JP2006026863A - 食肉スライサにおける刃物軸の軸受構造 - Google Patents

食肉スライサにおける刃物軸の軸受構造 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な方法と操作で熟練を要することなく回転刃物と固定刃物との間の間隙調整ができるようにする。
【解決手段】刃物Aを固定した刃物軸1を有するスライサSの刃物軸の軸受構造において、刃物軸の前後を2個所の軸受3、4で軸受けし、一方の軸受4を貫通する刃物軸のジャーナル7の前後にねじ軸部分8を設け、ねじ軸部分に、前後から軸受4の端面に接する一対の調整ナット9を螺合し、調整ナットの一方を弛め他方を緊締することによって刃物軸の軸受け位置を前後に微調節して、回転する刃物Aとスライサの機台Fに固定されている固定刃物2との間の間隙を微調整するようにした食肉スライサにおける刃物軸の軸受構造。
【選択図】 図3

Description

本発明は、食肉スライサにおける刃物軸の軸受構造に関し、機台上の定位置で回転する刃物と、機台の端部に固定されている固定刃物との間の間隙を容易に微調整できるようにしたことを特長とする。
従来の食肉スライサには、例えば、特許文献1、2に示されるように、機台上の定位置で回転する刃物と、機台の端部に固定されている固定刃物とが付設されている。
実開平6−61495号公報(図1 参照)。 実開平6−61493号公報(図2 参照)。
上記特許文献1、2のスライサに付設されている回転刃物と、機台の端部に固定されている固定刃物との間の間隙は、互いに干渉し合わないぎりぎりの極く狭い幅(擦れ合い幅)に調整することによって、刃物の切れ味がましてスライス片を鋭く切ることができる。
上記のような回転刃物と固定刃物との間の間隙の調整は、従来、厚さの異なる多数枚のシムを用意しておいて、調整しようとする間隙にあったシムを選び出して刃物軸と刃物との間に介在させるようにしていた。
そのため、個々のスライサによって異なるこの種の間隙調整には、熟練と手数と時間とを要するという欠点があった。
以上のことから、本発明が解決しようとする課題は、比較的に簡単な方法と操作で、それほど熟練を要することなく回転刃物と固定刃物との間の間隙調整ができて、この種の作業に要していた手数と時間の短縮を図れるようにすることにある。
そこで本発明は、上記の課題を解決するために、回転する刃物を固定する刃物軸を備えた食肉スライサにおける刃物軸の軸受構造において、上記刃物軸の前後を2個所の軸受で軸受けするとともに、一方の軸受を貫通する上記刃物軸のジャーナルの前後にねじ軸部分を形成し、このねじ軸部分に、前後から該軸受の端面に接する一対の調整ナットを螺合し、調整ナットの一方を弛め他方を緊締することによって上記刃物軸の軸受け位置を軸線に沿って前後に微調節して、前記回転する刃物と前記スライサの機台の端部に固定されている固定刃物との間の間隙を微調整するようにしたことを特徴とする食肉スライサにおける刃物軸の軸受構造を提供するものである。
本発明に係る食肉スライサの刃物軸の軸受構造は、軸受を前後から挟む一対の調整ナットを操作して刃物軸を所望の調整位置に移動させることができるので、従来行なわれていたシムの着脱方法とその操作に比べて極めて容易に回転刃物と固定刃物との間の間隙の調整ができる。
本発明は、以上のようにして前記の課題を解決したものである。
本願第2の発明は、軸受の前後を挟む一対の調整ナットに、それぞれ二つ割り型のナットを用い、それぞれに割り型面と直交する固定ボルト・ナットを螺合して、該固定ボルト・ナットにより微調節後の刃物軸の軸受け位置を固定するようにしたもので、例えば調整ナットの弛みを阻止して調整後における刃物軸の妄動を防止できる。
回転する刃物を固定する刃物軸を備えた食肉スライサにおける刃物軸の軸受構造であって、
刃物軸を前後2個所の軸受で軸受けし、一方の軸受を貫通させた上記刃物軸のジャーナルの前後にねじ軸部分を形成し、
ねじ軸部分に、前後から該軸受の端面に接する前後一対の調整ナットを螺合する。
この前後一対の調整ナットの一方を弛め、他方の調整ナットを緊締することによって刃物軸の軸受け位置を軸線に沿って前後に微調節する。
上記のようにして、回転する刃物とスライサの機台の端部に固定されている固定刃物との間の間隙を微調整するようにした食肉スライサの刃物軸の軸受構造である。
図面は、本発明の実施例を示すもので、図1は、実施例を搭載したスライサの斜視図、図2は、図1中のA部分の一部切欠拡大図、図3は、A部分の構造を示す一部切欠拡大断面図、図4は、駆動軸部分を示す一部切欠拡大断面図である。
実施例を示す図において、Sは、機台F上に、回転する勾玉形の刃物Aを先端(図示右手)に固定した刃物軸1と、上下に送りコンベアbを備えて積載した材料を刃物Aに向けて送り出す肉箱Bとを搭載したスライサ、2は、スライサSの機台Fの側面(図示右側)、刃物軸1の下方において回転してくる刃物Aの刃先と摺り合わされるよう固定した固定刃物である。
刃物軸1は、肉箱Bの上方に設置した前後の軸受3、4に軸受されて横架され、軸受部3、4間に固定したプーリ5を駆動するタイミングベルト6に従動して一方回転する。
後部軸受4を貫通する刃物軸1は、該軸受4に軸受けされるジャーナル7の前後に、ねじ軸部分8を設け、ねじ軸部分8に後部軸受4を挟んで一対の調整ナット9を螺合している。
回転する刃物Aと機台Fの側面に固定された固定刃物2との間には、図4に示すように、互いに干渉し合わないぎりぎりの極く狭い幅(擦れ合い幅)の間隙10が形成されている。
この間隙10は、最終段階まで組立てられた個々のスライサS毎に広い狭いの差があるので、スライサSは1台毎にその間隙10を適切な幅に調整する必要がある。
間隙10が広すぎると刃物Aの切れ味は落ちてスライス片を鋭く切ることが難しくなる。逆に狭すぎれば固定刃物2と回転する刃物Aとが干渉する危険がある。
刃物軸1を回転するプーリ5は、図3に示すように、両側に、タイミングベルト6の幅を上回る余裕を残した比較的に幅の広いものを用いる。また、刃物駆動用のモータに連なる駆動軸12側のプーリ13は、図4に示すように、両側にヨーク13’を具えたプーリを用いることによって、刃物軸1の軸線方向の移動に支障しない構造を有する。
本発明に係る刃物軸の軸受構造は、一方の軸受4(実施例においては後部)を挟む一対の調整ナット9を弛め、他方の調整ナット9を緊締すると、弛めた側に刃物軸1および刃物Aが移動するので、間隙10を広げたり狭めたりすることができる。
上記のように構成した微調整手段によれば、シムの装着が不要になり、間隙10の調整がアナログ的にできる。また、シムを取り替え引き換えする手間が省けるとともに、その調整操作にはそれ程に熟練を要さない利点もある。
なお、調整ナット9には、それぞれ二つ割り型のナットを用い、それぞれに割り型面と直交する2組の固定ボルト・ナット11を螺合して、調整ナット9の弛緩、緊締による微調整操作後は、一対の調整ナット9にそれぞれねじ込まれているこの固定ボルト・ナット11をそれぞれ緊締し直すことによって、調整ナット9を調整後の位置に固定できる。
本発明に係る刃物軸の軸受構造は、実施例においては後部軸受4に軸受されるジャーナル7の前後にねじ軸部分8を設けているが、このねじ軸部分8を前部軸受側に設けることもできるが軸受構造全体のバランスを考えると、前部軸受側に設けることは好ましい構造にはならない。
なお、ねじ軸部分8の長さとか、その他各部分の形状等は、本発明の目的に沿って設計変更する場合があり、図示した実施例の態様のみに限定されない。
実施例を搭載したスライサの斜視図である。 図1中のA部分を示す一部切欠拡大図である。 A部分の構造を示す一部切欠拡大断面図である。 駆動軸部分を示す一部切欠拡大断面図である。
符号の説明
S スライサ
F 機台
A 刃物
B 肉箱 (b 送りコンベア)
1 刃物軸
2 固定刃物
3 前部軸受
4 後部軸受
5 プーリ
6 タイミングベルト
7 ジャーナル部
8 ねじ軸部分
9 調整ナット
10 間隙
11 固定ボルト・ナット
12 駆動軸
13 プーリ (13’ ヨーク)

Claims (2)

  1. 回転する刃物を固定する刃物軸を備えた食肉スライサにおける刃物軸の軸受構造において、上記刃物軸の前後を2個所の軸受で軸受けするとともに、一方の軸受を貫通する上記刃物軸のジャーナルの前後にねじ軸部分を形成し、このねじ軸部分に、前後から上記軸受の端面に接する一対の調整ナットを螺合し、調整ナットの一方を弛め他方を緊締することによって上記刃物軸の軸受け位置を軸線に沿って前後に微調節して、前記回転する刃物と前記スライサの機台の端部に固定されている固定刃物との間の間隙を微調整するようにしたことを特徴とする食肉スライサにおける刃物軸の軸受構造。
  2. 前記刃物軸を貫通させる軸受は後部の軸受であって、該軸受を挟む前記一対の調整ナットには、それぞれ二つ割り型のナットを用い、それぞれに割り型面と直交する固定ボルト・ナットを螺合して、上記調整ナットを刃物軸の微調節位置に固定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の食肉スライサにおける刃物軸の軸受構造。
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