JP2006079346A - Vehicle surrounding object detection device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両に搭載されてその車両の周囲に存在する物体を検出する装置に関する。 The present invention relates to an apparatus for detecting an object mounted on a vehicle and present around the vehicle.
レーザレーダなどを用いて自車両前方を走行している他車両との相対的な位置関係を検出する方法が広く知られている。たとえば特許文献1に開示される装置では、レーザレーダの照射範囲を所定の角度毎に分割し、分割された各領域内において検出された複数の距離データからいずれか一つを選択して用いることにより、距離データを圧縮する。こうして圧縮された距離データに基づいて、各領域内の検出点について自車両に対する相対位置と相対速度を求める。さらに複数の検出点の相対位置と相対速度が一定の範囲内にある場合は、その検出点同士を1つのグループにグルーピングして、同一の車両を表すものとして処理する。このようにして、他車両との相対的な位置関係を求めている。
A method of detecting a relative positional relationship with another vehicle traveling in front of the host vehicle using a laser radar or the like is widely known. For example, in the apparatus disclosed in
特許文献1に開示される装置では、本来は1つの車両を表すものとして同一のグループにグルーピングされるべき同一他車両からの検出点であっても、計測誤差などによって正しくグルーピングされないことがある。このような場合、他車両との位置関係を正確に求めることができないという問題がある。
In the apparatus disclosed in
本発明による車両周囲物体検出装置は、自車両の周囲の物体について、単数または複数の検出点において自車両に対する相対位置を検出する位置検出手段と、位置検出手段により相対位置を検出された検出点のうち所定のグルーピング条件を満たす検出点同士をまとめ、物体ごとに検出点の第1のグループを作成するグルーピング手段と、グルーピング手段により作成されたグループに含まれていない検出点のうち所定の再グルーピング条件を満たす検出点をまとめ、物体ごとに検出点の第2のグループを作成する再グルーピング手段と、グルーピング手段および再グルーピング手段によって第1および第2のグループにそれぞれまとめられた各検出点の相対位置に基づいて、物体の相対位置を求める位置算出手段とを備えるものである。 A vehicle surrounding object detection device according to the present invention includes a position detection unit that detects a relative position of an object around the host vehicle with respect to the host vehicle at one or a plurality of detection points, and a detection point in which the relative position is detected by the position detection unit. Out of the detection points that are not included in the group created by the grouping means for grouping the detection points that satisfy the predetermined grouping condition and creating a first group of detection points for each object. Re-grouping means for grouping detection points that satisfy the grouping condition and creating a second group of detection points for each object, and for each detection point grouped into the first and second groups by the grouping means and the re-grouping means, respectively. Position calculating means for obtaining the relative position of the object based on the relative position.
本発明によれば、自車両周囲の物体について、単数または複数の検出点において自車両に対する相対位置を検出し、所定のグルーピング条件を満たす検出点同士をまとめて物体ごとに検出点のグループを作成することにより、グルーピングを行う。この第1のグループに含まれていない検出点のうち所定の再グルーピング条件を満たす検出点をまとめ、第2のグループを作成することにより、再グルーピングを行う。こうして先のグルーピングによって第1のグループにまとめられた各検出点と、再グルーピングによって第2のグループにまとめられた各検出点の相対位置に基づいて、物体の相対位置を求めることとした。このようにしたので、本来は1つの車両を表すものとして同一のグループにグルーピングされるべき同一他車両からの検出点が正しくグルーピングされなかった場合であっても、その他車両を表す各物体との位置関係を正確に求めることができる。 According to the present invention, with respect to an object around the own vehicle, the relative position with respect to the own vehicle is detected at one or a plurality of detection points, and detection points satisfying a predetermined grouping condition are grouped to create a group of detection points for each object. By doing so, grouping is performed. Re-grouping is performed by collecting detection points that satisfy a predetermined re-grouping condition among detection points not included in the first group and creating a second group. Thus, the relative position of the object is obtained based on the relative positions of the detection points grouped into the first group by the previous grouping and the detection points grouped into the second group by the regrouping. Since it did in this way, even if it is a case where the detection point from the same other vehicle which should be grouped in the same group as what originally represents one vehicle is not correctly grouped, The positional relationship can be obtained accurately.
本発明の一実施形態による車両周囲物体検出装置(以下、本装置という)の構成を図1に示す。本装置は車両に搭載されており、レーザレーダ1、車両挙動検出部2、演算部3および車両制御部4を有している。本装置はこれらの各構成部分によって、自車両前方に存在する他車両などの物体(以下、単に物体という)を検出し、その検出結果に基づいて自車両の走行制御を行うものである。以下に各構成部分について説明する。
FIG. 1 shows the configuration of a vehicle surrounding object detection device (hereinafter referred to as the present device) according to an embodiment of the present invention. This apparatus is mounted on a vehicle and includes a
レーザレーダ1は自車両の前端部に設置されており、自車両の前方に向けてレーザ光を照射すると共に、そのレーザ光によって生じた反射光を検出する。このレーザレーダ1はスキャニングレーザレーダと呼ばれるものの一種であり、レーザ光の照射方向を変化させて所定のスキャン範囲内でレーザ光を走査(スキャン)することができる。
The
レーザレーダ1のスキャン範囲内に物体が存在すると、照射されたレーザ光はその物体によって反射される。このときレーザ光の走査によって照射方向が変化するため、物体上には複数の反射点が生じる。この複数の反射点をそれぞれ検出点として反射光をレーザレーダ1によって検出し、各検出点に対してレーザ光を照射してから反射光を検出するまでの時間をそれぞれ計測することにより、自車両から各検出点までの距離が算出される。また、反射光を検出したときのレーザ光の照射方向から、自車両を基準とする各検出点の方向が求められる。こうして得られた各検出点の距離と方向に基づいて、自車両前方の物体について、自車両に対する相対位置が各検出点において検出される。各検出点における相対位置の検出結果は、各検出点において検出された反射光の強度と共に、それぞれの検出点の測定値を表す位置情報および反射強度情報として、レーザレーダ1から演算部3へ出力される。
When an object exists within the scan range of the
図2は、レーザレーダ1の自車両への搭載例を示した図である。自車両11の前端中央部付近に搭載されたレーザレーダ1は、自車両11の前方すなわち図の左側の方向へレーザ光を照射する。このときのレーザ光の光軸を光軸Lと表す。また、自車両11に対して左右方向の座標軸をX軸、垂直方向の座標軸をY軸、前後方向の座標軸をZ軸とそれぞれ定義する。光軸LとZ軸が一致しているとき、自車両11の正面に向けてレーザ光が照射される。なお、上記の各座標軸の原点位置11aは、自車両11に対して固定されているものとする。
FIG. 2 is a diagram showing an example of mounting the
レーザレーダ1は、前述の各座標軸の原点を中心に、光軸Lを左右(Y軸回り)方向に所定の角度内で回転させることができる。これにより、レーザ光の照射方向が所定の角度内で水平に変化する。このとき光軸Lが沿って回転する面をスキャニング面といい、このスキャニング面は水平面(XZ平面)と等しい。レーザレーダ1はこのようにして、スキャニング面に沿って所定のスキャン範囲内でレーザ光を走査する。
The
車両挙動検出部2は、自車両の挙動を検出することにより、自車両の走行状態を表すための情報(自車両走行情報)を取得する。この車両挙動検出部2は、左右の各後輪の車輪速をそれぞれ検出する車輪速センサと、操舵角を検出する操舵角センサとを有している。そして、これらの各センサからのセンサ信号に基づいて算出した自車両のヨーレートとスリップ角を、自車両走行情報として取得する。車両挙動検出部2において取得された自車両走行情報は、演算部3に出力される。 The vehicle behavior detection unit 2 acquires information (host vehicle travel information) for representing the travel state of the host vehicle by detecting the behavior of the host vehicle. The vehicle behavior detection unit 2 includes a wheel speed sensor that detects the wheel speeds of the left and right rear wheels, and a steering angle sensor that detects a steering angle. Then, the yaw rate and slip angle of the host vehicle calculated based on the sensor signals from these sensors are acquired as host vehicle travel information. The own vehicle travel information acquired by the vehicle behavior detection unit 2 is output to the calculation unit 3.
演算部3は、自車両内部に搭載されたCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、入出力I/F等からなるマイクロコンピュータによって構成される。この演算部3では、レーザレーダ1から出力される各検出点の位置情報および反射強度情報と、車両挙動検出部2から出力される自車両走行情報、すなわち自車両のヨーレートおよびスリップ角とに基づいて、自車両前方の推定進路上に存在する物体を検出する処理(以下、物体検出処理という)を実行する。この物体検出処理の結果は、演算部3から車両制御部4へ出力される。たとえば、自車両からその物体までの相対距離と、自車両に対するその物体の相対速度とが、物体検出処理の結果として演算部3から車両制御部4へ出力される。なお、物体検出処理の具体的な内容については後で説明する。
The calculation unit 3 is configured by a microcomputer including a CPU (Central Processing Unit), a RAM (Random Access Memory), a ROM (Read Only Memory), an input / output I / F, and the like mounted in the host vehicle. The calculation unit 3 is based on the position information and reflection intensity information of each detection point output from the
車両制御部4は、演算部3より出力される物体検出処理の結果に基づいて自車両を制御する。たとえば、上記のように自車両からの相対距離と、自車両に対する相対速度とが、物体検出処理結果として演算部3より出力される。そして、その相対距離が所定値以下であり、かつその相対速度が所定値以上である場合には、自車両のエンジン回転数やブレーキ操作などを制御することによって、自車両の走行速度を減少させる。このようにすることで、物体検出処理の結果に基づいて、自車両と他車両の車間距離が一定以上に保たれるように自車両を制御することができる。
The
なお、演算部3から車両制御部4へ物体検出処理結果として出力する内容や、車両制御部4において自車両を制御する内容については、上記以外であってもよい。たとえば、演算部3から車両制御部4へ自車両と物体の相対位置関係を出力し、その相対位置関係が所定の条件を満たす場合、たとえば自車両の進行方向に所定距離以内である場合には、車両制御部4において運転者に対して警告を発するようにすることもできる。
Note that the content output as the object detection processing result from the calculation unit 3 to the
次に、演算部3において実行される物体検出処理の内容について、図3に示す場合を例として説明する。図3は、図2の自車両11に設置されたレーザレーダ1によって、そのスキャン範囲内に存在する自車両11の前方の物体A、Bを、時刻t−1と時刻tにおいてそれぞれ検出する様子を示している。なお、図3におけるX軸およびZ軸は、図2と同じ方向に定義されている。
Next, the contents of the object detection process executed in the calculation unit 3 will be described by taking the case shown in FIG. 3 as an example. FIG. 3 shows how the
レーザレーダ1は、前述のスキャニング面に沿って所定のスキャン範囲内でレーザ光を走査し、各検出点について得られた位置情報と反射強度情報を演算部3へ出力する。ここでは、時刻t−1のときに図3に示すa,b,c,d,eおよびfの各検出点において反射光が検出され、これらの各検出点の位置情報と反射強度情報がレーザレーダ1から演算部3へ出力されたとする。以下では、時刻t−1における各検出点の位置座標を(Xω(t−1),Zω(t−1))と表し、各検出点の反射強度をPω(t−1)と表す。ただしωには、a,b,c,d,eおよびfのいずれかが入る。なお、図3において各検出点はそれぞれ大きさの異なる円形の範囲で図示されているが、これは各検出点の反射強度Pω(t−1)の値の大きさを示すためのものであり、実際にはそれぞれの円形範囲の中心に各検出点が位置している。たとえば検出点bやdは、他の検出点よりもその円形範囲の部分が大きく図示されているため、反射強度Pb(t−1)やPd(t−1)の値は、他の検出点の反射強度に比べてより大きな値を有していることが分かる。
The
演算部3では、時刻t−1において検出された上記の各検出点をグルーピングし、同一物体を表している検出点同士を1つのグループにまとめるグループ化を行う。ここでは、検出点cとfが物体Aを表すものとして、また検出点a,b,dおよびeが物体Bを表すものとして、それぞれ同一のグループにグルーピングされる。なお、グルーピングされる検出点は1つであってもよい。 The calculation unit 3 groups the detection points detected at time t−1 and groups the detection points representing the same object into one group. Here, the detection points c and f represent the object A, and the detection points a, b, d, and e represent the object B, and are grouped in the same group. Note that one detection point may be grouped.
上記のように同一物体の検出点同士をグルーピングしたら、レーザレーダ1から出力された各検出点の位置情報と反射強度情報に基づいて、時刻t−1における各物体のパラメータとして、物体AとBの横幅(X軸方向の幅)、位置、相対速度および反射強度をそれぞれ算出する。以下では、時刻t−1における物体Aの横幅、位置座標、相対速度および反射強度を、それぞれ次のように表すこととする。
物体Aの横幅 :WA(t−1)
物体Aの位置座標:(XA(t−1),ZA(t−1))
物体Aの相対速度:VA(t−1)
物体Aの反射強度:PA(t−1)
When the detection points of the same object are grouped as described above, based on the position information and reflection intensity information of each detection point output from the
Width of object A: WA (t−1)
Position coordinates of the object A: (XA (t-1), ZA (t-1))
Relative velocity of object A: VA (t−1)
Reflection intensity of object A: PA (t-1)
同様に、時刻t−1における物体Bの横幅、位置座標、相対速度および反射強度を、それぞれ次のように表す。
物体Bの横幅 :WB(t−1)
物体Bの位置座標:(XB(t−1),ZB(t−1))、
物体Bの相対速度:VB(t−1)
物体Bの反射強度:PB(t−1)
Similarly, the horizontal width, position coordinates, relative velocity, and reflection intensity of the object B at time t−1 are respectively expressed as follows.
Width of object B: WB (t-1)
Position coordinates of the object B: (XB (t-1), ZB (t-1)),
Relative velocity of object B: VB (t-1)
Reflection intensity of object B: PB (t−1)
なお、上記のようにして各検出点をグルーピングするときの具体的なグルーピング方法と、各物体のパラメータを算出するときの具体的な算出方法については、時刻tにおける場合を例として以下で詳しく説明する。 A specific grouping method for grouping the detection points as described above and a specific calculation method for calculating the parameters of each object will be described in detail below by taking the case at time t as an example. To do.
次に時刻tにおいて、図3に示すa〜fの各検出点に対して、時刻t−1のときと同様にして反射レーザ光が検出されて、各検出点における位置情報と反射強度情報がレーザレーダ1から演算部3へ出力されたとする。以下では、この時刻tにおける各検出点の位置座標を(Xω(t),Zω(t))(ただしωはa〜fのいずれか)と表し、各検出点の反射強度をPω(t)と表す。
Next, at time t, reflected laser light is detected for each of the detection points a to f shown in FIG. 3 in the same manner as at time t−1, and position information and reflection intensity information at each detection point are obtained. It is assumed that the
上記の時刻tにおける検出点a〜fについての位置情報と反射強度情報がレーザレーダ1から演算部3へ入力されると、演算部3は初めに、前述の時刻t−1における物体Aの位置(XA(t−1),ZA(t−1))および相対速度VA(t−1)に基づいて、時刻tにおける物体Aの推定位置を示す推定座標(XA’(t),ZA’(t))を以下の式(1)および(2)によって算出する。
ZA’(t)=ZA(t−1)+VA(t−1)・cos(Slip) ・・(1)
XA’(t)=XA(t−1)+VA(t−1)・sin(Slip)
+ZA’(t)・tan(Yaw) ・・・・・・・・・・(2)
When the position information and the reflection intensity information about the detection points a to f at the time t are input from the
ZA ′ (t) = ZA (t−1) + VA (t−1) · cos (Slip) (1)
XA ′ (t) = XA (t−1) + VA (t−1) · sin (Slip)
+ ZA '(t) tan (Yaw) (2)
上記の式(1)および(2)において、YawとSlipは車両挙動検出部2より出力される自車両のヨーレートとスリップ角をそれぞれ表している。つまり、前回時刻t−1において求められた物体Aの位置に、自車両のスリップ角によるズレ分とヨーレートによるズレ分を加算することにより、今回の時刻tにおける物体Aの位置を推定する。 In the above formulas (1) and (2), Yaw and Slip represent the yaw rate and slip angle of the host vehicle output from the vehicle behavior detector 2, respectively. That is, the position of the object A at the current time t is estimated by adding the deviation due to the slip angle of the host vehicle and the deviation due to the yaw rate to the position of the object A obtained at the previous time t-1.
