JP2006031569A - 物品販売装置、物品販売方法及び物品販売のためのコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】委託者から委託された物品を受託者が借り受けて受託者が販売する。これにより、受託者が商品を仕入れる必要がなくなる。売れなかった物品は委託者に返品される。
【解決手段】委託者6から委託された物品情報を登録し(ステップ02)、これらの物品情報から受託者7が受託要求を出すと(ステップ03)、在庫の確認が行われ(ステップ10)、受託者7からの保証金の入金確認後(ステップ04)、委託者6から物品が発送され(ステップ11)、物品が受託者7へ到着する(ステップ05)。借りた物品が販売されると保証金が委託者6へ渡され(ステップ06)、販売されなかったら受託者7から返品され(ステップ07)、返品が委託者6へ到着する(ステップ12)。
【選択図】図4
【解決手段】委託者6から委託された物品情報を登録し(ステップ02)、これらの物品情報から受託者7が受託要求を出すと(ステップ03)、在庫の確認が行われ(ステップ10)、受託者7からの保証金の入金確認後(ステップ04)、委託者6から物品が発送され(ステップ11)、物品が受託者7へ到着する(ステップ05)。借りた物品が販売されると保証金が委託者6へ渡され(ステップ06)、販売されなかったら受託者7から返品され(ステップ07)、返品が委託者6へ到着する(ステップ12)。
【選択図】図4
Description
本発明は、物品販売装置、物品販売方法及び物品販売のためのコンピュータプログラムに関する。
従来、インターネットなどを利用して物品を販売するには、販売者が販売したい物品の情報をホームページに掲載し、購入者はこのホームページを見て希望の商品があれば購入を申し込んでいた。
しかしながら、物品(商品・製品を含む)によっては、実物を実際に見ないと購入するのが難しいものがある。例えば、宝石、貴金属、美術品、絵画、骨董品などである。したがって、このような物品は写真を見せて販売するのではなく、実際に店舗に陳列して、購入者に現物を見せて販売することになる。
ところが、このような宝石等の物品は非常に高価であり、これらの物品を店舗に多数用意するのは資金的に困難を極めていた。本発明の目的は、店舗に高価な物品を多数用意しなくても容易に販売をすることのできる物品販売装置/方法等を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、物品の委託者から委託される物品の情報を受信して記憶し、 この記憶された物品の情報を閲覧した受託者からの、当該物品の受託要求データを受信して記憶し、 この受託要求のあった物品に関する保証金があっせん者へ送金されたかをチェックし、 このチェック結果に応じて、上記委託者に対して当該物品を受託者に送るべきことを通知し、 この通知に応じて、上記委託者から上記受託者に上記物品が送られたことを示すデータを当該受託者から受領し、 送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売された場合には、当該物品が販売されたことを示す販売情報が当該受託者から上記あっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記委託者へ送金すべきことを出力し、 上記送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売されなかった場合には、当該物品が当該受託者から上記委託者に返品されたことを示す返品情報があっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記受託者へ返金すべきことを出力するようにした。
これにより、物品及び保証金を委託及び受託することによって、手許に物品を仕入れて揃えなくても、受託者つまり物品の受託を受けた者は他人にこの物品を売ることができる。そして、売った後に当該物品の代金を上記保証金で当てることができる。また、売れなかった場合には返品をすれば、保証金はすぐに戻ってくるので、多額の事業資金を用意する必要もなくなる。
さらに保証金を保証会社に保証してもらえば、事業資金もさらに少なくなりベンチャー企業などにとっても有利となる。また複数の委託者の手許にある複数の物品を借り受けて販売をすることができるので、近似した物品を多数揃えることができ、お客の微妙な嗜好の違いにも十分に応えることのできる物品販売をすることができる。しかも、売れなかった残りの多くの物品は容易に返却することができる。
(1)全体システム
図1は物品販売装置、物品販売方法を実現する装置及び物品販売の為のコンピュータプログラムが記憶実行される全体システムを示す。委託者6のモバイル1、受託者7のモバイル2、あっせん者8のコンピュータ3が互いにインターネット通信網を通じて接続可能である。
図1は物品販売装置、物品販売方法を実現する装置及び物品販売の為のコンピュータプログラムが記憶実行される全体システムを示す。委託者6のモバイル1、受託者7のモバイル2、あっせん者8のコンピュータ3が互いにインターネット通信網を通じて接続可能である。
なお、この接続されるインターネット通信網は、登録会員だけのクローズの通信網、直接互いに接続される通信網、その他の通信網も含み、接続ための手段はパソコン、モバイル、ファクシミリ通信機、有線電話機、無線携帯電話機、ケーブルテレビジョン通信機、デジタル情報通信機能を有するテレビジョン受像機などを含む。
委託者6からは、モバイル1(携帯電話、ファクシミリ装置、ノートパソコンまたはデスクトップコンピュータ、その他の通信機能付きコンピュータを含む、以下同じ)によって、後述する委託に関する物品情報などが入力されたり、委託・受託の物品情報が検索閲覧されたりする。
受託者7からは、モバイル2(携帯電話、ファクシミリ装置、ノートパソコンまたはデスクトップコンピュータ、その他の通信機能付きコンピュータを含む、以下同じ)によって、後述する受託に関する物品情報などが入力されたり、委託・受託の物品情報が検索閲覧されたりする。
あっせん者8のコンピュータ3では、受信され受け付けられた上記複数の受託者7からの委託物品情報などが蓄積され記憶され、この複数の物品情報/物品情報データベース(物品情報のホームページ/物品情報リスト/物品情報誌も含む)には複数の受託者7から上記インターネット通信網を通じてアクセスされ、特定の物品情報に対して受託の申し入れ/要求がなされる。
これに基づいて、受託者7からあっせん者8へ保証金が送金され、受託の申し入れ/要求のあった複数または1つの物品が複数または一人の委託者6から受託者7へ送付される。送られてきた当該物品が受託者7によって他人に販売された場合には、当該物品が販売されたことを示す販売情報が当該受託者7から上記あっせん者8へ送られ、これに基づいて送金された保証金の中から手数料が差し引かれて、当該保証金の残金があっせん者8から上記委託者6へ送金される。
また、上記送られてきた当該物品が受託者7によって他人に販売されなかった場合には、当該物品が当該受託者7から上記委託者6に返品/返還され、この返品情報が当該委託者7からあっせん者8へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料が差し引かれて、当該保証金の残金があっせん者8から上記受託者7へ返金される。
(2)物品情報を処理する全体回路
図2は物品情報(受託情報/委託情報)を処理する全体回路を示す。この回路は、上記あっせん者8のコンピュータ3、委託者6のモバイル1、受託者7のモバイル2などの物品情報の処理を行う者のコンピュータ装置の中の回路である。この全体回路は、中央処理演算装置であるCPU14を中心に、アドレス信号及びデータ信号が双方向に伝達されるアドレス/データバスライン10を介してインターフェース部11、入力部12、出力部13等と電気的に接続されて構成されている。
図2は物品情報(受託情報/委託情報)を処理する全体回路を示す。この回路は、上記あっせん者8のコンピュータ3、委託者6のモバイル1、受託者7のモバイル2などの物品情報の処理を行う者のコンピュータ装置の中の回路である。この全体回路は、中央処理演算装置であるCPU14を中心に、アドレス信号及びデータ信号が双方向に伝達されるアドレス/データバスライン10を介してインターフェース部11、入力部12、出力部13等と電気的に接続されて構成されている。
入力部12は、音声認識装置又はキーボート等の入力装置と、マウス、デジタイザ、タッチパネルなどのポインティングデバイス、画像認識装置、電話の操作ボタンの認識装置等とから構成されており、コンピュータ装置(全体回路)への処理命令の入力に活用され、上記委託者6の物品情報・委託情報または受託者7の物品情報・受託情報などが入力される。
出力部13は、ディスプレイ、プリンタ、または可聴音を発する音声合成部(音声処理ボード、サウンドカード)、電話回線モデムなどから構成されており、上記物品情報または委託情報または受託情報などが表示/印刷され、各種音声情報の発音などの出力処理が行われる。このような出力される情報は、図16以降に示す物品情報の各種情報などであり、ディスプレイの表示画面に表示されたり印刷/音声出力される。
この出力部13は、一部パーソナルコンピュータで構成することもでき、音声メッセージの登録、音声による情報の入力受付(パスワード・ID・委託情報・受託情報などの受付処理)、情報出力アナウンス(物品情報・委託情報・受託情報)などの出力処理が実行される。
画像入力装置15は、デジタルカメラ、イメージスキャナ、原稿透過ユニットを持つスキャナ等の画像をラスタースキャンして画像データとして取り込む装置と、そのインターフェースから構成されており、委託者6の委託物品の画像写真等の取り込みに用いられる。そして、取り込まれた写真等のデータは、アドレス/データバスライン10を介して情報記憶部3(外部記憶補助手段)内に保存/蓄積される。
なお、画像入力装置15には、場合によって、ファックス装置、コピー装置、原稿透過ユニットを持つスキャナなどが代用される。つまり、写真などの紙面またはフィルム上に記された情報に光を当てたり透過させたり、その反射光または透過光を2値以上のデジタル電気信号に変換する光電変換素子が具備され、その写真紙面上の情報をラスタ画像データとして取り込むことができる装置ならば如何なるものでも用いられる。
タイミング発生部19からは、本コンピュータ装置全体(全体回路)の同期を取るためのタイミングコントロール信号が各回路(プログラム/データ記憶部16、画像入力装置15等)に出力される。このタイミングコントロール信号は、基本周期のクロック信号のほか、このクロック信号を分周又は倍加した信号等が含まれる。
また、このタイミング発生部19には時計回路も内蔵化され、現在の年月日及び時刻が計時され、後述する委託年月日、受託要求年月日、発送日、受取日、返却予定日、返送日、仕切日、返着日のデータとして入力・記憶される。
プログラム/データ記憶部16(内部記憶媒体/手段)はフラッシュメモリ、EEPROM、EPROM、CD−ROMなどROM等の不揮発性メモリと、RAM、キャッシュメモリ、場合によってはハードディスク、磁気カード、磁気ディスク、CD−RAM、DVD(デジタルビデオディスク)等が用いられた一時記憶メモリという大別して2種類の記憶装置(記憶手段)から構成されている。
そして、プログラム/データ記憶部16のROMには本コンピュータ装置(全体回路)で実行されるプログラムや各種処理に使用される汎用データが記憶される。このプログラムは後述するフローチャートに対応している。また、プログラム/データ記憶部16の一時記憶メモリには、プログラム処理中のデータの一時的な蓄積等、つまりワーキングメモリ若しくはキャッシュメモリとして用いられる。
