JP2005532608A - 識別タグ用の物体命名ネットワーク・インフラストラクチャおよびその動作の方法 - Google Patents

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Abstract

物体命名ネットワーク・インフラストラクチャおよび物体名に関する照会に応答する方法。一実施形態で、このインフラストラクチャは、コンピュータ・ネットワークに結合され、第1階層レベルを構成する中央物体名サーバと、コンピュータ・ネットワークに結合され、第2階層レベルを構成する周辺物体名サーバであって、中央物体名サーバが、第2階層レベル内の周辺物体名サーバの1つに照会するように照会システムに指示することによって、照会システムから受け取る物体名照会に応答し、周辺物体名サーバの1つが、照会に物体名で応答すること、または第3階層レベルを構成するさらなる周辺物体名サーバに照会するように照会システムに指示することのいずれかを行う、周辺物体名サーバとを含む。

Description

本発明は、全般的にはコンピュータ・ネットワークを対象とし、具体的には、特定の識別タグが関連する物体を識別するための、識別タグ用の物体命名コンピュータ・ネットワーク・インフラストラクチャおよびその動作の方法に関する。
だれにも知られているのが、識別機能を実行するのに店によって使用される様々なバー・コードおよび磁気ストリップと、これらを読み取るのに使用される様々な装置である。一般に、磁気ストリップは、クレジット・カードなどのストリップを有するカードをリーダーに通すことによって読み取られる。磁気ストリップは、接触装置または近接装置によっても読み取ることができ、この場合に、駐車カードまたはアクセス・カードなどのカードが、リーダーまたはその近くに置かれる。バー・コードは、一般的に「光線銃」を使用してコードを読み取ることによって読み取られ、特定のコードに関連する品目を識別する。バー・コードおよび磁気ストリップは現在、安いので選り抜きの識別システムである。
しかし、バー・コードおよび磁気ストリップが有用である応用分野は、符号化できるデータの量が比較的少ないことと、固有のリーダビリティ(readability)限度によって制限されている。そのようなリーダビリティ限界の1つが、これらを使用できる範囲である。この両方が、データを復号するために、リーダーがバー・コードまたは磁気ストリップと接触するか非常に近くなる(多くとも数cm)ことを必要とする短距離システムである。これらは、リーダーがデータを正確に復号するために、リーダーとバー・コードまたは磁気ストリップの間に遮るものがあってはならないという事実によっても制限される。バー・コードまたは磁気ストリップに対するリーダーの方位も、大きいリーダビリティ問題になる可能性がある。読取デバイスが、正しく位置合せされないか誤った角度で持たれる場合に、符号化された情報を読み取ることができない。この問題のために、高い読取精度が必要な場合、各個々の読取動作が、人間のオペレータによる手動スキャンを必要とする。バー・コードおよび磁気ストリップの様々な制限によって、高い信頼性と数mまでの読取範囲での完全に自動化された読取を必要とする機械可読タグの広範囲の応用例でのこれらの使用が妨げられてきた。
RFID(radio frequency identification)タグは、もう1つのタイプの従来技術の識別デバイスである。問い合わされた時に、RFIDタグは、無線周波数信号を反射するか再送信して、符号化された識別番号を問合せ側に返す。RFIDタグの良い例が、高速道路および橋の料金徴収での使用であり、この場合に、RFIDタグは、ユーザの車両に配置されて、車両が料金徴収点を通過する時に問合せ信号に応答する。コンピュータに接続された読取デバイスが、タグ識別番号を処理し、復号された情報を使用して、ユーザのクレジット・カードに料金を請求する。
従来技術のRFIDタグ・デバイスには、2つの基本的なタイプすなわち、マイクロチップを含むもとのそうでないものがある。この2つのタイプの間には、実際に使用のタイプに関してお互いと競争することがほとんどないほどの、コストおよび性能の根本的な相違がある。概して、チップ・タグは、チップレス・タグよりコストが高いが、より大きいデータ容量を有する。例えば、チップ・タグは、通常は、100万個未満の量で注文される時に、それぞれ約1ドルの単位コスト以下では入手できないが、多くのチップレス・タグは、10万個の量で注文される時であっても、それぞれ20セント未満のコストになると予想されている。
ほとんどのRFIDタグは、磁気ストリップおよびバー・コードより大きい信頼範囲を有する。概して、RFIDタグは、バー・コードおよび磁気ストリップによって示される大きい見通し線問題および方位問題を有することなく問い合わせることができる。チップ・タグは、磁気ストリップ・システムおよびバー・コード・システムより長い範囲を有するが、信頼性のある形で使用できる範囲は、まだ制限的要因である。
チップ・タグは、RFIDタグの2つのタイプのうちではるかに人気がある。チップ・タグは、4つの要素または特徴すなわち、(1)コンピュータ・マイクロチップ、(2)無線信号をコンピュータ・データ信号におよびその逆に変換する回路、(3)アンテナ、(4)チップ回路にDC電力を供給する手段からなる。低コストRFIDチップ・タグでは、最初の2つの特徴が、しばしば、部分的にまたは完全に単一のマイクロチップに統合され、この統合は、タグ性能(読取範囲、ビット数など)のある妥協を必要とする。特徴のこの組合せは、単一の集積回路(IC)にディジタル回路と無線周波数回路の両方を収容するためのICコストおよび/または設計の妥協にもつながる。この設計の妥協の影響は、部分的に、低い無線周波数(RF)動作周波数の使用によって補償されるが、これは、どちらかといえば大きく高価なアンテナにつながる。
チップ・タグに関する、最も気力をくじく問題が、チップ回路のDC電力の必要である。コスト、サイズ、および重量に対する複数の制約と結合された環境問題の組合せによって、通常は、タグが、電池または他のオンボード電源を有しないことが要求される。一般的に使用可能な唯一の解決策は、タグ・リーダー信号から受け取られるRF電力を、タグ内でDC電力に変換することによってDC電力を得ることである。当業者は、電池または他の電源を有しないタグを、「パッシブ」タグと呼び、電池または他の電源を含むタグを、「アクティブ」タグと称する。チップ・タグにDC電力を供給するパッシブ法では、より効率的なタグ・アンテナ(すなわち、より大きいサイズおよびコスト)と、リーダーからのより大きい送信電力レベルが必要である。パッシブ法では、追加のコンポーネントも必要であり、これは、マイクロチップのコストまたはタグのコストのいずれかに加算され、この追加コンポーネントによって、タグ・サイズの増加ももたらされる。パッシブ電力供給チップ・タグの最も重要な制限は、タグの読取範囲に対する厳しい制限である。というのは、タグに電力を与えるのに十分に強い信号が、タグ・リーダー・アンテナから短い距離にのみ広がるからである。したがって、チップ・タグは、RFID市場の支配的シェアを有するが、高いコストと限られた読取範囲が組み合わされて、チップ・タグが、重要な形でバー・コードまたは磁気ストリップのいずれかを置換することができない。
