JP2006115397A - ログ収集方法、ログ収集システム、ログ情報通知用プログラム、ログ情報収集用プログラム及び記録媒体 - Google Patents

ログ収集方法、ログ収集システム、ログ情報通知用プログラム、ログ情報収集用プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ログ収集装置近くのアクセス網の輻輳を軽減できるログ収集方法、ログ収集システム、ログ情報通知用プログラム、ログ情報収集用プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】本ログ収集システムは、ログ収集装置1とノード装置2とからなり、それぞれシーケンス番号記憶部12、22を持つ。ログメッセージを受信すると受信したメッセージに含まれるシーケンス番号の値に1加えた値をシーケンス番号記憶部に保存し、自ノード装置のログ保存部26に保持するログ情報をメッセージの最後尾に付けたし、隣接するノード装置のシーケンス番号を比較し、最も小さい値を持つノード装置へ転送する。この操作を繰り返すことで、最終的には全ノード装置のログ情報を収集することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有線、または無線の通信手段によって接続された装置から構成される任意のトポロジのネットワーク上の1台の装置に他の全装置のログ情報を収集するためのログ収集方法、ログ収集システム、ログ情報通知用プログラム、ログ情報収集用プログラム及び記録媒体に関する。
従来のログ収集システムの一例が非特許文献1に記載されている。従来のログ収集システムは、イベント検出手段とイベント通知手段を有する装置と、ログを収集するサーバー装置から構成されている。このような構成を有する従来のログ収集システムは次のように動作する。
各装置でログ収集装置(サーバー)に通知すべきイベントが発生した場合にイベント検出手段がイベントの発生を検出する。イベント通知手段は、検出イベントを含むメッセージを作成し、このメッセージをあらかじめ指定されたサーバーへその都度送信する。サーバーは受信したメッセージを電子ファイルなどの形式で保存する(保守者へ通知する手段としてディスプレイや装置に搭載したランプ、ブザーなどはあるが、保存形式としては電子ファイルだけである)。
また、伝送路上を周回するフレームに、ノード一情報、監視情報などを格納して、監視ノードはネットワーク構成を管理するネットワーク構成自動認識方式が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、管理ノードは所定周期で巡回フレームをネットワークに送信し、送信許可が通知された非管理ノードは、送信データに通番を付して返送するネットワーク通信システムが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−103082号公報 特開2002−77204号公報 RFC3164、The BSD syslog Protocol、2001年8月、p.3-7
しかしながら、上述した非特許文献1に記載の技術では以下の問題点がある。
第1の問題点は、ログ収集装置近くのアクセス網が輻輳しやすいということである。
その理由は、たくさん存在するすべてのノード装置がログ情報をログ収集装置に向かって個別に送信するためである。
第2の問題点は、ログ収集装置のログ収集処理負荷が高いということである。
その理由は、たくさん存在するすべてのノード装置がログ情報をログ収集装置に向かって個別に送信するため、ログ収集装置が処理しなければならないログメッセージ数が多くなり、この結果メッセージの送受信処理、すなわちメッセージオーバーヘッドが大きいためである。
第3の問題点は、ノード装置の増減やノード装置間の接続の変更に柔軟に対応できないということである。
その理由は、新たにノード装置をアクセス網に接続する場合、追加するノード装置に対して保守者がログ収集装置を登録する、もしくはログ収集装置に対して新たに追加したノード装置を登録しなければならないためである。
また、特許文献1記載の技術はリングネットワークを対象としており、メッシュネットワークなど任意のトポロジのネットワークには適用できないという問題がある。
さらに、特許文献2記載の技術も特許文献1記載の技術と同様の問題があり、論理リング型ネットワークをGA(Go Ahead)シーケンスを使用して通信する際の伝送効率を向上させることを目的としている。
そこで、本発明の主な目的は、ログ収集装置近くのアクセス網の輻輳を軽減できるログ収集方法、ログ収集システム、ログ情報通知用プログラム、ログ情報収集用プログラム及び記録媒体を提供することにある。
