JP2006132799A - ドレン水処理装置 - Google Patents

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Hiroyuki Mitsui
裕之 三井
Naoto Sugimura
直人 杉村
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Tsune Seiki Co Ltd
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Sugimura Chemical Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】 スポットクーラへの取り付けが容易であり、シンプルな構造で、ドレン水の排水の手間がかからないドレン水処理装置を提供する。
【解決手段】 ドレン水を吸い上げチューブ46を介して吸引し、圧縮空気によりミスト化するミスト化装置32を備える。ミスト化装置32によりミスト化したドレン水ミストを、ミストチューブ52を介して、吹き出しダクト18aの開口または凝縮器用放熱フィン66に吹き出すノズル50を備える。ミスト化装置32をスポットクーラ12に取り付ける磁気取付具30を有し、既存のスポットクーラ12に後付可能である。
【選択図】図1

Description

この発明は、スポットクーラなどの空調機における冷却器で生じたドレン水を、ミスト化して処理する空調機のドレン水処理装置に関する。
従来、大きな工場などの広い作業場では、局所的な空調を行うためにスポットクーラが用いられている。このスポットクーラは、冷却器と凝縮器を内蔵しており、空調を行うと冷却器表面の結露によるドレン水が発生する。このドレン水は、通常スポットクーラに内蔵したドレンタンクに溜まるようになっている。そして、ドレン水が満タンになると、人手によりドレンタンクをスポットクーラから取り出して、ドレンタンクに溜まったドレン水を排水し、再び、スポットクーラ内に戻していた。
このドレン水の排水作業の手間を省くため、特許文献1では、ドレン水を貯留する水タンクのなかに超音波霧化器を設けて、超音波霧化器により水タンク内のドレン水を霧化している。その霧化ドレン水の一部は、凝縮器を通して空調機内に導入され、排風路を経て凝縮器送風ファンにより空調機の外部へ排出される。また、霧化ドレン水の他の一部は、導出路を経て蒸発用送風ファンにより、空調機の冷風吹出しダクトへ排出されることが開示されている。
また、ドレンタンクからポンプでドレン水を汲み上げて、凝縮器に滴下することにより、ドレン水を蒸発させる方法が知られている。さらに、特許文献2では、凝縮器の上方に冷却器を設置し、ポンプを使用せずに、冷却器で生じたドレン水を凝縮器に滴下して蒸発させる方法が開示されている。
特開平7−248128号公報 特開2001−116289号公報
しかし、特許文献1に開示された装置では、ドレン水を溜める水タンク内に、超音波霧化器を備える必要がある。この場合、スポットクーラの構造が複雑になる上、霧化したドレン水を排出するため、空調機内に導出路を設ける必要があり、既存のスポットクーラに取り付けることは難しいものである。また、特許文献2の装置の場合、冷却器から滴るドレン水を凝縮器の排熱により全て確実に蒸発させることが難しく、蒸発しなかったドレン水を受けるため、凝縮器の下方に受け皿が必要になる。この場合、受け皿にドレン水が溜まる都度、排水を行う必要があり、手間の掛かるものである。
この発明は、上記従来技術の問題に鑑みて成されたもので、空調機への取り付けが容易であり、シンプルな構造で、ドレン水の排水の手間がかからないドレン水処理装置を提供することを目的とする。
この発明は、空調機の冷却器で発生するドレン水を気化させて処理するドレン水処理装置であって、前記ドレン水を吸い上げチューブを介して圧縮空気によりミスト化するミスト化装置と、前記ミスト化装置によりミスト化したドレン水ミストを、ミストチューブを介して、排熱用または冷風用の吹き出しダクトの開口に吹き出すノズルとを備えたドレン水処理装置である。
またこの発明は、空調機の冷却器で発生するドレン水を気化させて処理するドレン水処理装置であって、前記ドレン水を圧縮空気によりミスト化するミスト化装置と、前記ミスト化装置によりミスト化したドレン水ミストを凝縮器用放熱フィンへ吹き出すノズルとを備えたドレン水処理装置である。
さらに、上記ミスト化装置は、既存のスポットクーラに後付する取付具を備えた。
