JP2005520122A - 排出ガス取込みダクトを備えたミサイルランチャーセル、およびこのミサイルランチャーセルの列 - Google Patents

排出ガス取込みダクトを備えたミサイルランチャーセル、およびこのミサイルランチャーセルの列 Download PDF

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Abstract

長尺なミサイルランチャーセルが、複数セル列となるよう配列可能に構成されている。この列におけるミサイルランチャーセルのそれぞれは、キャニスター化されたミサイルを収容する支持構造体を具備する。また各セルは、それ自身の煙突と排出ガスプレナムとを具備しており、したがって別個に使用することができる。各セルはそれ自身がミサイル排気能力を有するので、排出ガスの放出のために設けられる、ミサイルランチャー列の空きである、一つ以上のベイを確保する必要はない。

Description

本発明はキャニスター化されたミサイル用のランチャーに関し、さらに詳しくは、概して垂直発射用の防護甲板の下に配置されることを想定したランチャーに関する。
近代的な戦艦は、攻撃および防御軍備に関し、本質的に艦砲よりもむしろミサイルに頼っている。したがって戦艦は、一つ以上のミサイルランチャーの列とともに、単一の自動砲を備える。ミサイルランチャーの列は、艦の後部甲板の単一のミサイルランチャー列と、前部甲板の二つの類似の列とを備える。
艦用のミサイルランチャーの群は、1998年11月17日にMcNabおよびその他の者の名義で発行された特許文献1に記載のものに類似している。McNabおよびその他の者は、マズル−端部、ブリーチ−端部、そして中間フレームによって直線列として保持された、五つの配列ミサイルランチャー位置の五つの垂直ベイあるいは「スリーブ」を備えた構造について記述している。McNabおよびその他の者のミサイルランチャー列の各スリーブは、キャニスター化された(canisterized)ミサイルを収容するための寸法となった支持格子構造体を備える。爆風および周囲の状況に対する保護は、複数の別個に制御可能な、あるいは開放可能なハッチを備えた堅牢なハッチアセンブリによって得ており、それら各々は、上記列のスリーブの一つの端部を覆っている。スリーブのブリーチ(breech)端部はプレナム内に開放されており、このプレナムは水供給システムによって冷却される。このプレナムをその下方に位置する構造体に固定するために止め具が配備されている。McNab式ランチャーにおいて使用されるミサイルキャニスター(canister)は、マズルおよびブリーチ端部に壊れやすい保護シールを備え、また発射準備が完了したミサイルを備える。おそらくは、もし必要であるならばミサイルに情報を送信するための、および外部指令の結果として発射シーケンスを開始するための電気的インターフェースをも備える。McNab式構造体を使用するため、一つ以上のスリーブドアあるいはハッチが開放され、そしてキャニスター化されたミサイルがその中に降ろされる。明確には言及されていないが、おそらく電気ケーブルが、ミサイルキャニスターをスリーブ付近の発射制御システムの一部へ接続するために使用されている。したがってミサイルは遠隔制御される。そのミサイルが発射されるとき、それに関係するドアあるいはハッチが開放されるとともに、スリーブ(これはキャニスター化されたミサイルを含んでいない)のさらなる一つの対応するハッチが開放される。その後、ミサイル点火の指示が出る。その結果として、そのコンテナ内のミサイルは発火し、プレナム内に排出ガスを噴き出し、そしてミサイルはキャニスターのマズル端部から出現し、これと同時に両方の壊れやすいシールを破壊する。ミサイルからプレナムに入った排出ガスは水噴射によって冷却されるが、これは、赤外線(IR)の痕跡を減少させ、ガス温度による溶損を低減させるために排出ガスの温度を低下させ、そして、こうすることによって大量の水蒸気が発生する。混じり合った水蒸気と排出ガスとは、プレナムから、煙突として使用される、ハッチが開放された空のスリーブによって上記甲板へと追いやられる。もし、McNabが示すように支持構造体が格子構造体であるならば、排出ガス/蒸気用の煙突として使用されるスリーブの中で空となっているものの内部に保護スリーブが延びることになる。この保護スリーブは、さらなる保護のための融除材料を含む。
米国特許第5,837,917号明細書
ミサイルランチャーの改良が要望されている。
本発明の形態に係るミサイルランチャーセルは、キャニスター化されたミサイルを納めるためのものであって、このキャニスター化されたミサイルは、ミサイル発射前の使用においては、ミサイルキャニスターを甲板の下方で概して垂直な発射ポジションで保持するため、ミサイル発射端部およびミサイル排気端部を形成している。このミサイルランチャーセルは、少なくとも1本の長尺な排出ガス煙突を具備する。それはまた、概して軸状の空隙を形成し、またミサイル発射端部およびミサイル排気端部を形成する支持構造体を具備する。この支持構造体の空隙は、ミサイルキャニスターを収容するのに十分な長さおよび断面積を有する。1本以上の排気煙突が支持構造体の外面に沿って存在し、かつミサイル発射端部付近から支持構造体のミサイル排気端部付近まで、空隙の軸線と平行に延在している。ミサイルランチャーセルはまた、支持構造体のミサイル排気端部付近で、この支持構造体に取り付けられたミサイル排気プレナムを具備する。このミサイル排気プレナムは、支持構造体のミサイル排気端部付近で、1本以上の排気煙突に接続されている。ミサイル排気プレナムはさらに、ミサイルキャニスターにおけるミサイル排気端部への取り付けのための取り付け装置を具備し、これは、ミサイル排出ガスを支持構造体のミサイル排気端部から1本以上の排気煙突へ送り込むため、そしてミサイル排出ガスを1本以上の煙突からミサイルランチャーセルの支持構造体のミサイル発射端部付近に放出させるためである。ドア構造体がミサイル発射セル支持構造体のミサイル発射端部に取り付けられており、これは、閉塞状態では、少なくとも支持構造体、1本以上の煙突、および空隙内に収容されたミサイルキャニスターを防護するためである。
本発明の特定の実施形態においては、空隙は長方形の、あるいはより詳しくは正方形の断面を有する。そして空隙は、Mk25キャニスター化ミサイルを収容するための寸法となる。支持構造体は格子構造体となる。特定の実施形態における煙突の数は2本であり、この2本の煙突は互いに平行に、かつ空隙軸線と平行に延在する。
本発明の特に有利な実施形態においては、ミサイルランチャーセルの列は、キャニスター化されたミサイルを納めるための寸法となった列のミサイルランチャーセルそれぞれを有しており、各ミサイルキャニスターは、ミサイル発射端部およびミサイル排気端部を形成している。ミサイル発射前の使用においては、ミサイルランチャーセルの列は、ミサイルキャニスターを甲板の下方で概して垂直な発射ポジションで保持する。ミサイルランチャーセルのそれぞれは、少なくとも1本の長尺な排出ガス煙突と、ミサイル発射端部およびミサイル排気端部を形成する概して軸状の空隙を形成している支持構造体とを具備する。各セルにおける支持構造体の空隙は、ミサイルキャニスターを収容するのに十分な長さおよび断面積を有している。1本以上の排気煙突が支持構造体の外面に取り付けられ、あるいはそれに隣接して存在しており、しかもミサイル発射端部付近から構造体のミサイル排気端部付近まで、空隙の軸線と平行に延在している。ミサイル排気プレナムが、各セルの支持構造体のミサイル排気端部付近で支持構造体に取り付けられている。各セルのミサイル排気プレナムは、支持構造体のミサイル排気端部付近で1本以上の排気煙突に接続されており、そしてまた、ミサイルキャニスターにおけるミサイル排気端部への取り付けのための取り付け装置あるいは手段を具備する。これは、ミサイル排出ガスを支持構造体のミサイル排気端部から1本以上の煙突へ送り込むため、そしてミサイル排出ガスを少なくとも1本の煙突から支持構造体のミサイル発射端部付近に放出させるためである。ドア構造体がミサイル発射構造体のミサイル発射端部に取り付けられる。これは、閉塞時には、少なくとも支持構造体およびミサイルランチャーセルの1本以上の煙突、およびセルの空隙内に収容されたミサイルキャニスターを防護するためであり、かつ、開放時には、そのキャニスターからのミサイルの発射および1本以上の煙突からの排出ガスの放出に備えるためである。この配置は、列のミサイル発射セル内で点火されたミサイルからの排出ガスを逃がすべく煙突あるいは経路を設けるため、少なくとも一つのミサイル発射セルを空にしたり、あるいは非装填状態としたりすることなく、ミサイルランチャーの列について、全てのランチャーセルにキャニスター化されたミサイルが配備された状態を維持することを可能にする。したがって本発明の形態は、列の空隙のそれぞれ(全て)の中に、キャニスター化されたミサイルが配置されるランチャーの列に見出される。
図1は、内部の詳細を明らかにするため構造体の一部を切り落とした状態での、別個のミサイルランチャーセル10a,10b,10cおよび10dの列10の簡略斜視あるいは等角図である。図1において、別個のミサイルランチャーセル10a,10b,10cおよび10dは互いに全く同じものである。各セルは、12で指し示される格子構造タイプの支持構造体を具備し、したがってミサイルランチャー10aは、12aで指し示される格子構造タイプの支持構造体12aを具備し、ミサイルランチャーセル10bは格子構造タイプの支持構造体12bを具備し、ミサイルランチャーセル10cは格子構造タイプの支持構造体12cを具備し、そしてランチャーセル10dは格子構造タイプの支持構造体12dを具備する。各支持構造体12は四つの「脚」部を有する。代表例として図1のミサイルランチャーセル10dを採り上げると、三つのそうした脚、すなわち脚14d1,14d2および14d3を見出すことができ、4番目の脚については図示していない。ミサイルランチャー10aにおける支持構造体12aの図示した脚は14a1および14a2、ミサイルランチャー10bにおける支持構造体12bの図示した脚は14b1および14b2、そしてミサイルランチャー10cにおける支持構造体12cの図示した脚は14c1および14c2である。支持構造体それぞれの脚は、ミサイルランチャーの長さ方向の軸線と平行に延びている。特に、さまざまな脚が、それに対応するランチャーセルの長さ方向の軸線8a,8b,8cおよび8dと平行に延びている。
複数の相互連結支持ブレースが、ミサイルランチャーセルそれぞれの支持構造体の「脚」の間に延びている。図1に示すように、代表的な支持ブレース20a1,20a2および20a3は、脚要素14a1および14a2との間に延びている。これら脚要素および支持ブレースの組み合わせは、支持構造体12a,12b,12cおよび12dのそれぞれを垂直に貫通して延在する、長方形あるいは正方形断面を持った長尺な空隙を形成する(図1においては明確には現れない)。そうした空隙それぞれの断面積は、キャニスター化されたミサイルを収容し、しかもそうしたキャニスター化されたミサイルを垂直あるいは略垂直な姿勢で保持するための寸法となっている。キャニスター化されたミサイルがMark25キャニスター化ミサイルである特定の実施形態においては、断面は正方形である。
防護ドアあるいはハッチアセンブリもしくは構造体は、ミサイルランチャーセルそれぞれの上方あるいはミサイル発射端部に位置させられる。さらに詳しくは、図1には、ミサイルランチャーセル10aに関係するハッチアセンブリ16a、ミサイルランチャーセル10bに関係するハッチアセンブリ16b、ミサイルランチャーセル10cに関係するハッチアセンブリ16c、およびミサイルランチャーセル10dに関係するハッチアセンブリ16dが示されている。ハッチアセンブリのそれぞれは、概してフラットな甲板部あるいは甲板延在部と、1基以上のミサイルが飛び出し、かつまたは排出ガスが出て行く一つ以上の開口を覆うハッチとを具備する。図1において、ミサイルランチャーセル10aのハッチアセンブリ16aは、甲板延在部16adの甲板部および開きハッチ16ahを有し、ミサイルランチャーセル10dのハッチアセンブリ16dは、甲板16ddおよび開きハッチ16dhを有し、これらハッチは閉塞ポジションで示されている。ミサイルランチャー16cのハッチアセンブリ16cは、甲板16cdと開放ハッチ16chとを有する。ハッチアセンブリ16bのハッチ16bhは、キャニスター化されたミサイル(図1では示していない)が収容される正方形のミサイル端部「開口」18bm、および付加的な煙突あるいは排気放出開口18bc1および18bc2を露出させるため仮想的に示されている。
図1の列10におけるミサイルランチャーセル10a,10b,10cおよび10dのそれぞれはまた、ミサイル排出ガス取り込みダクトあるいは煙突の対を具備する。図1においては、ミサイルランチャーセル10aに関係する2本の煙突の一部は30a1および30a2で指し示されるとともに、ミサイルランチャーセル10bの対応する煙突の一部は30b1および30b2でそれぞれ指し示されている。図1においては、ミサイルランチャーセル10cに関係する煙突は30c1および30d2で指し示されるとともに、ミサイルランチャーセル10dに関係する煙突は30d1および30d2で指し示されている。ランチャーセルのそれぞれに関係する煙突は、各ランチャーセルの底部、ブリーチあるいはミサイル排気端部付近から、ランチャーセルの頂部、マズル、あるいはミサイル発射端部付近まで延びており、概して対応する支持構造体の軸線と平行になっている。したがって、煙突30a1および30a2はミサイルランチャー支持構造体12aの長さ方向軸線8aと平行に延びており、煙突30b1および30b2はミサイルランチャー支持構造体12bの長さ方向軸線8bと平行に延びており、煙突30c1および30c2はミサイルランチャー支持構造体12cの長さ方向軸線8cと平行に延びており、煙突30d1および30d2はミサイルランチャー支持構造体12dの長さ方向軸線8dと平行に延びている。それらの上側端部において、ドアあるいはハッチがその閉塞ポジションにあるとき、さまざまな煙突あるいはミサイル排出ガス取込みダクトは、対応するミサイルランチャーセルのドアあるいはハッチの下方に存在する領域内で開放されている。図1においては、2本の煙突30b1および30b2の開放端部は、それぞれ18bc1および18bc2で指し示されている。煙突が金属製の場合には溶接によって、他の材料ならば他の好適な固定手段によって、煙突は好ましくは対応する甲板プレートに固定される。たとえば煙突30b1および30b2は甲板プレート16bdに固定される。対応するハッチ16bhは、それが閉塞状態のとき、二つの煙突開口18bc1および18bc2の両方とともに、支持構造体12bに関係するか、あるいはそれによって形成される長尺な、垂直方向を向く空隙の上側端部をも覆う。
