JP2006097942A - 標的装置 - Google Patents

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太樹 関
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Abstract

【課題】射撃訓練に用いる被弾(命中)の程度及び発射の種別によるレーザー光線の着光結果(射撃訓練状況)を即時に認識されるようにすることのできる標的装置を提供する。
【解決手段】レーザー光線を感知する標的板と、標的板に装着されたレーザー光線発射部と、異なる音色によって成る複数の発射模擬音および複数の命中模擬音を表示する複数の模擬音信号として予めメモリに記憶され、メモリから読み出された模擬音信号の一つが選択されて模擬音の拡声音を発する模擬音発生部と、標的板を予め定めた複数種類の姿勢の一つに制御する第1の制御信号を駆動機構に与え、複数の発射模擬音および複数の命中模擬音の中から任意の指定された模擬音を発音させるように制御する第2の制御信号を模擬音発生部に与え、さらに、予め定められた複数の発射区分のうち任意の一つを指定する第3の制御信号をレーザー光線発射部に与えるための制御信号伝達手段とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、射撃訓練に用いられる標的命中表示器のうち音響式命中表示方式すなわち衝撃波の検知に関する。
レーザー光線を発射する小銃装置からのレーザー光線に対する標的となるようなものとして、例えば次のようなものである。
図5は従来技術の標的装置の適用例を示すシステム外観図である。
10は小銃装置の標的対象である標的装置である。2は標的装置10の要部をなす標的板である。30は標的板2を支え、水平方向に移動可能な台座を有する支持台である。4は標的板2と支持台30の間にあって昇降・回転駆動軸である。5は標的板2と支持台30の間にあって標的板2を昇降・回転させる昇降・回転駆動軸4を支える支柱である。6は標的板2にあって発射・命中表示灯である。7は標的板2に装着されたレーザー光線発射部である。8は標的板2にあって発射・命中表示ブザーである。9は標的板2にあって相手から発射されたレーザー光線を感知する複数のレーザー光線センサーである。11は少なくとも1台の小銃装置である。12は小銃装置11にあって小銃装置レーザー光線発射部である。13は小銃装置アンテナである。34は昇降・回転・水平移動の姿勢制御指令の制御信号が入力される支持台アンテナである。35は小銃装置11の発射制御および標的装置10に昇降、回転、水平移動の姿勢制御指令を与える設定装置である。36は設定装置35から無線周波数制御信号を送信する設定装置アンテナである。
標的装置10は、少なくとも1台の小銃装置11から標的に向けて射撃に見立てて発射される第1のレーザー光線aを感知する複数のレーザー光線センサー9と、設定装置35から、例えば無線周波数制御信号eとして支持台アンテナ34に入力される制御信号の制御によって標的が昇降・回転・水平移動の姿勢制御をして、この姿勢制御に連動して第2のレーザー光線dを射撃に見立てて発射するレーザー光線発射部7と、第1のレーザー光線aがレーザー光線センサー9に感知されたとき又は第2のレーザー光線dが発射されたとき点灯(又は点滅)する発射・命中表示灯6と、設定装置35から入力される制御信号によって、昇降、回転、水平移動の姿勢制御の駆動力を発揮をさせ、および第1のレーザー光線aの感知情報を入力として発射・命中表示灯6を点灯(又は点滅)駆動させる支持台30とを備えた構成をしたものである。
レーザー光線などの光線を銃弾に見立てて射撃訓練を行う標的としての標的装置の適用例が示されるシステム外観図の図5により、その動作の概要を説明する。
標的装置10は屋内または屋外に配設され、水平方向、昇降、回転のいずれかのまたは組み合わせての姿勢制御を行うようにされたものである。更に、水平移動をさせる台座を兼ねた支持台30の上に取り付けられる支柱5、昇降・回転駆動軸4及び標的板2による構造を成している。昇降・回転駆動の制御指令が無線周波数制御信号(外部接続ケーブルを介して有線であってもよい。)によって設定装置35の設定装置アンテナ36から放射されて、伝送され、支持台30に入力される。