この発明のドレン水処理装置によれば、スポットクーラなどの空調機への取り付けが容易であり、シンプルな構造で、確実にドレン水をミスト化し気化して処理することができる。これにより、ドレンタンクのドレン水を、排水する手間がかからないものである。さらに、吹き出しノズルより吹き出しダクトにミストを吹き出して処理する場合、吹き出しダクトから出る風から気化熱を奪い、特に高温の排風の場合、その温度を下げることにより周囲の温度上昇を抑えることができる。また、凝縮器側にミストを吹き出す場合、凝縮器をミストの気化熱により冷却するので、空調機の冷却効果を高めることができる。
以下、この発明のドレン水処理装置の一実施形態について、図1、図2を基にして説明する。この実施形態のドレン水処理装置10は、工場など作業場で、局所的な空調を行うスポットクーラなどに取り付けて使用される。
この実施形態のドレン水処理装置10は、図1に示すように、スポットクーラ12に取り付けられ、このスポットクーラ12は、下面14の四隅に移動可能なキャスタ16を備えている。このスポットクーラ12は、径の異なる太さを持つ大小2本の吹き出しダクト18a,18bを上面20に備え、大小2本の吹き出しダクト18a,18bの筒部22は、蛇腹状に形成されている。大径の吹き出しダクト18aは排熱用の排風ダクトであり、小径の吹き出しダクト18bは冷風ダクトである。また、大小2本の吹き出しダクト18a,18bは、接続アダプタ24により旋回可能にスポットクーラ12に取り付けられている。スポットクーラ12内部の下方には、ドレン水24を溜めるドレンタンク26が備えられている。
ドレン水処理装置10内には、図示しない公知の冷却器と凝縮器が設けられている。大径の吹き出しダクト18aには、凝縮器から発生する排熱を、凝縮器用フィンを介して熱交換させるための凝縮器用ファンとその駆動モータが設けられている。同様に、小径の吹き出しダクト18bには冷却器が接続され、冷却器用ファンとそのモータにより、吹き出しダクト18bに冷風を送風可能に設けられている。
このスポットクーラ12の上面22の適宜な位置に、略直方体のミスト化装置32が取り付けられている。ミスト化装置32は、円盤状の磁気取付具30を備え、磁力によりスポットクーラ12に吸着固定されている。このミスト化装置32は、図示しない位置に、エア抜きに使用するエア抜き用ボルト、圧縮空気の流量を調整するエア流量調整ネジ、内蔵するポンプの駆動に使用するエアパルスを作るパルスジェネレータを備えている。ミスト化装置32の上面34には、適宜な径を持つ軟質樹脂製の吸い上げチューブ36が、入り側連結口38に差し込まれている。吸い上げチューブ36の一方の端部40は、ドレンタンク28に設けられた図示しない開口部から、挿入されている。この吸い上げチューブ36内は、エア抜きされ、水が満たされている。ミスト化装置32の一側面42の接続口44には、図示しないエアコンプレッサ装置から圧縮空気を供給する耐圧性の圧縮空気ホース46が、切換弁48を介して接続されている。さらに、ミスト化装置32でミスト化したドレン水ミストをノズル50に供給する軟質樹脂製のミストチューブ52が、他の側面54に設けられた吹出口56に接続されている。
このミストチューブ52は、ノズル分配器58に接続され、ノズル分配器58にはミストを吹き出すノズル48を備えた金属製のノズル管58が2本接続されている。このノズル管60は、銅などの金属であり、曲げなどにより形状変化可能に形成されている。また、ノズル分配器58は、径の太い方の吹き出しダクト18aの吹出口外周の縁62に図示しない取付部材により取り付けられている。
次に、このドレン水処理装置10の動作について説明する。まず、ミスト化装置32の図示しないエア抜き用ボルトを緩めて、切換弁48をONにし、空気が出きったらエア抜きボルトを締める。そして、ミスト化装置32の図示しないパルスジェネレータを調節して、図示しないポンプを高速に動作させると、ドレンタンク28に挿入された吸い上げチューブ36より、ドレン水26が吸い出さる。吸い上げチューブ36は予めエア抜きをしておく。エア抜きは、吸い上げチューブ36に水を入れて内部の空気抜きを行う。吸い上げチューブ36を水で満し、一端を指などで水がもれないように押さえて、もう一方の端部をミスト化装置32の入り側連結口38に差し込む。そして、指で押さえていた吸い上げチューブ36の端部40をドレンタンク28の図示しない開口部から挿入し、ドレンタンク26に吸い上げチューブ36の端部40が、ドレンタンク28内の底に接触するようにする。
ドレンタンク28内から吸引されたドレン水26は、ミスト化装置32によりミスト化され、ミストチューブ52を通りノズル分配器58からノズル管60を経てノズル50より吹き出される。