また、情報記憶部17(外部記憶補助媒体/手段、補助記憶媒体)は、磁気ディスク、光ディスク、フレキシブルディスク(プロッピィーディスク)、磁気ドラム、磁気テープ、メモリカード、CD−RAM、CD−ROM、DVDなどの大量情報記憶/保存メディアとそれらのメディアへの情報書き込み/読み出し装置等(ドライブ装置、インターフェイス回路)から構成されている。そして、この情報記憶部17に、上述の物品情報/委託情報/受託情報に関する各種情報などが記憶保存されている。
なお、場合によって、本コンピュータ装置(全体回路)は、情報記憶部17のROM内に予め記憶されたプログラムによって単一の処理が行われる専用装置とされ、情報記憶部17に保存されたプログラムが、適宜、プログラム/データ記憶部16のRAM内に呼び込まれて(起動)される汎用のコンピュータ装置とされる。この場合は、情報記憶部17には、CPU14によって実行される基本ソフト(オペレーティングソフト)、システムソフト、応用プログラムを含む各プログラムが保存されている。
そして、本コンピュータ装置(全体回路)の電源立ち上げ時又は、新たなプログラムの起動時等において、情報記憶部17から読み出され、プログラム/データ記憶部16のRAM等に一時的に保存されると共に、CPU14によって実行される。つまり、本コンピュータ装置(全体回路)によって実行されるプログラムが、情報記憶部17に保存されており、適宜読み出されてCPU14によって実行される。
この場合、新たなプログラムへの変更は、情報記憶部17内に保存されているプログラム自体が置き換えられるか、若しくはプログラムの保存されているCD−ROM、磁気ディスク、フレキシブル磁気ディスク等が交換される(インストール/転送される)ことで行われる。
また、プログラム/データ記憶部16のEPROMに保存されたプログラムを専用に実行するコンピュータ装置の場合には、同じように、CD−ROM、磁気ディスク、フレキシブル磁気ディスク等が交換される(インストール/転送される)ことに呼応してEPROM等の書き換えが行われるか、又はROM自体の交換によって達成される。
なお、このプログラムの新規置き換えは、場合によって、インターネット通信回線、公衆回線若しくはLANを介して接続されている他のコンピュータなどの外部装置18から送られてくる。つまり、コンピュータ装置(全体回路)で実行されるプログラムが、情報記憶部17に対して直接的に交換されたり、インターネットなどの通信網を介して外部装置18から送られてきたもので交換される。
したがって、場合によって、本コンピュータ装置(全体回路)において実行されるプログラムが、起動の度毎に、外部装置18から送られてくる。つまり、コンピュータ装置(全体回路)の情報記憶部17に応用プログラムが保存されておらず、外部装置18から送られてくるプログラムを実行する端末装置の役目のみが、本発明のコンピュータ装置(全体回路)に与えられる。さらには、外部装置18からプログラムとそのプログラムによって処理されるデータが共に送られてきて、そのプログラムによってデータ処理がなされた後、その結果が外部装置18に送り返される。
また、コンピュータ装置で実行されるプログラムは、場合によって、OSなどの基本プログラムを基に、応用プログラムが実行されるような、一般的なコンピュータシステムによるプログラムであり、OSを含む統一化された一つのプログラムのみが実行される専用のコンピュータシステムである。よって、それらの統一化されたプログラムが外部装置18から与えられるし、応用プログラム又は基本プログラム又はプログラムの一部のみが外部装置18から送られてきて実行される。
なお、場合によって、本コンピュータ装置に予め別のオペレーティングシステム、システムプログラム(OS)、その他のプログラムが記憶され、上記プログラムはこれらのOS、その他のプログラムとともに実行される。このプログラムは本装置(コンピュータ本体)にインストールされ実行されるときに、別のプログラムとともにまたは単独で請求項(クレーム)に記載された処理・機能を実行させる。
また、場合によって、このプログラムの一部又は全部が本装置以外の1つ以上の別装置に記憶されて実行され、本装置と別装置との間には通信手段を介して、これから処理するデータ/既に処理されたデータ/プログラムが送受され、本装置及び別装置全体として、本発明が実行される。これらの通信手段はインターネット通信システムなどであり、これら本装置及び別装置の対応関係は、上記あっせん者8のコンピュータ3、委託者6のモバイル1または受託者7のモバイル2の各コンピュータ装置の関係に当てはまる。
(3)委託・受託テーブル20
図3は上記プログラム/データ記憶部16内の委託・受託テーブル20を示す。この委託・受託テーブル20には、上述の物品情報・委託情報・受託情報が各物品ごと(物品コード)ごとにソートされて記憶され、これらの情報が書き込み/読み出しされる。
図3は上記プログラム/データ記憶部16内の委託・受託テーブル20を示す。この委託・受託テーブル20には、上述の物品情報・委託情報・受託情報が各物品ごと(物品コード)ごとにソートされて記憶され、これらの情報が書き込み/読み出しされる。
この記憶されている物品情報等は、具体的には、状態データ、委託者コード、受託者コード、品質情報、日付情報、返品回数データ、同時販売物品コードなどである。状態データは、当該物品の現在の状態を表し、在庫、商談中、保証金待ち、発送中、返送中、販売済(仕切済)などで表される。
委託者コード、受託者コードは、各委託者、各受託者を識別するためのコードである。当該物品が複数回返品かつ受託または販売/仕切されれば、これに応じて受託者コードも付加累積される。この場合、同じ受託者が受託・返品を繰り返しても、同じ受託者コード付加累積される。なお、この場合、販売/仕切の場合の受託者コードは付加累積されなくてもよい。
上記品質情報は、物品の品質・規格・性能など、例えばダイヤモンドでは、イメージ写真、品種、品番、カラット、カラー、クラリティー、カット、シェイプ、価格、メーカー、自社商品コード及び/またはコメントなどである。この品質情報は、真珠では、貝種、品種、品番、サイズ、カラー、光沢、真珠層、キズ、真円度、価格、メーカー、自社商品コード及び/またはコメントなどである。このような品質情報は、ルビー、エメラルド、トパーズなどの色石でも存在し、ネックレス、時計などの貴金属でも存在する。
上記日付情報は、受託者7の受託希望年月日、受託者7の保証金支払期限、受託者7への到着期限(到着予定日)、受託者7の保証金送金日、あっせん者8の保証金受領日、委託者6の物品の発送日、受託者7の物品の受取日、受託者7の返却予定日(返品期限)、受託者7の物品の販売日(仕切日)、受託者7の物品の返送日、委託者6への物品の返着日、発送時の運送会社名、この運送会社の問合せ番号、返品時の運送会社名、この運送会社の問合せ番号、借受日付(受託希望年月日)、仕切返却日付(販売日/仕切日または返送日)などで表される。
上記返品回数データは、当該物品の過去の返品の回数の累積データである。上記同時販売物品コードは、当該物品が過去に返品されたとき、本物品と同時に販売/仕切された物品の物品コードである。この物品コードは図の左端に示すものと同じであり、過去に同時に販売/仕切された物品情報にリンクすることができる。なお、この同時販売物品コードには、当該物品が過去に返品されたとき、本物品と同時に返品された物品の物品コードも含めてもよい。
本物品と同時に販売/仕切されるたびに、この同時販売物品コードは付加累積されていく。販売/仕切されると、または販売/仕切されて所定日数が経過すると、この物品情報は販売・仕切テーブル(図示せず)に転送されるが、物品コードは書き換えられないため、上記リンクは継続保持される。
委託・受託テーブル20には、委託者6の委託者情報及び受託者7の受託者情報も記憶され、これらの委託者情報及び受託者情報は、運用情報、基本情報、連絡先情報、金融機関情報、クレジットカード情報などである。これら委託者情報及び受託者情報の中には、上記委託者コードまたは/及び受託者コードも含まれ、上記各物品情報とのリンクが可能となっている。
運用情報はID・パスワードなどである。基本情報は、名称(会社名・氏名)、設立年月日(生年月日)、代表者名、郵便番号、住所、電話番号、FAX番号、携帯電話番号、メールアドレスなどである。連絡先情報は、担当者の携帯電話、メールアドレス、担当部署、担当者名、電話番号、住所などである。金融機関情報は、金融機関名、支店名、口座種別、口座番号、口座名義人等である。クレジットカード情報は、カード名義人、クレジット会社名、有効期限等である。
(4)物品委託・受託販売の全体処理
図4は物品委託・受託販売の全体処理のフローチャートを示す。このフローチャートに応じた処理は、上記CPU14によって実行される。このフローチャートは、上記あっせん者8(管理者、仲介者、処理センターなどを含む。他でも同じ)のコンピュータ3の電源を投入したとき、または委託者6のモバイル1または受託者7のモバイル2の各コンピュータ装置の電源を投入して、互いのコンピュータ装置の間で情報転送(アクセス、ID番号/電話番号入力、処理指示またはデータ転送)があったとき等に開始され、電源を切るまで繰り返し継続される。
図4は物品委託・受託販売の全体処理のフローチャートを示す。このフローチャートに応じた処理は、上記CPU14によって実行される。このフローチャートは、上記あっせん者8(管理者、仲介者、処理センターなどを含む。他でも同じ)のコンピュータ3の電源を投入したとき、または委託者6のモバイル1または受託者7のモバイル2の各コンピュータ装置の電源を投入して、互いのコンピュータ装置の間で情報転送(アクセス、ID番号/電話番号入力、処理指示またはデータ転送)があったとき等に開始され、電源を切るまで繰り返し継続される。
まず、イニシャライズ処理が実行され、コンピュータ3の情報記憶部17、プログラム/データ記憶部16、委託・受託テーブル20のエラーチェック、その他の初期化が行われる(ステップ01)。次いで、委託者処理が実行され(ステップ02)、委託者6から委託販売される物品(商品、製品等を含む。他も同じ)の情報(委託情報)の記憶、修正、削除、管理帳票処理などが行われる。
次に、受託者処理が実行され(ステップ03)、受託者7が受託希望する物品の検索、受託希望、受託希望解除、保証金計算、管理帳票などが行われる。次いで、在庫処理が実行され(ステップ10)、受託者7が希望した物品が、過誤等により委託者6のところに無かった場合の対応処理が行われる。
次に、保証金入金処理が実行され(ステップ04)、受託者7からあっせん者8への保証金入金のチェックが行われる。次いで、受託物品発送処理(ステップ11)が実行され、委託者6から受託者7への希望物品の発送におけるチェック等が行われる。
次に、受託物品到着処理が実行され(ステップ05)、委託者6から受託者7への希望物品の到着におけるチェック等が行われる。次いで、販売処理が実行され(ステップ06)、受託者7へ送られた物品が他人に販売されたときには保証金が委託者6へ送られる。
次に、返品発送処理が実行され(ステップ07)、受託者7へ送られた物品が販売できなかったときには、受託物品が受託者7から委託者6へ返品され、この返品発送におけるチェック等が行われる。次いで、返品到着処理が実行され(ステップ12)、受託者7から委託者6への上記受託物品の返品到着におけるチェック等が行われ、保証金が受託者7へ返金される。
次に、受託日数経過処理が実行され(ステップ08)、受託物品が送られてから所定日数経過しても販売情報も返品情報も受信しなかったときには、保証金を委託者6へ送金すべき旨の警告が送信される。
次いで、事故処理が実行され(ステップ09)、委託者6から上記受託者7に物品が送られるまでの間、または受託者7から委託者6に返品されるまでの間に、当該物品に紛失、破損またはすり替え等の事故が発生したとき、委託者6に補償金が支払われるべきことが通知され、保証金があっせん者8から受託者7へ返金すべきことが指示される。