支持台30は入力された水平移動、昇降、回転駆動の制御指令を駆動信号に変え、標的板2を水平移動、昇降、回転させる。
また標的装置10はレーザー光線を銃弾に見立てて発射する機能も有する。小銃装置11は少なくとも一つが配置され、小銃装置11側からレーザー光線が発射される場合および標的装置10側からレーザー光線が発射される場合に想定されたシステムである。
一例として1つの小銃装置11側から第1のレーザー光線aが発射される場合から開始される射撃訓練を説明する。
先ず標的に当たった動作例として、小銃装置11に装着された小銃装置レーザー光線発射部12から標的装置10に向けられて発射された第1のレーザー光線aは、標的装置10に有する複数のレーザー光線センサー9のいずれかのレーザー光線センサー9で命中(被弾)として感知されるので、感知されたレーザー光線センサー9はレーザー光線感知信号を出力する。レーザー光線感知信号の接続先である支持台30に入力され、支持台30では、レーザー光線感知信号の信号処理を行って、その結果、発射・命中表示灯6を点灯(又は点滅)表示させる点灯表示光bを発し、更に、発射・命中表示ブザー8からブザー音cを発音させる制御を行う。
次に、発射された第1のレーザー光線aが標的に当たらなかった動作例として、複数のレーザー光線センサー9のいずれにもレーザー光線センサー9で命中(被弾)として感知されないので、レーザー光線センサー9はレーザー光線感知否の信号を出力する。支持台30では、入力されたレーザー光線感知否の信号の信号処理を行って、発射・命中表示灯6を点滅(又は点灯)表示させる点灯表示光bを発し、発射・命中表示ブザー8からブザー音cを発音させ、更に、撃ち返し指令の信号をレーザー光線発射部7へ転送させ、撃ち返しのために第2のレーザー光線dを発射させる制御を行う。
2つ以上複数の小銃装置11側から第1のレーザー光線aが発射される場合から開始される射撃訓練については、一つでも当たれば、前記「先ず標的に当たった動作例として」の説明であり、全部が当たらなければ、前記「発射された第1のレーザー光線aが標的に当たらなかった動作例として」の説明に該当する。
他の一例として標的装置10側から第2のレーザー光線dが発射される場合から開始される射撃訓練を説明する。
この場合は、設定装置35から支持台30へ制御信号が入力され、この制御信号によって、標的装置10が水平移動し、標的板が昇降、回転動作をして、この姿勢制御に連動して、レーザー光線発射部7からレーザー光線dが発射される。
それと同時に発射・命中表示灯6を点滅(又は点灯)表示させる点灯表示光bを発し、発射・命中表示ブザー8からブザー音cを発音させる。
音響式命中表示方式としての従来技術は、銃のトリガ操作に同期して射撃音を合成出力する射撃音合成装置において、銃の発射音、命中着弾音、外れ着弾音の波形データが記憶された波形メモリと、発射音合成指令、着弾音合成指令を出力する音声合成制御手段と、波形メモリから対応する波形データを読み出し発射音及び着弾音を出力する音声合成手段としているものがあった。(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−117449号公報(第8頁、図1)
以上説明したように、従来技術では、標的側において、発射・命中表示ブザー8からブザー音cを発音させても、発音させる音色が電子ブザーを用いたブザー音であり、発射音であるか被弾音(命中)であるかの聴音時の識別が瞬時にできない問題点があった。
本発明の目的は、従来技術の問題点である発射音か被弾(レーザー光線感知)音かの聴音識別が瞬時にできないことを解決し、かつ、射撃訓練に用いる命中(被弾)の程度及び発射の種別によるレーザー光線の着光結果(射撃訓練状況)を即時に認識されるようにすることのできる標的装置を提供することにある。
この目的を達成するために、標的装置は、レーザー光線を発射する小銃装置からの該レーザー光線に対する標的となる標的装置であって、
前記レーザー光線を感知する複数のレーザー光線センサーを所定位置に配置した標的板と、
該標的板の姿勢を制御する駆動機構を含む支柱を介して該標的板を支持する支持台と、
前記標的装置からレーザー光線を発射するために前記標的板に装着されたレーザー光線発射部と、
異なる音色によって成る複数の発射模擬音および複数の命中模擬音を表示する複数の模擬音信号として予めメモリに記憶され、該メモリから読み出された該模擬音信号の一つが選択されて模擬音の拡声音を発する模擬音発生部と、
