェイ装置3との間(c1)、およびゲートウェイ装置3とストレージデバイス2との間(c2)で、送信者の認証を行う。すなわち、APサーバ1は、図5のS1において、APサーバ1の秘密鍵を用いて暗号化したデジタル署名を付加したRead/Write要求をゲートウェイ装置3送信する(c1)。デジタル署名は、デジタル文書の正当性を保証するため付加される暗号化された署名情報である。公開鍵暗号方式を応用することにより、デジタル文書の作成者を証明し、かつその文書が改ざんされていないことを保証する。
そして、ゲートウェイ装置3は、APサーバからのデジタル署名付のRead/Write要求を受信し、Read/Write要求に添付されたデジタル署名をAPサーバ1の公開鍵を用いて復号し、正しい内容か否かを判別する。そして、ゲートウェイ装置3は、図5のS3において、ストレージデバイス2自身の秘密鍵を用いて暗号化したデジタル署名付のRead/Write要求を、S2で選択したストレージデバイスに送信する(c2)。
このようなデジタル署名を付加することにより、APサーバ1とゲートウェイ装置3との間(c1)、およびゲートウェイ装置3とストレージデバイス2との間(c2)で、それぞれ送信者の認証を行うことができ、不正なサーバからストレージデバイスへのアクセスや、データの改ざんを防止することができる。
また、暗号化処理については、APサーバ1とゲートウェイ装置3との間(c1)、およびゲートウェイ装置3とストレージデバイス2との間(c2)で、メッセージ(データ)の暗号化を行う。すなわち、APサーバ1は、Read/Write要求の送信時(図5:S1)に、ゲートウェイ装置3の公開鍵を用いてRead/Write要求を暗号化する。
そして、ゲートウェイ装置3は、APサーバ1からのRead/Write要求を受信すると、Read/Write要求を自らの秘密鍵により復号する。そして、ゲートウェイ装置3は、図5のS3において、ストレージデバイス2の公開鍵を用いてRead/Write要求を暗号化し、S2で選択したストレージデバイス2に送信する(c2)。そして、暗号化されたRead/Write要求を受信したストレージデバイス2は、自らの秘密鍵を用いてRead/Write要求を復号する。なお、以降の処理(図5:S4〜S7)についても、同様に暗号化処理を行う。
このような暗号化されたメッセージを送信することにより、APサーバ1とゲートウェイ装置3との間(c1)、または、ゲートウェイ装置3とストレージデバイス2との間(c2)での通信途中で、第三者に盗み見られることや、メッセージの改ざんを防止することができる。すなわち、デジタル署名による認証処理および暗号化処理により、より高いセキュリティを確保することができる。
次に、図1に示すストレージシステムが、各ストレージデバイス2の状態情報を収集するストレージデバイス情報収集サーバ6を有する場合について説明する。
図7は、ストレージデバイス情報収集サーバ6を有する場合のストレージシステムの全体構成図である。図7に示すストレージシステムは、IP−SAN4に接続されたストレージデバイス情報収集サーバ6を有する点において、図1に示すストレージシステムと異なる。ストレージデバイス情報収集サーバ6は、ストレージデバイス2各々から、所定のタイミングで、ストレージデバイス情報を収集(受信)する(d1)。そして、ストレージデバイス情報収集サーバ6は、収集したストレージデバイス情報を、ゲートウェイ装置3に送信する(d2)。なお、ストレージデバイス情報は、例えば、コネクション数、CPU利用率、未使用容量などである。
そして、ゲートウェイ装置3のストレージ情報受付部32は、所定のタイミングで、ストレージデバイス情報収集サーバ6からストレージデバイス情報を受信し、ストレージ情報テーブル352に記憶する。なお、図1で説明したストレージ情報受付部32は、ストレージデバイス2各々から未使用容量を含むストレージデバイス情報を受信したが、図7のストレージ情報受付部32は、ストレージデバイス情報収集サーバ6からストレージデバイス情報を受信する。また、図7のゲートウェイ装置3のストレージ情報テーブル352では、ストレージデバイス2各々の未使用容量だけでなく、コネクション数、CPU利用率も、さらに有する。
これにより、ゲートウェイ装置3の処理部33は、ルーティングテーブル351のメトリック情報、要求データ量に加え、ストレージデバイス情報(例えば、コネクション数やCPU使用率等)に基づいて、Read/Write要求の転送先ストレージデバイスを決定することができる。
