JP2005522288A - 再閉鎖可能なスライダ付きビニール袋を保持する方法及びデバイス - Google Patents

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Abstract

ビニール袋(50)用の保持デバイス(20)は、側面パネル(52)と、一組の対向する噛合閉鎖ストリップ(56)から成る一端における再閉鎖可能シールと、閉鎖ストリップ(56)を開閉するためのスライダ(58)とを有する袋を利用する。この保持デバイス(20)は、支持面を備え、それぞれがこの支持面に隣接した近位部(33)と遠位部(34)とを有し間にチャネル(36)を画定する一組の長尺状保持部材(23、24)を備える。このチャネル(36)は、スライダの一部を受容して収容するための第1部分(25)と、閉鎖ストリップ(56)のみを受容してスライダ(58)は受容しない第2部分(26)とを有する。このチャネル(36)は、保持部材(23、24)の遠位部(34)によって形成されるスロット(30)をさらに有し、このスロット(30)の幅は、ビニール袋(50)の側面パネル(52)をこのスロット(30)に侵入させることができる一方で、閉鎖ストリップ(56)がこのスロット(30)を通過するのを防止することができる大きさである。

Description

本発明は、再閉鎖可能なスライダ付きビニール袋(reclosable thermoplastic slider bags)に関し、より詳細には、再閉鎖可能なスライダ付きビニール袋を保持する方法及びデバイスに関する。
物を収容するのにビニール袋(thermoplastic bags)を用いることは、よく知られている。このような袋は、食品から、工芸品から子供の玩具まであらゆる物を含む家庭雑貨に至るまで、様々な物を収容するのに用いられる。一般的に、このような袋は、一体型の再密閉装置が付いているか付いていないかで特徴付けることができる。一体型再密閉装置の付いていない袋は、袋を密閉するのに、捻り留めワイヤ(wire twist-tie)のような別個の密閉部材を一般的に必要とする。この別個の密閉部材は、紛失したり、ユーザが容易に入手できないことが多いため、時には、単に袋を折り曲げたり、袋の両壁面を1つに結んだりする。前者の場合には、袋は通常きちんと密閉されず、後者の場合には、後で袋の結び目をほどくことが実際問題として厄介又は不可能となり得る。一体型再密閉装置の付いている袋は、これらの問題を克服するが、特に、ユーザが閉鎖ストリップ(closure strips)をつまんで、指を滑らしながら、親指で力を加える必要のある袋の場合、他の欠点があり得る。具体的には、ユーザは、このような袋を密閉するとき、袋が完全に閉鎖されたかどうかをすぐに判断できないことがある。
スライダ付き袋が開発されてきたことにより、ユーザは、一体型再密閉装置付き保存用ビニール袋をより容易に閉鎖することができる。このような袋には、閉鎖ストリップ上を移動するようにスライダが取り付けられており、このスライダは、スライダが第1位置へ向けて移動されると袋を閉鎖し、スライダが第2位置へ向けて移動されると袋を開放する部材を含む。このような構造により、ユーザは、袋の開閉状況を容易に判断することができる。
袋のタイプに関わらず、密閉されていない袋は、慎重に置いたり扱わない限り、袋の中身がすぐにこぼれてしまう。また、このような袋の中には、多数の異なるタイプや形状の物が収容されることが多く、袋は、不規則な且つ/又は異なる形状となる。このような袋が、食器棚、キャビネット、引き出し、棚、冷蔵庫などのような限られた空間に、複数一緒に置かれると、散乱状態が生じる可能性があり、ユーザは、特定の袋を容易に置けなくなってしまう。さらに、ユーザが特定の袋を置こうとすると、置いてあった袋が押しのけられて、それらのうちの1つ以上が支持面から床に落ちてしまい、その袋及び/又はその中に収容されていた物が壊れたり中身がこぼれることがある。また、これらの袋は、通常、互いの上に重ねられて、空間が非効率的に使われることとなる。さらに、これらの袋は、限られていない場所で互いの上に積み重ねられると、積み重ね状態から崩れ落ちて散乱状態となりやすい。また、互いの上に積み重ねられると、下の袋の中身が隠れがちになるため、袋の中の物を識別しやすいように透明なプラスチックを用いた利点が損なわれてしまう。
1つ以上の保存用袋をそれぞれその開放端部から吊り下げるラック・システムを用いることによって、上記問題を解決しようとする試みがなされてきた。このラック・システムにより、各袋の残りを、袋の中身に関係なく、ラック下方に自由に吊り下げることができる。
レムケ(Lemke)による米国特許第5,467,949号には、食品袋用のクランプ・ハンガーが開示されている。このハンガーは、袋の一端が開放していて一体型閉鎖デバイスが付いていない、例えばポテトチップの袋のような菓子袋と共に用いられる。このクランプ・ハンガーは、菓子袋の両壁面を合わせた厚さよりも幅の狭いスリットを画定するクランプ部材を含む。ユーザが袋の開放端部をこのスリット内にスライドさせると、袋は擦られるようにしてこのスリット内に維持される。
ノセック(Nocek)らによる米国特許第4,787,522号には、袋収容デバイスが開示されている。このデバイスは、噛合プロファイルが袋の両側面パネルを合わせた厚さよりも厚い、スライダタイプでない再閉鎖可能な袋と共に用いるように設計されている。この収容デバイスは、噛合プロファイルの厚さよりは幅が狭いが、袋の両側面パネルを合わせた厚さを支障なく受容できる程度に幅が広い、スロットを画定する部材を備える。さらに、このスロットの長さは、袋の長さとほぼ同じである。プロファイルがスロットの上方に位置するように袋をスロット内に挿入すると、プロファイルはこの部材のスロットを形成する部分と係合して袋を支持する。
同様に、バッリョ(Baglio)による米国特許第4,854,530号には、複数組の離間したレール若しくはフィンガーを有する保持デバイスを含む、スライダタイプでない再閉鎖可能な袋用のハンガー・システムが開示されている。各組のレール若しくはフィンガーは、袋の噛合プロファイルの厚さよりは幅が狭いが、袋の両側面パネルを合わせた厚さよりも幅が広い、スロットを画定するように互いに離間されている。いくつかの袋をそれぞれ、袋のプロファイルがスロットの上方に位置するように、対応するスロット内にスライドさせることによって、プロファイルがレール若しくはフィンガーと接触し、これにより支持され得る。このようにして、1つの袋を支持してもよいし、複数の袋を支持してもよい。
ジョンソン(Johnson)による米国特許第5,960,957号には、スライダタイプでない再閉鎖可能な袋用の収容システムが開示されている。この特許文献は、噛合プロファイルが袋の両側面パネルを合わせた厚さよりも厚い再閉鎖可能なビニール袋と共に用いるための、様々なラック・システムを開示している。この特許文献に開示されたラック収容システムは全て、噛合プロファイルの厚さよりは幅が狭いが、袋の両側面パネルを合わせた厚さよりも幅が広い、スロットを用いている。ここに開示されたラック・システムは、円筒型、垂直型、及び水平型のシステムを含み、全てが複数の袋を保持するための複数のスロットを含む。
米国特許第5,467,949号明細書 米国特許第4,787,522号明細書 米国特許第4,854,530号明細書 米国特許第5,960,957号明細書
本発明の一態様によれば、側面パネルと、一端における再閉鎖可能シールと、該再閉鎖可能シールを開閉するためのスライダとを有するビニール袋用の保持デバイスは、支持面を備えると共に、それぞれが前記支持面に隣接した近位部と遠位部とを有し、チャネルを画定する、一組の長尺状保持部材を備える。前記チャネルは、前記スライダを受容するための第1部分と、前記袋の一部を受容するための第2部分とを有する。前記チャネルは、前記保持部材の前記遠位部によって形成されるスロットをさらに含み、該スロットの幅は、前記ビニール袋の前記側面パネルを該スロットに侵入させることができる一方で、前記袋の一部が該スロットを通過するのを防止することができる大きさである。
本発明の別の態様によれば、ビニール袋用の保持デバイスは、支持面を備えると共に、それぞれが前記支持面に隣接した近位部と遠位部とを有し、チャネルを画定する、一組の長尺状保持部材を備える。前記チャネルは、前記ビニール袋のスライダの一部を受容して収容するための第1部分と、前記ビニール袋の閉鎖ストリップのみを受容して前記スライダは受容しない第2部分とを有する。前記チャネルは、前記保持部材の前記遠位部によって形成されるスロットと通じており、該スロットの幅は、前記ビニール袋の側面パネルを該スロットに侵入させることができる一方で、前記閉鎖ストリップが該スロットを通過するのを防止することができる大きさである。
本発明のさらなる態様によれば、保持デバイスは、支持面を備えると共に、それぞれが遠位部を有し、チャネルを画定する、一組の長尺状保持部材を備える。前記保持部材の少なくとも1つは、前記支持面に隣接して設けられる。前記チャネルは、第1部分及び第2部分を含み、該第1部分は、ビニール袋のスライダの少なくとも一部を受容する大きさであると共に、該第2部分よりも幅が広い。前記チャネルは、前記保持部材の前記遠位部によって画定されるスロットをさらに含み、該スロットの幅は、前記チャネルの前記第2部分の幅よりも狭い。
本発明のさらに別の態様によれば、再閉鎖可能なスライダ付きビニール袋用の保持デバイスは、支持面を含むと共に、実質的に互いに平行であり、前記支持面に一体式に取り付けられた、一組の長尺状保持部材を含む。該保持部材は、長さ及び2つの端部を有するチャネルを画定し、該チャネルは、前記保持部材間に該チャネルの前記長さにわたる開放スロットを有して各端部において開放しており、該スロットは、前記チャネルよりも狭い。干渉部材は、前記スライダ付きビニール袋のスライダを止める一方で、前記袋の閉鎖ストリップを通過させるために、前記チャネルに近接して設けられる。
本発明のさらなる態様によれば、物を収容する方法は、閉鎖ストリップと該閉鎖ストリップ上をスライド移動するように取り付けられたスライダとを含む保存用袋に物を入れるステップと、チャネルを画定すると共に支持面によって支持された保持部材を供給するステップとを含む。前記チャネルは、前記袋の第1部分における第1厚さよりも幅が広く、さらに、前記第1厚さよりも幅が狭い一方で前記袋の第2部分における第2厚さよりも幅が広いスロットを含む。前記方法は、前記スライダが前記保持部材に接触して前記保持部材によって閉鎖位置へ動かされるように、且つ前記保存用袋の前記第1部分が前記保持部材と干渉関係になるように、前記保存用袋の前記第1部分を前記チャネル内にスライドさせるステップをさらに含む。
本発明のさらなる態様によれば、ビニール袋用の保持デバイスは、支持面を備えると共に、それぞれが前記支持面に隣接した近位部と遠位部とを有し、チャネルを画定する、一組の長尺状保持部材を備える。前記チャネルは、スライダの一部を受容して収容するための第1部分を有すると共に、前記保持部材の前記遠位部によって形成されるスロットを有し、該スロットの幅は、前記ビニール袋の閉鎖ストリップを該スロットに侵入させることができる一方で、エンド・ストップが該スロットを通過するのを防止することができる大きさである。
本発明のさらに別の態様によれば、側面パネルと、一組の対向する噛合閉鎖ストリップから成る一端における再閉鎖可能シールと、該閉鎖ストリップを開閉するためのスライダとを有するビニール袋用の保持デバイスは、支持面を備えると共に、それぞれが前記支持面に隣接した近位部と遠位部とを有する、一組の長尺状保持部材を備える。該保持部材は、前記スライダの一部を受容して収容するための第1部分を有すると共に、該保持部材の前記遠位部によって形成されるスロットを有する、チャネルを画定する。前記スロットの幅は、前記ビニール袋の前記閉鎖ストリップを前記スロットに侵入させることができる一方で、前記スライダが前記スロットを通過するのを防止することができる大きさである。