本発明の他の目的は、ログ収集装置の処理負荷を軽減できるログ収集方法、ログ収集システム、ログ情報通知用プログラム、ログ情報収集用プログラム及び記録媒体を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、ノード装置の増減などに柔軟に対応できるログ収集方法、ログ収集システム、ログ情報通知用プログラム、ログ情報収集用プログラム及び記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、全ノード装置を巡回するメッセージに各ノード装置が内部で保持するログ情報を付加し、全ノード装置のログ情報をログ収集装置が収集することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ノード装置が内部で保持するログ情報は自ノード装置が生成するシーケンス番号を含むことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、シーケンス番号記憶手段と、メッセージを受信すると、受信したメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた数をシーケンス番号記憶手段に記憶するメッセージ受信手段と、メッセージを受信すると、受信したメッセージに、自ノード装置のログ情報を付加するメッセージ作成手段と、メッセージを送信する際に、隣接するノード装置のシーケンス番号を比較し、最も小さい値を持つノード装置を選択するメッセージ転送先解決手段と、メッセージを送信する際に、そのメッセージに前記シーケンス番号記憶手段に記憶しているシーケンス番号を含めてメッセージ転送先解決手段が解決したノード装置へ送信する手段とを有するノード装置と、他のシーケンス番号記憶手段と、メッセージを受信すると、受信したメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた数をシーケンス番号記憶手段に記憶する他のメッセージ受信手段と、メッセージを受信すると、受信したメッセージに含まれる全ノード装置のログ情報を保存するログ保存手段と、メッセージを送信する際に、隣接するノード装置のシーケンス番号を比較し、最も小さい値を持つノードを選択するメッセージ転送先解決手段と、メッセージを送信する際に、そのメッセージに前記他のシーケンス番号記憶手段に記憶しているシーケンス番号を含めてメッセージ転送先解決手段が解決したノード装置へ送信する手段とを有するログ収集装置とを備えたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記ノード装置は、TTLが閾値以下か否かを判定するTTL判定手段と、TTLが閾値以下の場合には、TTLを減算し、メッセージ転送先をログ収集装置に設定する、メッセージ作成手段とを含むことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の発明において、前記ノード装置は、ログメッセージのパケットサイズが閾値以上か否かを判定するパケットサイズ判定手段と、パケットサイズが閾値以上の場合には、TTLを減算し、メッセージ転送先をログ収集装置に設定する、メッセージ作成手段とを含むことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、受信したログメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた値を保持する処理と、隣接したノード装置のシーケンス番号を調べて最小の値を持つノード装置をメッセージ転送先として選択する処理と、ログ情報を前記メッセージの最後尾に付加したメッセージを作成する処理と、メッセージのTTLを減算する処理と、前記転送先へメッセージを転送する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、TTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上か否かを判定する処理と、TTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上の場合には、宛先ノードをログ収集装置に設定する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、ログメッセージを受信すると、受信したメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた値を記憶する処理と、受信したメッセージに含まれる全ログ情報をログ保存部に保存する処理と、初期起動時、または一定時間経過ごとに、隣接ノード装置のシーケンス番号を調べて最小の値を持つノード装置をメッセージ転送先として選択する処理と、前記転送先へメッセージを転送する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、受信したログメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた値を保持する処理と、隣接したノード装置のシーケンス番号を調べて最小の値を持つノード装置をメッセージ転送先として選択する処理と、ログ情報を前記メッセージの最