JP2006114238A - Electric equipment - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、基板の表面および裏面間に配設された導電線により一体的に構成される固定接点を備えた電気機器に関する。 The present invention relates to an electric device provided with a fixed contact integrally formed by a conductive wire disposed between a front surface and a back surface of a substrate.
従来、例えば電気掃除機の電動送風機を操作する手元操作部の把持部に設けられる電気機器は、手元操作部の長手方向に沿って長手状の基板を備えている。この基板には、表面および裏面間に、幅方向に沿って導電線すなわちジャンパ線が配設されて長手方向に複数の固定接点を構成している。また、基板の表面側には、固定接点を開閉させる可動接点を内面に有する中空半球状の膨出部を長手方向に複数備えた接点板が設けられている。さらに、基板の裏面側には、膨出部を押して変形させることでジャンパ線により固定接点に電気的に接続される電気素子が設けられている。そして、この電気機器は、作業者が膨出部を押して変形させることで可動接点が固定接点に接触して固定接点に電流が流れ、電動送風機に電流が供給されて電動送風機が駆動される(例えば、特許文献1参照。)。
電気掃除機では、一般に、把持部を握りながら電気機器を操作するため、据え置き型の機器に設けた電気機器を操作する場合より操作荷重が大きく、作業者が膨出部を強く押すことになる。 In an electric vacuum cleaner, in general, an electric device is operated while grasping a grip portion. Therefore, an operation load is larger than when an electric device provided in a stationary device is operated, and an operator strongly presses the bulging portion. .
しかしながら、上述の電気機器では、手元操作部の操作方向である長手方向に略直交する基板の幅方向に沿ってジャンパ線を設けて固定接点を構成していることにより、把持部を握った手の親指を把持部の長手方向に沿って前後させて繰り返し膨出部を押すと、ジャンパ線により可動接点が擦れ、接点として次第に機能しなくなってしまうという問題点を有している。 However, in the above-described electrical apparatus, the jumper wire is provided along the width direction of the substrate that is substantially orthogonal to the longitudinal direction, which is the operation direction of the hand operation unit, so that the fixed contact is configured. If the thumb is repeatedly moved back and forth along the longitudinal direction of the gripping portion and the bulging portion is repeatedly pressed, the movable contact is rubbed by the jumper wire and gradually becomes non-functional as a contact.
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、接点寿命を確保できる電気機器を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of such a point, and it aims at providing the electric equipment which can ensure a contact life.
本発明は、握り部を備えた長手状の操作部に設けられた基板の表面および裏面間に、操作部の長手方向に略平行に配設された導電線により一体的に構成される固定接点と、可撓性を有する略半球状に膨出した中空の膨出部、および、この膨出部の内面に設けられ基板の表面に間隙を介して配設され固定接点を開閉させる可動接点を備えた接点板と、基板に設けられ、膨出部の操作にて導電線により固定接点に電気的に接続される電気素子とを具備したものである。 The present invention provides a fixed contact integrally formed by a conductive wire disposed substantially parallel to the longitudinal direction of the operation unit between the front surface and the back surface of the substrate provided in the longitudinal operation unit having a grip. A hollow bulge portion having a substantially hemispherical shape having flexibility, and a movable contact provided on the inner surface of the bulge portion and disposed on the surface of the substrate via a gap to open and close the fixed contact. And a contact plate provided on the substrate and an electric element electrically connected to the fixed contact by a conductive wire by operation of the bulging portion.
本発明によれば、握り部を備えた長手状の操作部に設けた基板の表面および裏面間に、操作部の長手方向に略平行に導電線を配設して固定接点を一体的に構成することで、操作部の操作方向となるこの操作部の長手方向と導電線とが略平行になるから、可動接点が導電線に対して擦れにくく、接点寿命を確保できる。 According to the present invention, a fixed contact is integrally formed by arranging a conductive wire substantially parallel to the longitudinal direction of the operation unit between the front and back surfaces of the substrate provided in the longitudinal operation unit having a grip. By doing so, since the longitudinal direction of the operation portion, which is the operation direction of the operation portion, and the conductive wire are substantially parallel, the movable contact is hardly rubbed against the conductive wire, and the contact life can be ensured.
以下、本発明の一実施の形態の構成を図1ないし図7を参照して説明する。 The configuration of an embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS.