「チップレス」RFIDタグには、マイクロチップが含まれるのではなく、磁気材料またはトランジスタレス薄膜回路に頼って、データが保管される。チップレスRFIDタグの大きな長所は、比較的低コストであることである。チップレス・タグの短所には、範囲が制限されること(多くとも数cm)と、限られた量の情報だけが含まれることが含まれる。この問題の深刻さによって、低コストの潜在能力にもかかわらず、チップレス・タグは市場に受け入れられてこなかった。
西暦2000年に、普通のRFIDシステムおよびサービスに関する全世界の市場は、5億米ドル程度であった。この市場は、主に、それぞれ約1ドルから数十ドルのコストがかかるチップ・タグに関するものであった。チップレス・タグは、売上は良くないが、低いコスト潜在能力のゆえに、多数の潜在的なユーザからの大きい関心を集めた。自動識別市場には、超低コスト・バー・コードと高性能RFIDチップ・タグの間に膨大なギャップが存在する。市場全体が、そのギャップを埋める技術的解決策を求めて騒いでいる。
このギャップを埋める新しい自動識別技術のクリティカルな特性は、(1)大量に製造される時に1タグあたり1セントと10セントの間のコスト、(2)人間のオペレータによる手動スキャンを必要としない信頼性のある読取、(3)タグとタグ・リーダーの間の見通し線を必要としない信頼性のある読取(すなわち、タグが、引っ掻き傷がある、ほこりに覆われている、またはパッケージの違う面にある場合でも信頼性のある読取)、(4)少なくとも1から2mの信頼性のある読取範囲、および(5)約100ビットのタグ・データ容量である。そのようなタグに、郵便当局、航空および空港、大量輸送交通機関当局、動物飼育業者、家畜産業、配送業、かなりの供給チェーンを有する会社、在庫を維持したり、特にすばやく移動する消費者商品を扱ったりする会社などがきわめて強い関心を持っている。これらのすべてが、高価なタグが実用向きでない、特にタグが使い捨てであるか製品と共に売られることになる応用分野である。
従来技術の識別システムに関連する制限および問題は、その広範囲の使用を制限する主要な要因であった。従来技術の識別システムは、頻繁に、コンピュータ・およびコンピュータ・ネットワークに関連するが、そのような従来技術デバイスによって提供される識別情報にアクセスする需要は、非常に限られていた。手短に言えば、そのような識別情報の分配および使用は、デバイスに固有の制限によって制限されている。当技術分野で必要なものは、適当な範囲で読み取ることができ、様々な環境で様々な応用例に使用することができる、かなりの識別データを符号化できる、信頼性があり経済的な価格の小さい識別タグである。本明細書で説明するように、そのようなデバイスおよびそのようなデバイスのリーダーは、最近に開発され、すぐに使用可能になる。これらの識別タグは、かなりの識別データを符号化することができ、様々な環境で様々な応用例に使用するために適当な範囲で読み取ることができる。
そのような識別タグを使用して、グローバルな確かさで非常に多数の物体を識別できるので、そのようなタグによって可能にされるデータおよび他の情報への広範囲のアクセスを提供するシステムが必要である。この新しい識別技術によって可能にされる情報およびデータの量は、現在の構成のインターネットの有用性を重要でなくする。というのは、適切な情報を獲得するためにインターネットにアクセスできる速度が低いからである。
米国仮出願第10/024624号 米国仮出願第10/066249号
したがって、当技術分野では、識別タグ用の物体命名コンピュータ・ネットワーク・インフラストラクチャおよびその動作の方法が必要である。
従来技術の上で述べた欠陥に対処するために、本発明は、物体命名ネットワーク・インフラストラクチャおよび物体名の照会に応答する方法を提供する。一実施形態で、(1)このインフラストラクチャは、コンピュータ・ネットワークに結合され、第1階層レベルを構成する中央物体名サーバと、(2)コンピュータ・ネットワークに結合され、第2階層レベルを構成する周辺物体名サーバであって、中央物体名サーバが、第2階層レベル内の周辺物体名サーバの1つに照会するように照会システムに指示することによって、照会システムから受け取る物体名照会に応答し、周辺物体名サーバの1つが、照会に物体名で応答すること、または第3階層レベルを構成するさらなる周辺物体名サーバに照会するように照会システムに指示することのいずれかを行う、周辺物体名サーバとを含む。
したがって、本発明は、構造化アドレス空間に関連する名前の提供に調律された物体命名ネットワーク・インフラストラクチャを導入する。現在のドメイン・ネーム・サービス、DNS(任意のアドレス空間割当を扱わなければならない)と対照的に、本発明は、階層的に分散され、中央物体名サーバが処理する必要があるトラフィックが劇的に減る。その代わりに、照会システムが適当な周辺物体名サーバのアドレスをキャッシングしているならば、周辺物体名サーバが、照会システムから直接に照会を受け取ることができる。
本発明の一実施形態では、物体名照会に、物体名に関連する一意のコードが含まれる。図示され説明される実施形態では、物体名照会に、識別タグから導出される96ビット数が含まれる。関連するが独立の実施形態では、物体名照会に、表面弾性波識別タグから導出される情報が含まれる。当業者は、96ビット・タグによって、巨大なアドレス空間がもたらされることを理解するであろう。
本発明の一実施形態では、照会システムに、物体名を含む物体名キャッシュが含まれ、照会システムは、物体名照会を中央物体名サーバに向ける前に、物体名照会をキャッシュに向ける。DNSと異なって、部分的アドレスでも、中央物体名サーバまたはより下位の階層への照会を避ける際に照会システムを支援することができる。
本発明の一実施形態では、第2階層レベルの周辺物体名サーバの少なくとも一部が、対応する物体製造業者に関連する。したがって、ボーイング社が、それが製造するすべての物体(航空機および部品)の周辺物体名サーバを有することができる。
本発明の一実施形態では、第2階層レベルの周辺物体名サーバのアドレス空間が、中央で割り当てられる。これによって、アドレス空間の全体的な割当が、秩序正しく無傷に保たれ、したがって、キャッシングされた以前の照会が、できる限り上位サーバ階層を避けるために、将来の照会の指示を案内できるようになる。
本発明の一実施形態では、第3階層レベルのさらなる周辺物体名サーバのアドレス空間が、対応する物体製造業者によって割り当てられる。したがって、ボーイング社は、その部署のそれぞれに第3階層レベルの周辺物体名サーバを割り当てることができ、これによって、第2レベル周辺物体名サーバが過剰なトラフィックから解放される。
本発明の一実施形態では、照会システムが、タグ・リーダーに関連する。その動作の過程で、タグ・リーダーは、多数のタグを読み取り、その動作の一部として、本発明のインフラストラクチャを使用して、これらのタグに伴う物体名を識別する。もちろん、当業者は、照会システムを、タグ・リーダーと独立にすることができ、あるいは他の機械の一部にすることができることを理解するであろう。