後尾に付加したメッセージを作成する処理と、メッセージのTTLを減算する処理と、前記転送先へメッセージを転送する処理とをコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の発明において、TTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上か否かを判定する処理と、TTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上の場合には、宛先ノードをログ収集装置に設定する処理とをコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、ログメッセージを受信すると、受信したメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた値を記憶する処理と、受信したメッセージに含まれる全ログ情報をログ保存部に保存する処理と、初期起動時、または一定時間経過ごとに、隣接ノード装置のシーケンス番号を調べて最小の値を持つノード装置をメッセージ転送先として選択する処理と、前記転送先へメッセージを転送する処理とをコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、全ノード装置が個別にログ情報をログ収集装置に送付するのではなく、ノード装置間を巡回するログメッセージに、ログ情報を次々と追加していき、ある程度のログ情報がたまったときにログ収集装置に、それまでためていたログ情報をまとめて通知するので、ログ収集装置近くのアクセス網の輻輳を軽減することができる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明のログ収集法法を適用した第1の実施の形態としてのログ収集システムは、ログ収集装置1と任意のトポロジで接続された複数のノード装置(ノードとも言う)2とから構成される。
ログ収集装置1は、メッセージ受信部11と、シーケンス番号記憶部12と、ログ情報を保存するログ保存部13と、メッセージ転送先解決部14と、メッセージ作成部15と、メッセージ送信部16とを含む。
メッセージ受信部11は、隣接するノード装置が送信したログメッセージの受信処理を行う。
シーケンス番号記憶部12は、受信したログメッセージに含まれるシーケンス番号に1を加えた値を記憶する。なお、シーケンス番号記憶部の初期値は0になっているものとする。
ログ保存部13は、受信したメッセージに含まれるノード装置のログ情報を保存する。
メッセージ転送先解決部14は、隣接するノード装置2のシーケンス番号を比較し、最も小さい値を持つノード装置2を選択する。なお、シーケンス番号が最も小さい値を持つノード装置2が複数存在する場合には、それらの中から任意のノード装置2を選択する。この場合、選択方法としては特に指定はないが、ノード装置2の探索順番に基づいて、最初に求めた順番でよい。実際に装置を製造する場合にはシーケンス番号が最も小さい値を持つノード装置を記憶するメモリを一つ準備しておき、シーケンス番号が最も小さい値を持つノード装置2が複数見つかったら、見つかった順序でメモリの内容を上書きする(この場合、最後に見つかったノード装置2が選択される)、という方法でもよい。
メッセージ作成部15は、メッセージ転送先解決部14が解決したノード装置2の宛先ノード識別子と、送信元ノード識別子、TTL(Time To Live)、及びシーケンス番号記憶部12に記憶してあるシーケンス番号とログ収集装置識別子を含むメッセージを作成する。
ここで、TTLとは、ネットワーク等において、パケットの生存可能時間を表すための時間のことをいい、ネットワーク上に送出されたパケット等がルータの設定ミス等によってループになってしまったとき、いつまでもネットワーク上に生存せずに、ある決められた時間になると破棄されるようにするための機能をいう。
パケット送信時に、ある決められたTTL値をヘッダのTTLフィールドの中にセットしておくが、パケットがルータ等を通過する度にTTL値を減算させ、TTL値の残りが0になると、そのパケットはそれ以上転送されずにそこで破棄される。これにより、TTL値以上にパケットが生存することが防止される。
このTTL値は、例えばIPプロトコルでは、もともと秒数で表すことを意図していたが、実際には正確なパケットの生存時間を計測したりパケットを追跡したりすることは困難であるので、現在ではホップカウントをもってTTL値としている。つまり、ルータを一つ通過する度にTTL値を1ずつ減らし、それが0になった時点でパケットを破棄する。
なお、TTL値があまり小さいと、目的のノード装置にパケットが届く前に破棄されてしまい、通信ができなくなるおそれがある(例えば、日本からヨーロッパ圏へアクセスを行うと、20ホップ以上は必要なことが多い)。
メッセージ送信部16は、メッセージ作成部15が作成したメッセージを宛先ノード識別子で指定された宛先ノードへ向けて送信する。
