JP2006127114A - 医療過誤確認方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】薬や医療具等の医療財、患者等を取り違える医療過誤を未然に防ぐ確認方法で、バーコード等を用いず、すなわち、読み取り作業が不要で且つ、バーコードリーダを持ち運ばなくても良い確認方法を提供することを課題とする。
【解決手段】夫々異なるIDと人体に接触する電極を有し、その電極から人体を媒介としてID信号を通信する通信装置を患者と医療従事者と医療材の夫々に持たせ、それらの組み合わせを確認し医療過誤を未然に防ぐ。
また、医療従事者の持つ通信装置に上記の組み合わせが正しいか判断する判断手段と、判断手段が不正と判断した場合に警告する警告手段を持たせる。
さらに、医療従事者の持つ通信装置に無線通信手段を設け、上記の判断手段が不正と判断した場合には前述の無線手段を用いて遠隔地の警告装置を作動させる。
【選択図】図1
【解決手段】夫々異なるIDと人体に接触する電極を有し、その電極から人体を媒介としてID信号を通信する通信装置を患者と医療従事者と医療材の夫々に持たせ、それらの組み合わせを確認し医療過誤を未然に防ぐ。
また、医療従事者の持つ通信装置に上記の組み合わせが正しいか判断する判断手段と、判断手段が不正と判断した場合に警告する警告手段を持たせる。
さらに、医療従事者の持つ通信装置に無線通信手段を設け、上記の判断手段が不正と判断した場合には前述の無線手段を用いて遠隔地の警告装置を作動させる。
【選択図】図1
Description
本発明は医療現場における医療過誤、特に取り違えによる医療過誤を未然に防ぐ確認方法に関する。
昨今の医療現場は多忙を極め、薬や医療具等の医療財、患者等を取り違える事故が増加している。 また、その対策として様々な確認方法が考案され効果を上げている。 その1つとして特開2003−67488号を開示する。特開2003−67488号の発明は、個別のバーコードを夫々に付し、その組み合わせの正否を確認するものである。
特開2003-67488号 (公開公報)
ところで、開示した発明ではバーコードリーダが必要になる。 更にはバーコードを読み取る作業が必要となる。 そこで本発明は、読み取り作業が不要で且つ、バーコードリーダを持ち運ばなくても良い確認方法を提供することを課題とする。
夫々異なるIDと人体に接触する電極を有し、その電極から人体を媒介としてID信号を通信する通信装置を患者と医療従事者と医療材の夫々に持たせ、それらの組み合わせを確認し医療過誤を未然に防ぐ。
また、医療従事者の持つ通信装置に上記の組み合わせが正しいか判断する判断手段と、判断手段が不正と判断した場合に警告する警告手段を持たせる。
さらに、医療従事者の持つ通信装置に無線通信手段を設け、上記の判断手段が不正と判断した場合には前述の無線手段を用いて遠隔地の警告装置を作動させる。
また、医療従事者の持つ通信装置に上記の組み合わせが正しいか判断する判断手段と、判断手段が不正と判断した場合に警告する警告手段を持たせる。
さらに、医療従事者の持つ通信装置に無線通信手段を設け、上記の判断手段が不正と判断した場合には前述の無線手段を用いて遠隔地の警告装置を作動させる。
夫々異なるIDと人体に接触する電極を有し、その電極から人体を媒介としてID信号を通信する通信装置を患者と医療従事者と医療材の夫々に持たせ、それらの組み合わせを確認するので、バーコードを読み取る作業や、バーコードリーダの持ち運びが不要である。
本発明を実施するにあたり、好適な一実施例を、図を用いて説明する。図1は本発明に用いる通信装置の一例である。 図1に示すものは通信装置本体がアームバンドに取り付けられ、医療従事者や患者が腕に装着し用いるものである。
図2は本発明で用いる通信装置の構成を示している。電極、送信回路、受信回路、ID記憶部、制御手段、警告手段、無線通信手段、アンテナ等から構成されている。
電極は受信手段、及び送信手段に接続されており、人体を媒介してきた信号を検出し受信手段に伝達する。 また、送信手段からの信号を媒介で有る人体に放出する。
送信手段及び受信手段は制御手段に接続、制御される。受信手段は電極からの信号を復調し制御手段に伝える。 一方送信手段は制御手段からの信号を変調し電極に伝える。
ID記憶部は通信装置個々に異なるIDデータを記憶している。
制御手段は送受信の制御、無線通信手段を用いた無線通信の制御、組み合わせの適合を判断する処理(判断手段)、警告手段の制御を行う。
警告手段は制御手段の制御で、発音、発光等の人が認識できる方法で警告を発する、
