JP2006145197A - 直線状コアンダフレア方法および装置 - Google Patents

直線状コアンダフレア方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】広い作動領域、低い浄化速度要求およびすべての状態での安定した火炎という利点を有するコアンダ効果を使用する改良型の高圧力フレアを提供する。
【解決手段】圧縮された可燃性廃棄ガスを燃焼させるための直線状コアンダフレア装置が開示される。前記フレア装置は、可燃性廃棄ガス供給パイプ22に接続され、かつ細長い直線状の開口24をその中に有する細長い閉端パイプ20と、前記閉端パイプ内の前記細長い直線状の開口に隣接して配置され、分配トラフ26の側面が前記閉端パイプの曲線状の外部表面に隣接して配置され、それによって加圧された可燃性廃棄ガスを前記閉端パイプの内部から前記閉端パイプの曲線状の外部表面上に排出するスロット27を形成している細長い可燃性ガス分配トラフ26とを基本的に備える。
【選択図】図4

Description

(1.発明の分野)
本発明は、装置内の可燃性廃棄ガスを燃焼する直線状コアンダフレア装置および方法に関する。
(2.関連技術の説明)
高圧コアンダフレアが、石油およびガスおよび石油化学産業で長年使用されている。フレアは、大きな丸みを帯びた底部と小さな円形の上部を有するポットに似た表面形状を有するコアンダ本体を備える。従来使用されているコアンダ本体は、鋳造または鍛造から形成されている。
従来技術のコアンダフレアは、鉛直パイプの上部に取り付けられたコアンダ本体を備え、それによって円形のスロットがパイプの上部とコアンダ本体の底部の間に形成される。圧縮された可燃性廃棄ガスが、ガス流の境界に低圧領域を作製する速度でスロットから出る。コアンダ本体とガス流の間の空間が低い圧力によって迅速に排気され、このことが廃棄ガスをコアンダ表面に強制的に付着させ、約90°転向するまでその形状を追従させる。
通常の動作領域は音速であり、多くの小さい渦がそれによってガス流内のあらゆる所に形成される。速度は、流れ全体の線形速度よりも大きい。また、線形速度は、ガス出口から同じ距離での従来のジェットよりも大きい。このことは、膜境界での低圧領域を増加させ、それによって空気巻込み効率を増加させる。ガスおよび空気がコアンダ本体表面の最大直径に到達すると、固有の乱流がガスと空気の効果的な混合を提供し、それによって極めて安定した効果的なフレアデバイスを作製する。
コアンダスロットでの燃料圧力が約11psigであるとき、スロットでの燃料速度は音速になる。いったん音速の出口速度が達成されると、ガス流速とコアンダスロット出口圧力の間の関係は線形になり、能力を増加させる唯一の方法は、ガス圧力またはコアンダスロット面積のいずれかを増加させることである。結果として、より高い能力を達成するために、より大きなコアンダ本体、スロット、および表面を備えるより大きな直径のフレアが必要となり、これは極めて重く、コストがかかる。
いくつかの場合、コアンダフレア内の可燃性廃棄ガスの圧力は、含まれるプロセスによっておよびフレアの幾何形状によって制限される。いったんある圧力が得られたあと、質量流が臨界レベルを達成し、それによってコアンダ表面上を通過するガス膜内に、火炎がコアンダ表面から外れてコアンダ効果が失われるようなモーメントがある。
したがって、上記で述べた欠点を有さず、その代わりに、頑丈な長寿命設計、低放射、低重量、高い無煙のターンダウン、広い作動領域、低い浄化速度要求およびすべての状態での安定した火炎という利点を有するコアンダ効果を使用する改良型の高圧力フレアの必要性がある。
(発明の概要)
本発明は、従来技術の欠点を克服し、上記で説明された必要性に適合する、圧縮された可燃性廃棄ガスを燃焼させるための直線状コアンダフレア装置を提供する。本発明の圧縮された可燃性廃棄ガスを燃焼させるための直線状コアンダフレア装置は以下の要素を備える。細長い閉端パイプが、可燃性廃棄ガス供給パイプに接続されている。前記細長い閉端パイプは、細長い直線状の開口をその中に有し、細長い可燃性ガス分配トラフが、前記細長い直線状の開口に隣接して配置されている。前記分配トラフの側面は、前記閉端パイプの曲線状の外部表面に隣接して配置され、それによって加圧された可燃性廃棄ガスを前記閉端パイプの内部から前記閉端パイプの曲線状の外部表面上に排出するスロットを形成している。