ノード装置は、メッセージ受信部21と、シーケンス番号記憶部22と、TTL判定部23と、パケットサイズ判定部24と、メッセージ転送先解決部27と、イベント検出手段25と、ログ保存部26、メッセージ作成部28と、メッセージ送信部29とを含む。
メッセージ受信部21は、隣接するノード装置が送信したログメッセージの受信処理を行う。
シーケンス番号記憶部22は、受信したログメッセージに含まれるシーケンス番号に1を加えた値を記憶する。なお、シーケンス番号記憶部の初期値は0になっているものとする。
TTL判定部23は、受信したログメッセージに含まれるTTLの値が閾値以下か否かを判定する。
パケットサイズ判定部24は、受信したログメッセージのパケットサイズの値が閾値以上か否かを判定する。
メッセージ転送先解決部27は、隣接するノード装置のシーケンス番号を比較し、最も小さい値を持つノード装置を転送先として選択する。なお、シーケンス番号が最も小さい値を持つノード装置が複数存在する場合には、その中から任意のノード装置を選択する。
イベント検出手段25は、ログとして通知すべきイベントが発生した際にそれを検出し、発生したログをログ保存部26に保存する。
ログ保存部26は、イベント検出手段25が検出したログを保存する。
メッセージ作成部28は、TTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上の場合、TTLを減算し、宛先ノード識別子としてログ収集装置の識別子と、送信元ノード識別子と、TTLと、シーケンス番号記憶部に記憶してあるシーケンス番号と、ログ収集装置識別子を含むログメッセージを作成する。また、メッセージ作成部28は、ログ保存部からログ情報を取り出し、作成したログメッセージの最後尾にログ情報を追加し、ログ保存部に保存しているログ情報を消去する。
メッセージ作成部28は、TTLが閾値以上かつパケットサイズが閾値以下の場合には、ログ保存部26からログ情報を取り出し、受信したメッセージの最後尾にログ情報を追加し、ログ保存部に保存しているログ情報を消去し、TTL減算後、メッセージ転送先解決部27が解決したノード装置の宛先ノード識別子と、送信元ノード識別子と、TTLと、シーケンス番号記憶部に記憶してあるシーケンス番号と、ログ収集装置識別子とを含むメッセージを作成する。
メッセージ送信部29は、メッセージ作成部が作成したメッセージを宛先ノード識別子で指定された宛先ノードへ向けて送信する。
次に、図2、図3及び図4のフローチャートと、図5及び図6のメッセージフォーマットとを参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
まず、ログ収集装置1(図1参照)のログメッセージ受信動作について図2を用いて説明する。
ログ収集装置1のメッセージ受信部11(図1参照)がノード装置2(図1参照)から図5に示したフォーマットのログメッセージを受け取ると、受信したメッセージに含まれるシーケンス番号に1を加えた値をシーケンス番号記憶部12(図1参照)に保存する(ステップA1)。
受信したメッセージに含まれる全ログ情報をログ保存部13(図1参照)に保存する。(ステップA2)。
ログ収集装置1のログメッセージ送信動作について図3を用いて説明する。
ログ収集装置1のメッセージ作成部28は初期起動時、または一定時間ごとにメッセージ転送先解決を行う。メッセージ転送先解決部14(図1参照)は隣接するノード装置のシーケンス番号を比較し、最も小さい値を持つノードを選択する(ステップB1)。
メッセージ作成部15は図6に示すフォーマットのメッセージを作成し(ステップB2)、メッセージ送信部16が作成したメッセージを送信する(ステップB3)。
次に、ノード装置2の動作について図1及び図4を用いて説明する。
ノード装置2(図1参照)は、隣接するノード装置から図5に示したフォーマットのログメッセージを受け取ると、メッセージ受信部21(図1参照)は受信したメッセージに含まれるシーケンス番号に1を加えた値を、シーケンス番号記憶部22(図1参照)に保存する(ステップC1)。
TTL判定部21(図1参照)は、受信したメッセージのTTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上であるかを確認する(ステップC2)。
メッセージ作成部28(図1参照)は、TTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上の場合(ステップC2/YES)、メッセージ転送先をログ収集装置に設定し(ステップC3)、ログ保存部からログ情報を取り出し、受信したメッセージの最後尾にログ情報を追加し(ステップC5)、ログ保存部に保存しているログ情報を消去し(ステップC6)、TTL減算後(ステップC7)、図5に示したフォーマットのログメッセージを作成する(ステップ8)。メッセージ送信部29(図1参照)は、ログメッセージ作成後このメッセージを送信する(ステップC9)。
TTLが閾値以上かつパケットサイズが閾値以下の場合には(ステップC2/NO)、メッセージ転送先解決部27(図1参照)はメッセージ転送先解決を行い(ステップC4)、メッセージ作成部28は、ログ保存部26(図1参照)からログ情報を取り出して受信したメッセージの最後尾にログ情報を追加し(ステップC5)、ログ保存部26に保存しているログ情報を消去し(ステップC6)、TTL減算後(ステップC7)、メッセージ転送先解決部27が解決したノード装置の宛先ノード識別子を含む図5に示したフォーマットのログメッセージを作成する(ステップC8)。メッセージ送信部29はこのメッセージを送信する(ステップC9)。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、図1に示すログ収集装置1から送出したログメッセージは、ノード装置2によってログ情報を付加されながら次々と転送され、TTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上になったときにログ収集装置1にログ情報が集まる。したがって、全ノード装置がログ収集装置1に個別にログメッセージを送信する方法とは異なり、ログ収集装置1近くのアクセス網の輻輳を軽減できる。また、ログ収集装置1が送受信するメッセージ数を減らすことができるので、ログ収集装置1のメッセージ処理負荷を軽減できる。
また、ログメッセージを受信した直後のノード装置2のシーケンス番号は一番大きな値になるが、シーケンス番号が小さい値を持つノード装置へログメッセージを転送することによって、全ノードを探索する。したがってノード装置2の接続状態を意識することなく全ノード装置2を探索できるので、ノード装置2の増減などに柔軟に対応することができる。
すなわち、本ログ収集システムは、ログ収集装置(図1参照)1とノード装置(図1参照)2からなり、それぞれシーケンス番号記憶部(図1参照)12、22を持つ。なお、ログ収集装置1とノード装置2のシーケンス番号記憶部12の初期値は0になっているものとする。ログメッセージを受信すると受信したメッセージに含まれるシーケンス番号の値に1を加えた値をシーケンス番号記憶部12に保存し、自ノード装置がログ保存部(図1参照)26に保持するログ情報をメッセージの最後尾に付けたし、隣接するノード装置2のシーケンス番号を比較し、最も小さい値を持つノード装置2へ転送する。この操作を繰り返すことで、最終的には全ノード装置2のログ情報を収集することができる。このように動作することで、本発明の目的を達成することができる。
ここで、本実施の形態ではログ収集システムについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ログ情報通知用プログラム、ログ情報収集用プログラム及び記録媒体に適用してもよい。
すなわち、本発明の実施の形態は、受信したログメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた値を保持する処理と、隣接したノード装置のシーケンス番号を調べて最小の値を持つノード装置をメッセージ転送先として選択する処理と、ログ情報をメッセージの最後尾に付加したメッセージを作成する処理と、メッセージのTTLを減算する処理と、転送先へメッセージを転送する処理とをコンピュータに実行させるログ情報通知用プログラムであってもよく、同構成において、TTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上か否かを判定する処理と、TTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上の場合には、宛先ノードをログ収集装置に設定する処理とをコンピュータに実行させるログ情報通知用プログラムであってもよい。
また、本発明の実施の形態は、ログメッセージを受信すると、受信したメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた値を記憶する処理と、受信したメッセージに含まれる全ログ情報をログ保存部に保存する処理と、初期起動時、または一定時間経過ごとに、隣接ノード装置のシーケンス番号を調べて最小の値を持つノード装置をメッセージ転送先として選択する処理と、転送先へメッセージを転送する処理とをコンピュータに実行させるログ情報収集用プログラムであってもよい。
また、本発明の実施の形態は、受信したログメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた値を保持する処理と、隣接したノード装置のシーケンス番号を調べて最小の値を持つノード装置をメッセージ転送先として選択する処理と、ログ情報をメッセージの最後尾に付加したメッセージを作成する処理と、メッセージのTTLを減算する処理と、転送先へメッセージを転送する処理とをコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体であってもよく、同構成において、TTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上か否かを判定する処理と、TTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上の場合には、宛先ノードをログ収集装置に設定する処理とをコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク等の磁気記録媒体、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)等の光磁気記録媒体、ROM、PROM(Programmable ROM:再書き込み可能な読み出し専用メモリ)、EEPROM(Electrically Erasable PROM:電気的書き換え可能なメモリ)、RAM(Random Access Memory:読み出し書き込みメモリ)、MRAM(Magnetic RAM:磁性体メモリ)、FeRAM(強誘電体メモリ)等の不揮発性メモリ)であってもよい。
また、本発明の実施の形態は、ログメッセージを受信すると、受信したメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた値を記憶する処理と、受信したメッセージに含まれる全ログ情報をログ保存部に保存する処理と、初期起動時、または一定時間経過ごとに、隣接ノード装置のシーケンス番号を調べて最小の値を持つノード装置をメッセージ転送先として選択する処理と、転送先へメッセージを転送する処理とをコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体であってもよい。
(効 果)
第1の効果は、ログ収集装置近くのアクセス網の輻輳を軽減できることである。その理由は、全ノード装置が個別にログ情報をログ収集装置に送付するのではなく、ノード装置間を巡回するログメッセージに、ログ情報を次々と追加していき、ある程度のログ情報がたまったときにログ収集装置に、それまでためていたログ情報をまとめて通知するためである。
第2の効果は、ログ収集装置の処理負荷を軽減できることである。その理由は、ログ情報をまとめてから通知するので、ログ収集装置が受信するメッセージの数を減らすことができ、メッセージ受信処理を軽減できるためである。
第3の効果は、ノード装置の増減などに柔軟に対応できることである。ログ収集装置、ノード装置は、個々の装置の接続情報、すなわちトポロジ情報を持つ必要がない。ログメッセージが全ノード装置を巡回してログ情報を収集することができるためである。
本発明の実施の形態を示すブロック図である。 本発明を実施の形態のログ収集装置のログメッセージ受信処理の流れ図である。 本発明の実施の形態のログ収集装置のログメッセージ送信処理の流れ図である。 本発明の実施の形態のノード装置の動作を示す流れ図である。 本発明の実施の形態のノード装置がやり取りするパケットフォーマットである。 本発明の実施の形態のログ収集装置またはノード装置が作成するログ情報を含まない空のパケットフォーマットである。
符号の説明
1 ログ収集装置
2 ノード装置
11 ログ収集装置メッセージ受信部
12 ログ収集装置シーケンス番号記憶部
13 ログ収集装置ログ保存部
14 ログ収集装置メッセージ転送先解決部
15 ログ収集装置メッセージ作成部
16 ログ収集装置メッセージ送信部
21 ノード装置メッセージ受信部
22 ノード装置シーケンス番号記憶部
23 ノード装置TTL判定部
24 ノード装置パケットサイズ判定部
25 ノード装置イベント検出手段
26 ノード装置ログ保存部
27 ノード装置メッセージ転送先解決部
28 ノード装置メッセージ作成部
29 ノード装置メッセージ送信部

Claims (11)

  1. 全ノード装置を巡回するメッセージに各ノード装置が内部で保持するログ情報を付加し、全ノード装置のログ情報をログ収集装置が収集することを特徴とするログ収集方法。
  2. 前記ノード装置が内部で保持するログ情報は自ノード装置が生成するシーケンス番号を含むことを特徴とする請求項1記載のログ収集方法。
  3. シーケンス番号記憶手段と、
    メッセージを受信すると、受信したメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた数をシーケンス番号記憶手段に記憶するメッセージ受信手段と、
    メッセージを受信すると、受信したメッセージに、自ノード装置のログ情報を付加するメッセージ作成手段と、
    メッセージを送信する際に、隣接するノード装置のシーケンス番号を比較し、最も小さい値を持つノード装置を選択するメッセージ転送先解決手段と、
    メッセージを送信する際に、そのメッセージに前記シーケンス番号記憶手段に記憶しているシーケンス番号を含めてメッセージ転送先解決手段が解決したノード装置へ送信する手段とを有するノード装置と、
    他のシーケンス番号記憶手段と、
    メッセージを受信すると、受信したメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた数をシーケンス番号記憶手段に記憶する他のメッセージ受信手段と、
    メッセージを受信すると、受信したメッセージに含まれる全ノード装置のログ情報を保存するログ保存手段と、
    メッセージを送信する際に、隣接するノード装置のシーケンス番号を比較し、最も小さい値を持つノードを選択するメッセージ転送先解決手段と、
    メッセージを送信する際に、そのメッセージに前記他のシーケンス番号記憶手段に記憶しているシーケンス番号を含めてメッセージ転送先解決手段が解決したノード装置へ送信する手段とを有するログ収集装置とを備えたことを特徴とするログ収集システム。
  4. 前記ノード装置は、TTLが閾値以下か否かを判定するTTL判定手段と、
    TTLが閾値以下の場合には、TTLを減算し、メッセージ転送先をログ収集装置に設定する、メッセージ作成手段とを含むことを特徴とする請求項3記載のログ収集システム。
  5. 前記ノード装置は、ログメッセージのパケットサイズが閾値以上か否かを判定するパケットサイズ判定手段と、
    パケットサイズが閾値以上の場合には、TTLを減算し、メッセージ転送先をログ収集装置に設定する、メッセージ作成手段と、
    を含むことを特徴とする請求項3または4記載のログ収集システム。
  6. 受信したログメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた値を保持する処理と、
    隣接したノード装置のシーケンス番号を調べて最小の値を持つノード装置をメッセージ転送先として選択する処理と、
    ログ情報を前記メッセージの最後尾に付加したメッセージを作成する処理と、
    メッセージのTTLを減算する処理と、
    前記転送先へメッセージを転送する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするログ情報通知用プログラム。
  7. TTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上か否かを判定する処理と、
    TTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上の場合には、宛先ノードをログ収集装置に設定する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項6記載のログ情報通知用プログラム。
  8. ログメッセージを受信すると、
    受信したメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた値を記憶する処理と、
    受信したメッセージに含まれる全ログ情報をログ保存部に保存する処理と、
    初期起動時、または一定時間経過ごとに、隣接ノード装置のシーケンス番号を調べて最小の値を持つノード装置をメッセージ転送先として選択する処理と、
    前記転送先へメッセージを転送する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするログ情報収集用プログラム。
  9. 受信したログメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた値を保持する処理と、
    隣接したノード装置のシーケンス番号を調べて最小の値を持つノード装置をメッセージ転送先として選択する処理と、
    ログ情報を前記メッセージの最後尾に付加したメッセージを作成する処理と、
    メッセージのTTLを減算する処理と、
    前記転送先へメッセージを転送する処理とをコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  10. TTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上か否かを判定する処理と、
    TTLが閾値以下またはパケットサイズが閾値以上の場合には、宛先ノードをログ収集装置に設定する処理とをコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とする請求項9記載の記録媒体。
  11. ログメッセージを受信すると、
    受信したメッセージに含まれるシーケンス番号に1加えた値を記憶する処理と、
    受信したメッセージに含まれる全ログ情報をログ保存部に保存する処理と、
    初期起動時、または一定時間経過ごとに、隣接ノード装置のシーケンス番号を調べて最小の値を持つノード装置をメッセージ転送先として選択する処理と、
    前記転送先へメッセージを転送する処理とをコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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