本発明のさらなる態様は、閉鎖ストリップと、該閉鎖ストリップの一端におけるエンド・ストップと、前記閉鎖ストリップ上に位置するスライダと、前記閉鎖ストリップ上に前記スライダを維持するレールとを含む、保存用ビニール袋を支持する方法から成る。この方法は、支持部材と、該支持部材に結合されると共に間にチャネルを画定し少なくとも1つが干渉部を含む一組の壁部とを有する、ホルダを供給するステップと、前記スライダが前記ホルダの一部に接触して最初の位置から移動するように、前記袋を前記チャネルに挿入するステップと、前記閉鎖ストリップ、前記レール、前記エンド・ストップ、及び前記スライダのうちの少なくとも1つが前記干渉部を干渉して前記袋を前記ホルダに支持するように、前記袋を手放すステップとを含む。
本発明のさらに別の態様によれば、ビニール袋を支持する方法は、支持部材と、該支持部材に結合されると共に間にチャネルを画定する一組の壁部とを有する、ホルダを供給するステップと、袋のスライダが前記チャネルに受容されて袋が前記ホルダによって支持されるように、再閉鎖可能なビニール袋を前記ホルダに挿入するステップと、前記袋を前記スライダと相対的に移動させることによって、前記スライダが実質的な静止位置に維持されると共に閉鎖ストリップが前記スライダを通過するように、前記袋に力を及ぼすステップとを含む。
本発明のさらに別の態様によれば、ビニール袋のスライダを移動させる方法は、前記スライダを保持デバイスと接触させるステップと、前記ビニール袋に対し第1の力を第1方向に加えるステップと、前記ビニール袋が前記保持デバイス及び前記スライダと相対的に移動するように、前記保持デバイスに対し第2の力を第2方向に加えるステップとを含む。
本発明のさらなる態様によれば、ビニール袋のスライダを移動させる方法は、前記スライダを保持デバイスと接触させるステップと、前記保持デバイスを固着させるステップと、前記袋をつかむステップと、前記つかんだ袋を前記保持デバイス及び前記スライダと相対的に移動させるステップとを含む。
本発明のその他の態様及び利点は、以下の詳細な説明を考察すれば、明らかになるであろう。
以下の説明において、百の位のみが異なる参照番号は、様々な実施形態における同様の構造若しくは要素を示している。
ここで図1〜図4を参照すると、保持デバイス20は、第1側面22を有する支持部材21を含む。この保持デバイス20は、図9に見られるような再閉鎖可能なスライダ付きビニール袋50と共に用いられるものである。このスライダ付き袋50は、底部で1つになる壁面若しくは側面パネル52から構成され、側方シールが、1つの開放可能端部54を有する袋を画定している。この開放可能端部54は、1組の閉鎖ストリップ56を有しており、これらの閉鎖ストリップ56は、ユーザがストリップ56の一方の端部から他方の端部へスライダ58をスライドさせることにより開放されると共に、前記一方の端部までスライダ58をスライドさせて戻すことにより再閉鎖される。
向かい合う2つの細長い壁部若しくは保持部材23及び24が、支持部材21の第1側面22から延出している。これらの保持部材23及び24は、(必ずしもというわけではないが)互いの鏡像であるのが好ましく、それぞれが近位部33、遠位部34、及び2つの端部35を有する。これらの保持部材23及び24は、それらの間にチャネル36を画定している。
好適な実施形態では、これらの保持部材は、チャネル36が、保持部材23及び24の各端部35における第1部分25と、これらの第1部分25よりも幅が狭く且つこれらの第1部分25の間に位置する第2部分26とを含むように、成形されている。第1部分25の寸法は、図3a及び図8に見られるように、スライダ付き袋に一般的に用いられるタイプのスライダ58を、いずれかの第1部分25に挿入することができるような大きさである。これらの第1部分25と第2部分26とは、ネック27によって結合されており、これらのネック27は、各第1部分25から第2部分26へ向けて幅を狭めている。各ネック27は、保持部材23及び24の少なくとも1つの面40によって画定されており、この面40は、スライダが第2部分26を通って進行するのを妨げるが、閉鎖ストリップが第2部分26を通って進行するのを妨げない(以下、この面40は、干渉部材の一部を形成するものとして考えてもよい)。任意で、壁部は、1つ以上の第1部分25の遠位部において、1つ以上の凹部29を画定する。この凹部29は、スライダ付き袋50の中に重い物が入れられた場合に、スライダ58に及ぼされ得るあらゆる圧力を軽減又は除去するためのものである。好適な実施形態では、第1部分25の長さは、スライダ58をいずれかの第1部分25内部に完全に入れることができるように、少なくともスライダ58の長さと同じである。第2部分26の幅は、スライダ付き袋50の閉鎖ストリップ56の幅よりも大きいのが好ましく、また、第2部分26の寸法(高さ又は幅又はその両方)は、所望の干渉関係が得られるように、スライダ58の相当する寸法よりも小さいのが好ましい。例えば、図示されている実施形態におけるスライダ58の高さは、閉鎖ストリップ56の高さよりもわずかに高いので、図示されている実施形態の第2部分26の幅をスライダ58の幅よりも狭く設計することによって、所望の干渉関係が得られる。しかしながら、別の実施形態では、この干渉部材は、図12c及び図12dに示されているような様々な形態を用いることができる。図1〜図4では、壁部若しくは保持部材23及び24の外面と内面との両方の幅が狭められて示されているが、外面の形状は保持デバイスの機能には重要でなく、あらゆる所望の形態であってよい。
図1〜図4に示されているように、保持部材23及び24の各遠位部34はさらに、チャネル36と直接的に通じているスロット30を画定している。このスロット30は、チャネル36の第2部分26よりも狭いが、スライダ付き袋50の両側面パネル52を合わせた厚さよりも広い大きさとされている。また、このスロット30の少なくとも一部は、閉鎖ストリップの一部、又は、市販されている一般的なスライダ付き袋のレール、リブ、及びエンド・ストップのような別の突出構造の一部の幅よりも狭いのが好ましい。本明細書中に開示した実施形態のいずれとも共に用いられ得る市販のスライダ付き袋の例としては、イージー・ジッパ(Easy Zipper)の付いたジップロック(Ziploc)(登録商標)(詳細は図9、図式的には図17、図17b、及び図23〜図26に図示)、ヘフティ・ワンジップ(Hefty OneZip)(登録商標)(図33、図35、図40、図41、及び図43に図示)、グラッド(Glad)(登録商標)・クリックロック(Clicklock)(図44に図示)、プレスト(Presto)(登録商標)・シュアシール(SureSeal)(図45に図示)、プライアント社(Pliant Corporation)によって製造されたスライダ付き袋(図46に図示)、その他の企業によって製造されたスライダ付き袋が挙げられる。
ここで図3及び図4を参照すると、第1部分25を画定している保持部材23及び24はそれぞれ、少なくとも1つの維持部材28と、斜口32を画定する傾斜面とをさらに含む。この斜口32は、より広い領域をもたらして、ユーザがスライダ付き袋50をスロット30内にスライドさせやすくしている。各維持部材28は、各遠位部34から第1部分25内部へ延出する突起から構成されるのが好ましい。維持部材28の頂部と第1側面22との間の距離は、スライダ58の高さよりも大きい。
また、保持デバイス20には、支持部材21の第1側面22と反対側の側面42上に両面粘着テープ・ストリップ38が設けられている。この粘着テープ・ストリップ38により、保持デバイス20を、垂直な壁に接着したり、棚(図示せず)のような水平面の下に接着することができ、これにより、保持デバイスのユーザは、中身を詰めたスライダ付き袋50をこの保持デバイス20によって吊り下げることができる。上述したように、その他特定の実施形態では、この粘着ストリップは、例えば保持部材23又は24の平面というような、保持デバイス20のその他の面に設けてもよい。適切な粘着ストリップとしては、3M社(3M Corporation)から入手可能なリムーバブル・フォーム・テープ(Removable Foam Tape)4658F又は4492Wがある。
図1〜図4に示されているように、固定スロット37は、保持デバイス20をある面に取り付ける別の手段である。これらの固定スロット37は、支持部材21の各端部に含まれている。ユーザは、釘若しくはねじ(図1〜図4には示されていないが、図6の実施形態では参照番号39で示されている)のシャンクを、これらの固定スロット37を介して、保持デバイス20が取り付けられる面に打ち込むことができる。或いは、シリコーン接着剤やエポキシ接着剤などのようなその他のタイプの接着剤、又はその他の固定デバイスを用いて、保持デバイス20をある面に固定してもよい。
ここで図1及び図9を参照すると、ある面(図示せず)に保持デバイス20が取り付けられた後、ユーザは、スライダ付き袋50の、スライダ58が位置している一方の端部を、第1部分25の一方に挿入する。これは、スライダ58が閉鎖ストリップ上の完全な開放位置に位置している状態で行われるのが一般的であるが、より一般的には、ユーザは、スライダが閉鎖ストリップ56の先端部又は後端部(又はあらゆる中間位置)に位置している状態で、開放又は閉鎖状態のスライダ付き袋50を保持デバイス20に挿入することができる。図示されている実施形態では、開放状態のスライダ付き袋50が凹部32に挿入されると、スライダ58は、同時に第1部分25に挿入され、維持部材28を越えて通過した後、ネック27を画定する面40に接触する。次に、ユーザは、保持デバイス20下方にあるスライダ付き袋50の側面パネル52をつかみ、スライダ付き袋50が挿入された側と反対側の保持デバイス20の端部ヘ向けて、スライダ付き袋50を押す、引く、若しくは移動させる。これにより、閉鎖ストリップ56は、ネック27を通って第2部分26に入る。ネック27はスライダ58の幅よりも狭いので、スライダ58はネック27を越えて移動することができず、閉鎖ストリップ56は、ユーザが側面パネル52に及ぼした力に応じ、スライダ58を通ってスライドすることにより閉鎖される。ユーザが保持デバイス20を通して袋50を移動させ続けると、スライダ58は最終的に閉鎖ストリップ56の後端部に到達し、スライダ付き袋50が完全に閉鎖される。スロット30の少なくとも一部は閉鎖ストリップ56の厚さよりも幅が狭いので、閉鎖ストリップ56の少なくとも一部はスロット30を画定する面によって支持される。
保持デバイス20よりも長いスライダ付き袋50に関しては、閉鎖ストリップ56に、保持デバイス20によって支持されない部分がある。この場合、スロット30と、閉鎖ストリップ56のスロット30と直接的に接触する部分との干渉接触は、スライダ付き袋50を完全に支持できる程度でなくてはならない。いずれにしても、図8に見られるように、スライダ58及び閉鎖ストリップ56が保持部材23及び24の遠位部34によって支持されると同時に、側面パネル52がスロット30を通して自由に吊り下げられる。同じく図8に示されているように、支持部材21は第1平面67にある。袋50の壁面52は、この第1平面67に垂直な第2平面69にある。
このスライダ付き袋50を開放すると共に保持デバイス20から取り外すには、ユーザは、スライダ付き袋50のスライダ58付近の側にある側面パネル52をつかみ、スライダ付き袋50を上記挿入方向と反対方向ヘ移動させる。すると、スライダ58のネック部27に位置する端部と反対側の端部が維持部材28と接触し、このとき維持部材28がスライダ58の継続移動を妨げる。ユーザがさらに力を加えると、閉鎖ストリップ56は、静止状態となったスライダ58を通過して開放される。閉鎖ストリップ56が完全に開放されてしまえば(ただし、袋の開放中のいつでもよいし、袋の開放開始前でもよい)、スライダ付き袋50を持ち上げて、スライダ58を維持部材28との干渉接触から脱して移動させることにより、スライダ58がいずれの位置にある状態でも、スライダ付き袋50全体を保持デバイス20から容易に取り外すことができるのが好ましい。
