JP2006107611A - レーザ光源装置及びホログラム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
構成を簡略化し、装置の小型化を図りつつ、正確な波長で共振させることができるレーザ光源装置及びこのようなレーザ光源装置を用いたホログラム装置を提供すること。
【解決手段】
このレーザ光源装置100では、偏光ビームスプリッタ104が戻り光を回折格子103やレーザダイオード101側には侵入させないアイソレータの機能の一部を果たしているので、部品点数の削減を図りつつ、外部共振器に戻り光が入射することを防止することができる。これにより、構成を簡略化し、装置の小型化を図りつつ、正確な波長で共振させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばホログラム記録や再生に用いられるレーザ光源装置及びこのようなレーザ光源を用いたホログラム装置に関する。
ホログラフィを使ってデータを記録するホログラム記録装置の開発が進められている。
ホログラム記録装置では、変調された(データが重畳された)信号光、変調されない参照光の2つをレーザ光から生成し、これらをホログラム記録媒体の同一場所に照射する。その結果、ホログラム記録媒体上で信号光と参照光が干渉して照射点に回折格子(ホログラム)が形成され、ホログラム記録媒体にデータが記録される。
記録済みのホログラム記録媒体に参照光を照射することで、記録時に形成された回折格子から回折光(再生光)が発生する。この再生光は記録時の信号光に重畳されたデータを含んでいるので、これを受光素子で受光して記録した信号を再生できる。
ところで、ホログラム記録再生用光源には極めてコヒーレンシーの良いシングルモードのレーザ光源が必要とされ、ガスレーザ、SHGレーザ、等が用いられる。通常のレーザダイオードはマルチモードのためコヒーレンシーの点で不十分であるが、外部共振器型レーザを構成すればコヒーレンシーの良好なホログラム記録再生用の光源が実現できる。このため、小型、省電力であるブルーレーザダイオードを使用した外部共振器型レーザもホログラム光源として使用できるようになった。
また、ホログラム記録に用いる時に重要なのは、波長の再現性である。特に波長を変えて記録する波長多重を行う際には、出力光の波長を意図した長さに制御しなくてはならない。その場合、例えば波長可変型の外部共振器レーザを用いることができる。
外部共振器としては、例えばLittrow型を用いることができる。このような外部共振器では、まずレーザダイオードから出射されたレーザビームはコリメータレンズにより平行光になり、反射型の回折格子に照射される。回折格子に反射したビームは0次光と1次光に分離され、1次光は来た光路をそのまま通り、レーザダイオードに戻る。この戻ったレーザビームにより反射型回折格子とレーザダイオードとで共振器が構成され、レーザダイオードは反射型回折格子の格子形状と、反射型回折格子とレーザダイオードとの距離で決まる波長で発振する(特許文献1参照)。
特開11−107377号公報(段落[0028]〜[0031]、図1)
しかしながら、レーザダイオードとホログラム記録媒体との間には、対物レンズや空間光変調器としての液晶素子、ホログラム記録媒体が反射型である場合にはそのホログラム記録媒体自体など、レーザ光を反射する要因が様々存在し、反射したレーザ光が反射型回折格子とレーザダイオードと間の光路に侵入し、共振による発振を乱す、という問題がある。
そこで、例えばレーザダイオードとホログラム記録媒体との間の光路に、ローテータと複数の偏光ビームスプリッタから構成されるアイソレータを配置することが考えられるが、この場合には構成が複雑になり、装置の小型化を阻害する、という課題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、構成を簡略化し、装置の小型化を図りつつ、正確な波長で共振させることができるレーザ光源装置及びこのようなレーザ光源装置を用いたホログラム装置を提供することにある。
A.本発明に係るレーザ光源装置は、マルチモードのレーザ光を発光するレーザ光源と、前記レーザ光源により発光されたレーザ光を平行光とする第1の光学素子と、前記光学素子により平行光とされたレーザ光のうち、0次光を前記レーザ光源以外の所定の方向に反射し、1次光をレーザ光源側に反射する回折格子と、前記回折格子を反射した0次光を前記回折格子以外の所定の方向に反射し、前記0次光の偏光方向とは異なる偏光方向を有する光を透過する第1の偏光ビームスプリッタとを具備することを特徴とする。
ここで、第1の光学素子としては、コリメータレンズを用いることができる。
回折格子を反射した0次光を回折格子以外の所定の方向に反射し、0次光の偏光(ここでは直線偏光であり、以下では全て同様に直線偏光のことである。)方向とは異なる偏光方向を有する光を透過する第1の偏光ビームスプリッタを設けているので、戻り光の偏光方向を出射光の偏光方向と異なる方向となるようにすることで、戻り光が第1の偏光ビームスプリッタを透過し、レーザ光源と回折格子との間の光路に進入することはなくなる。これにより、構成を簡略化し、装置の小型化を図りつつ、正確な波長で共振させることができるようになる。
(1)前記回折格子の反射面と前記第1の偏光ビームスプリッタの反射面とのなす角度を一定に維持しつつ、前記回折格子の反射面に対する前記レーザ光の入射角を可変する手段を具備するようにしてもよい。
回折格子の反射面に対するレーザ光の入射角を可変することにより、発振波長を可変することができる。その場合に、回折格子の反射面と第1の偏光ビームスプリッタの反射面とのなす角度を一定に維持しているので、レーザ光の出射方向を一定の方向にすることができる。
(2)前記第1の偏光ビームスプリッタを反射した光の光路に配置され、入射した光の偏光方向をその進行方向に対して45°回転させるローテータを具備し、前記第1の偏光ビームスプリッタは、前記0次光の偏光方向とは90°異なる偏光方向を有する光を透過する。
入射した光の偏光方向をその進行方向に対して45°回転させるローテータを用いる。そして、前記ローテータから出力された光の偏光方向と一致する光を透過する第2の偏光ビームスプリッタを具備する。これより、ローテータを通過した戻り光の偏光方向は0次光の偏光方向と90°異なることになる。従って、第1の偏光ビームスプリッタを0次光の偏光方向とは90°異なる偏光方向を有する光を透過するように構成することで、戻り光の全てが第1の偏光ビームスプリッタを透過し、戻り光がレーザ光源と回折格子との間の光路に進入することは皆無となる。
ここで、ローテータはレーザ光源などと一体化されていてもいいし、分離されたものであっても勿論構わない。
(3)前記ローテータの光路はTbl512(TAG)結晶からなるようにしてもよい。
Tbl512(TAG)結晶を用いることで、ローテータの小型化を図ることができる。
(4)前記第1の偏光ビームスプリッタと前記ローテータとの間に配置され、前記第1の偏光ビームスプリッタを反射した光のビーム形状を前記ローテータに入射可能なビーム形状に整形する第2の光学素子を具備する。
ビーム整形することで、ホログラム記録媒体などに照射されるレーザ光のスポット径と形状を制御することができる。
(5)前記ローテータの出力側の光路に配置され、前記ローテータから出力された光の偏光方向と一致する光を透過する第2の偏光ビームスプリッタを具備するようにしてもよい。
これにより、戻り光のノイズが進入することを防止できる。
B.本発明の別の観点に係るレーザ光源装置は、マルチモードのレーザ光を発光するレーザ光源と、前記レーザ光源により発光されたレーザ光を平行光とする第1の光学素子と、前記第1の光学素子により平行光とされたレーザ光のうち、0次光を前記レーザ光源以外の所定の方向に反射し、1次光をレーザ光源側に反射する回折格子と、前記回折格子を反射した0次光を前記回折格子以外の所定の方向に反射するミラーと、前記ミラーを反射した光の光路に配置され、その光路がTbl512(TAG)結晶からなり、入射した光の偏光方向をその進行方向に対して45°回転させるローテータと、前記ミラーと前記ローテータとの間に配置され、前記ミラーを反射した光を透過し、それ以外の偏光方向を有する光は透過しない第1の偏光ビームスプリッタとを一体的に具備することを特徴とする。
ローテータをTbl512(TAG)結晶からなることようにすることで、ローテータの小型化を図ることができる。また、ローテータや第1の偏光ビームスプリッタなどのアイソレータをこのレーザ光源装置と一体化しているので、装置全体として非常に小型化でき、しかも組み立て後の光軸調整なども不要となる。例えば、レーザ光源装置とアイソレータとが別々の部品であると、ホログラム装置にレーザ光源装置とアイソレータとを組み込んだ後にこれらの間の光軸調整が必要であるが、本発明ではそのような調整は不要となる。