なお、ストレージデバイス情報収集サーバ6からのストレージデバイス情報の収集は所定のタイミングで行うものとしたが、ゲートウェイ装置3がAPサーバ1からのRead/Write要求を受信したときに、ストレージデバイス情報を受信することとしてもよい。すなわち、Read/Write要求を受信したときに、ゲートウェイ装置3のストレージ情報受付部32は、ストレージデバイス情報収集サーバ6にストレージデバイス情報の収集メッセージを送信する。そして、ストレージデバイス情報収集サーバ6は、収集メッセージを受け付け、各ストレージサーバからストレージデバイス情報を収集し、ゲートウェイ装置3に送信する。
次に、図1に示すストレージシステムが、ストレージデバイス情報収集サーバ6およびリソース管理サーバ7を有する場合について説明する。
図8は、ストレージデバイス情報収集サーバ6およびリソース管理サーバ7を有する場合のストレージシステムの全体構成図である。図8に示すストレージシステムは、IP−SAN4に接続されたストレージデバイス情報収集サーバ6およびリソース管理サーバ7を有する点において、図1に示すストレージシステムと異なる。
なお、図8に示すストレージデバイス情報収集サーバ6は、図7に示すストレージデバイス情報収集サーバ6と同様に、各ストレージデバイス2からストレージデバイス情報を収集する(f1)。また、図8に示すストレージデバイス情報収集サーバ6が各ストレージデバイス2から収集するストレージデバイス情報には、前述のコネクション数、CPU利用率および未使用容量だけでなく、ストレージデバイスの新規接続や切断などの接続状況も含むものとする。
そして、リソース管理サーバ7は、ストレージデバイス情報収集サーバ6からストレージデバイス情報を所定のタイミングで定期的に受信する(f2)。そして、リソース管理サーバ7は、各ストレージデバイス2各々のストレージデバイス情報を記憶部(不図示)に記憶する。
また、リソース管理サーバ7は、前記ゲートウェイ装置からRead/Writeデータ量および宛先ノードIPアドレス(ストレージデバイスのIPアドレス)を受信する(e1)。すなわち、ゲートウェイ装置3は、APサーバ1からRead/Write要求を受信すると(図5:S1)、Read/Write要求に含まれるRead/Writeデータ量と、宛先IPアドレスに割り当てされた宛先ノードIPアドレスと、をリソース管理サーバ7に送信する。
そして、リソース管理サーバ7は、記憶部に記憶したストレージデバイス毎のストレージデバイス情報と、宛先IPアドレスと、Read/Writeデータ量とに基づいて、ストレージデバイス2のリソースが十分であるか否かを判断する。たとえば、Read/Writeデータ量が、宛先ノードIPアドレスに対応する全ストレージデバイスの未使用容量の合計より大きい場合、リソース管理サーバ7は、リソースが不足していると判別する。この場合、リソース管理サーバ7は、各ストレージデバイス2に対してLUN(Logical Unit Number)作成リクエストを送信する(e2)。LUN作成リクエストを受信したストレージデバイス2各々は、ディスクの領域をフォーマットすることにより、新たなLU(Logical Unit)を作成する。これにより、各ストレージデバイス2のリソースが増加する。
以上、本発明の一実施形態を説明した。
本実施形態のストレージシステムによれば、IPv6網でのIP−SAN技術およびストレージ仮想化技術を実現することができる。
また、本実施形態のゲートウェイ装置3は、ルーティングテーブルに設定されたメトリック情報、ストレージデバイス情報、およびRead/Write要求に含まれる要求データ量にもとづいて、より最適なストレージデバイスを決定することができる。
また、本実施形態のAPサーバ1は、ゲートウェイ装置3を用いることにより、適切なRead/Write実行先ストレージデバイスにアクセスでき、Read/Writeに要する応答時間をより短縮することができる。
また、本実施形態のストレージシステムでは、APサーバ1とストレージデバイス2間において、認証処理またはメッセージの暗号化処理を行うことにより、よりセキュアな通信環境の下でRead/Write処理を実行することができる。
また、本実施形態のストレージデバイス情報収集サーバにより、ストレージデバイスの選択に際して、ストレージデバイスの状態情報をより詳細に反映させたストレージシステムの構築を行うことができる。
また、本実施形態のリソース管理サーバにより、ストレージデバイスの新規接続や接続状態の中断・終了等、ストレージデバイスの状態の変化をゲートウェイ装置が動的に取得し、適切なストレージリソース配分を実施することができる。これにより、ユーザが意識することなく、最適かつ十分なストレージリソースがユーザに対して一元的に提供され、ストレージリソースの提供と性能向上に資することが可能となる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、上記の実施形態では、APサーバ1は、デフォルトゲートウェイ装置が設定されているものとした。しかしながら、APサーバ1は、デフォルトゲートウェイを設定しないこととしてもよい。この場合、APサーバ1は、図3に示すルーティングテーブルを有するゲートウェイ装置3の宛先を指定して、Read/Write要求を送信するものとする。
