JP2006082678A - Vehicle housing device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、車両用収納装置に関するものである。 The present invention relates to a vehicle storage device.
自動車などの車両には、車室内の前部にグローブボックスなどの車両用収納装置が設けられている。このようなグローブボックスには、バケット型のものやボックス型のものなどがある。このうちボックス型のグローブボックスは、箱型の収納ボックス本体と、この収納ボックス本体の開口部に開閉可能に取付けられたリッドとを備えている(例えば、特許文献1参照)。
上記したボックス型のグローブボックスは、大きな容量を確保できる反面、奥に収納した物が取出しにくいという問題があった。そこで、奥に収納した物を取出し易くするために、収納ボックス本体にトレイを出入自在に設けることが検討されている。 The box-type glove box described above can secure a large capacity, but has a problem that it is difficult to take out the items stored in the back. Therefore, in order to make it easy to take out items stored in the back, it has been studied to provide a tray in the storage box body so that the tray can be freely inserted and removed.
しかし、収納ボックス本体にトレイを設けた場合、リッドを開く操作と、トレイの出し入れを行う操作との2つの操作を別個に行わなければならないので、操作が煩わしいという問題がある。 However, when a tray is provided in the storage box body, there is a problem that the operation is troublesome because two operations, an operation of opening the lid and an operation of removing and inserting the tray, must be performed separately.
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、収納ボックス本体と、該収納ボックス本体の開口部に開閉可能に取付けられたリッドと、前記収納ボックス本体に出入自在に収容されるトレイとを備えると共に、前記リッドの開閉と連動してトレイを出入させる連動機構を備えた車両用収納装置を特徴としている。
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention described in
請求項2に記載された発明では、前記連動機構が、収納ボックス本体に設定された支持部を中心として揺動可能なリンク部材と、該リンク部材の先端に対して前記トレイを係止させる第1の係止部と、前記リンク部材の中間部に対して前記リッドを係止させる第2の係止部とを備えた請求項1記載の車両用収納装置を特徴としている。
According to a second aspect of the present invention, the interlock mechanism includes a link member that can swing around a support portion set in the storage box body, and a second member that locks the tray with respect to the tip of the link member. The vehicle storage device according to
請求項1の発明によれば、連動機構がリッドの開閉と連動してトレイを出入させることにより、トレイに対する操作を省略することができる。 According to the first aspect of the present invention, the interlocking mechanism allows the tray to be moved in and out in conjunction with the opening and closing of the lid, whereby the operation on the tray can be omitted.
請求項2の発明によれば、リッドを開閉すると、第2の係止部を介して、リンク部材が支持部を中心に揺動される。このリンク部材の揺動により、第1の係止部を介して、トレイが出入される。よって、リッドの開閉と連動してトレイを出入させる連動機構を得ることができる。
According to the invention of
トレイの操作を簡略化するという目的を、リッドの開閉と連動してトレイを出入させる連動機構を備える、という手段で実現した。 The purpose of simplifying tray operation has been realized by providing an interlocking mechanism that moves the tray in and out in conjunction with opening and closing of the lid.
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。 Hereinafter, embodiments embodying the present invention will be described together with illustrated examples.
図1〜図4は、この発明の実施例を示すものである。 1 to 4 show an embodiment of the present invention.
まず、構成を説明すると、自動車などの車両には、車室内の前部にグローブボックス1などの車両用収納装置が設けられている。このようなグローブボックス1には、ボックス型のものなどがあり、ボックス型のグローブボックス1は、収納ボックス本体2と、この収納ボックス本体2の開口部3に開閉可能に取付けられるリッド4とを備えている。
First, the configuration will be described. A vehicle storage device such as a
上記収納ボックス本体2は、手前側に開口部3を有する箱型を呈している。この実施例では、開口部3は、手前側から奥側へ向けて下り勾配となる傾斜形状を呈している。開口部3の周囲には、リッド4が当接するフランジ部5が形成されている。そして、収納ボックス本体2は、車室内前部のインストルメントパネル6の部分に取付けられる。
The
リッド4は、表面意匠を構成するリッドアウタ部材11と、このリッドアウタ部材11を補強するリッドインナ部材12とを備えている。リッドアウタ部材11とリッドインナ部材12との間には、ロック機構13が設けられている。このロック機構13は、例えば、ロックレバー14を側面から出入りするようにしたサイドロック式とされている。これに対し、収納ボックス本体2などには、ロックレバー14を受けるロック用穴部が形成されている。このサイドロック式のロック機構13は、リッド4の裏面側や収納ボックス本体2の開口部3の突起物をなくすことができるので、見栄えを向上すると共に収納容積を増やすことができるという特徴を有している。なお、ロック機構13として、ストライカとフックとを備えた通常の上部ロック式のものを設けることも可能である。
The
そして、収納ボックス本体2に対し、リッド4は、下側に設定されたヒンジ部17を中心として下開きするよう取付けられている。また、リッド4の裏面側には、その開度を規制するストッパアーム18が突設されている。このストッパアーム18は、ヒンジ部17を中心とする円弧状を呈している。これに対し、収納ボックス本体2には、ストッパアーム18を収容するストッパアーム用穴部19が形成されている。そして、ストッパアーム18の先端にはストッパアーム用穴部19に係止される係止部20が設けられている。このストッパアーム18およびストッパアーム用穴部19は、グローブボックス1の高さ方向のほぼ中間部に設けられている。
The
そして、この収納ボックス本体2に、トレイ22を出入自在に収容する。このトレイ22は、上面が開口した容器状を呈している。また、トレイ22の手前側部分は、収納ボックス本体2の開口部3に対応する傾斜形状を呈している。そして、リッドインナ部材12に、収納状態のトレイ22を抑える受部23と、引出状態のトレイ22を安定させる受部24とを形成する。これに対し、トレイ22の手前側の縁部に受部23,24に対応する受部25を設ける。
Then, the
この実施例のものでは、リッド4の開閉と連動してトレイ22を出入させる連動機構31を設ける。
In this embodiment, an
この連動機構31は、収納ボックス本体2に設定された支持部32を中心として揺動可能なリンク部材33と、このリンク部材33の先端に対してトレイ22を係止させる第1の係止部34と、リンク部材33の中間部に対してリッド4を係止させる第2の係止部35とを備えている。この連動機構31は、グローブボックス1の両側部に対してそれぞれ設けるようにするのが好ましい。
The
より具体的には、上記支持部32を、収納ボックス本体2の上面よりも高い位置に設定する。即ち、収納ボックス本体2の両側面と上面とのコーナー部の前後方向中間部から上方へ向けてそれぞれ舌片36を突設し、この舌片36に支持部32としての軸支持穴37を形成するようにする。そして、リンク部材33の基端(上端)に対して軸支持穴37に軸支される支軸38を内側方へ向けて突設する。ここで、上記支持部32としての軸支持穴37を、ほぼ上下方向へ延びる長穴とする。この軸支持穴37は、直線状ではなく、手前側へ向いた凸形状を有する短い円弧状とするのが好ましい。
More specifically, the
そして、第1の係止部34は、リンク部材33の先端(下端)から内側方へ向けて突設された係止用軸部41と、トレイ22の側面に形成されて係止用軸部41に係止される係止用ガイド部42とを備えている。この係止用ガイド部42は、ほぼ上下方向へ延びる長穴または長溝とする。この際、収納ボックス本体2の側面には、係止用軸部41の通過軌跡に相当する長穴状のガイド溝43を形成する。このガイド溝43は、下向き凸形状を有する曲線状を呈している。即ち、このガイド溝43は、支軸38を中心として係止用軸部41が描くほぼ円弧状の曲線よりも緩やかなカーブの曲線状を呈している。このガイド溝43は、前後方向へ向けて水平に延びる直線にほぼ沿う向きに形成されている。
The
また、第2の係止部35は、リッド4の裏面から突設されたリブ46に対し外側方へ向けて形成した係止用軸部47と、リンク部材33の中間部から内側方へ向け突設されて係止用軸部47を軸支する係止用軸穴部48とを備えている。この際、収納ボックス本体2の側面には、係止用軸部47の通過軌跡に相当する長穴状のガイド溝49を形成する。このガイド溝49は、上向は凸形状を有する曲線状を呈している。即ち、このガイド溝49は、ヒンジ部17を中心とする円弧状を呈している。このガイド溝49は、前後方向へ向けて水平に延びる直線にほぼ沿う向きに形成されている。なお、上記したリブ46を収納ボックス本体2の側面とトレイ22の側面との間に介在されるフラップ状とし、このリブ46とストッパアーム18とを一体化するようにしても良い。なお、このリブ46は、第1の係止部34と干渉しない範囲内で形成する。
The
そして、リンク部材33は、収納ボックス本体2の外側から取付け得るようにして、組立・分解が容易となるようにする。
The
また、収納ボックス本体2に、リッド4が開く速度を減衰させるダンパ51を取付ける。この実施例では、ダンパ51は、収納ボックス本体2と一方のリンク部材33との間に介装されている。
In addition, a
更に、収納ボックス本体2の上面手前側には、アッパトレイ収容部55が上方へ向けて突出形成され、このアッパトレイ収容部55にアッパトレイ56が収容されている。このアッパトレイ56は、正面からは視認し難いように隠れた位置に設置されてシークレットボックスとされている。アッパトレイ56の両側面には、その奥部に回動中心軸57が外側方へ向けて突設され、また、これより手前側にはガイド軸58が外側方へ向けて突設されている。これに対し、アッパトレイ収容部55両側面のこれらと対応する位置には、回動中心軸57を軸支する軸穴59が形成され、また、ガイド軸58をガイドする円弧状のガイド溝60が形成されている。このガイド溝60は、軸穴59を中心とする円弧状を呈している。
Further, an upper
次に、この実施例の作用について説明する。 Next, the operation of this embodiment will be described.
図2のリッド4が閉じた状態から、ロック機構13を解除し、ヒンジ部17を中心としてリッド4を、図4、図5に示すように開けると、収納ボックス本体2の開口部3が出現し、更に、収納ボックス本体2に収納したトレイ22が現れるので、トレイ22に対する物の出し入れを行うことが可能となる。このようにトレイ22を設けたことにより、奥に収納した物の出し入れを容易に行うことができる。この際、連動機構31によって、トレイ22はリッド4の開閉と連動して出入される。
When the
この実施例によれば、連動機構31がリッド4の開閉と連動してトレイ22を出入させ得るようにしたことにより、トレイ22に対する操作を省略することができる。
According to this embodiment, since the interlocking
即ち、リッド4を開閉すると、第2の係止部35(力点)を介して、リンク部材33が、支持部32(支点)を中心に揺動される。このリンク部材33の揺動により、第1の係止部34(作用点)を介して、トレイ22が出入される。よって、リッド4の開閉と連動してトレイ22を出入させる連動機構31を簡単な構成で得ることができる。
That is, when the
ここで、支持部32としての軸支持穴37を、ほぼ上下方向へ延びる長穴とすることにより、上側に設定された支持部32を中心として回動する係止用軸部41(第1の係止部34)の動きと、下側に設定されたヒンジ部17を中心として回動する係止用軸部47(第2の係止部35)の動きとの差を容易に吸収できるようになる。よって、支障なく連動機構31のリンク部材33を可動させることができる。
Here, by making the
また、支持部32としての軸支持穴37を、収納ボックス本体2の上面よりも高い位置に設定すると共に、支持部32としての軸支持穴37を、ほぼ上下方向へ延びる長穴として支軸38を浮動させることにより、係止用軸部41の通過軌跡(ガイド溝43)を、支軸38を固定した場合に係止用軸部41が描く円弧よりも緩やかなカーブの曲線状とすることができるため、トレイ22を前後方向にほぼ水平状に滑らかに出入りさせることができる。この際、軸支持穴37を、手前側へ向いた凸形状を有する短い円弧状としたことにより、直線状とした場合に比べて、より有利にトレイ22を出入りさせることができる。
In addition, the
更に、収納ボックス本体2の上面に、アッパトレイ56を収容するアッパトレイ収容部55を設けたことにより、アッパトレイ56を、正面からは視認し難いシークレットボックスとして利用することができる。
Furthermore, by providing the upper
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。 Although the embodiments of the present invention have been described in detail with reference to the drawings, the embodiments are only examples of the present invention, and the present invention is not limited to the configurations of the embodiments. Needless to say, design changes and the like within the scope of the present invention are included in the present invention.
2 収納ボックス本体
3 開口部
4 リッド
22 トレイ
31 連動機構
32 支持部
33 リンク部材
34 第1の係止部
35 第2の係止部
DESCRIPTION OF
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004269103A JP2006082678A (en) | 2004-09-16 | 2004-09-16 | Vehicle housing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004269103A JP2006082678A (en) | 2004-09-16 | 2004-09-16 | Vehicle housing device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006082678A true JP2006082678A (en) | 2006-03-30 |
Family
ID=36161528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004269103A Pending JP2006082678A (en) | 2004-09-16 | 2004-09-16 | Vehicle housing device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006082678A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2904798A1 (en) * | 2006-08-08 | 2008-02-15 | Faurecia Interieur Ind Snc | Glove compartment for motor vehicle, has storage part moved between retracted position, in which part is close to upper wall than lower wall, and deployed position, in which part is remain on rear surface when door is in open position |
-
2004
- 2004-09-16 JP JP2004269103A patent/JP2006082678A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2904798A1 (en) * | 2006-08-08 | 2008-02-15 | Faurecia Interieur Ind Snc | Glove compartment for motor vehicle, has storage part moved between retracted position, in which part is close to upper wall than lower wall, and deployed position, in which part is remain on rear surface when door is in open position |
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