本発明の可燃性廃棄ガスを燃焼させる方法は、以下のステップを含む。可燃性廃棄ガスが、その中に細長い直線状の開口を有する細長い閉端パイプに接続された可燃性廃棄ガス供給パイプを備えるコアンダフレア装置へ導かれる。前記可燃性廃棄ガスが、前記細長い直線状の開口を通って、前記細長い直線状の開口に隣接して配置された細長い可燃性ガス分配トラフ内へ排出される。前記分配トラフの細長い側面が、前記閉端パイプの曲線状の外部表面に隣接して配置され、それによって細長い排出スロットを形成している。前記可燃性廃棄ガスが、前記細長い排出スロットを通って、前記閉端パイプの前記曲線状の表面上に排出される。前記可燃性廃棄ガスが、前記閉端パイプに隣接して配置されたパイロットライトによって点火される。
本発明の特徴および利点は、添付の図面とともに解釈した後好ましい実施形態の説明を読めば、当業者なら容易に理解されよう。
(好ましい実施形態の説明)
ここで図面、特に図1および2を参照すると、従来技術のフレア10が、直立している燃焼性廃棄ガス供給パイプ12と、供給パイプ12の上部に取り付けられたコアンダ本体14を有して示されている。円形のスロット16が、パイプ12の上部とコアンダ本体14の底部の間に設けられ、それを通って圧縮された可燃性廃棄ガスが高速で流れる。ガスは、約90°転向するまでコアンダ表面を追従し、それによって極めて安定した効果的なフレアデバイスを提供する。しかし、より高い能力を達成するために、より大直径の可燃性廃棄ガス供給パイプ、より大きなコアンダスロットおよびより大きなコアンダ本体が必要となり、これは極めて重く、コストがかかる。
図3および4を参照すると、本発明の直線状コアンダフレア装置の一形態が図示され、符号18によって示されている。直線状コアンダフレア装置18は、可燃性廃棄ガス供給パイプ22に接続された細長い閉端パイプ20を備える。供給パイプ22の上部開端部が、図4に最もよく示されるように、閉端パイプ20内に配置されている。細長い直線状の開口24が、供給パイプ22の両側に延びる閉端パイプ20の底部に設けられている。
細長い可燃性ガス分配トラフ26が、直線状の開口24に隣接して細長い閉端パイプ20の底部に取り付けられている。分配トラフ26の細長い側面が、閉端パイプ20の曲線状の外部表面に隣接して配置され、それによって、閉端パイプ20の内部から閉端パイプ20の曲線状の外部表面に上へ圧縮された可燃性廃棄ガスを排出するスロット27を形成している。圧縮された可燃性廃棄ガスは、パイプ表面に付着し、約90°転向するまでその形状を追従する。ガスは、閉端パイプに隣接して配置されたパイロットライト28によって点火される。
上記で説明した直線状コアンダフレア装置18は、以下の利点を有する。閉端パイプ20および可燃性廃棄ガス供給パイプ22は、軽量の鋼で形成されており、特別な高コストの鋳造および鍛造は必要とされず、それによってコストおよび重量が低減される。直線状コアンダフレア装置18の能力は、閉端パイプ20、直線状開口24および分配トラフ26の長さを単に延長することによって増加される。
本発明の直線状コアンダフレア装置の性能は、空気の巻込み、混合および最大作動圧力を改善する、分配トラフ26と閉端パイプ20の間の狭いスロットを維持することによって強化される。供給パイプ22を通って供給される可燃性廃棄ガスは閉端パイプ20を通って流れ、それによってフレア装置18の冷却を提供する。可燃性廃棄ガスの経路は、空気がフレア装置18に入る可能性を制限し、それによって内部燃焼のリスクを緩和し、パージガスの必要性を低減させる。可燃性廃棄ガス供給パイプ22は、図面に示すように中央に、または細長い閉端パイプ20のいずれかの端部に、またはその間の任意の位置に配置されることができる。燃料出口スロット27を形成する細長い可燃性ガス分配トラフ26は、外向きに傾斜した側面を備える平底トラフ、半円形トラフ、部分的に円形のトラフ、V字型のトラフなどを含むが、それに限定されない様々な形状であってよい。ガス分配トラフは、1つの位置に固定されるように配置されることができる、または本明細書で以下でさらに説明するように、圧力を設定最大値に増加させることなく開放する可変燃料出口スロットを形成するようにばね荷重されてもよい。
