JP2006102658A - 噴水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 噴水装置の噴水方向可変レンジを広げる。
【解決手段】 床上に第1軸管202が水平配置され、第1軸管202の一端は給水管104に接続され、他端は第1サーボ電動機304に結合される。第1軸管202に、これと垂直に第2軸管207が結合される。第2軸管207の前端に、これと垂直にノズル210が結合され、第2軸管207の後端に第2サーボ電動機224が結合される。第2サーボ電動機224は、第1軸管202の後方側面に固定される。第1サーボ電動機304が第1軸管202を中心軸202A回りに回動させ、第2サーボ電動機224が第2軸管207を中心軸207A回りに回転させ、ノズル210の方向が立体的に変化する。サーボ電動機304、224は防水カバー302、222でカバーされ、圧縮空気が防水カバー302、222内に送り込まれ、シールの隙間から外へ噴出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として、ダム湖の曝気用や観賞用やその他の用途に利用される噴水装置に関し、特に、噴水方向を変化させるための機構の改良及び電気部品などの防水のための機構の改良に関する。
噴水方向を変化させることができる噴水装置として、特許文献1に記載のものが知られている。この噴水装置は、2枚の半円形の湾曲帯板を有し、それらは立体十字に交差した形で、それぞれの両端にて、取付板に回動可能に取り付けられており、それぞれ、サーボモータにより回動操作されるようになっている。2枚の湾曲帯板には、それぞれ、中心線に沿って長孔が形成されている。また、細長いノズルが、その基端部にて、球面関節継手を介して、取付板の中央部に立体回動可能に取り付けられている。このノズルは、その全長の中央部にて、上記湾曲帯板の長孔の交差箇所に挿通されている。そして、2枚の湾曲帯板がサーボモータにより回動操作されることにより、両者の交差箇所が上下左右に移動するので、そこに挿通されたノズルの仰角が変化する。
特開平8−10668号公報
上述した従来の噴水装置においては、長孔をもつ十字交差した2枚の半円形の湾曲帯板を回動させることで、両者の交差箇所に挿通したノズルの仰角を変化させるという構造上、ノズルの仰角の可変レンジは、あまり広くはない。例えば、同公報に記載されているように真上方向を中心して±45度程度である。
また、この従来の噴水装置においては、サーボモータや付属の電気回路は防水カバーでカバーされている。空中高く噴出された後猛烈な勢いで落下してくる大量の水から内部機器を保護するために、防水カバーは強固な密閉容器である必要がある。しかし、密閉された防水カバーの内部では、サーボモータの発熱等により温度が大きく変動し空気の圧力が大きく変化するため、モータシャフトや電線などを通す通し孔のシール箇所等において、水漏れや破壊が生じる虞がある。
従って、本発明の一つの目的は、噴水装置において、噴水方向の可変レンジを広くすることにある。
別の目的は、サーボモータなどの水に弱い機器を確実に防水することにある。
本発明に従う噴水装置は、水を噴出又は放出し且つ噴水又は放水の方向を変化させるノズル回転装置と、ノズル回転装置に水を供給する給水管とを備える。ノズル回転装置は、(A)給水管に連通するよう給水管に結合され、第1軸に沿って配置され、第1軸回りに回動可能に支持される第1軸管と、(B)第1軸管を第1軸回りに回動させる第1軸駆動装置と、(C)第1軸から相対的に異なる方向を向いた第2軸に沿って配置され、第1軸管に連通し且つ第1軸管と一緒に回動するよう第1軸管に結合される第2軸管と、(D)第2軸管に連通するよう第2軸管に結合されるノズルとを有する。
この噴水装置によると、第1軸駆動装置により第1軸管を回動させることで、第1軸管に結合された第2軸管及びノズルが、第1軸回りに回動する。第1軸管の回動レンジ内で回動するノズルが床やその他の機材に衝突しないような位置に第1軸管及び/又はノズルを配置することで、第1軸管の回動レンジは自由に広くすることができる。このように、第1軸管とノズルの配置を適切に選ぶことで、ノズル方向の可変レンジを所望通りに広く設定できる。
好適な実施形態では、第2軸管が第1軸管上で第2軸回りに回動可能に支持され、ノズルが第2軸管とは相対的に異なる方向を向いて配置され、さらに、第2軸管を第2軸回りに回動させる第2軸駆動装置がさらに設けられる。
