JP2006094222A - テレビ放送受信装置及びテレビ放送方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】映像信号に挿入された二次元コードを随時取得し随所で閲覧できるようにする。
【解決手段】分離部18は、チューナ16から送られてくるテレビ放送信号から番組映像信号と二次元コードデータ信号を分離する。番組映像信号は映像処理回路20に送られる。番組映像信号は任意のテレビ番組の映像を内容とする。一方、二次元コードデータ信号は二次元コード映像生成部24に送られる。二次元コード映像生成部24は、二次元コードデータ信号に基づいて二次元コードの静止画の映像信号(二次元コード映像信号)を生成する。映像処理回路20は、番組映像信号と二次元コード映像信号を重畳した映像信号をモニタ22に送る。モニタ22には番組映像と二次元コードの映像が重畳された状態で表示される。
【選択図】 図2
【解決手段】分離部18は、チューナ16から送られてくるテレビ放送信号から番組映像信号と二次元コードデータ信号を分離する。番組映像信号は映像処理回路20に送られる。番組映像信号は任意のテレビ番組の映像を内容とする。一方、二次元コードデータ信号は二次元コード映像生成部24に送られる。二次元コード映像生成部24は、二次元コードデータ信号に基づいて二次元コードの静止画の映像信号(二次元コード映像信号)を生成する。映像処理回路20は、番組映像信号と二次元コード映像信号を重畳した映像信号をモニタ22に送る。モニタ22には番組映像と二次元コードの映像が重畳された状態で表示される。
【選択図】 図2
Description
本発明はテレビ放送受信装置及びテレビ放送方法に係り、特にテレビの番組映像に関連する情報を随時ユーザに取得させることのできるテレビ放送に関する。
従来、テレビ放送信号に挿入した二次元コードデータから所望の情報を得させる技術が開発されている。例えば特許文献1によると、送信側では、任意の提供データを二次元コード化した二次元コードの映像を本来の送信用映像に合成し、合成した映像の映像信号を送信する。受信側では、映像信号をテレビが受信してI/F装置に出力する。I/F装置は映像信号から二次元コードの映像を抽出する動作を行い、二次元コードの映像データがあればパソコンに出力する。パソコンは映像データによる二次元コードをデコードし提供データを復元する。
特開2004−228720号公報
ところが、特許文献1の技術では、パソコンに内蔵されたアプリケーションソフトにより映像信号の映像による二次元コードをデコードして提供データを取得する必要がある。また、取得した提供データはパソコンでしか利用できず閲覧場所がパソコンの設置場所に限られ不便である。本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、映像信号に挿入された二次元コードを随時取得し随所で閲覧できるようにすることを目的とする。
上述の課題を解決するため、本願発明に係るテレビ放送受信装置は、テレビ放送信号を受信する受信部と、受信したテレビ放送信号から番組映像信号と二次元コードデータ信号を分離する分離部と、分離された二次元コードデータ信号に基づいて二次元コード映像信号を生成する二次元コード映像生成部と、番組映像信号と二次元コード映像信号とを重畳して番組映像及び二次元コード映像をモニタに表示する映像処理部と、を備える。
モニタに表示された二次元コードを携帯電話機などの各種携帯端末で読み取り、テレビ番組に関連した情報の取得先を取り込めば、必要に応じて番組関連情報の取得先にアクセスし、番組関連情報を随時取得することができる。一旦二次元コードを読み込んでおけば、番組関連情報の取得先にアクセスできる限り、いつでも、どこでも各種携帯端末で番組関連情報を取得して閲覧でき便利である。
テレビ放送受信装置は、所定の操作入力を受け付ける操作部と、所定の操作入力に応じて二次元コード映像の表示又は非表示を切り替える表示制御部と、をさらに備えることが好ましい。
このようにすれば、二次元コードの映像を必要な場合に限ってモニタに表示させることができ、二次元コードの映像が番組映像の閲覧の妨げになることがない。
本願発明に係るテレビ放送方法は、番組映像を内容とする番組映像信号と番組映像に関連する情報の取得先を埋め込んだ二次元コードデータを内容とする二次元コードデータ信号を重畳したテレビ放送信号を送信することを含む。