直線状コアンダフレア装置18は、細長い直線状の開口24および可燃性ガス分配トラフ26を含む閉端パイプを回転させることによって、傾斜して燃焼するように構成されることができる。多くの場合、フレアと隣接する敏感な領域内でまたは空間の要求のため、放射およびノイズが低減されなければならない。すなわち、フレアは、特定の方向へ移動または角度付けされなければならない。図4、5、9および10を参照すると、このことは、細長い閉端パイプ20または32および分配トラフ26または38を、それによって火炎が図9に示すような敏感な領域から遠ざかるように方向付けられる角度へ転向させることによって、本発明の水平方向フレア18または30で達成されることができる。必要に応じて、細長い閉端パイプ32もまた、図10に示されるように垂直に移動されることができる。
図5〜8をここで参照すると、本発明の直線状コアンダフレア装置の代替となる構成が図示され、一般に符号30によって示されている。直線状コアンダフレア装置30は、その底部に細長い直線状の開口または一連の直線状の開口34を有する閉端パイプ32を備える。可燃性廃棄ガス供給パイプ36が、溶接またはその他の手段によって閉端パイプ32の一方の端部に接続されている。細長い可燃性廃棄ガス分配トラフ38が細長い閉端パイプ32の底部の細長い直線状の開口または複数の開口34に隣接して設けられている。分配トラフ38は、細長いボルトまたはロッド42によって可燃性廃棄ガス分配トラフ38の底部におよび閉端パイプ32に取り付けられたばねアセンブリ40によって、直線状の開口または複数の開口34の下の位置に保持されている。また、ばね荷重された密封プレートアセンブリ45が、可燃性廃棄ガスが分配トラフ38の端部を通って逃げるのを防止するために、分配トラフ38の端部に圧力を及ぼす細長い閉端パイプ32に取り付けられている。パイロットライト41が、排出された可燃性廃棄ガスを点火するために設けられている。
コアンダフレア装置30の動作中、可燃性廃棄ガスが、可燃性廃棄ガス供給パイプ36を用いて装置30に入り、細長い閉端パイプ32内へ流入する。閉端パイプ32から、ガスは、スロットまたは複数のスロット34を通って細長い可燃性ガス分配トラフ38内へ通過する。分配トラフ38から、ガスは、分配トラフ38の側部と閉端パイプ32の間の側部スロット43を通って、および次に閉端パイプ32の曲線状の表面に隣接して流れ、ここで煙のない低放射の炎を作製するのに応じて周囲の空気を巻きこみ、それと混合する。
ガスが、細長い可燃性ガス分配トラフ38を通って流れるとき、分配トラフ38に圧力を付加または減少させ、このことがさらにばねアセンブリ40への荷重を付加または減少させ、それによってばねアセンブリ40内のばねを圧縮または減圧し、分配トラフ38を閉端パイプ32から遠ざかるようにまたは近づくように運動させる。閉端パイプ32から遠ざかるまたは近づく運動は、閉端パイプ32と分配トラフ38の間のガス排出スロットの幅を増加または減少させ、それによって閉端パイプ32の表面上へのより大きいまたはより小さいガスの流れを可能にする。
スロット43の幅の変動は、ガスの流れおよび圧力を調整するだけでなく、ガススロットでの高速度を連続的に維持する役割もし、このことが高い風圧によって分配トラフ内に進入することができる空気の量をさらに制限する。低いガス流および圧力での狭いスロットは、スロットに沿ったガスの均一な分配を生じさせ、それによって局所化された燃焼を確実にし、ホットスポットを防止する。
図6、閉端パイプ32の側面拡大図をここで参照すると、分配トラフ38およびばねアセンブリ40が示されている。ばねアセンブリ40は、閉端パイプ32および分配トラフ38に取り付けられ、それを通るおよびその下を通過する細長いねじ付きロッド42を備える。ばね47が、分配トラフ38の底部と、ロッド42上にねじ付けされたナット46によって定位置に保持されている可動円形プレート44との間に配置されている。ナット46は、ばね47の圧縮力を調節するために上下に移動されることができる。第2の円形プレート48がロッド42上に配置され、第2のナット50がプレート48の下のねじ付きロット42上に配置されている。第2のナット50は、閉端パイプ32の底部と分配トラフ38、すなわちスロット43の間の距離を調節するために使用される。