この後、その他の処理が実行され(ステップ00)、上記ステップ02からステップ00までの処理が繰り返し実行される。なお、フローチャートには示していないが、図16〜図17に示す委託者6及び受託者7の運用情報、基本情報、連絡先情報、金融機関情報、クレジットカード情報が予め入力される。
(5)委託者処理(ステップ02)
図5は上記ステップ02の委託者処理のフローチャートを示す。まず、まず、委託者6のモバイル1からあっせん者8のコンピュータ3にアクセスがあると(ステップ27)、図18に示すパスワード・IDの入力画面が表示される(ステップ28)。
図5は上記ステップ02の委託者処理のフローチャートを示す。まず、まず、委託者6のモバイル1からあっせん者8のコンピュータ3にアクセスがあると(ステップ27)、図18に示すパスワード・IDの入力画面が表示される(ステップ28)。
そして、入力されるパスワード・IDがコンピュータ3に記憶されているパスワード・ID群のいずれかと一致し、かつこのパスワード・IDが「委託者6」のいずれかのものであれば(ステップ29)、委託物品(商品)の登録、修正、削除、確認、管理帳票のメニューがあっせん者8のコンピュータ3から委託者6のモバイル1等に送られて表示される(ステップ13)。
委託物品の登録メニューが選択されると(ステップ14)、委託物品の入力画面があっせん者8のコンピュータ3から委託者6のモバイル1等に送られて表示される(ステップ15)。ここで、委託者6は、自己の委託販売したい物品の情報を入力する。
この物品の情報は、物品の品質・規格・性能など、例えば、イメージ写真、品種、カラット、カラー、クラリティー、カット、シェイプ、価格、メーカー、自社商品コード及び/またはコメントなどであり、図19に示す画面で入力される。
この入力された物品情報は、委託者6のモバイル1からあっせん者8のコンピュータ3の委託・受託テーブル20へ送られて書き込み/記憶される(ステップ16)。このとき、この物品情報に物品コードが割り振られ、委託者コード、登録年月日、「在庫」の状態データなども合わせて書き込み/記憶される。これらの物品コード、上記委託者コード、登録年月日、状態データなども上記物品情報に含まれる。この登録年月日は後述する記録年月日の中に含まれる。
このステップ16で、登録された物品の委託情報の修正メニューが選択されると(ステップ17)、上記パスワード・IDに応じた委託者6の物品情報が検索されソート/整理されて、あっせん者8のコンピュータ3から委託者6のモバイル1等に送られてリスト表示される(ステップ18)。
上記ソート/整理は、登録日付順、価格順、カラット順、受託希望日付順、保証金入金日付順、返品日付順、返品回数順、返品経験有無ごと、商談中ごと、未商談中ごと、受託者ごと、委託者ごと、販売済みごと、メーカーごと、カラーごと及び/または品種ごとなどで行われ、図20に示すように表示される。この「ソート」または「整理」は、他の箇所でも同様の意味を示す。ここで、委託者6は、リスト表示された委託物品情報の1つまたは複数を選んで「修正」のアイコンをクリックして、図21に示す修正画面を表示させて修正を加える。
なお「商談」という語には、「貸出」「受託」などの意味を含み、「商談中」という語には、「貸出中」「受託中」などの意味を含む。また「委託」は委託者6が物品を登録して受託者7に委託することを指し、「受託」は受託者7が登録された物品を借りて受託されることを指す。
この修正は、上記品質・規格・性能などのイメージ写真、品種、カラット、カラー、クラリティー、カット、シェイプ、価格、メーカー、自社商品コード及び/またはコメントなどに対して行われる。この修正では、表示画面の「修正」のアイコンをクリックすること等によって、上記ステップ15の登録入力画面と同じ画面が表示され、ここに既に登録入力されていた物品情報が表示され、修正したい箇所が修正される。
この修正された委託物品情報は、当該削除情報は委託者6のモバイル1からあっせん者8のコンピュータ3の委託・受託テーブル20へ送られて書き込み/記憶される(ステップ19)。この場合、修正しようとする物品が「商談中」または「販売済み」のときは、当該物品については上記修正のアイコンは表示されず、修正はできなくなる。
上記ステップ16で、登録された物品の委託情報の削除メニューが選択されると(ステップ20)、上記パスワード・IDに応じた委託者6の物品情報が検索されソート/整理されて、あっせん者8のコンピュータ3から委託者6のモバイル1等に送られてリスト表示される(ステップ21)。
上記ソート/整理は、登録日付順、価格順、カラット順、受託希望日付順、保証金入金日付順、返品日付順、返品回数順、返品経験有無ごと、商談中ごと、未商談中ごと、受託者ごと、委託者ごと、販売済みごと、メーカーごと、カラーごと及び/または品種ごとなどで行われ、図20に示すように表示される。ここで、委託者6は、リスト表示された委託物品情報の1つまたは複数を選んで「削除」のアイコンをクリックして削除する。
この削除情報は委託者6のモバイル1からあっせん者8のコンピュータ3の委託・受託テーブル20へ送られて同委託物品情報が削除される(ステップ22)。この削除では、実際には委託物品情報そのものは削除されず、受託者7が閲覧/検索できないようにされる。この場合、削除しようとする物品が図20に示すように「商談中」または「販売済(仕切済)」のときは、当該物品については上記削除のアイコンは表示されず、削除はできなくなる。
上記ステップ16で登録された物品の委託物品情報の管理帳票メニューまたは「商品確認」(物品確認)が選択されると(ステップ23)、上記パスワード・IDに応じた委託者6の物品情報が委託・受託テーブル20から検索されソート/整理されて(ステップ24)、あっせん者8のコンピュータ3から委託者6のモバイル1等に送られて図22に示すように記録年月日データがリスト表示される(ステップ25)。
上記ソート/整理は、上述の状態データ、委託者コード、受託者コード、品質情報、日付情報、返品回数データ、同時販売物品コードに基づいて、登録日付順、価格順、カラット順、受託希望日付順、保証金入金日付順、返品日付順、返品回数順、返品経験有無ごと、商談中ごと、未商談中ごと、販売済/仕切済ごと、受託者ごと、委託者ごと、販売済みごと、メーカーごと、カラーごと及び/または品種ごとなどで行われる。また、受託者別または年月日別の過去の保証金合計額または返品情報、受託者別または年月日別の保証金の入出金経過または返品情報も出力表示される。
この図22の記録年月日情報の表示内容から、委託者6は自分が委託した物品が在庫→商談中→発送中→保証金入金→仕切済→返送中のいずれの状態であるか分かるし、発送中/返送中の運送会社及び問い合わせ番号も分かり、委託者6からの発送日、受託者7の受取日、受託者7の返却予定日、受託者7からの返却日、受託者6での仕切り日、委託者6への返着日も分かる。これらのデータは後述するフローチャートの各ステップで入力される。
委託物品の登録、修正、削除、管理帳票の処理の終了(戻る)の指示がなされれば(ステップ26)、上述の委託者処理は終了(リータン)する。なお、上記ステップ12でNOなら終了(リータン)してもよい。またステップ11、12のパスワード・IDのチェック処理は、上記ステップ01のイニシャライズ処理の末尾で実行されてもよい。
(6)受託者処理(ステップ03)
図6は上記ステップ03の受託者処理のフローチャートを示す。まず、受託者7のモバイル2からあっせん者8のコンピュータ3にアクセスがあると(ステップ30)、図18に示すパスワード・IDの入力画面が表示され(ステップ31)、入力されるパスワード・IDがコンピュータ3に記憶されているパスワード・ID群のいずれかと一致し、かつこのパスワード・IDが「受託者7」のいずれかのものであれば(ステップ32)、受託物品の検索、管理帳票のメニューがあっせん者8のコンピュータ3から受託者7のモバイル2等に送られて表示される(ステップ33)。
図6は上記ステップ03の受託者処理のフローチャートを示す。まず、受託者7のモバイル2からあっせん者8のコンピュータ3にアクセスがあると(ステップ30)、図18に示すパスワード・IDの入力画面が表示され(ステップ31)、入力されるパスワード・IDがコンピュータ3に記憶されているパスワード・ID群のいずれかと一致し、かつこのパスワード・IDが「受託者7」のいずれかのものであれば(ステップ32)、受託物品の検索、管理帳票のメニューがあっせん者8のコンピュータ3から受託者7のモバイル2等に送られて表示される(ステップ33)。
ここで、図25に示すように、受託物品情報の検索が選択されると(ステップ34)、この検索条件に合致する委託物品情報が委託・受託テーブル20から検索されソート/整理されて(ステップ35)、あっせん者8のコンピュータ3から受託者7のモバイル2等に送られて図26に示すように、リスト表示され閲覧される(ステップ36)。
この検索は、上記品質・規格・性能などの品種、品番、カラット、カラー、クラリティー、カット、シェイプ、価格、メーカー、自社商品コード、新着、未商談中/商談中等の条件に基づいて実行される。これらの価格などの検索条件は上限と下限、上限のみ、下限のみなどが指定可能となっている。新着は上記登録日付が本日から所定日数以内という条件である。
上記ステップ36でリスト表示された委託物品情報のうち、チェックボックス(ラジオボタン)をクリックまたは「希望」のアイコンをクリックする等して、受託/貸出/商談を希望するものが複数または1つクリック入力/指示されれば(ステップ37)、該当物品情報の「在庫」の状態データが「商談中」に書き換えられ(ステップ38)、この「商談中」の物品情報(フラグ)は、受託者7のモバイル2からあっせん者8のコンピュータ3の委託・受託テーブル20へ送られて書き込まれ記憶される。このとき、受託者コード、受託希望年月日(これらも物品情報となる)なども合わせて書き込み/記憶される。
なお、上記ステップ35〜36では、商談中の物品も表示可能である。この商談中の物品には、通常、上記チェックボックス(ラジオボタン)または「希望」のアイコンは表示されない。これにより、誤って、二重に商談の申し込みがなされることがなくなる。
また、このように商談中の物品が表示されることによって、この商談中の物品を受託希望する受託者7が登場することも可能となり、この場合受託者7は、図23及び図24に示すように、直接委託者6に同じ物品がないか問い合わせをし、または同じ物品をさらに製造してもらうように要請することができる。
このような問い合わせ/製造要請は本システムを介さずに受託者7と委託者6との間で個別に実行される。しかし、本システムの中で、受託者7の指示操作に応じて、このような問い合わせ/製造要請のデータがコンピュータ3によって作成され、委託者6に送信/通知されることを特徴とするも可能である。
また、上記ステップ35〜36で、商談中の物品が表示され、この商談中の物品に、上記チェックボックス(ラジオボタン)または「希望」のアイコンが表示され、商談中にもかかわらず重ねて商談を申し込むことも可能である。この場合、返品の順番待ちの処理が実行され、後述するステップで返品到着があったときに、その旨の通知/送信が当該受託者7に行われ、これに基づいて受託者7はステップ34〜38(ステップ03)の受託申し込みを行う。これにより、重ねて商談申し込みも可能となる。
このような商談中の物品を表示しないようにすることも可能である。この場合、上記ステップ35の物品情報の検索で、状態データが商談中のものが除外される。このような商談中の物品も表示するか除外するかを選択することもできる。この場合、商談中の物品も表示するフラグがセットされ、このフラグがセットされていれば、ステップ35で状態データが商談中のものも検索対象とされる。このフラグがセットされていなければ、ステップ35で状態データが商談中のものが検索対象から除外される。
