JP2006026748A - Robot wrist mechanism and operation method of end effector fitted thereto - Google Patents
Robot wrist mechanism and operation method of end effector fitted thereto Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006026748A JP2006026748A JP2004204145A JP2004204145A JP2006026748A JP 2006026748 A JP2006026748 A JP 2006026748A JP 2004204145 A JP2004204145 A JP 2004204145A JP 2004204145 A JP2004204145 A JP 2004204145A JP 2006026748 A JP2006026748 A JP 2006026748A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end effector
- arm
- mounting portion
- axis
- tilting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Manipulator (AREA)
Abstract
Description
本発明はロボット手首機構およびそれに取り付けられたエンドエフェクタ操作方法に係り、詳しくは、基準軸線の回りに回転する回転アームの先端に傾動アームが軸承され、この傾動アームの下端で側方へ張り出すエンドエフェクタ駆動台が周囲物と干渉するのを回避すべく配置替えできる機構ならびに配置替えされた形態でのロボット操作方法に関するものである。 The present invention relates to a robot wrist mechanism and an end effector operating method attached to the robot wrist mechanism, and more specifically, a tilting arm is supported at the tip of a rotating arm that rotates about a reference axis, and projects to the side at the lower end of the tilting arm. The present invention relates to a mechanism that can be rearranged to avoid an end effector drive base from interfering with surrounding objects, and a robot operation method in a rearranged form.
多関節型アーク溶接ロボットは一般的に6つの軸を備え、各軸の回転や傾動さらには旋回といった動作を重ね合わせて、溶接用トーチを所望する姿勢に保持すると共に、その先端を目的とする位置へ変位させる。図8の(a)はその一例のロボット30であり、それに示される6つの軸部は以下のものからなる。
An articulated arc welding robot generally has six axes, and superimposes the rotation, tilting, and turning of each axis to hold the welding torch in a desired posture, and its tip is aimed. Displace to position. FIG. 8A shows an example of the
それらは、装着された溶接用トーチ(図示せず)を矢印31の方向へ旋回または回転させる第6軸部7、この第6軸部を支持する傾動アーム5に首振り等の矢印28方向の動作を与える第5軸部6、この第5軸部を先端に備える上アーム3を矢印32方向に回転させる第4軸部33、略水平に延びた姿勢であることの多い上アーム3の非回転部3Aを、直立した状態で傾動する下アーム34に対し矢印35方向へ回転して俯仰させる第3軸部36、下アーム34を旋回台37に対して矢印38方向に傾動させるための第2軸部39、旋回台37を基台上で矢印40のごとく水平に回すための第1軸部41である。
They are a
このような溶接ロボットにおいては、第4軸線2の回りに回転する上アーム3のアーム本体3Bが左右いずれかの側に偏在されていることがある。このような形態の一例が特開2002−370190にも開示されている。詳しく述べれば、上アーム3は上記した非回転部3Aの外に、主として中空駆動シャフト3Cとそれに一体のアーム本体3Bとからなる回転部で形成される。
In such a welding robot, the arm
アーム本体3Bは、その基端にあって第4軸線2を中心に持つ中空駆動シャフト3Cから第4軸線2の一方の側、図8(a)の例では右手から左後方を眺めた場合に右側へオフセットしており、その状態で第4軸線2に沿うように延ばされている。このアーム本体3Bの先端は、第4軸線2に直交して水平をなす交差軸線4の回りに傾動する傾動アーム5を片持ち的に支承する。
The arm
このような片持ちオフセット形式の上アーム3が採用される所以は、(1)図9の(b)に示すように、溶接ワイヤや溶接用電力、シールドエア等を溶接用トーチ42に供給するために欠くことのできない一線式パワーケーブル16を、(a)の平面矢視にあるように第4軸線2上にできるだけ定置させ、ロボット動作域にある別装置等にケーブルが触れたり絡んだりするのを可及的に少なくできることである。
The reason why such a cantilever offset type
さらに、(2)傾動アーム5が上アーム3に対して傾動するとき、一線式パワーケーブル16が(b)に示すように上または下に凸となるような曲がりを許容すべく空間を上下に大きく確保できることや、(3)図9の(a)に示すごとく一方のスペース44が空くことになるので、一線式パワーケーブル16の点検や交換のための保守作業が行いやすくなるということも挙げられる。ちなみに、(b)においては傾動アーム5が標準的な垂直姿勢になっている状態で表されているが、(a)は傾動アーム5が上アーム3の延長線上となる水平姿勢にした状態で描かれている。
Further, (2) when the tilting
ところで、図10の(a)のごとくワークを保持するための装置や他のロボットといった周囲物45が溶接ロボット30の動作域に存在し、かつ上アーム3に運悪く近接させざるを得ない場合がある。上アーム3に片持ちオフセット形式のアーム本体3Bが採用されている場合、その周囲物45に触れるようなことが起こればロボットの稼働は論外となるか、周囲物を不便な位置にずらせるなどしなければならなくなる。
By the way, when the surrounding
このような問題に対する解決策として考えられるのは、第4軸線2の回りに回転させることができる上アーム3を、図10の(a)の状態から(b)のように180度反転させることである。上で述べた先行文献には、この種の要領による左右勝手違い操作が開示されている。反転前状態からも反転後の状態からも、例えば±180度程度の回転が許容されるようになっている。
A possible solution to this problem is to invert the