図7は、ばねアセンブリ52が閉端パイプ32内に装着され、分配トラフ38の位置を調節するために使用される代替となる構成を示している。
図8は、ばねアセンブリ54が閉端パイプ32内の上部に装着され、ばね張力および分配トラフ38の位置を調節するために使用される別のばねアセンブリ構成を示している。
図6、7、および8に示したばねアセンブリ構成のすべてが使用されることができるが、図7に示したばね構成が、閉端パイプ内に配置されたばねアセンブリが、パイプを通って、火炎領域の外部を常に流れる低温の可燃性のガスの流れによって冷却されるという理由で一般に好ましい。当業者なら理解されるように、様々なばねアセンブリ構成が、上記で説明したもの以外に使用されることができる。
多くの精油およびその他のプラントでは、広範囲のガス組成および多段階化された燃焼およびシステムを要求する能力を取り扱わなければならないフレアシステムが必要とされている。多段階化された燃焼およびシステムは、燃焼の作動範囲にわたって最大の性能を保証するために、コストのかかる配管および複数の燃焼をオンおよびオフに切り替えるバルブを必要とする。
本発明の直線状コアンダフレア装置は、可燃性廃棄ガス供給パイプに接続された複数のまたは細長いパイプを備えることができる。複数のまたは細長いパイプは、その中の複数の直線状の開口と、様々な圧力で動作するように設定されたばねアセンブリを有する複数のガス分配トラフとを有することができる。ガス圧力が増加すると、様々なガス分配トラフが次々に開放する。このことは、フレア装置の各部分が、すべての流速でその臨界圧力をこえて動作することを確実にし、それによって常時最適な性能を確実にする。
図面に示すように、本発明の直線状コアンダフレア装置は、普通の円筒形パイプを、その中に細長い直線状の開口を有する細長い閉端パイプとして使用している。円筒形のパイプおよび分配トラフの側面によって形成されたスロットを通って排出された、圧縮された可燃性廃棄ガスが、閉端パイプの曲線状の外部表面を覆って流れ、約90度転向するまで曲線状の表面を追従する、すなわち、閉端パイプの曲線状の表面が「コアンダ効果」をもたらす。円筒形のパイプは、従来使用されているコアンダ本体と比較して低価格であり、パイプは、いかなる所望のフレア長さおよび位置でも使用されることができる。
図11をここで参照すると、2つ以上の直線状コアンダフレア装置が互いに極めて近接して配置されるときなどのある用途で、空気力学的な形状にされた閉端パイプ56が、より良好な空気の分配およびフレア性能を提供するために使用されることができる。必要に応じて、他の形状の閉端パイプも使用されることができる。しかし、円筒形の閉端パイプの使用が好ましい。
本発明のフレア装置によって作製された廃棄ガス流内または火炎内への水の導入が、騒音および/または放射を低減させるために必要とされることがある。図12に示すように、水が、騒音を低減させるために閉端パイプ内に導入されることができ、図13に示すように、水が、放射を低減させるために閉端パイプの情報の火炎内に導入されることができる。
図14から18をここで参照すると、廃棄ガス供給パイプに接続された本発明の直線状コアンダフレア装置の様々な構成が示されている。図示のように、6本までの、またはそれ以上の閉端パイプ32が、単一の可燃性廃棄ガス供給パイプに接続されることができる。
地上でのフレア適用例では、本発明の直線状コアンダフレア装置が、比較的小直径の一連続運転で40から50フィートもの長さであり、燃料が底部からではなく一方の端部から供給されるという点で理想的である。
本発明の直線状コアンダフレア装置が使用される特定の用途にかかわらず、フレア装置は、比較的小さいフレア先端から極めて大きな熱解放を作製する。
