JP2006039176A - 電光標識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多くの情報を表示することが出来る大型の電光標識板で、走行時も後方への情報表示が可能であり、収納時には、電光表示面がルーフで覆われて表示面の汚染、損傷のない電光標識装置を提供する。
【解決手段】 電光標識板3は、境界線を介して上段標識部3aと下段標識部3bとにより構成し、上段標識部は起立状態から背面方向へ90°横倒した状態の回動範囲内で起立横倒自在な回動機構9により境界線で二つ折り可能に形成し、下段標識部はケース4の正面板に取り付ける。電光標識板と警告灯との間に、上段標識部の電光標識面に相当する大きさに形成したルーフ6を設け、このルーフには、上段標識部の回動方向とは反対方向に連動して回動する連動回動機構10を設け、上段標識部の収納状態では、その電光標識面はルーフにより覆われて保護され、下段標識部のみで後方へ情報表示する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、災害や事故発生時あるいは工事現場等で、周辺の住民や通行車両等への警告や広報活動等に使用するための電光標識装置に関するものである。
一般に、ガス工事、電気工事あるいは道路工事、清掃作業等を行う場合には、通行車両や通行人等の安全を確保するために、電光標識板や立て看板が現場付近に設置され、あるいは屋根上に電光表示器等を搭載した作業車が駐車している。そして、この種の電光表示板や立て看板等には、「作業中」、「工事中」等の文字が、電球や蛍光灯、LED等の光源からの光により表示され、周囲への注意を喚起している。
又、交通事故発生時に事故現場に到着した警察車両には、「事故」、「渋滞中」、「走行注意」等の電光標識が、車両の屋根上に搭載されている表示器に点灯表示される。
これらの電光表示板や表示器は、よく目立つように、かなり大型に形成されているとともに、電光表示板や表示器の上端部には、いずれも警告灯が取り付けられているので、垂直方向は、かなりの高さとなる。従って、車両の走行中は風圧による抵抗が大きく、特に車両搭載式の形式のものは、高速道路等を移動する場合、高速で走行出来ない等、運搬する際に大きな問題があった。
そこで、図7に示す電光掲示板では、LEDの表示モジュール110を複数個配列したLED表示器100のケース120上に散光式警光灯200を配置し、警告閃光を周囲へ放射するとともに、LED表示器100は、スタンド400に装着されたジャッキ600のペダル610を足踏みする毎にLED表示器100が上昇し、レリーズハンドル640を回して下降するように構成してLED表示器100の昇降を行う。又、運搬する場合には、LED表示器100をスタンド400から取り外すように構成したものがある。
特開2001−202045号公報
又、図8に示すように、車載用のLED表示ボード50として、表示部51が電動式油圧モータによりスイッチ操作で起伏する形式のものがある。これは、図8(a)に表示部が起立した状態を示し、表示部51は、この表示部51を収納可能な形成されている凹ケース52の一端部に回動自在に取り付けられているとともに、この表示部51の上端には警告灯53が取り付けられている。図8(b)は、不使用時における状態を示すもので、表示部50は凹ケース52内に収納されており、警告灯53のみがこの凹ケース52から突出した状態となっている。
図7に示す前者の形式のものは、現場で分解、組み立てする必要があり、手間がかかり、特に、事故現場等における緊急時の組み立て作業は危険である。又、表示器100の高さが自ずと制限され、遠方からの視認性が悪い等の問題がある。さらに、LED表示器100の表示面は、使用していない状態でも常に露出されているので、風雨等の天候状態により、又、鳥、犬、猫等の動物により、汚染され、損傷される等の問題がある。
又、図8に示す後者の形式のものは、収納時には、表示部50は凹ケース52内に完全に収納されてしまい、警告灯53のみしか見えず、後方車両への文字による情報表示が全く得られないという問題がある。さらに、このLED表示ボード50を車両に搭載する場合には、その表示器51の大きさは自ずと制限され、多くの情報を表示出来ないという問題もある。
請求項1に係る発明は、正面に電光標識面を有する電光標識板と、この電光標識板を保持するケースと、このケースの上方に取り付けた警告灯とからなる電光標識装置において、電光標識板は、境界線を介して上段標識部と下段標識部とにより構成するとともに、上段標識部は境界線で二つ折り可能に形成し、電光標識板の境界線に対向する背面に、この境界線を回動軸支点として上段標識部が起立状態から背面方向へ90°横倒した状態の回動範囲内で起立横倒自在な回動機構を設け、ケースの上端開口部は、上段標識部が背面方向へ90°横倒した状態で収納可能な形状に形成するとともに、ケースの正面板に、下段標識部を取り付けたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、回動機構は、この回動機構の歯車軸の回転を上段標識部へ伝達するか否かを制御する連結ボスを有し、この連結ボスを解除することにより、上段標識部は手動で回動可能であるようにしたものである。
請求項3に係る発明は、請求項1〜請求項2にそれぞれ係る発明において、電光標識板と警告灯との間に、上段標識部の電光標識面に相当する大きさに形成したルーフを上段標識部に取り付けるとともに、このルーフに、上段標識部の回動方向とは反対方向に連動して回動するように、回動機構と連動する連動回動機構を設けたものである。
請求項1に係る発明は、上記のようにしたので、電光標識面を大きく設計することが出来、多くの情報を表示出来る。又、車両の屋根に搭載した場合、車両の走行中は、上段標識部を収納した状態で走行することが出来るとともに、下段標識部により後方車両への情報を表示することが出来る。又、走行時の風圧による影響を大幅に軽減することが出来、安全に高速走行することも出来る。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、上記のように構成したので、請求項1に係る発明と同様な効果が得られるとともに、手動でも自動でも上段標識部を回動することが出来るので、使用性が良く、便利である。
請求項3に係る発明は、請求項1〜請求項2にそれぞれ係る発明において、上記のように構成したので、請求項1及び請求項2に係る発明と同様な効果が得られるとともに、上段標識部を起立した使用状態では、電光標識板の電光標識面が、ルーフにより雨から保護されるとともに、上方からの光が遮断されるので、電光標識面の視認性が良くなる。
又、上段標識部をケース内に収納した状態では、上段標識部の電光標識面全面がルーフにより完全に覆われている状態となるので、電光標識面が保護され、不足の事態により損傷することもない。特に、電光標識面がLEDで形成されている場合、その表示面は風雨や鳥、犬、猫等の動物により、容易に汚染、損傷の恐れが大であるが、この発明の場合には、走行時のように、下段標識部のみ使用している状態でも、又、装置全体の不使用時でも、上段標識部の電光標識面は完全にルーフで覆われているので、このような汚染、損傷が発生することはない。
電光標識板3は、境界線3dを介して上段標識部3aと下段標識部3bとにより構成するとともに、上段標識部3aは境界線3dで二つ折り可能に形成し、この境界線3dに対向する背面には、境界線3dを回動軸支点として上段標識部3aが起立状態から背面方向へ90°横倒した状態の回動範囲内で起立横倒自在な回動機構9を設けるとともに、ケース4の上端開口部は、上段標識部3aが90°横倒した状態で収納可能な形状に形成するとともに、ケース4の正面板4aには、下段標識部3bを取り付ける。さらに、電光標識板3と警告灯7との間に、上段標識部3aの電光標識面3cに相当する大きさに形成したルーフ6を設け、このルーフ6には、上段標識部3aの回動方向とは反対方向に連動して回動するように、回動機構9と連動する連動回動機構10を設けた電光標識装置1である。
上段標識部3aをケース4内に収納した状態では、上段標識部3aの電光標識面3cはルーフ6により覆われて保護されており、下段標識部3bの電光標識面には後方車両への情報を表示する。現場では、上段標識部3aを起立状態とすれば、大型の電光標識板3が得られ、多くの情報を表示することが出来るとともに、ルーフ6により上方からの光が遮断され、電光標識面の視認性が良い。特に、電光標識面3cがLEDで形成されている場合、走行時のように下段標識部のみ使用している状態でも、又、装置全体の不使用時でも、上段標識部3aの電光標識面3cは、完全にルーフ6で覆われているので、その電光標識面3cが風雨や鳥、犬、猫等の動物により、汚染、損傷されることもない。
この発明の実施例を、図1〜図6に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5は、この発明による電光標識装置1の実施例を示すもので、図1は電光標識板3の上段標識部3aの動作状態を示す説明図、図2は上段標識部3aが起立した状態を示す一部切欠正面図、図3は上段標識部3aが起立した状態を示す一部切欠背面図、図4は上段標識部3aがケース4内に収納された状態を示す一部切欠上面図、図5は上段標識部3aが起立した状態を示す斜視図、図6は上段標識部3aが収納された状態を示す斜視図である。
図1〜図6に示すように、電光標識装置1は、正面が電光標識面2となっており、上段標識部3aと下段標識部3bとにより構成されている電光標識板3、この電光標識板3を支持するとともに、上段標識部3aを収納するケース4、このケース4に二つ折り可能に連設され、上段標識部3aの周囲を覆う枠体5、電光標識板2のルーフ6、ルーフ6の上端に取り付けられた警告灯7を支持する支持台8、電光標識板3の上段標識部3aを背面方向に回動自在に回動する回動機構9、この回動機構9と連動してルーフ6を上段標識部3aの回動方向とは反対方向に回動する連動回動機構10とにより構成されている。
図2、図5に示すように、電光標識板3の正面は、LEDで構成された電光標識面2となっており、文字、数字等が標識可能となっている。電光標識板3は、上段標識部3aと下段標識部3bとにより構成されており、上段標識部3aと下段標識部3bとの境界線3dで二つ折り出来るように形成されている。電光標識板3の上方2/3が上段標識部3a、下方1/3が下段標識部3bとなっている。
なお、この実施例では、電光標識板3の上段標識部3aと下段標識部3bとの分割割合は、2/3:1/3に形成されているが、これに限定されるものではなく、この発明の目的を達成するものであれば、如何なる分割割合であってもよい。
図1〜図3、図5に示すように、下端標識部3bはケース4の正面板4aに固定されて起立した状態で支持されており、上段標識部3aは枠体5が取り付けられており、この枠体5とケース4の正面板4aとは、二つ折り可能に連結されている。電光標識板3は、上段標識部3aと下段標識部3bとの境界線3dを回動軸支点として、回動機構9により背面方向に90°横倒した状態迄回動自在となっている。なお、この実施例では、後述する歯車軸13を回転軸支点としている。
図1、図5、図6に示すように、ケース4は、電光標識板3を安定的に支持する機能も備えており、全体として略箱型に形成されており、正面板4aは凹型に形成されて、下端標識部3bの枠ともなっている。この正面板4aの上端には、枠体5に固定された上段標識部3aが二つ折り可能に且つ回動自在に連設されている。ケース4の上端開口部は、上段標識部3aが90°横倒した状態で収納されるとともに、ケース4の内部には、回動機構9や連動回動機構10が配置されている。
図1〜図3、図5に示すように、上段標識部3aの枠体5の上端部には、上面が上段標識部3aの電光標識面3cとほぼ同じ形状に形成され、側部が略台形に形成されたルーフ6が、電光標識板3と直交するように回動自在に取り付けられている。そして、このルーフ6の一部分は、電光標識板3が起立した状態の時、電光標識面2からひさしのように突出している。従って、このルーフ6により、電光標識面2の上方からの光が遮断され、電光標識面2の視認性が向上する。
さらに、ルーフ6には、回動機構9による上段標識部3aの回動方向とは反対方向に連動して回動する連動回動機構10が設けられており、上段標識部3aが回動すると、ルーフ6は、上段標識部3aの回動動作に連動して反対方向に回動動作するように構成されている。さらに、上段標識部3aが背面方向に回動してケース4内に収納された状態では、上段標識部3aの電光標識面3cは、ルーフ6により覆われた状態となっている。
又、図1〜図3、図5に示すように、ルーフ6の上面には、警告灯7を支持する支持台8が固定されている。従って、警告灯7は支持台8を介在してルーフ6と一体となって上段標識部3aの回動方向とは反対方向に回動し、上段標識部3aがケース4内に収納された状態では、図6に示すように、警告灯7はケース4から突出した状態となる。
図1、図3、図4に示すように、上段標識部3aと下段標識部3bとの境界線3d近傍に対向する電光標識板2の背面には、上段標識部3aを背面方向に90°の範囲内で回動する回動機構9が取り付けられており、この回動機構9は、モータ11、モータ11の回転を伝達する歯車列12、歯車列12を軸支する歯車軸13、歯車軸13の回転を上段標識部3aへ伝達するか否かを制御する連結ボス14とにより構成されている。この回動機構9により、上段標識部3aは、歯車軸13を回動軸支点として90°の範囲で起立した状態から横倒した状態迄回動するように構成されている。
具体的には、歯車軸13の両端部は、その両端が連結ボス14により上段標識部3aの枠体5内部両側部に取り付けられている。さらに、歯車軸13には、モータ軸の回転を歯車軸13に伝達する歯車列12が軸支されており、上記のように、上段標識部3aは、歯車軸13を回動軸支点として、回動機構9により起立した状態から背面方向に90°横倒した状態迄回動自在となっている。なお、上段標識部3aは、連結ボス14を解除すると、手動により上段標識部3aをケース4内に格納したり、あるいは起立させたり出来るようにも構成されている。
又、図1、図3〜図4に示すように、回動機構9に連動させて、ルーフ6を回動するための連動回動機構10は、上段標識部3aとルーフ6とが回動する際の支点となる第1の回動軸支点15、上段標識部3aの回動動作を、ルーフ6に伝達するための第1のシャフト16、この第1のシャフト16とルーフ6とが回動する際の支点となる第2の回動軸支点17、第1のシャフト16とケース4とが回動する際の支点となる第3の回動軸支点18と、歯車軸13とにより構成されている。
具体的には、第1のシャフト16の長さは、上段標識部3aの回動軸支点である歯車軸13と第1の回動軸支点15との距離と同じ長さになるように形成されており、この第1のシャフト16の両端は、第2の回動軸支点17を介してルーフ6と、第3の回動軸支点18を介してケース4と、それぞれ回動自在に連結されている。
さらに、第1の回動軸支点15と第2の回動軸支点17、第3の回動軸支点18と歯車軸13との位置関係がそれぞれ、同じ長さでかつ平行となる様に形成されている。即ち、歯車軸13を含めたこの4つの回動軸支点が平行四辺形の関係になるようにそれぞれ位置決めされている。
従って、上段標識部3aの背面方向への回動動作に対し、この4つの回動軸支点が平行四辺形の関係を保持した状態であるので、第1の回転軸支点15に対する第2の回転軸支点17の位置関係が変わらない。即ち、この上段標識部3aの背面方向への回動動作に連動して、ルーフ6が上段標識部3aの回動方向とは反対方向に連動して回動するように構成されている。
図1、図4に示すように、上段標識部3aを背面から支持するための第2のシャフト19が、枠体5とケース4底面に設けられている長溝(図示せず)とに摺動自在に取り付けられている。第2のシャフト19は、上段標識部3aが90°背面方向に横倒した状態の時、さらに背面方向に回動しないように、ストッパーとしての機能を備えている。
なお、この実施例では、第1のシャフト16及び第2のシャフト19は、いずれも上段標識部3aの両側に配置されて、対をなしているが、これはバランス上の問題を解決するためであるから、第1のシャフト16及び第2のシャフト19は、それぞれいずれも一箇所であってもよい。
又、回動機構9の歯車列12は、当初の目的を達成する動作を行えばよく、任意に歯車を組み合わせて構成される。さらに、回動機構9及び連動回動機構10のいずれも上記実施例に限定されるものではなく、上段標識部3aの背面方向への回動動作に連動してルーフ6が上段標識部3aの回動方向とは反対方向に回動するような動作を行う機構はすべて含まれる。
このように構成された電光標識装置1は、車両の屋根に電光標識面2が走行方向に一致するように取り付けられる。さらに、モータ11に電源コード(図示せず)を配線し、有線回路又は無線回路を介してリモートコントローラ(図示せず)によりモータ11を電動制御することにより、上段標識部3aは起立状態及び90°背面方向に横倒した収納状態となるように制御されている。
次に、作用動作について、図1〜図6に基づいて説明する。
通常、車両の屋根に搭載した状態で、走行している場合には、図6に示すように、上段標識部3aは、90°横倒した状態となってケース4内に収納されている。この収納状態では、ルーフ6は、上段標識部3aの電光標識面3cを覆っており、ケース4の上端からは、警告灯7のみが突出した状態となっている。そこで、電源をオンするとともに、リモートコントローラを操作すれば、下段標識部3bの電光標識面3cには、「注意」、「検問」等の電光文字を表示することが出来る。
従って、現場へと向かう車両の走行時には、後方車両にも情報をもたらすことが出来るとともに、走行時に電光標識板3に加わる風圧も少なく、安全走行が可能である。又、走行時や不使用時には、ルーフ6が上段標識部3aの電光標識面3cを覆っているので、表面を保護することが出来るとともに、電光標識装置全体の形状もコンパクトとなり、収納効率が良い。又、電光標識面がLEDで形成されている場合、その表示面は風雨や鳥、犬、猫等の動物により、容易に汚染、損傷の恐れが大であるが、上段標識部3aの電光標識面3cは完全にルーフ6で覆われているので、走行時のように下段標識部3bのみ使用している状態でも、又、装置全体の不使用時でも、このような汚染、損傷が発生することはない。
