JP2006135418A - 通信装置、通信端末装置及び拡散コード割り当て方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 I成分とQ成分との漏洩が生じた際に、受信品質が劣化することを防ぐとともに、大電力の増幅器を用いなくても十分な受信可能範囲を確保すること。
【解決手段】 コード制御部130は、DPDCH送信部135の拡散部126にて拡散処理する際の拡散コードのコードツリーとは異なるコードツリーから選択した拡散コードの内、増幅器に求められる容量の大きさと相関があるパラメータであるCM値に基づいて割り当てられた所定の拡散コードをあらかじめ記憶している。そして、コード制御部130は、HS−DPCCHの送信ONまたは送信OFFを示す信号であるHS−DPCCH制御情報より、HS−DPCCHを用いて送信する場合には、記憶している拡散コードにて拡散処理するように拡散部131に対して指示し、HS−DPCCHを用いて送信しない場合には、拡散部131に対しては何も指示しない。
【選択図】 図1
【解決手段】 コード制御部130は、DPDCH送信部135の拡散部126にて拡散処理する際の拡散コードのコードツリーとは異なるコードツリーから選択した拡散コードの内、増幅器に求められる容量の大きさと相関があるパラメータであるCM値に基づいて割り当てられた所定の拡散コードをあらかじめ記憶している。そして、コード制御部130は、HS−DPCCHの送信ONまたは送信OFFを示す信号であるHS−DPCCH制御情報より、HS−DPCCHを用いて送信する場合には、記憶している拡散コードにて拡散処理するように拡散部131に対して指示し、HS−DPCCHを用いて送信しない場合には、拡散部131に対しては何も指示しない。
【選択図】 図1
Description
本発明は、通信装置、通信端末装置及び拡散コード割り当て方法に関し、特に下り回線にて高速にパケットを送信する方式のHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)に用いられる通信装置、通信端末装置及び拡散コード割り当て方法に関する。
HSDPAでは、HS−DPCCH(High Speed - Dedicated Physical Control Channel)、HS−PDSCH(High Speed - Physical Downlink Shared Channel)、A−DPCH(Associated - Dedicated Physical Channel)等の複数のチャネルが用いられる。ここで、HS−DPCCHは、上り方向の個別制御チャネルであり、ACK信号あるいはNACK信号、CQI(Channel Quality Indicator)信号等、共有チャネルを制御するための信号が伝送される。また、送信電力制御を行う個別チャネルであるDPCH(Dedicated Physical Channel)には、実際の伝送データを伝送するDPDCH(Dedicated Physical Data Channel)とパイロットビットや送信電力制御に用いるTPCビットなどから構成されるDPCCH(Dedicated Physical Control Channel)がある。
また、HSDPAにおいて、各チャネルに割り当てられる拡散コードは、図9に示すような階層構造になっている(例えば、非特許文献1)。図9は、拡散率SF=1から拡散率SF=4までの拡散コードが、コードツリーにより拡散率毎に階層的に関係付けられている状態を示すものである。実際のコードツリーは、図10に示すように、拡散率SF=1から拡散率SF=256まで順次階層化されている。なお、図9のコードツリーは、図10において、コードツリー#13、#14の部分を示している。
次に、拡散コードの生成方法について、図9及び図10を用いて説明する。図9より、拡散率SF=1の場合には、(1)式より、拡散コードCch,1,0は「1」になる。
また、拡散率SF=2の場合には、(2)式より、拡散コードCch,2,0は「Cch,1,0、Cch,1,0」になるので「1、1」になるとともに、拡散コードCch,2,1は「Cch,1,0、−Cch,1,0」になるので「1、−1」になる。
また、拡散率SF=4の場合には、拡散コードCch,4,0は「Cch,2,0、Cch,2,0、」になるので「1、1、1、1」になり、拡散コードCch,4,1は「Cch,2,0、−Cch,2,0」になるので「1、1、−1、−1」になり、拡散コードCch,4,2は「Cch,2,1、Cch,2,1」になるので「1、−1、1、−1」になり、拡散コードCch,4,3は「Cch,2,1、−Cch,2,1」になるので「1、−1、−1、1」になる。そして、拡散率SF=8以降も同様にして拡散コードを生成する。このように、拡散コードは、一定の規則にしたがって生成される。
また、拡散コードの生成方法を一般的な形で表現すると(3)式に示す通りになる。なお、以後の説明においては、(3)式より、拡散コードC(n,m)のように記載する。C(n,m)は、Cch,n,mを意味している。