加圧された可燃性廃棄ガスを燃焼するための本発明の好ましい線形コアンダフレア装置は、細長い直線状の開口をその中に有する、可燃性廃棄ガス供給パイプに接続された細長い閉端パイプと、前記閉端パイプ内の前記細長い直線状の開口に隣接して配置され、分配トラフの側面が、前記閉端パイプの曲線状の外部表面に隣接して配置され、それによって加圧された可燃性廃棄ガスを前記閉端パイプの内部から前記閉端パイプの曲線状の外部表面上に排出するスロットを形成している細長い可燃性ガス分配トラフとを備える。
本発明の可燃性廃棄ガスを燃焼させる好ましい方法は、(a)可燃性廃棄ガスを、その中に細長い直線状の開口を有する細長い閉端パイプに接続された可燃性廃棄ガス供給パイプを備えるコアンダフレア装置へ導くステップと、(b)前記細長い直線状の開口を通って、前記細長い直線状の開口に隣接して配置された細長い可燃性ガス分配トラフ内へ前記可燃性廃棄ガスを排出し、前記分配トラフの細長い側面が前記閉端パイプの曲線状の外部表面に隣接して配置され、それによって細長い排出スロットを形成しているステップと、(c)前記細長い排出スロットを通って、前記閉端パイプの前記曲線状の表面上に前記可燃性廃棄ガスを排出するステップと、(d)前記可燃性廃棄ガスに点火するステップとを含む。
このようにして、本発明は、目的を実行するように、かつ上述の目的および利ならびにそれに帰属するものを得るように構成されている。本発明の好ましい実施形態はこの開示の目的のために説明されてきたが、その変更は添付した請求項で定義された本発明の精神に包含され、部品の配置および構造の様々な変更が当業者に示唆されるであろう。
従来技術のコアンダフレアの側部部分断面図である。 図1の線2−2に沿った断面図である。 本発明の直線状コアンダフレア装置の一形態の側面図である。 図3の線4−4に沿った断面図である。 本発明の直線状コアンダフレア装置の別の形態の側部切開図である。 分配トラフの底部に取り付けられた、および閉端パイプに取り付けられたばねアセンブリを示す図5の線6−6に沿った断面図である。 フレア装置の内部に取り付けられた、および配分トラフに取り付けられたばねアセンブリを示す図6と同様の断面図である。 閉端パイプの上部に取り付けられた、および分配トラフに取り付けられたばねアセンブリの図6と同様の別の断面図である。 傾斜して配置された細長い閉端パイプおよび分配トラフを示す直線状コアンダフレア装置の図4と同様の断面図である。 傾斜して配置された細長い閉端パイプおよび分配トラフを示す直線状コアンダフレア装置の図5と同様の側面図である。 涙状の断面形状で形成された細長い閉端パイプを有する互いに近接して配置された2つの直線状コアンダフレア装置の断面図である。 細長い閉端パイプを通って流れるガス流内に水を噴射するための手段を備える本発明の直線状コアンダフレア装置の側面図である。 フレア装置によって作製された火炎内に水を噴射するための手段を備える本発明の直線状コアンダフレア装置の側面図である。 可燃性廃棄ガス供給パイプに接続された単一の閉端パイプおよび分配器から成る本発明の直線状コアンダフレア装置の透視図である。 可燃性廃棄ガス供給パイプに接続された2本の閉端パイプおよび分配器を備える図14と同様の図である。 可燃性廃棄ガス供給パイプに接続された4本の閉端パイプおよび分配器の透視図である。 可燃性廃棄ガス供給パイプに接続された6本の閉端パイプおよび分配器の透視図である。 可燃性廃棄ガス供給パイプに接続された4本の閉端パイプおよび分配器の代替となる構成の透視図である。

Claims (21)

  1. 細長い直線状の開口をその中に有する、可燃性廃棄ガス供給パイプに接続された細長い閉端パイプと、
    前記閉端パイプ内の前記細長い直線状の開口に隣接して配置され、分配トラフの側面が前記閉端パイプの曲線状の外部表面に隣接して配置され、それによって加圧された可燃性廃棄ガスを前記閉端パイプの内部から前記閉端パイプの曲線状の外部表面上に排出するスロットを形成している細長い可燃性ガス分配トラフとを備える
    圧縮された可燃性廃棄ガスを燃焼させるための直線状コアンダフレア装置。
  2. 可燃性のガスに点火するための手段をさらに備える請求項1に記載のフレア装置。
