JP2006037473A - Ceiling mounting structure of unit room - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、浴室ユニットなどに適用される、ユニットルームの天井取付構造の改良に関する。 The present invention relates to an improvement in a ceiling mounting structure of a unit room applied to a bathroom unit or the like.
従来より、浴室ユニットなどにおいては、床パンの四辺の外周に壁パネルを立設し、壁パネルの上端に天井パネルを取り付ける構造にしたものが公知である。このような構造では、天井パネルの側端とパネルの上端とを連結する結合部材を用いて連結固定している。 Conventionally, in a bathroom unit or the like, a structure in which a wall panel is erected on the outer periphery of four sides of a floor pan and a ceiling panel is attached to the upper end of the wall panel is known. In such a structure, it is connected and fixed using a connecting member that connects the side end of the ceiling panel and the upper end of the panel.
図6は、従来のユニットルームの天井取付構造を示した図である。100は天井パネル、200は壁パネル、300は天井パネル100の側端に設けられた天井パネル取付具、400は壁パネル200の上端に設けられた壁パネル取付具、500は天井パネル取付具300と壁パネル取付具400とをねじ止めにより結合させるねじ、600は天井廻し縁である。
FIG. 6 is a view showing a ceiling mounting structure of a conventional unit room. 100 is a ceiling panel, 200 is a wall panel, 300 is a ceiling panel fixture provided at the side edge of the
このような構造のものでは、天井パネル取付具300と壁パネル取付具400とを、ねじ500により結合させ、天井パネル100と壁パネル200とが結合し、天井パネル100と壁パネル200との間には天井廻し縁(パッキンのようなもの)600を、空間Aにはめこむ。
しかしながら、このような天井取付構造では、一坪あたりの広さに対して、多数のねじ止めが必要であり、作業が面倒であった。また、天井廻し縁の存在により意匠性を損なっており、更に、ねじを外周に向かって取り付けるため、壁面パネルの内寸から相当な飛出寸法が必要となり、省スペース化という観点でも問題があった。 However, in such a ceiling mounting structure, a large number of screws are required for the area per square meter, and the work is troublesome. In addition, the design edge is impaired due to the presence of the ceiling rim, and in addition, since the screws are attached toward the outer periphery, a considerable projecting dimension is required from the inner dimension of the wall panel, which is problematic in terms of space saving. It was.
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、施工性、意匠性、省スペース性のいずれも確保できるユニットルームの天井取付構造を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a ceiling mounting structure for a unit room that can ensure all of workability, designability, and space saving.
上記目的を達成するため、本発明の請求項1では、天井パネル取付具は、挿入ガイド片を上面より突出させ、下面に第一の連結部を突出形成した、天井パネルの側端を嵌入するための溝部を形成するとともに、壁パネルの上端裏面側に形成された凹段部には、天井パネル取付具に形成された第一の連結部に対応した第二の連結部を形成し、第一の連結部と第二の連結部とは相互に圧入される結合部を設けた構造にしている。
In order to achieve the above object, according to
請求項2では、天井パネル取付具の第一の連結部に設けた結合部と、壁パネルに形成された第二の連結部に設けた結合部とは、いずれか一方が小突起で構成され、他方が小突起を圧入させる結合穴で構成されている。
In
請求項3では、天井パネル取付具の溝部の上面には、溝部の下面に突出形成されている第一の連結部に応じた、上方が開口した積み上げ収容溝を形成している。 According to a third aspect of the present invention, on the upper surface of the groove portion of the ceiling panel fixture, a stacked receiving groove having an upper opening corresponding to the first connecting portion protruding from the lower surface of the groove portion is formed.
請求項4では、結合穴には抜け止め歯が内設され、かつ小突起には抜け止め段部が対応して形成されている。 According to a fourth aspect of the present invention, the coupling hole is provided with retaining teeth, and the small protrusions are formed with corresponding retaining steps.
請求項1によれば、挿入ガイド片をガイドとして、天井パネル取付具の溝部に対して天井パネルの側端を嵌入するだけで、天井パネルに天井パネル取付部を容易に取り付けることができ、このようにして天井パネル取付具を天井パネルに取り付けた後は、天井パネル取付具の下面に形成した第一の連結部を、壁パネルの上端に形成した第二の連結部に相互に圧入するだけで、天井パネルと壁パネルとを容易に連結することが出来る。 According to the first aspect, the ceiling panel mounting portion can be easily attached to the ceiling panel simply by inserting the side end of the ceiling panel into the groove portion of the ceiling panel mounting tool using the insertion guide piece as a guide. After attaching the ceiling panel fixture to the ceiling panel in this way, the first connecting portion formed on the lower surface of the ceiling panel fixture is simply press-fitted into the second connecting portion formed at the upper end of the wall panel. Thus, the ceiling panel and the wall panel can be easily connected.
また、壁パネルの上端裏面側に形成した凹段部で連結しているので、壁パネルと天井パネルとの間に発生する隙間を小さくすることができ、シール材などで確実にシールすることができるとともに、見栄えがよい。 In addition, since it is connected by a concave step formed on the back side of the upper end of the wall panel, the gap generated between the wall panel and the ceiling panel can be reduced, and it can be reliably sealed with a sealing material or the like. It can be done and looks good.
請求項2では、天井パネルを壁パネルに取り付けるに際して、容易に連結部同士を連結させることができる。
In
請求項3では、天井パネルに天井パネル取付具を取りつけた状態で多段状態に積み上げて保管したり、運搬することが出来る。従って、ユニットルームの施工時などに、天井パネルの保管場所を広く確保する必要がなく、例えば、狭いユニットバスにおいて特に有効である。 According to the third aspect, the ceiling panel mounting tool is attached to the ceiling panel, and can be stored and transported by being stacked in a multistage state. Therefore, it is not necessary to secure a large storage area for the ceiling panel when constructing the unit room, and this is particularly effective in a narrow unit bath, for example.
請求項4では、天井パネルを壁パネルに取り付けた際、強固な圧入連結が可能となる。 According to the fourth aspect, when the ceiling panel is attached to the wall panel, a strong press-fit connection is possible.
以下、図とともに本発明の実施の形態について説明する。本発明は浴室ユニット、シャワールームなどにおいて適用される。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The present invention is applied to bathroom units, shower rooms, and the like.
図1(a)は本発明の天井取付構造の一例を示す要部の縦断面図である。また、図1(b)は天井パネル取付具3の第一の連結部30と、壁パネル2の第二の連結部40との結合箇所付近を示す断面図である。
Fig.1 (a) is a longitudinal cross-sectional view of the principal part which shows an example of the ceiling mounting structure of this invention. FIG. 1B is a cross-sectional view showing the vicinity of the joint between the first connecting