(1)前記回折格子の反射面と前記ミラーの反射面とのなす角度を一定に維持しつつ、前記回折格子の反射面に対する前記レーザ光の入射角を可変する手段を具備するようにしてもよい。
回折格子の反射面に対するレーザ光の入射角を可変することにより、発振波長を可変することができる。その場合に、回折格子の反射面と第1の偏光ビームスプリッタの反射面とのなす角度を一定に維持しているので、レーザ光の出射方向を一定の方向にすることができる。
(2)前記ミラーと前記ローテータとの間に配置され、前記ミラーを反射した光のビーム形状を前記ローテータに入射可能なビーム形状に整形する第2の光学素子を具備するようにしてもよい。
ビーム整形することで、ホログラム記録媒体などに照射されるレーザ光のスポット径と形状を制御することができる。
(3)前記ローテータの出力側の光路に配置され、前記ローテータから出力された光の偏光方向と一致する光を透過する第2の偏光ビームスプリッタを具備するようにしてもよい。
これにより、戻り光のノイズが進入することを防止できる。
C.本発明に係るホログラム装置は、ホログラム記録媒体に対して波長多重によりホログラム記録又は再生するホログラム装置において、(A)マルチモードのレーザ光を発光するレーザ光源と、前記レーザ光源により発光されたレーザ光を平行光とする光学素子と、前記光学素子により平行光とされたレーザ光のうち、0次光を前記レーザ光源以外の所定の方向に反射し、1次光をレーザ光源側に反射する回折格子と、前記回折格子を反射した0次光を前記回折格子以外の所定の方向に反射し、前記0次光の偏光方向とは異なる偏光方向を有する光を透過する偏光ビームスプリッタとを具備し、前記ホログラム記録媒体に対してホログラム記録又は再生するための光源として用いられるレーザ光源装置と、(B)前記回折格子の反射面と前記偏光ビームスプリッタの反射面とのなす角度を一定に維持しつつ、前記回折格子の反射面に対する前記レーザ光の入射角を可変する手段とを具備することを特徴とする。
また、別の観点に係るホログラム装置は、ホログラム記録媒体に対して波長多重によりホログラム記録又は再生するホログラム装置において、(A)マルチモードのレーザ光を発光するレーザ光源と、前記レーザ光源により発光されたレーザ光を平行光とする第1の光学素子と、前記光学素子により平行光とされたレーザ光のうち、0次光を前記レーザ光源以外の所定の方向に反射し、1次光をレーザ光源側に反射する回折格子と、前記回折格子を反射した0次光を前記回折格子以外の所定の方向に反射するミラーと、前記ミラーを反射した光の光路に配置され、その光路がTbl512(TAG)結晶からなり、入射した光の偏光方向をその進行方向に対して45°回転させるローテータと、前記ミラーと前記ローテータとの間に配置され、前記ミラーを反射した光を透過し、それ以外の偏光方向を有する光は透過しない第1の偏光ビームスプリッタとを一体的に具備し、前記ローテータから出力された光の偏光方向と一致する光を透過する第2の偏光ビームスプリッタを具備し、前記ホログラム記録媒体に対してホログラム記録又は再生するための光源として用いられるレーザ光源装置と、(B)前記回折格子の反射面と前記ミラーの反射面とのなす角度を一定に維持しつつ、前記回折格子の反射面に対する前記レーザ光の入射角を可変する手段とを具備することを特徴とする。
これらの発明によれば、構成を簡略化し、装置の小型化を図りつつ、正確な波長で共振させることができるようになり、しかも、レーザ光の出射方向を一定の方向にしつつ、発振波長を可変することができる。
以上のように、本発明によれば、構成を簡略化し、装置の小型化を図りつつ、正確な波長で共振させることができるレーザ光源装置及びこのようなレーザ光源装置を用いたホログラム装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1の実施形態に係るレーザ光源装置]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るレーザ光源装置を表す模式図である。
図1に示すように、レーザ光源装置100は、レーザダイオード101,コリメートレンズ102,回折格子103,偏光ビームスプリッタ104,アナモプリズム105及びアイソレータ106を備える。
レーザダイオード101は、マルチモードのレーザ光を発光する。例えば、410nm程度のブルーのレーザ光を発光するものである。