  3. 可燃性のガスに点火するためのパイロットライトをさらに備える請求項1に記載のフレア装置。
  4. 前記細長い閉端パイプおよび分配トラフがほぼ水平方向に配置されている請求項1に記載のフレア装置。
  5. 前記細長い閉端パイプおよび分配トラフが傾斜して配置されている請求項1に記載のフレア装置。
  6. 分配トラフを備える2つ以上の細長い閉端パイプが、前記可燃性廃棄ガス供給パイプに接続されている請求項1に記載のフレア装置。
  7. 前記可燃性ガス分配トラフが、前記可燃性廃棄ガスの圧力が増加または減少したとき、可燃性廃棄ガスを排出する前記スロットが幅を増加または減少させるように、1つまたは複数のばねアセンブリによって前記閉端パイプに取り付けられている請求項1に記載のフレア装置。
  8. 前記ばねアセンブリが、前記可燃性ガス分配トラフの底部に、および前記閉端パイプに取り付けられている請求項7に記載のフレア装置。
  9. 前記ばねアセンブリが、前記閉端パイプの内部に、および前記可燃性ガス分配トラフに取り付けられている請求項7に記載のフレア装置。
  10. 前記ばねアセンブリが、前記閉端パイプの上部に、および前記可燃性ガス分配トラフに取り付けられている請求項7に記載のフレア装置。
  11. それによって前記分配トラフの端部を通る前記加圧された可燃性廃棄ガスの損失を防止するために、前記細長い可燃性ガス分配トラフの端部に圧力を及ぼす前記閉端パイプに取り付けられた追加のばねアセンブリをさらに備える請求項7に記載のフレア装置。
  12. (a)可燃性廃棄ガスを、その中に細長い直線状の開口を有する細長い閉端パイプに接続された可燃性廃棄ガス供給パイプを備えるコアンダフレア装置へ導くステップと、
    (b)前記細長い直線状の開口を通って、前記細長い直線状の開口に隣接して配置された細長い可燃性ガス分配トラフ内へ前記可燃性廃棄ガスを排出し、前記分配トラフの細長い側面が前記閉端パイプの曲線状の外部表面に隣接して配置され、それによって細長い排出スロットを形成しているステップと、
    (c)前記細長い排出スロットを通って、前記閉端パイプの前記曲線状の表面上に前記可燃性廃棄ガスを排出するステップと、
    (d)前記可燃性廃棄ガスに点火するステップとを含む
    可燃性廃棄ガスを燃焼させる方法。
  13. 前記細長い閉端パイプおよび前記細長い可燃性ガス分配トラフが、ほぼ水平方向に配置されている請求項12に記載の方法。
  14. 前記細長い閉端パイプおよび前記細長い可燃性ガス分配トラフが、傾斜して配置されている請求項12に記載の方法。
  15. 前記可燃性廃棄ガスが、細長い直線状の開口をその中に有し、かつ細長い排出スロットを形成しているそれに取り付けられた細長い可燃性ガス分配トラフを有する2つ以上の細長い閉端パイプへ導かれる請求項12に記載の方法。
  16. 前記可燃性ガス分配トラフが、前記可燃性廃棄ガスの圧力が増加または減少したとき、可燃性廃棄ガスを排出する前記スロットが幅を増加または減少させるように、1つまたは複数のばねアセンブリによって前記閉端パイプに取り付けられている請求項12に記載の方法。
  17. 前記ばねアセンブリが、前記可燃性ガス分配トラフの底部に、および前記閉端パイプに取り付けられている請求項16に記載の方法。
  18. 前記ばねアセンブリが、前記閉端パイプの内部に、および前記可燃性ガス分配トラフに取り付けられている請求項16に記載の方法。
  19. 前記ばねアセンブリが、前記閉端パイプの上部に、および前記可燃性ガス分配トラフに取り付けられている請求項16に記載の方法。
  20. それによって前記分配トラフの端部を通る前記加圧された可燃性廃棄ガスの損失を防止するために、前記細長い可燃性ガス分配トラフの端部に圧力を及ぼす前記閉端パイプに取り付けられた追加のばねアセンブリをさらに備える請求項12に記載の方法。
  21. 前記フレア装置内への空気の流入を防止するために、可燃性廃棄ガスが燃焼されてないとき、少量のパージガスが前記フレア装置を通って流される請求項12に記載の方法。
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