図10より、コードツリーは、I−ブランチ#11とQ−ブランチ#12にそれぞれ適用され、I−ブランチ#11に適用される拡散コードとQ−ブランチ#12に適用される拡散コードとは同一の階層構造になっており、かつ各階層において各拡散コードの配列が同一になっている。また、I−ブランチ#11に適用される拡散コードは、I−Q平面上のI軸に対する拡散コードであり、Q−ブランチ#12に適用される拡散コードは、I−Q平面上のQ軸に対する拡散コードである。なお、I−ブランチ#11及びQ−ブランチ#12の両方において、拡散率SF=1〜SF=32における拡散コードの配列は図10に示す通りである。また、I−ブランチ#11及びQ−ブランチ#12の両方において、拡散率SF=64の場合も同様に、拡散コードは図10の上から下方向へC(64,0)〜C(64,63)まで順番に配列されており、拡散率SF=128の場合も同様に、拡散コードは図10の上から下方向へC(128,0)〜C(128,127)まで順番に配列されており、拡散率SF=256の場合も同様に、拡散コードは図10の上から下方向へC(256,0)〜C(256,255)まで順番に配列されている。
ここで、同一のコードツリーから拡散コードを選択する場合とは、第1チャネルの拡散コードを選択した階層以下の階層で、かつ第1チャネルの拡散コードを選択した系列と同じ系列から選択した拡散コードを第2チャネルの拡散コードとして選択する場合である。例えば、第1チャネルの拡散コードとしてC(4,3)を選択した際には、第2チャネルの拡散コードとして、拡散コードC(4,3)と同一系列のC(4,3)、C(8,6)〜C(8,7)、C(16,12)〜C(16,15)、C(32,24)〜C(32,31)、C(64,48)〜C(64,63)、C(128,96)〜C(128,127)及びC(256,192)〜C(256,255)を選択した場合、第1チャネルの拡散コードを選択したコードツリーと同一のコードツリーから第2チャネルの拡散コードを選択したことになる。また、第1チャネルの拡散コードとしてC(8,7)を選択した際には、第2チャネルの拡散コードとして、拡散コードC(8,7)と同一系列のC(8,7)、C(16,14)、C(16,15)、C(32,28)〜C(32,31)、C(64,56)〜C(64,63)、C(128,112)〜C(128,127)及びC(256,224)〜C(256,255)を選択した場合、第1チャネルの拡散コードを選択したコードツリーと同一のコードツリーから第2チャネルの拡散コードを選択したことになる。そして、以後の拡散率SF=16〜256についても同様である。
また、上記で説明した同一のコードツリーから拡散コードを選択する場合は、第1チャネルの拡散コードをI−ブランチから選択するとともに、第2チャネルの拡散コードをQ−ブランチから選択する場合にも該当する。同様に第1チャネルの拡散コードをQ−ブランチから選択するとともに、第2チャネルの拡散コードをI−ブランチから選択する場合にも該当する。即ち、I−ブランチのコードツリーとQ−ブランチのコードツリーとは、同一の階層構造でかつ各階層において拡散コードの配列が同一であるので、I−ブランチのコードツリーとQ−ブランチのコードツリーとの間においても、上記の同一のコードツリーから拡散コードを選択する場合が生じる。
上記のようにして生成された拡散コードの内、従来は、DPDCHの拡散率をnとした場合にDPDCHの拡散コードとしてI−ブランチの拡散コードC(n,n/4)を用いるとともに、HS−DPCCHの拡散コードとして、Q−ブランチの拡散コードC(256,64)を用いている。なお、nは、4、8、16、32、64、128、256のうちのいずれかの値をとる。例えば、n=256の場合にはI−ブランチおよびQ−ブランチともに拡散コードC(256,64)と同一の拡散コードを用いていた。また、nがどの値であってもHS−DPCCHで用いられる拡散コードC(256,64)と同じコードツリーの拡散コードとなっていた。
なお、DPCCHに対する各チャネルの振幅比を設定するパラメータであるゲインファクターβは、DPDCHとDPCCHとの関係においては図11の範囲で設定され、DPCCH/DPDCHの場合とDPDCH/DPCCHの場合がある。また、HS−DPCCHとDPCCHとの関係においては図12の範囲で設定される。
3GPPTS25.213
3GPPTS25.213