さらに、時刻tにおける物体Bの位置の推定座標(XA’(t),ZA’(t))についても、上記と同様に以下の式(3)および(4)によって算出する。
ZB’(t)=ZB(t−1)+VB(t−1)・cos(Slip) ・・(3)
XB’(t)=XB(t−1)+VB(t−1)・sin(Slip)
+ZB’(t)・tan(Yaw) ・・・・・・・・・・(4)
Further, the estimated coordinates (XA ′ (t), ZA ′ (t)) of the position of the object B at time t are also calculated by the following equations (3) and (4) in the same manner as described above.
ZB ′ (t) = ZB (t−1) + VB (t−1) · cos (Slip) (3)
XB ′ (t) = XB (t−1) + VB (t−1) · sin (Slip)
+ ZB '(t) tan (Yaw) (4)
上記のようにして時刻tにおける物体AとBの位置を推定したら、その推定座標値に基づいて、各検出点を物体ごとにグルーピングする。物体Aに対しては、上記の式(1)、(2)によって算出される推定座標の周囲に存在する各検出点を対象として、各検出点の反射強度と、物体Aについて前回時刻t−1において算出された反射強度との差分値を、検出点ごとにそれぞれ算出する。そして、算出された差分値が所定値以下である検出点同士を、同一の物体Aを表すものとして1つのグループにまとめることにより、物体Aについてのグルーピングを行う。 When the positions of the objects A and B at the time t are estimated as described above, the detection points are grouped for each object based on the estimated coordinate values. For the object A, with respect to each detection point existing around the estimated coordinates calculated by the above equations (1) and (2), the reflection intensity of each detection point and the previous time t− A difference value from the reflection intensity calculated in 1 is calculated for each detection point. Then, the detection points whose calculated difference values are equal to or less than a predetermined value are grouped together as ones representing the same object A, thereby grouping the objects A.
具体的には、位置座標が以下の式(5)および(6)を満たす検出点については、その検出点のうち反射強度が式(7)を満たすものを、物体Aを表す同一のグループに含まれるものとしてグルーピングする。
XA’(t)−(1/2)・WA(t−1)≦Xω(t)
≦XA’(t)+(1/2)・WA(t−1) ・・・・・・・・・・・(5)
ZA’(t)−(1/2)・Z0≦Zω(t)
≦ZA’(t)+(1/2)・Z0 ・・・・・・・・・・・・・・・・(6)
|Pω(t)−PA(t−1)|≦Pt1 ・・・・・・・・・・・・・・(7)
Specifically, for the detection points whose position coordinates satisfy the following expressions (5) and (6), the detection points whose reflection intensity satisfies the expression (7) are assigned to the same group representing the object A. Group as included.
XA ′ (t) − (1/2) · WA (t−1) ≦ Xω (t)
≦ XA ′ (t) + (1/2) · WA (t−1) (5)
ZA ′ (t) − (1/2) · Z0 ≦ Zω (t)
≦ ZA ′ (t) + (1/2) · Z0 (6)
| Pω (t) −PA (t−1) | ≦ Pt1 (7)
上記のようにして物体Aについてグルーピングを行うときには、図4に破線で示すようなグルーピング範囲40が物体Aに対して設定される。このグルーピング範囲40は、物体Aの推定座標(XA’(t),ZA’(t))を中心に、横幅WA(t−1)、前後幅Z0の範囲で設定されている。このグルーピング範囲40内に位置する検出点のうち、式(7)を満たす検出点が同一のグループにグルーピングされる。なお、Z0には予め所定の値が設定されている。また、Pt1はしきい値であり、所定の値が予め設定されている。
When grouping is performed on the object A as described above, a
以上説明したように、グルーピング範囲40内に位置しており、さらに当該検出点における反射強度Pω(t)と、前回の物体Aの反射強度、すなわち前回の代表検出点における反射強度PA(t−1)との差分|Pω(t)−PA(t−1)|が所定のしきい値Pt1以下である検出点同士を、物体Aを表すものとして1つのグループにまとめる。なお、このとき前述したようにグルーピングされる検出点は1つであってもよい。上記の代表検出点については、後で説明する。
As described above, it is located within the
同様に物体Bについても、上記の式(3)、(4)によって表される推定座標の周囲に存在する各検出点を対象としてグルーピングを行う。具体的には、位置座標が以下の式(8)および(9)を満たす検出点のうち反射強度が式(10)を満たすものを、物体Bを表す同一のグループに含まれるものとしてグルーピングする。
XB’(t)−(1/2)・WB(t−1)≦Xω(t)
≦XB’(t)+(1/2)・WB(t−1) ・・・・・・・・・・・(8)
ZB’(t)−(1/2)・Z0≦Zω(t)
≦ZB’(t)+(1/2)・Z0 ・・・・・・・・・・・・・・・・(9)
|Pω(t)−PB(t−1)|≦Pt1 ・・・・・・・・・・・・・(10)
Similarly, the object B is also grouped for each detection point existing around the estimated coordinates represented by the above formulas (3) and (4). Specifically, among the detection points whose position coordinates satisfy the following expressions (8) and (9), those whose reflection intensity satisfies the expression (10) are grouped as being included in the same group representing the object B. .
XB ′ (t) − (1/2) · WB (t−1) ≦ Xω (t)
≦ XB ′ (t) + (1/2) · WB (t−1) (8)
ZB ′ (t) − (1/2) · Z0 ≦ Zω (t)
≦ ZB ′ (t) + (1/2) · Z0 (9)
| Pω (t) −PB (t−1) | ≦ Pt1 (10)
上記のようにして物体Bについてグルーピングを行うときには、図5に破線で示すようなグルーピング範囲50が物体Bに対して設定される。このグルーピング範囲50は、物体Bの推定座標(XB’(t),ZB’(t))を中心に、横幅WB(t−1)、前後幅Z0の範囲で設定されている。このグルーピング範囲50内に位置する検出点のうち、式(10)を満たす検出点が同一のグループにグルーピングされる。なお、Z0とPt1は前述の式(6)および(7)のものとそれぞれ同じであり、予め所定の値が設定されている。
When grouping is performed on the object B as described above, a
以上説明したように、グルーピング範囲50内に位置しており、さらに反射強度の時間変化量|Pω(t)−PB(t−1)|が所定のしきい値Pt1以下である検出点同士を、物体Bを表すものとして1つのグループにまとめる。なお、このときも前述したようにグルーピングされる検出点は1つであってもよい。
As described above, the detection points that are located in the
このようにして、時刻tにおいて、物体AとBの推定座標値に基づいて各検出点がグルーピングされる。ここでは、上記の式(5)〜(7)によって、検出点cのみが物体Aを表すものとしてグルーピングされ、検出点fは物体Aを表すものとしてはグルーピングされなかったとする。また、式(8)〜(10)によって、検出点a,bおよびdが物体Bを表すものとして同一グループにグルーピングされ、検出点eは物体Bを表すものとしてはグルーピングされなかったとする。このように、本来は1つのグループにグルーピングされるはずの検出点であっても、ノイズの影響や計測誤差等によってその一部がグルーピング範囲から外れてしまうことにより、正しくグルーピングされない場合がある。 In this way, at the time t, the detection points are grouped based on the estimated coordinate values of the objects A and B. Here, it is assumed that only the detection point c is grouped as representing the object A and the detection point f is not grouped as representing the object A by the above formulas (5) to (7). In addition, it is assumed that the detection points a, b, and d are grouped into the same group as those representing the object B, and the detection point e is not grouped as one representing the object B according to the equations (8) to (10). As described above, even if the detection points are supposed to be grouped into one group, some of the detection points are out of the grouping range due to the influence of noise or measurement error.
以上説明したようにして各検出点をグルーピングしたら、次に物体Aと物体Bのそれぞれについて、時刻tにおけるパラメータとして、横幅、位置座標、相対速度および反射強度をそれぞれ算出する。 After the detection points are grouped as described above, the lateral width, position coordinates, relative velocity, and reflection intensity are calculated as parameters at time t for each of the object A and the object B.
物体Aに対しては、時刻tにおける横幅WA(t)、位置座標(XA(t),ZA(t))、相対速度VA(t)および反射強度PA(t)を、それぞれ以下の式により算出する。
WA(t)=MAX{Xω(t)}−MIN{Xω(t)} ・・・・・(11)
XA(t)=1/2・[MAX{Xω(t)}+MIN{Xω(t)}] (12)
ZA(t)=R1MAX{Zω(t)} ・・・・・・・・・・・・・・(13)
VA(t)=ZA(t)−ZA(t−1) ・・・・・・・・・・・・・(14)
PA(t)=R1MAX{Pω(t)} ・・・・・・・・・・・・・・(15)
For the object A, the lateral width WA (t), the position coordinates (XA (t), ZA (t)), the relative velocity VA (t), and the reflection intensity PA (t) at time t are expressed by the following equations, respectively. calculate.
WA (t) = MAX {Xω (t)} − MIN {Xω (t)} (11)
XA (t) = 1/2 · [MAX {Xω (t)} + MIN {Xω (t)}] (12)
ZA (t) = R1MAX {Zω (t)} (13)
VA (t) = ZA (t) −ZA (t−1) (14)
PA (t) = R1MAX {Pω (t)} (15)
上記の式(11)と(12)において、MAX{Xω(t)}とMIN{Xω(t)}は、同一グループにグルーピングされた各検出点のX座標値のうちの最大と最小のものをそれぞれ表している。ここで物体Aを表すものとしてグルーピングされているのは検出点cのみであるため、MAX{Xω(t)}=MIN{Xω(t)}=Xc(t)と表される。これを式(11)および(12)に代入することにより、時刻tにおける物体Aの横幅はWA(t)=0、X座標値はXA(t)=Xc(t)とそれぞれ算出することができる。なお、このように1つの検出点しかグルーピングされない場合には、横幅WA(t)を0とせずに所定の値としてもよい。たとえば、レーザレーダ1をスキャンするときの変化幅などを横幅WA(t)の値としてもよい。
In the above formulas (11) and (12), MAX {Xω (t)} and MIN {Xω (t)} are the maximum and minimum X coordinate values of the detection points grouped in the same group. Respectively. Here, since only the detection point c is grouped as representing the object A, MAX {Xω (t)} = MIN {Xω (t)} = Xc (t). By substituting this into the equations (11) and (12), the lateral width of the object A at time t can be calculated as WA (t) = 0, and the X coordinate value can be calculated as XA (t) = Xc (t). it can. When only one detection point is grouped in this way, the horizontal width WA (t) may be set to a predetermined value without setting it to 0. For example, the width of change when scanning the
また、上記の式(13)と(15)において、R1MAX{Zω(t)}とR1MAX{Pω(t)}は、同一グループにグルーピングされた各検出点のうち、以下の式(16)で表される信頼性判断値R1(t)が最も大きいもののZ座標と反射強度をそれぞれ表している。
R1(t)=Pω(t) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(16)
In the above equations (13) and (15), R1MAX {Zω (t)} and R1MAX {Pω (t)} are expressed by the following equation (16) among the detection points grouped in the same group. The Z coordinate and the reflection intensity of the largest reliability judgment value R1 (t) represented are respectively represented.
R1 (t) = Pω (t) (16)
上記の式(16)により、物体Aを表す各検出点について信頼性判断値R1(t)がそれぞれ求められる。これにより、1つのグループにまとめられた検出点のそれぞれについて、各々の相対位置の信頼度が算出される。ここで式(16)により信頼性判断値R1(t)とは、各検出点の反射強度Pω(t)のことである。すなわち、物体Aを表す同一グループ内の検出点のうち、反射強度が最も高いもののZ座標と反射強度の値が式(13)および(15)において選択され、各検出点を代表して物体AのZ座標および反射強度とされる。このような検出点を、以下では物体Aの代表検出点という。 From the above equation (16), the reliability judgment value R1 (t) is obtained for each detection point representing the object A. Thereby, the reliability of each relative position is calculated about each of the detection points put together in one group. Here, the reliability judgment value R1 (t) according to the equation (16) is the reflection intensity Pω (t) at each detection point. That is, among the detection points in the same group representing the object A, the Z coordinate and the value of the reflection intensity of the highest reflection intensity are selected in the equations (13) and (15), and the object A is represented on behalf of each detection point. Z coordinate and reflection intensity. Hereinafter, such a detection point is referred to as a representative detection point of the object A.
ここで物体Aを表すものとしてグルーピングされているのは検出点cのみであるため、検出点cが物体Aの代表検出点となる。その結果、式(13)および(15)により、時刻tにおける物体AのZ座標値はZA(t)=Zc(t)、反射強度はPA(t)=Pc(t)とそれぞれ算出される。 Here, since only the detection point c is grouped as representing the object A, the detection point c becomes the representative detection point of the object A. As a result, according to the equations (13) and (15), the Z coordinate value of the object A at time t is calculated as ZA (t) = Zc (t), and the reflection intensity is calculated as PA (t) = Pc (t). .
物体Bに対しても上記と同様に、時刻tにおける横幅WB(t)、位置座標(XB(t),ZB(t))、相対速度VB(t)および反射強度PB(t)を、それぞれ以下の式により算出する。
WB(t)=MAX{Xω(t)}−MIN{Xω(t)} ・・・・・(17)
XB(t)=1/2・[MAX{Xω(t)}+MIN{Xω(t)}] (18)
ZB(t)=R1MAX{Zω(t)} ・・・・・・・・・・・・・・(19)
VB(t)=ZA(t)−ZA(t−1) ・・・・・・・・・・・・・(20)
PB(t)=R1MAX{Pω(t)} ・・・・・・・・・・・・・・(21)
Similarly to the above for the object B, the lateral width WB (t), the position coordinates (XB (t), ZB (t)), the relative velocity VB (t) and the reflection intensity PB (t) at time t are It is calculated by the following formula.