コリメートレンズ102は、レーザダイオード130により発光されたレーザ光を平行光とする。
回折格子103は、図2に示すように、波長ごとに異なる方向へ1次光を発生し、そのうち特定波長(例えば410nm)の1次光がレーザダイオード101戻るようにレーザダイオード101との間の角度が設定されている。これにより、レーザダイオード101内でその波長成分だけが増大し、シングルモードとなる。レーザダイオード101により発光されるレーザ光の大半は、1次光ではなく0次光であり、回折格子103でミラーのように反射する。つまり、このレーザ光源装置100は、基本的にはLittrow型外部共振器レーザである。
偏光ビームスプリッタ104は、透明ガラス107の表面に偏光膜108を形成してなるものであり、回折格子103を反射した0次光を回折格子以外の所定の方向にミラーのように反射し、0次光の偏光方向とは90°異なる偏光方向を有する光を透過する。
図3に示すように、回折格子103及び偏光ビームスプリッタ104は、保持部材109により保持され、回折格子103の反射面と偏光ビームスプリッタ104の反射面とが常に所定の角度が維持されている。これにより、回折格子103が回転しても偏光ビームスプリッタ104によりレーザ光の出射方向を固定することができる。
保持部材109は軸110により回転可能に保持されている。保持部材109は例えば断面三角形状で、かつ、その内部が空洞にされている。この保持部材109では、軸110の一側に回折格子103及び偏光ビームスプリッタ104が例えば接着剤により固定され、他側に回転用の軸111が一体的に設けられている。勿論、保持部材109には、回折格子103及び偏光ビームスプリッタ104の表面が保持部材109の内部側に露出するように窓が設けられ、また光の出口用の窓も設けられている。また、回折格子103及び偏光ビームスプリッタ104のそれぞれの表面を延長した交線は、軸110の中心線と一致するようになっている。
回転駆動部112は、軸110を中心として保持部材109を回転するものであり、本体113、回転用の軸111を押すためのネジ114、回転用の軸111がネジ114により押される方向とは反対方向から回転用の軸111に弾性力を付与する板バネ115を備える。ネジ114は例えば図示を省略した回転駆動モータにより回転されるようになっている。
ここでは、回折格子103を回転させること、例えば410nm程度のブルーのレーザ光の波長を5〜10nm程度可変することができる。
アイソレータ106は、外部からのレーザ光(反射光)を内部に侵入することを防止するためのもので、ローテータ116と偏光ビームスプリッタ117とを有するが、機能的には偏光ビームスプリッタ104もアイソレータ106の一部を構成する。
ローテータ116は、図4に示すように、Tbl512(TAG)結晶からなる光の光路となる本体118の外周に2つの円盤状の磁石119を配置して構成される。本体118の長さを調整することで、入射した光の偏光方向をその進行方向に対して45°回転させるように構成されている。
偏光ビームスプリッタ117は、偏光方向が45°回転した光を最大限透過するように配置されている。
ローテータ116の偏光回転角はビームの向きによらず(出射方向、戻り光の方向)、一定方向に45°回転するので、45°回転したままの戻り光は偏光ビームスプリッタ117を透過し、ローテータ116により出射方向の偏光方向からみて90°回転することになる。
現在小型のローテータ116としては、その有効直径は最大3mmである。一方、レーザダイオード101から出る光は楕円であり、長軸3.8mmで短軸1.6mmである。アナモプリズム105を用いることでビームを円形に整形すると共にローテータに入射できるように小型化を行う。例えば2.4倍のアナモプリズム105を用いると、ビームは直径1.6mmの円になり、有効直径3mmのローテー116タを十分透過することができる。
次に、このように構成されたレーザ光源装置100の動作を説明する。図5は図1に示したA〜E断面におけるレーザ光のビーム形状及び偏光方向を示す図である。
レーザダイオード101で発光したレーザ光は、コリメートレンズ102により平行光される。このとき、レーザ光は、図5Aに示すように、楕円形状で水平方向に偏光方向を有する。
このレーザ光のうち、0次光は回折格子103を反射し、更にこの光は偏光ビームスプリッタ104の反射面に対してs偏光なので偏光ビームスプリッタ104を全反射する。このとき、レーザ光は、図5Bに示すように、楕円形状で水平方向に偏光方向を有する。
このレーザ光は、アナモプリズム105を通過すると、図5Cに示すように、円形状で水平方向に偏光方向を有するものとなる。
アナモプリズム105を通過したレーザ光は、ローテータ116を通過すると、偏光方向が45°回転し、偏光ビームスプリッタ117を介して外部に出力される。このとき、レーザ光は、図5Dに示すように、円形状で偏光方向が45°回転したものとなる。
この後、例えばホログラム記録媒体などからの反射光は、偏光ビームスプリッタ117を介して戻り光として内部に入光する。
偏光ビームスプリッタ117を介して入光した戻り光は、ローテータ116を通過すると、偏光方向が更に45°回転し、図5C−inに示すように、円形状で垂直方向に偏光方向を有するものとなる。
ローテータ116を通過した戻り光は、アナモプリズム105を通過すると、図5B−inに示すように、楕円形状で垂直方向に偏光方向を有するものとなる。
従って、アナモプリズム105を通過した戻り光は、偏光ビームスプリッタ104の反射面に対してp偏光であるので、偏光ビームスプリッタ104で反射することなくほぼ全透過する(図5E参照)。つまり、戻り光は、回折格子103やレーザダイオード101側には侵入しない。
本実施形態におけるレーザ光源装置100では、特に、偏光ビームスプリッタ104が戻り光を回折格子103やレーザダイオード101側には侵入させないアイソレータの機能の一部を果たしているので、部品点数の削減を図りつつ、外部共振器に戻り光が入射することを防止することができる。よって、本実施形態におけるレーザ光源装置100は、構成の簡略化及び装置の小型化を容易に実現可能であり、しかも所望の波長のレーザ光を確実に発光することができる。
また、本実施形態におけるレーザ光源装置100では、アイソレータと外部共振器とを一体化すると共に、ローテータ116の材料として小型化が可能なTbl512(TAG)結晶を用いているので、レーザ光源装置100の小型化を図ることができる。また、アイソレータと外部共振器とを一体化することで、装置への組み込み後のアイソレータと外部共振器との間の光軸調整が不要となる。しかし、本発明におけるレーザ光源装置では必ずしも一体化に限定されるものではない。
[第2の実施形態に係るレーザ光源装置]
図6は、本発明の第2の実施形態に係るレーザ光源装置を表す模式図である。
図1に示すように、レーザ光源装置200は、図1に示した偏光ビームスプリッタ104に代えてミラー201を配置し、アイソレータ202が偏光ビームスプリッタ203を更に有する点が第1の実施形態に係るレーザ光源装置100と異なるところである。
ミラー201は、回折格子103で反射した0次光をアナモプリズム105側に全反射する。
偏光ビームスプリッタ203は、アナモプリズム105とローテータ116との間に配置され、ミラー201を反射したレーザ光については透過するが、このレーザ光と90°偏光方向が異なる光については透過しないものである。
次に、このように構成されたレーザ光源装置200の動作を説明する。図7は図6に示したA〜D断面におけるレーザ光のビーム形状及び偏光方向を示す図である。
レーザダイオード101で発光したレーザ光は、コリメートレンズ102により平行光される。このとき、レーザ光は、図7Aに示すように、楕円形状で水平方向に偏光方向を有する。
このレーザ光のうち、0次光は回折格子103を反射し、更にこの光はミラー201全反射する。このとき、レーザ光は、図7Bに示すように、楕円形状で水平方向に偏光方向を有する。
このレーザ光は、アナモプリズム105を通過すると、図7Cに示すように、円形状で水平方向に偏光方向を有するものとなる。
アナモプリズム105を通過したレーザ光は、アイソレータ202を介して外部に出力される。このとき、レーザ光は、図7Dに示すように、円形状で偏光方向が45°回転したものとなる。
この後、例えばホログラム記録媒体などからの反射光は、偏光ビームスプリッタ117を介して戻り光として内部に入光する。
偏光ビームスプリッタ117を介して入光した戻り光は、ローテータ116を通過すると、偏光方向が更に45°回転し、円形状で垂直方向に偏光方向を有するものとなる。
従って、ローテータ116を通過した戻り光は、偏光ビームスプリッタ203をほぼ通過しない。つまり、戻り光は、回折格子103やレーザダイオード101側には侵入しない。