ちなみに、±約180度としておけば、左右いずれへの回転であるにせよ傾動アーム5や第6軸部7をトータル360度もしくはそれ以上に振らせることができ、溶接用トーチに如何なる姿勢も与えることができるからである。なお、片側で約180度を超えないようにしているのは、詳しく説明しないが、制御ケーブルや一線式パワーケーブルに大きな捻じれを生じさせないように、さらにはそれらがアームに絡んで動けなくならないようにしておくためである。
By the way, if it is set to ± about 180 degrees, the
図11の(a)に示す第5軸部6や第6軸部7を駆動するモータ8,9のための制御ケーブル10,11について、ここで念のため説明する。下アーム34内を上がりショルダ50に到達してから弛ませ部12を含めてコネクタ24A,24Bの近傍まで保護管13で覆われている制御ケーブルは、中空駆動シャフト3Cの前端のフランジ29の一部を切り欠いて形成された引出し部29a(図11の(b)も参照)に通される。
The
この引出し部29aの手前でクランプ49により固縛されることもあって、上アーム回転時の弛ませ部12におけるケーブルのばたつきが抑えられ、また引出し部29aからコネクタ24A,24Bに至るまでも、上アーム3の回転の影響を左右大きく違わないようにして、ケーブル10,11の損傷を少なくする配慮がなされる。なお、アーム本体3Bを反転させる時点で制御ケーブルをどのように処理しまた操作するかは、本願の対象とするところでないので、その説明は省く。
In some cases, the
ところで、図10の(a)において、第4軸線2を中心にして上アーム3を矢印32の方向へ180度回転し、その回転によって天地逆となった第6軸部7と第6軸駆動用モータ9とを、傾動アーム5の矢印28方向への180度傾転により正規の姿勢に戻せば、図10(b)のようにすることができる(図8の(b)も参照)。上アーム3と周囲物45との間に余空間46が確保されるが、それにもかかわらず、第6軸部7の周囲物(ワーク保持装置45)に対する離間距離Ltwは維持しておくことができる。もちろん、ワーク等にさらに近づけることも可能となる。上記の先行文献においては、アーム本体を反転させることができても、第6軸部のモータを反転させることはできていない。従って、周囲物との干渉が依然として避けられない場合がある。図10の例ではワーク等に対する離接は一層自在な状態に置かれ、極めて都合のよいことが分かる。
By the way, in FIG. 10A, the
ところで、傾動アーム5や第6軸部7は、図8からも分かるように、アーム本体3Bの反転前後で、相互の位置関係は変わることがない。それは、図12に示すように、第5軸部6、傾動アーム5、第6軸部7が一体となるように成形された部品47でその形が整えられているからである。傾動アーム5の下端には側方へ張り出すエンドエフェクタ駆動台が第6軸部7として形成されるが、それはエンドエフェクタ装着部14とエンドエフェクタ回転用モータ搭載部15とを備える。
Incidentally, as can be seen from FIG. 8, the positional relationship between the tilting
この成形基体47には、図11に表した第6軸駆動用モータ9、それを覆うモータカバー9A、図9の(b)の溶接用トーチ42やそれを装着するためのブラケット51、図11に示したコネクタ24Bに接続される先端側の制御ケーブル11A、傾動アーム5の前後のカバー52などが取り付けられる。なお、この例におけるエンドエフェクタ装着部14とエンドエフェクタ回転用モータ搭載部15とは、それぞれのセンタを結ぶ線48が第4軸線2に平行となるように定められている。
The molded
今述べた構成は図13の(a)に示されるものであるが、(b)のように傾動アーム5とエンドエフェクタ装着部14とモータ搭載部15とが直線的に配置される場合や、(c)に示すように、(a)とは反対の位置にモータ搭載部15を配したい場合がある。いずれにしても、エンドエフェクタ装着部14のセンタは、一線式パワーケーブル16(図9の(b)を参照)を通すため傾動アーム5に対してすなわちアーム本体3B(図8の(a)を参照)に対して不動の位置をとるが、第6軸部駆動用モータ9すなわちモータカバー9Aがワーク等の一部に触れる事態となるときには、図13中のいずれか他の形態に変更することが望まれる。
The configuration just described is shown in FIG. 13A. However, as shown in FIG. 13B, when the
上記した基体47は図12のように鋳造成形の一体物であることからすれば、図13に合わせた少なくとも3種の成形品を準備しておかなければならなくなる。それは、溶接用トーチが略垂直姿勢を保持して動作する場合には要求が多くないとしても、傾動アーム5を第4軸線2の延長線上で延びるように、すなわち図9の(a)のような水平もしくはそれに近い状態にして溶接用トーチをワーク内へ進出させる場合などでは、エンドエフェクタ回転用モータ搭載部15の存在がロボットの動作に制約を掛けてしまうことがあり、形の異なるスペアのいずれかはそれを解消する。しかし、三種類保有しておかなければならないという費用や保管の面で負担が大きくなり、しかも、交換は図11の(a)に示す第5軸部6の減速機軸芯を通る制御ケーブル11Aを抜き取り、第5軸部を片持ちするアーム本体3Bにおける軸受機構部の解体や組み立てといった面倒な作業が強いられることになる。
本発明は上記の問題に鑑みなされたもので、その目的は、ロボット動作域にワーク保持装置やワークなどの周囲物の配置が余儀なくされる場合、第6軸部駆動用モータの存在に基因してロボットの動作に制約が課されないようにすること、また第6軸部の取り替えは特殊工具を必要とすることなく、モータやその減速機ならびに制御ケーブルの取外しなくして簡単に操作できることであり、さらには、第5軸部や傾動アームは残すにしても第6軸部を取り除いてロボットの5軸化が簡単に図られるようにしたロボット手首機構およびそれに取り付けられたエンドエフェクタ操作方法を提供することである。 The present invention has been made in view of the above problems, and its purpose is based on the presence of a sixth shaft drive motor when surrounding objects such as a work holding device and a work are inevitably arranged in a robot operation area. In order not to impose restrictions on the operation of the robot, the replacement of the sixth axis part can be easily operated without requiring a special tool and without removing the motor, its speed reducer and control cable. Furthermore, there are provided a robot wrist mechanism and an end effector operating method attached to the robot wrist mechanism in which the sixth axis portion is removed even if the fifth axis portion and the tilting arm are left, and the robot can be easily made into five axes. That is.
