JP2006139028A - 遷移支援方法及び映像音声通信システム - Google Patents

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【課題】個人作業を主にした実空間における作業状態と遠隔相手との会話状態という二つの状態が混在する環境で用いられる映像音声通信システムにおいて、作業状態と会話状態との遷移を支援する。
【解決手段】利用者の正面に配置されたデスクディスプレイ103と、天井ディスプレイ101と、利用者の正面方向に配置されたデスクカメラ104と天井カメラ102で撮影した映像に基づいて利用者の顔方向を検出する顔方向検出部と、会話における無発話時間測定部107と、顔方向検出部106及び無発話時間測定部107のデータに基づき、顔方向が天井ディスプレイ101に向いたことを検出して会話モードに遷移したと判定し、顔方向がいずれのディスプレイの方向を向いておらず、かつ、無発話時間が一定時間以上継続した場合に、作業モードに遷移したと判定するモード判定部108と、設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遠隔地にいる相手とのコミュニケーションを図る映像音声通信システムに関し、特に、個人作業を主体とした実空間における作業状態と遠隔相手との会話状態の二つの状態が混在し得る場合に、作業状態と会話状態との円滑な遷移を支援する遷移支援方法と、そのような遷移支援方法を実現する映像音声通信システムと、に関する。
遠隔地にいる相手とのコミュニケーションを図るためのツールとして、利用者自身を撮影するカメラと相手の画像を提示するディスプレイと相手の発した音声を出力するスピーカと利用者自身の発した音声を取得するマイクロホンとを用いる映像音声通信システムがある。これらの映像音声通信システムでは、カメラ、ディスプレイを水平方向に設置する、言い換えれば各利用者の正面にカメラやディスプレイを設置するのが一般的である。
このような映像音声通信システムの利用方法として、これまで、1対1での遠隔会議がよく知られているが、相手方との物理的な接続は維持するものの、相手方の常時と会話をするのではなく、間欠的に(あるいはときたま)相手方と会話を行ない、その他の時間帯には実空間における個人作業(例えば、利用者自身のデスクワーク)を行なう、という使い方もある。すなわち、1つの室内において複数の人間がデスクワークを行なっており、通常時には各人がそれぞれの個人作業を行なっているが、疑問点や確認事項が発生した場合に隣に在席している人と会話する、という、一般的は執務形態を遠隔地にいる相手にまで拡張したものに相当する。
このように、遠隔の相手とずっと会話をするわけではなく、実空間における個人作業を主に行いながらも遠隔相手と物理的に接続した状態を保つものは、グループワークシステムの研究にいくつか例があげられる。これらの研究例では、ユーザに事前に相手の状況情報を提示することで、映像音声通信システムを利用した会話を開始する事を支援している。映像を常時接続することによって、相手の状況を互いに取得できるシステムにおける研究(非特許文献1)や、遠隔相手の近接情報を視覚効果として提示することで相手の状況を取得できるシステムの研究(非特許文献2)、仮想世界を歩き回り遠隔相手のデスクの様子を見ながら相手を探して会話を開始できるシステムの研究(非特許文献3)、ユーザの位置情報とスケジュール情報を用いて情報を提示するシステムの研究(非特許文献4)などが行なわれている。しかし、これらは、状況情報の提示場所について検討していないため、ユーザの個人作業を妨げる場所に提示する可能性があり、また作業状態から会話状態への遷移による、集中したい対象が異なるというユーザ特性の変化について考慮していない。
"Evaluating Video as a Technology for Informal Communication", R. S. Fish, CHI '92 "The Effects of Visual Proxemic Information in Video Mediated Communication", D. Grayson, L. Coventry, CHI '98 "Design of a Multi Media Vehicle for Social Browsing", R. W. Root, Proceedings of the 1988 ACM conference on CSCW "Context Aware Messaging Service:位置情報とスケジュール情報を用いたモパイルコミュニケーションシステムの構築および運用実験", 中西泰人,辻貴孝,大山実,箱崎勝也,情報処理学会論文誌,Vol. 37, No. 6