本実施形態におけるレーザ光源装置200では、特に、アイソレータ202と外部共振器とを一体化すると共に、ローテータ116の材料として小型化が可能なTbl512(TAG)結晶を用いているので、レーザ光源装置200の小型化を図ることができる。また、アイソレータ202と外部共振器とを一体化することで、装置への組み込み後のアイソレータ202と外部共振器との間の光軸調整が不要となる。
[ホログラム記録再生装置の一例]
次に、本発明に係るホログラム記録再生装置の構成例を説明する。
図8は、本発明に係るホログラム記録再生装置の光学ユニット300を表す模式図である。この光学ユニット300はコーリニアと呼ばれるタイプであり、信号光と参照光とで同一の光学系が用いられている。
この光学ユニット300は、記録再生用光源311,ビームエキスパンダ312,空間光変調器313,偏光ビームスプリッタ314,ファラデー素子315,レンズ316,CCDセンサ317を有する。
記録再生用光源311は、図1や図6に示したレーザ光源装置100やレーザ光源装置200を用いることができる。
ビームエキスパンダ312は、記録再生用光源311から照射されたレーザ光の径を拡張する光学素子である。
空間光変調器313は、信号光を空間的に(ここでは、2次元的に)変調して、データ信号を重畳する光学素子である。空間光変調器313は、透過型の素子である透過型強誘電体液晶素子を用いることができる。なお、空間光変調器に反射型の素子であるDMD (Digital micro mirror) や反射型液晶、GLV (Grating Light Value)素子を用いることが可能である。空間光変調器313は、図9に示すように、信号光が通過するほぼ円形状の第1の領域320と、参照光が通過する第2の領域321とを有する。
ファラデー素子315は、光の偏光方向を45°回転させる光学素子である。信号光及び参照光の偏光方向はファラデー素子315により45°回転する。また、ホログラム記録媒体401を反射した反射光はファラデー素子315により更に45°回転する。従って、ホログラム記録媒体401を反射した反射光の偏光方向は、偏光ビームスプリッタ314の透過軸の方向から90°回転したことになり、ホログラム記録媒体401を反射した反射光は偏光ビームスプリッタ314を透過しないで反射し、CCDセンサ317に導かれる。しかし、その一部は戻り光として記録再生用光源311側に導かれる。
レンズ316は、信号光及び参照光をホログラム記録媒体401に集光する光学素子である。空間光変調器313上に表示された像(実像)がレンズ316の焦点位置にフラウンホーファー(Fraunhofer)回折像(フーリエ(Fourier)変換像)に変換されて結像するとともに、参照光もレンズ316の焦点位置にフラウンホーファー(Fraunhofer)回折像(フーリエ(Fourier)変換像)に変換して結像する。その結果、ホログラム記録媒体401で信号光と参照光が干渉して照射点に回折格子(ホログラム)が形成され、ホログラム記録媒体401にデータが記録される。
また、ホログラム記録媒体401から再生された回折光は、レンズ316、ファラデー素子315及び偏光ビームスプリッタ314を介してCCDセンサ317に集光する。このとき、CCDセンサ317の検知面には空間光変調器313に表示されていた実像が結像する。つまり、レンズ316はホログラム記録媒体401に記録された空間光変調器313のフーリエ変換像を逆フーリエ変換してCCDセンサ317に結像する逆フーリエ変換レンズでもある。
CCDセンサ317は、再生された信号光を検出する受光素子であり、受光素子が2方向に配列された2次元受光素子である。
なお、ホログラム記録媒体401は、図10に示すように、円盤状(ディスク型)であり、保護層402,記録層403,保護層404を有し、信号光と参照光による干渉縞を記録する記録媒体である。
保護層402,404は、記録層403を外界から保護するための層である。
記録層403は、干渉縞を屈折率(あるいは、透過率)の変化として記録するものであり、光の強度に応じて屈折率(あるいは、透過率)の変化が行われる材料であれば、有機材料、無機材料の別を問うことなく利用可能である。
無機材料として、例えば、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)のような電気光学効果によって露光量に応じ屈折率が変化するフォトリフラクティブ材料を用いることができる。
有機材料として、例えば、光重合型フォトポリマを用いることができる。光重合型フォトポリマは、その初期状態では、モノマがマトリクスポリマに均一に分散している。これに光が照射されると、露光部でモノマが重合する。そして、ポリマ化するにつれて周囲からモノマが移動してモノマの濃度が場所によって変化する。
以上のように、記録層403の屈折率(あるいは透過率)が露光量に応じて変化することで、参照光と信号光との干渉によって生じる干渉縞を屈折率(あるいは透過率)の変化としてホログラム記録媒体401に記録できる。
ホログラム記録媒体401は、図示しない駆動手段で移動(ホログラム記録媒体401の半径方向)及び回転(ホログラム記録媒体401の円周方向)され、空間光変調器313の像を多数のホログラムとして記録することができる。ホログラム記録媒体401自体が移動するのではなく、光学ユニット300がホログラム記録媒体401の半径方向に移動するものであっても構わない。
本発明の第1の実施形態に係るレーザ光源装置を表す模式図である。 外部共振器の動作を説明するための図である。 回折格子及び偏光ビームスプリッタの回転機構を説明するための図である。 ローテータの構造を示す斜視図である。 図1に示したA〜E断面におけるレーザ光のビーム形状及び偏光方向を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るレーザ光源装置を表す模式図である。 図6に示したA〜D断面におけるレーザ光のビーム形状及び偏光方向を示す図である。 本発明に係るホログラム記録再生装置の光学ユニットを表す模式図である。 空間光変調器の平面図である。 ホログラム記録媒体の構成を示す斜視図である。
符号の説明
100 レーザ光源装置
101 レーザダイオード
102 コリメートレンズ
103 回折格子
104 偏光ビームスプリッタ
105 アナモプリズム
106 アイソレータ
116 ローテータ
117 偏光ビームスプリッタ

Claims (12)

  1. マルチモードのレーザ光を発光するレーザ光源と、
    前記レーザ光源により発光されたレーザ光を平行光とする第1の光学素子と、
    前記第1の光学素子により平行光とされたレーザ光のうち、0次光を前記レーザ光源以外の所定の方向に反射し、1次光をレーザ光源側に反射する回折格子と、
    前記回折格子を反射した0次光を前記回折格子以外の所定の方向に反射し、前記0次光の偏光方向とは異なる偏光方向を有する光を透過する第1の偏光ビームスプリッタと
    を具備することを特徴とするレーザ光源装置。
  2. 請求項1に記載のレーザ光源装置において、
    前記回折格子の反射面と前記第1の偏光ビームスプリッタの反射面とのなす角度を一定に維持しつつ、前記回折格子の反射面に対する前記レーザ光の入射角を可変する手段
    を具備することを特徴とするレーザ光源装置。
  3. 請求項1に記載のレーザ光源装置において、
    前記第1の偏光ビームスプリッタを反射した光の光路に配置され、入射した光の偏光方向をその進行方向に対して45°回転させるローテータを具備し、
    前記第1の偏光ビームスプリッタは、前記0次光の偏光方向とは90°異なる偏光方向を有する光を透過する
    ことを特徴とするレーザ光源装置。
  4. 請求項3に記載のレーザ光源装置において、
    前記ローテータの光路は、Tbl512(TAG)結晶からなる
    ことを特徴とするレーザ光源装置。
  5. 請求項3に記載のレーザ光源装置において、
    前記第1の偏光ビームスプリッタと前記ローテータとの間に配置され、前記第1の偏光ビームスプリッタを反射した光のビーム形状を前記ローテータに入射可能なビーム形状に整形する第2の光学素子
    を具備することを特徴とするレーザ光源装置。
  6. 請求項3に記載のレーザ光源装置において、
    前記ローテータの出力側の光路に配置され、前記ローテータから出力された光の偏光方向と一致する光を透過する第2の偏光ビームスプリッタ
    を具備することを特徴とするレーザ光源装置。
  7. マルチモードのレーザ光を発光するレーザ光源と、
    前記レーザ光源により発光されたレーザ光を平行光とする光学素子と、
    前記第1の光学素子により平行光とされたレーザ光のうち、0次光を前記レーザ光源以外の所定の方向に反射し、1次光をレーザ光源側に反射する回折格子と、
    前記回折格子を反射した0次光を前記回折格子以外の所定の方向に反射するミラーと、
    前記ミラーを反射した光の光路に配置され、その光路がTbl512(TAG)結晶からなり、入射した光の偏光方向をその進行方向に対して45°回転させるローテータと、
    前記ミラーと前記ローテータとの間に配置され、前記ミラーを反射した光を透過し、それ以外の偏光方向を有する光は透過しない第1の偏光ビームスプリッタと
    を一体的に具備することを特徴とするレーザ光源装置。
  8. 請求項7に記載のレーザ光源装置において、
    前記回折格子の反射面と前記ミラーの反射面とのなす角度を一定に維持しつつ、前記回折格子の反射面に対する前記レーザ光の入射角を可変する手段
    を具備することを特徴とするレーザ光源装置。
  9. 請求項7に記載のレーザ光源装置において、
    前記ミラーと前記ローテータとの間に配置され、前記ミラーを反射した光のビーム形状を前記ローテータに入射可能なビーム形状に整形する第2の光学素子
    を具備することを特徴とするレーザ光源装置。
  10. 請求項7に記載のレーザ光源装置において、
    前記ローテータの出力側の光路に配置され、前記ローテータから出力された光の偏光方向と一致する光を透過する第2の偏光ビームスプリッタ
    を具備することを特徴とするレーザ光源装置。
  11. ホログラム記録媒体に対して波長多重によりホログラム記録又は再生するホログラム装置において、
    (A)マルチモードのレーザ光を発光するレーザ光源と、前記レーザ光源により発光されたレーザ光を平行光とする光学素子と、前記光学素子により平行光とされたレーザ光のうち、0次光を前記レーザ光源以外の所定の方向に反射し、1次光をレーザ光源側に反射する回折格子と、前記回折格子を反射した0次光を前記回折格子以外の所定の方向に反射し、前記0次光の偏光方向とは異なる偏光方向を有する光を透過する第1の偏光ビームスプリッタとを具備し、前記偏光ビームスプリッタを反射した光の光路に配置され、その光路がTbl512(TAG)結晶からなり、入射した光の偏光方向をその進行方向に対して45°回転させるローテータと、前記ローテータから出力された光の偏光方向と一致する光を透過する第2の偏光ビームスプリッタを具備し、前記ホログラム記録媒体に対してホログラム記録又は再生するための光源として用いられるレーザ光源装置と、
    (B)前記回折格子の反射面と前記偏光ビームスプリッタの反射面とのなす角度を一定に維持しつつ、前記回折格子の反射面に対する前記レーザ光の入射角を可変する手段と
    を具備することを特徴とするホログラム装置。
  12. ホログラム記録媒体に対して波長多重によりホログラム記録又は再生するホログラム装置において、
    (A)マルチモードのレーザ光を発光するレーザ光源と、前記レーザ光源により発光されたレーザ光を平行光とする光学素子と、前記光学素子により平行光とされたレーザ光のうち、0次光を前記レーザ光源以外の所定の方向に反射し、1次光をレーザ光源側に反射する回折格子と、前記回折格子を反射した0次光を前記回折格子以外の所定の方向に反射するミラーと、前記ミラーを反射した光の光路に配置され、その光路がTbl512(TAG)結晶からなり、入射した光の偏光方向をその進行方向に対して45°回転させるローテータと、前記ミラーと前記ローテータとの間に配置され、前記ミラーを反射した光を透過し、それ以外の偏光方向を有する光は透過しない偏光ビームスプリッタとを一体的に具備し、前記ローテータから出力された光の偏光方向と一致する光を透過する第2の偏光ビームスプリッタを具備し、前記ホログラム記録媒体に対してホログラム記録又は再生するための光源として用いられるレーザ光源装置と、
    (B)前記回折格子の反射面と前記ミラーの反射面とのなす角度を一定に維持しつつ、前記回折格子の反射面に対する前記レーザ光の入射角を可変する手段と
    を具備することを特徴とするホログラム装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113615017A (zh) * 2019-03-25 2021-11-05 浜松光子学株式会社 光学套件及光学装置

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