JP2005534418A - 自己同調コイルを使用した体内医用mr撮像の方法および装置 - Google Patents
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図3(a)は、本発明の共振器コイル150の第1の実施形態を示す図である。共振器コイル150は、オープンエンド154およびリターンエンド156を持つ導線152で作られている。導線152は、複数の巻数Nとなるように巻かれ、それによって、開コイルを形成する。図からわかるように、図3(a)に示されている共振器コイル150は4巻きである。しかし、共振器コイルに使用される実際の巻数は、設計の際に選択され、巻数4よりも多い場合も少ない場合もあり、これは、本発明の教示に従えば、当業者には明白なことであろう。
図19(a)は、本発明の第2の主実施形態のプローブを示している。図に示されているように、第2の実施形態の共振器コイル300は、複数の巻数Nのペースコイル302およびアンテナ304を回路内に備える。ベースコイル302は、近位端312および遠位端314を持つ。アンテナ304も、近位端310および遠位端308を持つ。第2の実施形態の共振器コイル300は、従来技術に勝る第1の実施形態の利点を有するだけでなく、第1の実施形態に対して、第2の実施形態のすっきりと単純な設計では、断面の直径がかなり小さい実装が可能であり、製造もより簡単にできる。さらに、第1の実施形態に関して、第2の実施形態は断面包絡面を小さくして実装できることにより、カテーテルへの組み込みが容易に行え、これにより、特に、カテーテルを介して患者の体内に薬物を送り込む作業が楽になる。さらに、第1の実施形態に対し、第2の実施形態は、共振器コイルから遠い直交距離にある領域を撮像する機能に優れる。
L=kN2
ただし、kは比例定数とすると、ベースコイルのそれぞれの巻数N1、N2の2つの共振器コイルについて、それらに帰すべきインダクタンスは以下の式になる。
図31(a)および31(b)は、本発明を使用して患者の身体内部を撮像する方法を示す図である。本発明のコイルで対応できる、画像診断法の守備範囲には、フッ素ナトリウム、カリウム、リン、マンガン、炭素などのすべてのMRI可視核種が含まれるが、これは当業者であれば本明細書の教示に従って理解できるであろう。さらに、画像解析に加えて、本発明は、分光分析にも使用することができる。
Claims (100)
- 体内自己同調共振器コイルを備える、医用撮像装置とともに使用するRFプローブ。
- 共振器コイルは、開コイルである請求項1に記載のプローブ。
- 共振器コイルは、共振器コイルからプロセッサに信号を渡すための伝送媒体と結合するように構成され、伝送媒体は特性インピーダンスを持ち、共振器コイルは、伝送媒体の特性インピーダンスと実質的に自己整合する請求項2に記載のプローブ。
- 共振器コイルは、巻数が少なくとも2であるオープン巻線を含み、共振器コイルは、信号リードに結合する第1のあらかじめ選択されている結合点およびリターンリードに結合する第2のあらかじめ選択されている結合点を含み、前記結合点は異なる巻きの上に配置されている請求項3に記載のプローブ。
- 共振器コイルは、実質的にラーモア周波数である周波数に自己同調する請求項4に記載のプローブ。
- あらかじめ選択されている結合点は、共振器コイルの巻数比を定め、共振器コイルの巻数比は、共振器コイルが伝送媒体の特性インピーダンスと実質的に整合するのに十分である請求項4に記載のプローブ。
- 共振器コイルは、長さが約4 1/8インチ(10.4775cm)である請求項6に記載のプローブ。
- 共振器コイルの巻数比は、約5:1である請求項7に記載のプローブ。
- 共振器コイルは、共振器コイルの電圧定在波比(VSWR)が約2:1以下となるように伝送媒体の特性インピーダンスと実質的に自己整合する請求項4に記載のプローブ。
- さらに、伝送媒体に結合されているプロセッサを備えるプローブであって、伝送媒体は共振器コイル信号を受信するように共振器コイルに接続され、プロセッサは共振器コイル信号を処理し、それから身体の内部の画像を生成するように構成されている請求項4に記載のプローブ。
- 共振器コイルは約0.25mmから約2mmまでの範囲内の断面直径を有する請求項4に記載のプローブ。
- 共振器コイルの直径は、約1mmから約2mmまでの範囲内にある請求項11に記載のプローブ。
- 共振器コイルは、血管内共振器コイルである請求項11に記載のプローブ。
- さらに、共振器コイルが中に配置されている体内カテーテルを備える請求項4に記載のプローブ。
- カテーテルは、薬剤を身体の内部に送り込むためのチャネルを備える請求項14に記載のプローブ。
- 体内自己同調共振器コイルは、その幾何学的パラメータのうちの少なくとも1つに応じて自己同調する請求項1に記載のプローブ。
- 共振器コイルは、
巻数が複数であるベースコイルと、
ベースコイルとともに回路内にあり、そこから外へ軸方向に伸びているアンテナであって、共振器コイルが所望の周波数に自己同調するような長さを有するアンテナとを備える請求項16に記載のプローブ。 - アンテナは、モノポールである請求項17に記載のプローブ。
- 所望の周波数は、実質的にラーモア周波数である請求項18に記載のプローブ。
- モノポールの長さは、約2.8インチ(7.112cm)である請求項19に記載のプローブ。
- ベースコイルの巻数は、伝送媒体に結合された場合にプローブの電圧定在波比(VSWR)が2:1以下になるような数値である請求項20に記載のプローブ。
- ベースコイルは、近位端部と遠位端部とを有し、モノポールは、近位端部と遠位端部とを有し、モノポールの近位端部は、ベースコイルの遠位端部に結合され、プローブはさらにベースコイルの近位端部に結合されている伝送媒体を含み、伝送媒体は共振器コイルからプロセッサに信号を渡すように構成されている請求項19に記載のプローブ。
- 伝送媒体は、特性インピーダンスを有し、共振器コイルは、伝送媒体の特性インピーダンスと実質的に自己整合するように構成されている請求項22に記載のプローブ。
- 共振器コイルは、ベースコイルの所定の巻数に応じて伝送媒体の特性インピーダンスと実質的に自己整合する請求項23に記載のプローブ。
- ベースコイルは、近位端部と遠位端部とを有し、モノポールは、近位端部と遠位端部とを有し、モノポールの近位端部は、ベースコイルの遠位端部に結合され、プローブはさらに(1)ベースコイルの遠位端部、(2)モノポールの近位端部、および(3)モノポールの近位端部とベースコイルの遠位端部との間の結合点からなるグループから選択された1つに結合されている伝送媒体を含み、伝送媒体は共振器コイルからプロセッサに信号を渡すためのものであり、ベースコイルの近位端部は接地されている請求項19に記載のプローブ。
- 伝送媒体は、特性インピーダンスを有し、共振器コイルは、伝送媒体の特性インピーダンスに実質的に自己整合するように構成されている請求項25に記載のプローブ。
- 共振器コイルは、ベースコイルの所定の巻数に応じて伝送媒体の特性インピーダンスと実質的に自己整合する請求項26に記載のプローブ。
- 共振器コイルは、約0.3mmから約1.5mmまでの範囲内の断面直径を有する請求項18に記載のプローブ。
- 共振器コイルの断面直径は、約0.36mmである請求項28に記載のプローブ。
- さらに、モノポールとともに回路内にあるチップコイルを備えるプローブであって、チップコイルは、モノポールの遠位端部に結合されている請求項19に記載のプローブ。
- モノポールは、約0.3mmから約0.9mmまでの範囲内の断面直径を有する柔軟な導線を備える請求項19に記載のプローブ。
- モノポールは、約0.3mmの断面直径を有する請求項31に記載のプローブ。
- ベースコイルは、柔軟な導線から形成され、ベースコイルの柔軟な導線は約0.1mmから約0.16mmまでの範囲内の断面直径を有する請求項31に記載のプローブ。
- ベースコイルは、約0.7mmから約1.5mmまでの範囲内の断面直径を有する請求項33に記載のプローブ。
- 共振器コイルは、柔軟な導線を備え、導線は近位端部にベースコイルを、遠位端部にモノポールを形成する請求項18に記載のプローブ。
- 共振器コイルは、血管内共振器コイルである請求項16に記載のプローブ。
- 共振器コイルは、さらに、共振器コイルの幾何学的パラメータのうちの少なくとも1つに応じてそれに結合される伝送媒体に関して自己整合する請求項16に記載のプローブ。
- 磁気共鳴映像(MRI)プローブであって、
複巻コイルと、
コイルの遠位端部に沿ったある点でコイルに結合されている柔軟な導線とを備え、導線は、プローブが患者の体内に挿入されたときに所望の周波数に実質的に同調されるような長さである磁気共鳴映像(MRI)プローブ。 - MRIプローブを所望の周波数に同調させるように外部同調構成要素が使用されない請求項38に記載のMRIプローブ。
- 所望の周波数は、実質的にラーモア周波数である請求項39に記載のMRIプローブ。
- 導線の長さは、約2.8インチ(7.112cm)である請求項40に記載のMRIプローブ。
- さらに、MRIプローブとプロセッサとの間に接続されている伝送媒体を備えるMRIプローブであって、伝送媒体は、コイルの近位端部に結合され、伝送媒体は、特性インピーダンスを有し、コイルの巻数は、伝送媒体の特性インピーダンスと実質的に整合するように選択される請求項40に記載のMRIプローブ。
- MRIプローブは、外部接続構成要素なしで、伝送媒体の特性インピーダンスと実質的に整合する請求項42に記載のMRIプローブ。
- コイルの巻数は、65から70の範囲内にある請求項43に記載のMRIプローブ。
- コイルは、約0.7mmから約1.3mmまでの範囲内の断面直径を有する請求項43に記載のMRIプローブ。
- さらに、導線の遠位端部に結合されている複巻チップコイルを備える請求項45に記載のMRIプローブ。
- さらに、MRIプローブから受信された信号をプロセッサに渡す伝送媒体を備えるMRIプローブであって、伝送媒体は、(1)コイルの遠位端部と、(2)導線とコイルとの間の結合点と、(3)導線の近位端部とからなるグループから選択された1つに結合され、伝送媒体は、特性インピーダンスを有し、コイルの巻数は、MRIプローブが伝送媒体の特性インピーダンスに実質的に整合されるような数値である請求項40に記載のMRIプローブ。
- 身体の内部を分析する際に使用するRFプローブであって、
第1の端部と第2の端部を有する、巻数が複数であるオープン巻線に形成された導線を備える共振器コイルと、
巻線上の中間点に結合されている信号リードおよび共振器コイルの前記第1または第2の端部のうちの1つに結合されているリターンリードを有する伝送媒体とを備え、
伝送媒体と共振器コイルとの間の結合は、共振器コイル巻線の巻数比を定め、巻数比は共振器コイルを伝送媒体の特性インピーダンスに実質的に自己整合させる比であるRFプローブ。 - 共振器コイルは、共振器コイルが所望の共振周波数に実質的に自己同調するような共振器長さを有する請求項48に記載のプローブ。
- 共振器コイルは約0.25mmから約2mmまでの範囲内の断面直径を有する請求項49に記載のプローブ。
- 共振器コイルは、近似的にラーモア周波数の共振周波数に自己同調する請求項49に記載のプローブ。
- 共振器コイルの巻数比は、共振器コイルが50Ωの伝送媒体の特性インピーダンスに実質的に自己整合するような比である請求項49に記載のプローブ。
- 共振器コイルの長さは、約4 1/8インチ(10.4775cm)であり、共振器コイルの巻数比は、5:1である請求項52に記載のプローブ。
- さらに、共振器コイルを囲むカテーテルを備える請求項49に記載のプローブ。
- 患者の身体の内部の画像を生成する方法であって、
幾何学的パラメータの少なくとも1つに応じて自己同調される体内共振器コイルを備えるRFプローブを患者の体内に少なくとも部分的に挿入することと、
挿入されたRFプローブを医用撮像装置とともに使用して患者の身体の内部の画像を生成することとを含む方法。 - 共振器コイルは、
巻数が複数であるベースコイルと、
ベースコイルとともに回路内にあり、そこから外へ軸方向に伸びているアンテナであって、共振器コイルが所望の周波数に自己同調するような長さを有するアンテナとを備える請求項55に記載の方法。 - アンテナは、モノポールである請求項56に記載の方法。
- 所望の周波数は、実質的にラーモア周波数である請求項57に記載の方法。
- モノポールの長さは、約2.8インチ(7.112cm)であり、ベースコイルの巻数は、65から70の範囲内にある請求項58に記載の方法。
- ベースコイルは、近位端部と遠位端部とを有し、モノポールは、近位端部と遠位端部とを有し、モノポールの近位端部は、ベースコイルの遠位端部に結合され、プローブはさらにベースコイルの近位端部に結合されている伝送媒体を含み、伝送媒体は共振器コイルから医用撮像装置に関連するプロセッサに信号を渡すように構成されている請求項58に記載の方法。
- 伝送媒体は、特性インピーダンスを有し、共振器コイルは、伝送媒体の特性インピーダンスに実質的に自己整合するように構成されている請求項60に記載の方法。
- 共振器コイルは、ベースコイルの所定の巻数に応じて伝送媒体の特性インピーダンスと実質的に自己整合する請求項61に記載の方法。
- 使用するステップは、挿入されたRFプローブを磁気共鳴(MR)撮像装置とともに使用して患者の身体の内部のMR画像を生成することを含む請求項58に記載の方法。
- ベースコイルは、近位端と遠位端とを有し、モノポールは、近位端と遠位端とを有し、モノポールの近位端は、ベースコイルの遠位端に結合され、プローブはさらに(1)ベースコイルの遠位端、(2)モノポールの近位端、および(3)モノポールの近位端とベースコイルの遠位端との間の結合点からなるグループから選択された1つに結合されている伝送媒体を含み、伝送媒体は共振器コイルから医用撮像装置に関連するプロセッサに信号を渡すためのものであり、ベースコイルの近位は接地されている請求項58に記載の方法。
- 共振器コイルは、さらに、モノポールの遠位端部に結合されているチップコイルを備える請求項57に記載の方法。
- 挿入するステップは、カテーテルを患者の体内に少なくとも部分的に挿入することを含み、カテーテルの中にRFプローブが配置される請求項57に記載の方法。
- 共振器コイルは、近位端部と遠位端部とを備える柔軟な導線を備え、導線は、近位端部ではベースコイルを、遠位端部ではモノポールを形成するように構成される請求項57に記載の方法。
- 使用するステップは、
医用撮像装置を作動させて、挿入されたRFプローブで患者の身体の内部の画像を表す信号を受信することと、
前記受信された信号から画像を生成することとを含む請求項55に記載の方法。 - 作動させるステップは、
共振器コイルの共振周波数と実質的に同じ周波数を有する複数のRFパルスを患者の身体に印加することを含む請求項68に記載の方法。 - 共振器コイルは、約2mm以下の断面直径を有し、挿入するステップは、共振器コイルを患者の内腔に少なくとも部分的に挿入することを含む請求項55に記載の方法。
- 挿入するステップは、さらに、共振器コイルを(1)静脈または動脈を含む血管、(2)患者の尿道、(3)患者の膀胱、(4)患者の膵臓、(5)患者の肝動脈、(6)患者の肝静脈、(7)患者の食道、(8)患者の胃、(9)患者の脳、(10)患者の気管、(11)患者の結腸、(12)患者の関節からなるグループのいずれかの中に少なくとも部分的に挿入することを含む請求項55に記載の方法。
- 薬剤を患者の体内に送り込む方法であって、
所望の周波数に実質的に自己同調するRFプローブが中に配置されているカテーテルを患者の体内に少なくとも部分的に挿入することと、
RFプローブを医用撮像装置とともに使用して患者の身体の内部の少なくとも1つの画像を生成することと、
少なくとも1つの生成された画像を使用してプローブを薬剤が送り込まれる患者の体内の所望の位置に配置することと、
薬剤を所望の位置の近くに送り込むこととを含む方法。 - RFプローブは、
近位端部と遠位端部を有する複巻コイルと、
近位端部と遠位端部とを有する柔軟な導線とを備え、コイルは、コイルの遠位端部と導線の近位端部に沿ったある点でコイルに結合され、導線は、プローブが患者の体内に挿入されたときに所望の周波数に実質的に同調されるような長さである請求項72に記載の方法。 - プローブを所望の周波数に同調させるように外部同調構成要素が使用されない請求項73に記載の方法。
- 所望の周波数は、実質的にラーモア周波数である請求項74に記載の方法。
- さらに、プローブから受信された信号を医用撮像装置と関連するプロセッサに渡すための伝送媒体を備える方法であって、伝送媒体は、コイルの近位端部に結合され、伝送媒体は、特性インピーダンスを有し、コイルの巻数は、プローブが伝送媒体の特性インピーダンスと実質的に整合するような数である請求項75に記載の方法。
- プローブを伝送媒体の特性インピーダンスに整合させるように外部整合構成要素が使用されない請求項76に記載の方法。
- さらに、プローブから受信された信号を医用撮像装置と関連するプロセッサに渡すための伝送媒体を備える方法であって、伝送媒体は、(1)コイルの遠位端部と、(2)導線とコイルとの間の結合点と、(3)導線の近位端部とからなるグループから選択された1つに結合され、伝送媒体は、特性インピーダンスを有し、コイルの巻数は、MRIプローブが伝送媒体の特性インピーダンスに実質的に整合されるような数値である請求項75に記載の方法。
- 薬剤は、(1)治療薬剤、(2)ナノ粒子、(3)ポリマー、(4)遺伝子、(5)造影剤、(6)磁気共鳴(MR)造影剤を含む混合物、(7)常磁性体、(8)超常磁性体、(9)強磁性体、および(10)ウイルスからなるグループから選択される請求項74に記載の方法。
- 送り込むステップは、カテーテルを介して薬剤を所望の位置近くに送り込むことを含む請求項79に記載の方法。
- 挿入するステップは、さらに、カテーテルを(1)患者の血管、(2)患者の肝動脈、(3)患者の肝静脈、(4)患者の尿道、(5)患者の膀胱、(6)患者の膵臓、(7)患者の食道、(8)患者の胃、(9)患者の脳、(10)患者の気管、(11)患者の結腸、(12)患者の関節からなるグループから選択された1つ中に少なくとも部分的に挿入することを含む請求項79に記載の方法。
- さらに、少なくとも部分的には生成された画像フィードバックに応じて薬剤送り込みの位置を調整することを含む請求項74に記載の方法。
- プローブは、さらに、導線の遠位端部に結合されている複巻チップコイルを備える請求項74に記載の方法。
- 医用撮像装置は、磁気共鳴(MR)撮像装置であり、使用するステップは、
プローブが同調される周波数と実質的に同じ周波数を有する複数のRFパルスを患者の磁化された身体に印加することと、
プローブの視野内で患者の身体の内部の画像を表す信号をRFパルスに応答するプローブで受信することと、
受信された信号から画像を生成することとを含む請求項74に記載の方法。 - 医用撮像装置であって、
第1の端、第2の端、および複数の巻数を有する導電性オープン巻線と、
巻線の中間点に結合されている信号リードおよび巻線の一端に結合されているリターンリードを備え、それによって巻線の巻数比を定める伝送媒体とを備え、
巻線は、所望の共振周波数に巻線が自己同調するような巻長さを有するように構成され、
巻線の巻数比は、伝送媒体の特性インピーダンスに実質的に自己同調することを特徴とする医用撮像装置。 - 巻線は、約0.25mmから約2mmまでの範囲内の断面直径を有する請求項85に記載の装置。
- 医用撮像装置であって、
身体の内部の画像を表す信号を受信するための体内共振器コイルであって、外部同調回路なしで所望の共振周波数に実質的に同調する共振コイルと、
特性インピーダンスを有する、共振器コイルに結合されている伝送媒体とを備え、
共振器コイルは、外部整合回路なしで伝送媒体の特性インピーダンスに実質的に自己整合する医用撮像装置。 - 身体の内部を撮像するためのRFプローブであって、
第1の端部と第2の端部を有する、巻数が複数であるオープン巻線に巻かれた導線を備えるコイルと、
巻線上のある点に結合されている信号リードおよびコイルの第2の端部に結合されているリターンリードを有する伝送媒体とを備え、
伝送媒体とコイルとの間の結合は、コイルの巻数比を定め、巻数比はコイルを伝送媒体の特性インピーダンスに実質的に自己整合させるような比であるRFプローブ。 - 医用撮像で使用するためのRFレシーバであって、
複巻コイルと、
コイルとともに回路内にあるモノポールであって、プローブが患者の体内に挿入されたときに外部同調回路なしで所望の周波数に実質的に同調するような長さを有するモノポールとを備えるRFレシーバ。 - 複巻コイルは、レシーバがコイルの近位端部に結合されている伝送媒体の特性インピーダンスと実質的に整合するような巻数を有する請求項89に記載のレシーバ。
- 所望の周波数は、実質的にラーモア周波数である請求項90に記載のレシーバ。
- コイルおよびモノポールは、単一の柔軟な導線から一体成型される請求項91に記載のレシーバ。
- レシーバは、撮像ガイドワイヤとして実装される請求項91に記載のレシーバ。
- レシーバは、約0.7mmから約1.5mmまでの範囲内の最大断面直径を有する請求項91に記載のレシーバ。
- 薬剤を送り込む患者の体内の位置を識別する方法であって、
所望の周波数に実質的に自己同調するRFプローブが中に配置されているカテーテルを患者の体内に少なくとも部分的に挿入することと、
RFプローブを医用撮像装置とともに使用して患者の身体の内部の少なくとも1つの画像を生成することと、
薬剤が付近に送り込まれる位置を生成された画像内で識別することとを含む方法。 - プローブは、モノポールとともに回路内にある複巻ベースコイルを備え、モノポールは、プローブが医用撮像装置の撮像周波数に実質的に自己同調するような長さを有する請求項95に記載の方法。
- プローブは、間に結合されている伝送媒体を介して医用撮像装置と通信し、プローブは、伝送媒体の特性インピーダンスに関して実質的に自己整合する請求項96に記載の方法。
- RF医用プローブを製作する方法であって、導線を巻いて、所望の周波数に実質的に等しいコイル共振をもたらす所定の共振器長さを有する巻数が複数の開共振器コイルにするステップを含む方法。
- さらに、
コイルの一端の結合点およびコイルの中間にある結合点を選択し、選択された結合点は伝送媒体の特性インピーダンスに実質的に一致するコイルの所望のインピーダンスを定めることと、
伝送媒体の信号リードを選択された中間結合点に結合することと、
伝送媒体のリターンリードを選択された終端結合点に結合し、それによってコイルが伝送媒体の特性インピーダンスに実質的に自己整合するようにすることとを含む請求項98に記載の方法。 - さらに、コイルの共振器長さを選択すること含む請求項99に記載の方法。
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Legal Events
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