JP2006113588A - ビーム形成複合材 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、無機質支持体及びポリマー形状の有機質支持体を含む複合材として成り、かつ0〜180℃の温度範囲内で熱硬化可能なレンズ、回析素子またはミラー等のビーム形成素子に関する。
【解決手段】有機ポリマーは好ましくはポリウレタン類及びシリコーン類の中から選択される。本発明の好ましい実施態様では有機ポリマーとしてポリウレタンが用いられる。
本発明に従ったビーム形成素子は、精度、剛性、及び耐久性において有利な特性を有し、また本発明のさらなる対象である安価な方法を用いて容易に製造可能である。
【選択図】図1
【解決手段】有機ポリマーは好ましくはポリウレタン類及びシリコーン類の中から選択される。本発明の好ましい実施態様では有機ポリマーとしてポリウレタンが用いられる。
本発明に従ったビーム形成素子は、精度、剛性、及び耐久性において有利な特性を有し、また本発明のさらなる対象である安価な方法を用いて容易に製造可能である。
【選択図】図1
Description
本発明は、無機質支持体及び有機成分と称されるポリマー形状の有機部分を有する成分を含む複合材として存在する例えばレンズ、回析素子、あるいはミラー等のビーム形成素子に関する。前記ポリマーはこの製造方法においては、加熱により開始される処理を受けることにより2以上の出発物質から生成される。前記開始加熱処理は0〜180℃の範囲内の温度において遂行される。好ましくは、前記有機ポリマーはポリウレタン類及びシリコーン類の中から選択される。本発明の好ましい実施態様に従えば、前記ポリマーはポリウレタンである。
本発明に従ったビーム形成素子は、精度、剛性、及び耐久性に関して有利な特徴を有し、また本発明のさらなる対象でもある安価な製造方法を用いて容易に製造可能である。
最新技術において、無機成分としてガラスを含む種々の複合材が公知である。
US4,690,512には、プラスチックと結合したガラスあるいは2つのプラスチック部分から成り、これら素子が光学用パテを用いて互いに結合された複合材レンズが開示されている。このプラスチックから成る素子間のパテ結合は脂肪族ポリウレタン層を用いることによって改善される。US5,323,191には、薄いガラス層がより厚い透明な有機成分へ結合された「ガラスプラスチックレンズ」が開示されている。この結合は、特別な性質をもつポリウレタンをベースとする付着層を用いることによって得られている。EP0182503は、光学的に澄んだ凝集性かつ付着性のエラストマー接着剤を用いて、好ましくは光互変性ガラスから成るレンズの一部をプラスチック製のレンズ部分と結合する光学積層レンズに関する。
US4,690,512には、プラスチックと結合したガラスあるいは2つのプラスチック部分から成り、これら素子が光学用パテを用いて互いに結合された複合材レンズが開示されている。このプラスチックから成る素子間のパテ結合は脂肪族ポリウレタン層を用いることによって改善される。US5,323,191には、薄いガラス層がより厚い透明な有機成分へ結合された「ガラスプラスチックレンズ」が開示されている。この結合は、特別な性質をもつポリウレタンをベースとする付着層を用いることによって得られている。EP0182503は、光学的に澄んだ凝集性かつ付着性のエラストマー接着剤を用いて、好ましくは光互変性ガラスから成るレンズの一部をプラスチック製のレンズ部分と結合する光学積層レンズに関する。
種々材料、特に無機及び有機材料を用いたビーム形成素子、特にレンズの製造は複雑な接着技術を用いてのみ達成可能であることは最新技術から認識されるところである。それゆえ、一方において無機質支持体、他方において有機成分を含み、接着剤あるいは結合剤として機能する付加的支持層をもたないビーム形成素子を製造するニーズがある。また、かかる素子は容易かつ安価な方法で製造可能でなければならない。
驚くべきことに、ポリウレタン等のポリマーあるいはシリコーンでコーティングされた例えばガラス、石英ガラス、シリコン、金属あるいは鉱物等の無機質支持体がビーム形成素子として卓越的に適し、及び高精度、良好な剛性及び耐久性をもつことが見出された。使用されるポリウレタン類は好ましくは脂肪族ポリウレタン類であり、また使用されるシリコーン類は好ましくは付加架橋系である。特に好ましいポリウレタンはリュール・ピュロマー社の「PURグラスクラー系」あるいはエラストグラン社のエラストクリアである。これら両材はイソ成分として脂肪族イソシアネートが用いられていることで特徴付けられる。