本発明は、基準軸線の回りに回転する回転アームの先端に該基準軸線に対して直交する交差軸線回りに傾動する傾動アームが軸承され、該傾動アームの下端には側方へ張り出すエンドエフェクタ駆動台が形成され、該エンドエフェクタ駆動台はエンドエフェクタ装着部とエンドエフェクタ回転用モータ搭載部とを備えるロボット手首機構に適用される。その特徴とするところは、図1を参照して、エンドエフェクタ駆動台7は傾動アーム5から独立した別部品で構成され、基準軸線2とで一平面を形成するように置かれた上下軸線14aを持つエンドエフェクタ装着部14の周囲に、センタから等距離にある複数の当接面17A,17B,17Cが形成される。傾動アーム5の下端には当接面17A,17B,17Cを着座させることができる接合座5Aが形成される。そして、エンドエフェクタ回転用モータ搭載部15の傾動アーム5に対する位置を変更するとき、エンドエフェクタ装着部14における現用当接面17Aと異なる当接面17B,17Cを接合座5Aに付け替えることによりエンドエフェクタ駆動用モータ9を位置替えし、周囲物45(図5を参照)との干渉を回避できるようにしたことである。
In the present invention, a tilting arm that tilts around a crossing axis perpendicular to the reference axis is supported at the tip of a rotating arm that rotates about a reference axis, and an end effector that projects sideways at the lower end of the tilting arm. A drive base is formed, and the end effector drive base is applied to a robot wrist mechanism including an end effector mounting portion and an end effector rotation motor mounting portion. Referring to FIG. 1, the end
エンドエフェクタ操作方法の発明は、以下の手順による。まず、エンドエフェクタ駆動台7を傾動アーム5から独立した別部品で構成しておき、基準軸線2とで一平面を形成するように置かれた上下軸線14aを持つエンドエフェクタ装着部14を挟んで傾動アーム5と対面する位置にエンドエフェクタ回転用モータ搭載部15を配置する(図4の(b)を参照)ようエンドエフェクタ装着部14の周囲の一部に形成した当接面17Bを、傾動アーム5の下端に形成した接合座5Aに着座させて固定する。傾動アーム5を基準軸線2の方向に延伸させた状態(図5の(d)を参照)で、上下間隙の小さな空間へもエンドエフェクタを進入させることができるようにしたことである。
The invention of the end effector operating method is based on the following procedure. First, the end
エンドエフェクタ駆動台を傾動アームとは独立した別部品とし、エンドエフェクタ装着部の周囲にセンタから等距離にある複数の当接面が形成されるので、いずれの当接面を傾動アーム下端の接合座に着座させようとも、エンドエフェクタ装着部に与えられた上下軸線は、常に回転アームの基準軸線とずれすることなく一平面を形成する位置にとどめおかれる。一線式パワーケーブルの回転アームから第5軸部を経てエンドエフェクタ装着部に到る敷設が簡素化されると共に、回転アームの動作に伴う一線式パワーケーブルの捻じれ負担を最も少なくしておくことができる。 The end effector drive base is a separate part independent of the tilt arm, and a plurality of contact surfaces that are equidistant from the center are formed around the end effector mounting part. Even when seated on the seat, the vertical axis given to the end effector mounting portion is always kept at a position that forms one plane without shifting from the reference axis of the rotary arm. The laying from the rotating arm of the one-wire power cable to the end effector mounting portion through the fifth shaft portion is simplified, and the twisting burden of the one-wire power cable accompanying the operation of the rotating arm is minimized. Can do.
