JP2006020907A - Jaw drawing and fixing device - Google Patents
Jaw drawing and fixing device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006020907A JP2006020907A JP2004202682A JP2004202682A JP2006020907A JP 2006020907 A JP2006020907 A JP 2006020907A JP 2004202682 A JP2004202682 A JP 2004202682A JP 2004202682 A JP2004202682 A JP 2004202682A JP 2006020907 A JP2006020907 A JP 2006020907A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- jaw
- fixing device
- rotation
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
Description
本発明は、顎牽引固定装置に関するものであり、特に、顎骨骨折などに対して外科的処置を行った後の患部を固定するため、或いは下顎前突などの反対咬合の予防及び治療のために下顎部を牽引するために利用可能な顎牽引固定装置に関するものである。 The present invention relates to a jaw pulling and fixing device, and in particular, for fixing an affected part after performing a surgical procedure on a jaw fracture or the like, or for preventing and treating an opposite occlusion such as a mandibular frontal protrusion. The present invention relates to a jaw pulling and fixing device that can be used to pull a lower jaw.
従来から、矯正歯科などにおいて、下顎前突(受け口)、上顎前突(出っ歯)、及び叢生(乱食い)などの不正咬合に対する治療を行うために、種々の器具及び装置が利用されることがある。例えば、矯正治療における代表的なものについて示すと、口腔内の各々の歯に対し、金属製或いはセラミックス製のブラケットと呼ばれる器具を装着し、互いに隣接するブラケット同士をワイヤで連結するものが知られている。そして、このワイヤによって口腔内の歯に所定方向の力を強制的に、かつ長期間にわたって加え続けることにより、歯の位置を移動させたり、或いは歯の突出方向を矯正することができる。一方、下顎前突などの症例の場合には、治療対象者の下顎部分を強制的に後頭部方向に向かって牽引するためのチンキャップ及びリトラクタなどを組合わせ、顎外から不正咬合を矯正する顎牽引固定装置が用いられている。 Conventionally, in orthodontics and the like, various instruments and devices have been used to treat malocclusions such as mandibular protrusions (receiving holes), maxillary protrusions (protrusions), and crowding (random eating). is there. For example, a typical example of orthodontic treatment is known in which an appliance called a bracket made of metal or ceramic is attached to each tooth in the oral cavity, and adjacent brackets are connected by a wire. ing. Then, by forcibly and continuously applying a force in a predetermined direction to the teeth in the oral cavity for a long period of time with this wire, the position of the teeth can be moved or the protruding direction of the teeth can be corrected. On the other hand, in the case of a mandibular frontal protrusion, etc., a jaw that corrects malocclusion from the outside of the jaw by combining a chin cap and retractor for forcibly pulling the lower jaw part of the treatment subject toward the occipital region A traction locking device is used.
ここで、顎外から矯正治療等を行う顎牽引固定装置は、例えば、図5に示すようなものが知られている。ここで、顎牽引固定装置100は、使用者(治療対象者に相当)101の後頭部102に当接されるバックベルト103、左右の側頭部104に当接されるサイドベルト105、及び前頭部106に当接されるフロントベルト107を、各ベルト103,105,107に対して直交するように配されたサークルベルト108によって連結し、頭部109に装着されたリトラクタ110と、リトラクタ110のサイドベルト105に連結されたゴムバンド111と、ゴムバンド111に取付けられ、下顎部112に当接されるチンキャップ113とによって主に構成されている。
Here, as a jaw pulling and fixing device for performing orthodontic treatment or the like from the outside of the jaw, for example, the one shown in FIG. 5 is known. Here, the chin traction and
そして、サイドベルト105に取付けられるように、ゴムバンド111の一端には連結固定用の金具によって形成された固定金具114が取付けられている。なお、サイドベルト105には、この固定金具114と係合可能な固定孔118が設けられている。また、使用者101の下顎部112に直接当接し、牽引時に使用者101に対して無用な痛みを加えないようにするため、チンキャップ113は下顎部112の形状に合わせて凹状に湾曲した湾曲部を具備するカップ状に形成されている。そして、この顎牽引固定装置100を、図5に示すように、使用者101に装着し、例えば、就寝時などの長時間にわたって継続的に使用することにより、下顎突出などの不正咬合を治療することができる。なお、これらの治療は、骨の成長段階で、骨が比較的柔らかい状態にある小学校高学年から中学生、或いは高校生程度の青少年期に行われることが望ましい。
A
ここで、ゴムバンド111の先端に設けられた固定金具114は、下顎部112に作用させる牽引力を調整するために固定孔118に取付位置を段階的に変更して取付けることができる。これにより、使用者101或いはその保護者が、治療に適した牽引力を任意に設定し、当該取付位置でゴムバンド111をサイドベルト105に取付けることができる。具体的に説明すると、ゴムバンド111を強く伸ばし、換言すると、ゴムバンド111の初期長に対する伸び率が高い場合、ゴムバンド111の弾性伸縮力によって、元の長さに戻ろうとする強い復元力が創出される。そのため、固定金具114を最も強い復元力が得られる取付位置114aでサイドベルト105に取付けることにより、下顎部112に対して強い牽引力が作用することとなる。一方、初期長に対する伸びる率が低い場合、それほど強くない復元力しか創出されない。そのため、固定金具114を取付位置114bでサイドベルト105に取付けると、下顎部112には弱い牽引力しか作用しない。これにより、顎牽引固定装置100は、下顎部112に作用する牽引力を任意に調整することができる。
Here, the
なお、この顎牽引固定装置100は、矯正歯科において上述の不正咬合に対する治療に用いられる他に、口腔外科などにおいて使用されることもある。すなわち、交通事故や顎部に対する先天的な異常がある場合、或いは顎骨折に係る手術などの外科的処置後に患部を固定するために利用されることもある。すなわち、チンキャップ113及びゴムバンド111等によって顎関節の動きが制限されるため、骨折等をした患部が治癒するまで、正常な位置に固定しておくことができる。
In addition, the jaw pulling and
以上の従来技術は、当業者において公然実施されているものであり、出願人は、係る従来技術が記載された文献を、本願出願時においては特に知見していない。 The above prior art is publicly practiced by those skilled in the art, and the applicant has no particular knowledge of the literature describing such prior art at the time of filing this application.
しかしながら、上述の顎牽引固定装置100は、下記に掲げる不具合を生じることがあった。すなわち、下顎部112に牽引力を作用させるためのゴムバンド111は、図5に示したように、使用者101の側頭部104に沿って装着されたサイドベルト105に連結されていた。このとき、前述したように、ゴムバンド111の一端の固定金具114の取付位置114a,114bによって、下顎部112に作用する牽引力を調整することは可能であった。ところが、固定金具114が取付けられる取付位置114a,114bによって、下顎部112に作用する牽引力の方向が大きく変位することがあった。すなわち、固定金具114の取付位置114a,114bによっては、その牽引方向が使用者101の後頭部102に作用する場合、或いは使用者101の後頸部115方向に作用する場合があった。そのため、牽引力と牽引方向とを常に適正なものとすることが困難なことがあり、顎牽引固定装置100による矯正効果及び牽引効果を十分に享受することができない場合があった。
However, the above-described jaw pulling and
加えて、図5のように、ゴムバンド111を固定する固定金具114は、サイドベルト105の固定孔118に取付けられるため、使用者101の耳部116に近接することがある。このため、顎牽引固定装置100の装着時に、サイドベルト105、或いはゴムバンド111が耳部116に触れる可能性があった。その結果、使用者101に不快な感触を与えるなど装着性に問題を生じる場合があった。
In addition, as shown in FIG. 5, the
さらに、顎部117に先天的または後天的な異常が有る場合、耳部116の直下の顎関節の骨にボルト(図示しない)の一端を埋設し、顔側面からその一部を突出した状態にする処置を行うことがあった。このような場合、従来の顎牽引固定装置では、サイドベルト105及びゴムバンド111がこのボルトに接触するケースも想定され、顎牽引固定装置100の使用に支障を来すことがあった。
Furthermore, when there is a congenital or acquired abnormality in the
そこで、本発明は、上記実情に鑑み、牽引方向及び牽引力を任意にそれぞれ調整することが可能であり、かつ装着時において使用者の耳部や顎関節のボルトなどにゴムバンドなどが干渉することの少ない顎牽引固定装置の提供を課題とするものである。 Therefore, in the present invention, in view of the above circumstances, the traction direction and the traction force can be arbitrarily adjusted, and a rubber band or the like interferes with a user's ear part or a temporomandibular joint bolt at the time of wearing. It is an object of the present invention to provide a jaw pulling and fixing device with a small amount.
上記の課題を解決するため、本発明の顎牽引固定装置は、「使用者の頭部に装着されるヘッド部と、前記ヘッド部の互いに対向する位置にそれぞれ取設された一対のプレート支持部と、前記プレート支持部に取設される回動支持軸と、前記回動支持軸を介し、前記プレート支持部に回動可能に軸支される回動プレートと、前記使用者の下顎部の形状に合わせ、当接可能に形成されたチンキャップと、前記回動プレートの回動端部及び前記チンキャップの間を架渡して連結し、弾性伸縮力によって前記使用者の前記下顎部を後頭部方向に牽引する弾性部と」を具備するものから主に構成されている。 In order to solve the above-described problems, the jaw pulling and fixing device according to the present invention includes a “head portion mounted on a user's head and a pair of plate support portions respectively installed at positions facing each other of the head portion. A rotation support shaft installed on the plate support portion, a rotation plate pivotally supported on the plate support portion via the rotation support shaft, and a lower jaw portion of the user A chin cap that is formed so as to be able to come into contact with the shape, and a connecting portion between the rotating end portion of the rotating plate and the chin cap are connected to each other, and the lower jaw portion of the user is connected to the occipital region by elastic stretching force. It is mainly comprised from what comprises the elastic part which pulls in a direction.
ここで、ヘッド部とは、従来の顎牽引固定装置に「リトラクタ」として知られる帽子のような態様を示し、使用者の頭部に直接被るようにして装着するものや、前述したリトラクタのように複数のベルトを組合わせて構築したものなどが例示される。そして、このヘッド部に一対のプレート支持部が取付けられている。なお、プレート支持部の形状及びこれを構成する素材については、特に限定するものではないが、後述する回動プレートの回動を阻害することなく、確実に回動運動を軸支することが可能なように金属、セラミックス、或いは硬質プラスチックなどのように、応力に対して容易に変形することがない強固な強度を有した硬質素材から形成されるものが好ましい。 Here, the head portion refers to a hat-like aspect known as a “retractor” in a conventional jaw pulling and fixing device, such as a device that is worn directly on the user's head, or the above-described retractor. And those constructed by combining a plurality of belts. And a pair of plate support part is attached to this head part. The shape of the plate support part and the material constituting the plate support part are not particularly limited, but it is possible to reliably support the rotational movement without hindering the rotation of the rotational plate described later. Thus, it is preferable to use a hard material such as metal, ceramics, or hard plastic that has a strong strength that is not easily deformed by stress.
さらに、回動プレートとは、上述のプレート支持部に対して回動支持軸を介して回動可能に軸支されるプレート状(板状)の部材であり、プレート支持部と同様に硬質素材から構成されていることが好ましい。そして、この回動プレートの一端(プレート支持部に軸支された側と反対側の端部に相当)の回動端部には、ゴムバンドを伸縮性を有する紐状の弾性部が連結されるための連結部が設けられている。この連結部は、例えば、回動プレートを貫通するように孔が穿けられた一つ、或いはそれ以上の複数の貫通孔によって構成することができ、該貫通孔に弾性部の一端を結び付けて固定するものが挙げられる。これにより、弾性部を容易に回動プレートに連結することができる。 Furthermore, the rotation plate is a plate-like (plate-like) member that is pivotally supported via the rotation support shaft with respect to the plate support portion described above, and is made of a hard material like the plate support portion. It is preferable that it is comprised from these. And, the elastic end of the elastic band is connected to the rotating end of one end of the rotating plate (corresponding to the end opposite to the side pivotally supported by the plate support). A connecting portion is provided. This connecting part can be constituted by, for example, one or more through-holes that are perforated so as to penetrate the rotating plate, and one end of the elastic part is tied to the through-hole and fixed. To do. Thereby, an elastic part can be easily connected with a rotation plate.
さらに、弾性部とは、従来の顎牽引固定装置において利用されている、既存のゴム製素材からなるゴムバンドを流用することが可能であり、伸縮に応じて変形し、チンキャップを通じて下顎部に牽引力を作用させることができる。さらに、チンキャップも同様に既存のものを流用することが可能である。そのため、詳細な説明はここでは省略するものとする。 Furthermore, the elastic part can be diverted from a rubber band made of an existing rubber material, which is used in conventional jaw pulling and fixing devices. Traction force can be applied. Furthermore, the existing chin cap can be used as well. Therefore, detailed description is omitted here.
したがって、本発明の顎牽引固定装置によれば、伸縮可能な弾性部と連結した回動プレートが、ヘッド部に取設されたプレート支持部に対して回動可能に軸支されている。これにより、チンキャップによって牽引される下顎部の牽引方向を、回動プレートの回動に応じて任意に変化させることが可能となる。これにより、弱い牽引力を作用させる場合であっても、使用者の後頭部方向に牽引方向を設定することが可能となり、またその逆の場合も容易に設定することができる。 Therefore, according to the jaw pulling and fixing device of the present invention, the rotation plate connected to the elastic part that can be expanded and contracted is pivotally supported with respect to the plate support part installed in the head part. Thereby, it becomes possible to arbitrarily change the pulling direction of the lower jaw portion pulled by the chin cap according to the rotation of the rotating plate. As a result, even when a weak traction force is applied, the traction direction can be set in the user's occipital direction, and vice versa.
これにより、牽引方向及び牽引力を調整した状態で長時間にわたって下顎部を牽引状態にすることができる。さらに、弾性部が連結される回動プレートの回動端部を、回動によって使用者の耳部の近傍から離間させた状態にすることができ、従来の顎牽引固定装置にみられた、耳部等への干渉を低減し、使用者の装着性(装着感)を良好なものとすることができる。また、適切な牽引力及び牽引方向の調整が容易となるため、例えば、小学校の低学年や就学前の幼児であっても、本発明の顎牽引固定装置を自ら装着し、就寝時などに矯正治療を行うことができるようになる。 Thereby, a lower jaw part can be made into a traction state over a long time in the state which adjusted the traction direction and traction force. Furthermore, the rotation end of the rotation plate to which the elastic portion is coupled can be made to be in a state separated from the vicinity of the user's ear portion by rotation, as seen in the conventional chin traction fixing device, Interference with the ears and the like can be reduced, and the wearability (wearing feeling) of the user can be improved. In addition, since it is easy to adjust the appropriate traction force and traction direction, for example, even in the elementary school lower grades and preschool children, the chin traction fixation device of the present invention is worn by itself and corrective treatment is performed at bedtime, etc. Will be able to do.
さらに、本発明の顎牽引固定装置は、上記構成に加え、「前記ヘッド部は、広幅の帯状部材を環状に形成し、前記使用者の頭周部に沿って前記帯状部材の帯内面を密着させた状態で前記頭部に装着される帯環体と、前記帯環体に取設され、前記使用者の前記頭頂部近傍を略被覆し、前記帯環体の装着状態を保持する装着保持部と」を具備するものであっても構わない。 Further, the jaw pulling and fixing device according to the present invention has the above-described structure, in which “the head portion forms a wide band-like member in an annular shape, and the band inner surface of the band-like member is closely attached along the user's head circumference. A ring ring attached to the head in a state of being attached, and a mounting holder that is attached to the band ring body and substantially covers the vicinity of the top of the user's head and holds the wearing state of the band ring body It may also be provided with a part.
したがって、本発明の顎牽引固定装置によれば、使用者の頭部に装着されるヘッド部が、帯環体と、装着保持部とによって構成されている。ここで、帯環体は、前述した従来の顎牽引固定装置において、サークルベルトに相当するものであり、使用者の頭周部に「ハチマキ」のように巻付けるようにして装着されるものである。そして、帯環体は使用者の頭周部のサイズに合わせて、その環径を所定の範囲で任意に調整することが可能であり、頭周部と帯環体の帯内面とを強固に密着させることにより、強固な装着状態が確保される。さらに、頭頂部を被覆するようにして密着された装着保持部によって帯環体が上下方向にずれることを抑制することが可能となる。また、帯環体に使用される素材は、従来の顎牽引固定装置のリトラクタなどに利用されている革製の素材を利用することが可能である。これにより、頭周部に沿って柔軟に変形し、帯内面を頭部に密着させることができ、かつ弾性部の牽引力に抗する十分な強度によってプレート支持部を支持することができる。これにより、比較的簡易な構成で、本発明の顎牽引固定装置を形成することが可能となり、製造コスト等を抑えることができる。 Therefore, according to the jaw pulling and fixing device of the present invention, the head portion to be mounted on the user's head is constituted by the belt ring and the mounting holding portion. Here, the band ring is equivalent to a circle belt in the above-described conventional jaw pulling and fixing device, and is mounted so as to be wound around the user's head circumference like "Hachimaki". is there. And the band ring can be adjusted arbitrarily within a predetermined range according to the size of the user's head circumference, and the head circumference and the band inner surface of the band ring can be strengthened. A tight wearing state is ensured by the close contact. Furthermore, it is possible to suppress the belt ring body from being displaced in the vertical direction by the mounting holding portion that is in close contact with the top of the head. In addition, as a material used for the band ring, a leather material used for a retractor of a conventional jaw pulling and fixing device can be used. Thereby, it can deform | transform flexibly along a head periphery part, a belt | band | zone inner surface can be stuck to a head, and a plate support part can be supported by sufficient intensity | strength which resists the tractive force of an elastic part. Thereby, it becomes possible to form the jaw pulling and fixing device of the present invention with a relatively simple configuration, and the manufacturing cost and the like can be suppressed.
さらに、本発明の顎牽引固定装置は、上記構成に加え、「前記回動プレートは、前記回動支持軸に軸支され、前記使用者の略前方から略上方の間に向かって突出した短手側の第一プレートと、前記第一プレートの一端から下方にむけて略直交に曲折された長手側の第二プレートとを具備し、略L字形状を呈して構成される」ものであっても構わない。 Further, the jaw pulling and fixing device according to the present invention has the above-described structure, in which “the rotating plate is pivotally supported by the rotating support shaft and protrudes from a substantially front side to a substantially upper side of the user. It comprises a first plate on the hand side and a second plate on the long side that is bent substantially orthogonally downward from one end of the first plate, and has a substantially L-shape ”. It doesn't matter.
したがって、本発明の顎牽引固定装置によれば、回動プレートが二つの構成から、略L字形状を呈して構成されている。ここで、プレート支持部と回動支持軸を介して軸支された第一プレートは、本発明の顎牽引固定装置を装着した使用者の頭側部から顔前部(前頭部)に向かって突出するように位置することができる。一方、第一プレートの一端から曲折して配された第二プレートは、主として使用者の顔下部(下顎方向)に向ける。そのため、第一プレート及び第二プレートが交叉した交叉部は、使用者の耳部よりも顔前部側に位置し、かつ該耳部から十分に離間した箇所に位置するようになる。そのため、プレート支持部に対して回動プレートを回動させる際、或いは本発明の顎牽引固定装置を就寝時に装着し、矯正治療を行う場合であっても、回動プレートの一部が耳部に当接したり、回動を阻害するような不具合を生じることがない。加えて、前述したように顎部から固定用のボルトが突出した症例の患者に対しては、当該ボルトと干渉する可能性が低くなり、本発明の顎牽引固定装置の装着性がさらに良好となる。 Therefore, according to the jaw pulling and fixing device of the present invention, the rotating plate is configured to have a substantially L shape from the two configurations. Here, the first plate pivotally supported via the plate support portion and the rotation support shaft is directed from the head side portion of the user wearing the jaw pulling and fixing device of the present invention to the front face portion (frontal head portion). And can be positioned to protrude. On the other hand, the second plate that is bent from one end of the first plate is mainly directed to the lower part of the user's face (in the lower jaw). For this reason, the crossing portion where the first plate and the second plate cross each other is located on the front side of the user's ear and at a position sufficiently separated from the ear. Therefore, even when the rotating plate is rotated with respect to the plate support portion or when the jaw pulling and fixing device of the present invention is worn at bedtime and corrective treatment is performed, a part of the rotating plate is part of the ear portion. There is no problem of contacting with or obstructing rotation. In addition, as described above, for the patient in the case where the fixing bolt protrudes from the jaw, the possibility of interference with the bolt is reduced, and the wearability of the jaw traction fixing device of the present invention is further improved. Become.
さらに、本発明の顎牽引固定装置は、上記構成に加え、「前記プレート支持部及び前記回動プレートを回動可能に軸支する前記回動支持軸の取設位置を変更する回動支持軸変更手段を」具備するものであっても構わない。 Further, the jaw pulling and fixing device according to the present invention has, in addition to the above-described configuration, “a rotation support shaft for changing an installation position of the rotation support shaft that pivotally supports the plate support portion and the rotation plate. It may be provided with “changing means”.
したがって、本発明の顎牽引固定装置によれば、回動プレートをプレート支持部に対して回動可能に軸支するための回動支持軸の取設位置を任意に変更することが可能である。これにより、下顎部の牽引方向及び牽引力をさらに詳細に設定することが可能となる。なお、回動支持軸変更手段の具体的な構成を例示すると、プレート支持部及び回動プレートのそれぞれに複数の貫通孔を設け、プレート支持部から選択された一つの貫通孔と、回動プレートから選択された一つの貫通孔を重ね合わせ、さらにこの二つの貫通孔に挿通可能なボルト軸を有するボルト及びナットによってプレート支持部及び回動プレートを螺着するものが挙げられる。なお、係るボルト及びナットによる螺着によってプレート支持部に対する回動プレートの回動が阻害されないように、係るボルト及びナットと、プレート支持部及び回動プレートの間にワッシャーなどの部材を嵌挿することが好適である。これにより、回動支持軸をプレート支持部の任意の位置に設定することが可能となる。 Therefore, according to the jaw pulling and fixing device of the present invention, it is possible to arbitrarily change the installation position of the rotation support shaft for pivotally supporting the rotation plate with respect to the plate support portion. . Thereby, it becomes possible to set the pulling direction and pulling force of the lower jaw part in more detail. As a specific example of the rotation support shaft changing means, a plurality of through holes are provided in each of the plate support portion and the rotation plate, and one rotation hole selected from the plate support portion and the rotation plate are provided. And a plate support portion and a rotating plate that are screwed together with a bolt and a nut having a bolt shaft that can be inserted into the two through holes. In addition, a member such as a washer is inserted between the bolt and nut and the plate support portion and the rotation plate so that the rotation of the rotation plate relative to the plate support portion is not hindered by screwing with the bolt and nut. Is preferred. As a result, the rotation support shaft can be set at an arbitrary position of the plate support portion.
本発明の効果として、回動プレートがプレート支持軸に対して回動し、かつ回動プレートを軸支する回動支持軸の取設位置を任意に設定することができる。これにより、チンキャップによる下顎部の牽引方向及び牽引力の強さを、従来のものと比して、より細かく調整することができる。その結果、矯正治療及び顎部の外傷治療の効果を向上させることができる。さらに、回動プレートの回動によって、従来は牽引の際にサイドベルトやゴムバンドが干渉するおそれのあった耳部や固定用のボルトなどから、回動プレートまたは弾性部を十分離間させることができるため、装着時の装着性を良好に保つことができる。そのため、矯正治療以外の外科的処置後の顎外に取付けられる固定装置として利用することもできる。 As an effect of the present invention, it is possible to arbitrarily set the installation position of the rotation support shaft that rotates the rotation plate relative to the plate support shaft and supports the rotation plate. Thereby, the pulling direction of the lower jaw part by the chin cap and the strength of the pulling force can be adjusted more finely than the conventional one. As a result, the effects of orthodontic treatment and jaw trauma treatment can be improved. Furthermore, by rotating the rotating plate, the rotating plate or the elastic portion can be sufficiently separated from the ear portion or the fixing bolt that has conventionally been likely to interfere with the side belt or rubber band during towing. Therefore, it is possible to maintain good wearability when worn. Therefore, it can also be used as a fixing device attached outside the jaw after a surgical procedure other than orthodontic treatment.
以下、本発明の一実施形態である顎牽引固定装置1について、図1乃至図4に基づいて説明する。ここで、図1は本実施形態の顎牽引固定装置1の構成を示す平面図であり、図2は顎牽引固定装置1の構成を示す側面図であり、図3は顎牽引固定装置1の回動プレート3の回動状態を示す側面図であり、図4は顎牽引固定装置1の装着の一例を示す説明図である。ここで、本実施形態の顎牽引固定装置1は、顎骨骨折の患者4の外科的処置後に患部の動きを抑制し、固定するために使用されるものについて例示している。
Hereinafter, a jaw pulling and fixing device 1 according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 4. Here, FIG. 1 is a plan view showing the configuration of the chin traction fixation device 1 of the present embodiment, FIG. 2 is a side view showing the configuration of the chin traction fixation device 1, and FIG. FIG. 4 is a side view showing a turning state of the
本実施形態の顎牽引固定装置1は、図1乃至図4に示すように、患者4の頭部5に装着されるヘッド部6と、ヘッド部6の対向する位置にそれぞれ取付けられた一対のプレート支持部2と、個々のプレート支持部2に対して回動可能に軸支されたL字形状をなす一対の回動プレート3と、回動プレート3の回動端部7に連結された伸縮性のゴムバンド8と、一対のゴムバンド8のそれぞれの一端に取付けられたチンキャップ9とを主に具備して構成されている。ここで、ゴムバンド8が本発明の弾性部に相当する。
As shown in FIGS. 1 to 4, the chin traction and fixation device 1 according to the present embodiment includes a
さらに、各構成について詳細に説明すると、ヘッド部6は、患者4の頭周部10に、広幅の革製の帯状部材11の帯内面12を密着させるようにして環状に形成され、複数の紐用貫通孔13が穿設された帯環体14と、装着時に患者4の頭頂部15と当接する板状部材で形成され、複数の第二紐用貫通孔16が穿設された六角形状の支持板17a、帯環体14の紐用貫通孔13及び支持板17aの第二紐用貫通孔16の間を架渡すようにして挿通される一本の紐体17b、及び紐体17bの一部に取設され、紐体17bの長さを調節し、頭頂部15に支持板17a及び紐体17bを密着させるための係止部17cからなる装着保持部18とによって主に構成されている。ここで、帯環体14の環径は、各々の患者4の頭周部10のサイズに合わせて任意に調整可能に形成されている(図示しない)。
Further, each configuration will be described in detail. The
一方、プレート支持部2は、帯環体14の両外側面の位置、さらに詳しく説明すると、本実施形態の顎牽引固定装置1を装着した状態の患者4の左側面及び右側面側に相当する位置に樹脂製の固定具14aによって取付けられている。ここで、プレート支持部2は、長手形状の金属製板状部材によって構成され、その長手方向を患者4の前頭部19及び後頭部20を結んだ略水平方向に沿うようにして取付けられている。ここで、プレート支持部2には、上縁に沿って複数の貫通孔21aが穿設されている。そして、この貫通孔21aのいずれか一つにボルト及びナットによって構成される回動支持軸24が取付けられている。ここで、回動支持軸24が取付けられた貫通孔21aの位置が本発明における取設位置に相当する。なお、プレート支持部2を帯環体14に固定するための固定具14aが挿通される固定孔2aは、長円形状に形成され、帯環体14に対するプレート支持部2の取付位置を前後方向に微調整することが可能となっている。
On the other hand, the
また、回動プレート3は、プレート支持部2から側方に向かって突出した回動支持軸24に軸支される短手側の第一プレート25と、第一プレート25の一端から略直交方向に曲折するように形成された長手側の第二プレート26とによって略L字形状を呈して構成されている。ここで、回動プレート3は、前述したプレート支持部2と同様に金属製の素材から形成されている。さらに、回動プレート3と回動支持軸24との連結は、前述のプレート支持部2の場合と同様に、第一プレート25に設けられた複数の貫通孔21bのいずれか一つに回動支持軸24が取付けられることによって行われている。そのため、プレート支持部2の貫通孔21a及び回動プレート3の貫通孔21bの組合わせによって回動支持軸24の取設位置を任意に変更することができる。これにより、下顎部22の牽引方向及び牽引力を任意に調整することが可能となる。ここで、プレート支持部2の貫通孔21a及び回動プレート3の貫通孔21bが本発明における回動支持軸変更手段に相当する。
The
また、第二プレート26の回動端部7は、第二プレート26の長手方向に対して僅かに曲折されている。さらに、説明すると、回動端部7の曲折方向は、本実施形態の顎牽引固定装置1を患者4が装着した場合に、患者4の耳部28の側の方向に向かって僅かに曲折されたものである。そして、回動端部7には、後述のゴムバンド8の一端を結び付けて連結するための連結用孔部29が穿設されている。加えて、回動プレート3の第一プレート25の一部に凸状に設けられた連結補助部23及び補助孔部23aを有している。係る補助孔部23aは、連結用孔部29にゴムバンド8が取付けられた場合、チンキャップ9及び回動端部7の間の長さでは、ゴムバンド8によって十分な牽引力が得られない場合、係る補助孔部23aにゴムバンド8の一端を結び付けることによって、ゴムバンド8の弾性復元力を利用してより強い牽引力を得ようとする場合に用いられる。
Further, the rotating end portion 7 of the
そして、互いの回動プレート3の連結用孔部29に、伸縮性を有するゴムバンド8がそれぞれ取付けられ、さらにゴムバンド8の他端が金属製のチンキャップ9に連結されている。これにより、一対のゴムバンド8及びチンキャップ9の構成により、回動プレート3の回動端部7の間を架け渡すようにして連結した状態が創出されている。なお、このチンキャップ9は、装着時に患者4の下顎部22を下方から支持し、患者4の後頭部20から頭頂部15方向に向けて牽引力を作用させるものであり、下顎部22に直接当接されるものである。そのため、装着の際に痛みなどを与え、患者4に不快な装着感を感じさせないようにするために、予め下顎部22の形状に併せて凹状に湾曲した金属製の素材からなるカップ状に形成されている。
The
次に、本実施形態の顎牽引固定装置1の使用の一例について説明する。はじめに、本実施形態の顎牽引固定装置1のヘッド部6を患者4に頭部5に取付け、装着する。さらに、具体的に説明すると、帯環体14を構成する帯状部材11の帯内面12を、患者4の頭周部10の周外面に密着させるように環径を調整し、装着する。そして、装着保持部18の紐体17bを上方に向かって引っ張ることにより、紐体17bが挿通された支持板17aを、巾着を縛るようにして頭頂部15付近に近接されるように押下げる。このとき、紐体17bの途中には係止部17cが取付けられているため、支持板17aの頭頂部15に対する密着状態を保持することができる。その結果、装着保持部18によって帯環体14が患者4の頭部5に装着された状態を保持することができる。このとき、プレート支持部2に穿設された複数の貫通孔21aの中の一つと、回動プレート3に穿設された複数の貫通孔21bの中の一つとが選択され、係る貫通孔21a,21bにボルト等によって構成された回動支持軸24が形成されている。そのたえ、回動プレート3は、プレート支持部2に対して回動自在に変位することができ、また、その回動を支持する軸点を任意に設定することができる。
Next, an example of use of the chin traction and fixation device 1 of the present embodiment will be described. First, the
それから、回動プレート3の回動端部7に連結されたゴムバンド8及びチンキャップ9を手で引っ張り、伸張させる。このとき、プレート支持部3に対して回動自在に形成されているため、係る操作に追従するように回動プレート3に動く。そして、係る伸張を継続し、チンキャップ9が患者4の下顎部22に当接するような位置まで移動させる。その後、チンキャップ9を引っ張る力を緩め、ゆっくりと下顎部22にチンキャップ9の凹状の湾曲部分が当接するようにする。そして、チンキャップ9を把持していた手を完全に離すことにより、ゴムバンド8の弾性伸縮力によって、元の長さに戻ろうとする復元力が下顎部22を牽引する牽引力として作用する。
Then, the
その結果、牽引方向及び牽引力を適切にして、本実施形態の顎牽引固定装置1を装着することができる。なお、本実施形態においては、係る牽引方向は患者4の後頭部20から頭頂部15の方向に設定されている(図4における矢印F参照)。
As a result, it is possible to attach the chin traction fixing device 1 of the present embodiment with appropriate traction direction and traction force. In the present embodiment, the pulling direction is set in the direction from the
以上説明したように、本実施形態の顎牽引固定装置1によれば、ゴムバンド8と連結された回動プレート3が、プレート支持部2に対して所定の範囲で回動可能に軸支されている。その結果、ゴムバンド8と接続したチンキャップ9による下顎部22の牽引方向及び牽引力を任意に調整することができる。加えて、回動支持軸24の取設位置を任意に変更することが可能となり、上述の牽引方向及び牽引力をさらに詳細に調整することが可能となる。これにより、患者4に対し、無用な痛みを与えることがなく、長期に亘っての使用に支障を生じることがない。
As described above, according to the jaw pulling and fixing device 1 of the present embodiment, the
さらに、図3及び図4に示されるように、回動プレート3は、第一プレート25及び第二プレート26によって略L字形状に形成されている。特に、短手側の第一プレート25は回動支持軸24に対して前方方向に向かって突出するように軸支され、さらに第二プレート26は第一プレート25の一端から下方に向かって略直交方向に曲折して形成されている。その結果、第二プレート26の一端の回動端部7にゴムバンド8が取付けられた場合でも、第二プレート26及びゴムバンド8が患者4の耳部28に当接することがない。これにより、本実施形態の顎牽引固定装置1の装着性を損なうことがない。さらに、本実施形態の顎牽引固定装置1によれば、回動プレート3を略L字形状に形成することにより、耳部28に対する干渉を防ぐとともに、耳部28の直下位置に対する干渉がなくなる。そのため、図4に例示するように、耳部28の直下に顎関節等の固定用の顎固定ボルト30が顎骨に埋設されている場合であっても、このL字を呈する形状により、本実施形態の顎牽引固定装置1の装着時に、顎固定ボルト30にゴムバンド8等が接触することがない。そのため、顎牽引固定装置1の装着性をさらに良好なものとすることができる。
Further, as shown in FIGS. 3 and 4, the
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。 The present invention has been described with reference to preferred embodiments. However, the present invention is not limited to these embodiments, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention as described below. And design changes are possible.
すなわち、本実施形態の顎牽引固定装置1において、図1等に示したように、帯環体14を有するヘッド部6を用いて構成するものを示したが、これに限定されるものではなく、プレート支持部2を固定し、回動プレート3の回動を確実に支持することができるものであれば構わない。すなわち、従来のリトラクタなどにおいて利用される帽子状のものであっても適用することができる。さらに、本実施形態の顎牽引固定装置1において、略L字形状の回動プレート3を用いるものを示したが、これに限定されるものではなく、牽引方向及び牽引力の調整が可能であり、かつ耳部28等に対する干渉がないものであれば構わない。
That is, in the jaw pulling and fixing device 1 of the present embodiment, as shown in FIG. 1 and the like, the configuration using the
加えて、本実施形態において、外科的処置後の患部を固定するものについて例示したが、従来の顎牽引固定装置において利用されるように、下顎前突などの不正咬合の矯正治療に本発明の顎牽引固定装置を利用することももちろん可能である。また、回動支持軸24の構成をボルト等によって構成するものを示したが、これに限定されるものではなく、プレート支持部2に対して回動プレート3を回動可能に軸支することができるものであれば構わない。
In addition, in the present embodiment, an example of fixing an affected part after a surgical procedure has been illustrated. However, as used in a conventional jaw traction fixation device, the present invention can be used for correction treatment of malocclusion such as a mandibular frontal protrusion. Of course, it is also possible to use a jaw pulling and fixing device. Moreover, although what comprised the structure of the
1 顎牽引固定装置
2 プレート支持部
3 回動プレート
4 患者(使用者)
5 頭部
6 ヘッド部
7 回動端部
8 ゴムバンド(弾性部)
9 チンキャップ
10 頭周部
11 帯状部材
12 帯内面
14 帯環体
18 装着保持部
21a,21b 貫通孔(回動支持軸変更手段)
22 下顎部
24 回動支持軸
25 第一プレート
26 第二プレート
1 Jaw pulling and fixing
5
DESCRIPTION OF
22
Claims (4)
前記ヘッド部の互いに対向する位置にそれぞれ取設された一対のプレート支持部と、
前記プレート支持部に取設される回動支持軸と、
前記回動支持軸を介し、前記プレート支持部に回動可能に軸支される回動プレートと、
前記使用者の下顎部の形状に合わせ、当接可能に形成されたチンキャップと、
前記回動プレートの回動端部及び前記チンキャップの間を架渡して連結し、弾性伸縮力によって前記使用者の前記下顎部を後頭部方向に牽引する弾性部と
を具備することを特徴とする顎牽引固定装置。 A head portion mounted on the user's head;
A pair of plate support portions respectively installed at positions facing each other of the head portion;
A pivot support shaft installed on the plate support;
A pivot plate pivotally supported by the plate support portion via the pivot support shaft;
According to the shape of the lower jaw of the user,
And an elastic part that spans and connects between the rotation end of the rotation plate and the chin cap and pulls the lower jaw of the user toward the back of the head by elastic expansion and contraction. Jaw traction fixation device.
広幅の帯状部材を環状に形成し、前記使用者の頭周部に沿って前記帯状部材の帯内面を密着させた状態で前記頭部に装着される帯環体と、
前記帯環体に取設され、前記使用者の前記頭頂部近傍を略被覆し、前記帯環体の装着状態を保持する装着保持部と
を具備することを特徴とする請求項1に記載の顎牽引固定装置。 The head portion is
A ring-shaped body that is attached to the head in a state in which a wide band-shaped member is formed in an annular shape, and the band inner surface of the band-shaped member is in close contact with the user's head circumference,
2. The mounting ring according to claim 1, further comprising: a mounting holding part that is attached to the band ring and substantially covers the vicinity of the top of the user and holds the mounting state of the band ring. Jaw traction fixation device.
前記回動支持軸に軸支され、前記使用者の略前方から略上方の間に向かって突出した短手側の第一プレートと、
前記第一プレートの一端から下方に向けて略直交に曲折された長手側の第二プレートと
を具備し、
略L字形状を呈して構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の顎牽引固定装置。 The rotating plate is
A first plate on the short side that is pivotally supported by the rotation support shaft and protrudes between approximately the front and substantially upward of the user;
A second plate on the long side bent substantially orthogonally from one end of the first plate downward,
The jaw pulling and fixing device according to claim 1, wherein the jaw pulling and fixing device is configured to have a substantially L shape.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004202682A JP4178133B2 (en) | 2004-07-09 | 2004-07-09 | Chin traction fixation device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004202682A JP4178133B2 (en) | 2004-07-09 | 2004-07-09 | Chin traction fixation device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006020907A true JP2006020907A (en) | 2006-01-26 |
JP4178133B2 JP4178133B2 (en) | 2008-11-12 |
Family
ID=35794590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004202682A Expired - Fee Related JP4178133B2 (en) | 2004-07-09 | 2004-07-09 | Chin traction fixation device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4178133B2 (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013028205A1 (en) * | 2011-08-23 | 2013-02-28 | King Saud University | Reverse headgear with neck strap |
KR101470992B1 (en) * | 2013-08-28 | 2014-12-09 | 경희대학교 산학협력단 | Extraoral orthodontic device |
JP2015181560A (en) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 国立大学法人 東京医科歯科大学 | Mouth-opening force measuring instrument |
KR101657608B1 (en) * | 2015-03-31 | 2016-09-19 | 김백준 | Head correction hat for a baby |
-
2004
- 2004-07-09 JP JP2004202682A patent/JP4178133B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013028205A1 (en) * | 2011-08-23 | 2013-02-28 | King Saud University | Reverse headgear with neck strap |
KR101470992B1 (en) * | 2013-08-28 | 2014-12-09 | 경희대학교 산학협력단 | Extraoral orthodontic device |
JP2015181560A (en) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 国立大学法人 東京医科歯科大学 | Mouth-opening force measuring instrument |
KR101657608B1 (en) * | 2015-03-31 | 2016-09-19 | 김백준 | Head correction hat for a baby |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4178133B2 (en) | 2008-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11654000B2 (en) | Anteroposterior correction devices | |
US5352116A (en) | Adjustable bite corrector | |
KR100337832B1 (en) | The orthodontic treatment after the brace | |
US11596500B2 (en) | Tooth moving device | |
US8662889B2 (en) | Arch bars for use in maxillofacial surgery and orthodontics | |
US8529252B2 (en) | Reverse headgear with neck strap | |
MXPA04005758A (en) | Intraoral discluder device and method for preventing migraine and tension headaches and temporomandibular disorders. | |
KR101137926B1 (en) | Buccal supporting device for orthodontics | |
US20130052603A1 (en) | Palate fixture for orthodontics | |
KR20110102865A (en) | Support member for orthodontics | |
US20140170584A1 (en) | Traction device and maxillary traction device | |
KR101592421B1 (en) | Orthodontic appliance | |
JP4178133B2 (en) | Chin traction fixation device | |
GR1009833B (en) | Extraoral orthopaedic device for the direct protraction of the maxilla and the indirect protraction of the mandible | |
JP2007097987A (en) | Orthodontic appliance | |
CA2392634C (en) | A newly developed face bow and protraction headgear in correction of anterior openbite class iii patients | |
KR101479598B1 (en) | Appliance for Protraction of maxillary bone | |
KR101594926B1 (en) | Mouth gag | |
WO2017089971A1 (en) | Orthopaedic device for the protraction of the maxillary arc | |
JP6403275B2 (en) | Cervical spine orthosis and cervical spine orthosis unit | |
CN112741705A (en) | Finished hydrostatic pressure jaw pad | |
KR200315723Y1 (en) | Support device for medical treatment dentition orthodontic | |
KR200269058Y1 (en) | Orthodontic device using multiple hooks | |
KR200497728Y1 (en) | Appliance for Protraction of maxillary bone expandable | |
US10952818B2 (en) | Dental/orthodontic assembly |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080819 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080825 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140829 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |