JP2006109916A - Frame fitting - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ミラー、或いは、写真や絵画等を保持したフレーム(枠体)を壁面に取り付けるための取付具に関するものである。 The present invention relates to a fixture for attaching a mirror or a frame (frame body) holding a photograph or a picture to a wall surface.
浴室などの壁面にミラーを取り付けるための構造として、例えば、特許文献1に開示されるように、取り付けに鉤形の固定金具を用いるものが広く知られている。
特許文献1では、ミラーの下端を支持する下部金具と、ミラーの上端を支持する上部金具を各一対壁面の所定の位置4箇所に固定すると共に、上部金具に長孔を設けておいて、上部金具をこの長孔に沿って上方に上げた状態で下部金具にミラーの下端を嵌め込んだ後、上部金具を下げてミラーの上端に係合させるようになっている。
ところが、このような固定金具による取り付けは、ミラーの上端を固定する上部金具が長孔により上下に動くためミラーの固定が不確実であること、ミラーを体裁良く壁面に支持・固定するための固定金具の位置決め・固定が難しく、ミラーの取付作業が煩雑であること、等の問題を有していた。
As a structure for attaching a mirror to a wall surface of a bathroom or the like, for example, as disclosed in
In
However, mounting with such a fixing bracket is uncertain because the upper bracket that fixes the upper end of the mirror moves up and down through the long hole, and fixing to support and fix the mirror on the wall surface It was difficult to position and fix the metal fittings, and the mirror mounting work was complicated.
また、他方、絵画や写真等の壁面への取り付け手段として一般的に額縁が使用されている。例えば、特許文献2に開示されるように、絵画や写真等は額縁と裏板の間に挟持されると共に、額縁自体は裏面に取り付けた吊り紐を壁面の止め具等に引っ掛けて取り付けされるようになっている。また、裏板は、額縁周縁に取り付けた複数の保持部材(回動片)によって着脱自在に係止されており、収納した写真や絵画を取り替える場合は、壁面より額縁を取り外し、裏面の保持部材を回転して裏板を取り外した後、裏面より行うようになっている。
On the other hand, a frame is generally used as means for attaching to a wall surface of a picture or a photograph. For example, as disclosed in
ところが、このような構造の額縁では、保持部材の取り扱いが面倒で写真や絵画を交換し難いこと、吊り紐による取り付けであるため安定保持に欠けること、さらには、額縁の壁掛け向きが吊り紐の取付位置により規定されているため、絵画や写真に応じて壁面への取り付け向き(縦位置/横位置)を変えたい場合に手間が掛かること、等の問題を有していた。
本発明は、上記問題に鑑み成されたもので、写真、絵画、ミラー等、収納物の壁面への取り付けを確実に行えると共に、これら収納物の取り替えも容易に行え、且つ、壁面への取り付け向きを縦位置と横位置の何れにも簡便に変えることができるフレーム取付具を提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of the above problems, and can reliably attach the stored items such as photographs, paintings, and mirrors to the wall surface, and can easily replace these stored items, and can also be mounted on the wall surface. An object of the present invention is to provide a frame fixture that can easily change the orientation to either a vertical position or a horizontal position.
すなわち、請求項1に記載の本発明は、圧制部材との間に収納物を挟着する本体フレームを壁面に取り付けるための取付具であって、前記当該本体フレームの開口部に着脱自在に嵌着される矩形状の裏板と、壁面に取り付けられる取付板とで構成されると共に、前記裏板に前記取付板と係合可能な係合部を設けたことを特徴としている。
That is, the present invention according to
また、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のフレーム取付具において、前記裏板を正方形として、何れか一辺側に前記係合部を設けたことを特徴としている。 According to a second aspect of the present invention, in the frame fixture according to the first aspect, the back plate has a square shape, and the engaging portion is provided on any one side.
また、請求項3に記載の本発明は、請求項1に記載のフレーム取付具において、前記裏板の隣接二辺側にそれぞれ前記係合部を設けたことを特徴としている。 According to a third aspect of the present invention, in the frame fixture according to the first aspect, the engaging portions are provided on two adjacent sides of the back plate.
また、請求項4に記載の本発明は、請求項1から請求項3までの何れかに記載のフレーム取付具において、前記裏板の辺縁が前記本体フレームの開口段部に係着され、その上面に前記収納物が配置され、その上面が前記圧制部材により圧制されることにより前記裏板が前記本体フレームに固定されていることを特徴としている。
Further, in the present invention described in
また、請求項5に記載の本発明は、請求項1から請求項4までの何れかに記載のフレーム取付具において、前記取付板は、ピン打ちのためのピン孔を備えており、且つ、前記ピン孔が前記壁面に対して斜め方向に形成されていることを特徴としている。
Further, the present invention described in
請求項1に記載の発明によれば、本体フレームと取付板が係合機構により着脱自在と成されているため、写真や絵画、或いはミラー等、収納物の取り替えは本体フレームを壁面より取り外すことで容易に行える。 According to the first aspect of the present invention, since the main body frame and the mounting plate are detachable by the engagement mechanism, the main body frame is removed from the wall surface in order to replace stored items such as photographs, paintings, and mirrors. Easy to do.
また、請求項2または請求項3に記載の発明によれば、上記効果に加え、本体フレームの壁面への取り付け向きを縦位置と横位置に自由に、且つ簡便に変更することができるため、様々な収納物に対応でき、極めて使い勝手が良い。
特に、請求項2に記載の構成のように、裏板の形状を正方形にすることにより、裏板の本体フレームへの取り付けが縦横自在となり、裏板の取り付け向きを90°回転することで縦位置/横位置の取り付けが自由にできると共に、裏板の取付板に対する係合機構を簡略化することができる。
According to the invention of
In particular, as in the configuration described in
また、請求項4に記載の発明によれば、上記効果に加え、裏板および収納物を本体フレームへ確実に固定することができる。
According to the invention of
また、請求項5に記載の発明によれば、壁面への取り付けにピンを使用することにより、石膏ボードクロス壁にも壁面を不用意に傷つけることなく簡便に取り付けすることができ、且つ、ピンを斜めに打ち付けるようにしたので、取付板の壁面への固定は確実となり、本体フレームを壁面に確実に取り付けることができる。
Further, according to the invention described in
以下、図1〜図7に基づいて本発明に係るフレーム取付具の実施の形態を説明する。本実施形態のフレーム取付具は、内部にミラーが収納されて室内の壁面に取り付けられる壁掛けミラーに適用されるものである。 Hereinafter, an embodiment of a frame fixture according to the present invention will be described with reference to FIGS. The frame mounting tool of this embodiment is applied to a wall-mounted mirror that houses a mirror inside and is attached to an indoor wall surface.
本壁掛けミラー20は、図1〜図3に示すように、例えば、透明アクリル樹脂板により成る前面部の圧制部材1との間にミラー4を収納して挟持する合成樹脂製の本体フレーム2と、当本体フレーム2の角状開口部6に着脱自在に嵌着される合成樹脂製の裏板3と、壁面Wに固定される合成樹脂製の角形取付板5とで概略構成されており、上記裏板3と上記取付板5とによって本発明のフレーム取付具が構成されている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the wall-mounted
本実施形態では、この裏板3の形状を正方形とし、その裏面(壁面Wとの対向面側)に、図4に示すような一辺3a側に向けた凸形の陥没部10を形成すると共に、この凸部分の両縁に係合片10a、10aを設けて取付板5のL形係合突起11、11が係合する係合部15を構成している。また、この取付板5の4箇所には、ピン孔12が壁面Wに対して斜め方向に形成されていると共に、壁面Wとの対向面側に仮止め用の両面テープ14が貼着されている。
In this embodiment, the shape of the
上記構成の壁掛けミラー20を組み立てるには、図2、図3に示すように、先ず、本体フレーム2の前面より角状開口部6に裏板3を落とし込んで嵌め込む。この際、裏板3の係合部15(係合片10a)が本体フレーム2の短辺側に向くようにする。裏板3を角状開口部6に嵌め込むことにより、裏板3の辺縁がその開口段部2bに係着された状態で保持される。
次ぎに、この裏板3の上面にミラー4を配置する。ミラー4は、本体フレーム2の外側段部2aに嵌着させることができ、且つ、ミラー4を外側段部2aに嵌着することにより、本体フレーム2の枠面と鏡面を同一平面上に位置させることができる。
次ぎに、ミラー4の上面に透明アクリル樹脂板による圧制部材1を配置する。この圧制部材1は、本体フレーム2と同寸法の角状平板材であって、その四隅を組ネジ7にて本体フレーム2に固定する。すなわち、本体フレーム2の裏側より雄ねじ7aを差し込んで表側より雌ねじ7bにて締め付ける。
In order to assemble the wall-mounted
Next, the
Next, the
上記構造では、圧制部材1と本体フレーム2の間に裏板3と収納物4が挟持・固定されるため、収納物4の本体フレーム2内部への固定強度は高く、絵画や写真は勿論のこと、ミラーのように比較的重量の大きな収納物4であっても、本体フレーム2の内部に収納した状態でガタ付きなく確実に保持・固定することができる。
尚、本実施形態では、上記圧制部材1として本体フレーム2の全面を圧制するような平板材を用いたが、特に、収納物4がミラーのような場合は、その周縁のみを圧制するような枠材を用いても良い。
In the above structure, since the
In the present embodiment, a flat plate material that suppresses the entire surface of the
続いて、取付板5を壁面Wに取り付ける。取付板5の取り付けは、先ず、裏面の両面テープ14により取付板5を壁面Wの所望の箇所に仮止めする。取り付け対象が石膏ボードクロス壁の場合は、取付板5に設けたピン孔12を使用し、上下左右の4箇所をピン9止めすることができる。各ピン孔12は壁面Wに対して斜め方向に形成されており、ピン9はピン孔12に沿うように斜めに打ち付ける。これにより、ピンの緩みを防止することができ、取付板5の壁面Wへの固定は確実となる。
尚、木製壁面等の場合は、取付板5のネジ孔13を使用し、木ネジにて左右2箇所をネジ止めすることもできる。また、接着剤による取り付けも可能である。
Subsequently, the
In the case of a wooden wall surface or the like, the
次ぎに、壁面Wに固定した取付板5に組み立てを終えた壁掛けミラー20を取り付ける。取り付けは、図4に示すように、取付板5の係合突起11、11に裏板3の係合片10a、10aを係合させて係合突起11の先端部11aに係合部15の端部15aが当接するまで本体フレーム2を下方に引き下げ、壁掛けミラー20を壁面Wに対して縦位置に保持させる。
この取り付け状態において、裏板3の裏面に設けた凸状突き当部8が壁面Wに当接して裏板3の四隅を支持するため、壁面Wに取り付けた壁掛けミラー20が不用意にガタ付くことはない。
Next, the wall-mounted
In this attached state, the convex abutting
このように、取付板5の係合突起11と裏板3の係合片10aとの係合で、壁掛けミラー20を壁面Wに着脱自在、且つ確実に取り付けることができる。また、壁面Wへの取り付け強度は高く、ミラーのように絵画や写真等に比べて重量の大きい収納物4が収納されていても本体フレーム2を壁面Wに確実に固定することができる。
しかも、従来の額縁の場合の吊り紐や壁面側の止め具、或いはミラーの場合の上部金具や下部金具等は不要であり、よって、壁面取り付け時の見た目は極めてスッキリしたものとなる。
As described above, the wall-hanging
In addition, there is no need for a hanging strap in the case of a conventional frame, a stopper on the wall surface side, or an upper metal fitting or a lower metal fitting in the case of a mirror, so that the appearance when attached to the wall surface is very refreshing.
また、裏板3と取付板5とが着脱自在であれば、圧制部材1やミラー4の清掃、或いは収納物4の取り替え等も本体フレーム2を壁面Wより取り外すことで容易に行える。尚、収納物4は本体フレーム2の前面より出し入れできることから、本体フレーム2を壁面Wに保持した状態でも収納物4の交換は可能である。
If the
加えて、本実施形態では、裏板3の形状を正方形としていることから、本体フレーム2の壁面Wへの取り付け向きを変えたい場合は、図5に示すように、裏板3の本体フレーム2への取り付け向きを90°回転すれば横位置の取り付けとなる。即ち、裏板3の係合片10aが本体フレーム2の長辺側に向くように裏板3を本体フレーム2の角状開口部6に嵌着し直せば良い。
このように、本実施形態では、裏板3の取り付け向きを90°回転するだけで縦位置/横位置の何れの取り付けにもでき、収納物4によって自由に対応することができると共に、裏板3の取付板5に対する係合機構を簡略化することができる。
In addition, in the present embodiment, since the shape of the
As described above, in this embodiment, the mounting direction of the
また、本体フレーム2の壁面Wへの取り付け向きを縦/横自在とするには、上記構造の他、図6、図7に示すように、裏板3(裏板3の形状は長方形としても良い)の隣接二辺側3a、3b(本体フレーム2の長辺側および短辺側)にそれぞれ係合部15を設けた構造とし、取り付け向きに応じて各係合部15を使い分けるようにしても良い。各係合部15の構造は図4と同様とし、陥没部10の所定の部位に形成した係合片10a、10aで構成することができる。尚、図6は縦位置の取り付けを示し、図7は横位置の取り付けを示している。また、本構成の場合は、本体フレーム2と裏板3の一体化が可能である。
Further, in order to make the mounting direction of the
また、取付板5の壁面Wへの取り付けは、上記同様、ピン孔12やネジ孔13を使用してピン止めやネジ止めにより行うが、図6、図7に示すように、取付板5の一端側にリング状の引掛部16を設けておいて、この引掛部16を壁面Wのフック金具等に引っ掛けて保持するような構造にしても良い。
Further, the mounting
以上、本実施形態のフレーム取付具では、本体フレーム2の内部にミラー4を収納した壁掛けミラー20について説明したが、本発明がミラー4の他、絵画や写真等を収納するフレームに適用できることは勿論である。
As described above, in the frame fixture of the present embodiment, the wall-mounted
1 圧制部材
2 本体フレーム
2b 開口段部
3 裏板
4 収納物(ミラー、絵画、写真)
5 取付板
6 開口部(角状開口部)
9 ピン
12 ピン孔
15 係合部
W 壁面
DESCRIPTION OF
5 Mounting
9
Claims (5)
前記本体フレームの開口部に着脱自在に嵌着される矩形状の裏板と、壁面に取り付けられる取付板とで構成されると共に、前記裏板に前記取付板と係合可能な係合部を設けたことを特徴とするフレーム取付具。 An attachment for attaching a main body frame for sandwiching a stored item between the pressure member and a wall surface,
A rectangular back plate that is detachably fitted to the opening of the main body frame, and a mounting plate that is attached to a wall surface, and an engaging portion that can be engaged with the mounting plate is provided on the back plate. A frame fixture characterized by being provided.
Priority Applications (1)
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JP2004297599A JP2006109916A (en) | 2004-10-12 | 2004-10-12 | Frame fitting |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008102251A (en) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Pentax Corp | Gyro sensor mounting structure in camera with shaking correction function |
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JPH0580366U (en) * | 1991-12-06 | 1993-11-02 | 矜次 濱田 | Picture frame |
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2004
- 2004-10-12 JP JP2004297599A patent/JP2006109916A/en active Pending
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