エンドエフェクタ駆動台の姿勢は、第5軸部および傾動アームを回転アームに残したままで変更することができる。その場合に、特殊な工具は必要でなく、また第6軸部の取り外しや取り付けには第6軸駆動用モータや減速機などの駆動系の解体を伴わず、現用当接面と異なる当接面を傾動アームの接合座に付け替えることにより、第6軸駆動用モータの位置替えが極めて簡単になされる。その結果、ワーク等がツールである溶接トーチの近傍に存する機能品と干渉しないようにして、ロボットの動作を円滑なものにする。いずれにしても、エンドエフェクタ駆動台の変更操作中も制御ケーブルをロボット上に残しておくことを許し、勝手違い変更機構が簡素な構造で与えられる。 The posture of the end effector drive base can be changed while leaving the fifth shaft portion and the tilting arm on the rotating arm. In that case, a special tool is not necessary, and the removal and installation of the sixth shaft part does not involve dismantling of the drive system such as the sixth shaft drive motor and the speed reducer, and is different from the current contact surface. By changing the surface to the joint of the tilt arm, the position of the sixth axis driving motor can be changed very easily. As a result, the operation of the robot is made smooth by preventing the workpiece or the like from interfering with a functional product existing in the vicinity of the welding torch as a tool. In any case, it is allowed to leave the control cable on the robot even during the change operation of the end effector drive base, and the wrong change mechanism is provided with a simple structure.
エンドエフェクタ装着部の周囲の当接面は複数設けられるから、傾動アームの接合座に取り付けられた当接面を除いては、エンドエフェクタの機能をアシストするなどの関連機能品を装着しておくことも可能となる。すなわち、新たなアタッチメントを導入するまでもなく、ロボットの機能向上を図りやすくすることができる。 Since a plurality of contact surfaces around the end effector mounting portion are provided, related functional products such as assisting the function of the end effector are mounted except for the contact surface attached to the joint arm of the tilt arm. It is also possible. That is, it is possible to easily improve the function of the robot without introducing a new attachment.
第6軸部を傾動アームから分離できるようになるので、第6軸部を必要としないロボット、すなわち6軸ロボットの5軸化を可能にする。例えば回転もしくは旋回動作を必要とする溶接トーチに代えて、ロボットハンドやその他のツールを接合座を利して直接もしくは間接的に支持させ、傾動アームをツールホルダとした単純動作ロボットに転用することも容易となる。 Since the sixth shaft portion can be separated from the tilting arm, a robot that does not require the sixth shaft portion, that is, a six-axis robot can be made into five axes. For example, instead of a welding torch that requires rotation or swiveling, support a robot hand or other tool directly or indirectly using a joint seat and divert it to a simple motion robot with a tilt arm as a tool holder. Is also easier.
エンドエフェクタ操作方法においては、エンドエフェクタ装着部を挟んで傾動アームと対面する位置にエンドエフェクタ回転用モータ搭載部を配置するようにすれば、傾動アームを回転アームの基準軸線の方向に延伸させた状態で、上下間隙の小さな空間へもエンドエフェクタを進入させることができるようになる。エンドエフェクタ回転用モータ搭載部の軸線は通常上下に延びるように配置される関係で、片持ち構造の負担増が問題となって採用されることのなかった対面配置の利点を生み出すことができるようになる。 In the end effector operation method, if the end effector rotation motor mounting portion is arranged at a position facing the tilt arm across the end effector mounting portion, the tilt arm is extended in the direction of the reference axis of the rotary arm. In this state, the end effector can be made to enter a space having a small vertical gap. Since the axis of the end effector rotation motor mounting part is usually arranged so as to extend vertically, it is possible to produce the advantage of face-to-face arrangement that was not adopted due to the increased burden of the cantilever structure. become.
以下に、本発明に係るロボット手首機構およびそれに取り付けられたエンドエフェクタ操作方法を、その実施の形態を表した図面を参照しながら詳細に説明する。図3は本発明が適用された6軸アーク溶接ロボット1の上半図である。その概略構成は図8,9,11のところですでに述べたとおりであるが、本発明においては、着目すべき第4軸線2を基準軸線と称することにする。この軸線回りに回転する上アーム3を回転アームと称し、それを構成するアーム本体3Bが、その基端にあって基準軸線2を中心に持つ中空駆動シャフト3Cから基準軸線の一方の側(向かって右側)へオフセットして延びている。
Hereinafter, a robot wrist mechanism and an end effector operating method attached to the robot wrist mechanism according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings showing embodiments thereof. FIG. 3 is an upper half view of the 6-axis arc welding robot 1 to which the present invention is applied. The schematic configuration is as described above with reference to FIGS. 8, 9, and 11. In the present invention, the
そのアーム本体3Bの先端には、第4軸線2に直交する交差軸線4の回りに傾動する傾動アーム5が片持ち的に軸承されている。その交差軸は第5軸であり、この第5軸部6とそれより先に設けられた溶接用トーチを旋回させるなどする第6軸部7とを個々に駆動するモータ8,9の制御ケーブル10,11が、各モータへ向うように敷設される。
A tilting
そして、回転アーム3が、左右いずれの方向に対しても所要の角をなすまで回転できるように、回転時のひきつれ回避用弛ませ部12が中空駆動シャフト3Cの外周の一部に残される。すなわち、制御ケーブルの一部が保護管13で覆われるなどするが、アーム本体3Bに至る前の段階では中空駆動シャフト3Cに部分的に巻きつき巻き戻されている。
Then, the slack avoiding loosening
このような構成をベースにして、本発明においては、回転アーム3の基準姿勢を180度変更しても一線式パワーケーブル(図示せず)の延伸経路の変更をきたさず、ワークを固定している装置等のロボット周囲物との干渉を回避できるように、また、基準姿勢から180度反転されるアーム本体3Bの先端に取り付けられる第6軸部7が、周囲物と干渉するのを避けられるようにすることを主たる目的とする。
Based on such a configuration, in the present invention, even if the reference posture of the
傾動アーム5の下端には側方へ張り出すエンドエフェクタ駆動台が第6軸部7として形成され、これがエンドエフェクタ装着部14とエンドエフェクタ回転用モータ搭載部15とからなるものであることは、すでに述べたとおりである。そこで、本発明を具体的に言えば、エンドエフェクタ回転用モータ搭載部15を傾動アーム5に対して位置変更するとき、エンドエフェクタ装着部14の向きを違えても傾動アームに取り付けることができ、そして、エンドエフェクタ回転用モータ搭載部15が周囲物との干渉を起こさないようにしようとする。
An end effector drive base projecting sideways is formed at the lower end of the
ちなみに、一線式パワーケーブルは溶接ワイヤを送給するためのもので、給電、制動、接地、位置速度トルク制御、センサ電力、センサデータバックアップ用電力供給等に供される制御ケーブルと共に欠くことのできないケーブルである。制御ケーブル10,11については背景技術の項において少し触れたので、ここではその説明を割愛する。一線式パワーケーブルは、アーク溶接のための溶接ワイヤ、溶接のための電力、シールドガスの供給を同時に行うべく多重構造となっている。従って、このケーブルは柔軟性が高いとは言えず、また捩じりが作用すれば、捻り戻そうする力を生じるほどの剛性を持つ。従って、一線式パワーケーブル16(後述する図6を参照)は上アーム3のアーム本体3Bの長手方向に沿わせるように配置される。
By the way, the one-wire power cable is for feeding the welding wire and is indispensable together with the control cable used for power supply, braking, grounding, position speed torque control, sensor power, sensor data backup power supply, etc. It is a cable. Since the
ちなみに、一線式パワーケーブルの中心には溶接ワイヤが通過し、その前進をガイドすると共に疵がつかないように保護するコイルライナがある。コイルライナはコンジットパイプとして機能するものであるが、その外周部にはシールドガスが流れ、これがホースによって溶接用トーチまで導かれる。その外周は導電線で覆われ、ケーブル全体に絶縁被覆が施されている。 Incidentally, there is a coil liner at the center of the one-wire power cable that guides its welding wire and protects it from wrinkling. The coil liner functions as a conduit pipe, but a shielding gas flows on the outer periphery thereof, and this is guided to the welding torch by the hose. The outer periphery is covered with a conductive wire, and the entire cable is covered with an insulating coating.
本発明においては一線式パワーケーブルの先端が導入される第6軸部における技術的課題を解決しようとするものであるが、無用の変形を嫌う一線式パワーケーブルの敷設にも配慮される。すなわち、図1に示すように、エンドエフェクタ駆動台7は傾動アーム5から独立した別部品で構成される。これは図2の成形品からも分かるように傾動アーム5は第5軸部6と一体に、エンドエフェクタ装着部14とエンドエフェクタ回転用モータ搭載部15とは一体であって傾動アーム5とは別体をなす鋳造品等である。
The present invention is intended to solve the technical problem in the sixth shaft portion into which the front end of the one-wire power cable is introduced. However, the laying of the one-wire power cable that dislikes unnecessary deformation is also considered. That is, as shown in FIG. 1, the end
一線式パワーケーブルを通すことからも位置が重要となるエンドエフェクタ装着部14のセンタは、図3のごとく常に第4軸線2の直下に配置される。そのセンタを通って上下に延びる軸線14aを持つエンドエフェクタ装着部14の周囲には、図1に示すようにセンタから等距離Ld にある複数の当接面17A,17B,17Cが形成される。なお、上下軸線14aとはあくまでも傾動アーム5が垂直な姿勢をとっているときを言っているのであるが、これが第4軸線2とで一つの垂直な平面を形成するように、すなわち第4軸線からは左右いずれにもずれないように配慮される。
The center of the end
傾動アーム5の下端には当接面を着座させることができる接合座5Aが形成され、この接合座にいずれかの当接面をあてがい、傾動アーム5の背後から挿入される小ねじ等18によって一体化できるようになっている。図2からも分かるように、当接面はエンドエフェクタ回転用モータ搭載部15と連なる箇所を除いて例えば3面形成され、隣り合う面と90度をなす。このようにしておけば、図4に示すように適宜な組合せ体を得ることができる。その際、制御ケーブルをエンドエフェクタ装着部14上で覆う必要があれば、保護カバー43として図1の左下に示した円弧の長さ等が異なるものを準備しておけばよい。なお、当接面の数を3より多くし、また隣り合う面となす角度を自由に選択することもできる。さらには、接合座や当接面を平面的に見て円弧状としておき、複数もしくは連続的な接合面が得られるようにしておいてもよい。
A
当接面17A,17B,17Cには図1に示すようにねじ止め用の小孔19のほかに、位置決めを容易にするリファレンスホール20も設けておけば、接合座5Aに形成したエンボス21を嵌めて、一体作業の正確さや迅速さが図られる。このような構成としておくと、エンドエフェクタ回転用モータ搭載部15の傾動アーム5に対する位置を変更するとき、エンドエフェクタ装着部における現用当接面と異なる当接面を接合座に付け替えることにより、エンドエフェクタ駆動用モータ9を位置替えして周囲物との干渉を回避することができる。
If the contact surfaces 17A, 17B, and 17C are provided with a
図4において、(a)と(c)の場合はエンドエフェクタ回転用モータ搭載部15が傾動アーム5に近く、これを片持ちする上アームに及ぼす負担は少ない。しかし、(b)は傾動アーム5との対面間にエンドエフェクタ装着部14が存在するためエンドエフェクタ回転用モータ搭載部15は傾動アーム5から遠ざかる。第6軸駆動用モータ9や減速機が位置する関係で片持ち部の第5軸部6には大きなモーメントMが作用することになる。すなわち、上アームのアーム本体3B(図3を参照)に及ぼす捻じれ力が大きくなる。
In FIGS. 4A and 4C, the end effector rotation
ところで、図12で説明した一体成形品の場合、傾動アーム5とエンドエフェクタ装着部14との間には意図的にスペース53が与えられる。それは、エンドエフェクタ装着部14に一線式パワーケーブルを挿入するときのホルダ兼装着部カバー22(図6を参照)をねじ止めするためのねじ孔23を形成する作業をしやすくする配慮である。上下に延びるねじ孔を形成するための下孔あけやその後のタッピングは、垂直に下ろされるツール(図示せず)によるが、傾動アーム5が接近したり第5軸部6がオーバハングしているとツールホルダが干渉するからである。
By the way, in the case of the integrally molded product illustrated in FIG. 12, a
一方、図2においては、別体をなすから上記の機械加工は傾動アーム5とは独立して、エンドエフェクタ駆動台7に施すことができる。その関係で、傾動アーム5とエンドエフェクタ装着部14との間に確保するスペース54は小さくまた短くて済む。このような形状からくる別体品とした利点は、上記したモーメントを低減させるようにも作用する。このことから分かるように、第6軸部7を部品構成として独立させることには、技術的に少なくとも二つの大きな意義のあることが分かる。
On the other hand, in FIG. 2, since it is a separate body, the above machining can be performed on the end
ところで、図5の(a)に示すように傾動アーム5は、図6のごとく通常垂直もしくはそれに近い姿勢にある。この傾動アーム5を矢印25方向に回転させ、その方向をアーム本体3Bの延びる方向に一致させると図5の(b)のようになる。この場合、モータ9は周囲物45に接触しそうになる。エンドエフェクタ回転用モータ搭載部15と傾動アーム5との配置関係を図4の(c)のようにすると、図5の(c)のようにモータ9と周囲物45との干渉は避けられる。
By the way, as shown in FIG. 5A, the tilting
いま、図4の(b)のような組合せとし、傾動アーム5を90度上げると図5の(d)のようになる。この傾動アームを第4軸線2の方向に延伸させた状態では、上アームに及ぼすモーメントが大きくなる点はあるにしても、傾動アーム5の上下に余裕空間26U,26Lを生む。例えば、ワークが横置きされた箱ものなどであって、その開口高さが低いなど上下間隙の小さな空間へは、この(d)の形態の場合のみ溶接用トーチを進出させることができ、溶接作業のフレキシビリティが上がることは言うまでもない。ちなみに、図5において、エンドエフェクタ装着部14のセンタは周囲物45から距離Aが保たれ、図10での説明と変わるものでない。
Now, when the combination is as shown in FIG. 4B and the
図6からも分かるように、傾動アーム5に面しない当接面17B,17Cはあいているから、図示しないが、溶接に関連して必要となる機能品、例えばプルフィーダ(ワイヤ牽引式送給装置)を装着することもできる。図7は、別体構成となったことを利して第6軸部を使用しない5軸ロボット27に転化させた例である。(a)はロボットハンド27aを取り付けて単純なワーク保持装置やワーク搬送装置としたもの、(b)はシーリング装置27bを装着したものである。いずれにしても5軸化が極めて簡単になされ、ロボットとしての汎用性を高めることができる。
As can be seen from FIG. 6, the contact surfaces 17B and 17C that do not face the
以上の説明から分かるように、エンドエフェクタ装着部のセンタは常に定位置に保たれるので、上アームから第5軸部を経てエンドエフェクタ装着部に到る一線式パワーケーブルの敷設が簡素化され、上アームの動作に伴う捻じれ負担を最も少ない状態におくことができる。エンドエフェクタ駆動台の姿勢は第5軸部および傾動アームを上アームに残したままで変更することができ、第6軸部の取り外しや取り付けには第6軸駆動用モータや減速機などの駆動系の解体を伴わず、現用当接面と異なる当接面を傾動アームの接合座に付け替えることにより、第6軸駆動用モータの位置替えが特殊な工具を必要とすることなく極めて簡単に行われるようになる。 As can be seen from the above description, since the center of the end effector mounting portion is always maintained at a fixed position, the laying of the one-line power cable from the upper arm through the fifth shaft portion to the end effector mounting portion is simplified. Thus, the twisting burden accompanying the operation of the upper arm can be minimized. The posture of the end effector drive base can be changed while leaving the fifth shaft portion and the tilting arm on the upper arm, and a drive system such as a sixth shaft drive motor or a speed reducer is used to remove or install the sixth shaft portion. By replacing the contact surface different from the current contact surface with the joint of the tilting arm, the position of the sixth axis drive motor can be repositioned very easily without the need for a special tool. It becomes like this.
第6軸駆動用モータがワーク等と干渉するのが回避され、ロボットの動作を円滑かつ幅のあるものとすることができる。エンドエフェクタ駆動台の変更操作中といえども制御ケーブルはロボット上に残されており、勝手違い変更の手間が著しく軽減される。エンドエフェクタ装着部の周囲の当接面は複数存在するので、新たな付帯品、付随品や取付品等を特に必要とすることなく空き当接面に関連機能品を装着して、ロボットの機能を向上させやすくなるなど、多大の効果が発揮される。 The sixth axis driving motor is prevented from interfering with a workpiece or the like, and the robot can be operated smoothly and with a wide width. Even during the change operation of the end effector drive base, the control cable is left on the robot, and the trouble of changing the wrong hand is greatly reduced. Since there are multiple contact surfaces around the end effector mounting part, the robot functions by attaching related functional products to the unused contact surfaces without the need for new accessories, accessories, or attachments. A great effect is exhibited, for example, it becomes easy to improve the above.
1…アーク溶接ロボット、2…第4軸線(基準軸線)、3…上アーム(回転アーム)、3B…アーム本体、3C…中空駆動シャフト、4…交差軸線、5…傾動アーム、5A…接合座、6…第5軸部、7…第6軸部(エンドエフェクタ駆動台)、8,9…モータ、14…エンドエフェクタ装着部、14a…上下軸線、15…エンドエフェクタ回転用モータ搭載部、17A,17B,17C…当接面、27…5軸ロボット、45…周囲物。 DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Arc welding robot, 2 ... 4th axis (reference axis), 3 ... Upper arm (rotation arm), 3B ... Arm main body, 3C ... Hollow drive shaft, 4 ... Cross axis, 5 ... Tilt arm, 5A ... Joint seat , 6 ... 5th shaft portion, 7 ... 6th shaft portion (end effector drive base), 8, 9 ... motor, 14 ... end effector mounting portion, 14a ... vertical axis, 15 ... end effector rotation motor mounting portion, 17A , 17B, 17C ... contact surface, 27 ... 5-axis robot, 45 ... surrounding objects.
Claims (2)
前記エンドエフェクタ駆動台は前記傾動アームから独立した別部品で構成され、前記基準軸線とで一平面を形成するように置かれた上下軸線を持つエンドエフェクタ装着部の周囲に、センタから等距離にある複数の当接面が形成され、
前記傾動アームの下端には上記当接面を着座させることができる接合座が形成され、
エンドエフェクタ回転用モータ搭載部の傾動アームに対する位置を変更するとき、エンドエフェクタ装着部における現用当接面と異なる当接面を前記接合座に付け替えることによりエンドエフェクタ駆動用モータを位置替えし、周囲物との干渉を回避できるようにしたことを特徴とするロボット手首機構。 A tilting arm that tilts around a crossing axis perpendicular to the reference axis is supported at the tip of a rotating arm that rotates around the reference axis, and an end effector drive base that projects sideways is formed at the lower end of the tilting arm. The end effector drive base is a robot wrist mechanism comprising an end effector mounting portion and an end effector rotation motor mounting portion.
The end effector drive base is configured as a separate part independent of the tilt arm, and is equidistant from the center around the end effector mounting portion having a vertical axis placed so as to form a plane with the reference axis. A plurality of contact surfaces are formed,
A joining seat capable of seating the contact surface is formed at the lower end of the tilt arm,
When changing the position of the end effector rotation motor mounting portion relative to the tilt arm, the end effector drive motor is repositioned by changing the contact surface different from the current contact surface in the end effector mounting portion to the joint seat. Robot wrist mechanism characterized by avoiding interference with objects.
前記エンドエフェクタ駆動台を傾動アームから独立した別部品で構成しておき、
前記基準軸線とで一平面を形成するように置かれた上下軸線を持つエンドエフェクタ装着部を挟んで傾動アームと対面する位置にエンドエフェクタ回転用モータ搭載部を配置するようエンドエフェクタ装着部の周囲の一部に形成した当接面を、前記傾動アームの下端に形成した接合座に着座させて固定し、
傾動アームを前記基準軸線の方向に延伸させた状態で、上下間隙の小さな空間へもエンドエフェクタを進入させることができるようにしたことを特徴とするロボット手首機構におけるエンドエフェクタ操作方法。 A tilting arm that tilts around a crossing axis perpendicular to the reference axis is supported at the tip of a rotating arm that rotates around the reference axis, and an end effector drive base that projects sideways is formed at the lower end of the tilting arm. The end effector drive base is an end effector operating method in a robot wrist mechanism comprising an end effector mounting portion and an end effector rotation motor mounting portion.
The end effector drive base is composed of separate parts independent of the tilt arm,
Around the end effector mounting part, the end effector rotation motor mounting part is arranged at a position facing the tilting arm across the end effector mounting part having a vertical axis placed so as to form a plane with the reference axis. The abutment surface formed on a part of the seat is seated and fixed on a joint seat formed at the lower end of the tilt arm,
An end effector operating method in a robot wrist mechanism, wherein an end effector can be entered into a space having a small vertical gap in a state where a tilt arm is extended in the direction of the reference axis.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004204145A JP2006026748A (en) | 2004-07-12 | 2004-07-12 | Robot wrist mechanism and operation method of end effector fitted thereto |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004204145A JP2006026748A (en) | 2004-07-12 | 2004-07-12 | Robot wrist mechanism and operation method of end effector fitted thereto |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006026748A true JP2006026748A (en) | 2006-02-02 |
Family
ID=35893692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004204145A Pending JP2006026748A (en) | 2004-07-12 | 2004-07-12 | Robot wrist mechanism and operation method of end effector fitted thereto |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006026748A (en) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012096332A (en) * | 2010-11-04 | 2012-05-24 | Yaskawa Electric Corp | Robot wrist structure and robot |
JP2012176488A (en) * | 2011-02-24 | 2012-09-13 | Como Spa | Articulated robot wrist |
US8434387B2 (en) | 2010-04-14 | 2013-05-07 | Daihen Corporation | Industrial robot |
WO2016092627A1 (en) * | 2014-12-09 | 2016-06-16 | 株式会社安川電機 | Robot |
CN106041991A (en) * | 2016-07-28 | 2016-10-26 | 佛山市三水区诺尔贝机器人研究院有限公司 | Robot terminal hollow rotating structure |
CN107263529A (en) * | 2016-04-04 | 2017-10-20 | 发那科株式会社 | Robot arm |
CN107932556A (en) * | 2017-12-04 | 2018-04-20 | 埃夫特智能装备股份有限公司 | A kind of industrial robot cable arranging structure |
DE102019215850A1 (en) | 2018-10-17 | 2020-04-23 | Fanuc Corporation | Robot and first arm link |
CN111283721A (en) * | 2018-12-10 | 2020-06-16 | 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 | Hinge type robot joint |
US11298815B2 (en) | 2018-07-03 | 2022-04-12 | Fanuc Corporation | Horizontal articulated robot |
US11865710B2 (en) | 2019-09-25 | 2024-01-09 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Vertical articulated robot, single-axis robot, and motor unit |
-
2004
- 2004-07-12 JP JP2004204145A patent/JP2006026748A/en active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8434387B2 (en) | 2010-04-14 | 2013-05-07 | Daihen Corporation | Industrial robot |
JP2012096332A (en) * | 2010-11-04 | 2012-05-24 | Yaskawa Electric Corp | Robot wrist structure and robot |
US8863606B2 (en) | 2010-11-04 | 2014-10-21 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Robot wrist structure and robot |
JP2012176488A (en) * | 2011-02-24 | 2012-09-13 | Como Spa | Articulated robot wrist |
WO2016092627A1 (en) * | 2014-12-09 | 2016-06-16 | 株式会社安川電機 | Robot |
CN107263529A (en) * | 2016-04-04 | 2017-10-20 | 发那科株式会社 | Robot arm |
CN106041991A (en) * | 2016-07-28 | 2016-10-26 | 佛山市三水区诺尔贝机器人研究院有限公司 | Robot terminal hollow rotating structure |
CN107932556A (en) * | 2017-12-04 | 2018-04-20 | 埃夫特智能装备股份有限公司 | A kind of industrial robot cable arranging structure |
US11298815B2 (en) | 2018-07-03 | 2022-04-12 | Fanuc Corporation | Horizontal articulated robot |
DE102019215850A1 (en) | 2018-10-17 | 2020-04-23 | Fanuc Corporation | Robot and first arm link |
CN111055264A (en) * | 2018-10-17 | 2020-04-24 | 发那科株式会社 | Robot and first arm member |
US11745364B2 (en) | 2018-10-17 | 2023-09-05 | Fanuc Corporation | Robot and first arm member |
CN111283721A (en) * | 2018-12-10 | 2020-06-16 | 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 | Hinge type robot joint |
CN111283721B (en) * | 2018-12-10 | 2022-07-26 | 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 | Hinge type robot joint |
US11865710B2 (en) | 2019-09-25 | 2024-01-09 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Vertical articulated robot, single-axis robot, and motor unit |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6245096B2 (en) | Robot and robot system | |
US8288687B2 (en) | Arc welding robot | |
EP1625920B1 (en) | Managing structure for umbilical member of industrial robot | |
JP2008238320A (en) | Robot having working tool | |
US9346174B2 (en) | Umbilical member arrangement structure of industrial robot having hollow member | |
US8020466B2 (en) | Umbilical-member processing structure for industrial robot | |
US9481095B2 (en) | Robot | |
US7378613B2 (en) | Arc welding robot | |
JP2006026748A (en) | Robot wrist mechanism and operation method of end effector fitted thereto | |
US11141869B2 (en) | Robot-arm harness connection structure and multi-joined welding robot | |
JP4267530B2 (en) | Robot wrist mechanism and left and right repositioning method of rotating arm | |
JP2011067893A (en) | Installing structure of wire feeding device in welding robot | |
JP2019018320A (en) | Robot system | |
JP2004306072A (en) | Feeding mechanism of welding wire or the like in arc welding robot | |
JP5319385B2 (en) | Cable arrangement structure for arc welding robot | |
JP2005342859A (en) | Industrial robot | |
JP2006281226A (en) | Wire feeder | |
JP5920314B2 (en) | robot | |
JP2004358649A (en) | Industrial robot | |
US11400538B2 (en) | Articulated welding robot | |
JP5895914B2 (en) | robot | |
JP4029306B2 (en) | Industrial robot | |
JP2007125651A (en) | Industrial robot | |
JPH11216698A (en) | Wiring and piping support device for industrial robot | |
JP2003025270A (en) | Treatment device for wiring/piping for industrial robot |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070608 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20081218 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090217 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090710 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |