JP2006089259A - Rope securing device of elevator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、エレベータの乗りかごを昇降駆動するロープの端部をガイドレールに対して固定するためのロープ固定装置に関する。 The present invention relates to a rope fixing device for fixing an end of a rope that drives an elevator car up and down to a guide rail.
図14は従来の2:1ローピング方式の機械室レストラクションシーブ式エレベータの一例を概略的に示す斜視図、図15は従来のロープ固定装置の正面図、図16は図15のロープ固定装置の側面図、図17は図14のエレベータの乗りかごが最上階にあるときの正面概要図である。 14 is a perspective view schematically showing an example of a conventional 2: 1 roping type machine room rest traction sheave elevator, FIG. 15 is a front view of a conventional rope fixing device, and FIG. 16 is a drawing of the rope fixing device of FIG. FIG. 17 is a schematic front view when the elevator car of FIG. 14 is on the top floor.
図14に示すように、乗りかご101の上部には一対のかごシーブ102が設けられており、これらに掛け渡されたロープ103により乗りかご101が懸架されている。さらに、ロープ103は昇降路上部に設けられた駆動装置104のシーブ105に掛け渡され、釣り合いおもり106の上部に設けられた釣り合いおもりシーブ107に掛け渡されている。そして、ロープ103の両端部は、乗りかご101を昇降方向に案内するガイドレール108の上部に取り付けられたロープ固定装置109によって固定されている。
As shown in FIG. 14, a pair of
図15、図16に示すように、ロープ固定装置109は、ガイドレール108の背面にボルト110及びナット111によって取り付けられた平面視コの字形の補強材112を介してガイドレール108に取り付けられている。113はブラケットで、補強材112の一方の側端部に取り付けられ、矩形板状の本体113aと、その正面に取り付けられた左右一対の三角形状の支持部113bとから成っている。この本体113a及び各支持部113bの上端には板状のベース115が溶接により取り付けられている。
As shown in FIGS. 15 and 16, the
ロープ103の端部には固定ロッド116が同軸状に取り付けられ、この固定ロッド116はベース115に垂直方向に形成された貫通穴115aに挿入されている。固定ロッド116におけるベース115の上方に突出した部分にはコイルバネ117が同軸状に遊嵌され、その上端は固定ロッド116の上端に挿通されたワッシャ状のストッパ118の下面に当接し、このストッパ118の上面は固定ロッド116の上端に螺着されたナット119に当接している。
A
ところで、上記従来のロープ固定装置109は、ガイドレール108に取り付けられており、乗りかご101が下の階に有るときには、かごシーブ102とロープ固定装置109との間に十分な距離が有るため、ロープ103はほぼ垂直下方に引っ張られる。
By the way, the conventional
しかし、図17に示すように、乗りかご101が最上階又はその付近にあるときには、かごシーブ102とロープ固定装置109が接近し、ロープ103が斜めに引っ張られる。機械室レスエレベータでオーバーヘッド寸法を短くしようとすると、かごシーブ102とロープ固定装置109がさらに接近して角度は厳しくなる。
However, as shown in FIG. 17, when the
このような状態では、乗りかご101の上下によりロープ固定装置109の各部にはロープ固定ロッド116の軸方向と公差する方向の力が繰り返し荷重となってかかるため、単なる垂直荷重がかかるときよりも強度的に厳しく、繰り返しの疲労に耐えうるように強固に構成する必要が有る。
In such a state, the force in the direction that is in tolerance with the axial direction of the
即ち、ロープ103が斜めに引っ張られたとき、ロープ固定ロッド116がベース115の貫通穴の角に当接し、曲げ力を受けるため強度的に厳しい条件となり、寿命が短くなる。また、ロープ103とロープ固定ロッド116との接続部も曲げ力を受けるため、同様の問題が生じる。
That is, when the
さらに、ロープ固定ロッド116がベース115の貫通穴に接触することにより、振動、騒音が生じるという問題も有る。
Furthermore, when the
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロープが垂直方向に対して傾斜した方向に引っ張られる時においても、ロープ固定ロッドが軸方向と公差する方向の荷重を受けないようにすることにより、強度的に有利となって寿命が長くなるとともに、振動、騒音が生じないようにしたエレベータのロープ固定装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and its object is to receive a load in a direction in which the rope fixing rod is in a tolerance with the axial direction even when the rope is pulled in a direction inclined with respect to the vertical direction. It is an object of the present invention to provide a rope fixing device for an elevator which is advantageous in terms of strength and has a long life and is free from vibration and noise.
上記問題点を解決するために、本発明のエレベータのロープ固定装置は、乗りかごを昇降方向に案内するガイドレールに取り付けられたブラケットと、前記乗りかごを懸架するロープの端部に同軸状に取り付けられたロープ固定ロッドと、このロープ固定ロッドを前記ブラケットに対して垂直に取り付けるとともに、前記ロープから垂直方向に対して傾斜した引張力が前記ロープ固定ロッドに与えられたときに前記ロープ固定ロッドが前記ロープと一直線の状態を保つように前記ロープ固定ロッドを保持するロッド取付手段とを具備することを特徴としている。 In order to solve the above problems, an elevator rope fixing device according to the present invention includes a bracket attached to a guide rail that guides the car in the up-and-down direction, and a coaxial end on the end of the rope that suspends the car. An attached rope fixing rod and the rope fixing rod when the rope fixing rod is attached perpendicularly to the bracket, and the rope fixing rod is subjected to a tensile force inclined with respect to the vertical direction from the rope. Comprises rod attachment means for holding the rope fixing rod so as to keep a straight line with the rope.
本発明によれば、ロープが垂直方向に対して傾斜した方向に引っ張れる時においてもロープ固定ロッドには軸方向の荷重のみが作用するため、ロープ固定ロッドやロープとの接続部が損傷しにくくなって寿命が長くなるとともに、振動、騒音が生じることもない。 According to the present invention, even when the rope is pulled in a direction inclined with respect to the vertical direction, only the load in the axial direction acts on the rope fixing rod, so that the connection portion with the rope fixing rod and the rope is hardly damaged. As a result, the service life is extended and vibration and noise are not generated.
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態のロープ固定装置の正面図、図2は第1の実施形態の側面図、図3は第1の実施形態の作用の説明図である。なお、本実施形態において、ロープ固定装置以外の部分については上記従来例と同一の符号を付して説明を省略してある。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 is a front view of a rope fixing device according to a first embodiment of the present invention, FIG. 2 is a side view of the first embodiment, and FIG. 3 is an explanatory view of the operation of the first embodiment. In addition, in this embodiment, about the part other than a rope fixing apparatus, the code | symbol same as the said prior art example is attached | subjected and description is abbreviate | omitted.
図1、図2に示すロープ固定装置1は、機械室レスのエレベータに使用されるものであって、乗りかご(図示せず)を昇降方向に案内するガイドレール108の上端に補強材112を介して取り付けられたブラケット2と、乗りかごを懸架するロープ103の端部に同軸状に取り付けられたロープ固定ロッド3と、このロープ固定ロッド3をブラケット2に対して取り付けるロッド取付手段4とを備えている。
The
ブラケット2は鋼板から成り、矩形板状の本体2aと、その正面に溶接や締結部材等により固定された左右一対の三角形状の支持部2bとを有している。各支持部2bにはそれぞれ一対の円形の貫通穴2baが前後方向に並ぶように設けられている。
The
ロッド取付手段4は、各支持部2bの貫通穴2baにより水平かつ回転可能に軸支された一対の円柱状のシャフト5と、このシャフト5の両端における支持部2bから突出した部位に取り付けられた抜け止め用のピン6と、各ロープ固定ロッド3に遊嵌されたコイルバネ7と、各ロープ固定ロッド3の上端に挿通され、コイルバネ7の上端に当接したワッシャ状のストッパ8と、その上方に位置するとともにロープ固定ロッド3の上端に螺着されたナット9とを有している。
The rod attachment means 4 is attached to a pair of
各シャフト5の上部中央には矩形状の水平面5aが軸方向に延びるように形成されている。また、シャフト5にはロープ固定ロッド3を軸方向に貫通させる一対の貫通穴5bが垂直方向に形成されており、これらの上端は水平面5aに開口している。
A rectangular
コイルバネ7は、各ロープ固定ロッド3におけるシャフト5の上方に突出した部位に同軸状に遊嵌され、その下端は水平面5aにより支持されている。コイルバネ7の上端はストッパ8の下面に当接し、ストッパ8の上面はナット9の下面に当接している。すなわち、ロープ固定ロッド3はシャフト5に対して垂直かつ軸方向に移動可能に弾性支持された状態となっている。
The
このような構成によれば、乗りかごが最上階に接近してロープ103が傾斜しようとすると、各ロープ固定ロッド3には、垂直方向に対して傾斜した引張力がロープ103から与えられるようになり、この引張力の水平方向の分力によって各シャフト3が回動し、図3に示すように、各ロープ固定ロッド3はロープ103と一直線の状態を保つ
したがって、ロープ103が傾斜した状態において、ロープ固定ロッド3、及びロープ固定ロッド3とロープ103の接続部には軸方向の力のみが作用するので、軸方向と交差する方向の力によって損傷することがないとともに、振動、騒音が生じることもない。
According to such a configuration, when the car approaches the top floor and the
なお、図4、図5に示すように、ブラケット2の支持部2bを前後に対向するように配置し、複数のシャフト5を横方向に一列に並べた状態でブラケット2に支持させるようにしてもよい。この場合、各ロープ103は、乗りかごに取り付けられたかごシーブに向かって互いに接近する方向に引っ張られる。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。図6は本発明の第2の実施形態の正面図である。なお、以下の各実施形態において、第1の実施形態と同一又は類似の部分には同一の符号を用いており、重複する説明は省略してある。 Next, a second embodiment of the present invention will be described. FIG. 6 is a front view of the second embodiment of the present invention. In the following embodiments, the same reference numerals are used for the same or similar parts as those in the first embodiment, and duplicate descriptions are omitted.
このロープ固定装置10では、シャフト5がブラケット2の支持部2bに軸受け11を介して回転可能に支持されている。このような軸受け11としては、例えばオイレスブッシュや転がり軸受け等を用いることができる。
In this
このような構成によれば、シャフト5とブラケット2の間に生じる摩擦でシャフト5がブラケット2にかじって回転が妨げられる恐れが無くなり、シャフト5が常にスムーズに回転することができる。
According to such a configuration, there is no possibility that the
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。図7は本発明の第3の実施形態の正面図、図8は側面図である。 Next, a third embodiment of the present invention will be described. FIG. 7 is a front view of a third embodiment of the present invention, and FIG. 8 is a side view.
このロープ固定装置12では、ロープ固定ロッド3をブラケット2に取り付けるロッド取付手段13が、ブラケット2の上端に水平に取り付けられた板状のベース14と、このベース14の上面に載置された半球状のバネ受け15と、各ロープ固定ロッド3に遊嵌されたコイルバネ16と、各ロープ固定ロッド3の上端に挿通され、コイルバネ16の上端に当接したワッシャ状のストッパ17と、その上方に位置するとともにロープ固定ロッド3上端に螺着されたナット18とを有している。
In this
ベース14は鋼材により形成され、ブラケット2の本体2aと各支持部2bの上端に溶接や締結部材等により固定されている。ベース14には、ロープ固定ロッド3より大径の複数個の貫通穴14aが垂直方向に形成されている。
The
バネ受け15は、上面が平面且つ下面が球面で、ロープ固定ロッド3を貫通させる中心穴15aが垂直方向に形成され、ベース14の上面に形成された貫通穴14aの開口部に対向するように配置されている。
The
コイルバネ16は、ロープ固定ロッド3におけるバネ受け15の上方に突出した部位に同軸状に遊嵌されており、下端がバネ受け15の上面により支持されている。コイルバネ16の上端はストッパ17の下面に当接し、ストッパ17の上面はナット18の下面に当接している。すなわち、ロープ固定ロッド3はベース14及びバネ受け15に対して垂直かつ軸方向に移動可能に弾性支持された状態となっている。
The
このような構成によれば、乗りかごが最上階に接近してロープ103が傾斜しようとすると、各ロープ固定ロッド3には、垂直方向に対して傾斜した引張力がロープ103から与えられるようになる。この引張力の水平方向の分力によってバネ受け15が回動するため、第1の実施形態と同様に、各ロープ固定ロッド3はロープ103と一直線の状態を保つ。
According to such a configuration, when the car approaches the top floor and the
したがって、ロープ103が傾斜した状態において、ロープ固定ロッド3、及びロープ固定ロッド3とロープ103との接続部には軸方向の力のみが作用するので、軸方向と交差する力によって損傷することがないとともに、振動、騒音が生じることもない。
Therefore, in the state in which the
次に、本発明の第4の実施形態を説明する。図9は本発明の第4の実施形態の要部拡大図である。 Next, a fourth embodiment of the present invention will be described. FIG. 9 is an enlarged view of the main part of the fourth embodiment of the present invention.
本実施形態のロープ固定装置19の基本的な構成は第3の実施形態と同様であり、異なる点はバネ受け15の上面に座ぐり穴15bを設けている点である。この座ぐり穴15bは、コイルバネ16の下端部が嵌入するように形成されている。
The basic configuration of the
このような構成によれば、コイルバネ16が横にずれたり傾いたりするのを防ぐことができる。したがって、コイルバネ16は常に軸方向に荷重を受けることになり、コイルバネ16の弾性力を完全に発揮することができる。また、コイルバネ16に起因する振動、騒音も無くすことができる。
According to such a configuration, the
次に、本発明の第5の実施形態を説明する。図10は本発明の第5の実施形態の要部拡大図である。 Next, a fifth embodiment of the present invention will be described. FIG. 10 is an enlarged view of an essential part of the fifth embodiment of the present invention.
本実施形態のロープ固定装置20の基本的な構成は第3の実施形態と同様であり、異なる点は、ベース14の貫通穴14aの上端周縁部にバネ受け15の球面を受け止め支持する球面状や平面状の面取り14bを全周にわたって形成した点である。
The basic configuration of the
このような構成によれば、バネ受け15とベース14との接触面積が大きくなってこれらの間に生じる荷重が分散されるので、バネ受け15がスムーズに回動することができる。
According to such a configuration, since the contact area between the
次に、本発明の第6の実施形態を説明する。図11は本発明の第6の実施形態の要部拡大図である。 Next, a sixth embodiment of the present invention will be described. FIG. 11 is an enlarged view of the main part of the sixth embodiment of the present invention.
本実施形態のロープ固定装置21の基本的な構成は第3の実施形態と同様であり、異なる点は、バネ受け15とベース14の間に環状の凹状球面座金22を設けた点である。
The basic configuration of the
この凹状球面座金22の上端には、バネ受け15の球面に密着するように形成された球面状の支持面が形成されている。
A spherical support surface is formed on the upper end of the concave
このような構成によれば、バネ受け15が球面により受け止め支持されているため、スムーズに回動することができる。また、この種の座金は市販品として供給されているため、ベース14に面取りを形成するよりも製造が容易であり、コストダウンを図ることができる。
According to such a configuration, since the
なお、このような座金を設けることによってバネ受け15がベース14の上面の上方に位置することになるため、高さ方向に座金を設ける寸法的余裕が有る場合に適用可能となる。
Since the
次に、本発明の第7の実施形態を説明する。図12は本発明の第7の実施形態の要部拡大図である。 Next, a seventh embodiment of the present invention will be described. FIG. 12 is an enlarged view of the main part of the seventh embodiment of the present invention.
本実施形態のロープ固定装置23の基本的な構成は第4の実施形態と同様であり、異なる点は、バネ受け15が市販されている凸状球面座金によって形成されている点である。この凸状球面座金は、平面状の上面15bと、この上面15bに直交する側面15cと、球面状の下面15dとを有している。
The basic configuration of the
このような構成によれば、第4の実施形態の効果に加えて、バネ受け15が市販品の座金で形成されているため、製造が容易となり、コストダウンを図ることができるという効果が得られる。
According to such a configuration, in addition to the effect of the fourth embodiment, since the
次に、本発明の第8の実施形態を説明する。図13は本発明の第8の実施形態の要部拡大図である。 Next, an eighth embodiment of the present invention will be described. FIG. 13 is an enlarged view of a main part of the eighth embodiment of the present invention.
本実施形態のロープ固定装置24の基本的な構成は第5の実施形態と同様であり、異なる点は、ベース14の上面の貫通穴14の開口部の周囲に凹状球面座金22が嵌入する凹部14bを設けた点である。
The basic configuration of the
このような構成によれば、凹状球面座金19が位置ずれするのを防ぐことができる。凹状球面座金22が位置ずれすると、ロープ固定ロッド3がベース14の貫通穴14aに接触したりしてロープ固定ロッド3のスムーズな姿勢変化が妨たげられることがあるが、本実施形態では、そのような問題が生じるのを防止することができる。
According to such a configuration, the concave
なお、上記の各実施形態では、本発明を機械室レスのエレベータに使用するロープ固定装置に適用した場合について説明したが、本発明は機械室有りのエレベータに使用されるロープ固定装置に適用することもできる。 In each of the above embodiments, the case where the present invention is applied to a rope fixing device used for an elevator without a machine room has been described. However, the present invention is applied to a rope fixing device used for an elevator with a machine room. You can also.
その他にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記の各実施形態に種々の改変を施すことができる。 In addition, various modifications can be made to the above-described embodiments without departing from the gist of the present invention.
1、10、12、19、2123、24 ロープ固定装置
2 ブラケット
3 ロープ固定ロッド
4 ロッド取付手段
5 シャフト
7 コイルバネ(支持手段)
8 ストッパ(支持手段)
11 軸受け
13 ロッド取付手段
14 ベース
14b 凹部
15 バネ受け
15b ザグリ
16 コイルバネ
17 ストッパ
22 凹状球面座金(支持部材)
1, 10, 12, 19, 2123, 24
8 Stopper (support means)
11
Claims (10)
The elevator rope fixing device according to any one of claims 4 to 9, wherein the spring support is a spherical washer.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004279579A JP2006089259A (en) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | Rope securing device of elevator |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004279579A JP2006089259A (en) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | Rope securing device of elevator |
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Publication Number | Publication Date |
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