ミスト化装置32では、図示しないエアコンプレッサ装置から供給された圧縮空気が、接続口44に接続された圧縮空気ホース46から圧送されると、図示しない空気パルスジェネレータによりエアパルス圧が発生する。エアパルスは、一定間隔で断続的に空気圧の上昇、下降を繰り返すものである。ミスト化装置32には、ドレン水26を押し出すピストンを内蔵し、このピストンは戻し方向に付勢力が作用するコイルバネを備えている。エアパルスにより発生した空気の圧力が上昇すると、このコイルバネの力に勝り、ピストンが押される。すると、押されたピストンの作用により水は吹出口より押し出され、エアコンプレッサからの圧縮空気により攪拌され、ミスト化されてノズル管58に送られ、吹き出される。そして、エアパルスの空気圧が減少すると、ピストンはコイルバネにより戻されると同時に、26ドレン水を吸い上げチューブ36より吸い込むものである。
この実施形態のドレン水処理装置10によれば、圧縮空気を動力とするため、電気的な配線が不要なシンプルなものであり、既存のスポットクーラ12などの空調機への後付けが容易である。また、ドレン水26をミスト化したドレン水ミストを、吹出ダクト18aに吹き出すことにより、確実に気化させることができるため、ドレンタンク28のドレン水26を、排水する手間がかからないものである。吹き出しノズル50より排熱用の吹き出しダクト18aからミストを吹き出して処理する場合、吹き出しダクト18aから出る風から気化熱を奪い、特に高温の排風の場合、温度を下げることにより周囲の温度上昇を抑えることができる。
また、このミスト化装置10を、図2に示すようにスポットクーラ12に取り付けても良い。この場合、ミスト化装置32を磁気取付具30によりスポットクーラ12の側面64に装着して、スポットクーラ12の凝縮器用放熱フィン66側にノズル50が位置するようにする。さらに、円盤状の磁気取付具68を備えたノズル分配器58を、スポットクーラ12の側面64の適宜な位置に、磁力により吸着して取り付ける。そして、ノズル50が凝縮器用放熱フィン66に対して平行よりやや凝縮器66側に向くように、ノズル管60を曲げる。
以上のようにして、ドレン水ミストを凝縮器66に吹き付けることにより、凝縮器用放熱フィン66をミストにより冷却し、冷却器側での冷却効果を上げることができる。
なお、この発明のドレン水処理装置は上記実施形態に限定されるものではなく、吸い上げチューブやミストチューブ、ノズル管は、チューブ状に形成されていればよいため、材質や太さなどは適宜選択可能なものである。また、ミスト化装置の形状は、吸い上げチューブや圧縮空気ホース及びミストチューブを繋ぐ吹出口があればよいため、ミスト化装置の形状及び表面に設ける各繋ぎ口の位置は適宜設定可能である。そのほか、分配器の取付方法は、分配器をしっかり固定できればよいため、適宜選択可能である。
この発明の一実施形態のドレン水処理装置のノズルを吹き出しダクトに吹き出し可能に取り付けた状態を示す概略側面図である。 この実施形態のドレン水処理装置のノズルを凝縮器用放熱フィンに吹き付け可能に取り付けた状態を示す概略側面図である。
符号の説明
10 ドレン水処理装置
12 スポットクーラ
18a,18b 吹き出しダクト
26 ドレン水
28 ドレンタンク
30 磁気取付具
32 ミスト化装置
36 吸い上げチューブ
46 圧縮空気ホース
48 切換弁
50 ノズル
52 ミストチューブ
58 分配器
60 ノズル管
66 凝縮器用放熱フィン

Claims (3)

  1. 空調機の冷却器で発生するドレン水を気化させて処理するドレン水処理装置において、前記ドレン水を圧縮空気によりミスト化するミスト化装置と、前記ミスト化装置によりミスト化したドレン水ミストを吹き出しダクトの開口に吹き出すノズルとを備えたことを特徴とするドレン水処理装置。
  2. 空調機の冷却器で発生するドレン水を気化させて処理するドレン水処理装置において、前記ドレン水を圧縮空気によりミスト化するミスト化装置と、前記ミスト化装置によりミスト化したドレン水ミストを凝縮器用放熱フィンへ吹き出すノズルとを備えることを特徴とするドレン水処理装置。
  3. 上記ミスト化装置は、既存の空調機に後付する取付具を備えたことを特徴とする請求項1、2記載のドレン水処理装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008056348A1 (en) * 2006-11-06 2008-05-15 Amcor Holdings Ltd. Condensate evacuation system for portable monoblock air conditioner
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KR101453761B1 (ko) 2014-07-10 2014-10-22 주식회사 경영사 이동식 에어컨

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