ここで、天井パネル1は鋼板を折曲加工したものや、所定の寸法形状に成形された合成樹脂板の裏面に、石膏ボード、グラスウールボード等でなる断熱材等(不図示)を貼着して構成されている。
Here, the
一方の壁パネル2は、補強、断熱のためのセメント、セラミックの基材等に、鋼、アルミニウム等の金属板を表面処理したり、天然、人造石等で構成された化粧板を貼付け、その裏面にバックフレームを取付けるなどして形成されている。 ここに、天井パネル取付具3は、天井パネル1の側端11を取り付けるための溝部33が形成されており、この溝部33には天井パネル1の側端11が挿入されるが、天井パネル取付具3の上面には、くの字形に屈曲形成された挿入ガイド片32が突出されているので、天井パネル1の側端11は天井パネル取付具3の溝部33内にスムーズに挿入させることが出来る。また、溝部33の下面には、第1の連結部30が突出形成されており、この第1の連結部30には結合穴30aが結合部として形成されている。なお、結合穴30aには、小突起40aの抜け止め段部40bの各々に対応し、抜け止め段部40bとかみ合う抜け止め歯30b・・・を複数内設するようにしてもよい。
One
一方の壁パネル2の上端には、パネルの基材2と同じ厚みで、かつ天井パネル取付具1の溝部33の下面に突出形成した第1の連結部30に対応させた凹段部41を形成した取付枠4を組付け、その取付枠4の凹段部41に、複数の抜け止め段部40bを形成した小突起40aを結合部として立設させて第二の連結部40を形成している。
At the upper end of one
したがって、このような構造によれば、天井パネル1の側端11を、天井パネル取付具3の溝部33に嵌入して取付けた後に、天井パネル取付具3の溝部33の下面に突出形成した第1の連結部30が、壁パネル2の上端に設けた第2の連結部40の凹段部41に載るようにして、天井パネル3を壁パネル2側に押し付ければ、天井パネル取付具3の溝部の下面に設けた結合穴30aに、壁パネル2の取付枠4の凹段部41に形成した小突起40aが圧入されるので、両者はネジ止めしなくても強固に結合される。
Therefore, according to such a structure, after the
なお、図例の本実施形態では、天井パネル取付具3の溝部33の下面に結合穴30aを結合部として形成して第1の連結部30とし、壁パネル2の取付枠4の凹段部41に小突起40aを結合部として形成して第2の連結部40としたが、第1の連結部30に小突起を形成し、第2の連結部40に結合穴を設けた構成にしてもよい。これらの第一、第二の連結部は、ネジなどの取付具を用いずに、圧入して結合できる関係であればよい。
In the illustrated embodiment, a
また、5はシール材である。このシール材5は、壁パネル2の上端と天井パネル1の側端11との空隙に挿入され、止水材として機能する。10は天井パネル1の内面に取り付けられた化粧板、20は壁パネル2の内面に取り付けられた化粧板である。
本発明では、このような天井パネル取付具と、壁面パネルとを使用することによって、天井パネル1と壁パネル2を、ネジ止めしなくて、圧入連結することができるので施工性が向上する。また、従来のような天井廻し縁も不要となり意匠性が向上する。更に、ねじが不要なので、壁パネル2の内寸からの飛び出し寸法a’が小さくなり、省スペース化も確保できる。
In the present invention, by using such a ceiling panel fixture and a wall surface panel, the
ここで、31a,31bの各々は、積み上げ収容溝31を形成する立壁を示す。積み上げ収容溝31の機能は後述する。
Here, each of 31a and 31b shows the standing wall which forms the stacking accommodation groove |
図2(a)は、図1に示した天井パネル取付具、壁面パネルの構造を、より詳細に説明するために、天井パネル取付具を用いて、天井パネルと壁面パネルとを連結したユニットルームのコーナ部Cを上面より見た平面図を示している。また、図2(b)は、天井パネルを取り付ける前の壁パネルを上面より見た図を示している。 FIG. 2A is a unit room in which the ceiling panel and the wall surface panel are connected to each other in order to explain the structure of the ceiling panel mounting device and the wall surface panel shown in FIG. 1 in more detail. The top view which looked at the corner part C of this from the upper surface is shown. Moreover, FIG.2 (b) has shown the figure which looked at the wall panel before attaching a ceiling panel from the upper surface.
さらに、図3(a),(b)はそれぞれ、図2(a),(b)に示した部分に対応する斜視図である。 3 (a) and 3 (b) are perspective views corresponding to the portions shown in FIGS. 2 (a) and 2 (b), respectively.