しかしながら、従来の装置においては、DPDCHの拡散コードとHS−DPCCHの拡散コードが同じコードツリーの拡散コードであるため、送信側でのI−Q軸の直交性のずれや変調精度、及び受信側でのチャネル推定の誤差等により、I成分とQ成分の間の漏洩が生じた際に、受信品質が大きく劣化するという問題がある。例えば、十分なセルカバレッジ(受信可能範囲)の確保が必要である音声等の低レートのサービスをDPDCHにより提供する場合、DPDCHのゲインファクターが小さいため、I成分であるDPDCHに対する、Q成分であるHS−DPCCHによる漏洩の影響が大きくなり、受信品質が劣化するという問題がある。さらに、従来の装置においては、ソフトハンドオーバ中には、HS−DPCCHのゲインファクターを大きめに設定する必要があるため、I成分であるDPDCHに対する、Q成分であるHS−DPCCHによる漏洩の影響はさらに大きくなる。この結果、十分なセルカバレッジの確保が必要なサービスにおいて、カバレッジの確保が困難になるととともに、セルカバレッジを保とうとした場合には、大電力の増幅器が必要になるため消費電力が大きくなるとともに、コストが増大するという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、I成分とQ成分との漏洩が生じた際に、受信品質が劣化することを防ぐことができるとともに、大電力の増幅器を用いなくても十分な受信可能範囲を確保することができる通信装置、通信端末装置及び拡散コード割り当て方法を提供することを目的とする。
本発明の通信装置は、ツリー構造にて拡散コードを拡散率毎に階層的に関係付けたコードツリーの内、第1チャネルの送信信号に割り当てた拡散コードの前記コードツリーとは異なる前記コードツリーから選択した拡散コードを第2チャネルの送信信号に割り当てるコード制御手段と、前記コード制御手段にて割り当てられた前記拡散コードにて前記第2チャネルの送信信号を拡散処理する拡散手段と、前記拡散手段にて拡散処理された前記第2チャネルの送信信号を送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明の拡散コード割り当て方法は、ツリー構造にて拡散コードを拡散率毎に階層的に関係付けたコードツリーの内、第1チャネルの送信信号に割り当てた拡散コードの前記コードツリーとは異なる前記コードツリーから選択した拡散コードを第2チャネルの送信信号に割り当てるようにした。
本発明によれば、受信可能範囲の確保が必要である音声等の低レートのデータ、即ち拡散率が大きいデータを提供するサービスにおいて、各チャネルにて異なるコードツリーの拡散コードを使うことができるので、I成分とQ成分との漏洩が生じた際にも直交性を保つことができることにより、受信品質が劣化することを防ぐことができるとともに、大電力の増幅器を用いなくても受信可能範囲の確保が必要なサービスにおいて十分な受信可能範囲を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信装置100の構成を示すブロック図である。通信装置100は、アンテナ101、受信装置102及び送信装置103から主に構成される。
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信装置100の構成を示すブロック図である。通信装置100は、アンテナ101、受信装置102及び送信装置103から主に構成される。
最初に受信装置102の構成について説明する。受信無線部104、逆拡散部105、SIR(Signal to Interference Ratio)測定部106、TPC生成部107、復調部108、チャネルデコード部109、逆拡散部110、SIR測定部111、逆拡散部112、復調部113、チャネルデコード部114、逆拡散部115、復調部116、チャネルデコード部117及び誤り検出部118は、受信装置102を構成する。
受信無線部104は、アンテナ101にて受信した受信信号を無線周波数からベースバンド周波数にダウンコンバートして逆拡散部105、逆拡散部110、逆拡散部112及び逆拡散部115へ出力する。
逆拡散部105は、受信無線部104から入力した受信信号を逆拡散処理してSIR測定部106及び復調部108へ出力する。
SIR測定部106は、逆拡散部105から入力した受信信号に含まれるパイロット信号を用いてSIRを測定して、測定したSIRの測定値の情報をTPC生成部107へ出力する。
TPC生成部107は、SIR測定部106から入力したSIRの測定値の情報より、下り回線にて送信電力制御するためのTPCコマンド(DL−TPC)を生成して出力する。
復調部108は、逆拡散部105から入力した受信信号を復調し、復調した受信データをチャネルデコード部109へ出力する。
チャネルデコード部109は、復調部108から入力した受信データに含まれている上り回線にて送信電力制御するためのTPCコマンド(UL−TPC)を抽出して出力する。また、チャネルデコード部109は、TPCコマンドを抽出した後の受信データを出力する。
逆拡散部110は、受信無線部104から入力した受信信号を逆拡散してSIR測定部111へ出力する。
SIR測定部111は、逆拡散部110から入力した受信信号に含まれるパイロット信号を用いてSIRを測定して、測定したSIRの値に応じた回線品質の情報である回線品質情報(CQI)を生成して出力する。
逆拡散部112は、受信無線部104から入力した受信信号を逆拡散して復調部113へ出力する。
復調部113は、逆拡散部112から入力した受信信号を復調し、復調した受信データをチャネルデコード部114へ出力する。
チャネルデコード部114は、復調部113から入力した受信データを復号してスケジューリング結果の情報である受信パラメータ情報を抽出して、抽出した受信パラメータ情報を逆拡散部115、復調部116及びチャネルデコード部117へ出力する。
逆拡散部115は、受信無線部104から入力した受信信号に対して、チャネルデコード部114から入力した受信パラメータ情報にて指示された拡散率にて逆拡散して復調部116へ出力する。
復調部116は、チャネルデコード部114から入力した受信パラメータ情報に含まれる変調方式の情報に基づいて、逆拡散部115から入力した受信信号を復調して、復調した受信信号をチャネルデコード部117へ出力する。
チャネルデコード部117は、チャネルデコード部114から入力した受信パラメータ情報に含まれる符号化率の情報に基づいて、復調部116から入力した受信信号を復号して誤り検出部118へ出力するとともに、受信パケットデータとして出力する。
誤り検出部118は、チャネルデコード部117から入力した受信信号の復号結果に対して、正しく受信できたか否かの誤り判定を行う。そして、誤り検出部118は、正しく受信できたと判断した場合には、ACK信号を生成して出力し、正しく受信できなかったと判断した場合には、NACK信号を生成して出力する。
次に、送信装置103の構成について説明する。チャネルエンコード部119、変調部120、拡散部121、送信電力制御部122、乗算器123、チャネルエンコード部124、変調部125、拡散部126、乗算器127、チャネルエンコード部128、変調部129、コード制御部130、拡散部131、乗算器132及び送信無線部133は、送信装置103を構成する。
また、チャネルエンコード部119、変調部120、拡散部121及び乗算器123は、DPCCHにて送信するための信号処理を行うDPCCH送信部134を構成する。また、チャネルエンコード部124、変調部125、拡散部126及び乗算器127は、DPDCH(第1チャネル)にて送信するための信号処理を行うDPDCH送信部135を構成する。また、チャネルエンコード部128、変調部129、コード制御部130、拡散部131及び乗算器132は、HS−DPCCH(第2チャネル)にて送信するための信号処理を行うHS−DPCCH送信部136を構成する。
チャネルエンコード部119は、パイロット信号及びTPC生成部107から出力された送信電力制御コンマンドを含むDPCCHの送信信号を符号化し、符号化した送信信号を変調部120へ出力する。
変調部120は、チャネルエンコード部119から入力した送信信号を変調し、変調した送信信号を拡散部121へ出力する。
拡散部121は、変調部120から入力した送信信号を拡散処理して乗算器123へ出力する。
送信電力制御部122は、チャネルデコード部109にて抽出したTPCコマンドに基づいて送信電力を計算して設定し、送信信号が設定した送信電力になるように乗算器123、乗算器127及び乗算器132を制御する。
乗算器123は、送信電力制御部122の制御に基づいて、拡散部121から入力した送信信号に対して所定の送信電力を設定して送信無線部133へ出力する。
チャネルエンコード部124は、送信データを含むDPDCHの送信信号を符号化し、符号化した送信信号を変調部125へ出力する。
変調部125は、チャネルエンコード部124から入力した送信信号を変調し、変調した送信信号を拡散部126へ出力する。
拡散部126は、変調部125から入力した送信信号を拡散処理して乗算器127へ出力する。
乗算器127は、送信電力制御部122の制御に基づいて、拡散部126から入力した送信信号に対して所定の送信電力を設定して送信無線部133へ出力する。
チャネルエンコード部128は、SIR測定部111から出力された回線品質情報、及び誤り検出部118から出力されたACK信号またはNACK信号を含む送信信号を符号化し、符号化した送信信号を変調部129へ出力する。
変調部129は、チャネルエンコード部128から入力した送信信号を変調し、変調した送信信号を拡散部131へ出力する。
コード制御部130は、DPDCH送信部135の拡散部126にて拡散処理する際の拡散コードのコードツリーとは異なるコードツリーから選択した拡散コードの内、増幅器に求められる容量の大きさと相関があるパラメータであるCubic Metricと呼ばれる指標(以下「CM値」と記載する)(増幅器に求められる容量の大きさと相関があるパラメータ)に基づいて割り当てられた所定の拡散コードをあらかじめ記憶している。そして、コード制御部130は、HS−DPCCHの送信ONまたは送信OFFを示す信号であるHS−DPCCH制御情報より、DPDCHの拡散率が所定の拡散率より大きい場合において、HS−DPCCHを用いて送信する場合には、記憶している拡散コードにて拡散処理するように拡散部131に対して指示し、HS−DPCCHを用いて送信しない場合には、拡散部131に対しては何も指示しない。なお、コード制御部130にて記憶している拡散コードを割り当てる方法、及びCM値の詳細については、後述する。