また、本実施形態では、ゲートウェイ装置3のストレージ情報受付部32または、ストレージデバイス情報収集サーバ6が所定のタイミングでストレージデバイス情報を収集し、ストレージ情報テーブル352を更新するものとした。しかしながら、ゲートウェイ装置33の処理部33が、ストレージ情報テーブル352を更新するものとしてもよい。すなわち、処理部33は、図5のS7の後に、S2で特定したストレージデバイスの未使用容量から今回送信したデータ量を減算し、ストレージ情報テーブル352を更新することとしてもよい。
本発明の一実施形態が適用されたストレージシステムの全体構成図。 ゲートウェイ装置の機能構成を示す図。 ルーティングテーブルの一例を示す図。 ゲートウェイ装置およびAPサーバのハードウェア構成例を示す図。 ストレージシステムの処理フロー図。 ストレージシステムにおける認証・暗号化機能を模式的に示した図。 ストレージデバイス情報収集サーバを備えたストレージシステムの全体構成図。 ストレージデバイス情報収集サーバおよびリソース管理サーバを備えたストレージシステムの全体構成図。
符号の説明
1:APサーバ、2:ストレージデバイス、3:ゲートウェイ装置、31:要求受付部、32:ストレージ情報受付部、33:処理部、35:記憶部、351:ルーティングテーブル、352:ストレージ情報テーブル、4:IP−SAN、5:LAN、6:ストレージデバイス情報収集サーバ、7:リソース管理サーバ

Claims (14)

  1. IPv6のIP−SANにより接続されたストレージシステムにおけるストレージデバイス選択方法であって、
    前記ストレージシステムは、複数のストレージデバイスと、前記ストレージデバイスに対しデータのRead/Writeを実行するサーバと、ゲートウェイ装置とを有し、
    前記ゲートウェイ装置は、前記ストレージデバイス毎に当該ストレージデバイスまでの近さを示すメトリック情報が設定されたルーティングテーブルと、前記ストレージデバイス毎に当該ストレージデバイスのデバイス情報が設定されたストレージ情報テーブルと、処理部と、を有し、
    前記処理部は、
    前記サーバから、エニキャストアドレスおよびRead/Writeデータ量を含むRead/Write要求情報を受信する要求受信ステップと、
    前記ルーティングテーブルを参照し、前記Read/Write要求情報で指定されたエニキャストアドレスに割り当てられたストレージデバイス各々のメトリック情報を特定するとともに、前記ストレージ情報テーブルを参照し、前記Read/Write要求情報で指定されたエニキャストアドレスに割り当てられたストレージデバイス各々のデバイス情報を特定する特定ステップと、
    前記ストレージデバイス各々の前記メトリック情報および前記デバイス情報と、前記Read/Writeデータ量情報と、に基づいてストレージデバイスを選択する選択ステップと、
    選択ステップで選択したストレージデバイスに、前記Read/Write要求情報を転送する要求転送ステップと、を行うこと
    を特徴とするストレージデバイス選択方法。
  2. 請求項1記載のストレージデバイス選択方法であって、
    前記ストレージ情報テーブルの前記デバイス情報には、ストレージデバイス各々の未使用容量が含まれること
    を特徴とするストレージデバイス選択方法。
  3. 請求項1記載のストレージデバイス選択方法であって、
    前記処理部は、
    前記選択ステップで選択したストレージデバイスからRead/Write受諾メッセージを受信し、当該Read/Write受諾メッセージを前記サーバに転送するメッセージ転送ステップと、
    前記サーバからRead/Writeデータを受信し、当該Read/Writeデータを前記選択したストレージデバイスに転送するデータ転送ステップと、をさらに行うこと
    を特徴とするストレージデバイス選択方法。
  4. 請求項1記載のストレージデバイス選択方法であって、
    前記処理部は、
    前記選択ステップで選択したストレージデバイスからRead/Write受諾メッセージを受信し、当該Read/Write受諾メッセージを前記サーバに転送するメッセージ転送ステップと、をさらに行い、