図1に示されているような両方向デバイスの利点は、ユーザがいずれの端部においてもスライダ付き袋50を挿入することができると共に同じ機能性をもたらすことができる、という点である。
図5に示されているように、本発明のさらなる実施形態は、保持デバイス20の一方の端部35aに1つの第1部分25が設けられているという意味で単方向であり、これにより、ユーザは、この端部35aにおいてのみスライダ付き袋50を挿入することができる。しかしながら、ユーザが開放状態のスライダ付き袋50を第1部分25と反対側の端部に挿入してもやはり、スライダ付き袋50を閉鎖及び支持することができる。この場合、スライダ58は、端部35aと反対側の端部35bによって制止され、最終的に保持デバイス20の完全に外側の場所に位置する。
図5A〜図5Fは、図5に示されている実施形態に類似した、本発明による保持デバイス20の別の実施形態を示している。この保持デバイス20は、第1側面22を有する支持部材21を含む。向かい合う2つの細長い壁部若しくは保持部材23及び24が、支持部材21の第1側面22から延出している。これらの保持部材23及び24は、(必ずしもというわけではないが)互いの鏡像であるのが好ましく、それぞれが近位部33、遠位部34、並びに、2つの端部35a及び35bを有する。これらの保持部材23及び24は、それらの間にチャネル36を画定している。
図示されているこの実施形態では、保持部材23及び24は、チャネル36が、保持部材23及び24の端部35aにおける第1部分25と、この第1部分25よりも幅が狭く且つこの第1部分25から端部35bまで延びる第2部分26とを含むように、成形されている。第1部分25の寸法は、先の実施形態と同様に、スライダ58を第1部分25に挿入することができるような大きさである。これらの第1部分25と第2部分26とは、ネック27によって結合されており、このネック27は、第1部分25から第2部分26へ向けて幅を狭めている。ネック27は、保持部材23及び24の少なくとも1つの面40によって画定されており、この面40は、スライダ58が第2部分26を通って進行するのを妨げるが、閉鎖ストリップが第2部分26を通って進行するのを妨げない(以下、この面40は、干渉部材の一部を形成するものとして考えてもよい)。任意で、壁部は、第1部分25の遠位部において、1つ以上の凹部29を画定する。上記実施形態と同様に、この凹部29は、スライダ付き袋50の中に重い物が入れられた場合に、スライダ58に及ぼされ得るあらゆる圧力を軽減又は除去するためのものである。また、上記と同様に、第1部分25の長さは、スライダ58を第1部分25内部に完全に入れることができるように、少なくともスライダ58の長さと同じであるのが好ましい。先の実施形態に関して上述したように、第2部分26の幅は、スライダ付き袋50の閉鎖ストリップ56の幅よりも大きいのが好ましく、また、第2部分26の寸法(高さ又は幅又はその両方)は、所望の干渉関係が得られるように、スライダ58の相当する寸法よりも小さいのが好ましい。例えば、図5a〜図5fの実施形態では、第2部分26の幅をスライダ58の幅よりも狭くすることによって、所望の干渉関係が得られる。
図5、図5a、及び図5d〜図5fに見られるように、保持部材23及び24の各遠位部34はさらに、チャネル36と直接的に通じているスロット30を画定している。このスロット30は、チャネル36の第2部分26よりも狭いが、スライダ付き袋50の両側面パネル52を合わせた厚さよりも広い大きさとされている。また、このスロット30の少なくとも一部は、閉鎖ストリップの一部、又は、市販されている一般的なスライダ付き袋のレール、リブ、及びエンド・ストップのような別の突出構造の一部の幅よりも狭いのが好ましい。
次に、図5a、図5d、及び図5eを参照すると、第1部分25を画定している保持部材23及び24はそれぞれ、少なくとも1つのプラットフォーム62をさらに含む。斜口32は、より広い領域をもたらして、ユーザがスライダ付き袋50をスロット30内にスライドさせやすくしている。各プラットフォーム62は、各遠位部34から第1部分25内部へ延出する突起から構成されるのが好ましい。このプラットフォーム62の頂部と第1側面22との間の距離は、スライダ58の高さよりも大きい。図5aに見られるように、各プラットフォーム62は維持部材28を含む。
次に、図5c、図5d、図5e、及び図5gを参照すると、保持デバイス20にはさらに、チャネル36の第1部分25に傾斜部45が設けられている。この傾斜部45は、支持部材21から第1部分25内部に延出しており、部分的に第1部分25を遮っている。この傾斜部は、第1部分25における一地点から、第2部分26により近い地点(ここで傾斜部45は終端となる)へ向けて傾斜している。従って、この傾斜部45は、スライダ付き袋50が挿入されると、このスライダ付き袋50の挿入端部を、保持部材23及び24の遠位端部34へ向けて誘導する。
保持デバイス20は、本明細書中に開示した実施形態のいずれかに関して説明したように、どのような面に取り付けてもよい。例えば、両面粘着テープ・ストリップ38を、支持部材21の第1側面22と反対側の側面42上に設けてもよい。この粘着テープ・ストリップ38により、保持デバイス20を、垂直な壁に接着したり、棚(図示せず)のような水平面の下に接着することができ、これにより、保持デバイスのユーザは、中身を詰めたスライダ付き袋50をこの保持デバイス20によって吊り下げることができる。前述したように、この粘着ストリップとしては、3M社から入手可能なリムーバブル・フォーム・テープ4492Wが挙げられる。
図5a〜図5dに示されているように、固定穴64は、保持デバイス20をある面に取り付ける別の手段である。これらの固定穴64は、支持部材21の各端部に含まれている。ユーザは、釘若しくはねじ(図5a〜図5dには図示せず)のシャンクを、これらの固定穴64を介して、保持デバイス20が取り付けられる面に打ち込むことができる。或いは、上述したように、シリコーン接着剤やエポキシ接着剤などのようなその他のタイプの接着剤、又はその他の固定デバイスを用いて、保持デバイス64をある面に固定してもよい。
支持部材21は、下向き周縁フランジ66a及び66bを含む。これらの下向き周縁フランジ66a及び66bは、図16の実施形態に関して以下に説明する方式で保持デバイス20を支持するのに用いられ得る、側方保持器若しくはクリップ68a及び68bを形成している。
ある面に保持デバイス20が取り付けられると、ユーザは、スライダ付き袋50の、スライダ58が位置している一方の端部を、第1部分25に挿入する。これは、スライダ58が閉鎖ストリップ上の完全な開放位置に位置している状態で行われるのが一般的であるが、より一般的には、ユーザは、スライダが閉鎖ストリップ56の先端部又は後端部(又はあらゆる中間位置)に位置している状態で、開放又は閉鎖状態のスライダ付き袋50を保持デバイス20に挿入することができる。図5a〜図5fに示されている実施形態では、開放状態のスライダ付き袋50が凹部32に挿入されると、スライダ58は、同時に第1部分25に挿入され、プラットフォーム62を越えて通過した後、ネック27を画定する面40に接触する。或いは、開放状態のスライダ付き袋が第1部分25に挿入されると、このスライダ付き袋50の保持デバイス20に挿入された端部が、傾斜部45に接触し、保持部材23及び24の遠位端部34へ向けて誘導される。次に、スライダが、ネック27を画定している面40に接触する。
次に、ユーザは、保持デバイス20下方にあるスライダ付き袋50の側面パネル52をつかみ、スライダ付き袋50が挿入された側と反対側の保持デバイス20の端部ヘ向けて、スライダ付き袋50を押す、引く、若しくは移動させる。これにより、閉鎖ストリップ56は、ネック27を通って第2部分26に入る。ネック27はスライダ58の幅よりも狭いので、スライダ58はネック27を越えて移動することができず、閉鎖ストリップ56は、ユーザが側面パネル52に及ぼした力に応じ、スライダ58を通ってスライドすることにより閉鎖される。ユーザが保持デバイス20を通して袋50を移動させ続けると、スライダ58は最終的に閉鎖ストリップ56の後端部に到達し、スライダ付き袋50が完全に閉鎖される。スロット30の少なくとも一部は閉鎖ストリップ56の厚さよりも幅が狭いので、閉鎖ストリップ56の少なくとも一部はスロット30を画定する面によって支持される。
保持デバイス20よりも長いスライダ付き袋50に関しては、閉鎖ストリップ56に、保持デバイス20によって支持されない部分がある。この場合、スロット30と、閉鎖ストリップ56のスロット30と直接的に接触する部分との干渉接触は、スライダ付き袋50を完全に支持できる程度でなくてはならない。いずれにしても、スライダ58及び閉鎖ストリップ56が保持部材23及び24の遠位部34によって支持されると同時に、側面パネル52がスロット30を通して自由に吊り下げられる。
このスライダ付き袋50を開放すると共に保持デバイス20から取り外すには、ユーザは、スライダ付き袋50のスライダ58付近の側にある側面パネル52をつかみ、スライダ付き袋50を上記挿入方向と反対方向ヘ移動させる。すると、スライダ58のネック部27に位置する端部と反対側の端部がプラットフォーム62の維持部材28と接触し、このとき維持部材28がスライダ58の継続移動を妨げる。ユーザがさらに力を加えると、閉鎖ストリップ56は、静止状態となったスライダ58を通過して開放される。閉鎖ストリップ56が完全に開放されてしまえば(ただし、袋の開放中のいつでもよいし、袋の開放開始前でもよい)、スライダ付き袋50を持ち上げて、スライダ58を維持部材28との干渉接触から脱して移動させることにより、スライダ58がいずれの位置にある状態でも、スライダ付き袋50全体を保持デバイス20から容易に取り外すことができるのが好ましい。プラットフォーム62がスライダ58を介して袋50の一端を支持することにより、ユーザは、袋50の中身をこぼすことなく、自由に且つ容易にその中身に到達することができる。
図6及び図7は、維持部材28の無い、本発明の別の実施形態を示している。この実施形態では、保持デバイス20は、図1に示された実施形態のその他全ての態様を含むことにより、スライダ付き袋50を閉鎖すると共に支持するのを促すことができるが、スライダ付き袋50がこの保持デバイス20から取り外されるときに、スライダ付き袋50を開放するのを促さない。ユーザは、図1の保持デバイスに関して上述した方法と全く同じ方法で、スライダ付き袋50を保持デバイス20に挿入することによって、スライダ付き袋50を閉鎖する。しかしながら、スライダ付き袋50を保持デバイス20から取り外すときには、ユーザは、スライダ58及び閉鎖ストリップ56を相対的に移動させることなく、単に挿入方向と反対方向に袋を保持デバイス20からまっすぐに引き抜く。
次に、図10〜図12を参照すると、本発明のさらなる実施形態が示されている。保持デバイス120は、支持部材121、鏡像的保持部材123及び124、並びに、それぞれが垂直に延出するブロック若しくは壁部131の形態をした1つ以上のスライダ干渉部材を備える。保持部材123及び124はそれぞれ、近位部133、遠位部134、及び2つの端部135を有し、これらの保持部材123及び124は、それらの間にほぼ楕円形をしたチャネル136を画定している。保持部材123及び124の近位部133は、支持部材121に取り付けられており、遠位部134間において、チャネル136と通じるスロット130を画定している。このスロット130の幅は、両側面パネル52を合わせた厚さよりも広いが、閉鎖ストリップ56よりも狭い。チャネル136は、2つの第1部分125とこれらの間にある第2部分126とから構成され、この第2部分126は、スライダ・ブロック若しくは壁部131により部分的に画定されている。
図12に示されている実施形態におけるスライダ・ブロック若しくは壁部131は、チャネル136の中央に位置している。このチャネル136は、スライダ58を収容できる大きさであり、スライダ58は、さらなる移動が抑制される地点であるスライダ・ブロック若しくは壁部131に接触するまでチャネル136内を移動することができる。図12aに示されているような別の実施形態では、スライダ・ブロック若しくは壁部171が、チャネル136のより大きな部分に広がっており、このスライダ・ブロック若しくは壁部171は、図示されているように、チャネル136の中央からずらして配置されてもよいし、スライダ・ブロック若しくは壁部131と同じ方式で中央に配置されてもよい。スライダ・ブロック若しくは壁部131の場合と同様に、このスライダ・ブロック若しくは壁部171は、閉鎖ストリップ56が通過できるほど大きいが、スライダ58が通過できないほど小さい寸法である、第2部分126を画定している。
図12b及び図12cを参照すると、保持デバイスのさらなる実施形態が示されている。この実施形態では、チャネル136の幅は、それぞれが垂直に延出するブロック若しくは壁部160の形態をした1つ以上のスライダ干渉部材(ここでは、2つあるものとして示されている)がある部分を除いて、保持デバイスの全長にわたって一定である。これらの干渉部材160は、スライダ58がこれらの干渉部材よりも遠くまでチャネル136内を進行するのを防ぐ一方で、同時に、閉鎖ストリップ56がチャネル136の全長にわたって進行できるようにする。
図12dは、干渉部材160と形状のみが異なる別の干渉部材162を示している。また、図12b及び図12cに示されている離間させた二組の部材ではなく、所望に応じて、一組の干渉部材162を用いてもよい。
次に、図13〜図16を参照すると、本発明の別の実施形態が示されている。保持デバイス220は、支持部材221、並びに、鏡像的保持部材223及び224を備える。この支持部材221は、側部エッジ240及び端部エッジ242を含む。図16に見られるように、この支持部材221は、それぞれ側部エッジ240及び端部エッジ242から保持部材223及び224と同じ方向に突出する、側部クリップ244及び端部クリップ246の形態をした支持手段若しくは部材をさらに含む。これらの側部クリップ244及び端部クリップ246は、冷蔵庫やクローゼットの棚システムに用いられるようなワイヤ・ラック・システム300において、保持デバイス220を支持するのに用いられる。図13〜図15の実施形態は、保持デバイス220を支持するために別の手段が設けられていること以外は、図16の実施形態と実質的に同一である。この実施形態では、支持面は、ねじ又は同種の留め具(図示せず)を用いて保持デバイス220をある面に固定するためのねじ穴260を含む。
図13〜図16の実施形態において、保持部材は、図1に示し且つ図1に関して説明したような設計と機能的には同じであるが、いくつかの追加機構を有する。具体的には、図1の実施形態と同様に、2つの鏡像的保持部材223及び224がチャネル236を画定し、保持部材223及び224の遠位部234がスロット230を画定している。このスロット230が、ねじ穴260の真下に設けられた2つのねじ隙間ボア262を有することによって、木ねじ又は同種の留め具(図示せず)を、保持部材223及び224間を通過させ、棚又は壁(図示せず)のような支持面内部に通すことができる。架橋部266が、支持部材221から、保持部材223及び224間をこれらに接触しながら、チャネル236内部へ延出している。これらの架橋部266は、保持デバイス220を補強している。さらに、保持部材223及び224は、保持デバイス220をさらに補強する外側支持リブ264を含む。第1部分225、第2部分226、及びネック227は、図1に示されている機能と同じ機能を果たす。
図16の実施形態における側部クリップ244は、連続していてもよいし、連続していなくてもよい。また、これらの側部クリップ244は、一連の内向き周縁リップ若しくはその他の保持装置280を含んでいてもよい。これらのリップ若しくはその他の装置280は、ワイヤ・ラックのロッドを挟んで、保持デバイスをラックに固定する。保持デバイス220は、これらのクリップ244が、隣接したロッド間が最も予測される間隔であるワイヤ・ラックの2つの隣接したロッド290にちょうど嵌まって、リップ280が保持デバイス220の各側部におけるロッドを干渉することによって適所に保持されるような、寸法とされている。ロッド290間の間隔がより狭いラック・システムに関しては、ロッド290の一方を、保持デバイスの片側にあるリップ280の1つに係合させ、このロッドに隣接したロッド290を、保持部材224の近位部の側壁279にある少なくとも1つの窪み278を画定する壁部に係合させてもよい。また、端部クリップ246の1つで図示されているように端部ロッド292を挟むことによって、ユーザがスライダ付き袋50を保持デバイスに挿入するときに保持デバイス220がロッド290に沿ってスライドしないように、保持デバイス220をしっかりと保持してもよい。
図17に示されているようなさらなる実施形態の保持デバイス320では、第1部分325の長さがスライダ58の長さよりも短くてもよい。この実施形態の使用中、スライダ58は、第1部分325内部に完全には収まらないが、この第1部分325を画定している保持部材323及び324によってやはり適所に保持され、ネック327において第2部分326に入るのを阻止される。従って、この保持デバイス320は、スライダ付き袋50が挿入されるときに、スライダ付き袋50を閉鎖するように促す。この実施形態のその他全ての機構は、図1に示したものと同様である。
図17aに見られるような、この実施形態の変形例は、保持部材323及び324から凹部332内部に延出する、1つ以上のボス若しくはディテント370をさらに含む。これらのボス若しくはディテント370は、図1に示されているような維持部材28に代わるものである。具体的には、ディテント370は、スライダ58がこれらのディテント370間の空間に入ることができ、且つ、その後、スライダ付き袋50が保持デバイス320から引き抜かれるときに、スライダ58を適所に保持できる程度の摩擦抵抗をスライダの移動に対して与えることができるような距離だけ、互いに離間している。次に、図17bを参照すると、先の図面に開示したスライダよりもむしろ、このような実施形態で用いられ得るスライダ58は、スライダ58の長さの一部に沿ってスライダ58の幅を部分的に又は全体的に狭める溝59を含むのが好ましい。ユーザは、スライダ58を凹部332に挿入するとき、スライダ58の先端がディテント370を通過するように圧力を加えなくてはならない。このスライダ58の先端は、ディテント370を通過すると、ネック327を画定する面に接触して停止する。ユーザがスライダ付き袋50を引っ張り続けると、閉鎖ストリップ56は、袋が閉鎖位置に到達するまでスライダ58を通過する。このとき、スライダ58の溝59は、(必ずしもというわけではないが、)ディテント370がスライダ58と摩擦接触しないように配置されるのが好ましい。スライダ付き袋50を保持デバイス320から取り外すには、ユーザは、このスライダ付き袋50を挿入方向と反対方向に引っ張る。すると、スライダ58は、ディテント370に接触して停止する。ユーザがこの袋を同じ方向に引っ張り続けると、閉鎖ストリップ56は、袋が開放位置に到達するまでスライダ58を通過する。その後、ユーザは、ディテント370を越えるようにスライダ58を引っ張って、このスライダ付き袋を保持デバイス320から完全に取り外す。
前記説明から明らかであるが、ディテント370及びスライダ58が有益に協働できるように、ディテント370はスライダの一部分若しくはそれ以上の部分に対して相補的な形状をしていてもよいし、ディテント370及びスライダ58のうちの一方の設計を他方の形状に応じて選択してもよい。
次に、図18、図18a、及び図18bを参照すると、本発明のさらなる実施形態が示されている。保持デバイス420は、支持部材421、並びに、保持部材423及び424を含む。これらの保持部材423及び424は、近位部433及び遠位部434をさらに含み、近位部432において支持部材421に取り付けられ、互いの間にチャネル436を形成している。このチャネル436は、少なくとも1つの端部において開放しており、スライダ付き袋50のスライダ58よりも大きな寸法とされている。このチャネル436は、保持部材423及び424の遠位部434により画定されチャネル436と通じるスロット430をさらに含み、このスロット430の幅は、スライダ58よりも狭いが、両側面パネル52を合わせた厚さよりも広い。また、保持部材423及び424は、少なくとも1つのブロック部材若しくは壁部468も含む。このブロック部材若しくは壁部468は、チャネル436内に設けられており、スライダ58が進行するのを妨げる一方で、閉鎖ストリップ56がこれらのブロック部材468を越えて又はこれらのブロック部材468間を進行できる寸法である。この実施形態では、2つのブロック部材468が、保持デバイスの各端部に1つずつ配置されて示されているが、別の実施形態では、チャネル436内の適切な地点に、ブロック部材468が1つのみ配置されていてもよい。
図20〜図23は、本発明のさらなる実施形態を示している。この実施形態では、開閉スライダ付き袋50が、両面粘着テープ538によって棚若しくはその他の適切な面502に付着された保持デバイス520内にスライドされる。この保持デバイス520は、支持部材521から下方に延出する保持部材523及び524を有する。これらの保持部材523及び524は、スライダ58を受容するための凹部525を画定している。また、この実施形態では、保持デバイスは、スライダ58を保持することによりスライダ付き袋50を支持する保持部材523及び524の一方又は両方によって、1つ以上のフランジ568の形態をした干渉部材が保持されている。また、スライダ付き袋をさらに適所に保持するために、保持デバイスは、これらのフランジ568の一方の又は両方の端部において、1つ以上の維持部材528が保持されていてもよい。図示されている実施形態では、これらの維持部材528は、直立型の突起から構成されており、閉鎖状態のスライダ付き袋50のスライダ58を、維持部材528を越えて凹部525に挿入してこれらの維持部材528の間に保持できるような、大きさ及び間隔とされている。維持部材528は、スライダ58が、これらの維持部材528より上に持ち上げられるまで、凹部525から外れるのを防止する。
所望に応じ、任意の端壁(図示せず)を保持デバイス520の一端に設けることによって、スライダ58が、挿入中又は挿入後に、この一端から外れるのを防止してもよい。後壁は単に、スライダがこの一端において保持デバイス520から抜けてしまうのを防止するためのものであるため、スライダが進行するのを妨げる部材であれば、どのようなブロック若しくはバリア部材を用いてもよい。前記説明から明らかであるが、図20〜図23の実施形態は、スライダ58を支持することにより袋50を支持している。
図39及び図40には、図20〜図23の実施形態に類似した実施形態が示されている。この実施形態では、(必ずしもというわけではないが)互いに平行であるのが好ましい一連のチャネル550が、水平方向に対して一定角度を成して、保持デバイス552を通っている。これらのチャネル550はそれぞれ、第1部分525及び第2部分526を有する。第1部分525は、スライダ58を収容できる大きさである。一実施形態では、第2部分526はこの第1部分525よりも幅が狭く、これにより、スライダ58が第1部分525内に維持される。或いは、他の実施形態で示された干渉部材に類似した干渉部材が、これらの第1部分と第2部分とを区分してもよい。この保持デバイス550は、平行なチャネル552をいくつ含んでいてもよい。さらに、この保持デバイス550は、図示されているように、又は、本明細書中で説明したその他の取り付け方法のいずれかにより、棚560の一端をスロット558に挿入することによって、棚560に取り付けることができる。本明細書中に開示した他の実施形態に関して説明したように、この保持デバイス550を用いることによって、スライダ58を介してスライダ付き袋50を閉鎖及び支持することができる。
図39及び図40の実施形態には、袋の中に収容された物の重量が袋の閉鎖を促すのに役立つ、という利点がある。これにより、身体障害を持たない人も、手先の不器用な人も、袋を容易に使用することができる。もう1つの利点は、袋を完全に閉鎖する前に手放すと、袋が自然に閉鎖しようとする点である。従って、ユーザは、スライダを完全な閉鎖位置に移動させたかどうか疑わしい場合でも、袋が完全に閉鎖されていることをある程度確信できる。
図24〜図29には、本発明の保持デバイスのさらなる3つの実施形態が示されている。これらの実施形態では、保持デバイスは閉鎖専用デバイスであり、これらの保持デバイスを用いて、スライダ付き袋を閉鎖及び支持することはできるが、スライダ付き袋の開放を促すことはできない。図24〜図29に示されている保持デバイスはそれぞれ、支持部材621と、それから下方に延出する保持部材623及び624とを有する。図24〜図27に示されている保持デバイスでは、保持部材623及び624によって形成されるチャネル636の断面は、このチャネル636の全長に沿って均一である。保持部材623及び624の遠位部634は、スロット630を画定しており、このスロット630の寸法及び特性は、前述した他の保持デバイスにおけるスロットのものと同様である。チャネル636の各端部には、1つ以上の干渉部材627が設けられている。図24〜図27に示されている実施形態では、この干渉部材627は、保持部材623及び624の端部を構成している。前記実施形態に示されているように、この干渉部材は、いくつかの異なる形状をしていてもよいし、保持デバイスの端部のみにおいてチャネル636を狭める突起から構成されていてもよい。前記実施形態と同様に、干渉部材627は、スライダ58が保持デバイスに沿って進行するのを阻止すると同時に、閉鎖ストリップ56が保持デバイスを通って通過若しくは進行できるようにする。
図28及び図29の両方では、保持デバイスは第1部分625を有する。しかしながら、図28では、第1部分625は、スロット630に最も近接した1つの面688により境界が決められている。図29では、第1部分625は、面688及び689により2つの側面で境界が決められている。面688は、ガセット若しくはウェブ690の形態をした任意の補強部材によって補強されてもよい。
図30〜図33は、クリップ若しくは変形端部760の形態をした1つ以上の突出型エンド・ストップを含む特定のスライダ付き袋を支持する、スライダ付き袋用の保持デバイスを示している。この保持デバイスは、粘着ストリップ738によってあらゆる所望の支持面に固定される支持部材721と、凹部794を画定する保持部材723及び724とを含む。この凹部794は、突出型エンド・ストップ760を受容できる大きさであると共に、スロット792と通じている。このスロット792の幅は、閉鎖ストリップ56と袋の側面パネル52との両方が通過できるが、突出型エンド・ストップ760は通過できないような大きさである。保持部材723及び724の遠位部734はそれぞれ、突出型エンド・ストップ760を支持するレッジ若しくはフランジ796の形態をした干渉部材を有し、これらのレッジ796はそれぞれ、保持デバイスの開放端部に直立型の突出部若しくは突起798を含む。突起798は、エンド・ストップ760を、これらの突起798を越えて凹部794に挿入できる一方で、このエンド・ストップ760を適所に保持して保持デバイスから不意に外れるのを阻止するような大きさとされている。この保持デバイスは、後壁770を含み、この後壁770は、この方向において突出型エンド・ストップ760及び袋が保持デバイスから抜け出るのを阻止する。前記説明から明らかであるように、図30〜図33に示されている保持デバイスは、エンド・ストップ760を介して袋を支持する。
図34及び図35は、図24〜図29に示されている保持デバイスに類似した保持デバイスを示している。この実施形態では、チャネル636は、突出型エンド・ストップ660は保持デバイスを通過することができるが、スライダ58は保持デバイスを通過することができないような大きさとされている。また、図34は、この保持デバイス用の別の取り付けデバイスとして、ハンガー699を示している。図35は、この保持デバイスが、スライダ58が閉鎖位置にある状態で、スライダ付き袋を閉鎖ストリップ56で保持しているところを示している。
別の内側構造が、図41に示されている。この実施形態では、チャネル650の長さが、支持される袋の長さよりも長い。また、このチャネル650は、最も標準的な大きさのスライダ付き袋50と少なくとも同じ長さである凹部652も含む。スライダ付き袋50がチャネル650に挿入され、このスライダ付き袋50の頂部全体がチャネル650内に収められる。凹部652の深さは、保持部材623及び624の遠位部634によって形成されたスロット630がスライダ58及び閉鎖ストリップ56を支持できるような深さである。この凹部652を画定する1つ以上の壁部は、ロック部材としての機能も果たすことができると共に、スライダ58を閉鎖ストリップ56の頂部に沿って動かすことができるように、スライダ58の取り外しに対し抵抗を与えることができ、スライダ付き袋50が凹部652から外されると、スライダ付き袋50は開放される。
図36及び図37は、スライダ付き袋用の保持デバイスのさらなる実施形態を示しており、この保持デバイスは、中心からずれた軸812の周囲を回転する2つの類似したカム810を用いてスライダ付き袋50を保持する。カム810は、ロッド814又は同種のシャフトによって支持されており、このロッド814の周囲を回転することができる。図示されているように、ロッド814がカム810を通過することにより、カム810は偏心的に回転する。これらのロッド814は、支持部材821に取り付けられ、次に、この支持部材821は、あらゆる適切な若しくは所望の面に取り付けることができる。また、カム810の断面形状は、カム810がロッド814の周囲を回転すると、2つのカムが一緒になって、スライダ付き袋50に対し圧力を追加するような形状とされている。所望に応じて、カム810はばね付勢してもよい。壁面、閉鎖ストリップ56、及びスライダ58を含む袋の一部分又はそれ以上の部分に対するカム810の作用は、スライダ付き袋50を支持する機能を果たす。
この袋50を図36及び図37の保持デバイスから取り外すには、カム810の一方又は両方を逆回転させることによって外す。この逆回転は、ユーザがカム810の一方又は両方を手で動かすことによって行うことができる。或いは、ユーザがこの袋50を図36及び図37に見られるように上方に動かすと同時に、カム810から解放される位置へ外側に移動させることによって、この袋50を取り外してもよい。
図38は、3つの支持ロッド950が支持部材921に取り付けられている、本発明のさらなる実施形態を示している。これらのロッド950は、円柱形であるが、断面は平らな側部を1つ備える半円形をしている。ロッド950とロッド950との隙間はスロット930を形成しており、このスロット930に、2つの隣接したロッド950の平面付近のスロット930の下方にスライダ58及び/又は閉鎖ストリップ56が位置するように、スライダ付き袋50を挿入することができる。袋50の両壁面は、隣接したさらなるロッドが無い終端ロッド952の場合を除き、ロッド950のうちの1つを越えて、隣接した組のロッド950間のスロット930を通る。従って、袋50の中に収容された物は、ロッド950の下方に都合良く位置付けられる。物が入っているこれらの袋50は、ロッド950の軸方向に沿って引っ張ることにより、ロッド950から容易に取り外される。
次に、図19を参照すると、本発明の別の実施形態が示されている。この実施形態では、保持デバイス1020を支持する手段は、2つの吊り下げクリップ1072から構成されており、これらの吊り下げクリップ1072によって、ワイヤ・ラックのロッドやコート・ハンガーなど(図示せず)のような支持構造から保持デバイス1020を吊り下げることができる。これらの吊り下げクリップ1072は、保持デバイス1020の頂部内に成型されているものとして示されているが、当業者に知られている別のクリップ・デバイスを、これらのクリップ1072と置き換えて、保持デバイス1020の頂面又はその他の面にあらゆる適切な方式で固定してもよい。このような別のクリップは、保持デバイス1020に対し、固定して取り付けてもよいし、回転可能に取り付けてもよい。さらに、図19に示されている実施形態では、保持部材1023及び1024の近位部1033が、支持部材1021の端部と一体化している。保持部材1023及び1024の側面が平らであることにより、粘着ストリップを別の位置に設けることができ、この粘着ストリップを用いて、垂直な壁のような支持面に保持デバイス1020を取り付けてもよい。
図42は、複数の保持デバイスを組み込んだ、本発明のさらなる実施形態を示しており、これらの保持デバイスは、互いに固定されるか一体式に形成されて、一体型構造となっている。この実施形態では、保持デバイス1120は、1つの支持部材1121によって3つの保持サブストラクチャ1144が保持されている。図示されている実施形態では、これらのサブストラクチャ1144はそれぞれ、図1〜図4に関して上述した形状とほぼ同じ形状をしているが、本願で図示及び説明した形態のいずれを用いてもよい。各サブストラクチャ1144は、支持部材1121の第1側面1122から下方に延出する鏡像的保持部材1123及び1124を有する。これらの保持部材1123及び1124はそれぞれ、近位部1133、遠位部1134、及び2つの端部1135を有する。保持部材1123及び1124の各組は、それらの間にチャネル1136を画定している。各チャネル1136は、保持部材1123及び1124の遠位部1134によって画定されるスロット1130を含む。また、各チャネル1136は、2つの第1部分1125と、2つのネック1127によって区分された1つの第2部分(図示されていないが、上記第2部分26と同じ)とを有する。また、各サブストラクチャ1144は、各端部1135に2つの維持部材1128も含む。支持部材1121は、複数の固定穴1137も含んでおり、ユーザは、ねじ又は釘(図示せず)のような留め具を用い、これらの固定穴1137を通して、保持デバイス1120を所望の面(図示せず)に取り付けることができる。
使用中、ユーザは、チャネル1136のうちの1つ以上に、1つ以上のスライダタイプの袋を上記方式で挿入することができ、これにより、袋が保持デバイス1120によって支持される。その後、袋のスライダは、維持部材1128と接触することにより大きな動きが抑制され、各袋は、保持デバイス1120と相対的に動かされるだけで容易に開放され得る。ユーザは、袋の中身に到達した後、この袋を逆方向に動かすだけで、スライダを一方の端部1135に係合させて、この袋を閉鎖することができる。
図43〜図46は、図24〜図27の保持デバイス621と共に、それぞれ、ヘフティ・ワンジップ(登録商標)の袋1200、グラッド(登録商標)・クリックロックの袋1202、プレスト(登録商標)・シュアシールの袋1204、プライアント社によって製造されたスライダタイプの袋1206を示している。保持デバイスの様々な部材が、本明細書中に記載した袋構造のうちの1つ以上と協働してその袋を支持するような寸法とされていれば、上記のように、このような袋のいずれを、本明細書中に開示した実施形態のいずれと共に用いてもよい。
さらに、正確な用途やスライダ付き袋によって保持される物のタイプに応じて、1つ以上の単一型又は一体型の保持デバイスを、各保持デバイスが水平面又は非水平面に位置するように、壁又はその他の垂直面に取り付けてもよい。例えば、図47に見られるように、複数の保持デバイス1210a、1210b、及び1210c(それぞれ、本明細書中に開示した実施形態のうちの1つと類似又は同一)が、両面テープのようなあらゆる適切な手段によって、垂直支持面1212上に水平な配列で取り付けられる。この例では、スライダ付き袋1214は、上記と同様に保持デバイス1210aによって保持されるが、保持デバイスからまっすぐ下方に吊り下げられるのではなく、スライダ付き袋の両側面パネルが重なって保持部材の一方の遠位部上に載る。同様にして、別の袋(例えば、破線で示されている袋1216)を保持デバイス1210b及び1210cによって保持して、これらの袋を屋根板状態に重ねてもよい。
次に、図48を参照すると、本発明の別の実施形態が示されている。この実施形態では、支持部材1321は冷蔵庫の棚であり、保持デバイス1320は支持部材1321の一体型部品である。保持部材1323及び1324は、支持部材1321の第1側面1322から延出しており、その他の点では、形状及び作用において、図1に関して説明した保持部材と同一である。これは、当然、本発明を一体化させることのできる棚のタイプの単なる一例である。この実施形態は、上記と全く同じ方法で、食料庫、クローゼット、又はキャビネットの棚に組み込んでもよいし、吊り下げ式キャビネットの下側に設けてもよい。
次に、図49〜図52を参照すると、本発明のさらなる実施形態が示されている。これらの実施形態は、第1部分1425が袋50のスライダ58全体を受容して包含できる大きさであること以外は、図39及び図40に示されている実施形態と類似している。さらに、第1保持部材1423及び第2保持部材1424は、口1432において、図4に関して説明した維持部材に類似した維持部材1428を有する。図49〜図51に示されている実施形態では、保持デバイス1420は、第1保持部材1423及び第2保持部材1424に平行で且つ第1保持部材1423に取り付けられた支持部材1421を含む。図49に示されている実施形態では、この取り付けは、支持部材1421を第1保持部材1423に結合する第1架橋部材1447によって為される。当然のことながら、この取り付けは、第1保持部材1423のいずれの地点において為されてもよい。別の実施形態では、例えば図51に示されているように、支持面1421が単に第1保持部材1423と一体化していてもよい。次に、これらの第1保持部材及び第2保持部材は、図50に示されているように、第2架橋部材1449によって結合されている。さらに、図52に見られるように、この取り付けは、図1に関して説明したように、保持部材1423と保持部材1424との両方に対して為されてもよい。
図49において、保持デバイス1420には、磁石1451が、接着剤又はその他の既知の付着手段によって、支持部材1421の保持部材1423及び1424とは反対側の側面1442に付着されている。次に、この磁石1451は、冷蔵庫又はその他の金属面に付着させることができる。図51に示されている実施形態は、支持部材1421において、固定穴若しくはスロット1437a及び1437bを用いている。ユーザは、留め具1439のシャンクを、これらの固定穴若しくはスロット1437a及び1437bを介して、保持デバイス1420を固定する面に打ち込むことができる。保持部材1423及び1424はそれぞれ、ユーザが固定スロット若しくはスロット1437aに到達できるようにする切欠き部1453を有する。必ずしもというわけではないが、図49及び図50に示されている両方の実施形態では、それぞれ磁石1451或いは留め具1439によって保持デバイス1420が固定されると、袋(図示せず)が保持デバイス1420に挿入されることによって、保持デバイス1420が固定される面に平行に袋の壁面が吊り下げられるのが好ましい。図49aはさらに、支持部材1421が第1平面1467に位置していることを示している。袋(図示せず)が保持デバイス1420に挿入されて支持されると、袋の壁面は、第1平面1467に平行な第2平面1469に位置する。別の言い方をすると、この第2平面1469は、保持デバイス1420のチャネル1436及びスロット1430により画定されると共に、第1平面1467に平行である。
図52には、図49及び図51に示された保持部材に類似した3組の保持部材1423及び1424を有すると共に、3つの袋を保持することのできる保持デバイス1420が示されている。この保持デバイス1420は、支持部材1421における固定スロット若しくは穴1437を介して、ある面に打ち込まれた留め具1439によって固定される。図1に関して説明した保持デバイスと同様に、保持部材1423及び1424の組はそれぞれ、スロット1430を画定する遠位端部1434を有する。図52aに見られるように、このスロットは、線1473を画定する長さ範囲を有する。支持部材1421は、線1473を横断する平面1467を画定する。
図49〜図52に示されている実施形態には、図39及び図40の実施形態の全ての利点に加えて、袋が維持部材1428の方向に動かされるときに、ユーザがこの袋50を開放するのを促す一方で、袋50のスライダ58がこの干渉部材1428と干渉することにより第1部分1425内に保持される、という利点がある。これは、手先の不器用な人に対し、さらにいっそう役立つ。
図53には、さらに別の実施形態が示されている。保持デバイス1520は、支持部材1521が冷蔵庫、キャビネット、食料庫、クローゼットなどの棚1555の側部から吊り下げるように構成されていること以外は、図1の保持デバイス20と同様である。この支持部材1521は、第1部分1557及び第2部分1559を含む。保持部材1523及び1524は、第1部分1557の一方の端部における又はその付近における第1側面1522から延出している。また、第2部分1559は、第1部分1557の保持部材1523及び1524とは反対側の端部における又はその付近における第1側面1522から延出している。使用中、第2部分1559は棚1555の上に載置され、第1部分1557並びに保持部材1523及び1524は棚1555の下方に延出する。第1部分1557の保持部材1523及び1524とは反対側の側面1542は、冷蔵庫、キャビネット、食料庫、クローゼットなどの側壁1561に接触する。袋50は、上記実施形態のいずれかに関して述べた方式で保持部材1523及び1524から吊り下げられ、保持デバイス1520から下方に側壁156に沿って延びる。この実施形態により、冷蔵庫、キャビネット、食料庫、クローゼットなどで従来あまり利用されなかった空間を効率的に使用することができる。
本明細書中に開示した各実施形態において、ビニール袋のスライダを移動させる方法は、前記スライダを保持デバイスと接触させるステップと、前記ビニール袋に対し第1の力を第1方向に加えるステップと、前記ビニール袋が前記保持デバイス及び前記スライダと相対的に移動するように、前記保持デバイスに対し第2の力を第2方向に加えるステップとを含む。第1の力は、ユーザの手によって加えられてもよいし、別の力伝達部材によって加えられてもよい。第2の力はユーザの手によって及ぼされてもよいし、或いは、保持デバイスが静止又は可動オブジェクトに固定されていてもよい。後者の場合、第2の力は、このオブジェクトによって及ぼされる抵抗力又は固着力から構成され得る。
明らかであるように、単一型又は複数一体型の保持デバイスを用いてもよく、これらの保持デバイスは、袋が、並列、重ね合わせ(即ち、屋根板構造)、及び縦列(即ち、一方の袋が他方の袋の上方に接触せずに配置される構造)を含む、所望の配列で維持されるように、ユーザが望むあらゆる構造及び/又は向きで、垂直支持面、水平支持面、又は水平でも垂直でもない支持面に固定される。
本発明の保持デバイスは、プラスチック、ガラス、金属、木、及び同種の物質のような、ほぼあらゆる剛性材料から構成されてもよい。構成材料の重要な特性は、比較的剛性であり、安価であり、容易に所望の形状に成形することができるという特性だけである。適切なプラスチック材料としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、スチレン、ナイロン、並びに、様々なその他同種のホモポリマー及びコポリマー材料が挙げられる。一般的には、保持デバイスは単一部品として成型されるが、本発明から逸脱しない限り、複数部品構造を用いてもよい。これらのデバイスを成形するには、射出成形及び熱成形を含むあらゆる適切な成型法を用いてもよい。さらに、これらの保持デバイスは、複数の部品で成形して、製造及び組み立ての際に嵌合又はプレス嵌めしてもよい。別のよく知られている製造方法では、成型部品の薄い領域の可撓性を利用して、1つの平坦な成型部品を折り曲げて嵌め合わせ、図示されているような立体的な保持デバイスにする。
本発明を、閉鎖ストリップ、エンド・ストップ、又はスライダを介して袋を支持するものとして説明してきたが、当然のことながら、スライダ付き袋56の、両壁面若しくは両側面パネル52を合わせた厚さよりも幅が広いその他の部分を介して、袋を支持してもよい。このような部分としては、様々なタイプのリブ若しくはレールが挙げられ、これらのリブ若しくはレールは、閉鎖ストリップの延長部に追加してもよいし、スライダ付き袋の側面パネル52の少なくとも1つに追加してもよい。この構造の一例として、図27に示されているレール660があり、これらのレール660は、スライダ58を閉鎖ストリップ56上に維持する。このような構造は、閉鎖ストリップとスライダ付き袋の底部との間に位置するのが一般的であるが、閉鎖ストリップと袋の頂部との間に設けてもよい。また、袋は、閉鎖ストリップ、エンド・ストップ、スライダ、又は別の部分のうちの1つによって支持されるのではなく、所望に応じて、これらの構造を組み合わせたものを介して支持されてもよい。つまり、ホルダは複数の干渉部を含んでいてもよく、これらの干渉部が袋の上記複数部分を同時に干渉し、袋の複数部分がこれらの干渉部上に載ることによって、袋が支持される。
上記実施形態によって、ユーザは、家庭での様々な収容問題を解決することができる。まず、このような保持デバイスによって、ユーザは、再閉鎖可能な袋を保管して整理し、得られる収容空間を完全に利用することができる。本発明により、ユーザは、例えば、冷蔵庫、クローゼット、食料庫などにおいて、棚の下側から袋を吊り下げることができるため、棚の表面空間は他の物を収容するのに用いることができる。また、このようなタイプの保持デバイスを用いることにより、確実に袋がはっきり見えると共に常に同じ位置にあるため、生鮮食品を腐敗する前に用いる可能性が高くなる。
本発明の別の利点は、使用している袋を確実に完全密閉することができるという点である。ある実施形態では、スライダが適所に保持されつつ、袋が保持デバイス内にスライドされるので、ユーザは、確実に袋を完全密閉して、中身を袋の中に安全に且つ確実に維持することができる。この利点は、周囲の環境から密閉されれば、袋の中の食品がより長く新鮮に保たれるので、食品の保管に特に有用である。また、このようなタイプの保持デバイスを用いることにより、手先の不器用なユーザがより容易に再閉鎖可能な袋を使用することができる、という利点がもたらされる。
前記説明を考慮すれば、当業者には、本発明に対する多数の変形例が明らかであろう。従って、この説明は、単に例示的なものとして見なされると共に、当業者が本発明を発明して使用し且つ本発明を実施する最良の形態を教示できるようにする目的で提示される。添付の特許請求の範囲内に含まれる全ての変形例に対する独占権は留保される。
スライダ付き袋が閉鎖位置となるように挿入される両方向保持デバイスの等角図である。 図1の保持デバイスの底面図である。 図1の保持デバイスの端面図である。 図1の保持デバイスの、ほぼ線3a−3aに沿って見た断面図である。 図1の保持デバイスの、ほぼ線3b−3bに沿って見た断面図である。 図1の保持デバイスの、ほぼ線4−4に沿って見た断面図である。 スライダ付き袋が閉鎖位置となるように挿入された単方向保持デバイスの等角図である。 図5に類似した本発明による保持デバイスのさらなる実施形態の、底面及び左後ろ側から見た等角図である。 図5aの実施形態の、頂面及び右後ろ側から見た等角図である。 図5a及び図5bの保持デバイスの平面図である。 図5a及び図5bの保持デバイスの底面図である。 図5aの保持デバイスの端面図である。 図5eに示された保持デバイスの端面図と反対側の端面図である。 図5の保持デバイスの、ほぼ線5g−5gに沿って見た断面図である。 図4と類似しているが、維持部材の無い図である。 図6の保持デバイスの端面図である。 スライダ付き袋が挿入された、図6の保持デバイスの端面図である。 スライダ付き袋が部分的に挿入された、図4に類似した図である。 本発明のさらなる実施形態の底面図である。 図10の保持デバイスの端面図である。 図10の保持デバイスの、ほぼ線12−12に沿って見た断面図である。 図12に類似した、保持デバイスの別の実施形態を示す図である。 図12に類似した、保持デバイスの別の実施形態を示す図である。 図12bの保持デバイスの、ほぼ線12c−12cに沿って見た断面図である。 図12cに類似した、別の形状の干渉部材を示す図である。 保持デバイスのさらなる実施形態の平面図である。 図13の保持デバイスの底面図である。 図14の保持デバイスの、ほぼ線15−15に沿って見た断面図である。 ラック式収容システムにおける図13の保持デバイスの斜視図である。 第1部分がスライダよりも短い、図7の保持デバイスのさらなる実施形態の正面図である。 ディテントを含む、図17の保持デバイスの端面図である。 図17aの保持デバイスの、ほぼ線17b−17bに沿って見た断面図である。 本発明のさらなる実施形態の平面図である。 請求項18の保持デバイスの底面図である。 請求項18の保持デバイスの端面図である。 吊り下げクリップが支持部材に取り付けられた、本発明の保持デバイスの等角図である。 本発明のさらなる実施形態の等角図である。 図20の保持デバイスの端面図である。 図20の保持デバイスの側面図であり、保持デバイスにスライダ付き袋が挿入されている状態を示している。 図22のほぼ線23−23に沿って見た断面図である。 本発明のさらなる実施形態の等角図であり、保持デバイスにスライダ付き袋を挿入しようとしている状態を示している。 図24の保持デバイスの等角図であり、保持デバイスにスライダ付き袋が挿入されて部分的に閉鎖された状態を示している。 図25の部分拡大図であり、保持デバイスにスライダ付き袋が挿入されて部分的に閉鎖された状態を詳細に示している。 図25のほぼ線23−23に沿って見た略断面図である。 本発明のさらなる実施形態の等角図である。 本発明の別の実施形態の等角図である。 本発明のさらに別の実施形態の等角図である。 図30の保持デバイスの底面図である。 図31の保持デバイスの、ほぼ線32−32に沿って見た断面図である。 図31に類似した、スライダ付き袋が支持されている状態を示す図である。 本発明のさらなる実施形態の等角図である。 図34の保持デバイスの、ほぼ線35−35に沿って見た断面図であり、スライダ付き袋が支持されている状態を示している。 本発明のさらなる実施形態の等角図であり、スライダ付き袋が支持されている状態を示している。 図36の保持デバイスの、ほぼ線37−37に沿って見た断面図である。 本発明のさらなる実施形態の等角図である。 本発明のさらに別の実施形態の等角図である。 図39の保持デバイスの、ほぼ線40−40に沿って見た部分断面立面図である。 図35に類似した、別の実施形態を示す図である。 本発明のさらに別の実施形態の等角図である。 図24〜図27の実施形態、並びに、様々な企業により製造及び/又は販売されているスライダタイプの袋の等角図である。 図24〜図27の実施形態、並びに、様々な企業により製造及び/又は販売されているスライダタイプの袋の等角図である。 図24〜図27の実施形態、並びに、様々な企業により製造及び/又は販売されているスライダタイプの袋の等角図である。 図24〜図27の実施形態、並びに、様々な企業により製造及び/又は販売されているスライダタイプの袋の等角図である。 垂直支持面上に水平方向に配列された、本発明による複数の保持デバイスの正面図である。 支持面が冷蔵庫の棚から成る、本発明のさらなる実施形態の等角図である。 本発明のさらなる実施形態の等角図である。 図49の保持デバイスの端面図である。 図49の保持デバイスの、ほぼ線50−50に沿って見た側面図である。 図49に示された保持デバイスに類似しているが、ある面に取り付けるためのねじ穴を有する保持デバイスの等角図である。 本発明のさらに別の実施形態の等角図である。 図52の保持デバイスの側面図である。 本発明のさらなる実施形態の正面図である。

Claims (96)

  1. 側面パネルと、一端における再閉鎖可能シールと、該再閉鎖可能シールを開閉するためのスライダとを有するビニール袋用の保持デバイスであって、
    支持面を備え、
    それぞれが前記支持面に隣接した近位部と遠位部とを有し、チャネルを画定する、一組の長尺状保持部材を備え、
    前記チャネルが、前記スライダを受容するための第1部分と、前記袋の一部を受容するための第2部分とを有すると共に、前記保持部材の前記遠位部によって形成されるスロットをさらに有し、該スロットの幅が、前記ビニール袋の前記側面パネルを該スロットに侵入させることができる一方で、前記袋の一部が該スロットを通過するのを防止することができる大きさである、
    前記保持デバイス。
  2. 前記袋の一部が閉鎖ストリップから成る、請求項1に記載の保持デバイス。
  3. 前記袋の一部がレールから成る、請求項1に記載の保持デバイス。
  4. 前記袋の一部がエンド・ストップから成る、請求項1に記載の保持デバイス。
  5. 前記第1部分が、前記スライダを干渉する部分を有する、請求項1に記載の保持デバイス。
  6. 前記第1部分が、前記スライダが入れられる凹部を含む、請求項1に記載の保持デバイス。
  7. 前記凹部が、前記スライダが前記凹部から引き抜かれるのを干渉する直立型の維持部材によって画定される、請求項1に記載の保持デバイス。
  8. 前記保持部材の少なくとも1つが、前記袋の一部を干渉する部分を含む、請求項1に記載の保持デバイス。
  9. 前記保持部材のそれぞれが、前記袋の一部を干渉する部分を含む、請求項1に記載の保持デバイス。
  10. 前記保持部材がその対向する端部に、前記スライダを受容するための凹部を含む、請求項1に記載の保持デバイス。
  11. 前記第1部分が、前記支持面から前記保持部材の前記遠位部へ向けて延出し、且つ該第1部分を部分的に遮る、傾斜部をさらに含む、請求項1に記載の保持デバイス。
  12. 前記支持面が第1平面を画定し、前記スロット及び前記チャネルが該第1平面に垂直な第2平面を画定する、請求項1に記載の保持デバイス。
  13. 前記支持面が第1平面を画定し、前記スロット及び前記チャネルが該第1平面に平行な第2平面を画定する、請求項1に記載の保持デバイス。
  14. 前記支持面が第1部分及び第2部分をさらに備え、該第1部分が第1端部及び第2端部を有し、前記保持部材が該第1端部に近接し、前記第2部分が該第1端部から前記第1部分に垂直に延出する、請求項1に記載の保持デバイス。
  15. 前記スロットが線を画定する長さ範囲を有し、前記支持面が該線を横断する平面を画定する、請求項1に記載の保持デバイス。
  16. 側面パネルと、一組の対向する噛合閉鎖ストリップから成る一端における再閉鎖可能シールと、該閉鎖ストリップを開閉するためのスライダとを有するビニール袋用の保持デバイスであって、
    支持面を備え、
    それぞれが前記支持面に隣接した近位部と遠位部とを有し、チャネルを画定する、一組の長尺状保持部材を備え、
    前記チャネルが、前記スライダの一部を受容して収容するための第1部分と、前記閉鎖ストリップのみを受容して前記スライダは受容しない第2部分とを有すると共に、さらに、前記保持部材の前記遠位部によって形成されるスロットと通じており、該スロットの幅が、前記ビニール袋の前記側面パネルを該スロットに侵入させることができる一方で、前記閉鎖ストリップが該スロットを通過するのを防止することができる大きさである、
    前記保持デバイス。
  17. 前記チャネルの両端部に前記第1部分がある、請求項16に記載の保持デバイス。
  18. 前記チャネルの一方の端部にのみ前記第1部分がある、請求項16に記載の保持デバイス。
  19. 前記第1部分が少なくとも1つの維持部材を含む、請求項16に記載の保持デバイス。
  20. 前記第1部分が維持部材を含まない、請求項16に記載の保持デバイス。
  21. 前記第1部分の長さが、前記スライダの長さよりも短い、請求項16に記載の保持デバイス。
  22. 前記支持面が、前記保持デバイスを支持するための手段を含む、請求項16に記載の保持デバイス。
  23. 前記支持手段が、前記支持面の前記保持部材とは反対側の側面に付着された粘着ストリップである、請求項22に記載の保持デバイス。
  24. 前記支持手段がクリップである、請求項22に記載の保持デバイス。
  25. 前記支持面が周辺クリップを有する、請求項16に記載の保持デバイス。
  26. 前記クリップが、ラックの2つの平行なロッドと嵌合するように離間されている、請求項25に記載の保持デバイス。
  27. 前記チャネルの前記第1部分が、少なくとも1つの開放側部を有する、請求項16に記載の保持デバイス。
  28. 干渉部材が、前記チャネルの前記第1部分と前記第2部分との間に設けられる、請求項16に記載の保持デバイス。
  29. 側面パネルと、一端における再閉鎖可能シールと、該再閉鎖可能シールを開閉するためのスライダとを有するビニール袋用の保持デバイスであって、
    支持面を備え、
    それぞれが遠位部を有し、チャネルを画定し、少なくとも1つが前記支持面に隣接して設けられる、一組の長尺状保持部材を備え、
    前記チャネルが第1部分及び第2部分を含み、該第1部分が前記スライダの少なくとも一部を受容する大きさであると共に該第2部分よりも幅が広く、また、前記チャネルが前記保持部材の前記遠位部によって画定されるスロットをさらに含み、該スロットの幅が前記チャネルの前記第2部分の幅よりも狭い、
    前記保持デバイス。
  30. 前記チャネルの両端部に前記第1部分がある、請求項29に記載の保持デバイス。
  31. 前記チャネルの一方の端部にのみ前記第1部分がある、請求項29に記載の保持デバイス。
  32. 前記第1部分が少なくとも1つの維持部材を含む、請求項29に記載の保持デバイス。
  33. 前記第1部分が維持部材を含まない、請求項29に記載の保持デバイス。
  34. 前記第1部分の長さが、前記スライダの長さよりも短い、請求項29に記載の保持デバイス。
  35. 前記支持面が、前記保持デバイスを支持するための手段を含む、請求項29に記載の保持デバイス。
  36. 前記支持手段が、前記支持面の前記第1及び第2保持部材とは反対側の側面に付着された粘着ストリップである、請求項35に記載の保持デバイス。
  37. 前記支持手段がクリップである、請求項35に記載の保持デバイス。
  38. 前記支持面が周辺クリップを有する、請求項29に記載の保持デバイス。
  39. 前記クリップが、ラックの2つの平行なロッドと嵌合するように離間されている、請求項39に記載の保持デバイス。
  40. 前記チャネルの前記第1部分が、少なくとも1つの開放側部を有する、請求項29に記載の保持デバイス。
  41. 干渉部材が、前記チャネルの前記第1部分と前記第2部分との間に設けられる、請求項29に記載の保持デバイス。
  42. 前記保持部材の両方が前記支持面に隣接して位置する、請求項29に記載の保持デバイス。
  43. 前記保持部材の一方のみが前記支持面に隣接して位置し、前記保持デバイスが前記保持部材を結合する架橋部をさらに含む、請求項29に記載の保持デバイス。
  44. スライダ付き袋が密閉可能端部を含み、該密閉可能端部には該密閉可能端部を密閉するために閉鎖ストリップが設けられており、また、前記スライダ付き袋が該閉鎖ストリップを閉鎖するためのスライダをさらに含み、該スライダの幅が前記閉鎖ストリップの幅よりも広い、再閉鎖可能なスライダ付きビニール袋用の保持デバイスであって、
    支持面を備え、
    実質的に互いに平行であり、前記支持面に一体式に取り付けられると共に、長さ及び2つの端部を有するチャネルを画定する、一組の長尺状保持部材を備え、前記チャネルが、該保持部材間に前記チャネルの前記長さにわたる開放スロットを有して各端部において開放しており、該スロットが、前記チャネルよりも狭く、
    前記スライダ付きビニール袋の前記スライダを止める一方で、前記閉鎖ストリップを通過させるために、前記チャネルに近接して設けられた干渉部材を備える、
    前記保持デバイス。
  45. 前記干渉部材が、前記スライダ付き袋の前記閉鎖ストリップよりも広く、且つ前記スライダ付き袋の前記スライダよりも狭い、開口部を画定する、請求項44に記載の保持デバイス。
  46. 前記干渉部材が、前記スライダの進行を妨げる一方で前記閉鎖ストリップの進行を許容することのできる距離だけ、前記チャネル内部に延出する、少なくとも1つの突起から成る、請求項44に記載の保持デバイス。
  47. 物を収容する方法であって、
    閉鎖ストリップと該閉鎖ストリップ上をスライド移動するように取り付けられたスライダとを含む保存用袋に物を入れるステップと、
    前記袋の第1部分における第1厚さよりも幅が広いチャネルであって、前記第1厚さよりも幅が狭い一方で前記袋の第2部分における第2厚さよりも幅が広いスロットを含むチャネルを画定すると共に、支持面によって支持された、保持部材を供給するステップと、
    前記スライダが前記保持部材に接触して前記保持部材によって閉鎖位置へ動かされるように、且つ前記保存用袋の前記第1部分が前記保持部材と干渉関係になるように、前記保存用袋の前記第1部分を前記チャネル内にスライドさせるステップと、
    を含む、前記方法。
  48. 前記スライドさせるステップが、前記スライダを前記保持部材の凹部に挿入するステップを含む、請求項47に記載の方法。
  49. 前記凹部が、前記スライダが前記凹部に最初に挿入されるときに前記スライダを受容する第1凹部と、該第1凹部の下方に設けられ、前記スライダが前記凹部に最初に挿入された後に前記スライダを受容する第2凹部とを含む、請求項48に記載の方法。
  50. 前記凹部の前記第2凹部が、前記スライダが前記凹部の前記第2凹部に位置しているときに前記スライダが前記凹部から外れるのを妨げるロック部材に隣接して設けられる、請求項49に記載の方法。
  51. 前記支持面が水平面から成る、請求項48に記載の方法。
  52. 前記支持面が垂直面から成る、請求項48に記載の方法。
  53. 前記保持部材を前記支持面に固定するさらなるステップを含む、請求項48に記載の方法。
  54. 前記固定するステップが、前記保持部材を前記支持面に付着させるステップから成る、請求項53に記載の方法。
  55. 前記固定するステップが、前記保持部材を前記支持面に留めるステップから成る、請求項53に記載の方法。
  56. 前記支持面がワイヤ・ラックから成る、請求項48に記載の方法。
  57. 前記保持部材を前記ワイヤ・ラックに固定するさらなるステップを含む、請求項56に記載の方法。
  58. 前記保持部材が支持部材を含み、前記取り付け部材を固定するステップが前記ワイヤ・ラックの一部を前記支持部材と嵌合するステップから成る、請求項57に記載の方法。
  59. 前記支持面が棚の面から成る、請求項48に記載の方法。
  60. 前記袋の前記第1部分が前記チャネル内にスライドされるとき、前記閉鎖ストリップが水平方向に配置される、請求項48に記載の方法。
  61. 前記袋の前記第1部分が前記チャネル内にスライドされるとき、前記閉鎖ストリップが垂直方向に配置される、請求項48に記載の方法。
  62. 前記袋の前記第1部分が前記チャネル内にスライドされるとき、前記閉鎖ストリップが垂直方向及び水平方向以外の方向に配置される、請求項48に記載の方法。
  63. 前記最初の保存用袋と実質的に同一であるさらなる保存用袋にさらなる物を入れるステップと、前記最初の保持部材と実質的に同一であり且つ前記最初の保持部材に隣接したさらなる保持部材を供給するステップと、前記さらなる保存用袋のスライダが前記保持部材に接触して前記保持部材によって閉鎖位置へ動かされるように、且つ前記さらなる保存用袋の第1部分が前記さらなる保持部材と干渉関係になるように、前記さらなる保存用袋の前記第1部分を前記さらなる保持部材のチャネル内にスライドさせるステップとをさらに含む、請求項48に記載の方法。
  64. 前記最初の保存用袋が、前記さらなる保存用袋の上に重ね合わせ関係で配置される、請求項63に記載の方法。
  65. 前記最初の保存用袋が、前記さらなる保存用袋の隣に並列関係で配置される、請求項63に記載の方法。
  66. 側面パネルと、一組の対向する噛合閉鎖ストリップから成る一端における再閉鎖可能シールと、該閉鎖ストリップを開閉するためのスライダと、突出型エンド・ストップとを有するビニール袋用の保持デバイスであって、
    支持面を備え、
    それぞれが前記支持面に隣接した近位部と遠位部とを有し、チャネルを画定する、一組の長尺状保持部材を備え、前記チャネルが、前記スライダの一部を受容して収容するための第1部分を有すると共に、前記保持部材の前記遠位部によって形成されるスロットをさらに有し、該スロットの幅が、前記ビニール袋の前記閉鎖ストリップを該スロットに侵入させることができる一方で、前記エンド・ストップが該スロットを通過するのを防止することができる大きさである、
    前記保持デバイス。
  67. 前記保持部材の少なくとも1つが、前記エンド・ストップを干渉する部分を含む、請求項66に記載の保持デバイス。
  68. 前記保持部材のそれぞれが、前記エンド・ストップを干渉する部分を含む、請求項66に記載の保持デバイス。
  69. 側面パネルと、一組の対向する噛合閉鎖ストリップから成る一端における再閉鎖可能シールと、該閉鎖ストリップを開閉するためのスライダとを有するビニール袋用の保持デバイスであって、
    支持面を備え、
    それぞれが前記支持面に隣接した近位部と遠位部とを有し、チャネルを画定する、一組の長尺状保持部材を備え、前記チャネルが、前記スライダの一部を受容して収容するための第1部分を有すると共に、前記保持部材の前記遠位部によって形成されるスロットをさらに有し、該スロットの幅が、前記ビニール袋の前記閉鎖ストリップを該スロットに侵入させることができる一方で、前記スライダが該スロットを通過するのを防止することができる大きさである、
    前記保持デバイス。
  70. 前記保持部材の少なくとも1つが、前記スライダを干渉する部分を含む、請求項69に記載の保持デバイス。
  71. 前記保持部材のそれぞれが、前記スライダを干渉する部分を含む、請求項69に記載の保持デバイス。
  72. 閉鎖ストリップと、該閉鎖ストリップの一端におけるエンド・ストップと、前記閉鎖ストリップ上に位置するスライダと、前記閉鎖ストリップ上に前記スライダを維持するレールとを含む、保存用ビニール袋を支持する方法であって、
    支持部材と、該支持部材に結合されると共に間にチャネルを画定し少なくとも1つが干渉部を含む一組の壁部とを有する、ホルダを供給するステップと、
    前記スライダが前記ホルダの一部に接触して最初の位置から移動するように、前記袋を前記チャネルに挿入するステップと、
    前記閉鎖ストリップ、前記レール、前記エンド・ストップ、及び前記スライダのうちの少なくとも1つが前記干渉部を干渉して前記袋を前記ホルダに支持するように、前記袋を手放すステップと、
    を含む、前記方法。
  73. 前記閉鎖ストリップがレールを含み、前記手放すステップが該レールを前記干渉部に載せるステップを含む、請求項72に記載の方法。
  74. 前記手放すステップが、前記エンド・ストップを前記干渉部に載せるステップを含む、請求項72に記載の方法。
  75. 前記手放すステップが、前記スライダを前記干渉部に載せるステップを含む、請求項72に記載の方法。
  76. 前記干渉部が、前記壁部の少なくとも一方によって保持された少なくとも1つの部材から成る、請求項72に記載の方法。
  77. 前記壁部が、前記スライダを受容するための凹部を画定する部分を含む、請求項76に記載の方法。
  78. 前記壁部のそれぞれが干渉部を保持する、請求項76に記載の方法。
  79. 閉鎖ストリップと、該閉鎖ストリップ上に位置する該閉鎖ストリップを開閉するためのスライダとを含む、ビニール袋を支持する方法であって、
    支持部材と、該支持部材に結合されると共に間にチャネルを画定する一組の壁部とを有する、ホルダを供給するステップと、
    前記スライダが前記チャネルに受容されて袋が前記ホルダによって支持されるように、再閉鎖可能なビニール袋を前記ホルダに挿入するステップと、
    前記袋を前記スライダと相対的に移動させることによって、前記スライダが実質的な静止位置に維持されると共に前記閉鎖ストリップが前記スライダを通過するように、前記袋に力を及ぼすステップと、
    を含む、前記方法。
  80. 前記力を及ぼすステップによって前記袋が開放する、請求項79に記載の方法。
  81. 前記力を及ぼすステップによって前記袋が閉鎖する、請求項79に記載の方法。
  82. 前記ビニール袋が、イージー・ジッパの付いたジップロック(登録商標)の袋、ヘフティ・ワンジップ(登録商標)の袋、グラッド(登録商標)・クリックロックの袋、プレスト(登録商標)・シュアシールの袋、及び、プライアント社によって製造された袋から構成される群から選択されるスライダタイプの袋から成る、請求項79に記載の方法。
  83. ビニール袋のスライダを移動させる方法であって、
    前記スライダを保持デバイスと接触させるステップと、
    前記ビニール袋に対し第1の力を第1方向に加えるステップと、
    前記ビニール袋が前記保持デバイス及び前記スライダと相対的に移動するように、前記保持デバイスに対し第2の力を第2方向に加えるステップと、
    を含む、前記方法。
  84. 前記第1の力が、ユーザの手によって加えられる、請求項83に記載の方法。
  85. 前記保持デバイスが、ある面に支持手段によって取り付けられる、請求項84に記載の方法。
  86. 前記支持手段が粘着ストリップから成る、請求項85に記載の方法。
  87. 前記支持手段がねじから成る、請求項85に記載の方法。
  88. 前記第2の力が、ユーザの手によって加えられる、請求項83に記載の方法。
  89. ビニール袋のスライダを移動させる方法であって、
    前記スライダを保持デバイスと接触させるステップと、
    前記保持デバイスを固着させるステップと、
    前記袋をつかむステップと、
    前記つかんだ袋を前記保持デバイス及び前記スライダと相対的に移動させるステップと、
    を含む、前記方法。
  90. 前記スライダが開放位置へ移動される、請求項89に記載の方法。
  91. 前記スライダが閉鎖位置へ移動される、請求項89に記載の方法。
  92. 前記固着させるステップが、前記保持デバイスをある面に支持手段によって取り付けることにより行われる、請求項89に記載の方法。
  93. 前記支持手段が粘着ストリップから成る、請求項92に記載の方法。
  94. 前記支持手段がねじから成る、請求項92に記載の方法。
  95. 前記移動させるステップが、ユーザの手によって加えられる力により行われる、請求項92に記載の方法。
  96. 前記固着させるステップが、ユーザの手によって加えられる力により行われる、請求項89に記載の方法。
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