拡散部131は、変調部129から入力した送信信号を、コード制御部130にて指示された拡散コードを用いて拡散処理して乗算器132へ出力する。
乗算器132は、送信電力制御部122の制御に基づいて、拡散部131から入力した送信信号に対して所定の送信電力を設定して送信無線部133へ出力する。
送信無線部133は、乗算器123から入力した送信信号、乗算器127から入力した送信信号及び乗算器132から入力した送信信号をベースバンド周波数から無線周波数にアップコンバートしてアンテナ101から送信する。
次に、拡散コードを割り当てる方法について説明する。拡散コードを割り当てる際には、増幅器の容量への影響を見積もるための指標を用いる。増幅器の容量への影響を見積もるための指標としては、PAR(Peak to Average Ratio)の他にCM値が知られている。CM値は増幅器の非線形性をモデル化した指標であるために増幅器の容量への影響と相関が高い。
即ち、理想的な増幅器は、入力信号によらず入力と出力が線形の関係になるので、(4)式で現すことができる。
しかし、実際の増幅器は最大レベル付近では非線形になる。その際に、3次の項のみを考えてモデル化すると、(5)式のようになる。
(5)式より、入力信号を3乗した結果が小さいほど、出力信号のレベルを小さくすることができるので、増幅器の容量も小さくすることができる。このような理由から、評価したい信号を3乗してRMS(Root Mean Square)した値と、参照信号を3乗してRMSした値との比をCM値としている。
CM値を用いて、候補となる拡散コードを検討したので、以下に説明する。本検討においては、12.2kbpsのサービスをDPDCHとしてI−ブランチの拡散コードC(256,64)に割り当て、DPCCHをQ−ブランチの拡散コードC(256,0)に割り当てた場合について、HS−DPCCHの拡散コードとしてI−ブランチおよびQ−ブランチの全ての拡散コードを試し、CM値及びPARにより評価した。HS−DPCCHにおいてはΔACK=30/15とした。HS−DPCCHをI−ブランチにマッピングした結果を図2に示し、HS−DPCCHをQ−ブランチにマッピングした結果を図3に示す。
図2及び図3において、横軸はHS−DPCCHの拡散コードのコード番号、縦軸はCM値及びPARであり、測定値#201、#301はPARの測定値、測定値#202、#302はCM値の測定値である。図2及び図3より、CM値で比較すると、I−ブランチにマッピングした図2では、全ての拡散コードでCM値が3dB以上であるのに対して、Q−ブランチにマッピングした図3では、ほとんどの拡散コードでCM値が3dB以下になっている。これは、DPDCHのゲインがDPCCHより大きいため、HS−DPCCHをQ−ブランチにマッピングした方がI軸とQ軸における振幅差が緩和されるためだと考えられる。DPDCHの伝送レートが高い場合においてはさらにDPDCHのゲインがDPCCHより大きくなるから、伝送レートの高低によらず同様の傾向になると考えられる。したがって、図2及び図3より、HS−DPCCHの拡散コードは、Q−ブランチにマッピングした方が増幅器の容量を小さくすることができる。
また、図3より、Q−ブランチにおいて、コード番号32の拡散コードのCM値は2.45dBであり、コード番号64の拡散コードのCM値は1.87dBであり、コード番号88の拡散コードのCM値は2.01dBであり、コード番号112の拡散コードのCM値は2.17dBである。なお、CM値が小さいほど増幅器に求められる容量の大きさは小さくなる。
次に、Q−ブランチにマッピングする場合に候補となるHS−DPCCHの拡散コードについて説明する。例えば、図4より、I−ブランチ#401およびQ−ブランチ#402において、今後追加されるE−DPDCHの拡散コードは、拡散率SF=2の拡散コードC(2,1)のコードツリー#403、#405から使用することが想定されるので、拡散率SF=256の拡散コードC(256,128)〜C(256,255)#403は除外する。そして、拡散率SF=256の残りの拡散コードC(256,0)〜C(256,127)#404の中から、CM値を考慮して拡散コードの候補を選択する。なお、図4のコードツリーは、図10のコードツリーと同一である。また、以後は、I−ブランチ#401の拡散率SF=4の拡散コードC(4,1)以下のコードツリーでC(SF,SF/4)となる拡散コードを、DPDCHの拡散コードとして使用するものとして説明する。
図5は、I−ブランチ#401における拡散コードC(256,0)〜C(256,127)、及びQ−ブランチ#402における拡散コードC(256,0)〜C(256,127)#404を示す図である。図5より、DPDCHで用いる拡散コードを含むコードツリー#501と同じコードツリー#502になることを完全に回避するためには、拡散コードC(256,32)#503が良い。しかし、増幅器の容量を小さくするためにはCM値をできるだけ小さくした方が良いが、拡散コードC(256,32)#503を選択した場合には、最もCM値が小さい拡散コードC(256,64)のCM値と比較して、CM値は0.58dB増加する。また、DPDCHで用いる拡散コードを含むコードツリー#501と異なるコードツリーを選択する際に、拡散率SF=8または拡散率SF=16までとするならば、拡散コードC(256,112)#504または拡散コードC(256,88)#505が候補となる。拡散コードC(256,112)#504を選択した場合には、拡散コードC(256,64)のCM値と比較して、CM値の増加は0.30dBになり、拡散コードC(256,88)#505を選択した場合には、拡散コードC(256,64)のCM値と比較して、CM値の増加は0.14dBになり、いずれの場合にもCM値の増加を抑えることができる。例えば、セルのカバレッジの設計が64kbpsであった場合においては例えば拡散率SF=16が用いられ、その場合には、拡散コードC(256,88)#505を用いればDPDCHにおける復調への影響を回避、即ちカバレッジへの影響をなくして、拡散コードC(256,64)のCM値と比較して、CM値の増加を0.14dBに抑えることができる。
以上の検討より、候補となるHS−DPCCHのコードは、図6に示す通りになる。即ち、Q−ブランチにて拡散コードC(256,88)#505を選択した場合には、DPDCHの拡散率SF=256〜16においてHS−DPCCHとDPDCHのコードツリーが異なるため復調への影響はなく、HS−DPCCHに拡散コードC(256,64)を用いた場合のCM値と比較して、CM値は0.14dBの増加に抑えられる。また、Q−ブランチにて拡散コードC(256,112)#504を選択した場合には、DPDCHの拡散率SF=256〜8においてHS−DPCCHとDPDCHのコードツリーが異なるため復調への影響はなく、HS−DPCCHに拡散コードC(256,64)を用いた場合のCM値と比較して、CM値は0.30dBの増加に抑えられる。また、Q−ブランチにて拡散コードC(256,32)#503を選択した場合には、DPDCHの拡散率SF=4〜256においてDPDCHにおける復調への影響はなく、HS−DPCCHに拡散コードC(256,64)を用いた場合のCM値と比較して、CM値は0.58dB増加する。
図5及び図6より、例えばDPDCHの拡散率がSF=16以上の場合、拡散コードC(256,64)〜C(256,79)以外の拡散コードであればDPDCHとHS−DPCCHが同じコードツリー上でIQ多重されることを避けられ、CM値が最小になるものを使用すれば増幅器への影響を最小にすることができる。したがって、この場合、HS−DPCCHの拡散コードとして、Q−ブランチ#402で拡散コードC(256,88)#505を選択すれば良い。また、例えばDPDCHの拡散率がSF=8以上の場合、拡散コードC(256,64)〜C(256,95)以外の拡散コードであればDPDCHとHS−DPCCHが同じコードツリー上でIQ多重されることを避けられ、CM値が最小となるものを使用すれば増幅器への影響を最小にすることができる。したがって、この場合、HS−DPCCHの拡散コードとして、Q−ブランチ#402で拡散コードC(256,112)#504を選択すれば良い。
ここで、コード番号が「88」の拡散コードとは、(3)式に示したmが偶数の場合の拡散率nが「256」及びコード番号mが「88」である拡散コードである。また、コード番号が「112」の拡散コードとは、(3)式に示したmが偶数の場合の拡散率nが「256」及びコード番号mが「112」である拡散コードである。
このように、本実施の形態1によれば、HS−DPCCHの拡散コードは、DPDCHの拡散率が所定の値以上である場合において、DPDCHの拡散コードの属するコードツリーとは異なるコードツリーから選択するので、I成分とQ成分との漏洩が生じた際に受信品質が劣化することを防ぐことができる。また、本実施の形態1によれば、CM値を考慮して拡散コードを選択するので、増幅器の容量を小さくできるとともに、増幅器の消費電力を小さくすることができる。また、本実施の形態1によれば、I−ブランチのコードツリーに比べてCM値が全体的に小さいQ−ブランチのコードツリーを用いてHS−DPCCHの拡散コードを選択するので、さらに必要となる増幅器の容量を小さくすることができて増幅器の消費電力を小さくすることができる。
なお、HS−DPCCHにて用いる拡散コードは、通信装置の能力によって決まるものであってもよい。例えば、DPDCHの拡散率がSF=16までの能力を持った通信装置の場合は、拡散コードC(256,88)をHS−DPCCHに用い、DPDCHの拡散率がSF=8までの能力を持った通信装置の場合は、拡散コードC(256,112)をHS−DPCCHに用い、DPDCHの拡散率がSF=4までの能力を持った通信装置の場合は、拡散コードC(256,32)を用いるようにしてもよい。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に係る通信装置700の構成を示すブロック図である。