図7において、1は掃除機本体で、この掃除機本体1は、内部に収容された電動送風機2の駆動にて生じる吸気風とともに吸い込んだ塵埃を、着脱可能な図示しない集塵パックにて集塵する。
In FIG. 7, reference numeral 1 denotes a vacuum cleaner main body. The vacuum cleaner main body 1 collects dust sucked together with intake air generated by driving the
また、この掃除機本体1には、外部から空気を吸引する本体吸込口3が開口されている。この本体吸込口3には、可撓性を有し湾曲可能な細長略円筒状のホース体4が連通接続されている。このホース体4の先端には、電動送風機2の動作モードなどが選択可能な長手状の操作部としての手元操作部5が設けられている。この手元操作部5には、掃除機本体1内の電動送風機2などを複数の駆動モードに設定する電気機器としての長手状のスイッチユニット6が設けられているとともに、掃除する際に作業者が把持する握り部としての把持部7が基端側に向けて長手状に突設されている。
The vacuum cleaner main body 1 has a main
さらに、手元操作部5の先端には、伸縮可能な細長略円筒状の延長管8が着脱可能に連通接続されている。またさらに、この延長管8の先端には、例えば室内の床面の絨毯などの上に載置させて、この絨毯上の塵埃を吸い込む吸込口体としての床ブラシ9が着脱可能に連通接続されている。
Further, an elongated and substantially cylindrical extension tube 8 that can be extended and contracted is detachably connected to the distal end of the
そして、手元操作部5の上面には、図3に示すように、スイッチユニット6が取り付けられる取付凹部としてのスイッチ取付部21が上方に向けて開口形成されている。このスイッチ取付部21は、手元操作部5の長手方向である把持部7の長手方向に沿って長手状に形成されている。さらに、このスイッチ取付部21は、長円状の表示部収容凹部22と、細長矩形状の基板収容凹部23とを備えている。そして、このスイッチ取付部21は、把持部7の前方、すなわち把持部7を把持した作業者の手の親指にて操作可能な位置に設けられている。
Further, as shown in FIG. 3, a
表示部収容凹部22は、断面凹状に窪んで設けられている。
The display
また、基板収容凹部23は、表示部収容凹部22の底部の中心域に凹状に窪んで設けられている。さらに、この基板収容凹部23の底部の長手方向の一端側には、手元操作部5の内部に連通した収納穴としての矩形状の配線挿通孔24と、複数、例えば2つの矩形状の素子収容凹部25とが、スイッチ取付部21の長手方向にそれぞれ互いに離間されて設けられている。
The
そして、スイッチユニット6は、図1に示すように、基板としての回路基板31と接点板としての薄膜体32とスペーサ33とが接着剤などで一体的に接合された3層構造にて構成されている。
As shown in FIG. 1, the
回路基板31は、図1および図5などに示すように、例えば紙フェノールなどにて基板収容凹部23の内形に対応して細長矩形平板状に形成された基板本体34を備えており、基板本体34の一主面である表面には、複数、例えば3つの平面視円形状のスイッチ素子配置部35が設けられ、他主面である裏面には、下パターン36が形成されている。
As shown in FIGS. 1 and 5, the
スイッチ素子配置部35は、図5(a)に示すように、例えば複数、本実施の形態では3箇所に設けられ、基板本体34の幅方向の中心線に沿って配置され、かつ、手元操作部5の長手方向である基板本体34の長手方向に互いに離間されている。さらに、これらスイッチ素子配置部35の内部の外周部近傍には、基板本体34の長手方向に対をなす複数、例えば4対の挿通孔38がそれぞれ開口形成されている。
As shown in FIG. 5A, for example, a plurality of switch
これら挿通孔38は、対をなすもの同士が基板本体34の長手方向に沿って位置し、基板本体34の幅方向の中心線に対して線対称な位置に配設されている。すなわち、挿通孔38は、スイッチ素子配置部35の幅方向の一側に2対、他側に2対設けられている。そして、これら対をなす挿通孔38には、それぞれ導電線としてのジャンパ線41が挿通されている。
A pair of these
これらジャンパ線41は、被覆されていないむき出しの短絡線であり、図1および図2などに示すように、基板本体34の表面側にて連続し、両端部がそれぞれ挿通孔38に挿通されて下パターン36に半田42にて電気的に接続固定されている。そして、各スイッチ素子配置部35の4つのジャンパ線41により、固定接点としてのスイッチ素子43がそれぞれ設けられている。これらスイッチ素子43は、基板本体34の表側でこの基板本体34の幅方向に互いに略等間隔に離間されて基板本体34の長手方向に沿って直線状に配設され、各ジャンパ線41にて一体的に構成されている。
These
そして、下パターン36には、図5(b)に示すように、挿通孔38の周囲を含む所定の位置にレジスト44が設けられている。また、この下パターン36には、電気素子としての生成素子である一対の抵抗素子45が複数、例えば2対ずつ、基板本体34の各スイッチ素子43間に対向した位置に取り付けられている。さらに、この下パターン36には、基板本体34の長手方向における一端部である把持部7の基端部側に、配線挿通孔24から手元操作部5内へと挿通される伝送線としての信号線であるリード線46の一端部が電気的に接続されている。
The
また、抵抗素子45には、基板本体34の長手方向における他端部である把持部7の先端部側に位置するスイッチ素子43の一方のジャンパ線41が下パターン36を介して電気的に接続されている。なお、これら抵抗素子45は、抵抗素子ペーストの印刷、焼き付け形成、あるいはチップ状の抵抗器を面実装にて取り付けて形成するなど、いずれの方法で設けてもよい。
In addition, one
一方、薄膜体32は、例えばポリエチレンテレフタレート、あるいはポリイミドなどにより可撓性を有するフィルム状に形成され、図1に示すように、回路基板31の外形より大きい寸法の略楕円平板状、すなわちスイッチ取付部21の表示部収容凹部22の内形に対応する形状に形成されている。また、この薄膜体32には、一主面側である表面側に向けて半球面状に膨出部としてのエンボス部51が、回路基板31のスイッチ素子43に対応して例えば複数、本実施の形態では3つ設けられている。
On the other hand, the
さらに、薄膜体32の表面には、図4(a)ないし図4(c)に示すように、各スイッチ素子43に対応して電動送風機2の駆動状態の内容を表示する操作表示部52が印刷形成されている。また、この薄膜体32の他主面側である裏面側には、エンボス部51の内面側に位置して略円弧状に、導電性ペーストである銀ペーストなどをスクリーン印刷や焼き付け、電解めっき、塗装などすることにより形成された可動接点53が設けられている。
Further, on the surface of the
また、エンボス部51は、薄膜体32の幅方向の中心線に沿って、スイッチ素子43に対応する位置に設けられている。さらに、エンボス部51は、その投影面積内にスイッチ素子43が位置する大きさに設けられている。そして、これらエンボス部51は、スイッチユニット6を形成した状態で回路基板31のスイッチ素子43に所定の間隙54を介して対向し、常開型のスイッチ体としての設定ボタン55を構成する。
Further, the embossed
また、スペーサ33は、例えばポリエチレンテレフタレートなどにより回路基板31の形状に対応した形状に形成され、図1に示すように、回路基板31と薄膜体32との間に挟着されている。さらに、スペーサ33は、図1および図2に示すように、ジャンパ線41の厚み寸法、すなわち回路基板31の表面から突出したジャンパ線41の突出寸法よりも若干小さい厚み寸法を有している。したがって、スペーサ33を回路基板31の表面側に接着した状態で、ジャンパ線41の上端部がスペーサ33の表面側に若干突出する。
Further, the
そして、スペーサ33には、図6に示すように、スイッチ素子43に対応する位置に平面視円形状の穴部56が設けられ、これら穴部56の間にこれら穴部56を互いに連通する連通部57が長手方向に沿って形成され、かつ、スペーサ33の両端部に位置する穴部56間に亘って連続部58が設けられている。
As shown in FIG. 6, the
連通部57は、スペーサ33の幅方向の中心線近傍に設けられている。
The
また、連続部58は、スペーサ33の長手方向である回路基板31の長手方向に沿って各穴部56および各連通部57の中央部を通るように配置され、スペーサ33を回路基板31の表面側に接着した状態で、回路基板31の幅方向の中心線を挟んで位置する2つのジャンパ線41の間に、これらジャンパ線41に対して平行に位置する。
The
そして、スイッチユニット6の取り付けに際しては、図3に示すように、このスイッチユニット6の抵抗素子45をスイッチ取付部21の素子収容凹部25に収容させるとともに、このスイッチユニット6のリード線46をスイッチ取付部21の配線挿通孔24に挿通させ、さらに、このスイッチユニット6の回路基板31の基板本体34をスイッチ取付部21の基板収容凹部23に収容させるとともに、このスイッチユニット6の薄膜体32をスイッチ取付部21の表示部収容凹部22に収容させる。
When mounting the
次に、上記一実施の形態の掃除動作を説明する。 Next, the cleaning operation of the above embodiment will be described.
まず、作業者は、掃除機本体1の本体吸込口3に、ホース体4、延長管8および床ブラシ9を順次連通接続する。
First, the worker sequentially connects the hose body 4, the extension pipe 8, and the floor brush 9 to the main
さらに、作業者が、掃除機本体1から電源コードを引き出して図示しないコンセントに接続した後、把持部7を把持して所定の設定ボタン55を操作すると、スイッチユニット6の薄膜体32のエンボス部51が凹んで、このエンボス部51の裏面の可動接点53が、この可動接点53に対応したエンボス部51の下側であるスイッチユニット6の回路基板31のスイッチ素子43に電気的に接触して、このスイッチ素子43に電流が流れる。
Further, when the operator pulls out the power cord from the cleaner body 1 and connects it to an outlet (not shown), and then operates the
この結果、このスイッチ素子43に流れた電流により制御手段が制御されることにより、掃除機本体1内の電動送風機2へと電流が供給されて、この電動送風機2が駆動する。
As a result, the control means is controlled by the current flowing through the
そして、床ブラシ9の先端から空気とともに吸い込まれた塵埃は、床ブラシ9から延長管8およびホース体4を順次通過した後、掃除機本体1の本体吸込口3へと導かれて、この掃除機本体1内に収容された集塵パックに捕集される。
The dust sucked together with the air from the tip of the floor brush 9 sequentially passes through the extension pipe 8 and the hose body 4 from the floor brush 9 and then is guided to the main
塵埃が捕集された空気は、電動送風機2へと吸気されて排気風となり、掃除機本体1の図示しない排気口から外部へと排気される。
The air in which the dust is collected is sucked into the
このように、把持部7を備えた長手状の手元操作部5にスイッチユニット6を設けると、作業者が把持部7を把持した手の親指を手元操作部5の長手方向に沿って伸ばして前後させ各エンボス部51を押すことでスイッチユニット6が操作される。すなわち、手元操作部5の長手方向がスイッチユニット6の操作方向となる。言い換えると、作業者がエンボス部51を操作して押して変形させる際には、手元操作部5の長手方向に沿って力が加えられ、エンボス部51が手元操作部5の長手方向に変形する。
In this way, when the
このため、上記一実施の形態では、スイッチユニット6の回路基板31の表面および裏面間に、手元操作部5の長手方向に略平行にジャンパ線41を配設してスイッチ素子43を一体的に構成したことにより、手元操作部5の操作方向、すなわちエンボス部51の押し方向とジャンパ線41とが略平行になるから、例えば手元操作部の操作方向と交差する方向に沿ってジャンパ線を設ける場合と比較して、可動接点53がジャンパ線41に対して擦れにくく、可動接点53を形成する銀ペーストなどが剥がれにくくなり、接点寿命を確保できる。
For this reason, in the above embodiment, the
また、エンボス部51の領域内にて2本が略平行に配設され回路基板31の表面から突出したジャンパ線41よりも厚み寸法が小さく形成されたスペーサ33を設け、このスペーサ33がジャンパ線41の間に平行に配置された連続部58を有していることで、ジャンパ線41間の段差をスペーサ33で小さくして可動接点53とスイッチ素子43との擦れをより抑制でき、また、スペーサ33自体と可動接点53との擦れによる損傷をも防止できるので、接点寿命をより確保できる。
In addition, a
さらに、ジャンパ線41を回路基板31の幅方向に複数本配設することにより、エンボス部51のいずれの位置を押しても可動接点53がスイッチ素子43に接するようにできるので、接点の信頼性を向上できる。
Furthermore, by arranging a plurality of
そして、ホース体11の手元操作部5のスイッチ取付部21に取り付けられるスイッチユニット6の回路基板31の表面側に位置したスイッチ素子43をジャンパ線41にて構成し、このジャンパ線41を、回路基板31の挿通孔35を挿通させて下パターン35を介してこの回路基板31の裏面の抵抗素子45あるいはリード線46のいずれかに電気的に接続させることにより、この回路基板31を比較的安価な紙フェノール基板などにて構成できる。
And the
このため、この回路基板31を紙フェノール基板にて構成することにより、比較的高価なフレキシブル基板を用いる必要がなくなるとともに、紙フェノール基板はある程度の強度を有しているので、フレキシブル基板を用いる際に必要な補強板が不要になり、さらには、比較的高価な加工コストが必要なスルーホールへの電気的接続をジャンパ線41により形成するため、この回路基板31をより安価に製造できるから、この回路基板31の製造コストをより削減でき、この回路基板31を備えたスイッチユニット6の製造性を向上できる。
Therefore, by configuring the
また、エンボス部51の領域内、すなわち薄膜体32のエンボス部51と回路基板31との間に形成される間隙54に挿通孔38を設け、スイッチ素子43を構成するジャンパ線41をこれら挿通孔35から回路基板31の表面側に導出させたので、これら薄膜体32と回路基板31との間にジャンパ線41を隠すための新たな間隙部分を設ける必要がなくなるから、これら薄膜体32および回路基板31にて構成されるスイッチユニット6の製造コストをより削減できるとともに、薄膜体32の表面にジャンパ線41が突出する跡ができず、外観を損なうことがない。
Further, in the region of the embossed
さらに、ジャンパ線41にて回路基板31のスイッチ素子43を構成したので、この回路基板31の各スイッチ素子43の構成および製造がより容易になるとともに、この回路基板31の裏面に抵抗素子45を実装したことにより、この回路基板31自体の大きさを薄膜体32の投影内に収まる大きさにできるから、この回路基板31を備えたスイッチユニット6の製造コストをより削減できる。
Furthermore, since the
また、フレキシブル基板は耐熱温度が比較的低いため、半田付けに耐え得る樹脂で表面を被膜する必要があるが、回路基板31を紙フェノール基板とすることにより、この回路基板31自体の耐熱温度が向上するので、この回路基板31に直接抵抗素子45を半田付けにて実装できるから、この回路基板31を備えたスイッチユニット6の製造コストをより削減できる。
In addition, since the heat resistance temperature of the flexible board is relatively low, it is necessary to coat the surface with a resin that can withstand soldering. However, by using a paper phenol board as the
なお、上記一実施の形態では、手元操作部5のスイッチ取付部21の基板収容凹部23にスイッチユニット6の回路基板31を収容させたが、この回路基板31をスイッチ取付部21内に収容できれば、このスイッチ取付部21に基板収容凹部23を設けなくてもよい。
In the above embodiment, the
また、回路基板31の表面に薄膜体32を接着させたスイッチユニット6について説明したが、これら薄膜体32および回路基板31を接着せずに、手元操作部5のスイッチ取付部21に収容させてもよい。
Further, the
さらに、図8に示すように、スイッチユニット6をアップライト型の電気掃除機に設ける構成も可能である。
Furthermore, as shown in FIG. 8, the structure which provides the
ここで、このアップライト型の電気掃除機は、上下方向に長手状の掃除機本体1を備え、この掃除機本体1内には、吸込側を下方向に向けて電動送風機2が収容され、掃除機本体1の下部には、電動送風機2の吸込側に連通するサイクロン集塵部61が設けられている。
Here, the upright type electric vacuum cleaner includes a vertical vacuum cleaner body 1 in the vertical direction, and the
さらに、掃除機本体1の下端部には、サイクロン集塵部61を介して電動送風機2の吸込側に連通する床ブラシ9が接続され、掃除機本体1の後側の上部には、この掃除機本体1を操作可能にする操作部としてのハンドル部62が延設されている。そして、このハンドル部62は、上下方向に沿って長手状に形成され、作業者が把持する握り部としての把持部63が上端部に設けられ、かつ、この把持部63の下部の前側にスイッチユニット6が、ハンドル部62の長手方向である上下方向に沿って長手状に配設されている。
Further, a floor brush 9 communicating with the suction side of the
このように、スイッチユニット6をハンドル部62の長手方向に沿って配置することで、上記一実施の形態と同様の作用効果を奏することが可能である。
As described above, by arranging the
また、図9に示すように、スイッチユニット6をハンディ型の電気掃除機に設ける構成も可能である。
Moreover, as shown in FIG. 9, the structure which provides the
ここで、このハンディ型の電気掃除機は、前後方向に長手状の掃除機本体1を備え、この掃除機本体1内には、吸込側を前方向に向けて電動送風機2が収容され、掃除機本体1内の電動送風機2の前部には、この電動送風機2の吸込側に連通し図示しない紙パックなどで塵埃を捕集する集塵部65が設けられ、この集塵部65は、蓋体66により開閉可能となっている。
Here, this handy type vacuum cleaner includes a vacuum cleaner main body 1 that is longitudinal in the front-rear direction, and the
さらに、この集塵部65の前部には、床ブラシ9が連通接続され、掃除機本体1の集塵部65よりも後側の上部には、操作部としての握り部であるループ状の把持部67が前後方向に長手状に設けられ、かつ、この把持部67の前部に、この把持部67の長手方向である前後方向に沿って長手状にスイッチユニット6が配置されている。
Further, a floor brush 9 is connected in communication with the front portion of the
このように、スイッチユニット6を把持部67の長手方向に沿って配置することで、上記一実施の形態と同様の作用効果を奏することが可能である。
Thus, by arranging the
そして、スイッチユニット6を、手元操作部5、ハンドル部62、あるいは把持部67の長手方向に沿って配設する構成について説明したが、スイッチユニット6を手元操作部5、ハンドル部62、あるいは把持部67の長手方向に交差する方向に沿って長手状に配設する場合などには、ジャンパ線41の配設方向、あるいはスペーサ33の連続部58の配設方向などを、手元操作部5、ハンドル部62、あるいは把持部67の長手方向に合わせて適宜設定する。
The configuration in which the
また、設定ボタン55を3つ設けたスイッチユニット6について説明したが、少なくとも1つ以上の設定ボタンがあればよい。
Further, although the
さらに、薄膜体32は、可撓性を有するフィルム状であれば、いずれの材質の薄膜合成樹脂基板でもできる。
Furthermore, the
またさらに、スイッチユニット6の構成を簡略化し厚みを薄くする場合には、スペーサ33を設けない構成とすることも可能である。
Furthermore, when the configuration of the
そして、抵抗素子45は、回路基板31の表面側など、裏面側以外の位置に設ける構成とすることも可能である。
The resistance element 45 can also be provided at a position other than the back surface side, such as the front surface side of the
また、スイッチユニット6は、電気掃除機以外でも、長手状の操作部を有する機器に設ければ、上記各実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
Moreover, if the
5 操作部としての手元操作部
6 電気機器としてのスイッチユニット
7 握り部としての把持部
31 基板としての回路基板
32 接点板としての薄膜体
33 スペーサ
41 導電線としてのジャンパ線
43 固定接点としてのスイッチ素子
45 電気素子としての抵抗素子
51 膨出部としてのエンボス部
53 可動接点
54 間隙
62 操作部としてのハンドル部
63 握り部としての把持部
67 操作部としての握り部である把持部
5 Hand operating section as
31 Circuit board as a substrate
32 Thin film as a contact plate
33 Spacer
41 Jumper wire as conductive wire
43 Switch element as fixed contact
45 Resistance elements as electrical elements
51 Embossed part as bulging part
53 Movable contact
54 Gap
62 Handle section as operation section
63 Grip as grip
67 Grasping part that is the grip part as the operation part
Claims (2)
この基板の表面および裏面間に、前記操作部の長手方向に略平行に配設された導電線により一体的に構成される固定接点と、
可撓性を有する略半球状に膨出した中空の膨出部、および、この膨出部の内面に設けられ前記基板の表面に間隙を介して配設され前記固定接点を開閉させる可動接点を備えた接点板と、
前記基板に設けられ、前記膨出部の操作にて前記導電線により前記固定接点に電気的に接続される電気素子と
を具備したことを特徴とした電気機器。 A substrate provided in a longitudinal operation portion having a grip portion;
Between the front surface and the back surface of the substrate, a fixed contact configured integrally with a conductive wire disposed substantially parallel to the longitudinal direction of the operation unit;
A hollow bulging portion having a substantially hemispherical shape having flexibility, and a movable contact provided on the inner surface of the bulging portion and disposed on the surface of the substrate via a gap to open and close the fixed contact. A contact plate with
An electrical device provided on the substrate and electrically connected to the fixed contact by the conductive wire by operation of the bulging portion.
前記導電線間にこれら導電線と平行に配置された部分を有し、これら導電線の前記基板からの突出寸法よりも厚み寸法が小さく形成されたスペーサを備えている
ことを特徴とした請求項1記載の電気機器。 In the substrate, in the region of the bulging portion, two or more conductive wires are arranged substantially in parallel,
A spacer having a portion arranged in parallel with the conductive lines between the conductive lines and having a thickness dimension smaller than a protruding dimension of the conductive lines from the substrate is provided. The electrical apparatus according to 1.
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