無線通信手段は遠隔地の警告装置を作動させるために無線通信を行う為にある。
図3は医療従事者が患者等の手に触れた様子示すものである。 このとき通信装置は自電極を介して夫々の人体を媒介とする通信を行う。
図4は医療従事者が医療材を手にした様子を示したものである。 医療材にはアームバンドの無い通信装置が装着されている。 このとき、医療従事者が医療材の通信装置の電極に触れ、医療従事者の人体を媒介とする通信を行う。
例えば、患者に医療従事者が注射を施そうとしたとき、医療従事者は医療材である注射器と患者の腕等に触れる。 このとき、注射器のID信号と患者のID信号と医療従事者のID信号が人体を解してやり取りされる。
このときに正しい組み合わせのデータを予め記憶している判断手段は、ID信号のやり取りで得た各IDが記憶している組み合わせか比較する。 もし、組み合わせが不正であれば、制御手段は警告手段を動作させ異常を知らせる。
また、無線通信手段を動作させ遠隔地の警告手段を動作させることもできる。
以上の仕組みをもって、本発明である医療過誤を未然に防ぐ確認方法を好適に実施することができる。
Claims (3)
- 医療過誤を未然に防ぐ確認方法において、
夫々異なるIDを有し且つ人体に接触する電極を有するとともに前記電極から人体を媒介として前記ID信号を通信する通信装置を患者と医療従事者と医療材の夫々に持たせ、
前記通信装置が夫々発するID信号を用いて医療を受ける患者と、前記医療を受ける患者に医療を施す医療従事者と、前記医療を受ける患者に用いる医療材の組み合わせを確認し医療過誤を未然に防ぐ方法。 - 前記医療従事者の持つ通信装置は、
医療を受ける患者と前記医療を受ける患者に医療を施す医療従事者と前記医療を受ける患者に用いる医療材の組み合わせが正しいか判断する判断手段と、
前記判断手段が不正と判断した場合の警告する警告手段を有することを特徴とする請求項1記載の医療過誤を未然に防ぐ確認方法。 - 前記医療従事者の持つ通信装置は、
無線通信手段を有し医療を受ける患者と前記医療を受ける患者に医療を施す医療従事者と前記医療を受ける患者に用いる医療材の組み合わせが不正と判断された場合に前記無線手段を用いて遠隔地の警告装置を作動させることを特徴とする請求項1及び2記載の医療過誤を未然に防ぐ確認方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004313897A JP2006127114A (ja) | 2004-10-28 | 2004-10-28 | 医療過誤確認方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004313897A JP2006127114A (ja) | 2004-10-28 | 2004-10-28 | 医療過誤確認方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006127114A true JP2006127114A (ja) | 2006-05-18 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2004313897A Pending JP2006127114A (ja) | 2004-10-28 | 2004-10-28 | 医療過誤確認方法 |
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JP (1) | JP2006127114A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014014195A1 (ko) * | 2012-07-19 | 2014-01-23 | (주)제이브이엠 | 약품 관리 시스템 및 그의 약품 관리 방법 |
JP2014021567A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Ad-Sol Nissin Corp | 誤り判定システムおよび誤り判定方法 |
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2004
- 2004-10-28 JP JP2004313897A patent/JP2006127114A/ja active Pending
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