従来の映像音声通信システムにおいて、会話に用いるディスプレイを利用者の正面に設置した場合、個人作業中の利用者に対して、ディスプレイは必要でない状況情報を提示することになり、具体的には相手側の状況がちらちらと目に入ってしまって気が散ることとなるので、その利用者の作業の妨げとなる可能性がある。また利用者が会話を始めようとする直前や会話中では、遠隔地にいる相手の顔方向が、会話をしたいと思ってディスプレイ越しにユーザを見ている顔方向であるのか、作業をしたいと思って作業をしている顔方向であるか、の判別が困難である。そのために相手に対して話しかけることが難しい、あるいは、話をしたいという相手の欲求を感じ取りにくいなど、会話の円滑な開始が阻害される、という問題がある。
そこで本発明の目的は、個人作業を主にした実空間における作業状態と遠隔相手との会話状態という二つの状態が混在する環境において用いられる映像音声通信システムにおいて、利用者の作業の妨げにならないように相手側の映像を提示でき、利用者はその作業中は作業に集中できるとともに、利用者が相手側と会話をしたいときには相手との会話状態への円滑な切替えを可能とする遷移支援方法と、そのような遷移支援方法を実現する映像音声通信システムと、を提供することにある。
本発明の遷移支援方法は、利用者の正面に配置された第1のディスプレイと、第1のディスプレイとは異なる方向に配置された第2のディスプレイとを用い、遠隔相手からの映像及び音声を利用者に提示する映像音声通信システムにおける、利用者の個人作業を主にした実空間における作業状態と遠隔相手との会話状態との間での遷移を支援する遷移支援方法であって、利用者の顔方向を検出するステップと、利用者及び遠隔相手との会話における無発話時間を検出するステップと、顔方向が第2のディスプレイに向いたことを検出して会話モードに遷移するステップと、顔方向がいずれのディスプレイの方向を向いておらず、かつ、無発話時間が一定時間以上継続した場合に、作業モードに移行するステップと、を有する。
本発明の映像音声通信システムは、利用者の個人作業を主にした実空間における作業状態と遠隔相手との会話状態とが混在する環境で用いられ、遠隔相手からの映像及び音声を利用者に提示する映像音声通信システムであって、利用者の正面方向に配置された第1のディスプレイと、第1のディスプレイとは異なる方向に配置された第2のディスプレイと、利用者の正面方向に配置されて利用者を撮影する第1のカメラと、第1のカメラとは異なる位置に配置されて利用者を撮影する第2のカメラと、利用者の発話を収録するマイクロホンと、遠隔相手の発話を利用者に向けて再生するスピーカと、第1及び第2のカメラで撮影した映像をもとに利用者の顔方向を検出する顔方向検出部と、マイクロホンに入力した音声に基づいて無発話時間を測定する無発話時間測定部と、顔方向検出部及び無発話時間測定部のデータに基づき、顔方向が第2のディスプレイに向いたことを検出して会話モードに遷移したと判定し、顔方向がいずれのディスプレイの方向を向いておらず、かつ、無発話時間が一定時間以上継続した場合に、作業モードに遷移したと判定し、判定結果に応じて、遠隔相手の映像の各ディスプレイによる提示を制御するモード判定部と、を有する。
本発明は、個人作業を主にした実空間における作業状態と遠隔相手との会話状態という二つの状態が混在する環境において、ユーザの顔方向、発話の状況を活用してユーザの作業の妨げにならない相手側の映像の提示ディスプレイを選択する事で、ユーザの作業中は作業に集中でき、またユーザが会話をしたい時には相手との会話への円滑な切り替えを可能とする。
次に、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の一形態の映像音声通信システムの構成を示すブロック図である。
映像音声通信システムは、利用者100の側と相手200の側とにそれぞれ配置されており、両者の映像音声通信システム間は、ネットワーク190によって接続されている。利用者100側ではその利用者100用のデスク150が設けられており、相手200側ではその人用のデスク250が備えられているものとする。
本実施形態の映像音声通信システムでは、会話モードと作業モードとの2つのモードが備えられている。会話モードは、利用者100が相手200と会話している、相手200と会話をしたい、あるいは、会話をするためにディスプレイによって相手200の状況を見ている、という状態(遠隔相手との会話状態)に対応するモードである。これに対し、作業モードは、利用者100が、相手200に対して会話をしないで、その利用者100の個人の作業に集中している状態(個人作業を主体とした実空間における作業状態)に対応するモードである。以下に説明するように、映像音声通信システムは、利用者100の状態を検出して会話モードと作業モードの間で遷移し、判別されたモードに応じてディスプレイ上での提示内容を変更する。