本発明に従ったビーム形成素子は例えばレンズ形状に形成して灯りに透かして調べることができ、また例えばミラー形状として反射光に利用することも可能である。本発明に従ったビーム形成素子が透明にデザインされるレンズであるならば、選択される材料はすべて透明である。
本発明はさらに、優れた特性をもつビーム形成素子の安価かつ容易な製造方法にも関する。
本発明に従ったビーム形成素子の製造に際しては、例えばガラス板が成形型中に配置され、固定される。ポリウレタンコーティングを行うため、ポリウレタンのジオール及びイソシアネート両成分が適当な装置において計量され、混合され、成形型中へ注入される。ポリウレタン処理のための適当な装置としては例えば高圧計量装置を挙げることができる。使用に先立ってすべての成分を排出するのが有利である。かかる方法により、トラップされたガスあるいはトラップされた高揮発性成分が除去され、これに応じて製品中における発泡生成が減じられ、あるいは無くなる。ポリウレタンの製造において成形型への充填の際は、すべての成分は好ましくは100,000hPa、より好ましくは1,000〜50,000hPaの圧力下に置かれる。かかる圧力下に置くことにより、表面及び構造品質を向上させ、発泡生成を排除することが可能となる。
有機成分としてシリコーンを用いる複合材の製造に際しては、ポットライフ(可使時間)がより長いためには、成分混合物は成形型近くの混合ヘッドによる直接の影響を受けないようにしなければならない。
特定のビーム形成を遂行するためには、製造方法に表面を構造化する工程が組み入れられなければならない。この構造化は、好ましくはポリウレタン等の有機成分と接触する成形型の構造化された部分によって遂行される。前記構造化された部分は金属、ガラス、石英ガラス、シリコンあるいはポリマーから構成可能である。特に適する材料はシリコーン等の材料、例えばRTFシリコーン、あるいは表面エネルギーの低い含フッ素ポリマーであり、これらの使用により離型剤の使用が完全にあるいは部分的に回避可能となる。
化学反応を促進するため、前記成分及び成形型は好ましくは例えば約0℃〜180℃、好ましくは0℃〜150℃、より好ましくは0℃〜100℃の範囲内の温度まで加熱される。例えばポリウレタンの使用に適する温度範囲は4℃〜100℃であり、特に好ましい実施態様に従えば前記温度は80℃である。当業者は用いる有機成分によって適当な温度を選択するであろう。有機相の硬化のためのUV光の使用は不要であるばかりでなく、UV光の使用は、それによって技術的努力が減じられる可能性があるため望ましくない。本発明のかかる特徴は最新技術との関連において利点となる。もしUV光を用いた硬化工程を排除できれば、不透明材料の使用が可能となるという利点もさらに得ることができる。
本発明に従った製造方法によれば両成分の厚さを自由に選択することができ、それによりあらゆる形状をもつビーム形成素子の製造が可能となる。
本発明に係る光学素子は、ガラス、半導体、あるいは石英またはCaF2等の結晶等の無機質支持体を用いているため、純粋な有機光学素子に比べて熱膨張性が低く、また剛性及び耐温度性が高い。かかる特性により温度や環境の影響が変動する条件下においても使用が可能である。
適するガラスとしては、OH、ハロゲンあるいは陽イオンの含量が大きく異なる種々タイプのシリカガラス(石英ガラス);ドープ化された石英ガラス、例えば膨張性ゼロのものとしてはTiO2を用いたコーニング社のULE(超低膨張性)ガラス、屈折率が一定変化するものとしてはGeO2あるいはフッ素等を用いたもの;ソーダ石灰珪酸ガラス;(無アルカリ及びアルカリ酸化物含有)アルカリ土アルミノ珪酸ガラス;硼珪酸ガラス;燐酸ガラス;フルオロ燐酸ガラス;硼燐酸ガラス;硼燐珪酸ガラス;はんだガラス及び低Tgガラス;光学ガラス、含鉛ガラス(例えばショット社のSF6等)及び無鉛ガラス(例えばショット社のBK7等);イオン着色された着色ガラス及びフィルターガラス;第二ナノ相の蒸着によって着色された着色ガラス及びフィルターガラス(金属または半導体から成る第二コロイド相をもつ強化ガラス);レーザガラス;希土含有ガラス及び珪酸塩または他をベースとする他の「活性」ガラス(例えば多量の酸化アンチモンを含有するガラス);ファラデーガラス;フルオリドガラス及び他のハロゲン化物ガラス;カルコゲニドガラス、例えばSe−As−Ge系から成るもの;硫化物ガラス、テルル化物ガラス等を挙げることができる。