次いで、事故現場等に到着した場合には、リモートコントローラを操作して、モータ11を起動すると、モータ軸の回転は、歯車列12を介して歯車軸13へ伝達される。歯車軸13が回転すると、上段標識部3aは歯車軸13を含む回動機構9により起立し、ルーフ6は連動回動機構10により、上段標識部3aの回動方向とは反対方向に連動して回動し、上段標識部3aの上端部を覆う位置で停止する。
さらに、リモートコントローラを操作して、上段標識部3aに新たな電光文字等を表示させたり、あるいは、電光標識板3の電光標識面2全体に大きく文字を表示したりすることも出来、従来のものに比較して、多くの情報を広く表示させることが出来る。
この発明による電光標識装置は、警察車両、緊急車両、道路検査用車両等に搭載して使用出来る。これらの車両に搭載して使用する場合には、上段標識部を収納した状態で高速走行するとともに、下段標識部には情報を表示し、警告灯は点灯状態で走行出来る。又、電光標識装置は、事故現場、検問場所、道路工事現場等に設置して使用しても良く、この場合には、上段標識部を収納した状態で運搬すれば良く、場所を選ばずに幅広く利用することが出来る。
この発明の実施例を示すもので、電光標識板3の上段標識部3aの動作状態を示す説明図である。 この発明の実施例を示すもので、電光標識板3の上段標識部3aが起立した状態を示す一部切欠正面図である。 この発明の実施例を示すもので、電光標識板3の上段標識部3aが起立した状態を示す一部切欠背面図である。 この発明の実施例を示すもので、電光標識板3の上段標識部3aがケース4内に収納された状態を示す一部切欠上面図である。 この発明の実施例を示すもので、電光標識板3の上段標識部3aが起立した状態を示す斜視図である。 この発明の実施例を示すもので、電光標識板3の上段標識部3aがケース4内に収納された状態を示す斜視図である。 従来例を示す斜視図である。 従来例を示す斜視図である。
符号の説明
1 電光標識装置
2 電光標識面
3 電光標識板
3a 上段標識部
3b 下段標識部
3c 電光標識面
3d 境界線
4 ケース
6 ルーフ
7 警告灯
9 回動機構
10 連動回動機構
14 連結ボス

Claims (3)

  1. 正面に電光標識面を有する電光標識板と、この電光標識板を保持するケースと、このケースの上方に取り付けた警告灯とからなる電光標識装置において、
    前記電光標識板は、境界線を介して上段標識部と下段標識部とにより構成するとともに、前記上段標識部は前記境界線で二つ折り可能に形成し、
    前記電光標識板の境界線に対向する背面に、この境界線を回動軸支点として前記上段標識部が起立状態から背面方向へ90°横倒した状態の回動範囲内で起立横倒自在な回動機構を設け、
    前記ケースの上端開口部は、前記上段標識部が背面方向へ90°横倒した状態で収納可能な形状に形成するとともに、前記ケースの正面板に、前記下段標識部を取り付けたこと
    を特徴とする電光標識装置。
  2. 前記回動機構は、この回動機構の歯車軸の回転を前記上段標識部へ伝達するか否かを制御する連結ボスを有し、この連結ボスを解除することにより、前記上段標識部は手動で回動可能であること
    を特徴とする請求項1に記載の電光標識装置。
  3. 前記電光標識板と前記警告灯との間に、前記上段標識部の電光標識面に相当する大きさに形成したルーフを前記上段標識部に取り付けるとともに、このルーフに、前記上段標識部の回動方向とは反対方向に連動して回動するように、前記回動機構と連動する連動回動機構を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項2にそれぞれ記載の電光標識装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015186995A (ja) * 2015-04-22 2015-10-29 高田工業株式会社 標識装置
JP2016099382A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 森尾電機株式会社 車載標識装置および車載標識システム

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