WB (t) = MAX {Xω (t)} − MIN {Xω (t)} (17)
XB (t) = 1/2 · [MAX {Xω (t)} + MIN {Xω (t)}] (18)
ZB (t) = R1MAX {Zω (t)} (19)
VB (t) = ZA (t) −ZA (t−1) (20)
PB (t) = R1MAX {Pω (t)} (21)
上記の式(17)と(18)において、MAX{Xω(t)}とMIN{Xω(t)}は、前述の式(11)および(12)と同じく、同一グループにグルーピングされた各検出点のX座標値のうちの最大と最小のものをそれぞれ表している。ここで図5において、物体Bを表す同一グループの検出点a,bおよびdのうち、検出点aが最も図の上方に位置しており、検出点dが最も図の下方に位置している。図5では、図3や図4と同様の方向にX軸とZ軸が定義されており、紙面上方に位置している検出点ほどX座標値は大きい。そのため、検出点aのX座標値Xa(t)はそれ以外の検出点よりも大きく、検出点dのX座標値Xd(t)はそれ以外の検出点よりも小さいことが分かる。したがって、MAX{Xω(t)}=Xa(t)、MIN{Xω(t)}=Xd(t)と表される。これを式(17)および(18)に代入することにより、時刻tにおける物体Bの横幅はWB(t)=Xa(t)−Xd(t)、X座標値はXB(t)=1/2・{Xa(t)+Xd(t)}とそれぞれ算出することができる。 In the above equations (17) and (18), MAX {Xω (t)} and MIN {Xω (t)} are the detections grouped in the same group as in the above equations (11) and (12). The maximum and minimum values of the X coordinate values of the points are respectively shown. Here, in FIG. 5, among the detection points a, b and d of the same group representing the object B, the detection point a is located at the uppermost position in the figure, and the detection point d is located at the lowermost position in the figure. . In FIG. 5, the X axis and the Z axis are defined in the same direction as in FIG. 3 and FIG. 4, and the X coordinate value is larger as the detection point is located above the paper surface. Therefore, it can be seen that the X coordinate value Xa (t) of the detection point a is larger than the other detection points, and the X coordinate value Xd (t) of the detection point d is smaller than the other detection points. Therefore, MAX {Xω (t)} = Xa (t) and MIN {Xω (t)} = Xd (t). By substituting this into the equations (17) and (18), the lateral width of the object B at time t is WB (t) = Xa (t) −Xd (t), and the X coordinate value is XB (t) = 1 / 2 · {Xa (t) + Xd (t)}, respectively.
また、上記の式(19)と(21)において、R1MAX{Zω(t)}とR1MAX{Pω(t)}は、前述の式(13)および(15)と同じく、同一グループにグルーピングされた各検出点のうち、上記の式(16)で表される信頼性判断値R1(t)が最も大きいもの、すなわち反射強度が最も高いもののZ座標と反射強度をそれぞれ表している。以下では、物体Bについてグルーピングされた検出点のうち、式(19)と(21)において選択される反射強度が最も高い検出点のことを、物体Bの検出代表検出点という。 In the above equations (19) and (21), R1MAX {Zω (t)} and R1MAX {Pω (t)} are grouped into the same group as in the above equations (13) and (15). Among the detection points, the Z coordinate and the reflection intensity of the detection point having the highest reliability judgment value R1 (t) represented by the above equation (16), that is, the reflection intensity is the highest, respectively. In the following, among the detection points grouped for the object B, the detection point with the highest reflection intensity selected in the equations (19) and (21) is referred to as a detection representative detection point for the object B.
物体Bの代表検出点を選択する様子を、図5を用いて説明する。図5において、検出点a,bおよびdはいずれもグルーピング範囲50内にあり、物体Bを表す同一のグループにグルーピングされている。ここで図5における各検出点の円形範囲の大きさは、図3や図4と同様に、その検出点の反射強度Pω(t)の値の大きさを表している。図5では、検出点bが最もその円形範囲が大きく図示されており、検出点bの反射強度Pb(t)は、他の検出点aの反射強度Pa(t)や検出点dの反射強度Pd(t)よりも大きいことが分かる。すなわち、物体Bを表す同一グループ内の検出点a,bおよびdのうち、最も信頼性判断値R1(t)の値が大きいのは検出点bである。このとき、検出点bを物体Bの代表検出点とする。その結果、式(19)および(21)により、時刻tにおける物体BのZ座標値はZB(t)=Zb(t)、反射強度はPB(t)=Pb(t)とそれぞれ算出される。
The manner in which the representative detection point of the object B is selected will be described with reference to FIG. In FIG. 5, the detection points a, b, and d are all within the
以上説明したようにして、前回の時刻t−1における算出結果と、今回の時刻tにおいてグルーピングされた各検出点の測定値とを用いて、時刻tにおける物体Aと物体Bの各パラメータ(横幅、位置座標、相対速度および反射強度)がそれぞれ算出される。なお、その他の時刻においても、同様にして各パラメータが算出される。たとえば、時刻t−1において各パラメータを算出するときには、その前の時刻t−2における算出結果と、今回の時刻t−1における各検出点についての検出値が用いられる。 As described above, each parameter (width) of object A and object B at time t is calculated using the calculation result at the previous time t-1 and the measurement value of each detection point grouped at the current time t. , Position coordinates, relative velocity and reflection intensity) are calculated. Note that each parameter is calculated in the same manner at other times. For example, when each parameter is calculated at time t-1, the calculation result at the previous time t-2 and the detection value for each detection point at the current time t-1 are used.
なお、新規に検出された物体については前回の算出結果がないため、そのときの検出点の検出値のみを用いて各パラメータが算出される。具体的には、検出された各検出点のうち、式(5)および(6)、または式(8)および(9)のいずれも満たしていない検出点、すなわち前回検出された物体AまたはBのいずれのグルーピング範囲内にも位置していない検出点については、新規物体を表す検出点として処理し、それらの検出点のうち一定の範囲内に位置しているもの同士を、1つの新規物体を表すものとしてグルーピングする。こうしてグルーピングされた各検出点に対して、式(11)〜(13)および(15)を用いることにより、その新規物体の横幅、位置座標および反射強度を算出する。なお、新規物体の相対速度は、式(14)によって算出することができないため、たとえばグルーピングされた各検出点の相対速度の平均値などとすればよい。 Since there is no previous calculation result for a newly detected object, each parameter is calculated using only the detection value of the detection point at that time. Specifically, among the detected detection points, detection points that do not satisfy any of the expressions (5) and (6) or the expressions (8) and (9), that is, the object A or B detected last time. Detection points that are not located in any of the grouping ranges are processed as detection points that represent new objects, and those detection points that are located within a certain range are combined into one new object. Is grouped to represent By using the equations (11) to (13) and (15) for each detection point thus grouped, the lateral width, position coordinates, and reflection intensity of the new object are calculated. In addition, since the relative speed of the new object cannot be calculated by the equation (14), for example, an average value of the relative speeds of the grouped detection points may be used.
上記のようにして各パラメータが算出されることにより、本装置において物体Aと物体Bが検出される。しかし、検出点f,eのように、本来は物体Aや物体Bを表すものとしてグルーピングされるはずの検出点であっても、測定誤差等によって正しくグルーピングされないことがある。このような場合、特に各物体の横幅やX座標値については、正確な算出結果が得られないことがある。そこで、以下に説明する再グループ化を行うことによってこれらの検出点を正しく再グルーピングした後に、物体AおよびBの横幅WA(t)、WB(t)と、X座標値XA(t)、XB(t)を算出することにより、正しい算出結果が得られるようにする。 By calculating each parameter as described above, the object A and the object B are detected in this apparatus. However, even detection points that should originally be grouped as representing the object A or the object B, such as the detection points f and e, may not be correctly grouped due to a measurement error or the like. In such a case, an accurate calculation result may not be obtained particularly for the width and X coordinate value of each object. Therefore, after correctly regrouping these detection points by performing regrouping described below, the lateral widths WA (t) and WB (t) of the objects A and B and the X coordinate values XA (t) and XB By calculating (t), a correct calculation result is obtained.
再グループ化では、始めに先のグループ化において設定したグルーピング範囲とは異なる所定の再グルーピング範囲を設定する。そして、先のグループ化ではグルーピングされなかった検出点の中から、この再グルーピング範囲内に含まれる検出点を抽出する処理を行う。以下の説明では、この処理によって抽出される検出点を再グループ化候補検出点という。 In the regrouping, a predetermined regrouping range different from the grouping range set in the previous grouping is set first. Then, processing for extracting detection points included in the re-grouping range from detection points that were not grouped in the previous grouping is performed. In the following description, the detection points extracted by this processing are referred to as regrouping candidate detection points.
物体Aについては、以下の式(22)および(23)により再グルーピング範囲を設定する。
XA’(t)−{2T1+(1/2)・WA(t−1)}≦Xω(t)
≦XA’(t)+{2T1+(1/2)・WA(t−1)} ・・・・(22)
ZA(t)−T3≦Zω(t)≦ZA(t)+T2 ・・・・・・・・・(23)
For the object A, the regrouping range is set by the following equations (22) and (23).
XA ′ (t) − {2T1 + (1/2) · WA (t−1)} ≦ Xω (t)
≦ XA ′ (t) + {2T1 + (1/2) · WA (t−1)} (22)
ZA (t) −T3 ≦ Zω (t) ≦ ZA (t) + T2 (23)
上記の式(22)において、T1の値は以下の式(24)および(25)により表される。
WAλ−WA(t)≧Wt1のとき、T1=α ・・・・・・・・・・・(24)
WAλ−WA(t)<Wt1のとき、T1=β ・・・・・・・・・・・(25)
ただし、α>β
In the above equation (22), the value of T1 is represented by the following equations (24) and (25).
When WAλ−WA (t) ≧ Wt1, T1 = α (24)
When WAλ−WA (t) <Wt1, T1 = β (25)
Where α> β
上記の式(24)、(25)において、WAλは、前回の時刻(t−1)までの各時刻において過去に求められた物体Aの横幅の平均値を表している。また、しきい値Wt1には予め所定の値が設定されている。αとβは、X軸方向に対して予め定められた所定の長さを表している。たとえば、αには普通車の幅の半分程度としてα=0.9m、βはこれに対して十分小さい値としてβ=0.3mをそれぞれ設定する。このように、過去に求められた横幅の平均値WAλと今回求められた横幅WA(t)とに基づいて、再グルーピング範囲の大きさを変更する。 In the above formulas (24) and (25), WAλ represents the average value of the lateral width of the object A obtained in the past at each time up to the previous time (t−1). A predetermined value is set in advance as the threshold value Wt1. α and β represent predetermined lengths predetermined in the X-axis direction. For example, α = 0.9 m is set for α, which is about half the width of a normal vehicle, and β = 0.3 m is set for β, which is a sufficiently small value. Thus, the size of the regrouping range is changed based on the average width WAλ obtained in the past and the lateral width WA (t) obtained this time.
式(24)を満たしており、過去の横幅の平均値WAλよりも今回の横幅WA(t)の値が小さく、その差が所定のしきい値Wt1よりも大きいときには、先のグループ化において正しくグルーピングされなかった物体Aの検出点が存在する可能性が高いと考えられる。そのため、このような場合にはT1=αとして、上記のように車両の幅に合わせて再グルーピング範囲の横幅を大きく設定することで、物体Aが自車両の前方を走行している他車両である場合に、その他車両に本来含まれるが正しくグルーピングされなかった検出点を再グループ化候補検出点として抽出できるようにする。また式(25)を満たす場合にはT1=βとして、上記のように再グルーピング範囲の横幅を車両の幅よりも十分狭く設定することで、他車両である物体Aには含まれない他の検出点が誤って再グループ化候補検出点とされるのを防ぐようにする。 When the expression (24) is satisfied and the current width WA (t) is smaller than the average value WAλ of the past width and the difference is larger than the predetermined threshold value Wt1, the above grouping is correct. It is considered that there is a high possibility that a detection point of the object A that has not been grouped exists. Therefore, in such a case, by setting T1 = α and setting the lateral width of the regrouping range to be large according to the width of the vehicle as described above, the object A is in another vehicle traveling in front of the host vehicle. In some cases, detection points originally included in other vehicles but not correctly grouped can be extracted as regrouping candidate detection points. Further, when Expression (25) is satisfied, T1 = β is set, and the lateral width of the re-grouping range is set to be sufficiently narrower than the vehicle width as described above. A detection point is prevented from being erroneously set as a regrouping candidate detection point.
上記の式(23)においてT2とT3の値はXω(t)の値によって異なり、以下の式(26)〜(28)により表される。
(ア)横範囲中央部
XA’(t)−(1/2)・WA(t−1)≦Xω(t)
≦XA’(t)+(1/2)・WA(t−1)
のとき、 T2=T3=γ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(26)
(イ)中央部と端部の間
XA’(t)−{(T1+1/2)・WA(t−1)}≦Xω(t)
<XA’(t)−(1/2)・WA(t−1)
または
XA’(t)+(1/2)・WA(t−1)<Xω(t)
≦XA’(t)+{(T1+1/2)・WA(t−1)}
のとき、 T2=δ、T3=ε ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(27)
(ウ)左右端部
XA’(t)−{(2T1+1/2)・WA(t−1)}≦Xω(t)
<XA’(t)−{(T1+1/2)・WA(t−1)}
または
XA’(t)+{(T1+1/2)・WA(t−1)}<Xω(t)
≦XA’(t)+{(2T1+1/2)・WA(t−1)}
のとき、 T2=T3=ζ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(28)
ただし、γ>δ>ε>ζ
In the above equation (23), the values of T2 and T3 differ depending on the value of Xω (t) and are represented by the following equations (26) to (28).
(A) Central part of horizontal range XA ′ (t) − (1/2) · WA (t−1) ≦ Xω (t)
≦ XA ′ (t) + (1/2) · WA (t−1)
When T2 = T3 = γ (26)
(A) Between the central portion and the end portion XA ′ (t) − {(T1 + 1/2) · WA (t−1)} ≦ Xω (t)
<XA '(t)-(1/2) .WA (t-1)
Or XA ′ (t) + (1/2) .WA (t−1) <Xω (t)
≤XA '(t) + {(T1 + 1/2) .WA (t-1)}
When T2 = δ, T3 = ε (27)
(C) Left and right end portions XA ′ (t) − {(2T1 + 1/2) · WA (t−1)} ≦ Xω (t)
<XA '(t)-{(T1 + 1/2) .WA (t-1)}
Or XA ′ (t) + {(T1 + 1/2) · WA (t−1)} <Xω (t)
≦ XA ′ (t) + {(2T1 + 1/2) · WA (t−1)}
When T2 = T3 = ζ (28)
However, γ>δ>ε> ζ
上記の式(26)〜(28)において、γ、δ、εおよびζはそれぞれZ軸方向に対して予め定められた所定の長さを表しており、たとえば次のような値が各々に対して設定される。(ア)横範囲中央部とは、物体Aが自車両の前方を走行している他車両である場合に、その他車両の今回の予想位置における車幅範囲内の部分に相当する。そのため、この部分において物体Aの前後方向(Z軸方向)には、車両全長以内の範囲に他の物体は基本的に存在しないと考えられる。したがって、γには大型の普通車の全長に相当する値としてγ=5.0mを設定する。γの値をこのように車両の全長に合わせて設定することで、他車両である物体Aの側面部分など、背面部分以外からの反射光を受けることによって、Z座標値の異なる検出点が複数測定され、それらの検出点のうちいずれかがグルーピングされなかったような場合に、その検出点が再グルーピング範囲に含まれるようにする。 In the above formulas (26) to (28), γ, δ, ε, and ζ each represent a predetermined length that is predetermined in the Z-axis direction. Is set. (A) The central portion of the lateral range corresponds to a portion within the vehicle width range at the current predicted position of the other vehicle when the object A is another vehicle traveling in front of the host vehicle. Therefore, in this part, it is considered that no other object basically exists in the range within the total length of the vehicle in the front-rear direction (Z-axis direction) of the object A. Therefore, γ = 5.0 m is set as a value corresponding to the total length of the large-sized ordinary vehicle. By setting the value of γ in accordance with the total length of the vehicle in this way, a plurality of detection points having different Z coordinate values are received by receiving reflected light from other than the back surface portion such as the side surface portion of the object A which is another vehicle. If any of the detected points is not grouped, the detected point is included in the regrouping range.
(ウ)左右端部とは、物体Aについて設定された再グルーピング範囲の横方向における左右の端の部分に相当する。この部分に対しては、たとえばζ=0.5mと比較的小さい値を設定する。これにより、車両側面の片方、たとえば左側面の検出点しかグルーピングできなかった場合には、その反対側すなわち右側面の検出点については、同じZ座標値付近に存在する検出点のみを再グルーピング範囲に含め、それ以外の検出点は再グルーピング範囲に含まれないようにする。このようにすることで、隣接車線の車両からの検出点を誤って再グルーピングしないようにする。 (C) The left and right end portions correspond to the left and right end portions in the horizontal direction of the re-grouping range set for the object A. For this portion, for example, a relatively small value of ζ = 0.5 m is set. As a result, if only one detection point on the side of the vehicle, for example, the detection point on the left side, can be grouped, the detection point on the opposite side, that is, the detection point on the right side, only the detection point existing in the vicinity of the same Z coordinate value is re-grouped And other detection points are not included in the re-grouping range. By doing in this way, the detection point from the vehicle of an adjacent lane is not accidentally regrouped.
(イ)中央部と端部の間とは、物体Aについて設定された再グルーピング範囲において、上記(ア)の横範囲中央部と(ウ)の左右端部との間にある部分に相当する。この部分に対してはγとζの間の値を設定すると共に、前方向(X軸の正方向)の範囲を表すT2の値δについては、後方向(X軸の負方向)の範囲を表すT3の値εよりも大きな値を設定する。たとえば、δ=3.5m、ε=2.0mを設定する。これにより、車両端付近で発生した計測誤差によって正しくグルーピングされなかった検出点が存在するような場合に、その検出点が再グルーピング範囲に含まれるようにする。またこのときには、物体Aよりも手前側から現れる隣接車線の車両からの検出点を誤って再グルーピングしないように、後方向よりも前方向に対してより大きな値を設定する。 (B) Between the central part and the end part corresponds to a part between the central part of the horizontal range (A) and the left and right end parts of (C) in the re-grouping range set for the object A. . For this portion, a value between γ and ζ is set, and for the value δ of T2 representing the range in the forward direction (positive direction of the X axis), the range in the backward direction (negative direction of the X axis) is set. A value larger than the value ε of T3 to be expressed is set. For example, δ = 3.5 m and ε = 2.0 m are set. As a result, when there is a detection point that is not correctly grouped due to a measurement error generated near the vehicle end, the detection point is included in the re-grouping range. At this time, a larger value is set for the front direction than for the rear direction so that detection points from the vehicles in the adjacent lane that appear from the front side of the object A are not erroneously regrouped.
以上説明したように、中心から遠くに離れるほど段階的に小さくなるように、再グルーピング範囲の形状を設定する。 As described above, the shape of the regrouping range is set so as to decrease stepwise as the distance from the center increases.
なお、物体Bについても物体Aと同様に、以下の式(29)および(30)により再グルーピング範囲を設定する。
XB’(t)−{2T1+(1/2)・WB(t−1)}≦Xω(t)
≦XB’(t)+{2T1+(1/2)・WB(t−1)} ・・・・(29)
ZB(t)−T3≦Zω(t)≦ZB(t)+T2 ・・・・・・・・・(30)
Note that, similarly to the object A, the regrouping range is set for the object B by the following equations (29) and (30).
XB ′ (t) − {2T1 + (1/2) · WB (t−1)} ≦ Xω (t)
≦ XB ′ (t) + {2T1 + (1/2) · WB (t−1)} (29)
ZB (t) −T3 ≦ Zω (t) ≦ ZB (t) + T2 (30)
上記の式(29)において、T1の値は物体Aの場合と同様に、以下の式(31)および(32)により表される。なおWBλは、WAλと同様に時刻(t−1)までの各時刻において求められた過去の物体Bの横幅の平均値を表しており、しきい値Wt1およびα、βは、前述したものと同じ値を表している。
WBλ−WB(t)≧Wt1のとき、T1=α ・・・・・・・・・・・(31)
WBλ−WB(t)<Wt1のとき、T1=β ・・・・・・・・・・・(32)
ただし、α>β
In the above equation (29), the value of T1 is expressed by the following equations (31) and (32), as in the case of the object A. WBλ represents the average value of the lateral width of the past object B obtained at each time up to time (t−1) as in WAλ, and the threshold values Wt1, α, and β are as described above. Represents the same value.
When WBλ−WB (t) ≧ Wt1, T1 = α (31)
When WBλ−WB (t) <Wt1, T1 = β (32)
Where α> β
また、上記の式(30)においてT2とT3の値は、物体Aの場合と同様に以下の式(33)〜(35)により表される。なおγ、δ、εおよびζは、いずれも前述したものと同じ値を表している。
(ア)横範囲中央部
XB’(t)−(1/2)・WB(t−1)≦Xω(t)
≦XB’(t)+(1/2)・WB(t−1)
のとき、 T2=T3=γ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(33)
(イ)中央部と端部の間
XB’(t)−{(T1+1/2)・WB(t−1)}≦Xω(t)
<XB’(t)−(1/2)・WB(t−1)
または
XB’(t)+(1/2)・WB(t−1)<Xω(t)
≦XB’(t)+{(T1+1/2)・WB(t−1)}
のとき、 T2=δ、T3=ε ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(34)
(ウ)左右端部
XB’(t)−{(2T1+1/2)・WB(t−1)}≦Xω(t)
<XB’(t)−{(T1+1/2)・WB(t−1)}
または
XB’(t)+{(T1+1/2)・WB(t−1)}<Xω(t)
≦XB’(t)+{(2T1+1/2)・WB(t−1)}
のとき、 T2=T3=ζ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(35)
ただし、γ>δ>ε>ζ
Further, in the above equation (30), the values of T2 and T3 are expressed by the following equations (33) to (35) as in the case of the object A. Note that γ, δ, ε, and ζ all represent the same values as described above.
(A) Horizontal range center portion XB ′ (t) − (1/2) · WB (t−1) ≦ Xω (t)
≦ XB ′ (t) + (1/2) · WB (t−1)
When T2 = T3 = γ (33)
(A) Between the central portion and the end portion XB ′ (t) − {(T1 + 1/2) · WB (t−1)} ≦ Xω (t)
<XB ′ (t) − (1/2) · WB (t−1)
Or XB ′ (t) + (1/2) · WB (t−1) <Xω (t)
≦ XB ′ (t) + {(T1 + 1/2) · WB (t−1)}
When T2 = δ, T3 = ε (34)
(C) Left and right end portions XB ′ (t) − {(2T1 + 1/2) · WB (t−1)} ≦ Xω (t)
<XB ′ (t) − {(T1 + 1/2) · WB (t−1)}
Or XB ′ (t) + {(T1 + 1/2) · WB (t−1)} <Xω (t)
≦ XB ′ (t) + {(2T1 + 1/2) · WB (t−1)}
When T2 = T3 = ζ (35)
However, γ>δ>ε> ζ
上記のようにして物体Aと物体Bについてそれぞれ設定される再グルーピング範囲の例を図6に示す。(a)には物体Aの再グルーピング範囲を示しており、(b)には物体Bの再グルーピング範囲を示している。ここでは、物体Aについては、横幅WA(t)の値が上記の式(24)を満たしてT1=αと設定されているとし、物体Bについては、横幅WB(t)の値が上記の式(32)を満たしてT1=βと設定されているとしている。このとき、(a)のように物体Aには再グルーピング範囲41が大きく設定され、(b)のように物体Bには再グルーピング範囲51が小さく設定される。なお、グルーピング範囲40および50は、前述したように先のグループ化によって設定されたグルーピング範囲である。図6に示しているように、検出点fは再グルーピング範囲41に含まれ、検出点eは再グルーピング範囲51に含まれる。
An example of the regrouping range set for each of the objects A and B as described above is shown in FIG. (A) shows the regrouping range of the object A, and (b) shows the regrouping range of the object B. Here, for object A, the value of horizontal width WA (t) satisfies the above equation (24) and is set to T1 = α. For object B, the value of horizontal width WB (t) is It is assumed that T1 = β is set to satisfy Expression (32). At this time, the
以上説明したようにして、物体Aと物体Bについてそれぞれ再グルーピング範囲が設定される。そして、その位置座標(Xω(t),Zω(t))が前述の式(5)および(6)、または(8)および(9)のいずれも満たさずに、物体Aと物体Bのいずれにもグルーピングされなかった検出点のうち、上記の式(22)と(23)、または式(29)と(30)のいずれかを満たす検出点を再グループ化候補検出点として抽出する。これにより、検出点fは物体Aの再グループ化候補検出点として抽出され、検出点eは物体Bの再グループ化候補検出点として抽出される。 As described above, the regrouping ranges are set for the object A and the object B, respectively. The position coordinates (Xω (t), Zω (t)) do not satisfy any of the above-described formulas (5) and (6), or (8) and (9). Among the detection points that have not been grouped, detection points that satisfy any of the above formulas (22) and (23) or formulas (29) and (30) are extracted as regroup candidate detection points. As a result, the detection point f is extracted as a regrouping candidate detection point for the object A, and the detection point e is extracted as a regrouping candidate detection point for the object B.
次に、上記のようにして抽出された再グループ化候補検出点の中から、実際に再グルーピングする検出点を選択してまとめる処理を行う。このとき、前述したように先のグループ化において正しくグルーピングされなかった検出点が存在する可能性が高いと考えられる場合には、そうでない場合と比べて広い再グルーピング範囲が設定されている。したがって、どちらの場合においても再グループ化候補検出点の中から再グルーピングする検出点を適切に選択するためには、以下に説明するように、設定された再グルーピング範囲の違いによって再グルーピングする検出点の選択方法を変えるようにする。 Next, from the regrouping candidate detection points extracted as described above, the detection points to be actually regrouped are selected and combined. At this time, as described above, when it is considered that there is a high possibility that there is a detection point that has not been correctly grouped in the previous grouping, a wider regrouping range is set than in the case where the detection point is not. Therefore, in either case, in order to appropriately select the detection point to be regrouped from the regrouping candidate detection points, detection to be regrouped according to the difference in the set regrouping range as described below. Try changing the way points are selected.
物体Aの場合を例として説明すると、式(24)を満たすことにより比較的広い再グルーピング範囲が設定された場合には、その再グルーピング範囲内に含まれる再グループ化候補検出点のうち、その再グルーピング範囲が対応する物体Aについて先のグループ化によって求められた移動方向と、同一の方向に移動している検出点のみを選択する。こうして選択された検出点同士を、実際に再グルーピングする検出点としてまとめる。 The case of the object A will be described as an example. When a relatively wide regrouping range is set by satisfying the equation (24), among the regrouping candidate detection points included in the regrouping range, Only the detection points moving in the same direction as the movement direction obtained by the previous grouping for the object A corresponding to the regrouping range are selected. The detection points thus selected are collected as detection points that are actually regrouped.
具体的には、先のグルーピング結果によって算出された物体Aの横幅WA(t)の値が式(24)の条件を満たす場合には、先のグループ化の結果により算出された物体Aの相対速度VA(t)と、その相対速度Vω(t)との差が所定値以下である検出点を、実際に再グルーピングする検出点として選択する。このとき、前述の再グループ化候補検出点のうち、以下の式(36)を満たす検出点のみを再グルーピングする検出点に選択する。なお式(36)において、しきい値であるVt1には予め定められた所定の値が設定されている。
|VA(t)−Vω(t)|≦Vt1
かつ VA(t)・Vω(t)>0 ・・・・・・・・・・・・・・・(36)
ただし、Vω(t)=Zω(t)−Zω(t−1)
Specifically, when the value of the lateral width WA (t) of the object A calculated by the previous grouping result satisfies the condition of Expression (24), the relative of the object A calculated by the previous grouping result A detection point at which the difference between the speed VA (t) and the relative speed Vω (t) is equal to or smaller than a predetermined value is selected as a detection point to be actually regrouped. At this time, only the detection points satisfying the following formula (36) among the above-mentioned regrouping candidate detection points are selected as detection points to be regrouped. In Expression (36), a predetermined value is set in advance for Vt1, which is the threshold value.
| VA (t) −Vω (t) | ≦ Vt1
And VA (t) · Vω (t)> 0 (36)
However, Vω (t) = Zω (t) −Zω (t−1)
一方、式(25)を満たすことにより比較的狭い再グルーピング範囲が設定された場合には、上記の式(36)に関わらず、再グルーピング範囲内に含まれる再グループ化候補検出点の全てを選択し、実際に再グルーピングする検出点としてまとめる。 On the other hand, when a relatively narrow regrouping range is set by satisfying Expression (25), all of the regrouping candidate detection points included in the regrouping range are set regardless of Expression (36) above. Select and collect as detection points to actually regroup.
物体Bについても、物体Aの場合と同様にして再グループ化候補検出点の中から再グルーピングする検出点を選択する。すなわち、先のグルーピング結果によって算出された物体Bの横幅WB(t)の値が式(31)の条件を満たす場合は、以下の式(37)を満たす再グループ化候補検出点のみを実際に再グルーピングする検出点として選択する。また、WB(t)の値が式(32)の条件を満たしていた場合は、再グループ化候補検出点の全てを再グルーピングする検出点として選択する。
|VB(t)−Vω(t)|≦Vt1
かつ VB(t)・Vω(t)>0 ・・・・・・・・・・・・・・・(37)
For the object B as well, the detection point to be regrouped is selected from the regrouping candidate detection points as in the case of the object A. That is, when the value of the width WB (t) of the object B calculated based on the previous grouping result satisfies the condition of Expression (31), only the regrouping candidate detection points that satisfy Expression (37) below are actually used. Select as a detection point to regroup. When the value of WB (t) satisfies the condition of Expression (32), all of the regrouping candidate detection points are selected as detection points for regrouping.
| VB (t) −Vω (t) | ≦ Vt1
And VB (t) · Vω (t)> 0 (37)
ここで前述したように物体Aの横幅WA(t)は式(24)を満たしていることから、物体Aについては、再グループ化候補検出点のうち式(36)を満たすものが再グルーピングする検出点として選択される。このとき検出点fが再グルーピングする検出点として選択されるものとする。また、物体Bについては横幅WB(t)の値が式(32)を満たしていることから、再グループ化候補検出点が全て実際に再グルーピングする検出点として選択される。したがって、検出点eが再グルーピングする検出点として選択される。こうして選択された検出点同士を物体ごとにまとめて、再グルーピングを行う。 As described above, since the width WA (t) of the object A satisfies the equation (24), the object A that satisfies the equation (36) among the regrouping candidate detection points is regrouped. Selected as detection point. At this time, the detection point f is selected as a detection point to be regrouped. Further, since the value of the width WB (t) for the object B satisfies Expression (32), all the regrouping candidate detection points are selected as detection points that are actually regrouped. Therefore, the detection point e is selected as a detection point to be regrouped. The detection points thus selected are grouped for each object, and regrouping is performed.
以上説明したようにして、再グルーピングする検出点を物体ごとのグループにまとめたら、先のグルーピングによる検出点のグループにまとめられた含まれる各検出点と、再グルーピングによってまとめられた検出点のグループに含まれる各検出点との位置座標に基づいて、物体Aについては以下の式(38)、(39)により、再グループ化後の時刻tにおける横幅WAr(t)とX座標値XAr(t)を算出する。
WAr(t)=MAX{Xω(t)}−MIN{Xω(t)} ・・・・(38)
XAr(t)=1/2・[MAX{Xω(t)}+MIN{Xω(t)}](39)
As described above, when the detection points to be regrouped are grouped into groups for each object, each detection point included in the group of detection points by the previous grouping and the group of detection points grouped by regrouping The horizontal width WAr (t) and the X coordinate value XAr (t) at time t after the regrouping are obtained for the object A based on the position coordinates with each detection point included in the following expression (38), (39). ) Is calculated.
WAr (t) = MAX {Xω (t)} − MIN {Xω (t)} (38)
XAr (t) = 1/2 · [MAX {Xω (t)} + MIN {Xω (t)}] (39)
上記の式(38)と(39)においてMAX{Xω(t)}とMIN{Xω(t)}は、先のグループ化によってグルーピングされた検出点cと、再グルーピングされた検出点fとによって計算される。ここで図4において検出点cと検出点fは、検出点cの方がより図の上方に位置している。図4では図3と同様の方向にX軸とZ軸が定義されており、紙面上方に位置している検出点ほどX座標値は大きいため、検出点cのX座標値Xc(t)は検出点fのX座標値Xf(t)よりも大きいことが分かる。したがって、MAX{Xω(t)}=Xc(t)、MIN{Xω(t)}=Xf(t)と表される。これを式(38)および(39)に代入することにより、再グループ化後の時刻tにおける物体Aの横幅はWAr(t)=Xc(t)−Xf(t)、X座標値はXAr(t)=1/2・{Xc(t)+Xf(t)}とそれぞれ算出することができる。 In the above equations (38) and (39), MAX {Xω (t)} and MIN {Xω (t)} are determined by the detection point c grouped by the previous grouping and the regrouped detection point f. Calculated. Here, in FIG. 4, the detection point c and the detection point f are located further upward in the figure. In FIG. 4, the X axis and the Z axis are defined in the same direction as in FIG. 3, and the X coordinate value Xc (t) of the detection point c is larger because the X coordinate value is larger at the detection point located above the paper surface. It can be seen that it is larger than the X coordinate value Xf (t) of the detection point f. Therefore, MAX {Xω (t)} = Xc (t) and MIN {Xω (t)} = Xf (t). By substituting this into equations (38) and (39), the lateral width of the object A at time t after regrouping is WAr (t) = Xc (t) −Xf (t), and the X coordinate value is XAr ( t) = 1/2 · {Xc (t) + Xf (t)}.
物体Bについても同様に、以下の式(40)と(41)により、再グループ化後の時刻tにおける横幅WBr(t)とX座標値XBr(t)を算出する。
WBr(t)=MAX{Xω(t)}−MIN{Xω(t)} ・・・・(40)
XBr(t)=1/2・[MAX{Xω(t)}+MIN{Xω(t)}](41)
Similarly for the object B, the horizontal width WBr (t) and the X coordinate value XBr (t) at the time t after the regrouping are calculated by the following equations (40) and (41).
WBr (t) = MAX {Xω (t)} − MIN {Xω (t)} (40)
XBr (t) = 1/2 · [MAX {Xω (t)} + MIN {Xω (t)}] (41)
上記の式(40)と(41)において、MAX{Xω(t)}とMIN{Xω(t)}は、先のグループ化によってグルーピングされた検出点a,bおよびdと、再グルーピングされた検出点eによって計算される。ここで図4において検出点a,b,dよりも検出点eの方がより図の下方に位置しているため、検出点eのX座標値Xe(t)は、それ以外の検出点のX座標値よりも小さいことが分かる。したがって、MIN{Xω(t)}=Xd(t)と表される。なお、MAX{Xω(t)}については先のグループ化のときと同じくMAX{Xω(t)}=Xa(t)と表される。これを式(40)および(41)に代入することにより、再グループ化後の時刻tにおける物体Bの横幅はWBr(t)=Xa(t)−Xe(t)、X座標値はXBr(t)=1/2・{Xa(t)+Xe(t)}とそれぞれ算出することができる。 In the above equations (40) and (41), MAX {Xω (t)} and MIN {Xω (t)} are regrouped with the detection points a, b and d grouped by the previous grouping. Calculated by the detection point e. Here, in FIG. 4, since the detection point e is located further down than the detection points a, b, and d, the X coordinate value Xe (t) of the detection point e is the value of the other detection points. It can be seen that it is smaller than the X coordinate value. Therefore, MIN {Xω (t)} = Xd (t). Note that MAX {Xω (t)} is expressed as MAX {Xω (t)} = Xa (t) as in the previous grouping. By substituting this into the equations (40) and (41), the horizontal width of the object B at time t after regrouping is WBr (t) = Xa (t) −Xe (t), and the X coordinate value is XBr ( t) = 1/2 · {Xa (t) + Xe (t)}.
以上説明したようにして、式(38)〜(41)により再グループ化後の物体A,Bの横幅とX座標値がそれぞれ算出される。そして、前述の式(11)によって算出された横幅WA(t)と、式(17)によって算出された横幅WB(t)にそれぞれ置き換えて、この再グループ化後の横幅WAr(t)とWBr(t)を時刻tにおける物体AとBの横幅として用いる。また、式(12)によって算出されたX座標値XA(t)と、式(18)によって算出されたX座標値XB(t)にそれぞれ置き換えて、この再グループ化後のX座標値XAr(t)とXBr(t)を時刻tにおける物体AとBのX座標値として用いる。このようにすることで、先のグループ化において正しくグルーピングされなかった検出点があった場合にも、正しい算出結果を得ることができる。 As described above, the lateral widths and X coordinate values of the regrouped objects A and B are calculated by the equations (38) to (41), respectively. Then, the lateral width WA (t) calculated by the above-described equation (11) and the lateral width WB (t) calculated by the equation (17) are respectively replaced with the lateral width WAr (t) and WBr after the regrouping. (T) is used as the lateral width of the objects A and B at time t. Further, the X coordinate value XA (t) calculated by the equation (12) and the X coordinate value XB (t) calculated by the equation (18) are respectively replaced, and the re-grouped X coordinate value XAr ( t) and XBr (t) are used as the X coordinate values of the objects A and B at time t. In this way, a correct calculation result can be obtained even when there is a detection point that has not been correctly grouped in the previous grouping.
しかし、上記のようにして再グループ化を行うと、誤って違う物体の検出点も再グループ化されてしまう可能性がある。その場合には、正しい算出結果が得られなくなる。したがって、誤った再グループ化によって発生する算出結果の誤差により、自車両の制御へ与える影響が大きいと考えられる場合には、上記の再グループ化による算出結果に関わらず、先のグループ化において算出された横幅とX座標値をそのまま用いることとする。たとえば、車両制御部4において前述のような条件を満たすことにより自車両の制御を実行中である場合や、自車両前方の他車両を追い越す追越動作中であると判断される場合などが、自車両の制御へ与える影響が大きいと考えられる場合に相当する。
However, if regrouping is performed as described above, detection points of different objects may be erroneously regrouped. In that case, a correct calculation result cannot be obtained. Therefore, if the error in the calculation result caused by incorrect regrouping is considered to have a large effect on the control of the host vehicle, the calculation is performed in the previous grouping regardless of the calculation result of the above regrouping. The horizontal width and the X coordinate value are used as they are. For example, when the
なお、上記のように自車両の制御中や追越動作中であって、自車両の制御へ与える影響が大きいと考えられる場合であっても、前述したように先のグループ化において正しくグルーピングされなかった検出点が存在する可能性が高いと考えられる場合には、先のグループ化において算出された横幅とX座標値をそのまま用いるよりも、前回の横幅と前回の算出結果による推定X座標値を用いた方が、正しい横幅とX座標値に対して誤差が少ないと考えられる。したがってこのような場合には、先のグループ化において算出された横幅とX座標値ではなく、前回の横幅と前回の算出結果による推定X座標値を今回でも用いることとする。 Even if it is during the control of the host vehicle or the overtaking operation as described above and the influence on the control of the host vehicle is considered to be large, the grouping is correctly performed in the previous grouping as described above. When it is considered that there is a high possibility that a detection point that did not exist is present, the estimated X coordinate value based on the previous horizontal width and the previous calculation result is used rather than using the horizontal width and X coordinate value calculated in the previous grouping as they are. It is considered that there is less error with respect to the correct lateral width and X coordinate value when using. Therefore, in such a case, instead of the horizontal width and X coordinate value calculated in the previous grouping, the previous horizontal width and the estimated X coordinate value based on the previous calculation result are also used this time.
ただし、追越動作中であって先のグループ化において正しくグルーピングされなかった検出点が存在する可能性が高いと考えられる場合でも、物体の一部分がレーザレーダ1のスキャン範囲から外れている状態のときには、上記のように前回の算出結果による推定X座標値を用いると、却って自車両の制御へ与える影響が大きくなってしまうことがある。これを、図7に示す例を用いて以下に説明する。
However, even if it is considered that there is a high possibility that there is a detection point that is being grouped correctly in the previous grouping during the overtaking operation, a part of the object is out of the scan range of the
図7に示す物体Cは、時刻t−1において検出点g、hが検出され、それらのグルーピング結果に基づいて点71の位置が物体Cの時刻t−1における位置として求められたとする。次に時刻tにおいて、点72の位置が物体Cの実際の位置であるときに、検出点hがスキャン範囲の境界線70の外に出てしまうことにより、検出点gのみが検出されたとする。この場合、時刻tにおける物体Cの位置は検出点gの位置として算出されるが、このとき時刻t−1における算出結果に基づいて、点73の位置が時刻tにおける位置として推定されていたとする。
In the object C shown in FIG. 7, detection points g and h are detected at time t−1, and the position of the
上記の状態のときに、物体Cの移動方向を示す移動ベクトル74は、点71から点73の位置に向かって設定される。このとき、移動ベクトル74が自車両方向に向くため、自車両に対して物体Cの追い越し動作を妨げるような制御が誤って作動する可能性がある。このような場合、却って自車両の制御へ与える影響が大きくなってしまうことになる。
In the above state, the movement vector 74 indicating the moving direction of the object C is set from the
したがって、追越動作中であって先のグループ化において正しくグルーピングされなかった検出点が存在する可能性が高いと考えられる場合であっても、図7の例のように物体の一部分がレーザレーダ1のスキャン範囲から外れている状態のときには、先のグループ化の算出結果による横幅とX座標値をそのまま用いることとする。 Therefore, even if it is considered that there is a high possibility that there is a detection point that is being grouped correctly in the previous grouping during the overtaking operation, a part of the object is not laser radar as in the example of FIG. When the state is outside the scan range of 1, the horizontal width and the X coordinate value based on the previous grouping calculation result are used as they are.
以上説明した再グループ化後に行う処理の内容について、まず物体Aの場合から具体的に説明する。前述したように、車両制御部4において物体Aに対して自車両の制御を行っているときや、自車両が物体Aの追越動作中であると判断されるときには、再グループ化後の横幅WAr(t)とX座標値XAr(t)を用いることを禁止する。たとえば以下の(a)〜(d)のような場合には、自車両が物体Aの追越動作中であると判断される。なお、(a)〜(d)の条件は一例であって、他の条件を用いて自車両が物体Aの追越動作中であると判断してもよい。
(a)物体Aよりも自車両の速度が速い場合、すなわちVA(t)<0であって、さらに自車両がウィンカーを出しているときに、物体Aの横幅WA(t)が狭くなってきた場合やX座標値XA(t)がずれてきた場合
(b)物体Aよりも自車両の速度が速い場合、すなわちVA(t)<0であって、さらに所定量以上の操舵が行われたときに、物体Aの横幅WA(t)が狭くなってきた場合やX座標値XA(t)がずれてきた場合
(c)自車両のアクセルが踏み込み操作中であって、さらに自車両がウィンカーを出しているときに、物体Aの横幅WA(t)が狭くなってきた場合やX座標値XA(t)がずれてきた場合
(d)自車両のアクセルが踏み込み操作中であって、さらに所定量以上の操舵が行われたときに、物体Aの横幅WA(t)が狭くなってきた場合やX座標値XA(t)がずれてきた場合
The contents of the processing performed after the regrouping described above will be specifically described first from the case of the object A. As described above, when the
(A) When the speed of the host vehicle is higher than that of the object A, that is, when VA (t) <0 and the host vehicle is taking out the blinker, the lateral width WA (t) of the object A becomes narrower. Or when the X coordinate value XA (t) is deviated (b) When the speed of the host vehicle is higher than that of the object A, that is, VA (t) <0, and the steering more than a predetermined amount is performed. When the lateral width WA (t) of the object A becomes narrower or the X coordinate value XA (t) deviates (c) the accelerator of the host vehicle is being depressed, and the host vehicle further When the width WA (t) of the object A is narrowed or the X coordinate value XA (t) is deviated while taking out the blinker, (d) the accelerator of the host vehicle is being depressed. Further, when the steering more than a predetermined amount is performed, the lateral width WA (t of the object A If you have come to the case has been and X coordinate values XA (t) is a deviation narrow
上記のように再グループ化後の横幅WAr(t)とX座標値XAr(t)を用いることを禁止しており、前述の式(24)を満たしていない場合には、前述の式(11)によって算出された横幅WA(t)と、式(12)によって算出されたX座標値XA(t)を、他の値で置き換えずにそのまま用いるようにする。 As described above, use of the lateral width WAr (t) and the X coordinate value XAr (t) after regrouping is prohibited, and when the above equation (24) is not satisfied, the above equation (11 ) And the X-coordinate value XA (t) calculated by the equation (12) are used as they are without being replaced with other values.
式(24)を満たし、さらに以下の式(42)も満たしている場合には、算出された横幅WA(t)に置き換えて、時刻t−1のときの横幅WA(t−1)を今回の時刻tにおける横幅としても用いる。また、X座標値XA(t)に置き換えて、式(2)によって求められた推定X座標値XA’(t)を時刻tにおけるX座標値として用いる。ただし式(42)においてθtは自車両から前方を見たときの横方向の角度に対して設定されるしきい値を現しており、これにはレーザレーダ1のスキャン範囲付近で予め決められた所定の値が設定される。たとえば、θt=60°と設定される。
|tan−1{XA(t)/ZA(t)}|<θt ・・・・・・・・・(42)
When Expression (24) is satisfied and the following Expression (42) is also satisfied, the calculated width WA (t-1) is replaced with the calculated width WA (t), and the width WA (t-1) at time t-1 is calculated this time. Also used as the horizontal width at time t. Further, the estimated X coordinate value XA ′ (t) obtained by the equation (2) is used as the X coordinate value at time t instead of the X coordinate value XA (t). However, in equation (42), θt represents a threshold value that is set with respect to the angle in the lateral direction when looking forward from the host vehicle, and this is predetermined in the vicinity of the scan range of the
| Tan −1 {XA (t) / ZA (t)} | <θt (42)
一方、式(24)を満たしているが上記の式(42)を満たしていない場合には、前述の式(11)によって算出された横幅WA(t)と、式(12)によって算出されたX座標値XA(t)を、他の値で置き換えずにそのまま用いるようにする。 On the other hand, when the expression (24) is satisfied but the expression (42) is not satisfied, the lateral width WA (t) calculated by the above expression (11) and the expression (12) are calculated. The X coordinate value XA (t) is used as it is without being replaced with another value.
同様に物体Bについても、車両制御部4において物体Bに対して自車両の制御を行っているときや、物体Bの追越動作中であると判断される場合、すなわち物体Bについて前述の(a)〜(d)のようなケースが当てはまるときには、再グループ化後の横幅WBr(t)とX座標値XB(t)を用いないこととする。このとき前述の式(31)を満たしていなければ、前述の式(17)によって算出された横幅WB(t)と、式(18)によって算出されたX座標値XB(t)とを、他の値で置き換えることなくそのまま用いる。
Similarly, for the object B, when the
式(31)を満たし、さらに以下の式(43)も満たしている場合には、算出された横幅WB(t)に置き換えて、時刻t−1のときの横幅WB(t−1)を今回の時刻tにおける横幅としても用いる。また、X座標値XB(t)に置き換えて、式(4)によって求められた推定X座標値XB’(t)を時刻tにおけるX座標値として用いる。
|tan−1{XB(t)/ZB(t)}|<θt ・・・・・・・・・(43)
When the expression (31) is satisfied and the following expression (43) is also satisfied, the calculated width WB (t) is replaced with the calculated width WB (t), and the width WB (t-1) at time t-1 is calculated this time. Also used as the horizontal width at time t. Further, the estimated X coordinate value XB ′ (t) obtained by the equation (4) is used as the X coordinate value at time t instead of the X coordinate value XB (t).
| Tan −1 {XB (t) / ZB (t)} | <θt (43)
式(31)を満たしているが上記の式(43)を満たしていない場合には、前述の式(17)によって算出された横幅WB(t)と、式(18)によって算出されたX座標値XB(t)を、他の値で置き換えることなくそのまま用いる。 When the expression (31) is satisfied but the expression (43) is not satisfied, the lateral width WB (t) calculated by the above expression (17) and the X coordinate calculated by the expression (18) The value XB (t) is used as it is without being replaced with another value.
以上説明したようにして、再グループ化処理の結果に基づいて、時刻tにおける物体Aと物体Bの横幅とX座標値が算出される。なお、それ以外のパラメータ(Z座標値、相対速度、反射強度)については、再グループ化する前の算出結果がそのまま用いられる。また、その他の時刻においても、同様にして各パラメータが算出される。たとえば、時刻t−1において各パラメータを算出するときには、その前の時刻t−2における算出結果と、今回の時刻t−1における各検出点についての検出値が用いられる。 As described above, the horizontal widths and X coordinate values of the objects A and B at the time t are calculated based on the result of the regrouping process. For other parameters (Z coordinate value, relative velocity, reflection intensity), the calculation results before regrouping are used as they are. In addition, each parameter is similarly calculated at other times. For example, when each parameter is calculated at time t-1, the calculation result at the previous time t-2 and the detection value for each detection point at the current time t-1 are used.
上記のようにして各パラメータが算出されることにより、本装置において物体Aと物体Bが検出される。こうして検出された物体のうち、横幅が所定値(例えば1.0m)以上で移動している物体を車両候補として抽出する。また、横幅が所定値以下であっても、同一方向に移動している物体が隣接して所定距離以内に複数存在する場合は、それらを1つの車両候補としてグルーピングして抽出する。このようにして抽出された車両候補の情報により、前回の物体情報を更新する。 By calculating each parameter as described above, the object A and the object B are detected in this apparatus. Among the detected objects, an object moving with a predetermined width (for example, 1.0 m) or more is extracted as a vehicle candidate. Further, even when the horizontal width is equal to or smaller than a predetermined value, if there are a plurality of objects moving in the same direction adjacent to each other within a predetermined distance, they are grouped and extracted as one vehicle candidate. The previous object information is updated with the vehicle candidate information extracted in this manner.
さらに、車両挙動検出部2において算出したヨーレートとスリップ角から、自車両の推定進路を算出する。そして、この推定進路と上記のようにして更新された物体情報に基づいて、自車両の推定進路上に存在する他車両などの物体を特定し、その相対距離や相対速度を物体検出処理結果として車両制御部4に出力する。以上説明したようにして、演算部3において物体検出処理が実行される。
Further, the estimated course of the host vehicle is calculated from the yaw rate and slip angle calculated by the vehicle behavior detection unit 2. Then, based on the estimated course and the object information updated as described above, an object such as another vehicle existing on the estimated course of the host vehicle is specified, and the relative distance and the relative speed are used as the object detection processing result. Output to the
図8に、演算部3により物体検出処理を行うときの処理手順のフローチャートを示す。このフローチャートは、自車両が走行しているときに開始される。ステップS1では、レーザレーダ1において自車両前方に対してスキャン範囲内でレーザ光をスキャンし、前方に存在する物体AおよびBからの反射レーザ光を取得する。これにより、自車両から検出点a〜fまでの距離と方向が検出され、レーザレーダ1から演算部3に対して各検出点の位置情報(Xω(t),Zω(t))と反射強度情報Pω(t)が出力される。
FIG. 8 shows a flowchart of a processing procedure when the calculation unit 3 performs the object detection process. This flowchart is started when the host vehicle is traveling. In step S1, the
ステップS2では、車両挙動検出部2において自車両の左右各後輪の車輪速と操舵角を検出し、ヨーレートとスリップ角を自車両走行情報として算出する。これにより、車両挙動検出部2から演算部3に対して自車両のヨーレートYawとスリップ角Slipが出力される。 In step S2, the vehicle behavior detector 2 detects the wheel speed and steering angle of the left and right rear wheels of the host vehicle, and calculates the yaw rate and slip angle as host vehicle travel information. As a result, the yaw rate Yaw and slip angle Slip of the host vehicle are output from the vehicle behavior detection unit 2 to the calculation unit 3.
ステップS3では、演算部3において物体AおよびBの推定位置を算出する。ここでは、物体Aの前回の座標値(XA(t−1),ZA(t−1))と相対速度VA(t−1)、および、ステップS2で車両挙動検出部2より出力されたヨーレートYawとスリップ角Slipに基づいて、前述した(1)および(2)の式を用いることにより、物体Aの推定座標(XA’(t),ZA’(t))を算出する。また、物体Bの前回の座標値(XB(t−1),ZB(t−1))と相対速度VB(t−1)、および、同じくステップS2で車両挙動検出部2より出力されたヨーレートYawとスリップ角Slipに基づいて、前述した(3)および(4)の式を用いることにより、物体Bの推定座標(XB’(t),ZB’(t))を算出する。 In step S3, the calculation unit 3 calculates the estimated positions of the objects A and B. Here, the previous coordinate values (XA (t−1), ZA (t−1)) and relative speed VA (t−1) of the object A, and the yaw rate output from the vehicle behavior detection unit 2 in step S2 Based on Yaw and the slip angle Slip, the estimated coordinates (XA ′ (t), ZA ′ (t)) of the object A are calculated by using the expressions (1) and (2) described above. Further, the previous coordinate value (XB (t−1), ZB (t−1)) and relative speed VB (t−1) of the object B, and the yaw rate output from the vehicle behavior detecting unit 2 in step S2 are also used. Based on Yaw and the slip angle Slip, the estimated coordinates (XB ′ (t), ZB ′ (t)) of the object B are calculated by using the equations (3) and (4) described above.
ステップS4では、物体Aと物体Bについてそれぞれにグルーピングを行う。ここでは、式(5)〜(7)の条件を満たす検出点を物体Aを表す同一のグループに含まれるものとしてグルーピングし、式(8)〜(10)の条件を満たす検出点を物体Bを表す同一のグループに含まれるものとしてグルーピングする。次のステップS5では、ステップS4でグルーピングした物体Aと物体Bの各検出点について、式(16)を用いてそれぞれの信頼性判断値R1(t)を算出する。 In step S4, the object A and the object B are grouped separately. Here, the detection points that satisfy the conditions of the expressions (5) to (7) are grouped as being included in the same group representing the object A, and the detection points that satisfy the conditions of the expressions (8) to (10) are grouped. Are grouped as being included in the same group. In the next step S5, the reliability judgment value R1 (t) is calculated for each detection point of the object A and the object B grouped in step S4 using the equation (16).
ステップS6では、ステップS5において算出した信頼性判断値R1(t)が最も大きい検出点を代表検出点として選択する。ここでは前述したように、検出点cが物体Aの代表検出点として、また検出点cが物体Bの代表検出点としてそれぞれ選択される。次のステップS7では、式(11)〜(15)により、時刻tにおける物体Aの各パラメータとして、横幅WA(t)、位置座標(XA(t),ZA(t))、相対速度VA(t)および反射強度PA(t)を算出する。また、式(17)〜(21)により、時刻tにおける物体Bの各パラメータとして、横幅WB(t)、位置座標(XB(t),ZB(t))、相対速度VB(t)および反射強度PB(t)を算出する。 In step S6, the detection point with the largest reliability judgment value R1 (t) calculated in step S5 is selected as the representative detection point. Here, as described above, the detection point c is selected as the representative detection point of the object A, and the detection point c is selected as the representative detection point of the object B. In the next step S7, according to the equations (11) to (15), the lateral width WA (t), the position coordinates (XA (t), ZA (t)), the relative velocity VA ( t) and the reflection intensity PA (t) are calculated. Further, according to the equations (17) to (21), as the parameters of the object B at the time t, the lateral width WB (t), the position coordinates (XB (t), ZB (t)), the relative velocity VB (t), and the reflection The intensity PB (t) is calculated.
ステップS8では、再グルーピング範囲を設定する。ここでは、物体Aに対して式(22)によりX軸方向の再グルーピング範囲を、式(23)によりZ軸方向の再グルーピング範囲を設定する。このとき、式(24)、(25)によって、X軸方向の再グルーピング範囲の大きさT1を横幅WA(t)の値に応じて変化させる。また、式(26)〜(28)によって、Z軸方向の再グルーピング範囲の大きさT2,T3をX軸方向の位置に応じて変化させる。同様にして物体Bに対しても、式(29)と(30)により再グルーピング範囲を設定する。 In step S8, a regrouping range is set. Here, the re-grouping range in the X-axis direction is set for the object A by Equation (22), and the re-grouping range in the Z-axis direction is set by Equation (23). At this time, the size T1 of the re-grouping range in the X-axis direction is changed according to the value of the horizontal width WA (t) by the equations (24) and (25). Further, the sizes T2 and T3 of the re-grouping range in the Z-axis direction are changed according to the positions in the X-axis direction using the equations (26) to (28). Similarly, for the object B, the regrouping range is set by the equations (29) and (30).
ステップS9では、ステップS4のグルーピング処理においてグルーピングされなかった検出点の中から、ステップS8において設定された再グルーピング範囲内に含まれる検出点を再グループ化候補検出点として抽出する。ここでは、検出点fが物体Aの再グループ化候補検出点として、また検出点eが物体Bの再グループ化候補検出点としてそれぞれ抽出される。 In step S9, detection points included in the regrouping range set in step S8 are extracted as regrouping candidate detection points from the detection points that are not grouped in the grouping process in step S4. Here, the detection point f is extracted as a regrouping candidate detection point for the object A, and the detection point e is extracted as a regrouping candidate detection point for the object B.
ステップS10では、ステップS9で抽出された再グループ化候補検出点の中から再グルーピングする検出点を選択する。このとき、物体Aに対しては式(24)、(25)によって、再グルーピングする検出点の選択方法を横幅WA(t)の値に応じて切り替える。ここでは横幅WA(t)が式(24)の条件を満たしているため、式(36)を満たす再グループ化候補検出点を再グルーピングする検出点に選択する。また、物体Bに対しても同様に式(31)、(32)によって、再グルーピングする検出点の選択方法を横幅WB(t)の値に応じて切り替える。ここでは横幅WB(t)が式(32)の条件を満たしているため、全ての再グループ化候補検出点を再グルーピングする検出点に選択する。このステップS10において、検出点fが物体Aについて再グルーピングする検出点として、また検出点eが物体Bについて再グルーピングする検出点としてそれぞれ選択される。 In step S10, detection points to be regrouped are selected from the regrouping candidate detection points extracted in step S9. At this time, for the object A, the selection method of the detection points to be regrouped is switched according to the value of the width WA (t) by the equations (24) and (25). Here, since the width WA (t) satisfies the condition of Expression (24), a regrouping candidate detection point that satisfies Expression (36) is selected as a detection point to be regrouped. Similarly, for the object B, the selection method of the detection points to be regrouped is switched according to the value of the horizontal width WB (t) by the equations (31) and (32). Here, since the width WB (t) satisfies the condition of Expression (32), all the regrouping candidate detection points are selected as detection points to be regrouped. In step S10, the detection point f is selected as a detection point for regrouping the object A, and the detection point e is selected as a detection point for regrouping the object B.
ステップS11では、ステップS4においてグルーピングされた検出点と、ステップS10において再グルーピングされた検出点とを合わせて、再グループ化後のパラメータを算出する。ここでは、式(38)、(39)により、時刻tにおける物体Aの再グループ化後のパラメータとして、横幅WAr(t)とX座標値XAr(t)を算出する。また、式(40)、(41)により、時刻tにおける物体Bの再グループ化後のパラメータとして、横幅WBr(t)とX座標値XBr(t)を算出する。 In step S11, the detection points grouped in step S4 and the detection points regrouped in step S10 are combined to calculate a parameter after regrouping. Here, the lateral width WAr (t) and the X coordinate value XAr (t) are calculated as parameters after the regrouping of the object A at time t by the equations (38) and (39). In addition, the horizontal width WBr (t) and the X coordinate value XBr (t) are calculated as parameters after regrouping of the object B at the time t by Expressions (40) and (41).
ステップS12では、ステップS11において再グループ化後のパラメータが算出された物体AとBのいずれかを選択する。次のステップS13では、ステップS4で選択した物体AまたはBに対して自車両が制御中であるか否か、またはその物体AまたはBを自車両が追越中であるか否かを判定する。制御中または追越中のいずれかである場合はステップS14へ進み、いずれでもない場合はステップS15へ進む。 In step S12, one of the objects A and B for which the parameters after regrouping in step S11 are calculated is selected. In the next step S13, it is determined whether or not the own vehicle is controlling the object A or B selected in step S4, or whether or not the own vehicle is overtaking the object A or B. . If it is either under control or overtaking, the process proceeds to step S14, and if not, the process proceeds to step S15.
ステップS14では、ステップS11において算出された再グループ化後の横幅とX座標値を用いないこととして、その替わりに使用するパラメータを選択する。このときステップS12で物体Aを選択していた場合は、物体Aの再グループ化後の横幅WAr(t)とX座標値XAr(t)を用いず、ステップS12で物体Bを選択していた場合は、物体Bの再グループ化後の横幅WBr(t)とX座標値XBr(t)を用いないこととする。ステップS14を実行した後は、ステップS16へ進む。 In step S14, parameters to be used instead are selected on the assumption that the horizontal width and X coordinate value after regrouping calculated in step S11 are not used. At this time, if the object A is selected in step S12, the object B is selected in step S12 without using the lateral width WAr (t) and the X coordinate value XAr (t) after the regrouping of the object A. In this case, the horizontal width WBr (t) and the X coordinate value XBr (t) after the regrouping of the object B are not used. After executing step S14, the process proceeds to step S16.
このステップS14において、ステップS7で算出された物体Aの横幅WA(t)が式(24)を満たしていない場合には、その横幅WA(t)とX座標値XA(t)を他の値で置き換えることなく、そのまま用いるようにする。また、横幅WA(t)が式(24)を満たしており、さらに座標値(XA(t),ZA(t))が式(42)を満たしている場合には、横幅WA(t)に置き換えて前回の横幅WA(t−1)を今回の横幅としても用いるようにし、X座標値XA(t)に置き換えてステップS3において求められた推定X座標値XA’(t)を今回のX座標値として用いるようにする。あるいはまた、横幅WA(t)が式(24)を満たしているが座標値(XA(t),ZA(t))が式(42)を満たしていない場合には、ステップS7で算出された横幅WA(t)とX座標値XA(t)を他の値で置き換えることなく、そのまま用いるようにする。 In step S14, when the lateral width WA (t) of the object A calculated in step S7 does not satisfy the equation (24), the lateral width WA (t) and the X coordinate value XA (t) are set to other values. Use it as is, without replacing it with. Further, when the lateral width WA (t) satisfies the expression (24) and the coordinate values (XA (t), ZA (t)) satisfy the expression (42), the lateral width WA (t) is set. The previous horizontal width WA (t−1) is also used as the current horizontal width, and the estimated X coordinate value XA ′ (t) obtained in step S3 is replaced with the X coordinate value XA (t). It is used as a coordinate value. Alternatively, when the lateral width WA (t) satisfies the equation (24) but the coordinate values (XA (t), ZA (t)) do not satisfy the equation (42), the width WA (t) is calculated in step S7. The horizontal width WA (t) and the X coordinate value XA (t) are used as they are without being replaced with other values.
なお、物体Bについても同様にステップS14において、式(31)と式(43)のどれを満たしているかによって、横幅WB(t)とX座標値XB(t)、または横幅WB(t−1)と推定X座標値XB’(t)のいずれの組み合わせを用いるか選択する。 Note that the width B WB (t) and the X coordinate value XB (t) or the width WB (t−1) are similarly determined for the object B in step S14 depending on which of the expressions (31) and (43) is satisfied. ) And the estimated X coordinate value XB ′ (t).
一方ステップS15では、ステップS11において算出された再グループ化後の横幅とX座標値を使用することとする。すなわち、物体AについてはステップS7で算出された横幅WA(t)とX座標値XA(t)に置き換えて、ステップS11において算出された横幅WAr(t)とX座標値XAr(t)をそれぞれ使用するようにする。また、物体Bについては同じくステップS7で算出された横幅WB(t)とX座標値XB(t)に置き換えて、同じくステップS11において算出された横幅WBr(t)とX座標値XBr(t)をそれぞれ使用するようにする。ステップS15を実行した後は、ステップS16へ進む。 On the other hand, in step S15, the regrouped horizontal width and X coordinate value calculated in step S11 are used. That is, for the object A, the lateral width WA (t) and the X coordinate value XA (t) calculated in step S7 are replaced with the lateral width WAr (t) and the X coordinate value XAr (t) calculated in step S11, respectively. Try to use it. For the object B, the lateral width WB (t) and the X coordinate value XB (t) calculated in step S7 are replaced with the lateral width WBr (t) and the X coordinate value XBr (t) calculated in step S11. To use each. After executing Step S15, the process proceeds to Step S16.
ステップS16では、ステップS12において全ての物体を選択したか否かを判定する。全ての物体、すなわち物体AとBのいずれも選択済みである場合は、ステップS17へ進む。まだ選択していない物体がある場合は、ステップS12へ戻る。ステップS17では、物体AおよびBの検出結果により、前述のようにして先行車情報を車両制御部4へ出力する。ステップS17を実行した後はステップS1へ戻り、上記の処理を繰り返す。
In step S16, it is determined whether or not all objects have been selected in step S12. When all the objects, that is, both the objects A and B have been selected, the process proceeds to step S17. If there is an object that has not yet been selected, the process returns to step S12. In step S17, the preceding vehicle information is output to the
なお、以上説明したステップS4において、いずれの物体のグルーピング範囲内にも位置していない検出点については、新規物体を表す検出点として前述したような処理を行う。これにより、新規物体についても他の物体と同様に各パラメータを算出する。 In step S4 described above, the detection points that are not located within the grouping range of any object are processed as described above as detection points representing a new object. Thereby, each parameter is calculated also about a new object like other objects.
以上説明した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)自車両前方の物体AおよびBについて、各検出点において自車両に対する相対位置を示す位置座標(Xω(t),Zω(t))を検出し(ステップS1)、所定の条件を満たす検出点同士をまとめて物体ごとに検出点のグループを作成することにより、グルーピングを行う(ステップS4)。このグループに含まれていない検出点のうち所定の再グルーピング条件を満たす検出点を物体ごとにまとめて、再グルーピングによるグループを作成する。こうして先のグループ化によってグルーピングされた各検出点と再グループ化によってグルーピングされた各検出点の位置座標に基づいて、物体AとBの相対位置をそれぞれ示す再グループ化後のX座標値XAr(t)およびXBr(t)を算出することとした(ステップS11)。このようにしたので、本来は1つの物体を表すものとして同一のグループにグルーピングされるべき同一物体からの検出点が正しくグルーピングされなかった場合であっても、各物体との位置関係を正確に求めることができる。
According to the embodiment described above, the following operational effects can be obtained.
(1) For the objects A and B ahead of the host vehicle, position coordinates (Xω (t), Zω (t)) indicating relative positions with respect to the host vehicle are detected at each detection point (step S1), and a predetermined condition is satisfied. By grouping the detection points and creating a group of detection points for each object, grouping is performed (step S4). Among detection points that are not included in this group, detection points that satisfy a predetermined regrouping condition are grouped for each object to create a group by regrouping. Thus, based on the position coordinates of the detection points grouped by the previous grouping and the detection points grouped by the regrouping, the X coordinate value XAr (after regrouping) indicating the relative positions of the objects A and B, respectively. t) and XBr (t) were calculated (step S11). Because of this, even if the detection points from the same object that should be grouped into the same group as originally representing one object are not correctly grouped, the positional relationship with each object is accurately determined. Can be sought.
(2)物体のそれぞれに対応する所定の再グルーピング範囲を設定し(ステップS8)、その再グルーピング範囲内に含まれる検出点をその再グルーピング範囲ごとにまとめることにより、検出点のグループを作成して再グループ化を行うこととした。このようにしたので、先のグループ化によって正しくグルーピングされなかった検出点を再グルーピングによって物体ごとに適切なグループにまとめることができる。 (2) A predetermined regrouping range corresponding to each of the objects is set (step S8), and detection points included in the regrouping range are grouped for each regrouping range to create a group of detection points. And decided to regroup. Since it did in this way, the detection point which was not correctly grouped by the previous grouping can be put together into an appropriate group for every object by re-grouping.
(3)先のグループ化によってグルーピングされた各検出点の相対位置に基づいて算出された物体の幅と、先のグループ化と再グループ化によってグルーピングされた各検出点の相対位置に基づいて算出された物体の幅に基づいて、再グルーピング範囲の大きさを変更することとした。具体的には、物体Aについては過去に求められた横幅の平均値WAλと今回求められた横幅WA(t)との差が所定のしきい値Wt1よりも大きい場合に、また物体Bについては過去に求められた横幅の平均値WBλと今回求められた横幅WB(t)との差が所定のしきい値Wt1よりも大きい場合に、T1=αとして再グルーピング範囲を大きく設定する。また、これらの差がしきい値Wt1よりも小さい場合には、T1=βとして再グルーピング範囲を小さく設定することとした。このようにしたので、先のグループ化において正しくグルーピングされなかった検出点が存在する可能性が高いと考えられる場合には、その検出点を再グルーピングできるように広い範囲を設定し、そうでない場合には、他の検出点が誤って再グルーピングされるのを防ぐように狭い範囲を設定することができる。その結果、1つの車両を誤って複数の物体として検出したり、併走している車両同士を誤って1つの物体として検出したりすることを防止できる。 (3) Calculation based on the width of the object calculated based on the relative position of each detection point grouped by the previous grouping, and the relative position of each detection point grouped by the previous grouping and regrouping The size of the regrouping range is changed based on the width of the object. Specifically, for the object A, when the difference between the average width WAλ obtained in the past and the currently obtained width WA (t) is larger than a predetermined threshold value Wt1, When the difference between the horizontal width average value WBλ obtained in the past and the horizontal width WB (t) obtained this time is larger than a predetermined threshold value Wt1, the regrouping range is set to be large as T1 = α. When these differences are smaller than the threshold value Wt1, the regrouping range is set to be small by setting T1 = β. If you think that there is a high possibility that there is a detection point that was not grouped correctly in the previous grouping, set a wide range so that the detection point can be regrouped. Can be set to a narrow range so as to prevent other detection points from being regrouped by mistake. As a result, it is possible to prevent one vehicle from being mistakenly detected as a plurality of objects, and vehicles running in parallel to be mistakenly detected as one object.
(4)再グルーピング範囲内に含まれる検出点のうちいずれかを再グルーピング範囲の大きさに応じて異なる選択方法で選択し(ステップS10)、選択された検出点のみをその再グルーピング範囲が対応している物体のグループに含めることとした。具体的には、再グルーピング範囲が大きく設定された場合には、先のグループ化の結果により算出された物体Aの相対速度VA(t)と、その相対速度Vω(t)との差が所定のしきい値Vt1以下である検出点のみを、その再グルーピング範囲内に含まれる検出点のうち該当する物体の移動方向と同一方向に移動している検出点として選択する。また、再グルーピング範囲が小さく設定された場合には、再グルーピング範囲内に含まれる再グループ化候補検出点の全てを選択することとした。このようにしたので、設定された再グルーピング範囲の大きさに応じて、再グループ化候補検出点の中から実際に再グルーピングする検出点を適切に選択することができる。 (4) One of the detection points included in the re-grouping range is selected by a different selection method according to the size of the re-grouping range (step S10), and only the selected detection point corresponds to the re-grouping range. It was included in the group of objects. Specifically, when the regrouping range is set to be large, the difference between the relative speed VA (t) of the object A calculated based on the result of the previous grouping and the relative speed Vω (t) is predetermined. Only the detection points that are equal to or less than the threshold value Vt1 are selected as detection points that are moving in the same direction as the movement direction of the corresponding object among the detection points included in the re-grouping range. When the regrouping range is set to be small, all the regrouping candidate detection points included in the regrouping range are selected. Since it did in this way, according to the magnitude | size of the set regrouping range, the detection point which actually regroups from the regrouping candidate detection points can be selected appropriately.
(5)中心から遠くに離れるほど段階的に小さくなるように再グルーピング範囲の形状を設定することとした。具体的には、再グルーピング範囲に対して、他車両の車幅範囲内に相当する横範囲中央部と、横範囲中央部よりも中心に対して外側にある中央部と端部の間の部分と、それよりも外側にある左右端部とを設定する。そして、横範囲中央部に対しては前方向と後方向の長さを所定値γで設定し、中央部と端部の間の部分に対しては前方向と後方向の長さをγより小さい所定値δとεでそれぞれ設定し、左右端部に対しては前方向と後方向の長さをそれらよりも小さい所定値ζで設定することとした。このようにしたので、横範囲中央部では、車両の背面以外の場所からの反射によって自車両からの距離が異なる複数の検出点が検出された場合に、その検出点が再グルーピング範囲に含まれるようにすることができる。また、中央部と端部の間の部分では、車両端付近からの反射によって検出点の距離に計測誤差が生じた場合に、その検出点が再グルーピング範囲に含まれるようにすることができる。さらに、一番外側の左右端部では、隣接車線の車両からの検出点が誤って再グルーピング範囲に含まれるのを防止できる。 (5) The shape of the regrouping range is set so as to decrease stepwise as the distance from the center increases. Specifically, with respect to the re-grouping range, the central part of the lateral range corresponding to the vehicle width range of the other vehicle, and the part between the central part and the end part that is outside the central part of the lateral range center part And the left and right end portions on the outer side are set. Then, the length in the front direction and the rear direction is set to a predetermined value γ for the central portion of the horizontal range, and the length in the front direction and the rear direction is set to γ for the portion between the center portion and the end portion. The predetermined values δ and ε are set to be small, and the front and rear lengths are set to the left and right ends by a predetermined value ζ smaller than them. As described above, when a plurality of detection points having different distances from the host vehicle are detected by reflection from a place other than the back of the vehicle, the detection points are included in the regrouping range in the central portion of the horizontal range. Can be. In addition, in the portion between the center portion and the end portion, when a measurement error occurs in the distance of the detection point due to reflection from the vicinity of the vehicle end, the detection point can be included in the regrouping range. Furthermore, it is possible to prevent detection points from the vehicles in the adjacent lanes from being mistakenly included in the regrouping range at the outermost left and right ends.
(6)さらに、中央部と端部の間の部分に対しては、再グルーピング範囲の前方向の長さを後方向の長さよりも長く設定することとした。このようにしたので、検出された車両よりも手前側から現れる隣接車線の車両からの検出点を、誤って再グルーピングすることを防止できる。 (6) Furthermore, for the part between the center and the end, the length in the front direction of the regrouping range is set longer than the length in the rear direction. Since it did in this way, it can prevent re-grouping the detection point from the vehicle of the adjacent lane which appears from the near side rather than the detected vehicle accidentally.
(7)車両制御手段4により自車両の走行を制御中であるか、または自車両が追越動作中であるかを判断し(ステップS13)、走行制御中または追越中と判断される場合には、物体Aについて求められた再グループ化後のX座標値XAr(t)を、また物体Bについて求められた再グループ化後のX座標値XBr(t)をそれぞれ用いることを禁止して、他の方法で今回のX座標値XA(t)およびXB(t)を求めることとした(ステップS14)。このようにしたので、誤った再グループ化によって発生する相対位置の算出誤差により、自車両の制御へ与える影響が大きいと考えられる場合には、その再グループ化の相対位置を用いずに、今回の相対位置を求めることができる。 (7) When it is determined whether the vehicle control means 4 is controlling the traveling of the host vehicle or the host vehicle is performing an overtaking operation (step S13), and it is determined that the traveling control is in progress or overtaking Are prohibited from using the re-grouped X coordinate value XAr (t) obtained for the object A and the re-grouped X coordinate value XBr (t) obtained for the object B, respectively. The X coordinate values XA (t) and XB (t) of this time are obtained by other methods (step S14). Because of this, if the relative position calculation error caused by incorrect regrouping is considered to have a large impact on the control of the host vehicle, this time without using the regrouping relative position. Can be obtained.
(8)上記のようにして再グループ化後の位置座標を用いずに今回の相対位置を求めるときに、
(a)走行制御中または追越中であると判断され、かつ、物体Aの過去の横幅の平均値WAλと、今回の先のグループ化による横幅WA(t)との差が所定のしきい値Wt1未満の場合には、その横幅WA(t)を今回の物体の横幅とするとともに、先のグループ化によるX座標値XA(t)を今回のX座標値とする。
(b)走行制御中または追越中であると判断され、かつ、物体Aの過去の横幅の平均値WAλと、今回の先のグループ化による横幅WA(t)との差が所定のしきい値Wt1以上であって、さらに、物体Aの一部分がレーザレーダ1のスキャン範囲から外れている場合には、その横幅WA(t)を今回の物体の横幅とするとともに、先のグループ化によるX座標値XA(t)を今回のX座標値とする。
(c)走行制御中または追越中であると判断され、かつ、物体Aの過去の横幅の平均値WAλと、今回の先のグループ化による横幅WA(t)との差が所定のしきい値Wt1以上であって、さらに、物体Aの一部分がレーザレーダ1のスキャン範囲内である場合には、前回の横幅WA(t−1)を今回の物体の横幅とするとともに、過去に求められた物体Aの相対位置に基づいて求められた推定X座標値XA’(t)を今回のX座標値とする。
このようにしたので、状況に応じて適切な値を用いて、今回の相対位置を求めることができる。
(8) When obtaining the current relative position without using the position coordinates after regrouping as described above,
(A) The difference between the average value WAλ of the past lateral width of the object A and the lateral width WA (t) obtained by the previous grouping is determined to be a predetermined threshold value. When the value is less than the value Wt1, the horizontal width WA (t) is set as the horizontal width of the current object, and the X coordinate value XA (t) obtained by the previous grouping is set as the current X coordinate value.
(B) The difference between the average value WAλ of the past lateral width of the object A and the lateral width WA (t) obtained by the previous grouping is determined to be a predetermined threshold value. If the value is equal to or greater than the value Wt1 and a part of the object A is out of the scan range of the
(C) The difference between the average value WAλ of the past lateral width of the object A and the lateral width WA (t) obtained by the previous grouping is determined to be a predetermined threshold value. If the value is equal to or greater than the value Wt1 and a part of the object A is within the scan range of the
Since it did in this way, this time relative position can be calculated | required using a suitable value according to a condition.
なお、上記の実施の形態ではスキャニングレーザレーダを用いて各検出点の相対位置と反射強度を検出する例について説明したが、これ以外のものを用いてもよい。たとえば、電波式レーダなどを用いることとしてもよい。物体に対してレーザ光や電波などの電磁波を照射し、各検出点において自車両に対する相対位置と、その電磁波の反射強度とを検出できるものであれば、どのようなものを使用してもよい。 In the above-described embodiment, the example in which the relative position and the reflection intensity of each detection point are detected using the scanning laser radar has been described, but other examples may be used. For example, a radio wave radar may be used. Any object can be used as long as it can irradiate an object with an electromagnetic wave such as a laser beam or a radio wave, and detect the relative position to the vehicle and the reflection intensity of the electromagnetic wave at each detection point. .
また、上記の実施の形態では、自車両の前方に存在する物体を検出する装置について適用した例を説明した。しかし、自車両の周囲であれば、後方や側方など前方以外の方向に存在する物体を検出する装置に対しても、本発明を適用することができる。 Further, in the above-described embodiment, an example in which the present invention is applied to an apparatus that detects an object existing in front of the host vehicle has been described. However, the present invention can also be applied to an apparatus that detects an object that exists in a direction other than the front, such as rearward or laterally, around the host vehicle.
上記の実施の形態では、1つの代表検出点のZ軸方向の相対位置(相対距離)に基づいて、物体のZ軸方向の相対位置を決定する例を説明した。しかし、Z軸方向だけでなくX軸方向の相対位置についても、代表検出点の相対位置に基づいて決定することとしてもよい。さらに、2つ以上の代表検出点を選択し、その2つ以上の代表検出点の相対位置に基づいて、物体の相対位置を決定するようにしてもよい。あるいは、代表検出点の相対位置によって物体の相対位置を決定しなくてもよい。たとえば、グルーピングされた各検出点の位置座標の平均値を用いて、物体の相対位置を求めるようにしてもよい。 In the above embodiment, the example in which the relative position in the Z-axis direction of the object is determined based on the relative position (relative distance) in the Z-axis direction of one representative detection point has been described. However, not only the Z-axis direction but also the relative position in the X-axis direction may be determined based on the relative position of the representative detection point. Further, two or more representative detection points may be selected, and the relative position of the object may be determined based on the relative positions of the two or more representative detection points. Alternatively, the relative position of the object may not be determined by the relative position of the representative detection point. For example, the relative position of the object may be obtained by using an average value of the position coordinates of the grouped detection points.
上記の実施形態では、位置検出手段をレーザレーダ1によって実現し、グルーピング手段、再グルーピング手段、位置算出手段、第1および第2の物体幅算出手段、再グルーピング検出点選択手段、追越判断手段、検出範囲判定手段および位置推定手段を演算部3によって実現し、車両制御手段を車両制御部4により実現している。演算部3では、図8のステップS3の処理によって位置推定手段を、ステップS4の処理によってグルーピング手段を、ステップS7の処理によって第1および第2の物体幅算出手段を、ステップS8およびS9の処理によって再グルーピング手段を、ステップS10の処理によって再グルーピング検出点選択手段を、ステップS11の処理によって位置算出手段を、ステップS13の処理によって追越判断手段をそれぞれ実現することとしている。しかし、これらを含めて上記の実施の形態における構成はあくまで一例であって、本発明の特徴が損なわれない限り、各構成要素は上記実施の形態に限定されない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も、本発明の範囲内に含まれる。
In the above embodiment, the position detecting means is realized by the
1:レーザレーダ
2:車両挙動検出部
3:演算部
4:車両制御部
11:自車両
40、50:グルーピング範囲
41、51:再グルーピング範囲
1: Laser radar 2: Vehicle behavior detection unit 3: Calculation unit 4: Vehicle control unit 11:
Claims (11)
前記位置検出手段により相対位置を検出された検出点のうち所定のグルーピング条件を満たす検出点同士をまとめ、前記物体ごとに検出点の第1のグループを作成するグルーピング手段と、
前記グルーピング手段により作成された第1のグループに含まれていない検出点のうち所定の再グルーピング条件を満たす検出点同士をまとめ、前記物体ごとに検出点の第2のグループを作成する再グルーピング手段と、
前記グルーピング手段および再グルーピング手段によって前記第1および第2のグループにそれぞれまとめられた各検出点の相対位置に基づいて、前記物体の相対位置を求める位置算出手段とを備えることを特徴とする車両周囲物体検出装置。 Position detecting means for detecting a relative position with respect to the host vehicle at one or a plurality of detection points for an object around the host vehicle;
Grouping means for collecting detection points satisfying a predetermined grouping condition among detection points whose relative positions are detected by the position detection means, and creating a first group of detection points for each object;
Re-grouping means for collecting detection points satisfying a predetermined re-grouping condition among detection points not included in the first group created by the grouping means, and creating a second group of detection points for each object When,
And a position calculating means for obtaining a relative position of the object based on a relative position of each detection point grouped into the first and second groups by the grouping means and the regrouping means, respectively. Ambient object detection device.
前記再グルーピング手段は、前記再グルーピング条件として前記物体のそれぞれに対応する所定の再グルーピング範囲を設定し、
前記第1のグループに含まれていない検出点のうち前記再グルーピング範囲内に含まれる検出点同士をその再グルーピング範囲ごとにまとめることにより、前記第2のグループを作成することを特徴とする車両周囲物体検出装置。 In the vehicle surrounding object detection device according to claim 1,
The re-grouping means sets a predetermined re-grouping range corresponding to each of the objects as the re-grouping condition,
The second group is created by grouping detection points included in the regrouping range among the detection points not included in the first group for each regrouping range. Ambient object detection device.
前記第1のグループにまとめられた各検出点の相対位置に基づいて、前記物体の幅として第1の幅を算出する第1の物体幅算出手段と、
前記第1および第2のグループにそれぞれまとめられた各検出点の相対位置に基づいて、前記物体の幅として第2の幅を算出する第2の物体幅算出手段とをさらに備え、
前記再グルーピング手段は、前記第1の幅および第2の幅に基づいて前記再グルーピング範囲の大きさを変更することを特徴とする車両周囲物体検出装置。 In the vehicle surrounding object detection device according to claim 2,
First object width calculating means for calculating a first width as the width of the object based on the relative positions of the detection points collected in the first group;
A second object width calculating unit that calculates a second width as the width of the object based on the relative positions of the detection points respectively grouped into the first and second groups;
The vehicle surrounding object detection device, wherein the re-grouping means changes a size of the re-grouping range based on the first width and the second width.
前記再グルーピング手段は、
前記第2の物体幅算出手段により過去に算出された過去の第2の幅の平均値と、前記第1の物体幅算出手段により今回算出された今回の第1の幅との差が所定のしきい値以上の場合、前記再グルーピング範囲を大きく設定し、
前記過去の第2の幅の平均値と前記今回の第1の幅との差が所定のしきい値未満の場合、前記再グルーピング範囲を小さく設定することを特徴とする車両周囲物体検出装置。 In the vehicle surrounding object detection device according to claim 3,
The regrouping means includes
A difference between an average value of past second widths calculated in the past by the second object width calculating unit and a current first width calculated by the first object width calculating unit is a predetermined value. If it is greater than or equal to the threshold value, set the re-grouping range larger,
The vehicle surrounding object detection device, wherein when the difference between the average value of the past second width and the current first width is less than a predetermined threshold, the re-grouping range is set small.
前記再グルーピング範囲内に含まれる検出点のうちいずれかを、その再グルーピング範囲の大きさに応じて異なる選択方法で選択する再グルーピング検出点選択手段をさらに備え、
前記再グルーピング手段は、前記再グルーピング範囲内に含まれる検出点のうち前記再グルーピング検出点選択手段により選択された検出点同士をまとめ、前記第2のグループを作成することを特徴とする車両周囲物体検出装置。 In the vehicle surrounding object detection device according to claim 3 or 4,
Re-grouping detection point selection means for selecting any of the detection points included in the re-grouping range by a different selection method according to the size of the re-grouping range,
The re-grouping means collects the detection points selected by the re-grouping detection point selection means among the detection points included in the re-grouping range, and creates the second group. Object detection device.
前記再グルーピング検出点選択手段は、前記再グルーピング手段により前記再グルーピング範囲が大きく設定された場合、その再グルーピング範囲内に含まれる検出点のうち、その再グルーピング範囲が対応している物体の移動方向と同一の方向に移動している検出点のみを選択し、
前記再グルーピング手段により前記再グルーピング範囲が小さく設定された場合、その再グルーピング範囲内に含まれる検出点の全てを選択することを特徴とする車両周囲物体検出装置。 In the vehicle surrounding object detection device according to claim 5,
The re-grouping detection point selection means, when the re-grouping range is set large by the re-grouping means, the movement of the object corresponding to the re-grouping range among the detection points included in the re-grouping range Select only detection points that are moving in the same direction as
When the re-grouping means sets the re-grouping range to be small, all the detection points included in the re-grouping range are selected.
前記再グルーピング手段は、中心から遠くに離れるほど段階的に小さくなるように前記再グルーピング範囲の形状を設定することを特徴とする車両周囲物体検出装置。 In the vehicle surrounding object detection device according to any one of claims 2 to 6,
The vehicle surrounding object detection apparatus, wherein the re-grouping means sets the shape of the re-grouping range so that the re-grouping means decreases stepwise as the distance from the center increases.
前記再グルーピング手段は、前記再グルーピング範囲に対して、第1の範囲と、前記第1の範囲よりも前記中心に対して外側にある第2の範囲と、前記第2の範囲よりも前記中心に対して外側にある第3の範囲とを設定することを特徴とする車両周囲物体検出装置。 In the vehicle surrounding object detection device according to claim 7,
The regrouping means includes a first range with respect to the regrouping range, a second range outside the first range with respect to the center, and the center with respect to the second range. And a third range outside the vehicle is set.
前記第2の範囲に対しては、前記再グルーピング範囲の前方向の長さを後方向の長さよりも長く設定することを特徴とする車両周囲物体検出装置。 The vehicle surrounding object detection device according to claim 8,
For the second range, the vehicle surrounding object detection device is characterized in that the length in the front direction of the re-grouping range is set longer than the length in the rear direction.
前記位置算出手段により求められた物体の相対位置に基づいて前記自車両の走行を制御する車両制御手段、または前記自車両が前記物体を追越中であるか否かを判断する追越判断手段のいずれか少なくとも一方をさらに備え、
前記位置算出手段は、前記車両制御手段により前記自車両の走行を制御している場合、または前記追越判断手段により追越中であると判断された場合には、前記第1および第2のグループにそれぞれまとめられた各検出点の相対位置に基づいて前記物体の相対位置を求めることを禁止することを特徴とする車両周囲物体検出装置。 In the vehicle surrounding object detection device according to any one of claims 1 to 9,
Vehicle control means for controlling travel of the own vehicle based on the relative position of the object obtained by the position calculating means, or overtaking judgment means for judging whether or not the own vehicle is overtaking the object And further comprising at least one of
The position calculating means controls the first and second when the vehicle control means controls the traveling of the host vehicle or when the overtaking determination means determines that the vehicle is overtaking. An apparatus for detecting an object around a vehicle, which prohibits obtaining a relative position of the object based on a relative position of each detection point grouped in a group.
前記位置算出手段により求められた物体の相対位置に基づいて前記自車両の走行を制御する車両制御手段、または前記自車両が前記物体を追越中であるか否かを判断する追越判断手段のいずれか少なくとも一方と、
前記物体の一部分が前記位置検出手段の検出対象範囲から外れているか否かを判定する検出範囲判定手段と、
前記位置算出手段によって過去に求められた前記物体の相対位置に基づいて、前記物体の今回の推定相対位置を求める位置推定手段とをさらに備え、
前記位置算出手段は、
(1)前記車両制御手段により前記自車両の走行を制御している場合、または前記追越判断手段により追越中であると判断された場合であり、かつ、前記第2の物体幅算出手段により過去に算出された過去の第2の幅の平均値と、前記第1の物体幅算出手段により今回算出された今回の第1の幅との差が所定のしきい値未満の場合には、
前記今回の第1の幅を前記物体の幅とするとともに、前記グルーピング手段によって前記第1のグループにまとめられた各検出点の相対位置に基づいて前記物体の相対位置を求め、
(2)前記車両制御手段により前記自車両の走行を制御している場合、または前記追越判断手段により追越中であると判断された場合であり、かつ、前記過去の第2の幅の平均値と前記今回の第1の幅との差が所定のしきい値以上の場合であって、さらに、前記検出範囲判定手段により前記物体の一部分が前記検出対象範囲から外れていると判定された場合には、
前記今回の第1の幅を前記物体の幅とするとともに、前記グルーピング手段によって前記第1のグループにまとめられた各検出点の相対位置に基づいて前記物体の相対位置を求め、
(3)前記車両制御手段により前記自車両の走行を制御している場合、または前記追越判断手段により追越中であると判断された場合であり、かつ、前記過去の第2の幅の平均値と前記今回の第1の幅との差が所定のしきい値以上の場合であって、さらに、前記検出範囲判定手段により前記物体の一部分が前記検出対象範囲から外れていないと判定された場合には、
前記第2の物体幅算出手段により前回算出された前回の第2の幅を前記物体の幅とするとともに、前記位置推定手段により求められた推定相対位置を前記物体の相対位置とすることを特徴とする車両周囲物体検出装置。 In the vehicle surrounding object detection device according to any one of claims 3 to 6,
Vehicle control means for controlling travel of the own vehicle based on the relative position of the object obtained by the position calculating means, or overtaking judgment means for judging whether or not the own vehicle is overtaking the object And at least one of
Detection range determination means for determining whether a part of the object is out of the detection target range of the position detection means;
Position estimation means for obtaining a current estimated relative position of the object based on the relative position of the object obtained in the past by the position calculation means;
The position calculating means includes
(1) The case where the vehicle control means controls the traveling of the own vehicle, or the case where the overtaking judgment means judges that the vehicle is overtaking, and the second object width calculation means When the difference between the average value of the past second widths calculated in the past and the current first width calculated by the first object width calculation unit is less than a predetermined threshold value ,
The first width of the current time is set as the width of the object, and the relative position of the object is obtained based on the relative position of each detection point grouped into the first group by the grouping unit,
(2) The case where the vehicle control means controls the traveling of the own vehicle, or the case where the overtaking judgment means judges that the vehicle is overtaking, and the past second width When the difference between the average value and the current first width is equal to or greater than a predetermined threshold value, it is further determined by the detection range determination means that a part of the object is out of the detection target range. If
The first width of the current time is set as the width of the object, and the relative position of the object is obtained based on the relative position of each detection point grouped into the first group by the grouping unit,
(3) The case where the vehicle control means controls the traveling of the own vehicle, or the case where the overtaking judgment means judges that the vehicle is overtaking, and the past second width The difference between the average value and the current first width is equal to or greater than a predetermined threshold value, and it is further determined by the detection range determination means that a part of the object is not out of the detection target range. If
The previous second width calculated by the second object width calculating unit last time is set as the width of the object, and the estimated relative position calculated by the position estimating unit is set as the relative position of the object. A vehicle surrounding object detection device.
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