なお、図2(b)において、壁面パネルのコーナ部Cは、壁パネル2の裏面に取り付けられたバックフレーム21,21同士をコーナジョイナ6で連結している。このようなコーナジョイナ6は公知のものであるので、説明を省略する。
In FIG. 2B, the corner portion C of the wall panel connects the back frames 21 and 21 attached to the back surface of the
図2(a)に示した天井パネル取付具3は、コーナ部における突合せ部分が、天井パネル1の対角線に沿うように形成した斜め切断面33を形成しているが、それぞれの接合端を直線状の切断面に形成して、突合せ接合させるものであってもよい。
In the
このような切断面33を突き合わせて接合したものでは、2枚の天井パネル取付具3が天井パネル1に対して不用意に移動してしまうことが未然に防止できる。
In the case where such cut surfaces 33 are abutted and joined, it is possible to prevent the two
図4は、天井パネルの運搬時や、ユニットルームの施工時などに、天井パネル1に天井パネル取付具3を取付けた状態で積み上げて保管する場合の状態を示している。
FIG. 4 shows a state in which the ceiling
天井パネル取付具は、溝部33の上面には、2本の立壁31a,31bを、溝部33の第一の連結部30の幅寸法に応じた広がりをもって形成した積み上げ収容溝31を形成しているので、他の天井パネル取付具3の溝部33の下面に形成した第一の連結部30を収容することができ、従って、図4に示したように、天井パネル1を取りつけた天井パネル取付具3の第一の連結部30を、他の天井パネル1を取り付けた天井パネル取付具3の積み上げ溝31に順次はめ込み積み上げて、天井パネル1に天井パネル取付具3を装着した状態で多段状態に積み上げ保持することができるので、天井パネル1がばらばらになる心配がない。
In the ceiling panel fixture, a
天井パネル1を運搬する場合や、施工現場で複数保管しておく必要がある場合に、このような使用方法を行うことで、天井パネル1を整然として保管でき、作業場所の確保と施工面での利点がある。
When transporting the
1 天井パネル
2 壁パネル
3 天井パネル取付具
4 取付枠
30 第一の連結部
30a 結合部(結合穴)
30b 抜け止め歯
31 積み上げ収容溝
32 挿入ガイド片
33 溝部
40 第二の連結部
40a 結合部(小突起)
40b 抜け止め段部
DESCRIPTION OF
40b Retaining step
Claims (4)
天井パネル取付具は、挿入ガイド片を上面より突出させ、下面に第一の連結部を突出形成した、天井パネルの側端を嵌入するための溝部を形成するとともに、上記壁パネルの上端裏面側に形成された凹段部には、天井パネル取付具に形成された上記第一の連結部に対応した第二の連結部を形成し、上記第一の連結部と上記第二の連結部とは相互に圧入される結合部を設けた構造にしているユニットルームの天井取付構造。 In the ceiling mounting structure of the unit room that connects the ceiling panel to the wall panel using the ceiling panel fixture,
The ceiling panel fixture has an insertion guide piece projecting from the upper surface, a first connecting portion projectingly formed on the lower surface, forming a groove portion for fitting a side end of the ceiling panel, and an upper end rear surface side of the wall panel In the recessed step portion formed in the second connection portion corresponding to the first connection portion formed in the ceiling panel fixture, the first connection portion and the second connection portion, Is a unit room ceiling mounting structure with a joint that is pressed into each other.
上記天井パネル取付具の第一の連結部に設けた結合部と、上記壁パネルに形成された第二の連結部に設けた結合部とは、いずれか一方が小突起で構成され、他方が小突起を圧入させる結合穴で構成されている、ユニットルームの天井取付構造。 In claim 1,
One of the coupling portion provided in the first coupling portion of the ceiling panel fixture and the coupling portion provided in the second coupling portion formed on the wall panel is configured by a small protrusion, and the other is A unit room ceiling mounting structure consisting of joint holes for press-fitting small protrusions.
上記天井パネル取付具の溝部の上面には、溝部の下面に突出形成されている第一の連結部に応じた、上方が開口した積み上げ収容溝を形成している、ユニットルームの天井取付構造。 In claims 1 and 2,
A ceiling mounting structure for a unit room, wherein a stacked housing groove is formed on the upper surface of the groove portion of the ceiling panel fixture, the upper housing opening corresponding to the first connecting portion protruding from the lower surface of the groove portion.
上記結合穴には抜け止め歯が内設され、かつ上記小突起には抜け止め段部が対応して形成されている、ユニットルームの天井取付構造。 In claim 2,
A ceiling mounting structure for a unit room, wherein a retaining tooth is provided in the coupling hole, and a retaining step is formed on the small protrusion.
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004217746A JP2006037473A (en) | 2004-07-26 | 2004-07-26 | Ceiling mounting structure of unit room |
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Cited By (2)
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JP2009062766A (en) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Toto Ltd | Bathroom unit |
JP2017066694A (en) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | Toto株式会社 | Bathroom unit |
-
2004
- 2004-07-26 JP JP2004217746A patent/JP2006037473A/en not_active Withdrawn
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