利用者100側の映像音声通信システムは、デスク150の椅子に座った状態の利用者100から見えるように画面を向けられているとともに、デスク150の上方の天井に設置された天井ディスプレイ101と、デスク150の椅子に座った利用者100の頭部に光軸を向けてデスク150上方の天井に設置された天井カメラ102と、デスク150の椅子に座った状態の利用者100の正面の位置に配置されたデスクディスプレイ103と、デスク150の椅子に座った状態の利用者100の頭部に指向軸を向けて設置されたデスクカメラ104と、利用者100の発話を収録するマイクロホン105と、天井カメラ102及び/またはデスクカメラ104によって撮影した映像に基づいて利用者100の顔方向を検出する顔方向検出部106と、マイクロホン105によって入力した音声に基づいて利用者100と相手200との会話における無発話時間を測定する無発話時間測定部107と、顔方向検出部106及び無発話時間測定部107での検出あるいは測定結果に基づいて、会話モードか作業モードかを判定するモード判定部108と、相手200側の映像音声通信システムへのネットワーク190を介した通信を制御する通信制御部109と、遠隔地にいる相手200の発話を利用者100に向けて再生するスピーカ110と、を備えている。デスクディプレイ103は、例えば、デスク150上あるいはデスク150の前方に設置されている。デスクディスプレイ103としては、利用者100がその個人作業に用いるパーソナルコンピュータのディスプレイを用いることができる。
同様に、相手200側の映像音声通信システムも、天井ディスプレイ201と、天井カメラ202と、デスクディスプレイ203と、デスクカメラ204と、マイクロホン205と、顔方向検出部206と、無発話時間測定部207と、モード判定部208と、通信制御部209と、スピーカ210と、を備えている。
利用者100の映像音声通信システムでは、天井ディスプレイ101には、少なくとも利用者100の顔が天井ディスプレイ101の方向を向いたときに、相手200側の天井カメラ202で撮影された相手200の映像が提示される。また、デスクディスプレイ103には、会話モード時に、相手200側のデスクカメラ204で撮影された相手200の映像が提示される。相手200の映像音声通信システムでも、天井ディスプレイ201には、少なくとも相手200の顔が天井ディスプレイ201の方向を向いたときに、利用者100側の天井カメラ102で撮影された利用者100の映像が提示され、モード判定部208が会話モードと判定しているときに、デスクディスプレイ103には、利用者100側のデスクカメラ104で撮影された利用者100の映像が提示される。
次に、この映像音声通信システムの動作を説明する。
まず、モード判定部108によるモード判定を説明する。
顔方向検出部106は、天井カメラ102及び/またはデスクカメラ104で撮影した映像から、肌色領域検出によって、利用者100の顔領域を抽出し、またその領域内の利用者100の目口鼻の位置を検出し、これらの結果から、利用者100の顔方向を判定する。無発話時間測定部107は、マイクロホン105で取得した音声に基づいて、利用者100及び相手200との互いの発話のない時間を測定する。そして、モード判定部108は、いずれのモードにある場合であっても、利用者100の顔方向が天井ディスプレイ101の方向を向いたときには、利用者100が相手200と会話をしたい、あるいは相手200と会話するために相手200の状況を見ている、と判断して、会話モードに遷移する。そして、会話モードに遷移すると、利用者100の顔が天井ディスプレイ101に向いている時には天井ディスプレイ101に相手200側の天井カメラ202で取得した相手200の映像を提示し、利用者100の顔がデスクディスプレイ103に向いている時は、そのデスクディスプレイ103には相手200側のデスクカメラ204で取得した相手200の映像を提示する、というように、利用者100の顔方向に応じて提示するディスプレイを決定する。そしてモード判定部108は、会話モード中であって、利用者100の顔方向がいずれのディスプレイ101,103にも向いておらず、かつ無発話時間が一定時間(例えば3秒)より長い場合、その利用者100は提示された相手200に会話しないで個人の作業に集中している状態とみなして、作業モードに遷移する。作業モードでは、モード判定部108は、利用者100の作業を妨げないよう、相手映像を天井ディスプレイ101のみに提示する。
このように本実施形態では、モード判定部108(あるいはモード判定部208)によって、会話モードと作業モードとを自動的に切替えることができ、これによって、利用者100や相手200は、その個人作業中は作業に集中でき、また作業から相手との会話への円滑な切り替えを行なうことができるようになる。
図2は、利用者100側の映像音声通信システムにおける処理を示すフローチャートである。当然のことながら、相手200側の映像音声通信システムも、同様に処理を実行する。
初期状態は作業モードであるとして、ステップ301において、作業モードに移行する。作業モードでは、利用者100が、デスクディスプレイ103を使用する使用しないに関わらずそのデスク150上で作業をしている時、天井ディスプレイ101は、相手200側の天井カメラ202より送信されたデータを提示する(ステップ302)。デスクディスプレイ103は、作業用のデータを提示する、もしくは何も提示しない。作業モードは、互いに相手側の利用者とは通信しようとしない状態であるので、マイクロホン105での音声入力は行なわれず、スピーカ110からの相手側音声の再生も行なわれない。作業モード時、モード判定部108は、天井カメラ102及びデスクカメラ104で撮影した映像に基づいて顔方向検出部106が検出した利用者100の顔方向のデータによって判定を行なう(ステップ303)。ユーザの顔方向が天井ディスプレイ101方向である場合にのみ、ステップ304に移行して会話モードに遷移する。それ以外の場合は、ステップ301に戻る。
会話モードでは、常時ユーザの顔方向判定が行なわれ、利用者100の顔方向が天井ディスプレイ101方向である時は、相手200側の天井カメラ202より送信されたデータを天井ディスプレイ101に提示し、顔方向がデスクディスプレイ103方向である時は、相手200側のデスクカメラ204より送信されたデータをデスクディスプレイ103に提示する。顔方向がそれら以外の方向である時は事前に提示されていたディスプレイへの提示を続行する。すなわち、顔方向に追従して映像を提示する(ステップ305)。そして、モード判定部107は、ステップ306において、まず、無発話時間測定部107のデータにより、無発話時間が一定時間以上であるかどうかを判定し、無発話時間が一定時間未満であれば会話モードを続行するものとしてステップ304に戻る。無発話時間が一定時間以上であれば、モード判定部108は、ステップ307において、顔方向検出部106のデータによってユーザの顔方向がいずれのディスプレイ101,103方向以外の方向であるかどうかを判定し、ディスプレイ方向以外の方向であれば、利用者100は、相手200に会話せず個人の作業に集中しているとみなして、ステップ301に移行し、作業モードに遷移する。顔方向がディスプレイ方向であれば、会話モードを続行するものとしてステップ304に戻る。
このようにして、モード判定部108は、モード判定の処理を実行する。
次に、デスクディスプレイ103における表示方法を説明する。会話モード時に、相手200側のデスクカメラ204の映像がデスクディスプレイ103に表示される場合、利用者100が読書などを行っていて作業にデスクディスプレイ103を用いていない場合には、デスクディスプレイ103の全面に映像を提示するようにする。これに対し、利用者100が、メール送受信など、作業にデスクディスプレイ103を用いている場合には、まず文字表示の無い部分をディスプレイ上より探索し、文字表示の無い領域が一定のサイズ以上存在すれば、その領域に映像を提示するようにする。そのような領域が内場合には、デスクディスプレイ103の表示面の四隅のうち、文字表示のない領域の多い箇所に映像を提示するようにする。
以上説明した映像音声通信システムのうち、顔方向検出部106、無発話時間測定部107、モード判定部108及び通信制御部109は、それを実現するための計算機プログラムを、パーソナルコンピュータなどの計算機に読み込ませ、そのプログラムを実行させることによっても実現できる。このようなプログラムは、CD−ROMなどの記録媒体によって、あるいはネットワークを経由して、計算機に読み込まれる。そのような計算機は、一般に、CPU(中央処理装置)と、プログラムやデータを格納するためのハードディスク装置と、主メモリと、キーボードやマウスなどの入力装置と、天井ディスプレイ101やデスクディスプレイ103と接続するためのビデオアダプタと、CD−ROM等の記録媒体を読み取る読み取り装置と、天井カメラ102、デスクカメラ104、マイクロホン105、スピーカ110などが接続されるインタフェース部と、ネットワーク190と接続するための通信インタフェースとから構成されている。
本発明の実施の一形態の映像音声通信システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す映像音声通信システムにおけるモードの遷移を説明するフローチャートである。
符号の説明
100 利用者
101,201 天井ディスプレイ
102,202 天井カメラ
103,203 デスクディスプレイ
104,204 デスクカメラ
105,205 マイクロホン
106,206 顔方向検出部
107,207 無発話時間測定部
108,208 モード判定部
109,209 通信制御部
110,210 スピーカ
150,250 デスク
190 ネットワーク
200 相手

Claims (7)

  1. 利用者の正面に配置された第1のディスプレイと、前記第1のディスプレイとは異なる方向に配置された第2のディスプレイとを用い、遠隔相手からの映像及び音声を利用者に提示する映像音声通信システムにおける、利用者の個人作業を主にした実空間における作業状態と遠隔相手との会話状態との間での遷移を支援する遷移支援方法であって、
    前記利用者の顔方向を検出するステップと、
    前記利用者及び前記遠隔相手との会話における無発話時間を検出するステップと、
    前記顔方向が前記第2のディスプレイに向いたことを検出して会話モードに遷移するステップと、
    前記顔方向がいずれのディスプレイの方向を向いておらず、かつ、前記無発話時間が一定時間以上継続した場合に、作業モードに移行するステップと、
    を有する、遷移支援方法。
  2. 前記会話モードにおいて、前記会話モードにおいて、前記遠隔相手の正面からの映像を前記第1のディスプレイによって提示し、前記遠隔相手の正面以外からの映像を前記第2のディスプレイによって提示するように、前記顔方向に追従して前記第1及び第2のディスプレイによて前記遠隔相手の映像を提示するステップと、
    前記作業モードでは、前記第1のディスプレイによる前記遠隔相手の映像の提示を停止するステップと、
    をさらに有する請求項1に記載の遷移支援方法。
  3. 異なる2つのカメラによって前記利用者を撮影し、撮影された映像に対して肌色領域検出を行なって前記利用者の顔の領域を抽出し、抽出された領域内で前記利用者の目口鼻の位置を検出することによって、前記利用者の顔方向を判定する、請求項1または2に記載の遷移支援方法。
  4. 利用者の個人作業を主にした実空間における作業状態と遠隔相手との会話状態とが混在する環境で用いられ、前記遠隔相手からの映像及び音声を前記利用者に提示する映像音声通信システムであって、
    前記利用者の正面方向に配置された第1のディスプレイと、
    前記第1のディスプレイとは異なる方向に配置された第2のディスプレイと、
    前記利用者の正面方向に配置されて前記利用者を撮影する第1のカメラと、
    前記第1のカメラとは異なる位置に配置されて前記利用者を撮影する第2のカメラと、
    前記利用者の発話を収録するマイクロホンと、
    前記遠隔相手の発話を前記利用者に向けて再生するスピーカと、
    前記第1及び第2のカメラで撮影した映像をもとに前記利用者の顔方向を検出する顔方向検出部と、
    マイクロホンに入力した音声に基づいて無発話時間を測定する無発話時間測定部と、
    前記顔方向検出部及び前記無発話時間測定部のデータに基づき、前記顔方向が前記第2のディスプレイに向いたことを検出して会話モードに遷移したと判定し、前記顔方向がいずれのディスプレイの方向を向いておらず、かつ、前記無発話時間が一定時間以上継続した場合に、作業モードに遷移したと判定し、判定結果に応じて、前記遠隔相手の映像の前記各ディスプレイによる提示を制御するモード判定部と、
    を有する映像音声通信システム。
  5. 前記モード判定部は、前記会話モードでは、前記遠隔相手の正面からの映像を前記第1のディスプレイによって提示し、前記遠隔相手の正面以外からの映像を前記第2のディスプレイによって提示するように、前記顔方向に追従して前記第1及び第2のディスプレイによって前記遠隔相手の映像を提示し、前記作業モードでは、前記第1のディスプレイによる前記遠隔相手の映像の提示を停止する、請求項4に記載の映像音声通信システム。
  6. 前記第2のディスプレイ及び前記第2のカメラは、前記利用者の頭上方向の天井に設けられる、請求項4または5に記載の映像音声通信システム。
  7. 利用者の正面に配置された第1のディスプレイと、前記第1のディスプレイとは異なる方向に配置された第2のディスプレイとを用い、遠隔相手からの映像及び音声を利用者に提示する映像音声通信システムを構成するコンピュータに、
    前記利用者の顔方向を検出する処理、
    前記利用者及び前記遠隔相手との会話における無発話時間を検出する処理、
    前記顔方向が前記第2のディスプレイに向いたことを検出して会話モードに遷移する処理、
    前記顔方向がいずれのディスプレイの方向を向いておらず、かつ、前記無発話時間が一定時間以上継続した場合に、作業モードに移行する処理、
    前記会話モードにおいて、前記遠隔相手の正面からの映像を前記第1のディスプレイによって提示し、前記遠隔相手の正面以外からの映像を前記第2のディスプレイによって提示するように、前記顔方向に追従して前記第1及び第2のディスプレイによて前記遠隔相手の映像を提示する処理、
    前記作業モードでは、前記第1のディスプレイによる前記遠隔相手の映像の提示を停止する処理、
    とを実行させる、プログラム。
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