本発明の一実施形態では、コンピュータ・ネットワークが、インターネットである。しかし、当業者は、どのコンピュータ・ネットワークでも、本発明のインフラストラクチャがその中で動作できる適する環境を形成できることを理解するであろう。
前述は、当業者が、以下の本発明の詳細な説明をよりよく理解できるようにするために、本発明の好ましい特徴および代替の特徴をどちらかといえばおおまかに示したものである。本発明の追加の特徴は、本発明の請求項の対象を形成する以下の部分で説明する。当業者は、本発明と同一の目的を実行する他の構造を設計または修正するための基礎として、開示される概念および特定の実施形態を簡単に使用できることを諒解するであろう。当業者は、そのような同等の構造が、最も広義の形での本発明の趣旨および範囲から逸脱しないことも理解するであろう。
本発明のより完全な理解を提供するために、添付図面と共に以下の説明を参照する。
まず図1を参照すると、本発明に従って構成される物体命名ネットワーク・インフラストラクチャ100の一実施形態のブロック図が示されている。コンピュータ・ネットワーク110に結合されているのが、物体命名ネットワーク・インフラストラクチャ100の第1階層レベル130を構成する中央物体名サーバ120である。物体命名ネットワーク・インフラストラクチャ100の第2階層レベル150を構成する周辺物体名サーバ140も、コンピュータ・ネットワーク110に結合される。第3階層レベル170を構成するさらなる周辺物体名サーバ160も、ネットワーク110に関連するかこれに結合される。
図示の実施形態では、中央物体名サーバ120が、第2階層レベル150内の複数の周辺物体名サーバ140の1つに照会する185(図示せず)ように照会システム180に指示することによって、照会システム180から受け取る物体名照会185に応答する。周辺物体名サーバ140は、照会185に物体名で応答する(図示せず)か、その代わりに第3階層レベル170を構成するさらなる周辺物体名サーバ160に照会する185(図示せず)ように照会システム180に指示するのいずれかを行う。
インフラストラクチャ100の図示の実施形態の照会システム180には、物体名を含むための物体名キャッシュ190が含まれる。この実施形態100では、照会システム180が、物体名照会185を、中央物体名サーバ120に向ける前にキャッシュ190に向ける。
図示の物体命名ネットワーク・インフラストラクチャ100は、構造化アドレス空間に関連する名前の提供に特に調律されている。インターネットで実施される現在のドメイン・ネーム・サービス(DNS)(任意のアドレス空間割当を扱わなければならない)と対照的に、本発明の階層的分散によって、中央物体名サーバ120が処理する必要があるトラフィックの量が劇的に減る。その代わりに、照会システム180が適当な周辺物体名サーバ140のアドレスを物体名キャッシュ190にキャッシングしているならば、周辺物体名サーバ140が、照会システム180から直接に照会を受け取ることができる。
本発明の一実施形態では、物体名照会185に、表面弾性波(SAW)識別タグから導出された情報が含まれる。上で注記したように、図示のインフラストラクチャ100は、構造化アドレス空間に関連する命名された物体と共に有利に使用することができる。SAW識別タグは、複数の理由、主にそのようなタグの大きいデータ容量によって構造化アドレス空間が可能になるので、以下で説明するインフラストラクチャ100と共に使用される時に特に有用である。SAW識別タグの詳細は、本願と共通の譲受人に譲渡され、参照によって本明細書に組み込まれる、米国仮出願第10/024624号、表題「Surface Acoustic Wave Identification Tag Having Enhanced Data Content And Methods of Operation And Manufacture Thereof」、発明人ハートマン(Hartmann)に詳細に示されている。SAW識別タグを読み取るSAW識別タグ・リーダーの説明は、本願と共通の譲受人に譲渡され、参照によって本明細書に組み込まれる、米国仮出願第10/066249号、表題「Reader For a High Information Capacity Saw Identification Tag and Method of Use Thereof」、発明人ハートマン(Hartmann)に詳細に示されている。当業者は、SAW識別タグと共に図示のインフラストラクチャ100を使用することの有益な態様にかかわらず、本発明を、既知であれ後に開発されるものであれ、他の物体命名システムまたは他の物体識別システムと共に有効に使用することができ、それらが本発明の所期の範囲内であることを理解するであろう。
図示のインフラストラクチャ100のよりよい理解を提供するために、システム内の各物体が、一意の識別コードまたは識別番号を有する、それに結合されるか関連する識別デバイス(SAW識別タグなど)を有する、ビジネス・システムを検討されたい。そのような識別コードまたは識別番号は、関連するビジネス・システム内でのみ一意であるものとすることができ、あるいは、使用される識別デバイスがSAW識別タグまたは十分に大きいデータ容量を有する他の識別タグである場合に、グローバルに一意とすることができる。本明細書で説明するように、ハートマンによる発明に従って構成されるSAW識別タグ・デバイスは、その上にグローバル一意識別番号を符号化されることができる。実際に、SAW識別タグのデータ容量は、情報の複数の異なるフィールドを符号化できるようにするのに十分に大きく、このフィールドには、例えば、タグ製造業者に関する情報を含むフィールド、産業識別フィールド、エラー訂正フィールド、物体識別番号フィールドなどを含めることができる。
図2に移ると、本発明と共に有利に使用することができるSAW識別タグ200の実施形態が示されている。SAWタグ200の基板210の一端に、変換器220があり、この変換器220は、SAW識別タグ・リーダーからの問合せ信号に応答して、既知の周波数および振幅を有する信号を生成する。この信号は、表面弾性波(SAW)として基板210を進む。基板上には、スロット240の1つまたは複数のグループ230があり、これらは、パルス位置および位相位置の両方によって配置され構成される。基板210上には、SAW信号の一部を戻り信号として変換器220に反射する複数の符号化反射器250も配置されている。これらの符号化反射器は、スロット240内でパルス位置および位相位置の両方によって配置され、その結果、反射された戻り信号が、グローバル一意信号をその中に符号化されるようになる。この戻り信号は、SAW識別タグ・リーダーによって検出され、復号されて、そのSAW識別タグ200に割り当てられたグローバル一意識別番号が明らかにされる。SAW識別タグ200の上記および他の特徴の詳細な説明については、上で参照した特許出願書を参照されたい。
符号化反射器250の配置が、グローバル一意番号を符号化するのに十分なデータを有する戻り信号をどのようにもたらすかを理解するために、関連する信号変調方法を検討することが役に立つ。普通のパルス位置変調(PPM)では、データ・ストリームを、別々のサンプル値に分割することによってコード化することができ、ここで、単一のパルスが、サンプルに含まれる情報を送信するのに使用される。その単一のパルスの、時間の所定のスパン内での時間位置を変更することが、そのサンプルの情報を送信するように働く。後続時間スパンの単一パルスが、同様に、後続サンプル値の情報を送信するのに使用される。
図3に移ると、普通のPPMを使用してデータを送信できるタイム・スパンの4つのパルス位置を示すディジタルPPMの例が示されている。この場合に、送信されるサンプルは、ディジタルであり、4つの可能な値のうちの1つを有する。図示されているのは、4つの可能な波形であり、これらは、名目上同一の単一パルス波形からなり、その時間位置が、4つの時間位置またはパルス位置のうちの1つにセンタリングされている。隣接するパルス位置からの裾が選択されたパルスのピークで基本的に0になることを保証するのに必要な、パルス位置の間の最小時間間隔が、Tminである。もちろん、Tminより広いパルス間隔を、PPM信号を復調する能力に影響せずに使用することができるが、パルス位置がTminより狭い間隔になっている場合には、あるパルス位置をその隣接位置から曖昧さなしに区別することがより困難になる。リーダーを使用して、4つの可能なピーク・パルス位置のそれぞれでのPPM波形をサンプリングし、最大の1つを選択することによって、普通のPPMの復調がもたらされる。復調処理を、当技術分野で既知の複数の同期化方法の1つを使用して同期化しなければならないことは、当業者にすぐに明白になるであろう。
4つの可能なパルス位置は、データの2つの2進ビットを表す。単一パルスによって占められる4つのパルス位置の後続グループは、データの追加の2つの2進ビットを表す。4パルス位置の必要なだけの個数の順次グループを使用して、情報の多数のビットを含む所望のデータ・ワードを表すことができる。
PPM変調は、SAWデバイスに基づくタグに好ましい変調方法である。というのは、(1)単一のパルスを、SAW基板上に配置されたSAW反射器によって簡単に作成し、プログラムすることができ、(2)様々なパルス時間位置が、可能なSAW反射器の空間配置に直接に関係し、(3)データ・ビットの数が、単一パルスの数より多く、これによってタグ挿入損失が減り、(4)SAW反射器の数が、すべての可能なタグ識別数について一定になり、これが、すべてのタグ識別について均一なパルス振幅を有する、適度に低損失のタグにつながるからである。しかし、SAWタグのPPMの使用は、(1)PPMデータ密度が低く、チップ・サイズが(したがってコストが)増加すること、(2)低いデータ密度がSAWチップの実用的な最大サイズと組み合わされて、実用的なタグのビット数の上限が作られること、および(3)PPM SAWタグ内の様々な反射器の間の複数回跳ね返る反射によって、望まれないパルスが作られ、これがPPMパルス・トレーンの後の部分に干渉する可能性があることを含む制限も有する。
図3では、Tminに、可能なパルス位置のいずれかにセンタリングされた時間の長さを定義するスロットを表す。グループは、隣接するスロットの集合によって表される。2つの2進データ・ビットを表す4状態を有する4つのスロットのグループが示されている。4スロットの4つのグループが使用される場合に、4状態×4状態×4状態×4状態=256状態によって示されるように、256個の可能な状態(または組合せ)がある。これは、8ビットのデータ(または単一グループの4倍多いデータ)に対応する。この256状態(8ビットのデータ)は、合計16スロットを占める。この16個のスロットが、単一のグループに組み合わされ、普通のPPM法が使用される場合に、1つのパルスが、16スロットのうちの1つを占める。使用可能な16個の状態(4ビットのデータ)は、4スロットごとの4つの別々のグループで同一の16個のスロットを使用することからもたらされる256状態よりかなり少ない。
普通のPPMの概念を脇に置き、単一グループ内で複数パルスを許容する場合に、状態の数は、大幅に増える。例えば、4パルスが、16スロットのグループ内で許容される場合に、4スロットの4グループの普通のPPM(同一の16スロットを占める)を使用することによって使用可能になる256状態よりはるかに多い、1820個の状態が存在する。さらに、16スロットのグループで8つのパルスが使用される場合に、12870状態が使用可能であり、これは、さらに大きい改善である。16スロットのグループで、7つ、8つ、または9つのパルスが許容される場合に、35750個の状態が可能であり、これは、普通のPPMが同一の空間で使用される場合の8ビットのデータと比較して、15ビット以上のデータに対応する。
単一のグループ内で複数のパルスが許容されるならば、その変調フォーマットをPPMと記述することは正しくない。この方法のより適切な名前は、MPGK(multiple pulse per group keying)であり、ここで、キーイングは、変調と同等である。MPGKの複数の重要な可能な変形形態がある。この方法は、(1)送信されるデータ・ストリームを1つまたは複数の別々のサンプル値に区分することと、(2)所与のサンプル値を送信するのに複数のパルスを使用することと、(3)名目上隣接するが必ずしも隣接しないタイム・スロットに分割される時間のスパン内に複数のパルスを送信することと、(4)時間のスパンを含む時間スロットの集合がスロットのグループを構成することと、(5)別々のサンプル値に含まれる情報を表すために、複数のパルスを所定の形でスロットのグループの間で分配することとによって定義される。グループは、スロットの数および/または占められるスロットの数を変更することができる。すべてのスロットが、同一である必要はなく(等しくないスロット幅、パルス振幅などが許容される)、スロットが互いに隣接する必要もない。単一のグループを、固定された数の占められるスロットだけを有するように定義することができ、その代わりに、可変個数の占められるスロットを許容することができる。単一のデータ・メッセージに、複数のタイプのグループを含めることができる(例えば、ヘッダを、1タイプのグループとし、実際のデータをグループの第2タイプ、エラー検出/訂正ワードを第3のタイプとすることができる)。これらの変形形態のすべてが、SAW RFIDタグで特に役立つ。
図4に移ると、普通の4状態ディジタルPPMのパルス位置を示す一実施形態の例が示されている。最も単純な実施形態において、変調方法では普通のPPMに類似して、グループごとに単一のパルスが使用される。図4の例は、Tminが、許容可能なパルス・ピーク位置の間の時間分離である、4スロットを有するグループの許容可能なパルス位置のコンパクトな表現である。PPMでは、このパルスのうちの1つだけが、このグループ内で送信され、復調サンプリングが、許容可能なピーク位置で行われる場合に、サンプルのうちの3つは、本質的に0であり、正しいサンプルは、単一の振幅を有する。復調中のサンプリングが、ピーク位置に正しく同期化されない場合には、「正しいパルス」位置の振幅が減り始め、隣接する位置の振幅が、0より大きくなる。しかし、それでも、信号を正しく復調することができる。このシステムに雑音も存在する場合には、このタイミング・エラーに起因して、不正な復調の確率が高くなる。しかし、タイミング・エラーが小さい場合には、劣化を無視できる。原理的に、信号対雑音比が十分に低い場合に、タイミング誤差がTmin/2未満である限り、信号を成功裡に復調することができる。
パルスが部分的にオーバーラップする時でも単一パルスの2つの可能な位置の間で成功裡に区別する能力を使用して、信号対雑音比感度を犠牲にしてデータ密度を高めることができる。このデータ密度の向上は、ある許容可能なパルス位置の裾が、隣接する位置のピークとオーバーラップする形で、許容可能なパルス位置を互いにより近くに移動することによって達成される。
図5に移ると、かなりのオーバーラップを有する許容可能なパルス位置の例が示されている。許容可能パルス間隔が、図4に示された5単位と比較して1単位に減らされている。この場合に、スロット幅は、Tmin/5と等しく、したがって、潜在的に状態の数の5倍の増加を表す。このデータ密度向上の方法は、めったに使用されない。というのは、隣接パルス位置を区別するための検出マージンが明らかに低下するからである。
図6に移ると、限られた検出マージンを有する、状態の数の5倍の増加を伴うパルスの一実施形態の詳細が示されている。図6に示された強くオーバーラップするパルスを有する信号を復調するために、すべての可能なパルス位置のピーク位置(すなわち、図6の水平軸上のすべての整数位置)で受信信号をサンプリングする必要がある。図6からわかるように、区別は、隣接パルス位置に関して特に劣悪であるが、この区別は、次に隣接するパルス位置、第3に隣接するパルス位置について増加する。本発明は、本明細書に記載の新規の変調フォーマットを提供する。許容されるパルスは、各パルスが異なる時間位置を有するだけではなく、各隣接するパルスの間に追加された位相ステップも有するように修正される。例えば、±90°の位相ステップが、各隣接するパルスの間に追加される場合に、t=0(時刻が0)のパルスは、0°を有し、t=1のパルスは、±90°を有し、t=2のパルスは、±180°を有し、t=3のパルスは、±270°を有し、t=1のパルスは、±360°を有し、以下同様である。
図7Aおよび7Bに移ると、+90°の追加位相シフトを有するオーバーラップするパルスの実部および虚部が示されている。図示の実施形態では、90度の倍数の位相が使用されるので、奇数番号のパルス(1、3、5など)は、0と等しい実部を有し、偶数番号のパルスは、0と等しい虚部を有する。広範囲の位相角を使用することができ、その多くが、この特定の90°の場合以上の性能を与えることができる。例えば、大きな劣化なしに、ステッピング角度を±20°を超えて変更することができる。
図7Aの信号を復調するために、SAW識別タグ・リーダーが、ピーク位置(t=0、1、2など)で受信信号の実部をサンプリングすると同時に、サンプリング信号の位相を、あるタイム・スロットから次のタイム・スロットへ、そのスロット位置で発生する場合のパルスの期待される位相と一致するようにシフトする必要がある。
図8に移ると、許容可能なパルス間隔がTmin/5であり、隣接する許容される状態の間の78.5°位相差が使用される、90°以外の位相増分が、正しい状態と隣接する状態の間の実質的に改善された区別と共に使用される実施形態が示されている。図8では、様々な位相角に関する正しい状態と隣接する状態の間の実質的に改善された区別を示すために、90°以外の位相増分が選択された。さらに重要なことに、図8には、前に図6で示した、位相シフトなしでの同一の許容可能パルス間隔と比較した劇的な改善が示されている。図6ならびに図7および8の事例は、Tminの許容可能パルス間隔に関して、普通のPPMと比較して同一の約5倍の状態の数の改善を有する。しかし、位相シフトなし(図6)では、検出最小マージンが0.067にすぎないが、位相シフトあり(図7および8)では、隣接する状態に対する検出マージンが、0.81であり、これは、検出マージンが1に達する普通のPPMに非常に近い。
もう1つの実施形態では、既知の形でパルス通信の位相位置および時間位置の両方を同時にシフトすることによって、パルス変調の特性を表すことができる。この実施形態を、今後、PTSK(simultaneous phase and time shift keying)と称するが、キーイングは、変調と同等である。本明細書の議論では、均一な間隔の時間シフトおよび均一な間隔の位相シフトを検討するが、当業者は、時間シフトまたは位相シフトのいずれか(または両方)の不均一な間隔が行えることを理解するであろう。
この実施形態では、データのストリームが、(1)1つまたは複数のサンプル値に区分され、(2)少なくとも1つのパルスが、所与のサンプル値を送信するのに使用され、(3)その少なくとも1つのパルスが、名目上隣接するが必ずしも隣接しない時間スロットに分割される時間のスパンに送信され、(4)時間のスパンを含む時間スロットの集合が、スロットのグループを構成し、(5)スロットのそれぞれが、独自の位相シフトおよび独自の時間位置を有し、(6)少なくとも1つのパルスが、別々のサンプル値に含まれる情報を表すために、所定の形でスロットのグループに含まれる。グループは、スロット数および/または占められるスロット数を変更することができ、それでも、本発明の範囲に含まれる。また、単一のグループを、固定された数の占められるスロットだけを有するように定義することができ、その代わりに、可変個数の占められるスロットを許容することができる。また、単一のデータ・メッセージに、複数のタイプのグループを含めることができる(例えば、ヘッダを、グループの1タイプとし、実際のデータをグループの第2タイプ、エラー検出/訂正を第3とすることができる)。これらの変形形態のすべてが、SAW RFIDタグで特に役立ち、本発明の所期の範囲に含まれる。
MPG/PTSK(combined multi−pulse group keying and simultaneous phase and time shift keying)も実施することができる。MPGKでは、複数のパルスが、1グループ内で使用されるが、Tminによってパルス位置が分離された。PTSKでは、グループごとに1つのパルスだけが使用され(普通のPPMのように)たが、許容可能なパルス位置を、Tminよりかなり小さくすることが許容された。この2つのタイプを組み合わせるには、ある微妙な詳細に注意する必要がある。MPGKの場合に、2つの隣接するスロットの両方が占められる場合がある。というのは、上で説明したように、あるパルスの裾が、隣接するパルスのピークにオーバーラップしない(図3に示された普通のPPMと同一)からである。しかし、強くオーバーラップするパルス(図6のように)が使用される時に、2つの隣接するか近くのスロットが同時に占められる場合に、強いシンボル間干渉の可能性が、パルスの間に存在し、パルスの間の大きい位相シフトが存在する(例えば図7および8)場合に、この2つの間のほとんど完全な打消がもたらされる可能性がある。この潜在的干渉は、MPGK変調法がPTSK法と成功裡に組み合わされる場合に、対処されなければならない。
干渉問題を解決する主な方法は、MPGKをPTSKと共に使用する時に、最小パルス間隔ルールを課すことである。一般的に有用なルールの1つは、許容可能なパルス位置がTminよりかなり小さい時間分離を有することができるが、特定の波形で、その波形に含まれる2つの実際のパルスが、必ずTminを超える最小間隔を有しなければならないことである。
図9に移ると、MPGKをPTSKと共に使用できる最小パルス間隔ルールの実施形態が示されている。この例では、波形の1つのパルスが、t=0で発生するように選択され、最小パルス間隔ルールによって、次のパルスが、位置t=1、2、3、および4から除外されるが、位置t=5、6、7などでの発生を許容される(注:パルス・スロットの間のPTSK位相シフトは、わかりやすくするために省略した)。Tminが5スロットと等しい場合に、選択されたパルスの間で、少なくとも4つのパルス・スロットをスキップしなければならないことに留意されたい。より一般的なケースでは、スロット幅がTmin/Nと等しい場合に、スキップ要因を、N−1と等しいと定義することができる。より大きいスキップ要因を使用することができ、ある場合に有益になる可能性がある(例えば、強い外部干渉がある動作環境で)。多少小さいスキップ要因も、他の場合に有益である可能性があるが、Tminと等しい最小間隔を保証することが、ほとんどの環境で最善の選択であると思われる。
PTSKがMPGKと組み合わされる時の、占められる2つの隣接スロットの潜在的な干渉問題を解決するもう1つの方法が、スロットの間の位相シフトが±90°である(前に図6で示した例を参照されたい)場合に生じる隣接スロット間の直交性に基づくものである。位相が、十分に±90°に近い場合に、任意の所与のスロットのパルスは、2つの隣接スロットのいずれにも干渉しない。この場合に、すべての奇数番号のスロットが、すべての偶数番号のスロットと完全に独立である。しかし、パルスは、まだ、その第2、第4、第6などの最近近傍の間隔がTminより近い場合に、これらと干渉する可能性がある。この特殊な「直交最近近傍」の場合に、オプションを分析する有用な方法は、スロットを2つのからみ合うサブグループ(IおよびQ)に分割することである。次に、必要な場合に、図9に示したTmin最小間隔ルールを、各サブグループに別々に適用する。
MPGKと組み合わされたPTSKを使用するこの実施形態は、一般に、隣接するスロットのパルスの間の大きいオーバーラップの特徴がある。この実施形態の変形形態は、PTSKおよびMPGKの以前の説明から導出することができる。しかし、PTSKとMPGKの組合せでは、隣接スロットとのかなりのオーバーラップを有するパルスを使用する時に生じる可能性がある潜在的なシンボル間干渉効果を避ける手段を設ける必要を考慮しなければならない。この方法では、前に説明した2つの実施形態の特性が組み合わされるので、明らかに、これをMPG/PTSKと称する(すなわち、combined multi−pulse groups with simultaneous phase and time shift keying)。
図10に移ると、4のスキップ・ファクタを有する21個のスロットのグループで3つの反射器が使用される時に存在する、286個の可能な状態を示す表が示されている。これは、SAW RFIDタグが、グループごとに3つの反射器を有し、グループごとに21スロットがあり、スキップ要因が4であり、隣接するスロットの間の位相増分が、75°から105°の範囲である場合の、単一グループの例である。隣接するスロットの間の位相増分は、図7および8に関して前に説明したものと同一である。隣接するパルスの間の5倍のオーバーラップが、4のスキップ要因を必要とした。286個の状態は、8ビットのデータに対応する256状態の符号化に十分である。この特定の変形形態は、同一のデータ・ビット数で、図4に示されたものとほぼ同一のグループ・サイズを有する。しかし、この変形形態は、4つではなく3つのSAW反射器だけが使用され、短パスマルチパス信号伝送効果および他のパルス・スミアリング(smearing)効果などの一般的な伝送ひずみ効果を受けにくいという2つの主な長所を有する。
図11に移ると、10個のスロット、2つの反射器、および36個の可能な配置を有するSAW RFIDタグの状態を示す表が示されている。この表は、SAW RFIDタグが、グループごとに4つの反射器、グループごとに20スロット、3のスキップ要因、±90°の隣接スロット間位相増分を有する情況から、グループを2つのサブグループに分割して得られた。この例は、4つの別個の位相状態が、それぞれ10スロットの2つのサブグループに分割される、前の例によく似ている。各サブグループを、1のスキップ要因を有するものとして扱うことができる。この表から、1つのそのようなサブグループに対応する状態が与えられる。この例と前の例の間の唯一の相違は、2つの同相反射器(+Iおよび−I)を、同一の符号または反対の符号のいずれかにすることができることである。この例の主な利益は、サブグループあたり36状態で、グループあたり合計10ビットを得ることができることであり、これは、前の例の8ビットよりよい。この例の短所は、おそらく、前の例より悪いスプリアス反射と、パルス・スミアリング効果に対する全般的な敏感さである。
図12に移ると、グループごとに4つの反射器、グループごとに20個のスロット、3のスキップ要因、隣接スロット間の位相増分±90°、2サブグループへの分割、およびグループごとの各特定の位相の1つの反射器だけを有するSAW RFIDタグからの状態の1サブグループを示す表が示されている。この表は、前の例からのものであり、4つの別個の位相状態が使用され、これが、それぞれ10スロットの2つのサブグループに分割され、各サブグループが、1のスキップ要因を有する。各特定の位相の1つの反射器だけが、各グループで使用される。
図13に移ると、本発明による物体名に関する照会に応答する方法1300の一実施形態を示す流れ図が示されている。この方法の一実施形態では、物体名照会に、物体名に関連する一意のコードが含まれる。もう1つの実施形態では、応答の方法1300が、物体名照会を形成するために識別タグから96ビット番号を導出することに基づく。もう1つの実施形態では、応答の方法1300が、物体名照会を形成するためにSAW識別タグから情報を導出することに基づく。
図13に表された本発明の実施形態が、SAW識別タグ200に符号化された96ビット数から導出される一意コードに基づく場合には、SAW識別タグ200を、基板210上に配置された21個のスロット240の12個のグループ230を有する、図2に示されたものに類似するSAWタグ200とすることができる。SAWタグ200が、各グループ230に配置される3つの反射器250を有する(4のスキップ要因および75°から105°の範囲の隣接スロット間の位相増分を使用する)場合に、グループごとに存在する286個の可能な状態がある。図10に関して説明し、図示したように、この286個の状態は、明らかに、8ビットのデータに対応するのに必要な、必要な256個の状態を符号化するのに十分である。したがって、スロット240の12個のグループ230で、各グループ230が8ビットのデータを符号化するならば、96ビット数を、SAW識別タグ200に簡単に収めることができる。この96ビット数は、当業者が理解するように、巨大なアドレス空間をもたらす。
SAW識別タグ200の96ビット・アドレス空間を、様々なアドレッシング方式を表す複数のフィールドに分割することができ、そのすべてが、本発明の所期の範囲内にある。例えば、アドレス空間の一部を、「製造業者フィールド」と指定することができ、ここで、製造の日付および反偽造コードなど、タグ自体に関する情報およびデータを符号化することができる。アドレス空間の他のフィールドを、タグまたは一連のタグを使用して物体を識別する1つまたは複数の会社に関する情報を提供する「顧客フィールド」などの他の機能に使用することができる。本発明の一実施形態では、例えば、この方法によって、第2階層レベルの周辺物体名サーバを中央で割り当てるのにアドレス空間を使用することがもたらされる。もう1つの実施形態では、アドレス空間が、第3階層レベルのさらなる周辺物体名サーバに使用される。手短に言うと、中央の機関が複数の機能にアドレス空間を割り当てるための豊富な空間がある。そのような中央の機関は、アドレス空間の割当全体を秩序だって損なわれないままに保つ、開発されるプロトコルまたは他の構造化システムに従ってそのような空間を割り当てることができる。
図13に示された応答の方法1300は、物体照会システムが、まず、物体照会システムによって維持される物体名キャッシュ1320に物体名照会1310を向けることを提供する。物体名キャッシュ1320は、当初に照会1310を向ける前に、まず、識別タグおよびその物体に関する情報が、キャッシュ1320にあるかどうかを調べるために照会される。キャッシュ1320に情報が含まれない場合には、照会は、中央物体名サーバ1330(第1階層レベルを構成する)に向けられ、中央物体名サーバは、照会1310を、周辺物体名キャッシュ1320(第2階層レベルを構成する)の1つに向ける。物体名キャッシュ1320が、使用可能な情報を有する場合には、照会1310が、周辺物体名サーバ1340の1つに向けられ、第1階層レベルがスキップされる。周辺物体名サーバ1340が、物体名を有する場合には、周辺物体名サーバ1340は、照会1310にその名前で応答する。周辺物体名サーバ1340が、名前を有しない場合には、照会1310は、物体名を提供するさらなる周辺物体名サーバ1350(第3階層レベルを構成する)に向けられる。
図13に示された例を適用する際に、SAW識別タグの製造業者など、識別タグがそのために製造されたすべての顧客に関連するデータを有する中央物体名サーバを維持する、識別タグ製造業者を検討されたい。この情報は、第1階層レベルを構成する中央物体名サーバにあり、1つまたは複数のコンピュータ・ネットワークによって使用可能にされる(コンピュータ・ネットワークは、インターネットとすることができる)。識別タグが、自動車製造産業または航空機製造産業など、特定の産業または顧客による使用のために指定された場合には、タグに符号化されたフィールドにそれが示されている。産業または顧客は、タグが付加されたか関連付けられている物体に関する識別情報を含む周辺物体名サーバを維持する。この周辺物体名サーバも、コンピュータ・ネットワーク(インターネットとすることができる)に結合され、第2階層レベルを構成する。いくつかの場合に、産業または顧客は、追加の物体命名レベルを提供することができる。例えば、大手の自動車製造業者は、複数の部品製造施設および組立プラントなど、識別番号を物体に割り当てる、複数の異なる施設を有する場合がある。そのような施設またはプラントも、第3階層レベルを構成するさらなる周辺物体名サーバを維持することができる。
例として自動車会社を使用して、識別タグ・リーダーが、自動車部品に符号化されたグローバル一意番号を識別するために修理工場によって使用され、その修理工場が、製造年度など、追加の物体識別情報を求めると仮定する。図13に示された応答の方法1300を使用すると、照会1310が、物体照会システムを使用して、修理工場によって始められる。物体照会システムは、物体名キャッシュ1320を維持し、この物体名キャッシュ1320がまず照会されて、物体照会システムが照会1310を最初に向ける前に、識別タグに関する情報がそのキャッシュに含まれるかどうかを調べる。キャッシュに、照会1310に関する情報が含まれない場合には、物体照会システムは、照会1310を中央物体名サーバ1330(識別タグ製造業者など)に向け、この中央物体名サーバ1330は、物体命名インフラストラクチャの第1階層レベルである。中央物体名サーバ1330は、タグの「顧客フィールド」によって供給される情報を使用して、照会1310を、自動車製造業者によって維持される周辺物体名サーバ1340に向ける。これは、第2階層レベルを構成し、第2階層レベルは、照会1310に物体名で応答するか、物体名を供給する第3階層レベルを構成するさらなる周辺物体名サーバ1350に照会1310するように照会1310に指示するのいずれかを行う。
物体名が、最初に照会される物体名キャッシュ内で維持され、第1の応答が、中央物体名サーバではなく、まず周辺物体名サーバまたはさらなる周辺物体名サーバに向けられる場合には、これが、従来技術のシステムに対する効率のかなりの改善を表す。これは、例えば、タグが特定の産業または顧客による使用のために最初に指定される時に、「顧客フィールド」が照会システム内で自動的にキャッシングされる場合にあてはまる。キャッシュは、前の照会からの情報を保管するのにも使用することができる。キャッシュが十分なデータを有する場合に、照会を、適当な階層レベルに向け、中間レベルをスキップすることができる。これは、任意のアドレス空間割当を扱わなければならず、各照会が第1階層レベルに進むことを必要とする、現在のDNSと対照的である。本明細書に記載の物体命名インフラストラクチャは、中央物体名サーバが処理する必要があるトラフィックの量の劇的な減少をもたらす。DNSと異なって、部分的なアドレスでも、中央物体名サーバまたは低位階層への照会を避ける上で照会システムを支援することができる。アドレス空間の割当全体を秩序だって損なわれないままに保つことによって、以前の照会をキャッシングして、将来の照会の向きを案内できるようになって、できる限り上位サーバ階層が回避される。
本発明を詳細に説明したが、当業者は、本発明の最も広義の形の趣旨および範囲から逸脱せずに、様々な変更、置換、および代替を作ることができることを理解するであろう。
本発明に従って構成される物体命名ネットワーク・インフラストラクチャの一実施形態を示すブロック図である。 本発明と共に有利に使用することができるSAW識別タグの実施形態を示す図である。 普通のPPMを使用してデータを送ることができる、時間スパンの4つのパルス位置を示すディジタルPPMの例を示す図である。 普通の4状態ディジタルPPMのパルス位置を示す実施形態の例を示す図である。 かなりのオーバーラップを有する許容可能なパルス位置の例を示す図である。 限られた検出マージンを有する、状態の数の5倍の増加を伴うパルスの一実施形態の詳細を示す図である。 +90°の追加位相シフトを伴うオーバーラップするパルスの実部および虚部を示す図である。 +90°の追加位相シフトを伴うオーバーラップするパルスの実部および虚部を示す図である。 許容可能パルス間隔がTmin/5、隣接する許容される状態の間で78.5°の位相差が使用される場合の、正しい状態と隣接状態の間の実質的に改善された区別を伴う90°以外の位相増分が使用される実施形態を示す図である。 MPGKをPTSKと共に使用できるようにする最小パルス間隔ルールの実施形態を示す図である。 4のスキップ要因を有する21個のスロットのグループで3つの反射気が使用される時に存在する286個の可能な状態を示す表を示す図である。 10個のスロット、2つの反射器、および36個の可能な配置を有するSAW RIFIDタグの状態を示す表を示す図である。 グループごとに4つの反射器、グループごとに20個のスロット、3のスキップ要因、隣接スロット間の位相増分±90°、2サブグループへの分割、およびグループごとの各特定の位相の1つの反射器だけを有するSAW RFIDタグからの状態の1サブグループを示す表である。 本発明による物体名に関する照会に応答する方法の一実施形態を示す流れ図である。

Claims (28)

  1. コンピュータ・ネットワークに結合され、第1階層レベルを構成する中央物体名サーバと、
    前記コンピュータ・ネットワークに結合され、第2階層レベルを構成する周辺物体名サーバとを含み、前記中央物体名サーバが、前記第2階層レベル内の前記周辺物体名サーバの1つに照会するように照会システムに指示することによって、前記照会システムから受け取る物体名照会に応答し、前記周辺物体名サーバの前記1つが、前記照会に物体名で応答すること、または第3階層レベルを構成するさらなる周辺物体名サーバに照会するように前記照会システムに指示することのいずれかを行う物体命名ネットワーク・インフラストラクチャ。
  2. 前記物体名照会が、前記物体名に関連する一意のコードを含む、請求項1に記載のインフラストラクチャ。
  3. 前記物体名照会が、識別タグから導出される96ビット数を含む、請求項1に記載のインフラストラクチャ。
  4. 前記物体名照会が、表面弾性波識別タグから導出される情報を含む、請求項1に記載のインフラストラクチャ。
  5. 前記照会システムが、前記物体名を含む物体名キャッシュを含み、前記照会システムが、前記物体名照会を前記中央物体名サーバに向ける前に、前記物体名照会を前記キャッシュに向ける、請求項1に記載のインフラストラクチャ。
  6. 前記第2階層レベルの前記周辺物体名サーバの少なくとも1つが、対応する物体製造業者に関連する、請求項1に記載のインフラストラクチャ。
  7. 前記第2階層レベルの前記周辺物体名サーバのアドレス空間が、中央で割り当てられる、請求項1に記載のインフラストラクチャ。
  8. 前記第3階層レベルの前記さらなる周辺物体名サーバのアドレス空間が、対応する物体製造業者によって割り当てられる、請求項1に記載のインフラストラクチャ。
  9. 前記照会システムが、タグ・リーダーに関連する、請求項1に記載のインフラストラクチャ。
  10. 前記コンピュータ・ネットワークが、インターネットである、請求項1に記載のインフラストラクチャ。
  11. 物体名に関する照会に応答する方法であって、
    当初に、コンピュータ・ネットワークに結合され、第1階層レベルを構成する中央物体名サーバに最初に前記照会を向けるステップと、
    前記コンピュータ・ネットワークに結合され、第2階層レベルを構成する周辺物体名サーバの1つにその後前記照会を向けるステップと、
    前記照会に物体名で応答するか、または第3階層レベルを構成するさらなる周辺物体名サーバに前記照会を向けるかのいずれかを行うステップと
    を含む方法。
  12. 前記物体名照会が、前記物体名に関連する一意のコードを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記物体名照会を形成するために、識別タグから96ビット数を導出することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記物体名照会を形成するために、表面弾性波識別タグから情報を導出することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  15. 前記照会システムが、前記物体名を含む物体名キャッシュを含み、前記方法が、さらに、前記当初に向けることの前に、まず前記物体名照会を前記キャッシュに向けることを含む、請求項11に記載の方法。
  16. 前記第2階層レベルの前記周辺物体名サーバの少なくとも1つが、対応する物体製造業者に関連する、請求項11に記載の方法。
  17. 前記第2階層レベルの前記周辺物体名サーバのアドレス空間を中央で割り当てることをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  18. 前記第3階層レベルの前記さらなる周辺物体名サーバのアドレス空間を、対応する物体製造業者によって割り当てることをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  19. 前記照会システムが、タグ・リーダーに関連する、請求項11に記載の方法。
  20. 前記コンピュータ・ネットワークが、インターネットである、請求項11に記載の方法。
  21. インターネットに結合され、第1階層レベルを構成する中央物体名サーバと、
    インターネットに結合され、対応する物体製造業者に関連し、第2階層レベルを構成する周辺物体名サーバとを含み、前記中央物体名サーバが、前記第2階層レベル内の前記周辺物体名サーバの1つに照会するように照会システムに指示することによって、前記照会システムから受け取る物体名照会に応答し、前記周辺物体名サーバの前記1つが、前記照会に物体名で応答すること、または第3階層レベルを構成するさらなる周辺物体名サーバに照会するように前記照会システムに指示することのいずれかを行う物体命名ネットワーク・インフラストラクチャ。
  22. 前記物体名照会が、前記物体名に関連する一意のコードを含む、請求項21に記載のインフラストラクチャ。
  23. 前記物体名照会が、識別タグから導出される96ビット数を含む、請求項21に記載のインフラストラクチャ。
  24. 前記物体名照会が、表面弾性波識別タグから導出される情報を含む、請求項21に記載のインフラストラクチャ。
  25. 前記照会システムが、前記物体名を含む物体名キャッシュを含み、前記照会システムが、前記物体名照会を前記中央物体名サーバに向ける前に、前記物体名照会を前記キャッシュに向ける、請求項21に記載のインフラストラクチャ。
  26. 前記第2階層レベルの前記周辺物体名サーバのアドレス空間が、中央で割り当てられる、請求項21に記載のインフラストラクチャ。
  27. 前記第3階層レベルの前記さらなる周辺物体名サーバのアドレス空間が、前記対応する物体製造業者によって割り当てられる、請求項21に記載のインフラストラクチャ。
  28. 前記照会システムが、タグ・リーダーに関連する、請求項21に記載のインフラストラクチャ。
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