JP2006008142A - Tape cassette case - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、本発明はテープカセット収納ケースに関し、特に、内部に収納したテープカセットを確実に保護する技術に関する。 The present invention relates to a tape cassette storage case, and more particularly to a technique for reliably protecting a tape cassette stored therein.
例えば、放送局などで用いる放送機材のうち、最近の録画取材専用テレビカメラは、携帯性の良好な小型デジタルビデオカメラが使用されるようになってきている。このカメラは小型であっても、ディジタル信号処理により高画質を得られるため、放送局用カメラマン、録画取材専門家などの業務用機材として多用されている。
このような携帯用デジタルビデオカメラに装填して用いるデジタルビデオカセットは、収録時間の異なる複数種のサイズがあり、それぞれ専用のテープカセット収納ケースに入れられて市販されている。
従来のテープカセット収納ケースの一例として、収納部と、蓋部と、ヒンジ連結部と、サイドロック部とからなるテープカセット収納ケースが知られている(例えば、特許文献1参照)。
For example, among the broadcasting equipment used in broadcasting stations and the like, recent digital TV cameras dedicated to recording and coverage have come to use small digital video cameras with good portability. Even though this camera is small, it can obtain high image quality through digital signal processing, and is therefore frequently used as a professional equipment for broadcast station photographers and video recording specialists.
Digital video cassettes loaded and used in such portable digital video cameras have a plurality of sizes with different recording times, and each is put in a dedicated tape cassette storage case and marketed.
As an example of a conventional tape cassette storage case, a tape cassette storage case including a storage portion, a lid portion, a hinge connection portion, and a side lock portion is known (for example, see Patent Document 1).
図6,図7に示すように、特許文献1に開示されたテープカセット収納ケース70は、ハードタイプのケースであって、四つの側壁72を有する収納部71と、三つの側壁74を有する蓋部73と、収納部71の底面板及び蓋部73の天面板75とを接続し、蓋部73を閉じた状態で蓋部73の一側壁になるヒンジ連結部76とからなる。
テープカセット収納ケース70には、収納部71においてヒンジ連結部76とは反対の正面側に、サイドロック部77がヒンジ連結されている。サイドロック部77は、収納部71の側壁72の外側に蓋部73の側壁74が重ね合わされて閉じられた際に、蓋部73の側壁74の外表面に形成された係止部78に係止されてロックされる。
A
ところが、上記特許文献1では、サイドロック部77のロックが不完全な状態で搬送した際に、使用者が誤ってテープカセット収納ケース70を落下させる等して衝撃が加わった場合に、テープカセット収納ケース70が開いてしまい、収容されているテープカセットが放出されてテープカセットを損傷してしまう虞がある。
However, in the above-mentioned Patent Document 1, when the user accidentally drops the tape
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、サイドロック部のロックが不完全である場合に自動的にロックをかけることを可能にし、もって、テープカセットを確実に保護することができるテープカセット収納ケースを提供することにある。 The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and an object of the present invention is to enable automatic locking when the locking of the side lock portion is incomplete, and thus to ensure that the tape cassette is An object of the present invention is to provide a tape cassette storage case that can be protected.
上記目的は下記構成のテープカセット収納ケースにより達成される。
(1) テープカセットを収納する周壁を有する収納部と、前記収納部を囲む外壁を有する蓋部と、前記収納部及び前記蓋部を開閉可能にヒンジ連結された連結板と、前記蓋部の前記外壁の外側面に形成された係合部と、前記収納部の前記周壁の一部にヒンジ連結され、回動に伴い前記係合部に係止されるサイドロック部とを備えたテープカセット収納ケースであって、前記サイドロック部が、前記蓋部の閉蓋時における該蓋部の外壁より前記収納部側の位置で、前記収納部に対してヒンジ連結されていることを特徴とするテープカセット収納ケース。
The above object is achieved by a tape cassette storage case having the following configuration.
(1) A storage portion having a peripheral wall for storing a tape cassette, a lid portion having an outer wall surrounding the storage portion, a connecting plate hinged to open and close the storage portion and the lid portion, A tape cassette comprising: an engaging portion formed on an outer surface of the outer wall; and a side lock portion hinged to a part of the peripheral wall of the storage portion and locked to the engaging portion as it rotates. In the storage case, the side lock portion is hinged to the storage portion at a position closer to the storage portion than the outer wall of the lid portion when the lid portion is closed. Tape cassette storage case.
このように構成されたテープカセット収納ケースにおいては、サイドロック部のロックが不完全である場合でも、サイドロック部が、蓋部の閉蓋時における該蓋部の外壁より収納部側の位置で収納部に対してヒンジ連結されているために、単にテープカセット収納ケースを平面上に当接させただけで、サイドロック部がヒンジ連結部により回動し、自動的にロックがかかるようになる。従って、サイドロック部のロックが不完全であっても、机上に載置したり、床面に落下した場合等に自動的にロックされ、テープカセットを確実に保護することができる。 In the tape cassette storage case configured in this way, even when the lock of the side lock portion is incomplete, the side lock portion is located at a position closer to the storage portion than the outer wall of the lid portion when the lid portion is closed. Since it is hingedly connected to the storage part, the side lock part is rotated by the hinge connection part and simply locked by simply bringing the tape cassette storage case into contact with the flat surface. . Therefore, even if the side lock portion is incompletely locked, it is automatically locked when it is placed on a desk or dropped on the floor surface, and the tape cassette can be reliably protected.
(2) 前記サイドロック部が、前記蓋部の閉蓋時における該蓋部の外壁表面との間の隙間を1mm以下に設定していることを特徴とする請求項1記載のテープカセット収納ケース。 (2) The tape cassette storage case according to claim 1, wherein a gap between the side lock portion and the outer wall surface of the lid portion when the lid portion is closed is set to 1 mm or less. .
このように構成されたテープカセット収納ケースにおいては、サイドロック部と蓋部の外壁表面との隙間が1mm以下であるため、ケースに外力が加わってもサイドロック部の変形代が小さいために、ロックが外れにくくなる。 In the tape cassette storage case configured as described above, since the gap between the side lock portion and the outer wall surface of the lid portion is 1 mm or less, the deformation allowance of the side lock portion is small even when an external force is applied to the case. It becomes difficult to unlock.
本発明のテープカセット収納ケースによれば、サイドロック部のロックが不完全な状態であっても、テープカセット収納ケースを平面上に載置しただけで、サイドロック部が回動して、自動的にロックがかかるようになる。これにより、サイドロック部のロックが不完全であっても、机上に載置したり、床面に落下した場合等に自動的にロックされ、テープカセットを確実に保護することができる。 According to the tape cassette storage case of the present invention, even if the lock of the side lock portion is incomplete, the side lock portion is rotated by simply placing the tape cassette storage case on a flat surface. Will be locked. Thereby, even if the lock of the side lock portion is incomplete, it is automatically locked when placed on the desk or dropped on the floor surface, and the tape cassette can be reliably protected.
以下、本発明に係るテープカセット収納ケースの好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係るテープカセット収納ケースの一実施形態を示す開蓋状態の外観斜視図である。また、図2は図1に示すテープカセット収納ケースの蓋部を収納部に閉じた閉蓋状態での外観斜視図で、図3は図2に示すテープカセット収納ケースのP−P断面図である。
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of a tape cassette storage case according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is an external perspective view of a tape cassette storage case according to the present invention in an opened state. 2 is a perspective view of the appearance of the tape cassette storage case shown in FIG. 1 in a closed state where the cover is closed to the storage portion, and FIG. 3 is a cross-sectional view of the tape cassette storage case shown in FIG. is there.
図1に示すように、本発明の一実施形態であるテープカセット収納ケース10は、収納部11と、蓋部12と、収納部11及び蓋部12にヒンジ連結された連結板13と、収納部11の一部にヒンジ連結されたサイドロック部14とが一体成形により構成されている。テープカセット収納ケース10は、例えばポリプロピレン(PP)等の高分子樹脂を素材としている。
As shown in FIG. 1, a tape
収納部11には、底板15の外縁部に、周囲の四方を囲んで配された周壁16,17,18,19が底板15上に直立して形成されている。周壁16は収納部11の前面側に配され、周壁17は収納部11の背面側に配され、周壁18,19は収納部11の左・右面側に配されている。周壁16,17,18,19の中央部には、テープカセット取り出しのため、高さが低くなるように切除された切欠20,21,22,23がそれぞれ形成されている。
In the
収納部11には、底板15の中央部に、一対のリール係止リブ24,24が形成されている。リール係止リブ24,24は、筒方向にスリットを有する円筒形状に形成されており、テープカセット50に有する巻取ハブ(不図示)を挿入することにより、テープカセット50を周壁16,17,18,19の内側に位置決めする。
In the
収納部11には、周壁16の前面の側部に、一対の第1係合部25,25が形成されている。第1係合部25,25には、図2に示すように、蓋部12が閉じられる際に、蓋部12に有する外壁26,27,28のうちの連結板13側とは反対側の外壁26の内側に形成された一対の係合突部29,29が係止される。
In the
蓋部12には、天板30の外縁部に周囲の3方を囲んで配された外壁26,27,28が天板30上に直立して形成されている。外壁26は、蓋部12が収納部11に閉じられた際に収納部11の前面に対応して配され、外壁27,28は、同様にして収納部11の左・右面側に対応して配されている。
In the
蓋部12には、外壁26の外面の中央部に第2係合部(図2参照)38が形成されている。
連結板13は、収納部11と蓋部12との端部の間に、湾曲された板形状に形成されており、幅方向の両端部に配置されたヒンジ39,40によってヒンジ連結されている。一方のヒンジ39は、収納部11の底板15の端部に繋がれており、他方のヒンジ40は、蓋部12の天板30の端部に繋がれている。
A second engaging portion (see FIG. 2) 38 is formed at the center of the outer surface of the
The connecting
サイドロック部14は、台形形状の板状に形成された本体34と、延長板部35とから構成されている。本体34の上面には、第2係止部36が形成されている。延長板部35は、本体34に対して直交して連設されており、端部が収納部11の底板15に、ヒンジ部37を介して連結されている。
The
サイドロック部14は、図2に示すように、蓋部12が収納部11に対して閉じられることにより、第1係合部25,25に係合突部29,29がそれぞれ係止された後に、ヒンジ部37を介して図1中の上方に向けて回動されることにより、第2係止部42が、蓋部12の第2係合部38に係止ロックされて、所謂、ダブルロック機能をなす。
As shown in FIG. 2, the
サイドロック部14は、蓋部12の閉蓋時における蓋部12の外壁26より収納部11側の位置で、収納部11に対してヒンジ連結されている。また、蓋部12が収納部11に対して閉じられて、第1係合部25,25に係合突部29,29がそれぞれ係止された際には、図3に示すように、第2係止部36が蓋部12の外壁26に有する第2係合部38に未係止の状態で、延長板部35が収納部11の底板15の下方に突出して配置される。 そして、使用者によって、ヒンジ部37を介して図1中の上方に向けて回動されることにより、第2係止部36が蓋部12の第2係合部38に係止ロックされる。このとき、第2係止部36が第2係合部31に係止されることにより、延長板部35は、収納部11の底板15と同一平面上に配置される。また、蓋部12が収納部11に閉じられると、収納部11の周壁16,18,19の周りに蓋部12の外壁26,27,28が配置されることになる。
The
また、図3に示すように、テープカセット収納ケース10は、収納部11の底板15、サイドロック部14の延長板部35、サイドロック部14の本体34を繋ぐパーティングラインPLを用いて樹脂成形される(図3では収納部11とサイドロック部14に対してのみPLラインを記載)。そのために、複雑な形状の型分離を行う必要がないので、金型にかかる設備費用を、従来のものと比べて多く必要としない。
As shown in FIG. 3, the tape
次に、図4を参照して、テープカセット収納ケース10が落下した際におけるサイドロック部14の動きについて説明する。図4(a)は図1に示すテープカセット収納ケースにおいてサイドロック部のロックが不完全な状態で落下させた場合のサイドロック部周りの縦断面図で、図4(b)はテープカセット収納ケースの落下後の縦断面図である。
Next, the movement of the
図4(a)に示すように、収納部11の第1係合部25,25に、蓋部12の係合突部29,29がそれぞれ係止されることにより蓋部12が閉じられた状態で、サイドロック部14のロックが不完全な状態、つまり、第2係止部36が第2係合部31に係止されていないままの状態で、使用者が誤ってテープカセット収納ケース10を落下させてしまった場合、収納部11の底板15から突出している延長板部35が床51に衝突する。延長板部35が床51に衝突すると、テープカセット50が収納されているテープカセット収納ケース10の自重により、サイドロック部14が、図5中時計回転方向に回動される。
As shown in FIG. 4A, the
そして、図4(b)に示すように、テープカセット収納ケース10が床51に着地すると、サイドロック部14の延長板部35が収納部11の底板15と同一平面上に配置されるので、第2係止部36が第2係合部31に自動的に係止される。
And as shown in FIG.4 (b), when the tape
上記のように、サイドロック部14は、蓋部12が収納部11に対して閉じられて第1係合部25,25に係合突部29,29がそれぞれ係止されているが、第2係止部36が第2係合部31に完全に係止されていない状態であっても、使用者が誤ってテープカセット収納ケース10を落下させてしまったとき等に、まず、収納部11の底板15から突出している延長板部35が、接触相手となる床やテーブルに衝突することで、サイドロック部14が回動され、延長板部35が収納部11の底板15と同一平面上に配置される。このサイドロック部14の回動により、第2係止部36が第2係合部31に係止されることになる。従って、サイドロック部14をロックし忘れる等のロックが不完全である場合でも、テープカセット収納ケース10の落下時等に、第2係止部36を第2係合部31に自動的にロックさせることができる。これにより、蓋部12が不用意に開くことなく、つまり、収納されているテープカセット50を放出することなく確実に保護することができる。また、上記作用は、机上にテープカセット収納ケースを載置した場合も同様で、載置することによりサイドロック部14を第2係合部31にロックさせることができる。
As described above, the
また、図5に示すように、第2係止部36が収納部11の第2係合部31に係止ロックされるとき、サイドロック部14は、延長板部35のヒンジ部37が、閉じられた蓋部12の外壁26の端部の下側に配置されているために、蓋部12の外壁26表面とサイドロック部14の本体34との間が、小さい距離t1(1mm以下)に設定されている。そのために、サイドロック部14の第2係止部36は、仮にケースに外力が加わっても、サイドロック部14の変形代が小さいために外壁26の第2係合部31に強固に係止されて容易に外れることがない。
As shown in FIG. 5, when the
以上、前述したテープカセット収納ケース10によれば、サイドロック部14の第2係止部36を蓋部12の第2係合部31に係止しないままの状態で、使用者が誤ってテープカセット収納ケース10を落下させてしまったとしても、延長板部35が床51に最初に衝突することにより、サイドロック部14の第2係止部36を蓋部12の第2係合部31に係止させるために回動される。それにより、サイドロック部14が落下時に自動的にロックされるて、テープカセット50を確実に保護することができる。
As described above, according to the tape
なお、本発明のテープカセット収納ケース10は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。例えば、サイドロック部14のヒンジ部37を収納部11の底板15に設け、且つ延長板部35を収納部11の底板15から切り出して形成して独立に回動動作可能にした構成とすれば、延長板部35の長さを稼ぐことができ、サイドロック部14の回動を助長することができる。また、落下して相手部材に衝突した際の衝撃力を緩和するために、延長板部の外面に、ダンパ等の緩衝手段を取り付けても良い。
The tape
10 テープカセット収納ケース
11 収納部
12 蓋部
13 連結板
14 サイドロック部
31 第2係合部(係合部)
34 本体
35 延長板部
36 第2係止部(係止部)
50 テープカセット
DESCRIPTION OF
34
50 tape cassette
Claims (2)
前記サイドロック部が、前記蓋部の閉蓋時における該蓋部の外壁より前記収納部側の位置で、前記収納部に対してヒンジ連結されていることを特徴とするテープカセット収納ケース。 A storage portion having a peripheral wall for storing the tape cassette; a lid portion having an outer wall surrounding the storage portion; a connecting plate hinged to open and close the storage portion and the lid portion; and the outer wall of the lid portion. A tape cassette storage case comprising an engagement portion formed on an outer side surface, and a side lock portion hinged to a part of the peripheral wall of the storage portion and locked to the engagement portion as it rotates. There,
The tape cassette storage case, wherein the side lock portion is hinged to the storage portion at a position closer to the storage portion than the outer wall of the lid portion when the lid portion is closed.
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JP2004183852A Pending JP2006008142A (en) | 2004-06-22 | 2004-06-22 | Tape cassette case |
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