図7は、本発明の実施の形態2に係る通信装置700の構成を示すブロック図である。
本実施の形態2に係る通信装置700は、図1に示す実施の形態1に係る通信装置100において、図7に示すように、コード制御部130の代わりにコード制御部701を有する。なお、図7においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
チャネルエンコード部119、変調部120、拡散部121、送信電力制御部122、乗算器123、チャネルエンコード部124、変調部125、拡散部126、乗算器127、チャネルエンコード部128、変調部129、コード制御部701、拡散部131、乗算器132及び送信無線部133は、送信装置703を構成する。また、チャネルエンコード部128、変調部129、拡散部131、乗算器132及びコード制御部701は、HS−DPCCH送信部702を構成する。
コード制御部701は、DPDCH送信部135の拡散部126にて拡散処理する際の拡散コードのコードツリーとは異なるコードツリーから選択した拡散コードの内、CM値に基づいて割り当てられた所定の拡散コードの候補をあらかじめ記憶している。そして、コード制御部701は、HS−DPCCH制御情報及びDPDCHにて用いる拡散コードの拡散率の情報であるDPDCHコード情報より、HS−DPCCHを用いて送信する場合には、DPDCHにて用いる拡散コードに応じて、記憶している拡散コードの候補の中から所定の拡散コードを割り当てて、割り当てた拡散コードにて拡散処理するように拡散部131に対して指示し、HS−DPCCHを用いて送信しない場合には、拡散部131に対しては何も指示しない。なお、拡散コードを割り当てる方法については後述する。
拡散部131は、変調部129から入力した送信信号を、コード制御部701にて指示された拡散コードを用いて拡散処理して乗算器132へ出力する。
次に、拡散コードを割り当てる方法について説明する。拡散コード制御部701は、図6の拡散コードの候補をあらかじめ記憶しており、図6の拡散コードの候補の中から、図8のコードツリーを用いて、HS−DPCCHの拡散コードを選択する。なお、図8において、図4と同一の部分には同一の符号を付してその説明は省略する。また、図8のコードツリーは、図10のコードツリーと同一である。
例えば、図8より、DPDCHの拡散率がSF=16以上の場合には、I−ブランチ#401のコードツリー#801と同一のコードツリー#802から拡散コードを選択しないように、Q−ブランチ#402の拡散コードC(256,88)#803を選択する。
また、DPDCHの拡散率がSF=8の場合には、I−ブランチ#401のコードツリー#804と同一のコードツリー#805から拡散コードを選択しないように、Q−ブランチ#402の拡散コードC(256,112)#806を選択する。また、DPDCHの拡散率がSF=4の場合には、I−ブランチ#401のコードツリー#807と同一のコードツリー#808から拡散コードを選択しないように、Q−ブランチ#402の拡散コードC(256,32)#809を選択する。なお、拡散コードの切り替えは、前記の例の3段階に限らず多くても少なくてもよい。
また、DPDCHの拡散率がSF=8の場合には、I−ブランチ#401のコードツリー#804と同一のコードツリー#805から拡散コードを選択しないように、Q−ブランチ#402の拡散コードC(256,112)#806を選択する。また、DPDCHの拡散率がSF=4の場合には、I−ブランチ#401のコードツリー#807と同一のコードツリー#808から拡散コードを選択しないように、Q−ブランチ#402の拡散コードC(256,32)#809を選択する。なお、拡散コードの切り替えは、前記の例の3段階に限らず多くても少なくてもよい。
このように、本実施の形態2によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、DPDCHにて用いる拡散コードの拡散率に応じてHS−DPCCHの拡散コードを変更するので、I成分とQ成分との漏洩が生じた際でもHS−DPCCHの拡散コードとDPDCHの拡散コードが直交しているため受信品質の劣化を防ぐことができる。
なお、上記実施の形態1または実施の形態2において、HS−DPCCHに割り当てる拡散コードをコード制御部130及びコード制御部701にてあらかじめ記憶しているようにしたが、これに限らず、DPDCHに割り当てる拡散コードが変わる場合には、HS−DPCCHに割り当てる拡散コードを、DPDCHに割り当てる拡散コードが変わる毎にコード制御部130及びコード制御部701にてコードツリーに基づいて求めるようにしても良い。また、上記実施の形態1または実施の形態2において、DPDCHにて用いる拡散コードを示すDPDCHコード情報は、ネットワークが設定した伝送レートの組み合わせの上限値から決まるものであってもよい。即ち、ネットワークが設定した伝送レートの組み合わせの上限値において用いる拡散率がXである場合、DPDCHの拡散率が通信中にXからYに切り替わったとしても、DPDCHコード情報はXを示すものであってもよい。また、上記実施の形態1または実施の形態2において、DPDCHとHS−DPCCHの場合について説明したが、これに限らず、DPDCH及びHS−DPCCH以外の任意の複数のチャネルの場合についても適用することができる。また、上記実施の形態1または実施の形態2の通信装置は、通信端末装置に適用することができる。