この実施形態では、第2軸駆動装置により第2軸管を回動させることで、第2軸管に結合されたノズルが、第1軸管に対して相対的に第2軸回りに回動する。第1軸回りと第2軸回りの2方向の回動が組み合わさり、ノズルの方向は立体的に変化する。第2軸管の回動レンジ内で回動するノズルが床やその他の機材に衝突しないような位置にノズル及び/又は2軸管を配置することで、第2軸管の回動レンジは自由に広くすることができる。第1、2軸管及び/又はノズルの配置を適切に選ぶことで、ノズル方向の立体的な可変レンジを所望通りに広く設定できる。
好適な実施形態では、第2軸駆動装置が第1軸管の一側に配置され、ノズルが第1軸管の他側に配置される。このように第2軸駆動装置とノズルが第1軸管の両側に配置されるから、第1軸を中心にした第2軸駆動装置とノズルのそれぞれの重量による回転モーメントは打ち消しあう。そのため、第1軸管の回動は、どの回動角度位置においても小さい回転パワーで容易に行なうことができる。よって、駆動装置の回転パワーの観点からみても、ノズル方向の可変レンジを広くとることが容易である。
好適な実施形態では、第1及び第2軸駆動装置が、第1及び第2軸管をそれぞれ回動駆動するためのサーボ電動機と、サーボ電動機をカバーする防水カバーとを有する。さらに、防水カバーの内部に外気圧より高い圧力の空気を送り込むことで、防水カバーの内部の気圧を外気圧より高い所定の圧力範囲に維持する空気システムが備えられる。防水カバーに隙間があっても、内部の高圧空気がその隙間から外へ噴出して水の浸入を防ぐ。サーボ電動機が発熱しても、防水カバー内の圧力を一定範囲に保つことができる。内部の高圧空気により防水カバーに常に内側から外側へ向かう一方向の応力がかかるので、防水カバーの強度を小さくすることができ、ひいては、防水カバーの小型、軽量化につながり、それにより、ノズル方向の可変レンジを広くとることが一層容易になる。
好適な実施形態では、前記防水カバーの壁には、サーボ電動機の出力パワーを第1又は第2軸管に伝達するための出力シャフトが通される通し孔が設けられ、その通し穴から防水カバー内への水の浸入を防止するためのシールが出力シャフトの外周囲に設けられる。そして、シールと出力シャフトとの間に隙間が存在するとき、防水カバー内の圧縮空気がその隙間を通って前記防水カバー外へ噴出するようになっている。出力シャフトは回転するので、これにシール材を強固に押し付けて防水することが難しいが、両者間の隙間から圧縮空気が外へ噴出するようにすることで、シール材を出力シャフトに強固に押し付けることなく高い防水効果が得られるとともに、両者間の摩擦力が低減して出力シャフトの回転が容易になり、更に、摩擦などによるシール材の劣化も抑制されその寿命が延びる。
好適な実施形態では、第1軸管上に複数本の第2軸管が配列される。第1軸管の回動に伴って、複数本の第2軸管が一斉に回動する。この噴水装置は、複数本の噴水流を一斉に同じ方向へ向ける用途において有用である。この構成において、複数本の第2軸管が個別に回動するようにしてもよく、その場合には、複数本の噴水流が、第1軸回りでは一斉に同じ方向へ向くと共に、第2軸回りではそれぞれ異なる方向へ自由に向くことができる。
好適な実施形態は、上述した構成のノズル回転装置を複数基備え、それら複数のノズル回転装置のノズル方向が個別に制御される。この噴水装置は、複数本の噴水流を個別に異なる方向へ自由に向けたい用途において有用である。
本発明の別の観点に従えば、上述した構成をもつノズル回転装置が提供される。
本発明のまた別の観点に従えば、噴水、放水又は降水などから機器を保護するために、上述した防水カバーと空気システムを備えた防水装置が提供される。
本発明の更にまた別の観点に従がう噴水装置は、水を噴出又は放出し且つ噴水又は放水の方向を変化させるノズル回転装置と、ノズル回転装置に水を供給する給水管とを備え、ノズル回転装置は、(A)給水管に連通するよう給水管に結合され、第1軸に沿って配置される第1軸管と、(B)第1軸から相対的に異なる方向を向いた第2軸に沿って配置され、第1軸管に連通するよう第1軸管に結合され、第1軸管上で第2軸回りに回動可能に支持される第2軸管と、(C)第2軸管とは相対的に異なる方向を向いて配置され、第2軸管に連通し且つ第2軸管と一緒に回動するよう第2軸管に結合されるノズルとを有する。
本発明に従うノズル回転装置又はそれを備えた噴水装置によれば、噴水方向の可変レンジが広くとれる。
本発明に従う防水装置又はそれを備えた噴水装置によれば、サーボモータなどの要防水部品を噴水、放水又は降水などから良好に防護することができる。
図1は、本発明の一実施形態にかかる噴水装置における噴水方向を可変するための部分(以下、ノズル回転装置という)の正面図である。図2は、同ノズル回転装置の平面図であり、図3は、同側面図である。
図1〜3に示すように、給水管104が、床102から垂直に立ち上がるようにして、床102に固定される。給水管104の末端部にはL形継手106が結合され、L形継手106の末端部は水平方向を向く。床102上のL形継手106の延長上にベース架台110が固定され、このベース架台110上に、本発明の原理に従うノズル回転装置100が設置される。ノズル回転装置100は、水を噴出するためのノズル210を含むヘッダ200と、ヘッダ200の全体を回動駆動するための第1軸駆動装置300とを有する。
ヘッダ200は、第1軸管202と、第1軸管202とは90度異なった方向に配置された第2軸管207と、第2軸管207とは90度異なった方向に配置されたノズル210とを有する。第1軸管202と第2軸管207とノズル210は、この順序で直列に連通する。
第1軸管202は、一端部にて開口し他端部にて閉じた直線管であり、その両肩部にて、ベース架台110上に立設された2基の軸受け212、214に水平に支持され、そして、その中心軸(以下、第1軸という)202A回りに回転可能である。第1軸管202の開口端部は、前述した給水管104の末端のL形継手106に対して、スイベル継手108を介して、回転可能に結合される。スイベル継手108及び軸受け212、214は、水圧による第1軸管202の軸方向の伸びや位置ずれを吸収できるとともにヘッダ200全体の重量を支える。第1軸管202の閉端部は、上述した第1軸駆動装置300に結合される。第1軸駆動装置300は、ベース架台110に固定され、サーボ電動機304を有し、第1軸管202を第1軸202A回りに両回動方向へ回動させることができる。
図2及び図3に分かりやすく示されているように、第1軸管202の軸受け212、214に支えられた両肩の間の所定箇所に、第1軸管202から垂直に伸び出るように、短い枝管204が結合される。この枝管204の末端部に、ロータリ継手206を介して、第2軸管207が結合される。第2軸管207は、一端部にて開口し他端部にて閉じた直線管である。第2軸管207は、第1軸管202から外側へ立体的にずれた位置に、第1軸管202に対して垂直な向きで配置される。第2軸管207は、その中央部にてロータリ継手206に挿通され、その中心軸(以下、第2軸という)207A回りに回転可能である。第2軸管207は、ロータリ継手206内で枝管204と連通し、よって、枝管204を介して、第1軸管202と連通する。第2軸管207は、第2軸管207の開口端部はロータリ継手206から第2軸207Aに沿って前方へ突出し、第2軸管207の閉端部はロータリ継手206から後方へ突出する。つまり、第2軸管207は、第1軸管202を直角に横切ってその前方と後方の両側へ突出する。
第2軸管207の第1軸管202より前方へ突出した開口端部に、L形継手208を介して、ノズル210が固定される。ノズル210は、両端部にて開口し、開度調節可能な絞りを備えた直線状の管であり、第2軸管207に対して垂直な向きに配置される。図2に分かり易く示されているように、ノズル210は、第2軸207Aの方向において、第1軸管202や軸受け212、214よりも前方へ突出した位置に配置される。
第2軸管207の第1軸管202より後方へ突出した閉端部に、第2軸駆動装置220が結合される。第2軸駆動装置220は、ヘッダ200とりわけ第1軸管202に固定され、そして第1軸管202の後方側に配置される。よって、第2軸駆動装置220は、第1軸駆動装置300により第1軸管202が回動すると、第1軸管202と一緒に回動する。第2軸駆動装置220は、サーボ電動機224を有し、第2軸管207を第2軸207A回りに両回動方向へ回動させることができる。
上述した第1軸駆動装置300と第2軸駆動装置220は、本発明の原理に従う特別の構造を持つ防水カバー302と222で、それぞれカバーされる。第1軸駆動装置300の防水カバー302は、ベース架台110に固定される。この防水カバー302の内部に、ベース架台110に固定されたサーボ電動機304と、このサーボ電動機304の出力シャフトに結合されたウォームギア装置306とが収容される。ウォームギア装置306の出力シャフト307は、防水カバー302から外へ出て、第1軸管202の閉端部に結合される。
また、第2軸駆動装置220の防水カバー222は、第1軸管202の後方側面に固定される。この防水カバー222の内部に、同じく第1軸管202の後方側面に固定されたサーボ電動機224と、このサーボ電動機224の出力シャフトに結合されたウォームギア装置226とが収容される。ウォームギア装置226の出力シャフトは、ロータリ継手206から後方へ突出する第2軸管207の閉端部に結合される。
以上のように構成されたノズル回転装置100の機能と動作は以下のとおりである。
加圧された水が、給水管104から第1軸管202に入り、枝管204及び第2軸管207を順に通って、ノズル210へ流入し、そして、ノズル210の先端から空中へ噴射される。ノズル210は初期姿勢として例えば図示のように真上を向いており、このとき、噴水は真上に飛ぶ。
第1軸駆動装置300が作動すると、サーボ電動機304から出力される回転パワーが、ウォームギア装置306を通じて第1軸管202の閉端部に加わり、第1軸管202を、第1軸管202Aを回転中心にして両回転方向へ回動させる。それにより、ヘッダ200全体(すなわち、第1軸管202、第2軸管207、ノズル210及び第2軸駆動装置220など)が、第1軸202Aを中心にしてその前後方向に回動する。よって、図3に矢印Θで示すように、ノズル210が、第1軸202Aを回転中心にしてヘッダ200の前後方向(図3での左右方向)に回動する。また、第2軸駆動装置220が作動すると、サーボ電動機224から出力される回転パワーが、ウォームギア装置226を通じて第2軸管207の閉端部に加わり、第2軸管207を、第2軸207Aを回転中心にして左右回転方向へ回動させる。よって、図1に矢印Φで示すように、第2軸管207の前端部に固定されたノズル210が、第2軸207Aを中心にしてヘッダ200の左右方向に回動する。上述したノズル210の前後方向の回動と、左右方向の回動とを組み合わせることで、ノズル210の向きを立体的に様々に変化させることができる。
図3に良く示されているように、ヘッダ200において、ノズル210と第2軸管207と第2軸駆動装置220との連結体が、第1軸管202に跨るように取り付けられる。すなわち、第2軸管207がその両端部を第1軸管202の両側に突出させて第1軸管202に結合され、第2軸管207の前方端部に結合されたノズル210は第1軸管202の前方側に配置され、第2軸管207の後方端部に結合された第2軸駆動装置220は第1軸管202の後方側に配置される。この配置関係は、体操用の鉄棒に人が腹部を掛けて乗った状態における鉄棒と人との配置関係に例えることができる。この姿勢で人は小さな回転力だけで鉄棒回りに回転運動することができるが、それと同様にヘッダ200は小さな回転力で第1軸202A回りに容易に回動できる。すなわち、上記の跨り配置により、第1軸202Aを回転中心としたノズル210の重量による回転モーメントと、第2軸駆動装置220の重量による回転モーメントとが打ち消し合う。その結果、第1軸駆動装置300の出力パワーがそれ程大きくなくても、大重量のヘッダ200を第1軸202A回りに大きい角度レンジにわたって容易に回動させることができる。図3では、矢印Θで示した回動角度の可変レンジは150度程度であるが、これは単なる例示にすぎず、原理的には、例えば、ノズル210が前方水平を向く角度位置から後方水平を向く角度位置までの180度のレンジ、或いは、ノズル210が水平よりも下方へ向くような角度範囲を含む一層広いレンジにわたって、ヘッダ200を前後に回動させることができる。極端な例を挙げれば、ノズル210及び第2軸駆動装置220がベース架台110に全く衝突しない程にベース架台110から高い位置に第1軸管202を配置したならば、ヘッダ200を360度回転させることができる。
図2に良く示されているように、ノズル210は、それが左右方向にいくら大きく回動しても軸受け212、214などの他の部品に接触することがないよう、十分大きい距離だけ第1軸管202から前方に突出した位置に配置されている。そのため、ノズル210の左右方向の回動角度の可変レンジも大きい。図1では、矢印Φで示した回動角度の可変レンジは150度程度であるが、これは単なる例示にすぎず、原理的には、例えば、ノズル210が左方水平を向く位置から右方水平を向く位置までの180度のレンジ、或いは、ノズル210が水平よりも下方へ向くような角度範囲を含む一層広いレンジにわたって、ノズル210を左右に回動させることができる。極端な例を挙げれば、ノズル210がベース架台110に全く衝突しない程にベース架台110から高い位置に第2軸管207を配置したならば、ノズル210を360度回転させることができる。
従って、上述したヘッダ200の構造においては、実際に必要となる回動角度の可変レンジがどのように広くても、それを実現する設計が容易に可能である。
既に説明したように、第1、第2軸駆動装置300、220の防水カバー302、222は、特別の構造を有する。
図4は、防水カバー302、222に適用される特別の構造の一実施形態を示す。
図4に示すように、防水カバー500内には、サーボ電動機やその付属電気回路やウォームギア装置などの内部機器502が設置される。内部機器502は、防水カバー500の壁に空けられた通し孔を貫通する部分(例えば、ウォームギア装置の出力シャフト504、サーボ電動機やその付属電気回路と外部装置とを電気的につなぐ電気ケーブル506、或いは、図3に示した第2起動装置の防水カバー222の壁を貫通するロータリジョイント206や第1軸管202など)を有する。これらの部品が防水カバー500の壁の通し穴を貫通する箇所には、その通し孔を通じて外の水が防水カバー500内に浸入することを防ぐための、それぞれの部品の形状や構造に合った構造のシール510、512が適用される。これらのシール510、512の具体的構造は後に説明する。また、図示してないが、防水カバー500を開閉する蓋又は扉の隙間や、防水カバー500をベース架台に取り付ける箇所の隙間などにも、例えば板状パッキン或いはOリングなどの適切なシールが適用される。
これに加えて、防水カバー500の壁の所定箇所には、圧縮空気を防水カバー500の内部に送り込むための送気プラグ520が取り付けられる。送気プラグ520が貫通する防水カバー500の壁の通し孔にも、図示してないが、適切なシールが施される。送気プラグ520には、防水カバー500の外部に置かれた圧縮空気源(例えば、空気ポンプ(コンプレッサ)521と、そこから吐出される高圧の圧縮空気を貯める空気タンク522とのセット)から減圧弁523及び流量調整弁524を経由して伸びる圧縮空気管が接続される。減圧弁523は、圧縮空気源からの空気圧を減圧して、外気圧より十分に高い所定の一定圧力にレギュレートする。流量調整弁524は、圧縮空気の流量を所定の一定流量以下にレギュレートする。よって、外気圧より十分に高い所定圧力の圧縮空気が防水カバー500内に送り込まれる。さらに、防水カバー500の壁の別の所定箇所には、逃がし弁526が取り付けられる。防水カバー500の壁の逃がし弁526を取り付けた箇所にも、図示してないが、適切なシールが施される。逃がし弁526は、防水カバー500内部の空気圧が外気圧より十分高い所定の圧力範囲に維持されるよう、防水カバー500内の余剰空気を外部へ逃がす。
以上のように構成された防水カバー500においては、内部機器502の発熱や外部環境などにより防水カバー500内部の温度が変化して内部の空気の密度が変化したとしても、防水カバー500の内部の気圧は、常に、外気圧より十分に高い所定の圧力範囲内に維持される。防水カバー500に加わる応力が一方向になるため、防水カバー500の強度を小さくすることができ、ひいては防水カバー500を軽量化できる。防水カバー500の軽量化は、ヘッダの回動を容易にし、ノズルの方向の可変レンジの拡大や方向変化速度の高速化などに寄与する。また、防水カバー500の壁や上述した各種部品取付け箇所のシールなどに小さな隙間が存在していたとしても、その隙間を通じて防水カバー500の内から外へと空気が常に噴出するから、外部からの浸水が良好に阻止される。なお、浸水の阻止能力は、減圧弁523、流量調整弁524又は逃がし弁526の操作で防水カバー500内の気圧を調節することで、可変できる。さらに、防水カバー500内では常に空気流が流れるから、内部機器502の空冷効果も期待できる。これに伴い、防水カバー500の各部に適用されたシール材の熱による劣化も抑制でき、長寿命化が期待できる。
図5は、図4に示した出力シャフト504に適用されるシール510の構造の一例を示す断面図である。
図5に示すように、防水カバーの壁500Wに開けられた通し孔530を通って出力シャフト504が防水カバーの外へ出る。その出力シャフト504が、通し穴の開いたシール座板532と、円環状のシールリング534と、通し穴の開いたシール押さえ板536とを重ね合わせたものに通される。押さえボルト540、544が、シール押さえ板536と防水カバー壁500Wに開けられたボルト穴に通され、そこに押さえナット542、546が締結される。これにより、シール押さえ板536が防水カバー壁500Wへ向かって押し付けられ、シールリング534をシール座板532に押し付ける。シールリング534は、ゴムなどの弾性シール材製の断面がV字形の所謂Vパッキンと呼ばれるもので、シール座板532とシール押さえ板536とにより両側から押圧されて、それらの内面に密着するとともに、内側へ膨出するよう変形して出力シャフト504の外周面に全周にわたり当接して、出力シャフト504の周囲をシールする。シールリング534は、出力シャフト504に対する摩擦係数が低い材料で形成され、出力シャフト504の回転運動をあまり阻害しない。シールリング534の出力シャフト504に対する接触力つまりシール強度は、押さえボルト540、544と押さえナット542、546との締結強度により調整できる。
シールリング534の出力シャフト504に対する接触力つまりシール強度は、あまり強くする必要はない。出力シャフト504の回転運動を実質的に阻害しない程度の弱さ、或いは、接触するかしないかという程度でよい。そのようにすると、防水カバー500内の高圧の空気が、出力シャフト504とシールリング534との間に押し入って僅かな隙間をこじ開け、その隙間を通って外へ噴出する。この噴出空気流により、外部の水の浸入が良好に阻止されるとともに、出力シャフト504とシールリング534との間の摩擦を低減し又は無くして、出力シャフト504が一層障害なく自由に回転できるようにする。また、シールリング534や出力シャフト504の摩擦による劣化も減り、寿命が延びる。
図6は、図4に示した電気ケーブル506に適用されるシール512の構造の一例を示す断面図である。
図6に示すように、防水カバーの壁500Wに開けられた通し孔532に、筒状のプラグ本体550の先端側の雄ねじ部が外側から挿通される。その雄ねじ部には、リング状のパッキン562が外嵌され、その上から固定ナット552が締結されて、プラグ本体550を防水カバーの壁500Wに固定する。パッキン562が固定ナット552と防水カバーの壁500Wに密着して、プラグ本体550と防水カバーの壁500Wとの間をシールする。電気ケーブル506が、プラグ本体550内を通って、防水カバーの外へ出る。ワッシャ556と円筒状のシーリングパッキン554とワッシャ558を重ねたものが、外へ出た電気ケーブル506に外嵌されて、プラグ本体550の内側の雌ネジ部に嵌め込まれる。さらに、外周面に雄ねじを有する筒状の押さえグランド560が、外へ出た電気ケーブル506に外嵌されて、プラグ本体550の内側の雌ネジ部に締結されて、上述したワッシャ556とシーリングパッキン554とワッシャ558との重なり体をプラグ本体550の内側の雌ネジ部の最奥部の段差に押し付ける。シーリングパッキン554は、ゴムなどの弾性シール材料製であり、押さえグランド560からの押し付け力により内方と外方に膨らんで電気ケーブル506の外周面とプラグ本体550の内周面とに密着し、それにより、電気ケーブル506とプラグ本体550との間を良好にシールする。
このシール512においても、いずれかの箇所に隙間が仮に出来ても、防水カバー500内部の高圧空気がその隙間を通り外部へ噴出して、水の浸入を阻止する。
以上、本発明の一実施形態にかかるノズル回転装置100の構造について説明した。以下では、このノズル回転装置100を搭載した噴水装置について説明する。
図7は、本発明の一実施形態にかかる噴水装置の平面図である。図8は、図7のA-A線に沿った同噴水装置の断面図であり、特に配管の構造を分かり易く示すため、配管に直接関係しない構造物の図示は省略してある。
図7と図8に示された噴水装置600は、例えば、ダム湖の曝気用や観賞用に適したものであり、図8に示すように、水面620上に浮くようになっている。すなわち、噴水装置600全体を浮かすのに十分な浮力を発生する環状のフロータ602があり、フロータ602の上部に、このフロータ602の内側空間を覆うようにデッキ床604が固定される。図7に示すように、デッキ床604上には、複数(例えば、8基)のノズル回転装置100A〜100Hが、それぞれの正面をフロータ602の中心に向けて、環状に並んで配置される(つまり、8本の噴水を放射状に放出できるように環状に配列される)。ノズル回転装置100A〜100Hの各々の構造は、図1〜6を参照して既に説明したものと同じである。ノズル回転装置100A〜100Hには、デッキ床604から立ち上がった給水管104A〜104Hが接続される。また、デッキ床604上のノズル回転装置100A〜100Hの正面付近に、8個の投光器606A〜606Hが環状に並んで配置される。これらの投光器606A〜606Hは、主に夜間、ノズル回転装置100A〜100Hからの噴水に照明を与えるためのものである。
さらに、デッキ床604上には、投光器606A〜606Hを駆動し制御する照明制御装置608と、ノズル回転装置100A〜100Hのサーボ電動機を駆動し制御するサーボ制御装置610が搭載される。サーボ制御装置610は、コンピュータを内蔵し、そのコンピュータに予めインストール又はロードされたプログラムに従って、8基のノズル回転装置100A〜100Hのノズルの方向を個別に制御することができる。従って、サーボ制御プログラムの内容次第で、8本のノズルの方向は自由に変化させることができる。
図示してないが、デッキ床604上に存在する多数の防水カバーに供給されるべき圧縮空気を発生するための空気システムは、デッキ床604上の適当場所に設置されてもよいし、或いは、湖岸側に配置されてフレキシブル管を介して噴水装置600に接続されてもよい。
図8に示すように、デッキ床604の下方には、例えば2基の水中ポンプ612A、612Bが取り付けられる。水中ポンプ612A、612Bの吐出口は、U字形の根管614A、614Bを介して、デッキ床604の下方に配置された環状の幹管616に結合される。そして、ノズル回転装置100A〜100Hに対応する8本の給水管104A〜104Hが、環状の幹管616に枝として結合される。水中ポンプ612A、612Bは、水中から水をくみ上げ、これを高水圧で吐出する。水中ポンプ612A、612Bから吐出された高水圧流は、根管614A、614Bから環状幹管616に入り、そして枝としての給水管104A〜104Hを通ってノズル回転装置100A〜100Hに供給され、ノズル回転装置100A〜100Hのノズルから噴射される。ノズル回転装置100A〜100Hのノズルの方向を様々に変化させることにより、8本の噴水の方向と到達距離が様々に変化する。それにより、この噴水装置600の場所を中心にした広い範囲に対して噴水を振りまいて曝気することができるとともに、観賞用の噴水としても多種多様の噴水流の形態や動きを演出することができる(例えば、8本のノズルを隣接するノズル間の時間をずらして円周方向にスウィングさせることで、渦巻きに似せた噴水流を形成する、など)。また、夜間、照明をストロボのように間欠的に繰り返し瞬時点燈させつつ、ノズルの方向を変化させて噴水流を動かすことにより、あたかも噴水流が実際の動きとは異なる動きをしているように人に見せることもできる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は本発明の説明のための例示にすぎず、本発明の範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱することなく、その他の様々な態様でも実施することができる。
例えば、図1〜図3に示したノズル回転装置100では、第1軸202と第2軸管207は、その方向が90度異なっているが、必ずしも90度である必要は無く、別の角度で異なっていても良い。また、第2軸管207とノズル210も、その方向が90度異なっているが、必ずしも90度である必要は無く、別の角度で異なっていても良い。
また、図1〜図3に示したノズル回転装置100は、一つのノズル210を有するが、ノズル210を複数有する構造を採用することもできる。例えば、一本の第1軸管202に対して、複数本の第2軸管207が並列に結合され、それら複数の第2軸管207に複数のノズル210がそれぞれ取り付けられるタンデム構造を採用することもできる。このタンデム構造では、複数のノズル210は、第1軸202の回動により一斉に同じ角度だけ前後に回動するが、第2軸管207の個別の回動により左右へは個別に回動することができる。
また、図1〜図3に示したノズル回転装置100は、第1軸管202と第2軸管207の双方が回動したが、第1軸管202のみ、又は第2軸管207のみが回動するようになっていてもよい。
本発明の噴水装置は、上述した曝気や鑑賞などの用途とは異なる用途にも適用可能である。例えば、消防車両や警備車両や建築物などに搭載される消防用や警備用や散水用などの放水装置にも、本発明は適用可能である。このような放水装置に本発明を適用した場合、放水方向の可変レンジが広いという本発明の利点は、放水可能な対象物の範囲が広くなることになり非常に有用である。
本発明の防水装置は、上述したような噴水装置だけでなく、自然的又は人工的な降水や噴水や放水などから機器を保護ずる目的に広く適用できる。
本発明の一実施形態にかかる噴水装置における噴水方向を可変するための部分(ノズル回転装置という)の正面図。 同ノズル回転装置の平面図。 同ノズル回転装置の側面図。 防水カバー302、222に適用される特別の構造の一実施形態を示す。 図4に示した出力シャフト504に適用されるシール510の構造の一例を示す断面図。 図4に示した電気ケーブル506に適用されるシール512の構造の一例を示す断面図。 本発明の一実施形態にかかる噴水装置の平面図。 図7のA-A線に沿った同噴水装置の断面図(特に配管の構造を分かり易く示すため、配管に直接関係しない構造物の図示は省略してある)。
符号の説明
100 ノズル回転装置
104 給水管
108 スイベル継手
200 ヘッダ
202 第1軸管
202A 第1軸
206 ロータリ継手
207 第2軸管
207A 第2軸
210 ノズル
212、214 軸受け
220 第2軸駆動装置
222 防水カバー
224 サーボ電動機
226 ウォームギア装置
300 第1軸駆動装置
302 防水カバー
304 サーボ電動機
306 ウォームギア装置
307 出力シャフト
500 防水カバー
500W 防水カバーの壁
502 内部機器
504 出力シャフト
510、512 シール
520 送気プラグ
521 空気ポンプ(コンプレッサ)
522 空気タンク
523 減圧弁
524 流量調整弁
526 逃がし弁
534 シールリング(Vパッキン)
100A〜100H ノズル回転装置

Claims (11)

  1. 水を噴出又は放出し且つ噴水又は放水の方向を変化させるノズル回転装置と、前記ノズル回転装置に水を供給する給水管とを備え、前記ノズル回転装置が、
    前記給水管に連通するよう前記給水管に結合され、第1軸に沿って配置され、前記第1軸回りに回動可能に支持される第1軸管と、
    前記第1軸管を前記第1軸回りに回動させる第1軸駆動装置と、
    前記第1軸から相対的に異なる方向を向いた第2軸に沿って配置され、前記第1軸管に連通し且つ前記第1軸管と一緒に回動するよう前記第1軸管に結合される第2軸管と、
    前記第2軸管に連通するよう前記第2軸管に結合されるノズルと
    を有する噴水装置。
  2. 前記第2軸管が前記第1軸管上で前記第2軸回りに回動可能に支持され、前記ノズルが前記第2軸管とは相対的に異なる方向を向いて配置され、
    前記第2軸管を前記第2軸回りに回動させる第2軸駆動装置をさらに有する請求項1記載の噴水装置。
  3. 第2軸駆動装置が前記第1軸管の前記一側に配置され、前記ノズルが前記第1軸管の前記他側に配置される請求項1又は2記載の噴水装置。
  4. 前記第1又は第2軸駆動装置が、
    前記第1又は第2軸管をそれぞれ回動駆動するためのサーボ電動機と、
    前記サーボ電動機をカバーする防水カバーと
    を有し、
    前記防水カバーの内部に外気圧より高い圧力の空気を送り込むことで、前記防水カバーの内部の気圧を外気圧より高い所定の圧力範囲に維持する空気システムをさらに備えた請求項1又は2記載の噴水装置。
  5. 前記防水カバーの壁には、前記サーボ電動機の出力パワーを前記第1又は第2軸管に伝達するための出力シャフトが通される通し孔が設けられ、
    前記通し穴から前記防水カバー内への水の浸入を防止するためのシールが前記出力シャフトの外周囲に設けられ、
    前記シールと前記出力シャフトとの間に隙間が存在するとき、前記防水カバー内の圧縮空気が前記隙間を通って前記防水カバー外へ噴出するようになっている請求項4記載の噴水装置。
  6. 前記第1軸管上に配列された複数本の前記第2軸管を有する請求項1記載の噴水装置。
  7. 前記ノズル回転装置を複数基備え、さらに、
    複数の前記ノズル回転装置の前記ノズルの方向を個別に制御する制御装置を備えた請求項1記載の噴水装置。
  8. 水を噴出又は放出し且つ噴水又は放水の方向を変化させるノズル回転装置において、
    給水管に連通するよう前記給水管に結合され、第1軸に沿って配置され、前記第1軸回りに回動可能に支持される第1軸管と、
    前記第1軸管を前記第1軸回りに回動させる第1軸駆動装置と、
    前記第1軸から相対的に異なる方向を向いた第2軸に沿って配置され、前記第1軸管に連通し且つ前記第1軸管と一緒に回動するよう前記第1軸管に結合される第2軸管と、
    前記第2軸管に連通するよう前記第2軸管に結合されるノズルと
    を有する噴水装置。
  9. 水を噴出又は放出し且つ噴水又は放水の方向を変化させるノズル回転装置と、前記ノズル回転装置に水を供給する給水管とを備え、前記ノズル回転装置が、
    前記給水管に連通するよう前記給水管に結合され、第1軸に沿って配置される第1軸管と、
    前記第1軸から相対的に異なる方向を向いた第2軸に沿って配置され、前記第1軸管に連通するよう前記第1軸管に結合され、前記第1軸管上で前記第2軸回りに回動可能に支持される第2軸管と、
    前記第2軸管とは相対的に異なる方向を向いて配置され、前記第2軸管に連通し且つ前記第2軸管と一緒に回動するよう前記第2軸管に結合されるノズルと
    を有する噴水装置。
  10. 噴水、放水又は降水から機器を保護するための防水装置において、
    前記機器をカバーする防水カバーと
    前記防水カバーの内部に外気圧より高い圧力の空気を送り込むことで、前記防水カバーの内部の気圧が外気圧より高い所定の圧力範囲に維持する空気システムと
    を備えた防水装置。
  11. 前記防水カバーの壁には、前記内部機器と結合されて回転又は往復運動をするシャフトが通される通し孔が設けられ、
    前記通し穴から前記防水カバー内への水の浸入を防止するためのシールが前記シャフトの外周囲に設けられ、
    前記シールと前記シャフトとの間に隙間が存在するとき、前記防水カバー内の圧縮空気が前記隙間を通って前記防水カバー外へ噴出するようになっている請求項10記載の噴水装置。
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