JP2006072647A - ファイル管理装置 - Google Patents

ファイル管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006072647A
JP2006072647A JP2004254685A JP2004254685A JP2006072647A JP 2006072647 A JP2006072647 A JP 2006072647A JP 2004254685 A JP2004254685 A JP 2004254685A JP 2004254685 A JP2004254685 A JP 2004254685A JP 2006072647 A JP2006072647 A JP 2006072647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
network
folder
identification information
group identification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004254685A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4574287B2 (ja
JP2006072647A5 (ja
Inventor
Toru Kikuchi
徹 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004254685A priority Critical patent/JP4574287B2/ja
Publication of JP2006072647A publication Critical patent/JP2006072647A/ja
Publication of JP2006072647A5 publication Critical patent/JP2006072647A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4574287B2 publication Critical patent/JP4574287B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)

Abstract

【課題】 悪意のあるユーザからの攻撃を受け難く、ダイナミックなネットワーク構成にも対応可能で設定が容易であり、「なりすまし」が困難なファイル管理装置を提供する。
【解決手段】 ファイル及び/又はフォルダと仮想ネットワークを構成するグループ識別情報との関連付け情報を管理し、仮想ネットワークを介して受信されたファイル操作要求に従い、ファイル操作要求を転送した仮想ネットワークのグループ識別情報に関連付けされたファイル及びフォルダの読出し、作成、保存、削除、階層構造の変更、属性の読出し、変更等を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークに接続されたファイル管理装置に関するものである。
従来のネットワークを介して共有ファイルをアクセス可能な、いわゆるファイル共有サーバ装置では、ユーザ認証によるファイルへのアクセス管理を行っている。例えば、このようなファイル共有サーバ装置は、クライアント端末からネットワークを介して、ユーザ名(例えば"user1")とパスワード(例えば"abcd1234")といったユーザ認証情報を受信し、自身のユーザ認証機能やユーザ認証サーバが提供するユーザ認証機能によりユーザの認証を行い、接続の可否やファイル、フォルダのアクセス権を判断している。
しかし、ネットワークを介したユーザ認証は、ユーザ認証情報への応答が必要であるため、ファイル共有サーバの存在をネットワークにさらし、悪意のあるユーザからの攻撃を受け易いという欠点があった。
この問題に対し、特許文献1に開示されるディスク装置では、処理要求の発行を許可している計算機のネットワーク上の位置情報を登録し、登録された計算機からの処理要求のみを処理するように構成して、問題を解決しようとしている。
特開2000−347808公報
しかしながら、上記特許文献1のような構成では、ダイナミックに位置情報が変化する現在のネットワーク環境に対応することが困難である。また、サーバ装置やクライアント端末がネットワーク上に多数配置される分散環境では設定項目が多く、管理コストの増大を招いてしまう。更に、位置情報として用いられているIPアドレスとポート番号などはクライアント端末においてユーザによる設定が可能であるため、「なりすまし」が可能であるという欠点もあった。
そこで、本発明にかかる目的は、悪意のあるユーザからの攻撃を受け難く、ダイナミックなネットワーク構成にも対応可能で設定が容易であり、「なりすまし」が困難なファイル管理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るファイル管理装置は、通信経路に関する経路情報を通信データ内に設定可能なネットワークにおいて、該ネットワークを介したファイル操作を管理するファイル管理装置であって、ファイル及び/又はフォルダと前記経路情報との関連付け情報を管理する管理手段と、前記ネットワークを介して受信されたファイル操作要求に従い、ファイル操作要求を転送した経路情報に関連付けされたファイル及び/又はフォルダのファイル操作を行うファイル操作手段を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係るファイル管理装置は、通信情報に含まれるグループ識別情報に基づき仮想的に分離された仮想ネットワークを構成するネットワークにおいて、該ネットワークを介したファイル操作を管理するファイル管理装置であって、ファイル及び/又はフォルダと仮想ネットワークを構成するグループ識別情報との関連付け情報を管理する管理手段と、前記仮想ネットワークを介して受信されたファイル操作要求に従い、ファイル操作要求を転送した仮想ネットワークのグループ識別情報に関連付けされたファイル及び/又はフォルダのファイル操作を行うファイル操作手段を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係るファイル管理装置は、パケットのヘッダ情報に含まれる経路情報に基づき装置間でパケットの転送を行うネットワークであり、パケットのヘッダ情報に含まれるグループ識別情報に基づき仮想的に分離された仮想ネットワークを構成するネットワークであり、前記仮想ネットワークへの接続が許可された装置に対して、少なくとも前記仮想ネットワークに対応する前記経路情報を配布するネットワーク、に接続されたファイル管理装置であって、前記経路情報に基づき前記ネットワークから転送されたパケットを受信すると共に、前記ネットワークでの通信制御に用いられる第1のヘッダ情報を処理する第1のパケット処理手段と、前記グループ識別情報に基づき前記第1のパケット処理手段により処理されたパケットを受信すると共に、前記仮想ネットワークでの通信制御に用いられる第2のヘッダ情報を処理する第2のパケット処理手段と、ファイル及び/又はフォルダと前記グループ識別情報との関連付け情報を管理するファイル管理手段と、前記第2のパケット処理手段によりファイル操作要求であると判断されたデータを受信し、前記ファイル操作要求に従い、前記グループ識別情報に関連付けされたファイル及びフォルダのファイル操作を行うファイル操作処理手段と、前記ファイル管理手段によりファイル及び/又はフォルダに関連付けされた前記グループ識別情報各々に対応した前記第2のパケット処理手段を駆動する駆動手段とを有することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、悪意のあるユーザからの攻撃を受け難く、ダイナミックなネットワーク構成にも対応可能で設定が容易であり、「なりすまし」が困難なファイル管理装置を提供できる。
