JP2006012540A - Circuit breaker - Google Patents
Circuit breaker Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006012540A JP2006012540A JP2004186566A JP2004186566A JP2006012540A JP 2006012540 A JP2006012540 A JP 2006012540A JP 2004186566 A JP2004186566 A JP 2004186566A JP 2004186566 A JP2004186566 A JP 2004186566A JP 2006012540 A JP2006012540 A JP 2006012540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc
- circuit breaker
- current
- dividing
- movable contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
- Breakers (AREA)
Abstract
Description
本発明は、配電線を保護するため過大電流によりトリップ動作する回路遮断器に係り、特にJIS規格で配線用しゃ断器に分類されている回路遮断器に関する。 The present invention relates to a circuit breaker that trips due to an excessive current to protect a distribution line, and more particularly, to a circuit breaker classified as a circuit breaker according to JIS standards.
過電流及び事故電流を遮断するための回路遮断器は、配電系の受電端や各電気機器に分岐する回路に用いられている(例えば、特許文献1参照)。 A circuit breaker for interrupting an overcurrent and an accident current is used for a power receiving end of a power distribution system and a circuit branching to each electric device (for example, see Patent Document 1).
そこで、このような回路遮断器の従来技術について、図7と図8により説明する。ここで、図7は、開路状態にある回路遮断器を部分断面により示した側面図で、図8は、図7における遮断部の一相分を、本体カバーを外して上から見た上面図である。 Therefore, the prior art of such a circuit breaker will be described with reference to FIGS. Here, FIG. 7 is a side view showing the circuit breaker in an open circuit state with a partial cross-section, and FIG. 8 is a top view of one phase of the breaking portion in FIG. 7 viewed from above with the body cover removed. It is.
これらの図7、図8において、まず、1は可動接点で、2は固定接点、3は本体カバー、4は本体ケースであり、このとき、可動接点1は可動接点台11に取付けられ、固定接点2は固定接点台12に取付けられている。そして、この固定接点2の他端にはアークランナ16が配置されている。
7 and 8, first, 1 is a movable contact, 2 is a fixed contact, 3 is a body cover, and 4 is a body case. At this time, the
次に、5は排気口蓋、15は排気口、6は消弧板、7は仕切り、そして8は遮断部で、このとき、消弧板6は複数枚あり、それらが両側にある消弧板側板13によって支持され、仕切り7は、アークAが発生する空間を、回動駆動力伝達軸14が収められている空間から区切るために設けられている。
Next, 5 is an exhaust port lid, 15 is an exhaust port, 6 is an arc extinguishing plate, 7 is a partition, and 8 is a blocking portion. At this time, there are a plurality of arc
従って、本体カバー3と本体ケース4、排気口蓋5、それに仕切り7により囲まれている部分が遮断部8となり、この遮断部8の中がアークAの発生する空間となる。
Accordingly, the portion surrounded by the
次に、この回路遮断器の動作について説明すると、まず、閉路状態では、図示していない開閉機構部の働きにより、バネなどにより所定の力が加わった状態で、可動接点1が固定接点2に接触した状態にあり、このため、通常状態では、固定接点台12、固定接点2、可動接点1、可動接点台11を経路として電流が流れることができるようになっている。
Next, the operation of the circuit breaker will be described. First, in a closed state, the
ここで、いま、遮断を必要とする過大な電流が流れた場合には、固定接点台12と可動接点台11に流れる電流による電磁反発力により、可動接点台11が回転運動し、可動接点1が固定接点2から引き離されるので、固定接点2との間にアークAが発生し、可動接点台11の開路動作によりアークAが引き伸ばされ、アーク長が長くされる。
Here, when an excessive current that needs to be interrupted flows, the
このとき磁気駆動力により、アークAを消弧板6のアーク入り口側から各消弧板6の間に引き込んで、アークAが冷却されることによりアーク電圧が高められ、消弧が得られるようにする。
At this time, the arc A is drawn between the arc
また、このとき、アークAに作用する磁気駆動力を高めるため、当該消弧板6のアーク入り口側に切り込み部6Aを設けておき、この消弧板6を複数枚配置することによりアークを長さ方向に分断し、これによる電圧降下の増加と冷却作用によりアーク電圧が高められるようにする。更に、アークAによる高温ガスの発生により遮断部8内の圧力が上昇することによってもアーク電圧が高くなる。
At this time, in order to increase the magnetic driving force acting on the arc A, a
従って、この図7と図8に示した従来技術の回路遮断器によれば、開路動作によるアーク長の増加と、消弧板6によるアークの分断及び冷却作用、遮断部8内の圧力上昇によるアーク電圧の上昇により電流が限流され、最終的に回路を遮断に至らしめることができる。
上記従来技術は、アーク電圧の増大が、主としてアーク長の引き伸ばしと消弧板によるアークの分割及び遮断部内の圧力上昇に依存しており、可動接点台の開路速度の向上には、電磁反発力の増加のための電流経路や操作機構部に設計変更が必要であった。 In the above prior art, the increase in the arc voltage mainly depends on the extension of the arc length and the division of the arc by the arc extinguishing plate and the increase in the pressure in the interrupting part. It was necessary to change the design of the current path and the operation mechanism part for the increase in power.
また、近年は回路遮断器が小型化し、これに伴って遮断部内の圧力が上昇している。ここで、この圧力の上昇はアーク電圧の増大をもたらすので、消弧の面からは有益ではあるが、反面、筐体の破損を防ぐために本体ケースやカバーの強度を高めて対応する必要が生じ、このため、強度の強い材料を使用したり、材料の使用量を増やす必要があり、コストが高くなってしまうという問題があった。 In recent years, circuit breakers have been downsized, and the pressure in the breaker has increased accordingly. Here, this increase in pressure causes an increase in arc voltage, which is beneficial from the standpoint of extinguishing the arc, but on the other hand, it is necessary to increase the strength of the case and cover to prevent damage to the housing. For this reason, there is a problem that it is necessary to use a material having a high strength or to increase the amount of the material used, resulting in an increase in cost.
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたもので、アーク長の更なる引き伸ばしや遮断部内の更なる圧力上昇によらずにアーク電圧を高められるようにした回路遮断器を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and it is an object of the present invention to provide a circuit breaker capable of increasing the arc voltage without further extending the arc length or further increasing the pressure in the breaker. .
上記目的は、可動接点と固定接点の間に発生するアークを長さ方向に分断するための複数枚の消弧板を備えた回路遮断器において、前記複数枚の消弧板のアーク入り口側に位置したアーク分割部材を設け、前記複数枚の消弧板の間にアークが複数本に分割されて導入されるようにして達成される。 The object is to provide a circuit breaker having a plurality of arc extinguishing plates for dividing an arc generated between the movable contact and the fixed contact in the length direction, on the arc entrance side of the plurality of arc extinguishing plates. This is accomplished by providing a positioned arc dividing member and dividing and introducing an arc between the plurality of arc extinguishing plates.
このとき、前記複数枚の消弧板が切り込み部を備え、この切り込み部が各消弧板のアーク入り口側に位置し、当該切り込み部に前記アーク分割部材が位置していることによっても上記目的を達成することができる。 At this time, the plurality of arc extinguishing plates include a notch, the notch is located on the arc entrance side of each arc extinguishing plate, and the arc dividing member is located in the notch. Can be achieved.
ここで、前記アーク分割部材が絶縁性部材であるようにしても良く、更に有機材であるようにしても良い。 Here, the arc dividing member may be an insulating member or may be an organic material.
本発明によれば、従来構造の回路遮断器の消弧板をアーク分割部材付の消弧板にすることで、操作機構部や筐体強度を高めることなく限流性能を向上させることができるので、低コストで高定格遮断容量用の回路遮断器を提供することができる。 According to the present invention, by using an arc extinguishing plate with an arc dividing member as the arc extinguishing plate of a circuit breaker having a conventional structure, the current limiting performance can be improved without increasing the operating mechanism and the strength of the casing. Therefore, it is possible to provide a circuit breaker for a high rated breaking capacity at a low cost.
以下、本発明による回路遮断器について、図示の実施の形態により詳細に説明する。 Hereinafter, the circuit breaker by this invention is demonstrated in detail by embodiment of illustration.
図1は、本発明の一実施形態で、上記した従来技術(図7と図8)の場合と同じく、開路状態にある回路遮断器を部分断面により示した側面図で、図2は、遮断部の一相分を、本体カバーを外して上からみた上面図であり、これらの図において、20はアーク分割部材で、その他の構成要素は、図7と図8で説明した従来技術の場合と同じである。
FIG. 1 is a side view showing a circuit breaker in an open circuit state in a partial cross section as in the case of the above-described prior art (FIGS. 7 and 8), and FIG. FIG. 7 is a top view of a portion of the portion viewed from above with the main body cover removed. In these drawings,
従って、この図1と図2の実施形態でも、可動接点1と固定接点2、本体カバー3、それに本体ケース4を備え、可動接点1は可動接点台11に取付けられ、固定接点2は固定接点台12に取付けられている点は、図7と図8の従来技術と同じである。
Therefore, the embodiment of FIGS. 1 and 2 also includes the
また、排気口蓋5と排気口15、仕切り7、それに遮断部8を有し、切り込み部6Aを有する複数枚の消弧板6が両側にある消弧板側板13により支持され、仕切り7が、アークAが発生する空間を、回動駆動力伝達軸14が収められている空間から区切っていて、本体カバー3と本体ケース4、排気口蓋5、それに仕切り7により囲まれている部分が遮断部8となっている点も、従来技術と同じである。
Further, the
従って、この実施形態による回路遮断器でも、閉路状態では、図示していない開閉機構部の働きにより、可動接点1にバネなどにより所定の力が加わった状態で、当該可動接点1が固定接点2に接触した状態にあり、このため、通常状態では、固定接点台12、固定接点2、可動接点1、可動接点台11を経路として電流が流れる点は、従来技術の場合と同じである。
Therefore, even in the circuit breaker according to this embodiment, in the closed state, the
また、ここで、遮断を必要とする過大な電流が流れた場合、固定接点台12と可動接点台11に流れる電流による電磁反発力により、可動接点台11が回転運動し、可動接点1が固定接点2から引き離されるので、固定接点2との間にアークAが発生し、可動接点台11の開路動作によりアークAが引き伸ばされ、アーク長が長くされる点も従来技術の場合と同じである。
In addition, when an excessive current that needs to be interrupted flows, the
このとき、消弧板6を磁性体で作り、且つアークAに作用する磁気駆動力を高めるため、切り込み部6Aが設けられ、この消弧板6を複数枚配置することにより、アークAが消弧板6の間に導入され、各消弧板6により、アークの長さ方向に分断されるようになって、この結果、アークの分断による電圧降下と冷却作用によりアーク電圧が高められるようにした点も従来技術と同じで、更に、アークAによる高温ガスの発生により遮断部8内の圧力が上昇することによりアーク電圧が高くされる点も同じである。
At this time, the arc
しかし、この実施形態では、図1と図2から明らかなように、消弧板6のアーク入り口側、つまり図1と図2においては右側にアーク分割部材20が設けられ、これにより、遮断時、消弧板6に引き込まれたアークAが、各消弧板6の間で各々2分割されるようになっている点で、図7と図8の従来技術とは大きく異なっている。
However, in this embodiment, as is clear from FIGS. 1 and 2, the
このアーク分割部材20は、図1には表われていないが、各相の遮断部8内にある消弧板6の各々の間に入り込んだ状態で、消弧板6を上から見て左右の幅が同じになるようにして、消弧板6の切り込み部6Aの中に取り付けられている。
Although not shown in FIG. 1, the
これによりアーク分割部材20は、可動接点1が固定接点2から引き離され、固定接点2との間にアークAが発生して各消弧板6の間に引き込まれ、長さ方向に分断されるようになったとき、このアークAを消弧板6と平行な方向に分割し複数本のアークにして各消弧板6の間に誘導する働きをする。
As a result, the
次に、このアーク分割部材20の役割について、図3の本発明の実施形態の場合と、図4に示した従来技術の場合を比較して、更に詳しく説明する。ここで、これら図3と図4において、(a)は消弧板6を正面(図1の右方向)から見た場合で、(b)は上から見た場合であり、このとき、(b)では、消弧板6により分断されたアークについて符号Bで示してある。
Next, the role of the
まず、図4の従来技術の場合、消弧板6にアーク分割部材20がないため、消弧板6の入り口側から各消弧板6の間に引き込まれたアークA(B)の径方向の寸法は、両側にある消弧板側板13の間隔L1 で決まる。
First, in the case of the prior art of FIG. 4, since the arc-extinguishing
一方、図3に示す本発明の実施形態の場合は、消弧板6の切り込み部6Aにアーク分割部材20が存在しているため、アークAが消弧板6の入り口側から各消弧板6の間に引き込まれ始めたとき、ここで幅方向に分割され、2本のアークA(B)にされてしまうので、アークA(B)の径は、各々消弧板側板13とアーク分割部材20の間の距離L2 で決まり、実質的なアーク径は、アーク分割部材20のない場合の2分の1以下に絞り込まれた状態になる。
On the other hand, in the embodiment of the present invention shown in FIG. 3, since the
このとき、導電性のアークAを分割しなければならないため、アーク分割部材20は所定の耐熱性を備えた絶縁材で作られるのは当然のことではあるが、この実施形態では、ある種類の合成樹脂を用いている。そして、このときの合成樹脂の一例にポリアミド樹脂材、いわゆるナイロン(登録商標名)がある。
At this time, since the conductive arc A must be divided, it is natural that the
ここで、図5は、ポリアミド樹脂材がアークの高温により蒸発し、蒸発したガスがアーク雰囲気に混入したときの軸対称器壁安定化アークと呼ばれるアークを対象とし、1.0MPaの圧力のもとで、器壁半径5mmと10mmについてのアーク電流と電界の関係について解析した結果で、ここで、器壁半径とは、アークAの半径と考えて良い。 Here, FIG. 5 is intended for an arc called an axisymmetric wall stabilization arc when the polyamide resin material is evaporated due to the high temperature of the arc and the evaporated gas is mixed in the arc atmosphere, and has a pressure of 1.0 MPa. Thus, the relationship between the arc current and the electric field with respect to the vessel wall radii of 5 mm and 10 mm is analyzed. Here, the vessel wall radius may be considered as the radius of the arc A.
そして、この図5の特性図には、器壁半径が小さい5mmのアークの方が、10mmのときよりも高い電界となり、1.0kA以上では電流に対する電界の増加の割合も大きくなっていることが示されている。ここで、電界が高いほど消弧し易くなることは言うまでもない。 In the characteristic diagram of FIG. 5, the arc of 5 mm having a small vessel wall radius has a higher electric field than that of 10 mm, and the increase rate of the electric field with respect to the current is larger at 1.0 kA or more. It is shown. Here, it goes without saying that the higher the electric field, the easier it is to extinguish the arc.
また、このときは、アークAが2分割された結果、アークによる電流が流れる電流経路も2系統になるので、電気回路的に並列に流れる状態になり、各電流経路を流れるアーク電流の大きさを2分の1にすることができ、このとき、アーク電流が少ないほど消弧し易くなることも言うまでもない。 At this time, as a result of the arc A being divided into two, there are two current paths through which the current due to the arc flows. Therefore, the electric current flows in parallel as an electric circuit, and the magnitude of the arc current flowing through each current path It is needless to say that the arc can be extinguished easier as the arc current is smaller.
この場合、遮断部8を狭くしてアーク径を絞り込む方法もあるが、遮断部8の容積も減少することになり、遮断部8の内部圧力の上昇も大きくなるため、本体ケース4、本体カバー3の強度を増す必要がある。
In this case, there is a method of narrowing the cut-off
一方、アーク分割部材20を使用する場合には、遮断部8全体の容積を減らさずにアーク径を絞り込むことができるので、遮断部8の内部圧力はアーク分割部材20がない場合とほとんど変わらず、従って、この実施形態によれば、本体ケース4、本体カバー3の強度を増す必要がない。
On the other hand, when the
次に、例えばアーク径が10mmでアーク電流が10kAの場合と、アーク径が半分の5mmでアーク電流が半分の5kAとなった場合のアーク電界を比較すると、前者のアーク分割部材20のない従来構造に相当する条件でのアーク電界は30V/cmであるの対し、後者のアーク分割部材20を有する本発明の実施形態に相当する構造では47V/cmとなり、アーク分割部材20によるアーク径の絞り込みによりアーク電圧が高められているることが判る。
Next, for example, when comparing the arc electric field when the arc diameter is 10 mm and the arc current is 10 kA and when the arc diameter is 5 mm and the arc current is half that of 5 kA, the conventional one without the
また、この実施形態では、アーク分割部材20の材質が有機材、特にポリアミド樹脂にしてあり、これにより蒸発した有機材がアークAに混入し、大電流に対するアーク電圧が高まり、この結果、アーク分割部材20を使用しない場合よりも限流性能が向上する。
In this embodiment, the material of the
更に、図5によれば、アーク電流の減少に伴って、例えば器壁半径5mmでアーク電流が0.5kA以下となった場合には、アーク電界が高くなることが示されており、このことからアークが消弧に向かい、アーク電流が減少してゆく状況のもとでは、アーク分割部材20によってアークAを分割させ、流路当たりのアーク電流を少なくした方がアーク電圧を高くできることが判る。
Further, according to FIG. 5, it is shown that the arc electric field increases with a decrease in the arc current, for example, when the arc current becomes 0.5 kA or less at a wall radius of 5 mm. It can be seen that the arc voltage can be increased by dividing the arc A by the
従って、本発明の実施形態によれば、アークAの消弧の観点からも遮断性能の向上が得られることになる。 Therefore, according to the embodiment of the present invention, the interruption performance can be improved from the viewpoint of extinguishing the arc A.
また、この実施形態では、遮断部8内にアーク分割部材20を設けたことにより、高温ガスの流れに対する整流効果が期待でき、高温ガスの排気がスムーズに行われ、高温ガスの残留によるアーク電流の再発弧の可能性を低減させることができる。
Further, in this embodiment, by providing the
次に、図6は、短絡試験時のアーク電流の大きさを、本発明の実施形態の場合と従来技術の場合について、横軸を時間として示した特性図であるが、この図には、本発明の実施形態によるアーク電流の方が、従来技術によるアーク電流よりも少なくなっていることが示されており、従って、本発明の実施形態によれば、遮断性能の向上が得られることが判る。 Next, FIG. 6 is a characteristic diagram showing the magnitude of the arc current during the short-circuit test, with the horizontal axis as time for the case of the embodiment of the present invention and the case of the prior art, It is shown that the arc current according to the embodiment of the present invention is smaller than the arc current according to the prior art, and therefore, according to the embodiment of the present invention, an improvement in the breaking performance can be obtained. I understand.
このとき、アーク分割部材20の位置は必ずしも消弧板6の切り込み部6Aに位置させる必要はないが、上記実施形態ではアークAを磁気駆動によって引き込む作用を持つ消弧板6の切り込み部6Aに配置することで、アークAを分割させる効果を高めることができる。
At this time, the position of the
本発明による回路遮断器は、操作機構部や筐体強度を高めることなく限流性能を向上させることができるので、更に高い定格遮断容量が要求される配電系にも低コストで適用することができる。 Since the circuit breaker according to the present invention can improve the current limiting performance without increasing the operating mechanism and the strength of the housing, it can be applied to a power distribution system requiring a higher rated breaking capacity at a low cost. it can.
1:可動接点
2:固定接点
3:本体カバー
4:本体ケース
5:排気口蓋
6:消弧板
6A:切り込み部
7:仕切り
8:遮断部
11:可動接点台
12:固定接点台
13:消弧板側板
14:回転駆動連動軸
15:排気口
16:アークランナ
20:アーク分割部材
A:アーク
B:消弧板で分断されたアーク
1: movable contact 2: fixed contact 3: main body cover 4: main body case 5: exhaust outlet cover 6:
Claims (4)
前記複数枚の消弧板のアーク入り口側に位置したアーク分割部材を設け、
前記複数枚の消弧板の間にアークが複数本に分割されて導入されるように構成したことを特徴とする回路遮断器。 In a circuit breaker having a plurality of arc extinguishing plates for dividing an arc generated between a movable contact and a fixed contact in the length direction,
An arc dividing member located on the arc entrance side of the plurality of arc extinguishing plates is provided,
A circuit breaker characterized in that an arc is divided and introduced between a plurality of arc extinguishing plates.
前記複数枚の消弧板が切り込み部を備え、この切り込み部が各消弧板のアーク入り口側に位置し、
当該切り込み部に前記アーク分割部材が位置していることを特徴とする回路遮断器。 The circuit breaker according to claim 1,
The plurality of arc extinguishing plates are provided with a notch, the notch is located on the arc entrance side of each arc extinguishing plate,
The circuit breaker characterized in that the arc dividing member is located in the cut portion.
前記アーク分割部材が絶縁性部材であることを特徴とする回路遮断器。 The circuit breaker according to claim 1,
The circuit breaker, wherein the arc dividing member is an insulating member.
前記絶縁性部材が有機材であることを特徴とする回路遮断器。 The circuit breaker according to claim 3,
The circuit breaker, wherein the insulating member is an organic material.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004186566A JP2006012540A (en) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | Circuit breaker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004186566A JP2006012540A (en) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | Circuit breaker |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006012540A true JP2006012540A (en) | 2006-01-12 |
Family
ID=35779549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004186566A Pending JP2006012540A (en) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | Circuit breaker |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006012540A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014238934A (en) * | 2013-06-06 | 2014-12-18 | 富士電機機器制御株式会社 | Circuit breaker |
JP6516078B1 (en) * | 2018-02-01 | 2019-05-22 | 三菱電機株式会社 | Circuit breaker and circuit breaker method |
WO2019150613A1 (en) | 2018-02-01 | 2019-08-08 | 三菱電機株式会社 | Circuit breaker and circuit breaking method |
-
2004
- 2004-06-24 JP JP2004186566A patent/JP2006012540A/en active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014238934A (en) * | 2013-06-06 | 2014-12-18 | 富士電機機器制御株式会社 | Circuit breaker |
JP6516078B1 (en) * | 2018-02-01 | 2019-05-22 | 三菱電機株式会社 | Circuit breaker and circuit breaker method |
WO2019150613A1 (en) | 2018-02-01 | 2019-08-08 | 三菱電機株式会社 | Circuit breaker and circuit breaking method |
EP3748666A4 (en) * | 2018-02-01 | 2021-06-30 | Mitsubishi Electric Corporation | Circuit breaker and circuit breaking method |
EP4258314A2 (en) | 2018-02-01 | 2023-10-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Circuit breaker and circuit breaking method |
EP4258314A3 (en) * | 2018-02-01 | 2024-01-17 | Mitsubishi Electric Corporation | Circuit breaker and circuit breaking method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2064718B1 (en) | Gassing insulator, and arc chute assembly and electrical switching apparatus employing the same | |
US7488915B2 (en) | ARC baffle, and ARC chute assembly and electrical switching apparatus employing the same | |
EP2561534B1 (en) | Circuit interrupter with enhanced arc quenching capabilities | |
US7633365B2 (en) | Circuit breaker apparatus | |
KR20060035194A (en) | Arc extinguishing apparatus for molded case circuit breaker | |
EP2064719B1 (en) | Arc plate, and arc chute assembly and electrical switching apparatus employing the same | |
CA2663783A1 (en) | Electrical switching apparatus, and arc chute and arc member therefor | |
JP4493859B2 (en) | Circuit breaker pole | |
JP2007329031A (en) | Circuit breaker | |
WO2022134743A1 (en) | Switch | |
JP2006012540A (en) | Circuit breaker | |
KR20020090903A (en) | Molded case circuit breaker | |
JP5287629B2 (en) | Circuit breaker | |
JP4637722B2 (en) | Circuit breaker | |
JP2008226632A (en) | Circuit breaker | |
JP2009070601A (en) | Circuit breaker | |
US9805887B2 (en) | Slot motor configuration for high amperage multi-finger circuit breaker | |
WO2017141197A1 (en) | Electrical switch incorporating an arc splitter arrangement | |
JP2006310030A (en) | Ground leakage breaker | |
KR100662753B1 (en) | Trip apparatus of circuit breaker |