また、適するガラスセラミックとしては、例えばリチウムアルミノ珪酸系(LAS);マグネシウムアルミノ珪酸系(MAS);コーニング社製MACOR等の装置を用いて加工可能なガラスセラミック;焼成ガラスセラミック、特に焼成によって製造される光学透明ナノガラスセラミック;有機あるいは無機ゾル・ゲル処理によって製造されるガラスセラミック、特にこの処理によって製造される光学透明ナノガラスセラミック等を挙げることができる。
任意に適当な物質を添加することにより光学機能性を増大させることが可能である。例えば、UVからの保護の場合、前記両成分へUV吸収剤を添加することができる。屈折率を増加させ、分散性を変え、あるいは他の特性を獲得するために、例えばTiO2、Al2O3、Fe2O3、CeO2、ZnO、ZrO2、SiO2、In2O3、SnO2、NiO、Fe、Al、Au、Ag、Ni等のナノ粒子を添加することができる。任意的に、(所謂拡散体として)散乱効果を与えるために、好ましくは粒径が10nm以上で前記有機成分の屈折率とは異なる屈折率をもつ粒子を添加することも可能である。この場合、特に適する粒子はポリウレタンの屈折率とは異なる屈折率をもつ粒子である。かかる粒子としては、例えばガラス粉あるいはポリマーを挙げることができる。
本発明に従った方法を用いて、例えばレンズ等の熱型押ガラス部品、特に例えば自動車ヘッドライト用のDE(3面楕円体)レンズ等の厚さが大きく異なる部品における形状の逸脱を修正することが可能である。図3aにはまず目標とする形状にされた熱型押部品が示されている。この形状は熱型押処理後に好ましからぬ変化をするが(図3b)、この変化は本発明に従ったやり方によるポリマーの蒸着によって再度補正することが可能である(図3c)。図3dは、前記ポリマーを用いることによって前記欠陥の補正が為されるだけでなく、前記有機ポリマーによってレンズへ構造化された面が与えられる本発明の実施態様を示した図である。
この処理におけるガラス体の典型的な形状の逸脱は特にDEレンズの熱型押工程における冷却処理中にガラスの収縮によって生ずるひけである。補正を目的とする前記ポリマーの使用は、材料の選択を通してガラス及びポリマーの屈折率及び分散性を低く保つ場合に特に利点となる。系統的処理の不完全の他、製造方法における変動についても補正が可能であり、かかる補正によってより経済的な加工設計が可能となる。
本発明に従った光学素子は、組み合わせて用いることができ、及び/または多層構造とすることも可能である。従って、前記複合材を有機及び無機材料のそれぞれから成る数層に構成することができる。多層複合材には異なるガラス等の異なる無機材料を含ませることも可能である。
さらに、本発明に従った光学素子は、光学特性を向上させる球面レンズの非球面状化に用いることが可能である。本発明に従った方法によって、平らな支持体上あるいはレンズ上へ屈折構造を形成することも可能である。また、レンズへ、ホルダー、または調節装置等を取り付け、あるいは例えばLED、CMOS、CCD、VCSEL(垂直空洞面放出レーザ)等の半導体上へ屈折性あるいは回析性光学素子を蒸着することも可能である。
また、適切に設計された回析性光学素子(DOE)を用いることにより、デジタル写真入力装置(CCD、CMOS)の素子上において光学「低域通過フィルター」効果を得ることも可能である。
また、例えば抗反射コーティングが施された素子等の反射に影響を与える光学構造を複合材へ組み入れることも可能である。このような構造化はフィルターガラス、偏光プリズム等の光学支持体についても可能である。
以下に記載された本発明の非限定的実施例を用いて本発明についてさらに詳細に説明する。
分割面を有する成形型中へガラスレンズを配置する。レンズを取り上げるため、成形型中にはシリコーンエラストマーから成る嵌合部材が備えられている。前記嵌合部材として適する材料としては、ガム及びゴム、シリコン類、フルオロポリマー、あるいはガラスよりも硬度の低い類似材料を挙げることができる。前記成形型はポリウレタン用の高圧注入成形設備の構成部分を成している。前記設備の概念は、所謂透明塗膜成形用にミュンヘンのクラウス・マッファイ・クンストストッフテクニック社によって開発されたシステムに対応するものである。一般的に光学的ハイブリッドに用いられる少量の材料にとっては、対応する環状パイプシステムにおいて成分の循環が行われると有利である。前記成分を処理するため、貯蔵及び運搬システム全体を50〜80℃まで加熱する。前記成分の純度を維持し及びトラップされた空気を排除するため、緩衝タンク及び充填タンク中の空気を抜く。
製品名エラストクリアと呼ばれるPU成分はレムフェルデのエラストグラン社から入手された。
混合ヘッドは成形型へ直接取り付ける。このように取り付けることにより、混合ヘッドポートを通しての汚染を防止することができる。成形型内部圧力計器を補助的に用い、成形型の内圧が15バール(15,000hPa)に達した後に計量を停止した。前記内圧においては、低圧に比較して気泡生成が減少しかつ表面品質が向上されることから、該内圧が特に有利であることが示された。
前記成分の重合化は成形型温度80℃において3分以内に生じた。次いで成形型を開けてハイブリッドを取り出した(図1)。
分割面を有する成形型中にガラス板を配置する。前記成形型の両半分にはシリコーンエラストマーから成る構造化された部分が含まれている。成形型の一方の半分によって回析性光学素子(DOE)が形成され、成形型の他の半分の構造によってフレネルレンズが形成される。
両側面上のガラス板と成形型の構造化面との間には空洞が残存されている。この空洞は実施例1で述べたと同様にPU(ポリウレタン)で満たされている。
前記ハイブリッドは成形型を開けば取り出し可能である。コアー中にはガラス板が含まれ、表面にはポリウレタンが含まれている。前記ハイブリッドの一方の面上にはDOEが担持され、他方の面上にはフレネルレンズが担持される(図2)。
任意であるが、単層あるいは数層のポリマー層が2層のガラス層で挟まれるように前記複合材を製造することも可能である。
また、本発明の他の実施例を図3〜13に示す。
1:成形型の片方
2:構造化部分
3:空洞
4:ガラスレンズ
5:嵌合部
6:ポリマー
7:ガラス
(a)レンズの目標形状
(b)熱型押処理後のレンズ形状
(c)ポリマーを用いて形状の逸脱を補正する本発明に従った硬化
(d)形状の逸脱を補正し、かつ表面構造化による付加的光学的機能を与える本発明に従った硬化
n1:ガラスまたは例えばSiO2から成る層
n2:ガラス
n3:例えばTiO2から成る層
n4:例えばPUから成るポリマー
2:構造化部分
3:空洞
4:ガラスレンズ
5:嵌合部
6:ポリマー
7:ガラス
(a)レンズの目標形状
(b)熱型押処理後のレンズ形状
(c)ポリマーを用いて形状の逸脱を補正する本発明に従った硬化
(d)形状の逸脱を補正し、かつ表面構造化による付加的光学的機能を与える本発明に従った硬化
n1:ガラスまたは例えばSiO2から成る層
n2:ガラス
n3:例えばTiO2から成る層
n4:例えばPUから成るポリマー
Claims (34)
- ガラス、半導体材料、金属、セラミックまたは結晶から選択される少なくとも一つの無機質支持体と、ポリマー形態をした有機部分を持つ少なくとも一つの成分を含む複合材として成り、前記ポリマーは0〜180℃の加熱開始温度で2以上の出発成分から生成され、及び無機質支持体及び有機成分の各層が前記有機質支持体の形成中に互いに直接結合されることを特徴とするビーム形成素子。
- レンズ、回析素子、ミラー、または光学システムから選択されるいずれかであることを特徴とする請求項1項記載のビーム形成素子。
- 前記回析素子が線状格子、チャープ格子、鋸歯状格子、フレネルレンズ、またはCGH(コンピュータ生成ホログラム)から選択されるいずれかであることを特徴とする請求項2項記載のビーム形成素子。
- 前記無機質支持体がシリカガラス、ドープされた石英ガラス、ソーダ石灰珪酸ガラス、アルカリフリーまたはアルカリ酸化物含有アルカリ土アルミノ珪酸ガラス、硼珪酸ガラス、燐酸ガラス、フルオロ燐酸ガラス、硼燐酸ガラス、硼燐珪酸ガラス、はんだガラス及び低Tgガラス、含鉛または無鉛光学ガラス、任意的にイオンまたはコロイド着色された着色ガラス及びフィルターガラス、またはガラスセラミックから選択されるいずれかであることを特徴とする請求項1項記載のビーム形成素子。
- 前記無機質支持体が非球面体であることを特徴とする請求項1項記載のビーム形成素子。
- 前記非球面体が3面楕円体(DE)レンズであることを特徴とする請求項5項記載のビーム形成素子。
- ビーム形成素子が半導体であることを特徴とする請求項1項記載のビーム形成素子。
- 前記半導体成分がCCDまたはCMOS、あるいはLEDまたはVCSELであることを特徴とする請求項7項記載のビーム形成素子。
- ビーム形成素子が低域通過フィルターであることを特徴とする請求項1項記載のビーム形成素子。
- 前記ポリマーがポリウレタン類またはシリコン類から選択されることを特徴とする請求項1項記載のビーム形成素子。
- 前記ポリマーが脂肪族イソシアネート(HDI)部分を含むポリウレタン類または付加架橋シリコーン類から選択されることを特徴とする請求項1項記載のビーム形成素子。
- 少なくとも3種の材料を3層から成る形状で含むことを特徴とする請求項1項記載のビーム形成素子。
- 無機質支持体及び有機部分をもつ成分を含む前記少なくとも3種の材料の屈折率及び/またはアッベ数がそれぞれ異なることを特徴とする請求項12項記載のビーム形成素子。
- 無機質支持体及び有機部分をもつ成分を含む前記異なる材料が異なる層、M1、M2及びM3の形態で存在することを特徴とする請求項1項記載のビーム形成素子。
- 前記層、M1、M2及びM3が互いに隣接していることを特徴とする請求項1項記載のビーム形成素子。
- 前記層、M1、M2及びM3の対応アッベ数ν1、ν2、ν3が以下のように限定されることを特徴とする請求項1項記載のビーム形成素子:
ν1<ν2<ν3、または
ν1>ν2<ν3、または
ν1>ν2>ν3 - 前記屈折率が以下の式を満たすことを特徴とする請求項13項記載のビーム形成素子:
±(n1−1)d1±(n3−1)d2±(n2−1)d2=mλ0、
式中、
n1は材料1(M1)の屈折率、
n2は材料2(M2)の屈折率、
n3は材料3(M3)の屈折率、
d1は材料1(M1)の構造高さ、
d2は材料2(M2)の構造高さ、及び
d3は材料3(M3)の構造高さを表す。 - 無機質支持体及び有機部分をもつ1成分を含む少なくとも1種の材料が1.75より高い屈折率nDをもつことを特徴とする請求項1項記載のビーム形成素子。
- 前記無機質支持体及び/または有機部分をもつ成分それぞれの外側に配置された材料表面が光学的に有効な構造をもつことを特徴とする請求項1項記載のビーム形成素子。
- 無機質支持体及び有機部分をもつ成分を含む少なくとも1種の材料が光学的機能の他に機械的機能を有し、かつそれら機能に応じた形状に形成されていることを特徴とする請求項1項記載のビーム形成素子。
- 前記機械的機能が固定、組立、クランプ締め、調整、あるいは設置に適することを特徴とする請求項20項記載のビーム形成素子。
- 無機質支持体を成形型中へ配置する工程と、
前記無機質支持体を固定する工程と、
前記ポリマーから成る出発成分を前記成形型中への注入成形によって前記無機質支持体上へ充填する工程と、
前記ポリマーから成る出発成分の化学反応を0〜180℃の温度範囲内での加熱によって開始する工程から構成されるビーム形成素子の製造方法。 - 前記成形型への前記充填の圧力が0〜100,000hPa、好ましくは0〜50,000hPaの範囲内であることを特徴とする請求項22項記載の方法。
- 前記成形型に適当な材料を用いることによって離型剤の使用が回避されることを特徴とする請求項22項記載の方法。
- 前記化学反応に先立って、前記ポリマーから成る出発成分が減圧下で脱ガスされることを特徴とする請求項22項記載の方法。
- ポリマーとして重合体ポリウレタン成分が高圧混合機中で処理され、及び循環機能をもつ環状パイプシステムが任意に用いられることを特徴とする請求項22項記載の方法。
- 前記ポリウレタン成分が20〜100℃の範囲内の温度まで加熱されて加工が実施されることを特徴とする請求項26項記載の方法。
- 前記ポリウレタン成分が30〜80℃の範囲内の温度まで加熱されて加工が実施されることを特徴とする請求項27項記載の方法。
- 前記成形型中への充填工程が、時間、容積、前記成分の圧力、成形型中のゲート部域における内圧、あるいは成形型中のオーバーフロー部域における内圧によって制御されることを特徴とする請求項22項記載の方法。
- 製造工程中のビーム形成特性が前記有機部分をもつ成分の表面の構造化によって取得されることを特徴とする請求項22項記載の方法。
- 成形型中において前記構造化によって得られる構造が凹状であることを特徴とする請求項30項記載の方法。
- 前記構造を担持する前記成形型の素子が表面エネルギーの低い材料から成ることを特徴とする請求項22項記載の方法。
- 前記低表面エネルギーをもつ成形型材料がシリコーンまたはびハロゲンを含むポリマーから選択されることを特徴とする請求項22項記載の方法。
- 前記ハロゲンを含むポリマーがPTFEまたはPVDFから選択されることを特徴とする請求項33項記載の方法。
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