上記ステップ36でリスト表示された委託物品情報のうち、チェックマークの入ったチェックボックス(ラジオボタン)を再クリックまたは「削除」のアイコンをクリックする等して、いったん受託/商談を希望したものの解除がクリック入力/指示されれば(ステップ39)、該当物品情報の「商談中」の状態データが「在庫」に書き換えられ(ステップ40)、この「商談中」クリアの物品情報(フラグクリア)は、受託者7のモバイル2からあっせん者8のコンピュータ3の委託・受託テーブル20へ送られて状態データが書き換えられこれが記憶される。
受託物品の検索処理及び受託希望処理の終了(戻る)の指示がなされれば(ステップ41)、上記ステップ38、40で受託希望した物品の情報が整理/ソートされて、図27に示すように、リスト表示される(ステップ42)。さらに、この受託希望された物品につき、合計の保証金が計算されて表示され、各物品情報ごとの保証金、場合によって対応する委託者6のリスト等も表示される(ステップ43)。
この受託希望選択した物品情報のうち、「削除」のアイコンをクリックするまたはチェックマークの入ったチェックボックス(ラジオボタン)を再クリック等して、いったん受託/商談を希望したものの削除がクリック入力/指示されれば(ステップ44)、この物品情報は受託希望物品リストから削除され(ステップ45)、これに応じて受託希望した物品の情報が再度整理/ソートされて再度リスト表示され(ステップ42)、図27下段に示すように、合計保証金等が計算し直され表示される(ステップ43)。これに基づいて、受託者7は各委託者6に対して各保証金を送金することになる。
次いで、「受託申請処理(商談依頼)」等のアイコンをクリックする等して、商談決定の指示がなされると(ステップ46)、上記受託希望選択した物品情報が図28及び図29に示すように対応する各委託者6のモバイル1へ、当該委託者6に係る受託希望の物品情報のみが選対されて送信/通知され(ステップ47)、上記受託希望選択した物品情報があっせん者8のコンピュータ3へ送信/通知され(ステップ48)、受託者7のモバイル2へも受託希望選択した物品情報が送信/通知される(ステップ49)。
この場合、ステップ49では、受託希望した物品の保証金が所定期間内、例えば受託希望年月日から3日乃至5日以内(保証金支払期限)に支払われるように要請するメッセージも送信/通知される。このような「保証金支払期限」も上記委託・受託テーブル16に上記日付情報の1つとして書き込まれる。これにより、受託要求した複数の物品の保証金が所定期間内に入金されるようにすることができる。
上記ステップ33で受託希望の物品情報の管理帳票メニューまたは「商品確認」(物品確認)が選択されると(ステップ50)、上記パスワード・IDに応じた受託者7の受託希望している物品情報が委託・受託テーブル20から検索されソート/整理されて(ステップ51)、あっせん者8のコンピュータ3から受託者7のモバイル2等に送られて、図36に示すようにリスト表示される(ステップ52)。
上記ソート/整理は、上述の状態データ、委託者コード、受託者コード、品質情報、日付情報、返品回数データ、同時販売物品コードに基づいて、登録日付順、価格順、カラット順、受託希望日付順、保証金入金日付順、返品日付順、返品回数順、返品経験有無ごと、商談中ごと、未商談中ごと、販売済/仕切済ごと、受託者ごと、委託者ごと、販売済みごと、メーカーごと、カラーごと及び/または品種ごとなどで行われる。また、委託者別または年月日別の過去の保証金合計額または返品情報、委託別または年月日別の保証金の入出金経過または返品情報も出力表示される。
この図36の受託情報の表示内容から、受託者7は自分が受託した物品が発送待ち→受け入れ待ち→仕切済→返送済のいずれの状態であるか分かるし、発送中/返送中の運送会社及び問い合わせ番号も分かり、委託者6からの発送日、受託者7の受取日、受託者7の返却予定日、受託者7からの返却日、受託者6での仕切り日、委託者6への返着日も分かる。これらのデータは後述するフローチャートの各ステップで入力される。
受託物品の検索、管理帳票の処理の終了(戻る)の指示がなされれば(ステップ53)、上述の受託者処理は終了(リータン)する。なお、上記ステップ32でNOなら終了(リータン)してもよい。
(7)在庫処理(ステップ10)
図7は上記ステップ10の在庫処理のフローチャートを示す。まず、上記ステップ47で受託の通知をうけた委託者6が、受託/商談/貸出希望を出した物品に既に在庫がないことに気が付くと、委託者6のモバイル1からあっせん者のコンピュータ3に在庫無のデータが当該物品の送信されてくる。
図7は上記ステップ10の在庫処理のフローチャートを示す。まず、上記ステップ47で受託の通知をうけた委託者6が、受託/商談/貸出希望を出した物品に既に在庫がないことに気が付くと、委託者6のモバイル1からあっせん者のコンピュータ3に在庫無のデータが当該物品の送信されてくる。
この在庫無のデータが送信されてくると(ステップ121)、受託者7に対して「在庫無」のデータと物品コードとが送信/通知され(ステップ122)、上記ステップ03の受託者処理のステップ33〜40の受託/商談希望の登録入力が再度促され、前回の受託/商談希望を出した物品の受託/商談の希望の削除も促され、当該在庫の無い物品情報も削除または閲覧不能となる(ステップ123)。
そして、この在庫のない物品と同時に受託/商談が希望された物品の物品情報が受託者コードと受託希望年月日とから検索され(ステップ124)、これらの物品情報も当該受託者7に送信/通知される(ステップ125)。
これらの送信/通知に対して受託者7が応答すれば(ステップ126)、上記ステップ03の受託者処理のステップ27、30、ステップ33、ステップ37またはステップ39にジャンプし、再度受託/商談希望の入力/削除が実行される(ステップ127)。
こうして、在庫がないとき再度受託/商談希望の入力が確実になされる。また、この在庫が無い物品と同時に受託/商談の希望された物品の削除も、受託者が検索しなくても可能となる。宝石、貴金属、美術品、絵画または骨董品などの同じ品質の物品が通常は2つ以上存在せず、実物を見ないと物品価値を判断できない物品である場合には、近似した物品を複数揃えて顧客に呈示してこの中の一品または一部を販売するのがよいと考えられる。そうすると、受託/商談希望した複数物品の1つでも欠けると、他の受託/商談希望物品もキャンセルして、再度受託/商談入力をし直した方がよいことになる。本件処理ではこれが極めて容易となる。
なお、上記ステップ122、123、125の処理は一括して行い、まとめて1つのデータで受託者7へ送信/通知されてもよい。また、上記ステップ126、127の受託/商談希望の再入力/削除の処理は、このステップ10の在庫処理の中ではなく、上記図4の全体処理の中の別の箇所(ステップ)で実行されてもよい。
(8)保証金入金処理(ステップ04)
図8は上記ステップ04の保証金入金処理のフローチャートを示す。まず、上記受託希望の出された物品につき、保証金が受託者7からあっせん者8へ送金された通知が金融機関などから電子メール/パソコン通信などによってあっせん者8のコンピュータ3へ通知/受信されると(ステップ61)、この受託希望物品を委託した委託者6が委託・受託テーブル20から検索される(ステップ62)。
図8は上記ステップ04の保証金入金処理のフローチャートを示す。まず、上記受託希望の出された物品につき、保証金が受託者7からあっせん者8へ送金された通知が金融機関などから電子メール/パソコン通信などによってあっせん者8のコンピュータ3へ通知/受信されると(ステップ61)、この受託希望物品を委託した委託者6が委託・受託テーブル20から検索される(ステップ62)。
そして、当該委託者6のモバイル1に対して保証金が入金されかつ当該物品が発送されるべき指示が送信/通知される(ステップ63)。これに基づいて、委託者6は各受託者7に各物品を発送することになる。こうして、宝石、貴金属、美術品、絵画または骨董品などの同じ品質の物品が通常は2つ以上存在せず、実物を見ないと物品価値を判断できない物品につき、近似した物品を複数揃えて顧客に呈示してこの中の一品または一部を販売することができる。
この場合、ステップ63では、受託希望された物品が所定期間内、例えば保証金入金年月日から3日乃至5日以内(到着期限)に届くように要請するメッセージも送信/通知される。このような「到着期限」も上記委託・受託テーブル16に上記日付情報の1つとして書き込まれる。これにより、受託要求した複数の物品が所定期間内に全て揃えて手許へ届けられ、受託要求した複数の物品群を1つも欠けることなく同時に見せて顧客に見比べてもらって販売することができる。また、複数の異なる委託者からの物品を、特定の販売意図のもとに漏れなく集めて、他人に販売することができる。さらに、近似性または関連性のある複数物品を漏れなくそろえ、実際に目で見て選んで購入してもらうこともできる。
次いで、委託・受託テーブル20の対応する物品情報の「商談中」の状態データに「保証金入金」の状態データを付加し、送金番号及び保証金入金年月日などを書き込み記憶させる(ステップ64)。なお、このような、保証金入金の状態データ、送金番号及び保証金入金年月日などの書き込みは受託者7のモバイル2からあっせん者8のコンピュータ3へアクセスして、受託者7によって入力されてもよい。この入力は、上記ステップ50〜53の管理帳票表示処理において実行される。
そして、上記ステップ37等で受託希望がなされた、上記登録年月日から所定日数経過しても保証金の入金されていない物品情報が検索され(ステップ65)、該当する受託者7に保証金の入金の指示が送信/通知される(ステップ66)。
なお、上述のステップ61〜66の保証金入金処理は、実際に保証金が送金されるだけでなく、信販・クレジット会社の「保証承認」を取り付け、この保証承認がおりたら(ステップ61)、対応する委託者6に物品発送を指示し(ステップ62、63)、保証承認の年月日を書き込んでもよい(ステップ64)。
(9)受託物品発送処理(ステップ11)
図9は上記ステップ11の受託物品発送処理のフローチャートを示す。まず、上記ステップ63の物品が発送されるべき指示が送信/通知がなされた委託者6が、受託/商談希望のあった物品を発送し、この発送をした旨のデータ及び発送の運送会社問合せ番号が電子メール/パソコン通信などによって、委託者6のモバイル1からあっせん者8のコンピュータ3へ通知/受信されると(ステップ131)、この発送した物品情報が委託・受託テーブル20から検索される(ステップ132)。
図9は上記ステップ11の受託物品発送処理のフローチャートを示す。まず、上記ステップ63の物品が発送されるべき指示が送信/通知がなされた委託者6が、受託/商談希望のあった物品を発送し、この発送をした旨のデータ及び発送の運送会社問合せ番号が電子メール/パソコン通信などによって、委託者6のモバイル1からあっせん者8のコンピュータ3へ通知/受信されると(ステップ131)、この発送した物品情報が委託・受託テーブル20から検索される(ステップ132)。
そして、当該受託者7のモバイル2に対して物品が受託者7に向けて発送された連絡が送信/通知される(ステップ133)。さらに、委託・受託テーブル20の対応する物品情報のところの「商談中」の状態データに「発送中」の状態データを付加し、運送会社問合せ番号及び物品発送年月日などを書き込み記憶させる(ステップ134)。
これにより、図22(図36)の運送会社問合せ番号、発送日のところに、上記書き込まれたデータが表示されることになる。なお、このような、物品発送のフラグ、運送会社問合せ番号及び発送日などの書き込みは委託者6のモバイル1からあっせん者8のコンピュータ3へアクセスして、委託者6によって入力されてもよい。この入力は、上記ステップ23〜25の管理帳票表示処理において実行される。
次いで、上記ステップ64等で記憶された保証金入金年月日から所定日数経過しても物品の到着されていない物品情報が検索され(ステップ135)、該当する委託者6に物品の発送の指示が送信/通知される(ステップ136)。
(10)受託物品到着処理(ステップ05)
図10は上記ステップ05の受託物品到着処理のフローチャートを示す。まず、上記受託希望が出され保証金が入金された物品が、委託者6から受託者7へ到着された通知が、電子メール/パソコン通信などによって、受託者7のモバイル2からあっせん者8のコンピュータ3へ通知/受信されると(ステップ71)、この到着した物品情報が委託・受託テーブル20から検索される(ステップ72)。
図10は上記ステップ05の受託物品到着処理のフローチャートを示す。まず、上記受託希望が出され保証金が入金された物品が、委託者6から受託者7へ到着された通知が、電子メール/パソコン通信などによって、受託者7のモバイル2からあっせん者8のコンピュータ3へ通知/受信されると(ステップ71)、この到着した物品情報が委託・受託テーブル20から検索される(ステップ72)。
そして、当該委託者6のモバイル1に対して物品が受託者7に到着された連絡が送信/通知される(ステップ73)。さらに、委託・受託テーブル20の対応する物品情報のところの「発送中」の状態データがクリアされ、「商談中」の状態データは残され、運送会社問合せ番号、物品到着年月日(受取日)及び返却予定日(返品期限)などを書き込み記憶させる(ステップ74)。返却予定日は、商談で貸出できる期間に応じており、上記物品到着年月日(受取日)に対して7日後乃至14日後、例えば10日後などに設定される。
このような受託者7が物品を受領してから委託者6への返却予定日(返品期限)までの期間は7日〜14日(例えば10日)は、上記受託要求日、保証金送金日または保証金入金日から受託者7へ物品を送る到着期限(到着予定日)までの期間は、3日〜5日(例えば4日)より長い。したがって、同時に受託要求した物品が複数の場合、これらの複数物品が受託者7のもとに全て揃う前に、この複数の物品のいずれかに返品期限が到来してしまうことがない。
なお、このような、運物品到着のフラグ、運送会社問合せ番号、到着日(受取日)及び返却予定日(返却期日)などの書き込みは受託者7のモバイル2からあっせん者8のコンピュータ3へアクセスして、受託者7によって入力されてもよい。この入力は、上記ステップ50〜53の管理帳票表示処理において実行される。
次いで、上記ステップ64等で記憶された保証金入金年月日から所定日数経過しても物品の到着されていない物品情報が検索され(ステップ75)、該当する委託者6に物品の発送の指示が送信/通知される(ステップ76)。このステップ75、76の処理は省略されてもよい。
(11)販売処理(ステップ06)
図11は上記ステップ06の販売処理のフローチャートを示す。まず、図30に示すように、上記受託者7へ送られた物品につき、他人に販売された通知が電子メール/パソコン通信などによって受託者7のモバイル2からあっせん者8のコンピュータ3へ図31及び図32に示すように通知/受信されると(ステップ81)、この物品情報の状態データが「仕切済」に書き換えられ、この販売された物品情報が委託・受託テーブル20から検索されて削除され、または他のメモリエリアへ転送されて閲覧不能とされる(ステップ82)。
図11は上記ステップ06の販売処理のフローチャートを示す。まず、図30に示すように、上記受託者7へ送られた物品につき、他人に販売された通知が電子メール/パソコン通信などによって受託者7のモバイル2からあっせん者8のコンピュータ3へ図31及び図32に示すように通知/受信されると(ステップ81)、この物品情報の状態データが「仕切済」に書き換えられ、この販売された物品情報が委託・受託テーブル20から検索されて削除され、または他のメモリエリアへ転送されて閲覧不能とされる(ステップ82)。
ただし、この削除または閲覧不能は、即座に実行されるのではなく、2日間など数日間経過してから実行される。このように販売後の物品がさらに表示され続けることによって、この販売済みの物品を受託希望する受託者7が登場することも可能となり、この場合受託者7は直接委託者6に同じ物品がないか問い合わせをしたり、または同じ物品を製造してもらうように要請することができる。
このような問い合わせ/製造要請は本システムを介さずに受託者7と委託者6との間で個別に実行される。しかし、本システムの中で、受託者7の指示操作に応じて、このような問い合わせ/製造要請のデータがコンピュータ3によって作成され、委託者6に送信/通知されることを特徴とするも可能である。また、この間、この販売済みの物品情報には上記「仕切済」が表示され続ける。したがって、他の受託者7が誤って二重に商談を申し込んでしまうことがない。
上記物品が販売された他人は、受託者7が売り主となって、物品を販売した者を指す。したがって、この他人には受託者7を含まないが、含めてもよい。したがって、受託者7は委託者6に代わって委託者6から委託された物品を販売したことになる。この販売は即金、一括払い、分割払いなど種々の購入手法に対応する。
そして、あっせん者8に対して、上記販売物品を委託した委託者6に保証金が送金されるべき指示が送信/通知される(ステップ83)。これに基づいて、あっせん者8は当該保証金から各種手数料を差し引いて委託者6にこの残金を送金することになる。さらに、委託・受託テーブル20の対応する物品情報のところに、販売済みのフラグが立てられ、販売年月日(仕切日)などが書き込み記憶され(ステップ84)、上記委託者6に対して、委託物品が販売された旨の情報が送信/通知される(ステップ85)。
なお、このような、販売済みのフラグ、販売年月日(仕切日)などの書き込みは受託者7のモバイル2からあっせん者8のコンピュータ3へアクセスして、受託者7によって入力されてもよい。この入力は、上記ステップ50〜53の管理帳票表示処理において実行される。
(12)返品発送処理(ステップ07)
図12は上記ステップ07の返品発送処理のフローチャートを示す。まず、図33に示すように、上記受託者7へ送られた物品につき、売れずに返品した通知が電子メール/パソコン通信などによって受託者7のモバイル2からあっせん者8のコンピュータ3へ返品の運送会社の問合せ番号などともに図34及び図35に示すように通知/受信されると(ステップ91)、この返品された物品情報が委託・受託テーブル20から検索されて「商談中」の状態データが「返送中」に書き込えられる(ステップ92)。なお、この書き換えはなくてもよい。
図12は上記ステップ07の返品発送処理のフローチャートを示す。まず、図33に示すように、上記受託者7へ送られた物品につき、売れずに返品した通知が電子メール/パソコン通信などによって受託者7のモバイル2からあっせん者8のコンピュータ3へ返品の運送会社の問合せ番号などともに図34及び図35に示すように通知/受信されると(ステップ91)、この返品された物品情報が委託・受託テーブル20から検索されて「商談中」の状態データが「返送中」に書き込えられる(ステップ92)。なお、この書き換えはなくてもよい。
そして、あっせん者8に対して、上記返品してきた受託者7に保証金が送金される予告が送信/通知される(ステップ93)。これに基づいて、あっせん者8は当該保証金から各種手数料を差し引いて受託者7にこの残金を送金する準備をする。さらに、委託・受託テーブル20の対応する物品情報のところの、返品回数データが+1され、返品の運送会社の問合せ番号及び返品年月日などが書き込み記憶され(ステップ94)、上記委託者6に対して、委託物品が返品された旨の情報が送信/通知される(ステップ95)。
なお、このような、「返品中」の状態データ、返品回数データの+1、返品の運送会社の問合せ番号及び返品年月日販売年月日などの書き込みは受託者7のモバイル2からあっせん者8のコンピュータ3へアクセスして、受託者7によって入力されてもよい。この入力は、上記ステップ50〜53の管理帳票表示処理において実行される。
このような返品発送前に、当該返品発送する物品に対して他の受託者7が受託要求したいと思っても、当該物品情報の状態データは「商談中」となっているため、重ねて商談/受託/貸出の要求をすることができない。このような重なる受託要求があったとき、「現在返品中であるからしばらくお待ち下さい。」といったメッセージが、この重なる受託要求をした受託者7へ送信/通知される。
したがって、物品が受託者7によって他人に販売されなかったとき、他の受託者7からすぐに受託要求があっても、当該物品はこの他の受託者7へ直接転送されず、当該物品は当該受託者7から上記委託者6にいったん返品され、この後当該委託者6から上記他の受託者7へ当該物品が送られることになる。これにより、転送中での物品破損・紛失などの事故の対策を円滑にすることができる。
なお、上述したように、上記ステップ35〜36で、返品中の物品が表示され、この返品中の物品に、上記チェックボックス(ラジオボタン)または「希望」のアイコンが表示され、返品中にもかかわらず重ねて商談を申し込むことも可能である。この場合、返品の順番待ちの処理が実行され、後述するステップで返品到着があったときに、その旨の通知/送信が当該受託者7に行われ、これに基づいて受託者7はステップ34〜38(ステップ03)の受託申し込みを行う。これにより、重ねて商談申し込みも可能となる。
(13)返品到着処理(ステップ12)
図13は上記ステップ12の返品到着処理のフローチャートを示す。まず、上記受託者7からの返品物品が委託者6に到着した通知が電子メール/パソコン通信などによって委託者6のモバイル1からあっせん者8のコンピュータ3へ通知/受信されると(ステップ141)、この返品された物品情報が委託・受託テーブル20から検索されて「返送中」の状態データが「在庫」に書き換えられ「商談中」がクリアされる(ステップ142)。
図13は上記ステップ12の返品到着処理のフローチャートを示す。まず、上記受託者7からの返品物品が委託者6に到着した通知が電子メール/パソコン通信などによって委託者6のモバイル1からあっせん者8のコンピュータ3へ通知/受信されると(ステップ141)、この返品された物品情報が委託・受託テーブル20から検索されて「返送中」の状態データが「在庫」に書き換えられ「商談中」がクリアされる(ステップ142)。
そして、あっせん者8に対して、上記返品してきた受託者7に保証金が送金される指示が送信/通知される(ステップ143)。これに基づいて、あっせん者8は当該保証金から各種手数料を差し引いて受託者7にこの残金を送金することになる。さらに、委託・受託テーブル20の対応する物品情報のところの、返品到着年月日(返着日)(図22)などが書き込み記憶され(ステップ144)、上記受託者7に対して、委託物品が返品到着された旨の情報が送信/通知される(ステップ145)。
なお、返品回数データの+1は上記ステップ94ではなく、このステップ144で実行されてもよい。なお、このような、「在庫」の状態データ、「商談中」の状態データのクリア、返品回数データの+1、返品到着年月日(返着日)などの書き込みは委託者6のモバイル1からあっせん者8のコンピュータ3へアクセスして、委託者6によって入力されてもよい。この入力は、上記ステップ23〜26の管理帳票表示処理において実行される。
(14)所定受託日数経過処理(ステップ08)
図14は上記ステップ08の受託日数経過処理のフローチャートを示す。まず、委託・受託テーブル20の中の物品情報の中で、物品到着年月日から所定日数経過した物品情報が検索される(ステップ101)。この所定日数は、例えば返却予定日(返品期日)の3日前、2日前または1日前などである。この所定日数経過したものがあれば(ステップ102)、返却予定日(返品期日)がせまっている旨の通知が当該受託者に送信される(ステップ103)。
図14は上記ステップ08の受託日数経過処理のフローチャートを示す。まず、委託・受託テーブル20の中の物品情報の中で、物品到着年月日から所定日数経過した物品情報が検索される(ステップ101)。この所定日数は、例えば返却予定日(返品期日)の3日前、2日前または1日前などである。この所定日数経過したものがあれば(ステップ102)、返却予定日(返品期日)がせまっている旨の通知が当該受託者に送信される(ステップ103)。
これに基づき、通知を受けた受託者7は受託された物品を返却するか、早急に販売するかを決定することになる。そして、上記委託者6に対して、受託者7に対して返却期日間近の警告が発せられた旨の情報が送信/通知され(ステップ104)、以上のステップ101〜104間での処理が全ての物品情報につき実行される(ステップ105)。なお、上記通知は、当該物品情報に係る受託者7からの保証金を、委託者6へ送金する旨の警告であってもよい。
(15)事故処理(ステップ09)
図15は上記ステップ09の事故処理のフローチャートを示す。まず、上記受託物品に紛失、破損またはすり替え等の事故が発生した旨の通知が、受託者7、委託者6または保険会社などから受信/通知されれば(ステップ111)、事故のあった物品情報に対応する委託者6及び受託者7が委託・受託テーブル20から検索される(ステップ112)。
図15は上記ステップ09の事故処理のフローチャートを示す。まず、上記受託物品に紛失、破損またはすり替え等の事故が発生した旨の通知が、受託者7、委託者6または保険会社などから受信/通知されれば(ステップ111)、事故のあった物品情報に対応する委託者6及び受託者7が委託・受託テーブル20から検索される(ステップ112)。
次いで、上記検索された委託者6に事故保険の補償金が支払われるべき指示があっせん者8に対して通知/出力され(ステップ113)、上記保証金の残金が上記受託者7へ返金されるべき指示があっせん者8に対して通知/出力される(ステップ114)。こうして、物品の委託・受託での事故に対しても手当がなされる。なお、この場合、事故保険の補償金は受託者7に支払われ、保証金の残金が委託者6へ送金されてもよい。
ロンの合成樹脂で成形されたものである。
ロンの合成樹脂で成形されたものである。
(16)返品情報処理(ステップ00他)
図37は返品情報処理を示す。この返品情報処理は、上記ステップ00のその他の処理、ステップ24、25、ステップ51、52の管理帳票処理で実行される。まず、返品回数リストが指示されると(ステップ151)、図3の委託・受託テーブル20の返品回数データが読み出され、返品回数データの多い順または少ない順にソートされ、この順番で品質情報が読み出されて出力部13に、返品回数、受託者名及び委託者名とともにリスト表示される(ステップ152)。
図37は返品情報処理を示す。この返品情報処理は、上記ステップ00のその他の処理、ステップ24、25、ステップ51、52の管理帳票処理で実行される。まず、返品回数リストが指示されると(ステップ151)、図3の委託・受託テーブル20の返品回数データが読み出され、返品回数データの多い順または少ない順にソートされ、この順番で品質情報が読み出されて出力部13に、返品回数、受託者名及び委託者名とともにリスト表示される(ステップ152)。
こうして、各物品の過去の返品状況を知ることができるし、返品先の受託者や、当該返品物品の委託者を知ることができる。この場合、返品物品の受託者コード及び委託者コードから、リンクする受託者情報及び委託者情報が読み出され、受託者名及び委託者名が表示される。また、返品した受託者が複数あれば、この受託者コードも複数記憶されているので、返品した複数の受託者名も表示される。
また、特定の物品情報を選択して、同時販売リストが指示されると(ステップ153)、図3の委託・受託テーブル20の選択物品情報の同時販売物品コードが読み出され、この同時販売物品コードにリンクする物品情報が読み出されて出力部13に、返品回数、受託者名及び委託者名とともにリスト表示される(ステップ154)。
こうして、特定物品が過去にどのような種類/傾向の物品と同時に受託・販売/仕切されたかを知ることができるし、このような販売傾向はどのような受託者であるか、当該返品物品の委託者を知ることができる。この場合、返品物品の受託者コード及び委託者コードから、リンクする受託者情報及び委託者情報が読み出され、受託者名及び委託者名が表示される。また、返品した受託者が複数あれば、この受託者コードも複数記憶されているので、返品した複数の受託者名も表示される。
なお、上記ステップ151、152の返品回数データの等の出力・表示は、特定の物品情報を選択して、この物品情報についてのみ、上記返品回数、返品受託者名、委託者名などが表示されてもよい。また、上記ステップ151、152の返品回数データの等の出力・表示では、同時販売物品コードも読み出されて、同時販売された物品情報もリンクされて出力表示されてもよい。
さらに、同時販売物品コードに、当該物品が過去に返品されたとき、本物品と同時に返品された物品の物品コードも含められる場合には、同時に返品された物品情報も出力表示される。また、上記返品回数は、過去の商談回数、受託回数、貸出回数と置き換えることも可能である。
(17)他の実施の形態
本発明は、上記実施例に限定されず、種々変更可能である。例えば、上記図4乃至図15のフローチャートの一部または全部は、場合によってコンピュータ(CPU14)によって行われず、手作業/人為的行為によって行われる。本発明はコンピュータプログラム自体、プログラムを記憶した記憶媒体、当該プログラムの通信媒体/通信方法/通信装置としても成立する。
本発明は、上記実施例に限定されず、種々変更可能である。例えば、上記図4乃至図15のフローチャートの一部または全部は、場合によってコンピュータ(CPU14)によって行われず、手作業/人為的行為によって行われる。本発明はコンピュータプログラム自体、プログラムを記憶した記憶媒体、当該プログラムの通信媒体/通信方法/通信装置としても成立する。
また、上記図面の図20、図26、図27、図30、図33、図36の「イメージ」の欄には、図19または図21に示すような、実際には各物品のイメージ写真が表示されるが、これらの図面では省略されている。さらに、各図面の中の「寄託者」「寄託社」「委託社」は上記「委託者」を意味するし、各図面の中の「受託社」は上記「受託者」を意味する。
また、図7の在庫処理、図14の委託日数経過処理または/及び図15の事故処理は場合によって省略可能である。また、図9の受託物品発送処理と図10の受託物品到着処理とのいずれか一方は場合によって省略可能である。さらに、図12の返品発送処理と図13の返品到着処理とのいずれか一方は場合によって省略可能である。
また、保証金が送金/入金されたことを示す情報は、受託者7が保証金を発送送金完了したときの情報でも、あっせん者8が当該保証金を受領入金したときの情報でもいずれでもよく、あっせん者8からもたらされる保証金の送金/入金情報であってもよい。これに応じて商談中、保証金、発送中などの状態データの書き換えタイミングも変更される。
さらに、受託要求のあった物品の発送情報は、委託者6が当該物品を発送したときの情報でも、受託者7が当該物品を受領したときの情報でもいずれでもよく、あっせん者8からもたらされる物品の発送/受領情報であってもよい。これに応じて商談中、保証金、発送中などの状態データの書き換えタイミングも変更される。
また、受託された物品が販売されたという情報は、受託者7が当該物品を販売したという情報を発信したときの情報でも、委託者6またはあっせん者8が当該物品を販売したという情報を受信したときの情報でもいずれでもよく、あっせん者8からもたらされる販売情報であってもよい。これに応じて商談中、仕切済などの状態データの書き換えタイミングも変更される。
さらに、返品されたことを示す返品情報は、受託者7が物品の返品/返送をしたときの情報でも、返品物品の委託者6への返着完了したときの情報でもいずれでもよく、あっせん者8からもたらされる返品情報であってもよい。これに応じて商談中、返送中、在庫などの状態データの書き換えタイミングも変更される。
また、保証金から差し引かれる手数料は実質的に「0円」でもよい。この場合、他の手法によって手数料が得られるようにしたり、手数料以外の対価・対物が譲渡されてもよいし、名誉が与えられてもよい。
さらに、受託要求された複数の物品全てが当該受託要求した受託者に所定期間内に発送されるべきとされる場合の、受託要求が複数の委託者の物品に対して「一緒」になされることは、同時に一括して受託要求なされる場合だけでなく、多少の時間ずれがあっても、所定のリンク操作/関連づけ操作によって、実質的に「一緒」に受託要求がなされてもよい。
また、上記委託・受託される物品は、宝石などの基本的に同じ品質の物品が2つ以上存在しないものであってが、同じものが2つ以上存在するものでもよい。例えば、金・銀・プラチナなどの貴金属、宝石の原石、版画・ポスター、中古パソコン、中古家電製品などの同一物が複数あるものであってもよい。これらのものでも実際に実物を見ないと物品価値を判断できない。
さらに、保証金は、実際に保証金が送金されるだけでなく、信販・クレジット会社の「保証承認」であってもよいし、同額の物品の交換提供や、「担保」「質」などの提供といった、金銭的な保証以外の後生であってもよい。また、上記委託・受託システムは、登録した委託者6、受託者7、あっせん者8のみが閲覧して利用できるが、これら以外の不特定多数の者に開放されてもよい。
さらに、物品が返送中に他の受託者7からすぐに受託要求があったとき、当該物品はいったん委託者6の元に返着されず、この他の受託者7へ直接転送されてもよい。この場合、返送した受託者7に対して、別の受託者7の転送先が送信/通知される。
(18)他の発明の効果
[1]物品の委託者から委託される物品の情報を受信させ、 この記憶された物品の情報を閲覧した受託者からの、当該物品の受託要求データを受信させ、 この受託要求のあった物品に関する保証金があっせん者へ送金されたかをチェックさせ、 このチェック結果に応じて、上記委託者に対して当該物品を受託者に送るべきことを通知させ、 この通知に応じて、上記委託者から上記受託者に上記物品が送られたことを示すデータを当該受託者から受領させ、 送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売された場合には、当該物品が販売されたことを示す販売情報が当該受託者から上記あっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記委託者へ送金すべきことを出力させ、 上記送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売されなかった場合には、当該物品が当該受託者から上記委託者に返品されたことを示す返品情報があっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記受託者へ返金すべきことを出力させることを特徴とする物品販売方法。これにより、物品及び保証金を委託及び受託することによって、手許に物品を仕入れて揃えなくても、受託者つまり物品の受託を受けた者は他人にこの物品を売ることができる。
[1]物品の委託者から委託される物品の情報を受信させ、 この記憶された物品の情報を閲覧した受託者からの、当該物品の受託要求データを受信させ、 この受託要求のあった物品に関する保証金があっせん者へ送金されたかをチェックさせ、 このチェック結果に応じて、上記委託者に対して当該物品を受託者に送るべきことを通知させ、 この通知に応じて、上記委託者から上記受託者に上記物品が送られたことを示すデータを当該受託者から受領させ、 送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売された場合には、当該物品が販売されたことを示す販売情報が当該受託者から上記あっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記委託者へ送金すべきことを出力させ、 上記送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売されなかった場合には、当該物品が当該受託者から上記委託者に返品されたことを示す返品情報があっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記受託者へ返金すべきことを出力させることを特徴とする物品販売方法。これにより、物品及び保証金を委託及び受託することによって、手許に物品を仕入れて揃えなくても、受託者つまり物品の受託を受けた者は他人にこの物品を売ることができる。
[2]物品の委託者から委託される物品の情報を受信させる処理と、 この記憶された物品の情報を閲覧した受託者からの、当該物品の受託要求データを受信させる処理と、 この受託要求のあった物品に関する保証金があっせん者へ送金されたかをチェックさせる処理と、 このチェック結果に応じて、上記委託者に対して当該物品を受託者に送るべきことを通知させる処理と、 この通知に応じて、上記委託者から上記受託者に上記物品が送られたことを示すデータを当該受託者から受領させる処理と、 送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売された場合には、当該物品が販売されたことを示す販売情報が当該受託者から上記あっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記委託者へ送金すべきことを出力させる処理と、 上記送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売されなかった場合には、当該物品が当該受託者から上記委託者に返品されたことを示す返品情報があっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記受託者へ返金すべきことを出力させる処理とを、コンピュータに実行させることを特徴とする物品販売処理のためのコンピュータプログラム。これにより、物品及び保証金を委託及び受託することによって、手許に物品を仕入れて揃えなくても、受託者つまり物品の受託を受けた者は他人にこの物品を売ることができる。
[3]物品の委託者から委託される物品の情報を受信して記憶する手段と、 この記憶された物品の情報を閲覧した受託者からの、当該物品の受託要求データを受信して記憶する手段と、 この受託要求のあった物品に関する保証金があっせん者へ送金されたかをチェックする手段と、 このチェック結果に応じて、上記委託者に対して当該物品を受託者に送るべきことを通知する手段と、 この通知に応じて、上記委託者から上記受託者に上記物品が送られたことを示すデータを当該受託者から受領する手段と、 送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売された場合には、当該物品が販売されたことを示す販売情報が当該受託者から上記あっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記委託者へ送金すべきことを出力する手段と、 上記送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売されなかった場合には、当該物品が当該受託者から上記委託者に返品されたことを示す返品情報があっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記受託者へ返金すべきことを出力する手段とを備えたことを特徴とする物品販売装置。これにより、物品及び保証金を委託及び受託することによって、手許に物品を仕入れて揃えなくても、受託者つまり物品の受託を受けた者は他人にこの物品を売ることができる。
[4]上記受託要求が複数の委託者の物品に対して一緒になされたとき、この受託要求された複数の物品全てが当該受託要求した受託者に所定期間内に発送されるべきことが出力されることを特徴とする請求項3記載の物品販売装置(図8ステップ63)。これにより、受託要求した複数の物品が所定期間内に全て揃えて手許へ届けられ、受託要求した複数の物品群を1つも欠けることなく同時に見せて顧客に見比べてもらって販売することができる。また、複数の異なる委託者からの物品を、特定の販売意図のもとに漏れなく集めて、他人に販売することができる。さらに、近似性または関連性のある複数物品を漏れなくそろえ、実際に目で見て選んで購入してもらうこともできる。
[5]上記受託要求のあった物品が委託者の手許になかった場合には、その旨の通知が当該受託者に送られ、しかもこの手許になかった物品と一緒に受託請求された物品の情報もあわせて送られ、これに応じて一緒に受託請求した複数物品の訂正または削除が可能となることを特徴とする請求項3または4記載の物品販売装置(図7)。近似性または関連性のある複数物品の一部が欠けたとき、再度この複数物品のグループを構築することができる。
[6]上記物品が返品された場合、上記物品の情報とともに、当該返品の回数、受託の回数若しくは商談の回数と、当該返品された受託者と、または当該物品の委託者とを記憶し、所定の指示によってこの回数がソートされて出力されることを特徴とする請求項3、4または5記載の物品販売装置(図37)。これにより、当該物品が過去にどれだけ返品され、この返品がどの受託者からのものか、特定の受託者からの返品が重なっているかを知ることができる。
[7]上記物品が返品された場合、上記物品の情報とともに、この返品された物品と同時に受託されて販売された物品の情報と、当該返品された受託者と、または当該物品の委託者とを記憶し、所定の指示によってこの同時販売された物品情報が出力されることを特徴とする請求項3、4、5または6記載の物品販売装置(図37)。これにより、当該物品が過去にどのような種類/傾向の物品と同時に受託されたか、当該物品の受託と同時に販売された物品の傾向、このような販売傾向はどの受託者によるものかを知ることができる。
[8]上記受託要求または保証金送金から受託者へ物品を送る期限までの期間は、受託者が物品を受領してから委託者への返品期限までの期間より短く設定されることを特徴とする請求項3、4、5、6または7記載の物品販売装置(図8ステップ64、図10ステップ74)。これにより、同時に受託要求した物品が複数の場合、これらの複数物品が受託者のもとに全て揃う前に、この複数の物品のいずれかに返品期限が到来してしまうことがない。
[9]上記物品の受託要求データを受信すると、または保証金があっせん者へ送金されると、または受託者に当該物品が送られたことを示すデータを受け取ると、当該物品の情報に、受託中、貸出中または商談中のデータが付加または当該データに書き換えされることを特徴とする請求項3、4、5、6、7または8記載の物品販売装置。これにより、既に受託中の物品を重ねて受託要求してしまうことがない。
[10]上記物品が受託者によって他人に販売されなかった場合、当該物品の返品情報が送られると、または上記保証金の残金をあっせん者から上記受託者へ返金すべきことが出力されると、当該物品の情報の、受託中、貸出中または商談中のデータが削除、または未受託中、未貸出中または未商談中のデータに書き換えされることを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8または9記載の物品販売装置。これにより、返品があると直ちに別の受託者が受託要求をすることができる。
[11]上記物品が受託者によって他人に販売された場合、当該物品の販売情報が送られると、または上記保証金の残金をあっせん者から上記委託者へ送金すべきことが出力されると、当該物品の情報が消去されるまたは受託者に対して閲覧不能になることを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9または10記載の物品販売装置。これにより、既に販売済み/仕切り済みの物品を重ねて受託要求してしまうことがない。
[12]委託者を他の委託者から識別する手段と、この識別された委託者が委託している物品の中から受託中、貸出中または商談中としている物品、未受託中、未貸出中または未商談中としている物品、またはすでに販売された物品を検索する手段と、複数の受託者を識別する手段と、上記検索された物品の情報を受託者ごとにソートして出力する手段とを備えたことを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、10または11記載の物品販売装置。これにより、委託者が委託している物品の受託/販売/返品の状況と、受託先を容易に知ることができる。
[13]受託者を他の受託者から識別する手段と、この識別された受託者が受託している物品の中から受託中、貸出中または商談中としている物品、未受託中、未貸出中または未商談中としている物品、またはすでに販売された物品を検索する手段と、複数の委託者を識別する手段と、上記検索された物品の情報を委託者ごとにソートして出力する手段とを備えたことを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、10、11または12記載の物品販売装置。これにより、受託者が受託している物品の受託/販売/返品の状況と、委託元を容易に知ることができる。
[14]上記記憶された物品の情報の閲覧においては、上記受託中、貸出中または商談中の物品については除外して閲覧するか、または受託中、貸出中または商談中の物品についても含めて閲覧するかを選択する手段をさらに備えていることを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、10、11、12または13記載の物品販売装置。これにより、受託中の物品情報を除外して閲覧するか含めて閲覧するかを選択できる。
[15]上記物品が受託者によって他人に販売されなかったとき、他の受託者からすぐに受託要求があっても、当該物品はこの他の受託者へ直接転送されず、当該物品は当該受託者から上記委託者にいったん返品され、この後当該委託者から上記他の受託者へ当該物品が送られるべきことを出力することを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13または14記載の物品販売装置。これにより、転送中での物品破損・紛失などの事故の対策を円滑にすることができる。
[16]上記物品が受託者に送られてから所定日数経過しても、当該物品に関する販売情報、及び当該物品の返品情報のいずれもが受け取られなかった場合、上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記受託者へ送金すべきことを出力することを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14または15記載の物品販売装置。これにより、返品か販売かの期限を設けて、他の受託者への受託の機会を増やすことができる。
[17]上記保証金が所定期間内に送金されなければ、送金を促す指示が上記受託者へ送信され、 上記保証金が送金されたにもかかわらず、所定期間内に上記該物品が受託者に送られなければ、当該物品の発送の指示が上記委託者へ送信されることを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15または16記載の物品販売装置。これにより、保証金の授受と物品の委託・受託を間違いなく行うことができる。
[18]上記受託中、貸出中または商談中となった物品について、上記記憶された物品の情報から消去/除去されず、または上記販売された物品について、上記記憶された物品の情報から所定期間、消去/除去されないことを特徴とする3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16または17記載の物品販売装置。これにより、既に受託されたまたは販売された物品と同じ物品を求めることが可能となる。
[19]上記受託要求、上記保証金入金、上記受託物品発送または上記受託物品到着から所定期間経過したら、返品期限または保証金支払い期限が近づいていることが当該受託者に通知されることを特徴とする3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17または18記載の物品販売装置。これにより、返品か販売かの期限を設けて、保証金の支払い遅延を防ぐことができ、他の受託者への受託の機会を増やすことができる。
[20]上記受託要求は複数の委託者の物品に対しても一緒になされ、この受託要求された複数の物品が当該受託要求した受託者に発送され、このうち他人に販売された物品については、上記保証金の残金が上記委託者へ送金されるべきことが出力され、上記複数の物品のうち、他人に販売されなかった物品については、当該物品が当該委託者に返品されるべきことを特徴とするが出力され、上記保証金の残金が上記受託者へ返金されるべきことが出力されることを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18または19記載の物品販売装置。これにより、複数の異なる委託者からの物品を、特定の販売意図のもとに集めて、他人に販売することができる。また近似性または関連性のある複数物品をそろえ、実際に目で見て選んで購入してもらう場合には有効である。
[21]返品のとき上記保証料のうち借り賃が差し引かれ、当該物品が返品される委託者にこの借り賃が送金されるべきことが出力されることを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19または20記載の物品販売装置。これにより、あっせん者にあっせん手数料がはいる。
[22]上記物品は、宝石、貴金属、美術品、絵画または骨董品であって、同じ品質の物品が2つ以上存在せず、実物を見ないと物品価値を判断できない物品であることを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20または21記載の物品販売装置。実際に現物を仕入れなくても受託してもらうだけで顧客に現物を見せて販売することができる。
[23]上記委託された物品の情報の一部または全部は委託者による操作情報に基づいて消去され、委託者、受託者及びあっせん者には識別処理が実行され、上記記憶された物品の情報は委託者、受託者及びあっせん者のみに閲覧されることを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21または22記載の物品販売装置。これにより、他の委託者の物品情報を他の者が誤って消去されることがなく、不特定多数が閲覧して過誤が生じてしまうことがない。
[24]上記記委託者から上記受託者に上記物品が送られるまでの間、または上記受託者から上記委託者に返品されるまでの間に、当該物品に紛失、破損またはすり替え等の事故が発生したときには、上記委託者に補償金が支払われるべきことが出力され、上記保証金の残金をあっせん者から上記受託者へ返金すべきことが出力されることを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22または23記載の物品販売装置。これにより、万が一の事故に備えて安心して委託・受託をすることがきできる。
[25]上記商談中、返品中、発送中または仕切済/販売済の物品が受託者に閲覧され、この物品に対して重ねて受託要求が可能となり、当該受託要求が当該物品の委託者へ送信/通知されることを出力することを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23または24記載の物品販売装置。これにより、重ねて受託要求のあった物品とほぼ同じ物品またはほぼ同質の物品を製造して委託することができる。
以上詳述したように、本発明は、委託者から委託された物品を受託者が借り受けて受託者が販売する。この場合あっせん者が受託者から保証金を預かる。これにより、受託者が商品を仕入れる必要がなくなる。売れなかった物品は委託者に返品される。売れたら保証金が委託者に支払われる。
委託者6から委託された物品情報を登録し(ステップ02)、これらの物品情報から受託者7が受託要求を出すと(ステップ03)、在庫の確認が行われ(ステップ10)、受託者7からの保証金の入金確認後(ステップ04)、委託者6から物品が発送され(ステップ11)、物品が受託者7へ到着する(ステップ05)。借りた物品が販売されると保証金が委託者6へ渡され(ステップ06)、販売されなかったら受託者7から返品され(ステップ07)、返品が委託者6へ到着する(ステップ12)。保証金の入金はクレジット会社の「保証」で代行可能である。
1…モバイル、3…コンピュータ、
6…委託者、7…受託者、8…あっせん者、
10…アドレス/データバスライン、11…インターフェース部、
12…入力部、13…出力部、14…CPU、
15…画像入力装置、16…プログラム/データ記憶部、
17…情報記憶部、18…外部装置、
19…タイミング発生部、20…委託・受託テーブル。
6…委託者、7…受託者、8…あっせん者、
10…アドレス/データバスライン、11…インターフェース部、
12…入力部、13…出力部、14…CPU、
15…画像入力装置、16…プログラム/データ記憶部、
17…情報記憶部、18…外部装置、
19…タイミング発生部、20…委託・受託テーブル。
Claims (8)
- 物品の委託者から委託される物品の情報を受信させ、
この記憶された物品の情報を閲覧した受託者からの、当該物品の受託要求データを受信させ、
この受託要求のあった物品に関する保証金があっせん者へ送金されたかをチェックさせ、
このチェック結果に応じて、上記委託者に対して当該物品を受託者に送るべきことを通知させ、
この通知に応じて、上記委託者から上記受託者に上記物品が送られたことを示すデータを当該受託者から受領させ、
送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売された場合には、当該物品が販売されたことを示す販売情報が当該受託者から上記あっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金を上記委託者へ送金すべきことを出力させ、
上記送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売されなかった場合には、当該物品が当該受託者から上記委託者に返品されたことを示す返品情報があっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記受託者へ返金すべきことを出力させることを特徴とする物品販売方法。 - 物品の委託者から委託される物品の情報を受信させる処理と、
この記憶された物品の情報を閲覧した受託者からの、当該物品の受託要求データを受信させる処理と、
この受託要求のあった物品に関する保証金があっせん者へ送金されたかをチェックさせる処理と、
このチェック結果に応じて、上記委託者に対して当該物品を受託者に送るべきことを通知させる処理と、
この通知に応じて、上記委託者から上記受託者に上記物品が送られたことを示すデータを当該受託者から受領させる処理と、
送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売された場合には、当該物品が販売されたことを示す販売情報が当該受託者から上記あっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記委託者へ送金すべきことを出力させる処理と、
上記送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売されなかった場合には、当該物品が当該受託者から上記委託者に返品されたことを示す返品情報があっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記受託者へ返金すべきことを出力させる処理とを、コンピュータに実行させることを特徴とする物品販売処理のためのコンピュータプログラム。 - 物品の委託者から委託される物品の情報を受信して記憶する手段と、
この記憶された物品の情報を閲覧した受託者からの、当該物品の受託要求データを受信して記憶する手段と、
この受託要求のあった物品に関する保証金があっせん者へ送金されたかをチェックする手段と、
このチェック結果に応じて、上記委託者に対して当該物品を受託者に送るべきことを通知する手段と、
この通知に応じて、上記委託者から上記受託者に上記物品が送られたことを示すデータを当該受託者から受領する手段と、
送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売された場合には、当該物品が販売されたことを示す販売情報が当該受託者から上記あっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記委託者へ送金すべきことを出力する手段と、
上記送られてきた当該物品が受託者によって他人に販売されなかった場合には、当該物品が当該受託者から上記委託者に返品されたことを示す返品情報があっせん者へ送られ、これに基づいて上記送金された保証金の中から手数料を差し引いて、当該保証金の残金をあっせん者から上記受託者へ返金すべきことを出力する手段とを備えたことを特徴とする物品販売装置。 - 上記受託要求が複数の委託者の物品に対して一緒になされたとき、この受託要求された複数の物品全てが当該受託要求した受託者に所定期間内に発送されるべきことが出力されることを特徴とする請求項3記載の物品販売装置。
- 上記受託要求のあった物品が委託者の手許になかった場合には、その旨の通知が当該受託者に送られ、しかもこの手許になかった物品と一緒に受託請求された物品の情報もあわせて送られ、これに応じて一緒に受託請求した複数物品の訂正または削除が可能となることを特徴とする請求項3または4記載の物品販売装置。
- 上記物品が返品された場合、上記物品の情報とともに、当該返品の回数、受託の回数若しくは商談の回数と、当該返品された受託者と、または当該物品の委託者とを記憶し、所定の指示によってこの回数がソートされて出力されることを特徴とする請求項3、4または5記載の物品販売装置。
- 上記物品が返品された場合、上記物品の情報とともに、この返品された物品と同時に受託されて販売された物品の情報と、当該返品された受託者と、または当該物品の委託者とを記憶し、所定の指示によってこの同時販売された物品情報が出力されることを特徴とする請求項3、4、5または6記載の物品販売装置。
- 上記受託要求または保証金送金から受託者へ物品を送る期限までの期間は、受託者が物品を受領してから委託者への返品期限までの期間より短く設定されることを特徴とする請求項3、4、5、6または7記載の物品販売装置。
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- 2004-07-21 JP JP2004212376A patent/JP2006031569A/ja active Pending
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