前記標的板を予め定めた複数種類の姿勢の一つに制御する第1の制御信号を前記駆動機構に与え、前記複数の発射模擬音および前記複数の命中模擬音の中から任意の指定された前記模擬音を発音させるように制御する第2の制御信号を前記模擬音発生部に与え、さらに、予め定められた複数の発射区分のうち任意の一つを指定する第3の制御信号を前記レーザー光線発射部に与えるための制御信号伝達手段とを備え、
前記模擬音発生部が発した前記模擬音の拡声音を前記小銃装置側にて聴取されることによって命中状況および前記小銃装置側と前記標的装置側の双方での発射状況を即時に認識される構成としたことを特徴とするものである。
本発明を実施すれば、予め設定された発射区分および命中区分によって射撃側から発射されたレーザー光線に対して、標的側でのレーザー光線の着光結果により、指定された発射区分の模擬音および指定された命中区分の模擬音が発せられるので、設定どおりに実行されたかの射撃訓練の射撃状況の細部が臨場感のある模擬音によって即時に認識され、射撃訓練の質的向上が図られるものであり、特殊効果を発揮するものである。
本発明の実施例として図1は標的装置の外観を示す正面図である。
1は小銃装置の標的対象である標的装置である。2は標的装置1の要部をなす標的板である。3は標的板2を支え、水平方向に移動可能な台座を有する支持台である。4は標的板2と支持台3の間にあって標的板2を昇降・回転駆動させる昇降・回転駆動軸である。5は標的板2と支持台3の間にあって標的板2を昇降・回転させる昇降・回転駆動軸4を支える支柱である。6は標的板2にあって発射・命中表示灯である。7は標的板2に装着されたレーザー光線発射部である。9は標的板2にあって相手(小銃装置)から発射されたレーザー光線を感知する複数のレーザー光線センサーである。20は支持台3に装着された模擬音発生部である。31は支持台3と模擬音発生部20を電気的に接続させる接続ケーブルである。34は昇降・回転・水平移動の姿勢制御指令の制御信号が入力される支持台アンテナである。
なお前記説明の図5システム説明で示した次のものも本発明のシステム動作時は用いられる。少なくとも1台の小銃装置11、小銃装置レーザー光線発射部12、小銃装置アンテナ13、小銃装置11の発射制御および標的装置1に昇降、回転、水平移動の姿勢制御指令を与える制御信号伝達手段としての設定装置35、設定装置35から無線周波数制御信号を送信する設定装置アンテナ36である。
標的装置1は、少なくとも1台の小銃装置11から標的に向けて射撃に見立てて発射される第1のレーザー光線aを感知する複数のレーザー光線センサー9と、外部に備えた設定装置35から、例えば無線周波数制御信号eとして支持台アンテナ34に入力される制御信号の制御によって標的が昇降・回転・水平移動の姿勢制御をして、この姿勢制御に連動して第2のレーザー光線dを射撃に見立てて発射するレーザー光線発射部7と、第1のレーザー光線aが感知されたとき又は第2のレーザー光線dが発射されたとき、点灯(又は点滅)する発射・命中表示灯6と、外部から入力される制御信号によって、昇降、回転、水平移動の姿勢制御の駆動力を発揮させ、および第1のレーザー光線aの感知情報を入力として発射・命中表示灯6を点灯(又は点滅)駆動させる支持台3と、模擬音発生部20とにより構成される。
図2は本発明の要部を成す模擬音発生部20の外観を示す斜視図である。
21は模擬音を拡声させるスピーカである。22は模擬音の出力レベルを切替えるスイッチである。23は模擬音発生部20と支持台3とを電気的に接続するための接続コネクタである。24は表示信号入力部である。25は模擬音発生回路である。
模擬音発生部20は、支持台3から出力される表示信号を入力とする表示信号入力部24と、表示信号を入力とし、表示信号に対応させる予めメモリに記憶させた複数の異なる音色を示す模擬音信号の中から命中区分および発射区分を表わす任意の模擬音信号が選ばれて発射模擬音信号および命中模擬音信号を出力とする模擬音発生回路25と、模擬音発生回路25の出力レベルが大小に切替えられるスイッチ22と、発射模擬音信号および命中模擬音信号を入力とし、発射模擬音および命中模擬音の拡声音を発するスピーカ21と、によって構成される。
図3は本発明の模擬音発生の要部を成す電子回路の構成を示すブロック図である。
支持台3にあって、32は表示信号処理部であり、33は表示信号出力部であり、接続ケーブル31と水平移動、昇降、回転の駆動を行う姿勢制御指令及び命中区分および発射区分の制御信号を入力させる支持台アンテナ34とによって構成される。
また、模擬音発生部20は、表示信号入力部24と、模擬音発生回路25と、スピーカ21と、スイッチ22と、接続ケーブル31と接続される接続コネクタ23とによって構成される。
支持台3に有する制御信号伝達手段としての表示信号処理部32は、複数のレーザー光線センサー9、レーザー光線発射部7および発射・命中表示灯6とケーブルにて電気的に接続されている。
複数のレーザー光線センサー9とは「レーザー光線感知情報」の信号にて、レーザー光線発射部7および発射・命中表示灯6とは「表示灯/レーザー光線」の信号にて接続されている。
標的板2の複数のレーザー光線センサー9にて、それぞれの第1のレーザー光線の感知の有無が電気信号に変換されて、このレーザー光線感知信号及び外部から制御信号伝達手段として支持台アンテナ34を介して入力される制御信号とが表示信号処理部32に入力され、入力された制御信号は、発射される第1のレーザー光線に意味を持たせるため、任意の指定された命中区分および発射区分を表わす内容を持ち、第1のレーザー光線が感知であれば、指定された命中区分および発射区分を表わす内容を持った表示信号を制御信号伝達手段としての表示信号出力部33に出力し、第1のレーザー光線が非感知であれば、指定された発射区分を表わす内容を持った表示信号を表示信号出力部33に出力させるような信号処理を行う。
上記いずれかの内容を持った表示信号が表示信号出力部33を介して接続ケーブル31へ供給される。
支持台3への制御信号の入力は、支持台アンテナを介して無線周波数制御信号eを例示したが、外部接続ケーブルを備えて、有線信号によって行うことでもよい。
更に図3において、模擬音発生部20に有する表示信号入力部24は、前記いずれかの内容を持った表示信号が表示信号出力部33を介して模擬音発生回路25へ転送させる。
模擬音発生回路25は、表示信号を入力とし、表示信号に示された内容に対応させる予めメモリに記憶させた複数の異なる音色を示す模擬音信号の中から命中区分および発射区分を表わす任意の模擬音信号が選ばれて発射模擬音信号と命中模擬音信号又は命中模擬音信号としてスピーカ21へ出力する。
スピーカ21は発射模擬音信号と命中模擬音信号又は命中模擬音信号を入力とし、発射模擬音と命中模擬音又は命中模擬音の拡声音gを発する。
発射・命中表示灯6を点灯(又は点滅)表示させる点灯表示光bを発する表示灯に関しては、先に説明した従来技術での内容と同じである。
なおスイッチ22は手動切り替えスイッチであり、模擬音発生回路25の出力レベルを例えば大小の2段切り替えが行えるようにしたものである。
図4は、本発明の模擬音発生部20が予めメモリに記憶させた複数の異なる音色を示す模擬音を表示する模擬音のタイミング波形図例である。
先ず、図4(A)、(B)を適用した射撃訓練の動作モードの一例として説明する。
この例は、1つの小銃装置11から標的装置1に向けて射撃に見立てて第1のレーザー光線が発射開始され、第1のレーザー光線が標的装置1に当てられた場合(被弾に相当)である。
小銃装置11は、指定された発射区分を表わす内容として「単発撃ち」および「連続撃ち」のいずれかの発射区分(図4(A)参照)が外部の設定装置35から伝送された制御信号によって発射区分の制御が行われ、小銃装置11のトリガにより第1のレーザー光線が発射開始される。小銃装置11の発射の際、設定装置35から伝送さる制御信号の内容には、発射区分に加え、予め設定装置35にて狙い撃ち箇所としての指定された命中区分「命中」、「半命中(大)」および「半命中(大)」(図4(B)参照)の情報も入れてある。これは小銃装置11が目標を狙い定めて撃つことを模擬させるためである。
従って、小銃装置11の第1のレーザー光線の発射と同時に、設定装置35から伝送さる制御信号は標的装置1にも到達し、その情報内容から発射模擬音および命中模擬音が標的装置1から発せられる動作へと進む。次に、発射の模擬音と命中の模擬音について説明する。
(発射の模擬音)
設定装置35から伝送さる制御信号は、標的装置1の支持台アンテナ34⇒表示信号処理部⇒表示信号出力部⇒表示信号入力部⇒模擬音発生回路⇒スピーカを経て発射区分「単発撃ち」に対応した「模擬音I」および発射区分「連発撃ち」に対応した「模擬音II」の指定された発射模擬音が発射の拡声音gとして発せられる。
このように、小銃の単発撃ちを模した発射模擬音は、第1のレーザー光線発射1回に対応した模擬音で、約1秒間の長さで1回の拡声音で、音色の種類を模擬音Iとしたものであり、他方、連続撃ちに対応した発射模擬音は、約1秒間の長さを3回連続させて、音色の種類を模擬音IIとし、各音色の模擬音波形は模擬音発生回路25のメモリに記憶されて選択されスピーカ21から発射模擬音の拡声音gを発する。
(命中の模擬音)
この例では、小銃装置11に装着された小銃装置レーザー光線発射部12から標的装置1に向けられて発射された第1のレーザー光線aは、標的装置1に有する複数のレーザー光線センサー9のいずれかのレーザー光線センサー9で感知状態とされる。
このことは、小銃装置11が狙い撃ち箇所として指定された命中区分で、標的装置1が被弾をうけたとしての模擬状態を表わし、従って、模擬音を発音させる動作へ進む。
設定装置35から伝送され標的装置1の支持台アンテナ34へ導かれた制御信号およびレーザー光線感知情報は、表示信号処理部⇒表示信号出力部⇒表示信号入力部⇒模擬音発生回路⇒スピーカを経て命中区分「命中」に対応した「模擬音III 」、「半命中(大)」に対応した「模擬音IV」および「半命中(大)」に対応した「模擬音V」のうち指定された命中模擬音が命中の拡声音gとして発せられる。
命中模擬音は、約1秒間の長さで1回の拡声音であり、模擬音III 、IV、Vの差別化は音色をかえることによって行われる。
各音色の波形は模擬音発生回路25のメモリに記憶されて選択されスピーカ21から発射模擬音の拡声音gとして発する。
複数の小銃装置11側から第1のレーザー光線aが発射される場合から開始される射撃訓練については、一つでも当たれば、上記の説明に該当するので説明は省略する。
次に図4(A)、(B)を適用した射撃訓練の動作モードの他の一例として説明する。
この例は、小銃装置11から発射された第1のレーザー光線aが標的装置1に当たらず、標的装置1側から撃ち返しとして第2のレーザー光線を発射させられる場合である。
(小銃装置11からの発射模擬音)
これは先に説明した「(発射の模擬音)」に同じである。
(標的装置1側からの撃ち返し模擬音)
複数のレーザー光線センサー9のいずれにもレーザー光線センサー9で命中(被弾)として感知されないので、レーザー光線センサー9はレーザー光線感知否の信号を出力する。支持台30では入力されたレーザー光線感知否の信号および設定装置35から伝送さる制御信号の信号処理を行って、表示信号処理部⇒表示信号出力部⇒表示信号入力部⇒模擬音発生回路⇒スピーカを経て発射区分「単発撃ち」に対応した「模擬音I」および発射区分「連発撃ち」に対応した「模擬音II」の指定された発射模擬音が発射の拡声音gとして、先の小銃装置11からの発射模擬音の次に発せられる。
なお小銃装置11からの発射模擬音と標的装置1側からの撃ち返し模擬音は音色を異にされる。
複数の小銃装置11側から第1のレーザー光線aが発射される場合から開始される射撃訓練については、全部が当たらなければ、上記の説明に該当するので説明は省略する。
更に、図4(A)、(B)を適用した射撃訓練の動作モードの他の一例として説明する。
この例は、標的装置1側から第2のレーザー光線dを小銃装置11側に対して発射開始する動作例の場合である。(最初に小銃装置11側から第1のレーザー光線aは発射されない。)
設定装置35から伝送さる制御信号は、標的装置1の支持台アンテナ34⇒表示信号処理部⇒表示信号出力部⇒表示信号入力部⇒模擬音発生回路⇒スピーカを経て標的装置1側からの発射として、発射区分「単発撃ち」に対応した「模擬音I」および発射区分「連発撃ち」に対応した「模擬音II」の指定された発射模擬音が発射の拡声音gとして発せられる。
このように、標的装置1側においても、小銃の単発撃ちを模した発射模擬音は、第2のレーザー光線発射1回に対応した模擬音は、約1秒間の長さで1回の拡声音であり、音色の種類を模擬音Iとしたものであり、他方、連続撃ちに対応した発射模擬音は、約1秒間の長さを3回連続させて、音色の種類を模擬音IIとし、各音色の波形は模擬音発生回路25のメモリに記憶されて選択されスピーカ21から発射模擬音の拡声音gを発する。
この後、先に説明した「1つの小銃装置11から標的装置1に向けて射撃に見立てて第1のレーザー光線が発射開始され」の射撃訓練の動作モードにつながれることもある。
これらの模擬音は、実際の銃器などの発射音あるいは命中されたときの破壊音など模擬したものをディジタル処理されてメモリに記憶されて用いる。
このようにして小銃装置側において、標的側から発する拡声音である異なる音色の模擬音によって標的に対するレーザー光線の着光結果が即時に認識される。
本発明は、射撃訓練システムに適用されて、その標的に利用することができる。
本発明の標的装置の要部の外観を示す全体正面図である。 本発明の模擬音発生部の要部の外観を示す斜視図である。 本発明の模擬音発生部の要部の構成を示すブロック図である。 本発明の模擬音発生部の模擬音の構成を示すタイミング波形図である。 従来技術の標的装置の適用例を示すシステム外観図である。
符号の説明
1、10 標的装置
2 標的板
3、30 支持台
4 昇降・回転駆動軸
5 支柱
6 発射・命中表示灯
7 レーザー光線発射部
8 発射・命中表示ブザー
9 レーザー光線センサー
11 小銃装置
12 小銃装置レーザー光線発射部
13 小銃装置アンテナ
20 模擬音発生部
21 スピーカ
22 スイッチ
23 接続コネクタ
24 表示信号入力部
25 模擬音発生回路
31 接続ケーブル
32 表示信号処理部
33 表示信号出力部
34 支持台アンテナ
35 設定装置
36 設定装置アンテナ
a 第1のレーザー光線
b 点灯表示光
c ブザー音
d 第2のレーザー光線
e 無線周波数制御信号
g 発射・命中模擬音

Claims (1)

  1. レーザー光線を発射する小銃装置からの該レーザー光線に対する標的となる標的装置であって、
    前記レーザー光線を感知する複数のレーザー光線センサーを所定位置に配置した標的板と、
    該標的板の姿勢を制御する駆動機構を含む支柱を介して該標的板を支持する支持台と、
    前記標的装置からレーザー光線を発射するために前記標的板に装着されたレーザー光線発射部と、
    異なる音色によって成る複数の発射模擬音および複数の命中模擬音を表示する複数の模擬音信号として予めメモリに記憶され、該メモリから読み出された該模擬音信号の一つが選択されて模擬音の拡声音を発する模擬音発生部と、
    前記標的板を予め定めた複数種類の姿勢の一つに制御する第1の制御信号を前記駆動機構に与え、前記複数の発射模擬音および前記複数の命中模擬音の中から任意の指定された前記模擬音を発音させるように制御する第2の制御信号を前記模擬音発生部に与え、さらに、予め定められた複数の発射区分のうち任意の一つを指定する第3の制御信号を前記レーザー光線発射部に与えるための制御信号伝達手段とを備え、
    前記模擬音発生部が発した前記模擬音の拡声音を前記小銃装置側にて聴取されることによって命中状況および前記小銃装置側と前記標的装置側の双方での発射状況を即時に認識される構成としたことを特徴とする標的装置。
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JP2010121914A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Toshiba Denpa Products Kk 射撃訓練用模擬対抗装置
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CN107952236A (zh) * 2017-12-11 2018-04-24 大连高马艺术设计工程有限公司 一种基于编码调制激光发射与感应的对战游乐系统
CN113916069A (zh) * 2021-10-09 2022-01-11 中国人民解放军军事科学院国防工程研究院工程防护研究所 一种光纤激光光幕靶
CN114061367A (zh) * 2021-11-11 2022-02-18 湖南数军物联网科技有限公司 任务模拟训练系统及训练方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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