JP2006012510A - 面発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高輝度の光を出射することができ、しかも部品点数を少なくすることができる面発光装置を提供すること。
【解決手段】導光板10の端面10cの近傍には、光源11が配置されている。導光板10の主面10a側には、反射板12が配置されている。反射板12には、複数のプリズム12aが設けられている。この複数のプリズム12a上には、金属膜12bが被着されている。導光板10の主面10b側には、液晶表示パネル13が配置されている。反射部材である反射板12は、導光板10のプリズム面10aに対向する面に複数のプリズム12aを有する。この複数のプリズム12aは、それぞれ同じ形状を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に液晶表示装置などの表示装置に用いられる面発光装置に関する。
従来から、表示装置、主に液晶表示装置の照明手段として、液晶表示パネルの背面側から表示面側に向けて光を供給する面発光装置、例えばバックライト装置が知られている。従来のバックライト装置は、通常、光源と、この光源からの光を液晶表示パネルに出射する導光板と、導光板からの光を効率良く液晶表示パネルに供給するためのプリズムシートとから主に構成される。この導光板は、平板形状を有しており、互いに対向する一対の主面及び互いに対向する一対の端面を有する。一対の主面の一方の主面上に液晶表示パネルが配置され、一対の端面の一方の端面近傍に光源が配置される。また、一対の主面の他方の主面上には、反射板が配置され、光源からの光を反射する。このような従来のバックライト装置として、特許文献1に開示されたものがある。
特公平7-27137号公報
この従来のバックライト装置(面発光装置)では、光源20から発した光が導光板21の端面21aから導光板21に入射し、導光板21の反射面21b側に配置された反射板22で反射して、反射面21bに対向する出射面21cから出射される。導光板21から出射された光は、導光板21の出射面側に配置されたプリズムシート23のプリズム23aにより光路が変更されて、導光板21に対してほぼ鉛直方向に進行して、プリズムシート23上に配置された液晶表示パネル(図示せず)に入射する。
従来のバックライト装置では、図6の矢印に示すように、導光板21から出射される光の進行方向が異なり、光が分散した状態で出射される。このように出射光が分散すると、プリズムシート23を通したとしても、プリズムシート23を通した光を観察者方向に効率良く向けることはできない。その結果、従来のバックライト装置では、観察者方向に高い輝度の出射光を供給することができない。
また、従来のバックライト装置は、導光板21、反射板22、及びプリズムシート23の3部材で構成されている。携帯電話やPDA(Personal Digital Assistance)のようなモバイル機器に搭載される液晶表示装置においては、できるだけ軽量化を図るために、部品点数を少なくすることが望まれているので、バックライト装置における部品点数をできるだけ少なくすることが望ましい。特に、導光板21から出射された光をプリズムシート23に通すと、輝度が低下してしまうので、プリズムシート23を省略できる構成が望まれている。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、高輝度の光を出射することができ、しかも部品点数を少なくすることができる面発光装置を提供することを目的とする。
本発明の面発光装置は、互いに対向する一対の主面と光源から光を入射する端面とを有し、前記一対の主面の少なくとも一方の主面は、複数の第1プリズムを有する導光板と、前記主面に対向するように配置されており、前記主面に対向する側に複数の第2プリズムを有する反射部材と、を具備することを特徴とする。
この構成によれば、第2プリズムを備えた反射部材が指向性を有する光を鉛直方向(液晶表示パネルの表面に対して垂直な方向)に反射させる。したがって、従来の面発光装置に用いているプリズムシートを省略することができる。その結果、輝度の低下を回避しつつ、導光板から出射した光を液晶表示パネルの表面に対して垂直な方向に効率良く向けることができる。また、プリズムシートを省略できることから、面発光装置における部品点数を少なくすることが可能となる。
本発明の面発光装置においては、前記第2プリズムのそれぞれは、前記端面に相対的に近い側の第1底角θ1が前記端面に相対的に遠い側の第2底角θ2よりも小さいことが好ましい。