    前記サーバは、前記Read/Write受諾メッセージを受信し、当該Read/Write受諾メッセージに含まれる前記選択したストレージデバイスの所在情報を宛先として、Read/Writeデータを送信するサーバ送信ステップを、行うこと
    を特徴とするストレージデバイス選択方法。
  5. 請求項1記載のストレージデバイス選択方法であって、
    前記ゲートウェイ装置は、Read/Writeデータ量を記憶するデータ量記憶部を、さらに有し、
    前記処理部は、
    前記要求受信ステップにおいて前記サーバから受信したRead/Write要求情報からRead/Writeデータ量を取得し、取得したRead/Writeデータ量を前記データ量記憶部に記憶する記憶ステップを、さらに行うこと
    を特徴とするストレージデバイス選択方法。
  6. 請求項1記載のストレージデバイス選択方法であって、
    前記処理部は、
    前記ストレージデバイス各々から、所定のタイミングでデバイス情報を受信し、受信したデバイス情報を、前記ストレージ情報テーブルに記憶するデバイス情報受信ステップを、さらに行うこと
    を特徴とするストレージデバイス選択方法。
  7. 請求項1記載のストレージデバイス選択方法であって、
    前記処理部は、
    前記要求受信ステップにおいて、前記サーバの公開鍵を用いて署名を復号し、前記サーバの認証を行うこと
    を特徴とするストレージデバイス選択方法。
  8. 請求項1記載のストレージデバイス選択方法であって、
    前記処理部は、
    前記サーバから受信した暗号化メッセージを、当該ゲートウェイ装置が有する秘密鍵を用いて復号する第1の復号ステップと、
    前記第1の復号ステップで復号したメッセージを、前記ストレージデバイスの公開鍵を用いて暗号化し、前記ストレージデバイスに送信する第1の暗号化ステップと、
    前記ストレージデバイスから受信した暗号化メッセージを、当該ゲートウェイ装置が有する秘密鍵を用いて復号する第2の復号ステップと、
    前記第2の復号ステップで復号したメッセージを、前記サーバの公開鍵を用いて暗号化し、前記サーバに送信する第2の暗号化ステップと、をさらに行うこと
    を特徴とするストレージデバイス選択方法。
  9. 複数のストレージデバイスとサーバとがIPv6のIP−SANにより接続されたストレージシステムにおけるゲートウェイ装置であって、
    前記ストレージデバイス毎に当該ストレージデバイスまでの近さを示すメトリック情報が設定されたルーティングテーブルと、
    前記ストレージデバイス毎に当該ストレージデバイスのデバイス情報が設定されたストレージ情報テーブルと、
    前記サーバから、エニキャストアドレスおよびRead/Writeデータ量を含むRead/Write要求情報を受信する要求受信手段と、
    前記ルーティングテーブルを参照して前記Read/Write要求情報で指定されたエニキャストアドレスに割り当てられたストレージデバイス各々のメトリック情報を特定するとともに、前記ストレージ情報テーブルを参照して前記Read/Write要求情報で指定されたエニキャストアドレスに割り当てられたストレージデバイス各々のデバイス情報を特定する特定手段と、
    前記ストレージデバイス各々の前記メトリック情報および前記デバイス情報と、前記Read/Writeデータ量情報と、に基づいてストレージデバイスを選択する選択手段と、
    前記選択手段が選択したストレージデバイスに、前記Read/Write要求情報を転送する転送手段と、を有すること
    を特徴とするゲートウェイ装置。
  10. IPv6のIP−SANにより接続されたストレージシステムであって、
    前記ストレージシステムは、サーバと、ストレージデバイスと、ゲートウェイ装置と、を有し、
    前記サーバは、
    Read/Write実行先のエニキャストアドレスと、Read/Writeデータ量と、を含むRead/Write要求を、前記ゲートウェイ装置に送信するサーバ送信手段と、を有し、
    前記ゲートウェイ装置は、
    前記ストレージデバイス毎に当該ストレージデバイスまでの近さを示すメトリック情報が設定されたルーティングテーブルと、
    前記ストレージデバイス毎に当該ストレージデバイスのデバイス状態が設定されたストレージ情報テーブルと、
    前記サーバから、前記Read/Write要求情報を受信する要求受信手段と、
    前記ルーティングテーブルを参照して前記Read/Write要求情報で指定されたエニキャストアドレスに割り当てられたストレージデバイス各々のメトリック情報を特定するとともに、前記ストレージ情報テーブルを参照して前記Read/Write要求情報で指定されたエニキャストアドレスに割り当てられたストレージデバイス各々のデバイス情報を特定する特定手段と、
    前記ストレージデバイス各々の前記メトリック情報および前記デバイス情報と、前記Read/Writeデータ量情報と、に基づいてストレージデバイスを選択する選択手段と、
    前記選択手段が選択したストレージデバイスに、前記Read/Write要求情報を転送する転送手段と、を有すること
    を特徴とするストレージシステム。
  11. 請求項10記載のストレージシステムであって
    前記ストレージ情報テーブルに記憶されたデバイス情報には、前記ストレージデバイスの未使用容量を含み、
    前記ストレージデバイス各々は、
    当該ストレージデバイスの前記デバイス情報を、所定のタイミングで前記ゲートウェイ装置に送信する送信手段を有すること
    を特徴とするストレージシステム。
  12. 請求項10記載のストレージシステムであって
    前記ストレージデバイス各々のデバイス状態を収集するストレージデバイス収集サーバを、をさらに有し、
    前記ストレージデバイス収集サーバは、
    前記ストレージデバイス各々の、未使用容量およびコネクション数を含む前記デバイス情報を、所定のタイミングで前記ストレージデバイス各々から収集する収集手段と、
    前記収集手段が収集した各デバイス情報を、前記ゲートウェイ装置に送信する送信手段と、を有すること
    を特徴とするストレージシステム。
  13. 請求項10記載のストレージシステムであって
    前記ストレージデバイス各々のデバイス状態を収集するストレージデバイス収集サーバと、前記ストレージデバイス各々を管理するリソース管理サーバと、をさらに有し、
    前記ストレージデバイス収集サーバは、
    前記ストレージデバイス各々の、未使用容量およびコネクション数を含む前記デバイス情報を、所定のタイミングで前記ストレージデバイス各々から収集する収集手段と、
    前記収集手段が収集した各デバイス情報を、前記リソース管理サーバに送信する送信手段と、を有し、
    前記リソース管理サーバは、
    前記ストレージデバイス収集サーバから前記デバイス情報を受信するデバイス情報受信手段と、
    前記ゲートウェイ装置から、Read/Writeデータ量を受信するデータ量受信手段と、前記デバイス情報と前記Read/Writeデータ量とに基づいて、ストレージリソースが不足しているか否かを判別する判別手段と、
    ストレージリソースが不足している場合、前記ストレージデバイスにLUNの作成を通知する通知手段と、を有すること
    を特徴とするストレージシステム。
  14. 複数のストレージデバイスとサーバとがIPv6のIP−SANにより接続されたストレージシステムにおいて、ゲートウェイ装置が実行するストレージデバイス選択プログラムであって、
    前記ゲートウェイ装置は、前記ストレージデバイス毎に当該ストレージデバイスまでの近さを示すメトリック情報が設定されたルーティングテーブルと、前記ストレージデバイス毎に当該ストレージデバイスのデバイス情報が設定されたストレージ情報テーブルと、処理部と、を有し、
    前記処理部に、
    前記サーバから、エニキャストアドレスおよびRead/Writeデータ量を含むRead/Write要求情報を受信する要求受信ステップと、
    前記ルーティングテーブルを参照し、前記Read/Write要求情報で指定されたエニキャストアドレスに割り当てられたストレージデバイス各々のメトリック情報を特定するとともに、前記ストレージ情報テーブルを参照し、前記Read/Write要求情報で指定されたエニキャストアドレスに割り当てられたストレージデバイス各々のデバイス情報を特定する特定ステップと、
    前記ストレージデバイス各々の前記メトリック情報および前記デバイス情報と、前記Read/Writeデータ量情報と、に基づいてストレージデバイスを選択する選択ステップと、
    選択ステップで選択したストレージデバイスに、前記Read/Write要求情報を転送する要求転送ステップと、を実行させること
    を特徴とするストレージデバイス選択プログラム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015022908A1 (ja) * 2013-08-12 2015-02-19 日本電気株式会社 ストレージ提供システム、ストレージ選択装置、ストレージ提供方法及びプログラム

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