このテレビ放送方法は、番組映像に関連する情報の取得先を埋め込んだ二次元コードデータを重畳したテレビ放送信号を送信する。送信されたテレビ放送信号は、本願発明に係るテレビ放送受信装置が受信する。
モニタに表示された二次元コードを携帯電話機などの各種携帯端末で読み込んでおけば、番組関連情報の取得先にアクセスできる限り、いつでも、どこでも番組関連情報を各種携帯端末で取得して閲覧でき便利である。
以下、添付した図面を参照し本発明の好ましい実施の形態を説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の好ましい実施形態に係るテレビ放送受信装置100の概略構成を示した図である。テレビ放送受信装置100は、アンテナ14、チューナ16、分離部18、映像処理回路20、二次元コード映像生成部24、ROM25、表示制御部28を備えている。
図1は、本発明の好ましい実施形態に係るテレビ放送受信装置100の概略構成を示した図である。テレビ放送受信装置100は、アンテナ14、チューナ16、分離部18、映像処理回路20、二次元コード映像生成部24、ROM25、表示制御部28を備えている。
アンテナ14は、番組映像信号を含んだテレビ放送信号を放送局1から受信する。このテレビ放送信号には、放送局1側で走査線(日本では525本)のうち使用していない4本(垂直ブランキング期間)に二次元コードデータ信号が重畳されている。二次元コードデータには、テレビ放送の番組に関連する情報(以下番組関連情報という)の取得先を示す情報(以下取得先情報という)が埋め込まれている。
チューナ16には、アンテナ14の受信したテレビ放送信号が入力される。チューナ16では、周波数変換や、アナログ信号をデジタル復調するなどの処理が行なわれる。チューナ16の出力は分離部18に送られる。分離部18は、チューナ16から送られてくるテレビ放送信号から番組映像信号と二次元コードデータ信号を分離する。番組映像信号は映像処理回路20に送られる。番組映像信号は任意のテレビ番組の映像を内容とする。
一方、二次元コードデータ信号は二次元コード映像生成部24に送られる。二次元コード映像生成部24は、二次元コードデータ信号に基づいて二次元コードの静止画の映像信号(二次元コード映像信号)を生成する。具体的には、二次元コード映像生成部24は、二次元コード表示パターンデータが格納されたROM25を参照し、二次元コードデータ信号に含まれる情報をモニタ22に表示するのに必要な二次元コード表示パターンデータをROM25から読み出してこれを二次元コード映像信号に変換する。二次元コード映像生成部24の生成した二次元コード映像信号は表示制御部28を介して映像処理回路20に出力される。
映像処理回路20は、番組映像信号と二次元コード映像信号を重畳した映像信号をモニタ22に送る。モニタ22には番組映像と二次元コードの映像が重畳された状態で表示される。図2は二次元コードの映像の表示例を示す。この図に示すように、モニタ22上には、番組映像Vに二次元コードの映像Xが重畳された状態で表示されている。二次元コードの映像Xは、携帯電話機200のコードリーダ200aで読み取ることができる。携帯電話機200は、読み取った二次元コードから取得先情報を取得する。二次元コードの映像Xを読み取るのは携帯電話機200に限らず、コードリーダ200aを備えたPDAなどの各種携帯端末であってもよい。
例えば、番組が歌謡ショーであれば、番組関連情報はその番組の出演者の唄を携帯電話機200で再生するアプリケーションであり、取得先情報はそのアプリケーションのダウンロードサイトのURLである。あるいは、番組が料理番組であれば、その料理のレシピを記載したWebページが番組関連情報であり、そのWebページのURLが取得先情報として二次元コードに埋め込まれている。
なお、表示制御部28は、リモコン30や図示しない操作パネルなどで構成される操作部への所定操作に応じ、二次元コードの映像Xの表示/非表示を切り替える。二次元コードの映像Xが必要な場合にだけ表示させれば、二次元コードの映像が表示されたままで番組映像の視聴の妨げになることがない。
以上説明した通り、モニタ22に表示された二次元コードを携帯電話機200などの各種携帯端末で読み取り、テレビ番組に関連した番組関連情報の取得先を取り込めば、必要に応じてその取得先にアクセスし、番組関連情報を随時取得することができる。一旦二次元コードを読み込んでおけば、番組関連情報の取得先にアクセスできる限り、いつでも、どこでも各種携帯端末で番組関連情報を取得して閲覧でき便利である。
<第2実施形態>
本発明の適用範囲は第1実施形態のようなアナログテレビ放送に限られず、CS(通信衛星)、BS(放送衛星)、地上波デジタル放送などの各種デジタル放送にも適用可能である。デジタル放送では、テレビ放送信号が番組映像データ以外のデータ(データ放送データ)を番組映像データとともに一括して送信できるから、二次元コードの静止画映像データそのものを、静止画モジュールの伝送の繰り返し(いわゆるデータカルーセル方式)で送信することができる。
本発明の適用範囲は第1実施形態のようなアナログテレビ放送に限られず、CS(通信衛星)、BS(放送衛星)、地上波デジタル放送などの各種デジタル放送にも適用可能である。デジタル放送では、テレビ放送信号が番組映像データ以外のデータ(データ放送データ)を番組映像データとともに一括して送信できるから、二次元コードの静止画映像データそのものを、静止画モジュールの伝送の繰り返し(いわゆるデータカルーセル方式)で送信することができる。
この場合、図3に示すように、テレビ放送受信装置100にモジュール解析部26を設けておく。まず、分離部18は、チューナの受信したテレビ放送信号から、番組映像データとデータ放送データを分離し、番組映像データは映像処理回路20へ、データ放送データはモジュール解析部26へ出力する。モジュール解析部26は、データ放送データの静止画モジュールを解析する。解析されたデータは二次元コード映像生成部24に送られ、当該データから二次元コード映像を生成する。映像処理回路20は、番組映像と二次元コード映像を重畳した映像信号をモニタ22に送る。こうすれば、第1実施形態と同様、二次元コードの映像が番組映像と重畳された状態でモニタ22に表示される。
100:テレビ放送受信装置、200:携帯電話機
Claims (3)
- テレビ放送信号を受信する受信部と、
前記受信したテレビ放送信号から番組映像信号と二次元コードデータ信号を分離する分離部と、
前記分離された二次元コードデータ信号に基づいて二次元コード映像信号を生成する二次元コード映像生成部と、
前記番組映像信号と前記二次元コード映像信号とを重畳して番組映像及び二次元コード映像をモニタに表示する映像処理部と、
を備えるテレビ放送受信装置。 - 所定の操作入力を受け付ける操作部と、
前記所定の操作入力に応じて前記二次元コード映像の表示又は非表示を切り替える表示制御部と、
をさらに備える請求項1に記載のテレビ放送受信装置。 - 番組映像を内容とする番組映像信号と前記番組映像に関連する情報の取得先を埋め込んだ二次元コードデータを内容とする二次元コードデータ信号を重畳したテレビ放送信号を送信することを含むテレビ放送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004278171A JP2006094222A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | テレビ放送受信装置及びテレビ放送方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104584546A (zh) * | 2012-08-17 | 2015-04-29 | Nec卡西欧移动通信株式会社 | 便携式终端装置以及程序 |
-
2004
- 2004-09-24 JP JP2004278171A patent/JP2006094222A/ja active Pending
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US9781409B2 (en) | 2012-08-17 | 2017-10-03 | Nec Corporation | Portable terminal device and program |
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