この構成によれば、導光板を出射した指向性を有する光を鉛直方向(液晶表示パネルの表面に対して垂直な方向)により効率的に反射させることができる。
本発明の面発光装置においては、前記第1底角θ1が下記式(1)から求められ、前記第2底角θ2が下記式(2)の条件を満たすことが好ましい。
θ1=(α−β)/2 式(1)
90°−α<θ2≦90° 式(2)
ここで、αは前記反射部材に対向する前記主面から出射された光の進行方向と前記導光板の軸に垂直な方向とのなす角を示し、βは前記反射部材に反射した前記光の進行方向と前記導光板の軸に垂直な方向とのなす角を示す。
本発明の面発光装置においては、前記第1プリズムのそれぞれは、前記端面に相対的に近い側の第1底角θaが前記端面に相対的に遠い側の第2底角θbよりも大きいことが好ましい。
この構成によれば、第1プリズムから出射した光に指向性を与えることができ、反射部材で光路を変えて効率良く観察者に光を送ることができる。その結果、高い輝度の光を出射することが可能となる。
本発明の面発光装置においては、前記反射部材は、複数の第2プリズムを有する樹脂成形体と、前記樹脂成形体の前記複数の第2プリズムを有する面上に設けられた金属膜と、から構成されることが好ましい。
本発明の液晶表示装置は、上記面発光装置と、前記面発光装置の前記反射部材側と反対側に配置された液晶表示パネルと、を具備することを特徴とする。
本発明の面発光装置によれば、複数のプリズムを有する反射部材を備えているので、プリズムシートを用いることなく、高輝度の光を出射することができる。したがって、面発光装置における部品点数を少なくすることができる。また、第2プリズムの第1底角θ1の角度を適宜調節することにより、いかなる方向も照明することができる。
本発明者は、プリズムシートの作用に着目し、このプリズムシートの作用を反射板に持たせることにより、プリズムシートを省略できることを見出し本発明をするに至った。すなわち、本発明の骨子は、反射板の反射特性を制御して、すなわち反射板にプリズムを設けて、輝度の低下を防止しつつ光を効率良く任意の方向に向けると共に、部品点数を減らすことである。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、導光板の反射板側の主面にプリズムを設けた場合について説明する。図1(a)は、本発明の実施の形態1に係る面発光装置を備えた液晶表示装置の概略構成を示す図である。図1(b)は、導光板のプリズムを説明するための図である。
図中10は導光板を示す。導光板10は、互いに対向する一対の主面10a,10bと、光源11から光を入射する端面10cとを有している。主面10aは、複数のプリズム10d(第1プリズム)を有しており、プリズム面を構成している。また、主面10bは、平坦面であり、光出射面を構成している。なお、導光板10は、アクリル樹脂などの透明材料により構成される。
導光板10の端面10cの近傍には、光源11が配置されている。なお、光源11は、端面10cから離して配置せずに、端面10cに接するように配置しても良い。導光板10の主面10a側には、反射板12が配置されている。反射板12には、複数のプリズム12a(第2プリズム)が設けられている。この複数のプリズム12a上には、反射率の高い材料、例えばアルミニウムや銀などの金属からなる膜12bが被着されている。導光板10の主面10b側には、液晶表示パネル13が配置されている。
主面(プリズム面)10aに設けられた複数のプリズム10dは、それぞれ同じ形状を有しており、具体的には図1(b)に示すような形状を有する。すなわち、それぞれのプリズム10dにおいては、端面10cに相対的に近い側の底角θaが端面10cに相対的に遠い側の底角θbよりも大きくなるように設定されている。このため、それぞれのプリズム10dは、急斜面10e及び緩斜面10fを有する。導光板10内を通る光は、主に緩斜面10fで反射して伝搬する。プリズム10dに急斜面10eと緩斜面10fを設けることにより、プリズム面10aから出射した光に指向性を与えることができ、後述する反射板12で光路を変えて効率良く観察者に光を送ることができる。その結果、高い輝度の光を出射することが可能となる。
なお、このように急斜面10e及び緩斜面10fを有するプリズム10dにより出射光に指向性を与えることについては、本発明者が平成15年12月5日出願の特願2003−407392号において提案している。この内容は参照によりここに含めておく。
反射部材である反射板12は、導光板10のプリズム面10aに対向する面に複数のプリズム12aを有する。この複数のプリズム12aは、それぞれ同じ形状を有している。反射板12に複数のプリズム12aを設けることにより、導光板10の光出射面10bから出射した指向性を有する光の光路を変えて、観察者方向、すなわち液晶表示パネル14の表面に対して垂直な方向に、効率良く光を向けることが可能となる。具体的には、図1に示すように、導光板10のプリズム10dの緩斜面10fから出射した光は、反射板12のプリズム12aの斜面12cで反射して、液晶パネル14の表面に対してほぼ垂直に入射するように、その光路が変わる。
導光板10のプリズム10dの緩斜面10fから出射した光は、所定の角度で斜面12cに到達する。このため、このことを考慮して、液晶パネル14の表面に対してほぼ垂直に光を反射板12で反射させるために、以下のようにプリズム12aの斜面12c及び12dを規定することが好ましい。すなわち、プリズム12aのそれぞれが、導光板10の端面10c(光源11)に相対的に近い側の底角θ1が端面10c(光源11)に相対的に遠い側の底角θ2よりも小さくなるように設定することが好ましい。なお、底角θ1,θ2は、導光板10から出射した指向性を有する光の方向により適宜変更して設定する。
この底角θ1及びθ2は、図2に示すように、導光板10のプリズム面10aから出射した光の進行方向14aと導光板10の軸10eに垂直な方向10fとのなす角をαとし、反射板12に反射した光の進行方向14b(すなわち照明したい方向)と導光板10の軸10eに垂直な方向10gとのなす角βとすると、下記式(1)及び式(2)を用いて規定される。すなわち、底角θ1は下記式(1)から求められ、底角θ2は下記式(2)の条件を満たすことが好ましい。
θ1=(α−β)/2 式(1)
90°−α<θ2≦90° 式(2)
ここで、上記の式に基づいて求めた底角θ1及びθ2を有するプリズムを備えた反射板の反射特性について説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係る面発光装置の反射特性を示す特性図である。
まず、上記の式に基づいて求めた底角θ1及びθ2を有するプリズムを備えた反射板(実験例1,実験例2)を作製した。実験例1の反射板は、底角θ1が37.5°であり、底角θ2が52.5°であり、図2に示すピッチPが0.1493mmであり、高さhが72.1μmである。実験例2の反射板は、底角θ1が37.5°であり、底角θ2が52.5°であり、ピッチPが0.0600mmであり、高さhが30.0μmである。また、参考例として、プリズムを有しない反射板も準備した。
これらの反射板のそれぞれに対して−75°方向からレーザ光を照射したときに反射する角度を調べた。その結果を図3に示す。図3から分かるように、上記の式に基づいて求めた底角θ1及びθ2を有するプリズムを備えた反射板(実験例1,実験例2)については、受光角がほぼ0°の方向に、すなわち鉛直方向(液晶表示パネルの表面に対して垂直な方向)に反射した。一方、プリズムを有しない反射板(参考例)については、+75°の方向に反射した。なお、プリズムを備えた反射板において、ピッチPが大きく、高さhが高い反射板(実験例1)の方がより高い反射光強度を示した。
このように、所定の底角を有するプリズムを備えた反射板は、指向性を有する光を鉛直方向(液晶表示パネルの表面に対して垂直な方向)に反射させることができる。したがって、このような反射板を用いることにより、プリズムシートを設けなくても指向性を有する光を鉛直方向に向けることが可能であることが分かった。したがって、本実施の形態に係る面発光装置においては、輝度の低下を招くプリズムシートを省略することができる。その結果、輝度の低下を回避しつつ、導光板から出射した光を液晶表示パネルの表面に対して垂直な方向に効率良く向けることができる。また、プリズムシートを省略できることから、面発光装置における部品点数を少なくすることが可能となる。
本実施の形態に係る面発光装置の反射板は、例えば樹脂材料を用いて複数のプリズムを有する反射板本体を、例えば射出成形により成形し、得られた樹脂成形体のプリズム面上に、アルミニウムや銀などの反射率の高い金属を被着することにより作製することができる。
次に、上記構成を有する図1(a)に示す液晶表示装置における面発光装置の動作について説明する。
光源11から発した光は、端面10cから入射して導光板10内を反射しながら伝搬する。このとき、プリズム面10aのプリズム10dを抜けて透過した光は指向性の高い光(矢印A)となる。導光板10を透過した光は、反射板12のプリズム12aの斜面12cで反射されて、光路が変わり再び導光板10に入射する。この反射光(矢印B)は、ほぼ鉛直方向に向きが変えられている。この反射光は、既に臨界角に満たないので、導光板10を透過して光出射面10bから出射する。この出射光は、ほぼ鉛直方向に向いた状態で液晶表示パネル13に入射する。このように複数のプリズム12aを有する反射板12を用いることにより、導光板10から出射した指向性を有する光を効率良く任意の方向に向けることができるので、高い輝度で光を液晶表示パネル13に供給することができる。
次に、本発明の効果を明確にするために行った実施例について説明する。
図1(a)に示すような導光板10及び反射板12で構成された面発光装置に、半透過型液晶表示装置を装着し、平均輝度、輝度均一性及び中心輝度を測定した。なお、輝度は、それぞれの面発光装置を半透過型液晶表示装置に装着し、光源として白色LED2灯(それぞれ10mA)を用いて発光させたときの液晶表示装置における輝度を測定した。このとき、面発光装置面を25分割して、各部分の輝度を測定した。なお、測定器としては、分光放射計SR-3(トプコン社製、商品名)を用い、測定器から液晶表示装置までの距離を500mmとし、視野角を1°とした。
その結果、平均輝度は14.5cd/m2であり、中心輝度は17.1cd/m2であった。これは、従来の面発光装置とほぼ同等の値であった。
(実施の形態2)
本実施の形態では、導光板の反射板側と反対側(液晶表示パネル側)の主面にプリズムを設けた場合について説明する。図4は、本発明の実施の形態2に係る面発光装置の概略構成を示す図である。なお、図4において、図1(a)と同じ部分については図1(a)と同じ符号を付して、その詳しい説明は省略する。
図中15は導光板を示す。導光板15は、互いに対向する一対の主面15a,15bと、光源11から光を入射する端面15cとを有している。主面15a(反射板12側)は、平坦面であり、光出射面を構成している。また、主面15bは、複数のプリズム15d(第1プリズム)を有しており、プリズム面を構成している。なお、プリズム15dの底角については、上記実施の形態1のプリズム10dと同じである。
導光板15の端面15cの近傍には、光源11が配置されている。導光板15の主面15a側には、反射板12が配置されている。反射板12には、複数のプリズム12a(第2プリズム)が設けられている。この複数のプリズム12a上には、反射率の高い材料、例えばアルミニウムや銀などの金属からなる膜12bが被着されている。
次に、上記構成を有する図4に示す面発光装置の動作について説明する。
光源11から発した光は、端面15cから入射して導光板15内を反射しながら伝搬する。このとき、プリズム面15bのプリズム15dで反射して導光板15から出射した光は指向性の高い光(矢印A)となる。この光は、反射板12のプリズム12aの斜面12cで反射されて、光路が変わり再び導光板15に入射する。この反射光(矢印B)は、ほぼ鉛直方向に向きが変えられている。この反射光は、既に臨界角に満たないので、導光板15を透過してプリズム面15bから出射する。この出射光は、ほぼ鉛直方向に向いた状態で液晶表示パネルに入射する。このように、実施の形態1と同様に、複数のプリズム12aを有する反射板12を用いることにより、導光板15から出射した指向性を有する光を効率良くほぼ鉛直方向に向けることができるので、高い輝度で光を液晶表示パネルに供給することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、導光板の両側の主面にプリズムを設けた場合について説明する。図5は、本発明の実施の形態3に係る面発光装置の概略構成を示す図である。なお、図5において、図1(a)と同じ部分については図1(a)と同じ符号を付して、その詳しい説明は省略する。
図中16は導光板を示す。導光板16は、互いに対向する一対の主面16a,16bと、光源11から光を入射する端面16cとを有している。両主面16a,16bは、複数のプリズム16d,16e(第1プリズム)を有しており、プリズム面を構成している。なお、プリズム16d,16eの底角については、上記実施の形態1のプリズム10dと同じである。
導光板16の端面16cの近傍には、光源11が配置されている。導光板16の主面16a側には、反射板12が配置されている。反射板12には、複数のプリズム12a(第2プリズム)が設けられている。この複数のプリズム12a上には、反射率の高い材料、例えばアルミニウムや銀などの金属からなる膜12bが被着されている。
次に、上記構成を有する図5に示す面発光装置の動作について説明する。
光源11から発した光は、端面16cから入射して導光板16内を反射しながら伝搬する。このとき、プリズム面16bのプリズム16dで反射して導光板16から出射した光及びプリズム面16aのプリズム16eを透過した光は指向性の高い光(矢印A)となる。この光は、反射板12のプリズム12aの斜面12cで反射されて、光路が変わり再び導光板16に入射する。この反射光(矢印B)は、ほぼ鉛直方向に向きが変えられている。この反射光は、既に臨界角に満たないので、導光板16を透過してプリズム面16bから出射する。この出射光は、ほぼ鉛直方向に向いた状態で液晶表示パネルに入射する。このように、実施の形態1,2と同様に、複数のプリズム12aを有する反射板12を用いることにより、導光板16から出射した指向性を有する光を効率良くほぼ鉛直方向に向けることができるので、高い輝度で光を液晶表示パネルに供給することができる。
本発明は上記実施の形態1から3に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態において説明した寸法、材質などは一例であり、適宜変更して実施することが可能である。
(a)は、本発明の実施の形態1に係る面発光装置を備えた液晶表示装置の概略構成を示す図である。(b)は、導光板のプリズムを説明するための図である。 本発明の面発光装置における反射部材を説明するための図である。 本発明の実施の形態1に係る面発光装置の反射特性を示す特性図である。 本発明の実施の形態2に係る面発光装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る面発光装置の概略構成を示す図である。 従来の面発光装置の概略構成を示す図である。
符号の説明
10,15,16 導光板
10a,15a,16a 主面(プリズム面)
10b,15b,16b 主面(光出射面)
10c,15c,16c 端面
10d,12a,15d,16d,16e プリズム
10e 急斜面
10f 緩斜面
11 光源
12 反射板
12b 膜
12c,12d 斜面
13 液晶表示パネル
14a,14b 光の進行方向

Claims (6)

  1. 互いに対向する一対の主面と光源から光を入射する端面とを有し、前記一対の主面の少なくとも一方の主面は、複数の第1プリズムを有する導光板と、前記主面に対向するように配置されており、前記主面に対向する側に複数の第2プリズムを有する反射部材と、を具備することを特徴とする面発光装置。
  2. 前記第2プリズムのそれぞれは、前記端面に相対的に近い側の第1底角θ1が前記端面に相対的に遠い側の第2底角θ2よりも小さいことを特徴とする請求項1記載の面発光装置。
  3. 前記第2プリズムのそれぞれは、前記端面に相対的に近い側の第1底角θ1及び前記端面に相対的に遠い側の第2底角θ2を有し、前記第1底角θ1が下記式(1)から求められ、前記第2底角θ2が下記式(2)の条件を満たすことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の面発光装置。
    θ1=(α−β)/2 式(1)
    90°−α<θ2≦90° 式(2)
    ここで、αは前記反射部材に対向する前記主面から出射された光の進行方向と前記導光板の軸に垂直な方向とのなす角を示し、βは前記反射部材に反射した前記光の進行方向と前記導光板の軸に垂直な方向とのなす角を示す。
  4. 前記第1プリズムのそれぞれは、前記端面に相対的に近い側の第1底角θaが前記端面に相対的に遠い側の第2底角θbよりも大きいことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の面発光装置。
  5. 前記反射部材は、複数の第2プリズムを有する樹脂成形体と、前記樹脂成形体の前記複数の第2プリズムを有する面上に設けられた金属膜と、から構成されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の面発光装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の面発光装置と、前記面発光装置の前記反射部材側と反対側に配置された液晶表示パネルと、を具備することを特徴とする液晶表示装置。
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