本発明にかかる通信装置、通信端末装置及び拡散コード割り当て方法は、特に下り回線にて高速にパケットを送信する方式のHSDPAに用いるに好適である。
100 通信装置
101 アンテナ
102 受信装置
103 送信装置
119、124、128 チャネルエンコード部
120、125、129 変調部
121、126、131 拡散部
123、127、132 乗算器
130 コード制御部
135 DPDCH送信部
136 HS−DPCCH送信部
101 アンテナ
102 受信装置
103 送信装置
119、124、128 チャネルエンコード部
120、125、129 変調部
121、126、131 拡散部
123、127、132 乗算器
130 コード制御部
135 DPDCH送信部
136 HS−DPCCH送信部
Claims (8)
- ツリー構造にて拡散コードを拡散率毎に階層的に関係付けたコードツリーの内、第1チャネルの送信信号に割り当てた拡散コードの前記コードツリーとは異なる前記コードツリーから選択した拡散コードを第2チャネルの送信信号に割り当てるコード制御手段と、
前記コード制御手段にて割り当てられた前記拡散コードにて前記第2チャネルの送信信号を拡散処理する拡散手段と、
前記拡散手段にて拡散処理された前記第2チャネルの送信信号を送信する送信手段と、
を具備することを特徴とする通信装置。 - 前記コード制御手段は、前記第1チャネルの送信信号を拡散処理する際の拡散率の情報に基づいて前記第2チャネルの拡散コードを割り当てることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
- 前記コード制御手段は、拡散コード毎に求めた、増幅器に求められる容量の大きさと相関があるパラメータの内、増幅器に求められる容量が小さい前記パラメータの拡散コードほど優先的に選択して前記第2チャネルの送信信号に割り当てることを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信装置。
- 前記コード制御手段は、コード番号が「88」またはコード番号が「112」の拡散コードを前記第2チャネルの送信信号に割り当てることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信装置。
- 前記第1チャネルはDPDCHであるとともに前記第2チャネルはHS−DPCCHであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の通信装置。
- 請求項1から請求項5のいずれかに記載した通信装置を具備することを特徴とする通信端末装置。
- ツリー構造にて拡散コードを拡散率毎に階層的に関係付けたコードツリーの内、第1チャネルの送信信号に割り当てた拡散コードの前記コードツリーとは異なる前記コードツリーから選択した拡散コードを第2チャネルの送信信号に割り当てることを特徴とする拡散コード割り当て方法。
- 拡散コード毎に求めた、増幅器に求められる容量の大きさと相関があるパラメータの内、増幅器に求められる容量が小さい前記パラメータの拡散コードほど優先的に選択して前記第2チャネルの送信信号に割り当てることを特徴とする請求項7記載の拡散コード割り当て方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004319472A JP2006135418A (ja) | 2004-11-02 | 2004-11-02 | 通信装置、通信端末装置及び拡散コード割り当て方法 |
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JP (1) | JP2006135418A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010525664A (ja) * | 2007-04-20 | 2010-07-22 | インターデイジタル テクノロジー コーポレーション | Umts信号についての最大電力低減を算出する装置および方法 |
-
2004
- 2004-11-02 JP JP2004319472A patent/JP2006135418A/ja active Pending
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