本発明の一実施形態について、図1乃至図19を用いて詳細に説明する。
<本実施形態のファイル管理システムの構成例>
図1は、本実施形態のファイル共有サーバ装置を含むシステムの構成例を示す図である。
図1において、110はファイル共有サーバ機能を提供するファイル共有サーバ装置、120はLANやインターネット等のネットワーク、130−1〜6はパーソナルコンピュータ(PC)や携帯情報端末(PDA)等のクライアント端末、140はクライアント端末130−1〜6やファイル共有サーバ装置110からネットワーク120の上で仮想的に構築される仮想ネットワーク121−1〜4への接続を管理するネットワーク管理装置である。ネットワーク管理装置140は、クライアント端末130−1〜6やファイル共有サーバ装置110からの要求に従い仮想ネットワーク121−1〜4への接続可否を判定し、接続可能である場合はそれぞれの仮想ネットワーク121−1〜4で通信を行うための経路情報を配布する。
ファイル共有サーバ装置110は、ネットワーク120を介した通信を行うネットワーク処理部111と、仮想ネットワーク121−1〜4を介した通信を行う仮想ネットワーク処理部112−1〜4と、ファイルの保存、削除、移動、コピー等の管理機能を行うファイル管理部113と、ファイル管理情報を持つデータベース115と、仮想ネットワーク処理部112−1〜4やファイル管理部113の起動等を行うサービス構成部114とから構成される。
尚、本実施形態では4つの仮想ネットワークが構成される場合の例を示したが、4つに限られるものではない。
<本実施形態のファイル共有サーバ装置の構成例>
(ハードウエア構成例)
図2は、本実施形態のファイル共有サーバ装置のハードウェア構成例を示す図である。
図2において、ファイル共有サーバ装置110は、中央演算処理装置(CPU)110と、ROMやRAM等のメモリ212と、大容量記憶装置であるハードディスクドライブ(HDD)213と、ネットワークインタフェースカード(NIC)214とから構成され、ハードディスクドライブ213に記憶されたプログラムがメモリ212にロードされ、CPU211によって実行される。プログラムはNIC214の制御も行い、ネットワーク120を介した通信が実現される。尚、本実施形態のファイル共有サーバ装置は、プログラムを動作させ、ネットワークと通信することが可能なハードウェアであれば、どのような構成であっても同様に適用可能であることは言うまでもない。
(ソフトウエアとデータの構成例)
図3は、本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるソフトウェアとデータの構成例を示す図である。
図3において、311はシステムの基本的なプログラムであるオペレーティングシステム、312はNIC214の制御を行うと共にネットワーク120を介した通信に必要なプロトコルを処理するプログラムであるネットワークプロトコルドライバ、313は仮想ネットワーク121−1〜4を介した通信に必要なプロトコルを処理するプログラムである仮想ネットワークプロトコルドライバ、314はファイル等のデータベースで管理されるデータであるデータベースリポジトリ、315はデータベースの管理データであるデータベースレコード、316はデータベースレコード315へのレコードの追加、削除、変更、検索等を行うプログラムであるデータベース管理システム、317はファイル共有サーバ機能を提供するプログラムであるファイル共有サーバサービス、318は仮想ネットワークプロトコルドライバプログラムの起動やファイル共有サーバサービスの起動等を行うプログラムであるファイル共有サーバ構成サービスである。
尚、仮想ネットワークプロトコルドライバは、仮想ネットワークの種類に従って複数のドライバを有する。これらのプログラムとデータはHDD213に保存され、各プログラムはメモリ212にロードされCPU211により実行される。
(データベースの構成例)
図4Aは、本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるデータベースレコード(フォルダレコード)の一例を示す図である。
図4Aにおいて、315−1はデータベースレコード315の一部であり、フォルダを管理するためのレコードであるフォルダレコードの一例である。フォルダレコード315−1は、フォルダID411、フォルダ名412、アクセス可能な仮想ネットワークを示すネットワークID413、親フォルダID414、プロパティ415の各フィールドから構成される。
フォルダレコード315−1において、フォルダIDが"3"のレコードは、フォルダ名が"root"、アクセス可能なネットワークIDが3と4、親フォルダIDが0、プロパティが"<dp3>dpv3</dpv3>..."となる。
ここで、親フォルダIDが0とはルートフォルダを表し、プロパティにおける"dp3"は属性名称、"dpv3"は属性値を表している。
図4Bは、本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるデータベースレコード(ファイルレコード)の一例を示す図である。
図4Bにおいて、315−2はデータベースレコード315の一部であり、ファイルを管理するためのレコードであるファイルレコードの一例である。ファイルレコード315−2は、ファイルID421、ファイル名422、アクセス可能な仮想ネットワークを示すネットワークID423、親フォルダID424、プロパティ425、リポジトリロケーション426の各フィールドから構成される。
ファイルレコード315−2において、ファイルIDが"6"のファイルは、ファイル名が"img123.jpg"、アクセス可能なネットワークIDが3、親フォルダIDが6(フォルダ名が"image")、プロパティが"<fp6>fpv6</fp6>..."、リポジトリロケーションが"repository1/img123.jpg"となる。
ここで、リポジトリロケーションとは実際のデータの保存先であり、データベースリポジトリ314内のパス名で表される。
図4Cは、本実施形態のフォルダとファイルの階層構造の一例を示す図である。
図4Cにおいて、430−1〜4は、フォルダレコード315−1とファイルレコード315−2を、仮想ネットワーク毎に階層的に表示した例である。ここで、例えば、"document/aud222.mp3"は、仮想ネットワーク−3の階層構造430−3と仮想ネットワーク−4の階層構造430−4との両者に表示されており、両仮想ネットワークで共有されている。
(データとコマンドのフォーマット例)
図5Aは、本実施形態のファイル共有サーバ装置が送受信するパケットの構成例を示す図である。
図5Aにおいて、510はネットワーク120で転送され仮想ネットワーク121−1〜4を構成するPANパケットであり、宛先PANメンバーID511、出し元PANメンバーID512、パケットがPANパケットであることを示すタイプPAN513、ネットワークでのスイッチングに用いられる経路情報である全経路指定ラベル514、仮想ネットワーク121上での通信制御に用いられるファイル操作要求であるか否かの情報を含む端末機器用ヘッダ515、仮想ネットワーク121上での通信に用いられるパケットの種別を示すタイプ516、転送されるデータであるデータ517から構成される。
また、宛先PANメンバーID511は、仮想ネットワークを識別するためのグループ識別情報であるPAN_ID531と機器種別を示すPAN機器ID532とから構成される。
尚、本実施形態ではPANパケット510の構成について説明したが、本実施形態は、VPN(Virtual Private Network)等、ネットワーク120より配布された経路情報とグループ識別情報とに基づき仮想ネットワーク121−1〜4を構成可能なその他の様々なパケット構成でも同様に適用可能であり、これらも本発明に含まれる。
図5Bは、本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるファイル操作要求の構成例を示す図である。尚、図5Bは一例であって、他のファイル操作が追加されてもよいし、複数のファイル操作が組み合わされてもよい。
図5Bにおいて、プロパティ取得要求610は、要求名"PROPFIND"611とプロパティ取得対象のロケーション612から構成される。同様に、フォルダ作成要求620は、要求名"MKCOL"621と作成ロケーション622、ファイル保存要求630は、要求名"PUT"631と保存ロケーション632と保存データ633、ファイル読出し要求640は、要求名"GET"641と読み出し対象ファイルのロケーション642、削除要求650は、要求名"DELETE"651と削除対象ロケーション652、ファイルコピー要求660は、要求名"COPY"661とコピー元ロケーション662とコピー先ロケーション663、ファイル移動要求670は、要求名"MOVE"671と移動元ロケーション672と移動先ロケーション673、共有設定要求680は、属性設定変更のための要求名"PROPPATCH"681と設定対象ロケーション682と変更対象としてネットワークIDを指定するための"Network_ID"683と共有設定するネットワークIDの値684とから構成される。
ここで、プロパティとは、プロパティ415、425の各フィールド値に加え、フォルダの場合は直下の階層に位置するフォルダやファイルの一覧をも含む。また、ロケーションとは、階層構造におけるパス名、例えば430−2における"audio/aud223.mp3"などである。
<本実施形態のファイル共有サーバ装置の動作例>
(全体の流れ)
図6は、本実施形態のファイル共有サーバ装置の全体の動作の概略を示すフローチャートである。各処理の詳細は、以下の図7〜図19のフローチャートに示す。
まず、ステップS700は図3のファイル共有サーバ構成サービス318の処理で、データベース管理システム316を使用してディスク213のデータベース115の初期化を行う(図7参照)。次に、ステップS800も図3のファイル共有サーバ構成サービス318の処理で、ファイル共有サーバの起動(例えば、仮想ネットワークプロトコルドライバ313やファイル共有サーバサービス317の起動)を行う(図8参照)。
ステップS100でパケット受信を待って、他の処理要求があればステップS200からS300に進んで、他の処理を行う。パケット受信があればステップS900に進んで、受信したパケットのヘッダから対応する処理を行う(図9〜図19参照)。
パケット処理あるいは他の処理が終了すると、ステップS400でファイル共有サーバのサービス停止を判断し、停止でなければステップS100に戻って、次の処理を行う。
(ディスク初期化処理:S700)
図7は、本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるディスク初期化処理のフローチャートである。ディスク初期化処理(S700)は、ファイル共有サーバ構成サービス318により、装置の初期化時に実行される。
ディスク初期化処理(S700)では、図示しないキーボード等により、最初にアクセスが許可されるネットワークIDの一覧入力を受け(S701)、データベースレコード315とデータベースリポジトリ314の初期化を行う(S702)。次に、入力を受けたネットワークIDを読出して(S703)、ネットワークIDが読み出された場合(S704のNo)は、読み出されたネットワークIDに対応するルートフォルダのレコードを作成して(S705)、次のネットワークIDを読み出し(S703)、同様の処理を繰り返す。ここで、ネットワークIDが終了した場合(S704のYes)は、処理を終了する(S710)。
尚、データベースレコード315に対する処理は、特に説明のない限り、データベース管理システム316を介して実行されるものとする。また、ネットワークIDはPAN_ID531を指すものとする。
(ファイル共有サーバ起動処理:S800)
図8は、本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるファイル共有サーバ起動処理のフローチャートである。ファイル共有サーバ起動処理(S800)は、ファイル共有サーバ構成サービス318により、初期化後の装置の起動時に実行される。
ファイル共有サーバ起動処理(S800)では、データベースレコードよりファイル及びフォルダに対応付けされた全てのネットワークIDを検索する(S801)。次に、検索結果よりネットワークIDを読出し(S802)、ネットワークIDが読み出された場合(S803のNo)は、そのネットワークIDに対応する仮想ネットワークプロトコルドライバ313を起動し(S804)、順次仮想ネットワークに対応しS802より繰り返す。ここで、ネットワークIDが終了した場合(S803のYes)は、起動した全ての仮想ネットワークプロトコルドライバ313に対するファイル共有サーバサービス317を起動し(S810)、処理を終了する(S811)。
尚、ファイル共有サーバサービス317は全ての仮想ネットワークプロトコルドライバ313に対して1つ起動されても、それぞれに1つずつ起動されても、本発明の効果は同様であり、いずれにも限定されない。
(パケット受信処理:S900)
図9は、本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるパケット受信処理のフローチャートである。パケット受信処理(S900)は、ネットワークプロトコルドライバ312により、NIC214を介してパケットが受信された場合に実行される。
パケット受信処理(S900)では、受信パケットのヘッダ情報(図5Aの例では、PAN_ID531)よりネットワークIDを読出し(S901)、対応する仮想ネットワークプロトコルドライバが起動されている場合(S902のYes)は、仮想ネットワークパケット受信処理(S1000)へ移行する。
対応する仮想ネットワークプロトコルドライバが起動されていない場合(S902のNo)は、パケットを廃棄し(S903)、処理を終了する(S904)。
尚、本実施形態では、仮想ネットワークに対するパケット以外は廃棄する例を示しているが、その他のサービスで利用されても良く、本例では煩雑さを避けるため記載しない。
(仮想ネットワークパケット受信処理:S1000)
図10は、本実施形態のファイル共有サーバ装置における仮想ネットワークパケット受信処理のフローチャートである。仮想ネットワークパケット受信処理(S1000)は、仮想ネットワークプロトコルドライバ313により実行される。
仮想ネットワークパケット処理(S1000)では、仮想ネットワークにおけるヘッダ情報(PANパケット510においては端末機器用ヘッダ515)に基づき受信パケットがファイル操作要求であるか否かを判断し(S1001)、ファイル操作要求と判断された場合(S1001のYes)で、且つ対応するファイル共有サービス317が起動されている場合(S1010のYes)は、ファイル操作要求処理(S1100)へ移行する。
受信パケットがファイル操作要求でないと判断された場合(S1001のNo)か、又は対応するファイル共有サービス317が起動されていない場合(S1010のNo)は、パケットを廃棄し(S1002)、処理を終了する(S1003)。
尚、本実施形態では、ファイル共有サーバサービスに対するパケット以外は廃棄する例を示しているが、その他のサービスで利用されても良く、本例では煩雑さを避けるため記載しない。
(ファイル操作要求処理:S1100)
図11は、本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるファイル操作要求処理のフローチャートである。ファイル操作要求処理(S1100)は、ファイル共有サーバサービス317により実行される。
ファイル操作要求処理(S1100)ではファイル操作要求の内容を判断し、プロパティ取得要求610であると判断された場合(S1101のYes)は、プロパティ取得処理(S1200)へ移行し、プロパティ取得要求610でないと判断され(S1101のNo)、フォルダ作成要求620であると判断された場合(S1102のYes)は、フォルダ作成処理(S1300)へ移行する。
同様に、フォルダ作成要求620でないと判断され(S1102のNo)、ファイル保存要求630であると判断された場合(S1103のYes)は、ファイル保存処理(S1400)へ移行し、ファイル保存要求630でないと判断され(S1103のNo)、ファイル読出し要求640であると判断された場合(S1104のYes)は、ファイル読出し処理(S1500)へ移行し、ファイル読出し要求640でないと判断され(S1104のNo)、削除要求650であると判断された場合(S1105のYes)は、削除処理(S1600)へ移行し、削除要求650でないと判断され(S1105のNo)、ファイルコピー要求660であると判断された場合(S1106のYes)は、ファイルコピー処理(S1700)へ移行し、ファイルコピー要求660でないと判断され(S1106のNo)、ファイル移動要求670であると判断された場合(S1107のYes)は、ファイル移動処理(S1800)へ移行し、ファイル移動要求670でないと判断され(S1107のNo)、共有設定要求680であると判断された場合(S1108のYes)は、共有設定処理(S1900)へ移行し、共有設定要求680でないと判断された場合(S1108のNo)は、ファイル操作要求エラー応答を返し(S1109)、処理を終了する(S1110)。
尚、ファイル操作要求の判断は、図11の順序に限定されずどの順番であってもよい。
<各ファイル操作の処理手順例>
(プロパティ取得処理:S1200)
図12は、本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるプロパティ取得処理のフローチャートである。プロパティ取得処理(S1200)は、ファイル共有サーバサービス317により実行される。
プロパティ取得処理(S1200)では、対象ネットワークIDを読出し(S1201)、対象ロケーション612を読出し(S1202)、対象ロケーションと対象ネットワークIDに対応するファイルとフォルダのIDとプロパティをデータベースレコード315で検索する(S1203)。ファイルID及びフォルダIDの何れも見つからなかった場合(S1204のYes)は、対応するファイルもフォルダも無いのでプロパティ取得エラー応答を返し(S1205)、処理を終了する(S1206)。
ファイルID及びフォルダIDの何れかが見つかり(S1204のNo)、それがフォルダIDでなかった(ファイルIDだった)場合(S1207のNo)は、検索で見つかった対象のプロパティに基づき応答データを構築する(S1220)。フォルダIDであった場合(S1207のYes)は、対象フォルダIDを親フォルダIDとして持ち、且つ対象ネットワークIDを持つフォルダID、ファイルIDを検索(S1208)する。対象のプロパティとS1208で検索されたフォルダID、ファイルIDに基づき、適宜ファイル名等を検索して応答データを構築する(S1209)。これらの応答データはプロパティ取得応答として返し(S1210)、処理を終了する(S1211)。
ここで、対象ネットワークIDは、前述の図10で実行された仮想ネットワークプロトコルドライバ313からファイル共有サーバサービス317に通知されても、ファイル共有サーバサービス317が仮想ネットワークプロトコルドライバ313から取得しても良い。
(フォルダ作成処理:S1300)
図13は、本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるフォルダ作成処理のフローチャートである。フォルダ作成処理(S1300)は、ファイル共有サーバサービス317により実行される。
フォルダ作成処理(S1300)では、対象ネットワークIDを読出し(S1301)、対象ロケーション622を読出し(S1302)、対象ロケーションと対象ネットワークIDに対応するフォルダIDをデータベースレコード315で検索(S1303)する。フォルダIDが見つかった場合(S1304のYes)は、同じフォルダが既に存在するのでフォルダ作成エラー応答を返し(S1320)、処理を終了する(S1321)。
フォルダIDが見つからなかった場合(S1304のNo)は、対象ロケーション622から新規フォルダ名、親フォルダロケーションを抽出し(S1305)、親フォルダロケーションと対象ネットワークIDに対応するフォルダIDを検索する(S1306)。親フォルダIDが見つかった場合(S1307のYes)は、新規フォルダ名、親フォルダID、対象ネットワークIDによって新規のフォルダレコードを追加し(S1308)、フォルダ作成完了応答を返し(S1309)、処理を終了する(S1310)。親フォルダIDが見つからなかった場合(S1307のNo)は、対象ネットワークIDか対象ロケーション622に誤りであるのでフォルダ作成エラーを返し(S1330)、処理を終了する(S1331)。
(ファイル保存処理:S1400)
図14は、本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるファイル保存処理のフローチャートである。ファイル保存処理(S1400)は、ファイル共有サーバサービス317により実行される。
ファイル保存処理(S1400)では、対象ネットワークIDを読出し(S1401)、対象ロケーション632を読出し(S1402)、対象データ633を読出し(S1403)、対象ロケーションと対象ネットワークIDに対応するファイルIDをデータベースレコード315で検索する(S1404)。
ファイルIDが見つかった場合(S1405のYes)は、ファイルIDからリポジトリロケーションを検索し(S1420)、リポジトリロケーションに対象データ633を上書きし(S1421)、ファイル保存完了応答を返し(S1422)、処理を終了する(S1423)。
ファイルIDが見つからなかった場合(S1405のNo)は、対象ロケーションからファイル名、親フォルダロケーションを抽出し(S1406)、親フォルダロケーションと対象ネットワークIDに対応するフォルダIDを検索する(S1407)。親フォルダIDが見つからなかった場合(S1408のNo)は、対象ネットワークIDか対象ロケーション632に誤りであるのでファイル保存エラー応答を返し(S1430)、処理を終了する(S1431)。親フォルダIDが見つかった場合(S1408のYes)は、リポジトリロケーションを生成して対象データを保存し(S1409)、ファイル名、親フォルダID、対象ネットワークID、リポジトリロケーションによりファイルレコードを作成追加し(S1410)、ファイル保存完了応答を返し(S1411)、処理を終了する(S1412)。
(ファイル読出し処理:S1500)
図15は、本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるファイル読出し処理のフローチャートである。ファイル読出し処理(S1500)は、ファイル共有サーバサービス317により実行される。
ファイル読出し処理(S1500)では、対象ネットワークIDを読出し(S1501)、対象ロケーション642を読出し(S1502)、対象ロケーションと対象ネットワークIDに対応するファイルIDをデータベースレコード315で検索する(S1503)。
ファイルIDが見つからなかった場合(S1504のNo)は、対象ネットワークIDか対象ロケーション642に誤りがあるのでファイル読出しエラー応答を返し(S1520)、処理を終了する(S1521)。
ファイルIDが見つかった場合(S1504のYes)は、ファイルIDからリポジトリロケーションを検索し(S1505)、リポジトリロケーションからデータを読出し(S1506)、読み出したデータで応答データ含むフォルダ読出し完了応答を返し(S1507)、処理を終了する(S1508)。
(削除処理:S1600)
図16は、本実施形態のファイル共有サーバ装置における削除処理のフローチャートである。削除処理(S1600)は、ファイル共有サーバサービス317により実行される。
削除処理(S1600)では、対象ネットワークIDを読出し(S1601)、対象ロケーション652を読出し(S1602)、対象ロケーションと対象ネットワークIDに対応するファイルとフォルダのIDとプロパティをデータベースレコード315で検索する(S1603)。
対象ファイルIDが見つかった場合(S1604のYes)は、ファイルIDに対応するリポジトリロケーションを検索し(S1620)、ファイルIDに対応するファイルレコードを削除し(S1621)、リポジトリロケーションのデータを削除し(S1622)、削除処理完了応答を返し(S1623)、処理を終了する(S1624)。
対象ファイルIDが存在しない場合(S1604のNo)で、対象フォルダIDが存在する場合(S1605のYes)は、対象フォルダIDを親フォルダIDとする子ファイルIDと子フォルダIDを検索し(S1606)、子ファイルIDも子フォルダIDも存在しない場合(S1607のNo)、フォルダIDに対応するフォルダレコードを削除し(S1608)、削除完了応答を返し(S1609)、処理を終了する(S1610)。
対象フォルダIDが存在しない場合(S1605のNo)は対象ネットワークIDか対象ロケーション652に誤りがあるので、又は、対象フォルダIDが存在して(S1605のYes)、子ファイルID又は子フォルダIDが存在する場合(S1607のYes)は子ファイル又は子フォルダの意図しない削除を防ぐために、削除処理エラー応答を返し(S1630)、処理を終了する(S1631)。
(ファイルコピー処理:S1700)
図17は、本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるファイルコピー処理のフローチャートである。ファイルコピー処理(S1700)は、ファイル共有サーバサービス317により実行される。
ファイルコピー処理(S1700)では、対象ネットワークIDを読出し(S1701)、対象ロケーション662を読出し(S1702)、コピー先ロケーション663を読出し(S1703)、対象ロケーションと対象ネットワークIDに対応するファイルIDをデータベースレコード315で検索する(S1704)。
ファイルIDが見つかった場合(S1705のYes)は、コピー先ロケーションと対象ネットワークIDに対応するファイルIDをデータベースレコード315で検索する(S1706)。コピー先ファイルIDが見つからなかった場合(S1707のNo)は、コピー先ロケーションの親フォルダロケーションとコピー先ファイル名を抽出し(S1708)、親フォルダロケーションと対象ネットワークIDに対応するフォルダIDをデータベースレコード315で検索する(S1709)。コピー先の親フォルダIDが見つかった場合(S1710のYes)は、対象ファイルIDに対するコピー元リポジトリロケーションを検索し(S1711)、コピー先リポジトリロケーションを生成し(S1712)、コピー元リポジトリロケーションのデータをコピー先リポジトリロケーションにコピーし(S1713)、コピー先ファイル名、親フォルダID、対象ネットワークID、コピー先リポジトリロケーションに対応したファイルレコードを作成し(S1715)、ファイルコピー完了応答を返し(S1715)、処理を終了する(S1716)。
対象ファイルIDが見つからない場合(S1705のNo)は対象ネットワークIDか対象ロケーション662に誤りがあるので、又は、ファイルIDが見つかり(S1705のYes)、コピー先ファイルIDが見つかった場合(S1707のYes)は既に同じファイルがあるので、又は、ファイルIDが見つかり(S1705のYes)、コピー先ファイルIDが見つからず(S1707のNo)、コピー先の親フォルダIDが見つからない場合(S1710のNo)は対象ネットワークIDかコピー先ロケーション663に誤りがあるので、ファイルコピーエラー応答を返し(S1720)、処理を終了する(S1721)。
(ファイル移動処理:S1800)
図18は、本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるファイル移動処理のフローチャートである。ファイル移動処理(S1800)は、ファイル共有サーバサービス317により実行される。
ファイル移動処理(S1800)では、対象ネットワークIDを読出し(S1801)、対象ロケーション672を読出し(S1802)、移動先ロケーション673を読出し(S1803)、対象ロケーションと対象ネットワークIDに対応するファイルIDをデータベースレコード315で検索する(S1804)。
ファイルIDが見つかった場合(S1805のYes)は、移動先ロケーションと対象ネットワークIDに対応するファイルIDをデータベースレコード315で検索する(S1806)。移動先ファイルIDが見つからなかった場合(S1807のNo)は、移動先ロケーションの親フォルダロケーションと移動先ファイル名を抽出し(S1808)、親フォルダロケーションと対象ネットワークIDに対応するフォルダIDをデータベースレコード315で検索する(S1809)。移動先親フォルダIDが見つかった場合(S1810のYes)は、対象ファイルIDに対するファイルレコードを移動先ファイル名、移動先親フォルダIDに変更し(S1811)、処理を終了する(S1813)。
対象ファイルIDが見つからない場合(S1805のNo)は対象ネットワークIDや対象ロケーション672に誤りがあるので、又は、ファイルIDが見つかり(S1805のYes)、移動先ファイルIDが見つかった場合(S1807のYes)は既に同じファイルがあるので、又は、ファイルIDが見つかり(S1805のYes)、移動先ファイルIDが見つからず(S1807のNo)、移動先の親フォルダIDが見つからない場合(S1810のNo)は対象ネットワークIDや移動先ロケーション673に誤りがあるので、ファイル移動エラー応答を返し(S1820)、処理を終了する(S1821)。
(共有設定処理:S1900)
図19は、本実施形態のファイル共有サーバ装置における共有設定処理のフローチャートである。共有設定処理(S1900)は、ファイル共有サーバサービス317により実行される。
共有設定処理(S1900)では、対象ネットワークIDを読出し(S1901)、対象ロケーション682を読出し(S1902)、設定ネットワークID684を読出し(S1903)、対象ロケーションと対象ネットワークIDに対応するフォルダIDとファイルIDをデータベースレコード315で検索する(S1904)。
ファイルIDが見つからなかった場合(S1905のNo)でフォルダIDも見つからなかった場合(S1906のNo)は、対象ネットワークIDか対象ロケーション682に誤りがあるので共有設定エラー応答を返し(S1907)、処理を終了する(S1908)。
ファイルIDが見つかった場合(S1905のYes)は、ファイルIDに対するファイルレコードに対象ネットワークIDと設定ネットワークIDを設定し(S1920)、共有設定完了応答を返し(S1921)、処理を終了する(S1922)。一方、フォルダIDが見つかった場合(S1906のYes)は、フォルダIDに対するフォルダレコードに対象ネットワークIDと設定ネットワークIDを設定し(S1930)、共有設定完了応答を返し(S1931)、処理を終了する(S1932)。
尚、本実施形態では、図1のネットワーク管理装置140がクライアント端末130に対して仮想ネットワークを割り当てる例を示したが、仮想ネットワークをクライアント端末130単位でなく通信する情報の属性、例えばimage,document,audio等に対応して割り当てても本発明を実施できるし、よりダイナミックに仮想ネットワークを各通信単位に割り当てて、各ファイル操作の完了応答でネットワークIDをクライアント端末に返せば本発明を実施できる。このように、本発明は、仮想ネットワークが、同じフォルダや同じファイルをアクセスする場合に通知されること無しに変更されないという条件さえ満たせば、どのようなネットワークにおいても適用が可能であり、これらも本発明に含まれる。更に、本実施形態では、ネットワークが仮想ネットワークの機能を有し、その機能を利用した例を説明したが、本発明は仮想ネットワークの機能に限定されず、ユーザ認証情報による認証無しにネットワークが提供する通信情報、例えば通信経路情報などをフォルダやファイルに関連付けて管理することでも実現できる。
上記説明したように、本実施形態では、ファイルやフォルダへの仮想ネットワークの識別情報の設定のみによって、仮想ネットワークへの接続が許可された端末のみに対して、それぞれの仮想ネットワークに応じた柔軟なファイル共有サービスを提供するよう動作する。
また、上記説明したように、本実施形態では、パケットのヘッダ情報に含まれる経路情報に基づき機器間でパケットの転送を行うネットワークであり、パケットのヘッダ情報に含まれるグループ識別情報に基づき仮想的に分離された仮想ネットワークを構成するネットワークであり、仮想ネットワークへの接続が許可された機器に対して、少なくとも仮想ネットワークに対応する経路情報を配布するネットワークにおいて、ファイルやフォルダへの仮想ネットワークの識別情報の設定のみによって、仮想ネットワークへの接続が許可された端末のみに対して、それぞれの仮想ネットワークに応じた柔軟なファイル共有サービスを提供するよう動作し、ネットワーク上でファイル共有サーバ機能をオープンにしないため悪意のあるユーザからの攻撃が受け難く、ネットワークが持つ仮想ネットワーク機能を利用するためダイナミックなネットワーク構成にも対応可能で、グループ識別情報により管理が可能なため設定が容易で、ユーザ設定可能な情報によるアクセス制限でないため「なりすまし」が困難なファイル共有サービスが可能となる。
本実施形態のファイル共有サーバ装置を有するシステムの構成例を示す図である。 本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるソフトウェアとデータの構成例を示す図である。 本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるデータベースレコード(フォルダレコード)の一例を示す図である。 本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるデータベースレコード(ファイルレコード)の一例を示す図である。 本実施形態のフォルダとファイルの階層構造の一例を示す図である。 本実施形態のファイル共有サーバ装置が送受信するパケットの構成例を示す図である。 本実施形態のファイル共有サーバ装置が受信するファイル操作要求の構成例を示す図である。 本実施形態のファイル共有サーバ装置における全体の処理概略を示すフローチャートである。 本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるディスク初期化処理のフローチャートである。 本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるファイル共有サーバ起動処理のフローチャートである。 本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるパケット受信処理のフローチャートである。 本実施形態のファイル共有サーバ装置における仮想ネットワークパケット受信処理のフローチャートである。 本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるファイル操作要求処理のフローチャートである。 本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるプロパティ取得処理のフローチャートである。 本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるフォルダ作成処理のフローチャートである。 本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるファイル保存処理のフローチャートである。 本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるファイル読出し処理のフローチャートである。 本実施形態のファイル共有サーバ装置における削除処理のフローチャートである。 本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるファイルコピー処理のフローチャートである。 本実施形態のファイル共有サーバ装置におけるファイル移動処理のフローチャートである。 本実施形態のファイル共有サーバ装置における共有設定処理のフローチャートである。

Claims (9)

  1. 通信経路に関する経路情報を通信データ内に設定可能なネットワークにおいて、該ネットワークを介したファイル操作を管理するファイル管理装置であって、
    ファイル及び/又はフォルダと前記経路情報との関連付け情報を管理する管理手段と、
    前記ネットワークを介して受信されたファイル操作要求に従い、ファイル操作要求を転送した経路情報に関連付けされたファイル及び/又はフォルダのファイル操作を行うファイル操作手段とを有することを特徴とするファイル管理装置。
  2. 通信情報に含まれるグループ識別情報に基づき仮想的に分離された仮想ネットワークを構成するネットワークにおいて、該ネットワークを介したファイル操作を管理するファイル管理装置であって、
    ファイル及び/又はフォルダと仮想ネットワークを構成するグループ識別情報との関連付け情報を管理する管理手段と、
    前記仮想ネットワークを介して受信されたファイル操作要求に従い、ファイル操作要求を転送した仮想ネットワークのグループ識別情報に関連付けされたファイル及び/又はフォルダのファイル操作を行うファイル操作手段とを有することを特徴とするファイル管理装置。
  3. パケットのヘッダ情報に含まれる経路情報に基づき装置間でパケットの転送を行うネットワークであり、パケットのヘッダ情報に含まれるグループ識別情報に基づき仮想的に分離された仮想ネットワークを構成するネットワークであり、前記仮想ネットワークへの接続が許可された装置に対して、少なくとも前記仮想ネットワークに対応する前記経路情報を配布するネットワーク、に接続されたファイル管理装置であって、
    前記経路情報に基づき前記ネットワークから転送されたパケットを受信すると共に、前記ネットワークでの通信制御に用いられる第1のヘッダ情報を処理する第1のパケット処理手段と、
    前記グループ識別情報に基づき前記第1のパケット処理手段により処理されたパケットを受信すると共に、前記仮想ネットワークでの通信制御に用いられる第2のヘッダ情報を処理する第2のパケット処理手段と、
    ファイル及び/又はフォルダと前記グループ識別情報との関連付け情報を管理するファイル管理手段と、
    前記第2のパケット処理手段によりファイル操作要求であると判断されたデータを受信し、前記ファイル操作要求に従い、前記グループ識別情報に関連付けされたファイル及びフォルダのファイル操作を行うファイル操作処理手段と、
    前記ファイル管理手段によりファイル及び/又はフォルダに関連付けされた前記グループ識別情報各々に対応した前記第2のパケット処理手段を駆動する駆動手段とを有することを特徴とするファイル管理装置。
  4. 前記グループ識別情報を前記第2のパケット処理手段が保持し、前記ファイル操作処理手段は前記第2のパケット処理手段から前記グループ識別情報を取得することを特徴とする請求項3記載のファイル管理装置。
  5. 前記グループ識別情報を前記第2のパケット処理手段が保持し、前記グループ識別情報は前記第2のパケット処理手段が前記ファイル操作要求処理手段に通知することを特徴とする請求項3記載のファイル管理装置。
  6. 前記グループ識別情報は、前記第1のパケット処理手段が前記第2のパケット処理手段に通知し、前記第2のパケット処理手段が前記ファイル操作処理手段に通知することを特徴とする請求項5記載のファイル管理装置。
  7. 前記ファイル管理手段は、ファイル及びフォルダに対応したレコードを持つデータベースを有し、該レコードは少なくとも1つの前記グループ識別情報に対応するフィールドを持つことを特徴とする請求項3乃至6の何れか一項に記載のファイル管理装置。
  8. 前記ファイル操作は、前記ファイル又は前記フォルダの読出し、作成、保存、削除、階層構造の変更、属性の読出し、変更の何れかであることを特徴とする
    請求項1乃至7の何れか一項に記載のファイル管理装置。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載のファイル管理装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
JP2004254685A 2004-09-01 2004-09-01 ファイル管理装置 Expired - Fee Related JP4574287B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004254685A JP4574287B2 (ja) 2004-09-01 2004-09-01 ファイル管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004254685A JP4574287B2 (ja) 2004-09-01 2004-09-01 ファイル管理装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006072647A true JP2006072647A (ja) 2006-03-16
JP2006072647A5 JP2006072647A5 (ja) 2007-10-18
JP4574287B2 JP4574287B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=36153219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004254685A Expired - Fee Related JP4574287B2 (ja) 2004-09-01 2004-09-01 ファイル管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4574287B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008210045A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Hitachi Ltd ストレージシステム並びに情報処理装置及び接続方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10154118A (ja) * 1996-11-22 1998-06-09 Hitachi Ltd ネットワーク通信システム
JP2001014228A (ja) * 1999-06-25 2001-01-19 Ntt Data Corp ファイル配信システム、方法及び記録媒体
JP2002185524A (ja) * 2000-12-19 2002-06-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信サービス条件制御方法および装置
JP2003208365A (ja) * 2001-10-16 2003-07-25 Microsoft Corp 適応ディスパッチャを有する仮想ネットワーク
JP2004013778A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Hitachi Ltd セキュアストレージシステム
JP2004038922A (ja) * 2001-12-28 2004-02-05 Network Appliance Inc 1つのファイラー上の複数の仮想ファイラーが重複するネットワークアドレスを有する複数のアドレス空間に参加することを可能にする技術
JP2005534104A (ja) * 2002-07-22 2005-11-10 ヴォーメトリック インコーポレイテッド セキュアネットワークファイルアクセス制御システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10154118A (ja) * 1996-11-22 1998-06-09 Hitachi Ltd ネットワーク通信システム
JP2001014228A (ja) * 1999-06-25 2001-01-19 Ntt Data Corp ファイル配信システム、方法及び記録媒体
JP2002185524A (ja) * 2000-12-19 2002-06-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信サービス条件制御方法および装置
JP2003208365A (ja) * 2001-10-16 2003-07-25 Microsoft Corp 適応ディスパッチャを有する仮想ネットワーク
JP2004038922A (ja) * 2001-12-28 2004-02-05 Network Appliance Inc 1つのファイラー上の複数の仮想ファイラーが重複するネットワークアドレスを有する複数のアドレス空間に参加することを可能にする技術
JP2004013778A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Hitachi Ltd セキュアストレージシステム
JP2005534104A (ja) * 2002-07-22 2005-11-10 ヴォーメトリック インコーポレイテッド セキュアネットワークファイルアクセス制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008210045A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Hitachi Ltd ストレージシステム並びに情報処理装置及び接続方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4574287B2 (ja) 2010-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210042144A1 (en) Virtual machine morphing for heterogeneous migration environments
US20230362243A1 (en) Direct input from a nearby device
WO2022206452A1 (zh) 服务集成中的数据传输方法、装置、设备、存储介质及计算机程序产品
US9319452B2 (en) System and method for providing private session-based access to a redirected USB device or local device
CN104020961B (zh) 分布式数据存储方法、装置及系统
EP3555771B1 (en) Systems and methods for list retrieval in a storage device
JP2005501341A (ja) 無線デバイス経由の印刷を可能にする出力管理システムおよび方法
US20140279896A1 (en) Cloud-based document suggestion service
US11847204B2 (en) Systems and methods for cloud-based management of digital forensic evidence
US20190370034A1 (en) Remote application access in a virtual desktop infrastructure environment
US20160205183A1 (en) Method and aparatus for backing up data and electronic device
US10496590B2 (en) Enabling redirection policies to be applied based on the windows class of a USB device
TW200421107A (en) System and method for efficiently supporting multiple native network protocol implementations in a single system
US10152290B1 (en) Universal printing using remote application servers
WO2020227318A1 (en) Systems and methods for determining whether to modify content
JP4574287B2 (ja) ファイル管理装置
CN113557503A (zh) 智能文件推荐引擎
US10762045B2 (en) Mounting dynamic endpoints
JP2019216399A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
CN106717016B (zh) 一种非瞬变机器可读存储介质、计算设备的系统和用于创建统一资源标识符的方法
US9813506B2 (en) Distributed self-served application remoting
EP2897064A1 (en) Information processing terminal, processing apparatus, and control method
Srithar et al. Impact of Spatial Proximity on Drone Services
WO2024093901A1 (zh) 一种基于对象存储服务的存储方法及装置
JP2011134267A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム、プログラム、記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070831

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070831

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100813

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees