JP2006006443A - Makeup article housing tray which is used for bar-like makeup article housing container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、口紅などの棒状化粧品収納容器に使用される化粧品収納皿に関するもので、なかでも、外部で棒状に成形された口紅などの棒状化粧品の下部を内部に差し込むことで棒状化粧品を保持する化粧品収納皿に関するものである。 The present invention relates to a cosmetic storage dish used for a stick-shaped cosmetic storage container such as a lipstick, and in particular holds a stick-shaped cosmetic by inserting the lower part of a stick-shaped cosmetic product such as a lipstick formed into a stick shape outside. It relates to a cosmetic storage dish.
従来の口紅などの棒状化粧品収納容器に使用される化粧品収納皿は、その内部には棒状化粧品を収納して、繰り出し機構によって棒状化粧品収納容器の上端部より棒状化粧品を出没可能とする構造が使用されている。 The conventional cosmetic storage tray used for stick-shaped cosmetic storage containers such as lipsticks has a structure in which stick-shaped cosmetics are stored inside, and the stick-shaped cosmetics can be moved up and down from the upper end of the stick-shaped cosmetic storage container by a feeding mechanism. Has been.
口紅のような棒状化粧品は傷つきやすく非常に柔らかいものであるので、あらかじめ外部の棒状化粧品成形工程によって所定形状に成形され、その下部が化粧品収納皿に慎重に差し込まれるものである。そして、差し込んだ棒状化粧品が化粧品収納皿から脱落するのを防止するため、化粧品収納皿内部には突起を設けてそれを棒状化粧品に食い込ませたり、あるいは棒状化粧品の化粧品収納皿に差し込まれる部分の外形寸法と化粧品収納皿の内径寸法を高い精度で管理し、極力隙間をなくすことで棒状化粧品の外面を化粧品収納皿内面に接触させて、棒状化粧品をわずかに圧迫させるなどの手段が用いられていた。 A stick-like cosmetic product such as a lipstick is easily damaged and very soft, so it is formed into a predetermined shape in advance by an external stick-shaped cosmetic molding process, and its lower part is carefully inserted into a cosmetic container. And in order to prevent the inserted stick-shaped cosmetic from falling out of the cosmetic storage dish, a protrusion is provided inside the cosmetic storage dish to bite it into the stick-shaped cosmetic, or the part inserted into the cosmetic storage dish of the stick-shaped cosmetic The outer dimensions and the inner diameter of the cosmetic storage dish are managed with high accuracy, and the outer surface of the bar-shaped cosmetic is brought into contact with the inner surface of the cosmetic storage dish by eliminating the gap as much as possible, so that the bar-shaped cosmetic is slightly pressed. It was.
しかし、このように構成された従来の化粧品収納皿は、いづれの場合であっても若干の寸法の狂いなどによって収納された棒状化粧品を圧迫させ過ぎることになり、それによって棒状化粧品の内部に歪みが発生しやすく、棒状化粧品が折れやすくなってしまい、品質が安定しないという欠点があった。 However, the conventional cosmetic storage tray constructed in this way will over-squeeze the bar-shaped cosmetic stored in some cases due to a slight dimensional deviation, etc., thereby distorting the interior of the bar-shaped cosmetic. The stick-shaped cosmetics are easily broken and the quality is not stable.
また、以上のような欠点を発生させないためには棒状化粧品を圧迫させないような寸法、すなわち棒状化粧品の外形寸法と化粧品収納皿の内径寸法の隙間を大きくすればよいが、その場合には棒状化粧品が簡単に化粧品収納皿から脱落してしまうという欠点があるので、従来はこの方法が使用できなかった。 Further, in order not to cause the above disadvantages, it is sufficient to increase the gap between the outer dimensions of the bar-shaped cosmetics and the inner diameter of the cosmetic container, so that the bar-shaped cosmetics are not compressed. However, this method cannot be used in the past because it easily drops off from the cosmetic container.
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、棒状化粧品が折れやすくなってしまうということがなく、また化粧品収納皿から脱落してしまうということのない化粧品収納皿を提供することを目的としている。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-described conventional drawbacks, and it is an object of the present invention to provide a cosmetic storage dish in which a stick-shaped cosmetic product does not easily break and does not fall off from the cosmetic storage dish. .
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。 The above and other objects and novel features of the present invention will become more fully apparent when the following description is read in conjunction with the accompanying drawings. However, the drawings are for explanation only, and do not limit the scope of the present invention.
上記課題を解決するため、本発明は棒状化粧品が折れやすくなってしまったり、また化粧品収納皿から脱落してしまうということをなくすため、差し込まれた棒状化粧品に対して粘着効果のある油状被膜を化粧品収納皿内部に形成することを最も主要な特徴とする。 In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides an oily film that has an adhesive effect on the inserted stick-shaped cosmetic product in order to prevent the stick-shaped cosmetic product from being easily broken or dropped from the cosmetic storage dish. The main feature is that it is formed inside the cosmetic container.
本発明は以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。 Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
寸法の狂いによって収納された棒状化粧品を圧迫させ過ぎることがなく、それによって棒状化粧品の内部に歪みが発生したり、棒状化粧品が折れやすくなってしまうということがないので、品質を安定させることができる。 The bar-shaped cosmetics stored in the wrong size are not over-squeezed, thereby preventing distortion inside the bar-shaped cosmetics and preventing the bar-shaped cosmetics from breaking easily. it can.
棒状化粧品を圧迫させないような寸法とした場合でも簡単に化粧品収納皿から脱落してしまうということがないので、寸法管理に高い精度がいらなくなる。 Even when the size is such that the bar-shaped cosmetic is not pressed, it does not easily fall out of the cosmetics storage dish, so high accuracy is not required for dimensional management.
棒状化粧品が折れやすくなってしまうということを防止する、簡単に化粧品収納皿から脱落してしまうことを防止するという目的を、差し込まれた棒状化粧品に対して粘着効果のある油状被膜を化粧品収納皿内部に形成することで実現した。 For the purpose of preventing the stick-shaped cosmetic from being easily broken and preventing it from easily falling off from the cosmetic storage dish, an oily film having an adhesive effect on the inserted stick-shaped cosmetic is provided. Realized by forming inside.
以下、図面に示す実施例により本発明を詳細に説明する。
図1および図2に示す発明の第1の実施例において、1は下部に軸心方向の切り割り溝2が形成された筒状の内筒部材である。
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to embodiments shown in the drawings.
In the first embodiment of the invention shown in FIGS. 1 and 2,
3は内部に螺旋溝4が形成され前記内筒部材1の切り割り溝2が形成された部位を回動可能ではあるが抜け出し不能に覆うラセン部材で、このラセン部材3の上部には係止溝6が形成され、この係止溝6が内筒部材1に形成された係止リブ5をくわえ込むことで内筒部材1とラセン部材3は回動可能ではあるが抜け出し不能とされている。
7は内筒部材1内に上下移動可能に形成され、上部内部に差し込まれた棒状化粧品21を保持することのできる化粧品収納皿である。
8は内筒部材1の切り割り溝2及びラセン部材4の螺旋溝3と係合する化粧品収納皿7に形成された係合ピンである。
10は上部に蓋嵌合部9が形成されラセン部材3の外周を覆う袴部材10である。
22は袴部材10に形成された蓋嵌合部9と着脱自在に嵌合する蓋である。
このように構成された口紅などの化粧品収納容器30は内筒部材1と袴部材10を回動させることにより上端部より棒状化粧品21を出没させることができる。また、以上説明した化粧品収納容器30の構造は一例であり、本発明の化粧品収納容器30の構造はこれに限らず、従来から使用されている棒状化粧品21の化粧品収納容器30の構造であれば何でもよい。
The
11は化粧品収納皿7成形後に化粧品収納皿7内部に、棒状化粧品21を貼り付けることができるように意志を持って、塗布などの手段によって形成された粘着効果のある油状被膜で、この油状被膜11は棒状化粧品21を化粧品収納皿7に差し込んだ際に棒状化粧品21と化粧品収納皿7の隙間を埋め、さらにその油状被膜11の粘着力あるいは表面張力によって棒状化粧品21を化粧品収納皿7に貼り付けるように作用する。
この油状被膜11に使用される材料としては、棒状化粧品21あるいは化粧品収納皿7とほとんど化学反応を起こさず棒状化粧品21あるいは化粧品収納皿7を変質させてしまうことのない材料であることはもちろんであるが、油脂成分であることが望ましく、なかでも棒状化粧品21に原料として使用される容易に蒸発しない油脂成分を使用することが望ましいもので、たとえば油脂類、ロウ類、炭化水素類、高級脂肪酸類、高級アルコール類、エステル類が中心となる。
The material used for the
その一例を記載するならば、棒状化粧品21によく使用される原材料として油脂類なら、アーモンド油、ナッツ油、コーン油、オレンジ油、オリーブ油、ミンク油、卵黄油等が、またロウ類なら、ホホバ油、液状ラノリン等が、また炭化水素類なら、流動パラフィン、マイクロクリスタルワックス、ワセリン、スクワラン等が、また高級脂肪酸類なら、イソステアリン酸、オレイン酸等が、また高級アルコール類なら、オレイルアルコール等が、またエステル類なら、エステル、酢酸ラノリン等を使用することが望ましい。
またこれに限らず、棒状化粧品21にはあまり使用されない材料であっても、シリコンオイル等の容易に蒸発しない成分で棒状化粧品21あるいは化粧品収納皿7を変質させてしまうことのない材料であれば何でもよい。
If an example is described, almond oil, nut oil, corn oil, orange oil, olive oil, mink oil, egg yolk oil, etc. will be used as raw materials often used for the stick-
Further, the present invention is not limited to this, and even if the material is not often used for the bar-shaped cosmetic 21, it is a material that does not cause the bar-shaped cosmetic 21 or the
さらに油状被膜11に使用される材料の粘度あるいは硬度は棒状化粧品21よりも低いことが望ましい。この棒状化粧品21は口紅に代表されるがそれ自体が非常に柔らかい成分でできているもので、棒状化粧品21を化粧品収納皿7に差し込む際に油状被膜11が邪魔にならぬように、棒状化粧品21によって押し出されるような粘度、あるいは硬度のもの、すなわち柔らかいものが使用される。このように使用されるものであるから、その粘度あるいは硬度は棒状化粧品21によって変える必要があり、その粘度は1パスカル・秒から100パスカル・秒程度のものがよい。いずれにしてもこの油状被膜11は容易に蒸発せず、容易に粘度あるいは硬度の変化しないものが望ましい。
Further, the viscosity or hardness of the material used for the
このように構成された化粧品収納容器30はその上部より棒状化粧品21が化粧品収納皿7に差し込まれるが、その際に油状被膜11はもしその量が多かった場合には棒状化粧品21に押し出されて、化粧品収納皿7の棒状化粧品21が差し込まれる部分の底穴12より下方へ押し出される構造となっていて、適量の油状被膜11が差し込まれた棒状化粧品21と化粧品収納皿7の間に残り、棒状化粧品21と化粧品収納皿7の隙間を埋めるようになるものである。
In the
次に本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これらの説明にあたって前記発明の第1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。 Next, different embodiments of the present invention will be described. In these descriptions, the same components as those in the first embodiment of the present invention are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
図3および図4に示す発明の第2の実施例において、前記発明の第1の実施例と主に異なる点は化粧品収納皿7にあらかじめ油状被膜11を形成しておくのではなく、棒状化粧品21を差し込む前の化粧品収納容器30Aでは、化粧品収納皿7A内部の棒状化粧品21が差し込まれる部分の側面あるいは底面の一部に粘着効果のある油状物13があらかじめ水滴状に配置されている。
The second embodiment of the invention shown in FIGS. 3 and 4 is mainly different from the first embodiment of the invention in that an
この状態の化粧品収納容器30Aに棒状化粧品21を差し込むことにより、油状物14が棒状化粧品21によって化粧品収納皿7A内部に押し広げられて油状被膜11Aとなるものである。このように構成した化粧品収納容器30Aとしてもよい。
By inserting the stick-shaped cosmetic 21 into the cosmetic container 30A in this state, the
図5および図6に示す発明の第3の実施例において、前記発明の第2の実施例と主に異なる点は、化粧品収納皿7Bに形成した油だまり14と、この油だまり14に配置された油状物13Bで、棒状化粧品21を差し込む前の化粧品収納容器30Bではこの化粧品収納皿7Bの油だまり14に粘着効果のある油状物13Bがあらかじめ配置されているので油状物14が他の場所へ流れ出したりすることを防止することができる。またこの油だまり14は図の説明では化粧品収納皿7Bの棒状化粧品21が差し込まれる部分の底面として説明しているが、横面であっても差しつかえない。このように油状被膜11Bを形成するように構成した化粧品収納容器30Bとしてもよい。
The third embodiment of the invention shown in FIGS. 5 and 6 is mainly different from the second embodiment of the invention in that the
簡単に化粧品収納皿から脱落してしまうことを防止することができ、油状物の種類を変えることによって、他の棒状化粧品にも適用できる。 It can be easily prevented from falling out of the cosmetic container, and can be applied to other stick-shaped cosmetics by changing the type of oily substance.
1 内筒部材
2 切り割り溝
3 ラセン部材
4 螺旋溝
5 係止リブ
6 係止溝
7、7A、7B 化粧品収納皿
8 係合ピン
9 蓋嵌合部
10 袴部材
11、11A、11B 油状被膜
12 底穴
13、13B 油状物
14 油だまり
21 棒状化粧品
22 蓋
30、30A、30B 化粧品収納容器
DESCRIPTION OF
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JP2004184681A JP2006006443A (en) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | Makeup article housing tray which is used for bar-like makeup article housing container |
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---|---|---|---|---|
KR100808919B1 (en) | 2006-09-01 | 2008-03-03 | (주) 우정테크 | A molding block device for making lipsticks |
JP2009106661A (en) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Tokiwa Corp | Stick-like object extrusion case and cosmetic |
FR2944680A1 (en) * | 2009-04-24 | 2010-10-29 | Tokiwa Corp | Extrusion container for extruding and utilizing e.g. lipstick, has movable body pushed back to exert suction action inside filling element due to return movement of piston while maintaining glued state of piston and object through sealant |
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