JP2005523687A5

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Publication number: JP2005523687A5
Application number: JP2003557507A
Authority: JP
Filing date: 2002-12-23
Publication date: 2005-12-22

Claims

脳腫瘍、腺癌、非黒色腫癌、及び腎臓癌からなる群より選択される腫瘍の診断又は病期決定のための方法であって、TM7XN1の発現の上方制御又は下方制御を決定することを含む、方法。
脳腫瘍が星状細胞腫である、請求項1記載の方法。
星状細胞腫が神経膠芽腫である、請求項2記載の方法。
決定が、脳腫瘍細胞内のmRNA又はポリペプチドの量の増加又は減少を検出することを含む、請求項1記載の方法。
脳腫瘍、腺癌、非黒色腫癌、及び腎臓癌からなる群より選択される腫瘍の画像化の方法であって、
イメージング部分と結合している、TM7XN1タンパク質と特異的に結合する化合物を、有効量、患者へ投与すること；及び
前記複合体のイメージング部分を可視化することを含む、方法。
複合体がクモ膜下腔内投与によって投与される、請求項5の方法。
化合物が血管内投与によって投与される、請求項5の方法。
腫瘍が星状細胞腫である、請求項5の方法。
星状細胞腫が神経膠芽腫である、請求項8の方法。
化合物が抗体又は抗体断片である、請求項5の方法。
イメージング部分が、X線撮影用部分、陽電子放射部分、光学的に可視の色素、光学的に可視の粒子、及び磁気スピンコントラスト部分からなる群より選択される、請求項5の方法。
脳腫瘍、腺癌、非黒色腫癌、及び腎臓癌からなる群より選択される腫瘍を処置する方法であって、1個または複数の細胞毒性部分と結合している、TM7XN1タンパク質と特異的に結合する化合物を、治療的な量、投与することを含む、方法。
化合物がクモ膜下腔内投与によって投与される、請求項12の方法。
化合物が血管内投与によって投与される、請求項12の方法。
腫瘍が星状細胞腫である、請求項12の方法。
星状細胞腫が神経膠芽腫である、請求項15の方法。
化合物が抗体又は抗体断片である、請求項12の方法。
抗体がヒト抗体である、請求項17記載の方法。
抗体がTM7XN1の細胞外ドメインと特異的に結合するものである、請求項17記載の方法。
細胞毒性部分が、放射性部分、化学毒性部分、及び毒素タンパク質部分からなる群より選択される、請求項12の方法。
脳腫瘍、腺癌、非黒色腫癌、及び腎臓癌からなる群より選択される腫瘍に対する免疫応答を増強するための方法であって、
TM7XN1ポリペプチドの抗原を含む免疫原性組成物を宿主へ投与することを含む、方法。
宿主が脳腫瘍に罹患している、請求項21記載の方法。
投与工程が、単離された樹状細胞を抗原と共にインキュベートすることをさらに含む、請求項21の方法。
抗原がサイトカインと融合している、請求項21の方法。
腫瘍タンパク質標的遺伝子又は遺伝子産物の活性を調整する生物学的活性薬剤を開発するための方法であって、
候補の生物学的活性薬剤を、
（a）TM7XN1ポリペプチド；
（b）TM7XN1ポリペプチドをコードし発現する核酸を含む細胞；又は
（c）（i）TM7XN1に対応する遺伝子のノックアウト；（ii）TM7XN1をコードする外因性の安定的に伝達された哺乳動物遺伝子配列のうちの一つを含む、腫瘍遺伝子機能のための非ヒトトランスジェニック動物モデルのうちのいずれか一つと組み合わせること；並びに
腫瘍により誘導された分子及び細胞の変化に対する前記薬剤の効果を決定することを含む、方法。
生物学的活性薬剤が、発現を下方制御又は上方制御するものである、請求項25記載の方法。
生物学的活性薬剤が、ポリペプチドの活性を阻害するか又は増加させるものである、請求項25記載の方法。