JP2006088142A - 生ごみ処理装置 - Google Patents

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JP2006088142A JP2005088472A JP2005088472A JP2006088142A JP 2006088142 A JP2006088142 A JP 2006088142A JP 2005088472 A JP2005088472 A JP 2005088472A JP 2005088472 A JP2005088472 A JP 2005088472A JP 2006088142 A JP2006088142 A JP 2006088142A
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Abstract

【課題】一般家庭や飲食店などに備え、悪臭発生を低減できる生ごみ処理装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る生ごみ処理装置は、生ごみを撹拌槽の内部に投入し、相異なる高さに設けられ回転する複数の撹拌翼の撹拌作用によって均一に混ざり合うようにすると同時に、撹拌槽の内部に発酵に必要な酸素が十部に供給されうるようにすることによって生ごみが均一に発酵するようにし、悪臭発生を低減するようにして、使用上の便宜性を向上させ、生ごみの排出量を著しく軽減させる構成である。
【選択図】図2

Description

本発明は生ごみ処理装置に係り、さらに詳しくは家庭や飲食店などに備えて各家庭や飲食店などから排出される各種の食べ物滓などの生ごみを撹拌槽の内部に投入し、上中下の相異なる高さに設けられ回転する撹拌翼の撹拌作用によって均一に混合させると同時に、撹拌槽の内部に発酵に必要な酸素が十分に供給できるようにすることによって生ごみを均一に発酵させ、悪臭発生を低減して使用上の便宜性を向上させつつ、生ごみの排出量が著しく減るようにした生ごみ処理装置に関する。
1800年代以降世界的に人口が爆発的に増加し、数多くの人口が都市に集中することから各家庭や食堂などから排出される生ごみによる環境汚染が深化されることによって生ごみの処理問題が世界的に深刻な社会問題として擡頭してきている。
韓国も例外ではなく、全国で一日に捨てられる生ごみは8トン大型トラック1、400台分に相当する1万1、237トンに至っている。
韓国食品開発研究院が2001年に行った研究結果によれば、捨てられる生ごみを金額に換算すると年間14兆7千億ウォンに至り、このうち飲食店など外食部門で生ごみとして捨てられる経済的な損失は8兆4千億ウォンに達すると分析され、このような生ごみを処理するのに年間4千億ウォン以上の予算が必要であると集計されている。
このように、生ごみは貴重な食糧資源の浪費であると同時に処理費用の浪費でもあるので、社会の構成員は生ごみをさらに減らすように努力しなければならない。
一般的に、生ごみは埋立て或いは焼却の方法で処理される。
生ごみは80%以上の水分を含有しており、また、腐敗しやすい有機性物質も含んでいるので、生ごみをそのまま埋め立てる方式で処理する場合には、腐敗する過程で発生される窒素と硫黄化合物による悪臭が発生することは勿論、蝿、蚊など害虫の繁殖を誘発する問題がある。
また、生ごみをそのまま埋め立てる場合には高濃度の浸出水が排出されて、土壌を広範に汚染するという深刻な問題があり、この理由で埋め立て施設が嫌悪すべき施設の一つとして認識されているので、埋め立て施設の敷地確保が難しく、また、メンテナンスに莫大な費用がかかるので次第に建設が制限されている深刻な状況である。
前述したように生ごみ発生量は急激に増加する一方、埋め立て施設は非常に足りなくなることから、生ごみの体積を減す方法の一つとして焼却処理する方法が提案された。
しかし、生ごみを焼却処理することにより、その体積をある程度減らせるが、生ごみは多量の水分を含有しているため焼却効率に悪く、不完全燃焼によって各種有害物質が排出され大気汚染など2次的な環境汚染が誘発される問題点がある。
このような状況により、最近は生ごみの排出量を画期的に減らすためには各家庭、飲食店などで生ごみを1次的に発酵処理すべきという方策が提案されている現状である。
家庭、飲食店などに備える小規模の生ごみ処理装置については、例えば特許文献1に生ごみを容器に入れ、容器内部に設けられた回転羽根で攪拌し、排気を脱臭器を設けて脱臭しつつ、発酵・分解させる装置が開示されている。生ごみを発酵・分解処理しようとする場合、生ごみを効率よく攪拌することが必要であるが、特許文献1の技術は回転羽根は小さく、攪拌能力が不十分であるという問題がある。
特開平9−157076号公報
本発明は前述したような問題点を解決するために案出されたもので、その目的は家庭や飲食店などに備えて各家庭や飲食店などから排出される各種の食べ物滓などの生ごみを撹拌槽の内部に投入し、相異なる高さに設けられ回転する複数の撹拌翼の撹拌作用によって均一に混合されるようにすると同時に、撹拌槽の内部に発酵に必要な酸素が十分に供給されるようにして生ごみを均一に発酵させ、悪臭発生を低減して使い勝手をよくし、生ごみの排出量を著しく減らすようにした新たな生ごみ処理装置を提供することである。
上記の目的を達成するため、本発明に係る生ごみ処理装置は背面と上部面が開放され、内周面の所定高さに受け爪が形成された所定体積のハウジングと、該ハウジングの底面上でブラケットによって上向きに固設された状態で外部の電源が印加される場合に定まった方向に回転駆動される駆動モータと、ハウジング上に形成された受け爪に載置された状態で固定され、後ろ側に四角形状よりなる所定サイズの貫通孔が形成され、駆動モータのモータ軸の垂直上方に該当する部位には軸嵌合孔が形成された支持プレートと、ハウジングの内部で支持プレートの上部面に置かれ、上部面は開放され底面の中心にはモータ軸が挿入される軸嵌合孔が形成される一方、その外周面の上部の所定位置には給気孔が、給気孔の反対側には排気孔が形成された円筒状の撹拌槽と、撹拌槽の内部に上部から挿入設置され、その下端の底面にはモータ軸が挿入され共に回転される軸受け溝が形成され、相異なる高さに該当する外周面上には所定長さの連結片が一体に固定された所定長さのシャフトと、シャフト上の各連結片の外側端に固定され、シャフトの中心に対して所定角度範囲に該当する円弧状に形成された撹拌翼と、シャフトの中間高さから所定角度範囲に亘って円弧状に設けられシャフトの回転時生ごみを外部に押し出す補助撹拌翼と、支持プレート上の貫通孔に挿入設置された状態で前記撹拌槽上の給気孔と排気孔にパイプで連結される給気及び脱気部と、ハウジングの上部面に被せられて固定され、中心部に撹拌槽と連通されるごみ投入孔が形成された上部プレートと、上部プレートの上面の後ろ側にヒンジ結合されごみ投入孔を開閉させるカバーを含む。
本発明に係る生ごみ処理装置は、各家庭や飲食店などに備えられ、発生する生ごみを撹拌槽内に挿入した後、微生物発酵剤を入れ撹拌すれば、生ごみは均一に混ぜ合って発酵され、発酵過程中に酸素が十分に供給され、排ガス中に含有された悪臭は別の装置によって捕集することによって処理時の悪臭の発生は著しく低減されるので、極めて使い勝手がよくなる利点がある。
また、生ごみを家庭や飲食店などで発酵させた後排出するためその体積が非常に少なくなり、しかも、リサイクルが可能となるので生ごみ処理にかかる費用を大幅に節減できるのみならず、土壌汚染及び大気汚染など環境汚染を予防することができる。
以下、添付した図面に基づき本発明の望ましい実施形態を詳述する。
図1は本発明に係る生ごみ処理装置を示す斜視図であり、図2は本発明に係る生ごみ処理装置の分解斜視図である。
図3は本発明に係る生ごみ処理装置の要部拡大斜視図であり、図4は本発明に係る生ごみ処理装置の作用を示す拡大断面図である。
本発明に係る生ごみ処理装置は撹拌槽の内部に投入されたごみが、シャフト上の相異なる高さに設けられ、回転される複数の撹拌翼の撹拌作用によって均一に混ぜ合わせると同時に、撹拌槽の内部に発酵に必要な酸素が十分に供給されうるようにすることによって生ごみが均一に発酵されるようにし、悪臭発生が低減されるように構成される。
図1乃至図4に示すように、本発明に係る生ごみ処理装置10は所定サイズのハウジング12と、ハウジング12の底面13に設けられる駆動モータ14と、ハウジング12の内周面に設けられる支持プレート16と、支持プレート16の上部面に垂直に設置される撹拌槽18を含む。
さらに、撹拌槽18の垂直方向の中心線に沿って設けられるシャフト20と、シャフト20上に設けられる撹拌翼22と、撹拌槽18に空気を供給すると同時に撹拌槽18内から発生するガスから悪臭を除去する給気及び脱気部24と、上部プレート26及びカバー28を含む。
ハウジング12は背面15と上部面17が開放され、内周面の所定高さに受け爪12aが形成された所定体積の六面体形状である。
駆動モータ14はハウジング12の底面13上にブラケット30によってモータ軸14aが上向きになるように固設され、外部から電源が印加される場合に定まった方向に回転駆動されるように構成される。
支持プレート16はハウジング12の内周面に形成された受け爪12aに載置された状態でスクリューなどの締結部材によって固定される。
支持プレート16の後ろ側(背面15側)には所定のサイズを有する四角形状の貫通孔16aが形成され、駆動モータ14のモータ軸14aの垂直上方に該当する部位には軸嵌合孔16bが形成される。
撹拌槽18は円筒状で、ハウジング12の内部で支持プレート16の上部面に設けられるが、撹拌槽18の上部面17は開放され、底面の中心にはモータ軸14aが挿入される軸嵌合孔18aが形成される。
また、撹拌槽18の外周面の上部の所定位置には給気孔18bが形成され、給気孔18bの反対側に該当する外周面上(円筒形の中心軸に対して対称の位置)には排気孔18cが形成される。
シャフト20は撹拌槽18の上部から垂直方向の中心線に沿って内部に挿入設置され、その下端の底面にはモータ軸14aが挿入され共に回転される軸受け溝20aが形成される。
シャフト20の外周面上の相異なる高さには所定長さを有する複数の連結片20bが一体に固定されるよう構成され、各連結片20bの外側端にはそれぞれ撹拌翼22が固設される。
撹拌翼22はシャフト20の中心に対して所定の角度範囲に該当する円弧状に形成される。
給気及び脱気部24は支持プレート16の後ろ側に形成された四角形状の貫通孔16aを通じて下方に挿入設置される。給気及び脱気部24は内部が隔壁によって左右の2つの空間に分割され、それぞれ撹拌槽18上の給気孔18bと排気孔18cとパイプ(P)によって連結される。
給気孔18bと連結された空間の内部には給気のためのファンモータ24aが設けられ、排気孔18cと連結された空間の内部には撹拌槽18から排出された排ガス中に含有された悪臭を除去するために水24bまたはフィルタを充填することも可能である。
一方、上部プレート26はハウジング12の上部面17に固設され、その中心部には撹拌槽18と連通される所定サイズのごみ投入孔32が形成される。
上部プレート26の上面には上部プレート26の上面の後ろ側に上下方向に回動されるようにヒンジ結合され、ごみ投入孔32を開閉するカバー28が設けられる。
また、シャフト20の中間高さにはそのシャフト20の回転時に時計回り方向に回転しつつ撹拌槽18内で鋸屑と混合された生ごみを外側に押し出す役割を果たす回転軸に略垂直な帯状の補助撹拌翼34が、所定角度範囲で反時計方向に回転中心から遠ざかるような円弧状に設けられる。
駆動モータ14の駆動制御と給気及び脱気部24を構成するファンモータの駆動制御は通常のスイッチのオン/オフ操作によってなされる。
各家庭または飲食店などから排出される生ごみを生ごみ処理装置10で発酵処理しようとする場合の手順は次の通りである。
まず、カバー28を上方に回転させ、上部プレート26の上面に形成されたごみ投入孔32が開放されるようにした状態で生ごみを撹拌槽18内に投入する。 この際、撹拌槽18内には微生物発酵剤が含有された適正量の鋸屑が投入されることが望ましい。
この状態でハウジング12上の所定位置に設けられたスイッチ(図示せず)を”オン”状態に操作すれば、駆動モータ14が定まった方向に回転駆動される。
駆動モータ14が回転駆動されれば、撹拌槽18内の垂直方向の中心線に沿って設けられた状態で駆動モータ14のモータ軸14aと結合されたシャフト20が同一方向に回転され、よってシャフト20上の各連結片20bの外側端に一体に結合された撹拌翼22も同じ方向に回転しつつ撹拌槽18内に充填された生ごみを均一に撹拌する。
このような撹拌過程では各撹拌翼22の設置高さが相異なるため、撹拌槽18の下方に存する生ごみは上方に掬い上げられ、上方に存する生ごみは下方に混ざり合いながら均一に撹拌される。
このような撹拌翼22による撹拌過程でシャフト20上の中間高さに設けられた補助撹拌翼34はシャフト20の回転方向(時計回り方向)に回転しつつシャフト20の周辺の鋸屑と生ごみ混合物を外側に押し出すように働く。
即ち、円筒形の撹拌槽18内の生ごみは、攪拌翼で上下方向に攪拌され、補助攪拌翼で円筒形の直径方向に攪拌されて効率よく攪拌される。そのために、攪拌翼は図4に示されるように回転方向に傾斜して設けられ、回転により生ごみを上方に掬い上げるように作動する。
このような撹拌過程が行なわれ続けると鋸屑に含有された微生物発酵剤の作用によって生ごみが微生物によって発酵される。
一方、撹拌過程中に給気及び脱気部24を構成するファンモータ24aが作動して、パイプ(P)と給気孔18bを通じて発酵に必要な十分な酸素が撹拌槽18内に供給される。
また、発酵過程中発生するガスは撹拌槽18上の排気孔18cとパイプ(P)を介して給気及び脱気部24を構成する一側空間部内に流入され、排ガス中に含有された悪臭は一側空間部に充填される水24aまたはフィルタに捕集され除去される。
本発明は生ごみが均一に発酵させ、悪臭発生を低減させる生ごみ処理装置に適用される。
本発明に係る生ごみ処理装置を示す斜視図である。 本発明に係る生ごみ処理装置の分解斜視図である。 本発明に係る生ごみ処理装置の要部拡大斜視図である。 本発明に係る生ごみ処理装置の作用を示す拡大断面図である。
符号の説明
12 ハウジング
14 駆動モータ
16 支持プレート
18 撹拌槽
20 シャフト
22 撹拌翼
24 給気及び脱気部
26 上部プレート
28 カバー
34 補助撹拌翼

Claims (2)

  1. 背面と上部面が開放され、内周面の所定高さに受け爪が形成された所定体積のハウジングと、
    該ハウジングの底面上にブラケットによってモータ軸を上向きに固設された状態で外部の電源が印加された場合に定まった方向に回転駆動される駆動モータと、
    前記ハウジング上に形成された受け爪に載置された状態で固定され、後ろ側に四角形状よりなる所定サイズの貫通孔が形成され、駆動モータのモータ軸の垂直上方に該当する部位には軸嵌合孔が形成された支持プレートと、
    前記ハウジングの内部で支持プレートの上部面に置かれ、上部面は開放され底面の中心にはモータ軸が挿入される軸嵌合孔が形成される一方、その外周面の上部の所定位置には給気孔が、前記給気孔の反対側には排気孔が形成された円筒状の撹拌槽と、
    撹拌槽の内部に上部から挿入設置され、その下端底面にはモータ軸が挿入されて共に回転される軸受け溝が形成され、相異なる高さに該当する外周面上には所定長さの連結片が一体に固定された所定長さのシャフトと、
    前記シャフト上の各連結片の外側端に固定され、シャフトの中心に対して所定の角度範囲に該当する円弧状に形成された撹拌翼と、
    前記シャフトの中間高さから所定角度範囲にわたって円弧状に設けられ、シャフトの回転時生ごみを外側に押し出す補助撹拌翼と、
    前記支持プレート上の貫通孔に挿入設置された状態で前記撹拌槽上の給気孔と排気孔にパイプで連結される給気及び脱気部と、
    前記ハウジングの上部面に被せられて固定され、中心部に撹拌槽と連通されるごみ投入孔が形成された上部プレートと、
    前記上部プレートの上面の後ろ側にヒンジ結合され、前記ごみ投入孔を開閉させるカバーとを含むことを特徴とする生ごみ処理装置。
  2. 前記給気及び脱気部はその内部が撹拌槽上の給気孔と排気孔にパイプによって連結できるように隔壁によって左右に分画され、
    前記給気孔と連結される一側の空間には給気のためのファンモータが設けられ、
    排気孔と連結された他の側の空間には撹拌槽から排出された排ガス中に含有された悪臭を除去するために水またはフィルタが充填されるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の生ごみ処理装置。
JP2005088472A 2004-09-24 2005-03-25 生ごみ処理装置 Pending JP2006088142A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107812468A (zh) * 2017-10-19 2018-03-20 绍兴柯桥韩玉电子科技有限公司 一种具有除异味功能的饲料混合装置

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