煙突に加えて、列10のミサイルランチャーセル10a,10b,10cおよび10dのそれぞれは、排出ガスプレナムあるいはマニホールドと関係している。それゆえ、プレナム40aはミサイルランチャーセル10aと関係し、プレナム40bはミサイルランチャーセル10bと関係し、プレナム40cはミサイルランチャーセル10cと関係し、そしてプレナム40dはミサイルランチャーセル10dと関係する。排出ガスプレナムのそれぞれは、プレナムを支持構造体に取り付けるための取り付け装置を具備する。本発明の特定の実施形態においては、取り付け装置はまた、キャニスターとともに使用されるキャニスター化されたミサイルのキャニスターの下側端部に、プレナムが確実に取り付けられた状態となるようにする“ドグダウン(dogdown)”装置を支持する。図1においては、ミサイルランチャーそれぞれの排出ガスプレナム用の取り付け装置は、四つのボスあるいはボスのセット42の構造体を具備する。したがって、図1の排出ガスプレナム40aは、その上面の上に四つの取り付けボスを具備し、それら各々は42aで指し示されるが、このボス42aは長方形あるいは正方形の排出ガス導入ポート44aの周囲に間隔を置いて配置される。同様に、排出ガスプレナム40bは、その上面の上に四つの取り付けボスを具備し、それら各々は42bで指し示されるが、このボス42bは正方形の排出ガス導入ポート44bの周囲に間隔を置いて配置され、排出ガスプレナム40cは、その上面の上に四つの取り付けボスを具備し、それら各々は42cで指し示されるが、このボス42cは正方形の排出ガス導入ポート44cの周囲に間隔を置いて配置され、そして排出ガスプレナム40dは、その上面の上に四つの取り付けボスを具備し、それら各々は42dで指し示されるが、このボス42dは正方形の排出ガス導入ポート44dの周囲に間隔を置いて配置される。セット42のボスのそれぞれは、関係する支持構造体の脚の下側端部に取り付けられる。例として、図1に見られるミサイルランチャー10dの支持構造体12dの3本の垂直に配置された脚14d1,14d2および14d3の下側端部は、観察者に最も近いプレナム40dのこれら三つのボス42dに取り付けられる。これは、プレナム40dをその関係する支持構造体12dに効果的に固定する。長尺な垂直方向を向いた空隙(図1においては符号を付していない)の軸線8dは、プレナム40dのミサイル排出ガス導入ポート44dの上に置かれている支持構造体12dと関係している。
各ミサイルランチャーセルにおける煙突あるいはミサイル排出ガス取り込みダクトは、それらの下側の、ミサイル排気、あるいはブリーチ端部において、関係するプレナムの対応する開口に接続されている。これによってプレナムに入ったミサイル排出ガスは煙突を経て、上側、ミサイル発射、あるいは構造体のマズルの端部付近の位置に放出することができる。さらに詳しく言うと、ミサイルランチャー10aの煙突30a1および30a2の下側端部は、プレナム40aの対応する開口46a1および46a2に接続されており、ミサイルランチャー10bの煙突30b1および30b2の下側端部は、プレナム40bの対応する開口46b1および46b2に接続されており、ミサイルランチャー10cの煙突30c1および30c2の下側端部は、プレナム40cの対応する開口46c1および46c2に接続されており、そしてミサイルランチャー10dの煙突30d1および30d2の下側端部は、プレナム40dの対応する開口46d1および46d2に接続されている。煙突は、このようにして、その下側端部において、その個々のプレナムに取り付けることにより支持されるとともに、その上側端部において、その個々の甲板プレートに取り付けられる。加えて、その長さ方向に沿って、その個々の支持構造体に対してさらに取り付けがなされる。
図2は、単独で直立している、図1のミサイルランチャー10dの簡略斜視あるいは等角図である。図1の要素に対応する図2の要素は、同じ符号によって指し示している。図2において、ハッチ16dhの動作を制御する駆動メカニズムの一部が216で指し示されている。図3aは、図2のミサイルランチャー10dの上側、ミサイル発射、あるいはマズルの端部300の簡略斜視あるいは等角図である。図3aにおいて、図2の要素に対応する要素は、同じ符号によって指し示されている。図3aにおいて、甲板部16ddの縁に形成された開口あるいは孔のさまざまなセットは、316da1,316da2,316da3および316da4で指し示されている。これら一揃いの開口は、各甲板部を他のミサイルランチャーセルの隣接する甲板部に固定するボルトを使用できるようにするために配されている。これは、図1に関連して図示および説明した列を形成するため、あるいはセルの甲板部を、艦の隣接する甲板構造体またはそれが取り付けられる他の支持構造体に固定するためであり、その切り落とされた部分は図3aにおいて仮想線で390として指し示されている。
図3bは、構造体のある細部を示す、図2のミサイルランチャー構造体の下側、ミサイル排気端部、あるいはブリーチ端部380の簡略斜視あるいは等角図である。図2の要素に対応する図3bの要素は、同じ符号によって指し示されている。図3bにおいては、プレナム40dの構造体は、脚あるいは支持体339a,339bおよび339cを具備していることがわかる。それら各々には、複数のプレナム対艦マウントあるいは取り付け孔あるいは開口340d1,340d2および340d3がそれぞれ形成されている。加えて、ドグダウンメカニズム360の細部は、連結駆動バー350aおよび350bを具備する。
図4a,4bおよび4cにおいては、図1,2,3aおよび3bの要素に対応する要素は同じ符号によって指し示されている。図4cにおいては、開口418dは、支持構造体12dによって形成される長尺な空隙の端部に対応しており、それは図4cにおいて一点差線で示す軸線8dを中心としている。図4bにおいては、軸線8dを図の中心として示される一方で、図4aでは軸線8dが全構造体に対し中心から外れて示されている。軸線8dが図4aにおいて中心から外れて示されているのは、それが支持構造体12dの中心だからである。それは、煙突30d1および30d2の存在により、ミサイルランチャーセル10dの全体に対してオフセットしている。
図5は、図1のミサイルランチャーセル10dの単体の断面を示しており、しかもミサイル512と、ミサイル発射端部510MLおよびミサイル排気端部510MEを形成しているミサイルキャニスター510と、を示すため部分的に切り落としている。ミサイル512はキャニスター510内に収容されている。図5においては、ハッチ16dhは開放されている。
本発明の他の実施形態については、当業者には明白である。たとえば、図のセル10xの支持構造体12xは特定の格子状形態として示されているが、他のタイプのものを用いてもよく、あるいは中実(非格子構造体)部材を用いてもよい。図1のミサイルランチャー列はミサイルランチャーセルの直線列を示しているが、列は長方形とすることもできる。これによって、それは複数の列および段を具備する。そしてミサイルランチャーセルの直線列と長方形あるいは正方形を組み合わせてもよい。各ミサイルランチャーセルと関係するプレナムは概略立方体として示されているが、それはドラム形(すなわち好都合な円形シリンダーの一部)あるいは準球形(球の一部分で、半球を含む)であってもよい。ミサイルキャニスターは単一のミサイルを収容するものとして説明されているが、このミサイルキャニスターは複数のミサイルを収容するタイプとすることもできる。
したがって、本発明の実施形態に係るミサイルランチャーセル(列10の12a,12b,12cまたは12dのいずれか一つで、通常は12dが採り上げられる)は、ミサイル発射端部(510ML)およびミサイル排気端部(510ME)を形成するキャニスター化されたミサイル(510,512)を、ミサイルの発射前の使用において、甲板(390)の下方で概して垂直な発射ポジションでミサイルキャニスター(510,512)を保持するよう収容するためのものである。ミサイルランチャーセル(16d)は少なくとも1本の長尺な排出ガス煙突(30d1,30d2)を具備する。ミサイルランチャーセル(16d)はまた、概して軸状の空隙(418d)を形成し、そしてミサイル発射端部およびミサイル排気端部をも形成する支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)を具備する。支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)の空隙(418d)は、ミサイルキャニスター(510,512)を収容するのに十分な長さおよび断面積を有している。1本以上の排気煙突(30d1,30d2)が、支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)の外面に沿って存在しており、そしてミサイル発射端部(300)付近から支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)のミサイル排気端部(380)付近まで、空隙(418d)の軸線(8d)と平行に延在している。ミサイルランチャーセル(16d)はまた、支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)のミサイル排気端部(380)付近で、この支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)に取り付けられたミサイル排気プレナム(40d)を具備する。ミサイル排気プレナム(40d)は、支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)のミサイル排気端部(380)付近で、1本以上の排気煙突(30d1,30d2)と接続されている。ミサイル排気プレナム(40d)はさらに取り付け装置(360)を具備する。これは、ミサイルキャニスター(510,512)におけるミサイル排気端部(510ME)への取り付けのためであり、ミサイル排出ガスを支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)のミサイル排気端部(380)から1本以上の排気煙突(30d1,30d2)に送り込むためであり、ミサイル排出ガスを1本以上の煙突(30d1,30d2)から、ミサイルランチャーセル(16d)の支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)のミサイル発射端部(300)付近に放出させるためである。ドアあるいはハッチ構造体(16dh)は、ミサイル発射セル支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)のミサイル発射端部(300)に取り付けられている。これは、閉塞状態において、空隙(418d)内に収容された、少なくとも支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)、1本以上の煙突(30d1,30d2)、およびミサイルキャニスター(510,512)を防護するためである。
本発明の特定の実施形態では、空隙(418)は長方形、あるいはさらに詳しくは正方形の断面を有し、かつMk25キャニスター化ミサイル(510,512)を収容するための寸法となっている。支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)は格子構造体であってもよい。特定の実施形態における煙突(30d1,30d2)の数は2であるが、この2本の煙突(30d1,30d2)は互いに平行に、そして空隙軸線(8d)と平行に延びている。
本発明の特に有利な実施形態においては、ミサイルランチャーセル(16a,16b,16cおよび16d)の列10は、キャニスター化されたミサイル(510,512)を収容する寸法となった列のミサイルランチャーセル(16d)のそれぞれを有している。ここで、ミサイルキャニスター(510,512)のそれぞれは、ミサイル発射端部(510ML)およびミサイル排気端部(510ME)を形成する。ミサイル発射前の使用においては、ミサイルランチャーセル(16d)の列(10)は、甲板の下方で概して垂直な発射ポジションで、ミサイルキャニスター(510,512)を保持する。ミサイルランチャーセル(16d)のそれぞれは、少なくとも1本の長尺な排出ガス煙突(30d1,30d2)と、概して軸状の空隙(418d)を形成し、かつミサイル発射端部(300)およびミサイル排気端部(380)を形成する支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)とを具備する。各セルの支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)の空隙(418)は、ミサイルキャニスター(510,512)を収容するのに十分な長さおよび断面積を有する。1本以上の排気煙突(30d1,30d2)が支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)の外面に取り付けられ、およびまたはそれに隣接して存在しており、しかも空隙の軸線(8d)と平行に、ミサイル発射端部(300)付近から構造体のミサイル排気端部(380)付近まで延びている。ミサイル排気プレナム(40d)は支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)に、各セルにおけるこの支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)のミサイル排気端部(380)付近にて取り付けられている。各セル(16)のミサイル排気プレナム(40d)は、支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)におけるミサイル排気端部(380)付近で、1本以上の排気煙突(30d1,30d2)に接続されている。そしてミサイル排気プレナム(40d)はまた、ミサイルキャニスター(510,512)のミサイル排気端部(510ME)への取り付け(360)のための取り付け装置あるいは手段を具備する。これは、そうすることによって、ミサイル排出ガスを支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)のミサイル排気端部(380)から、1本以上の煙突(30d1,30d2)に送り込むため、そしてミサイル排出ガスを、少なくとも1本の煙突(30d1,30d2)から、支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)のミサイル発射端部(300)付近に放出させるためである。ドアあるいはハッチ構造体(16dh)は、ミサイル発射支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)のミサイル発射端部(300)に取り付けられている。これは、閉塞時には、少なくともミサイルランチャーセル(16d)の支持構造体(14d1,14d2,20d1,20d2)および1本以上の排気煙突(30d1,30d2)と、セルの空隙(418d)内に収容されたミサイルキャニスター(510,512)とを防護するためであり、そして開放時には、そのキャニスター(510)からのミサイル(512)の放出、および1本以上の煙突(30d1,30d2)からの排出ガスの放出を可能とするためである。この構造は、列のミサイル発射セル内で点火されたミサイルからの排気ガスを逃がすための煙突あるいは経路を設けるために、少なくとも一つのミサイル発射セルを空きとしたり、あるいは非装填状態としたりすることなく、ミサイルランチャーの列について、全てのランチャーセルがキャニスター化されたミサイルを備えた状態が維持されるようにする。したがって本発明の実施形態は、列の空隙のそれぞれ(全て)の中にキャニスター化されたミサイルが位置させられているランチャー(10)の列に見出される。
本発明の形態に係る四つの別個なミサイルランチャーセルの代表的な列の、部分的に切り落とした状態での、簡略斜視あるいは等角図である。 図1のミサイルランチャーセル単体の簡略斜視あるいは等角図である。 図2のミサイルランチャーセルのミサイル発射端部付近の甲板部およびハッチの細部を示す簡略斜視あるいは等角図である。 図2のミサイルランチャーセルのミサイル排気端部付近のミサイル排気プレナムの細部を示す簡略斜視あるいは等角図である。 相互に直交する方向から見た、別個の排出ガスマネジメントプレナム、プレナムからランチャーセルのマズルあるいはミサイル出口端部まで延びる、2本の排出ガス煙突あるいは煙路、そしてミサイル発射出口および煙突を覆うドア集合体を示す、ハッチが開放された状態での図2のミサイルランチャーセルの簡略立側面図である。 相互に直交する方向から見た、別個の排出ガスマネジメントプレナム、プレナムからランチャーセルのマズルあるいはミサイル出口端部まで延びる、2本の排出ガス煙突あるいは煙路、そしてミサイル発射出口および煙突を覆うドア集合体を示す、ハッチが開放された状態での図2のミサイルランチャーセルの簡略立側面図である。 相互に直交する方向から見た、別個の排出ガスマネジメントプレナム、プレナムからランチャーセルのマズルあるいはミサイル出口端部まで延びる、2本の排出ガス煙突あるいは煙路、そしてミサイル発射出口および煙突を覆うドア集合体を示す、ハッチが開放された状態での図2のミサイルランチャーセルの簡略平面図である。 ミサイルキャニスター内のミサイルの位置、プレナムおよび1本の煙突を含むガスマネジメントシステムの一部、および甲板ドアあるいはハッチを示す、図2のミサイルランチャー単体の簡略立断面図である。
符号の説明
8a,8b,8c,8d 軸線
10 列
10a,10b,10c,10d ミサイルランチャーセル
12a,12b,12c,12d 支持構造体
14a1,14a2 脚
14b1,14b2 脚
14c1,14c2 脚
14d1,14d2,14d3 脚
16a,16b,16c,16d ハッチアセンブリ
16ad,16cd,16dd 甲板
16ah,16bh,16ch,16dh ハッチ
18bm ミサイル端部開口
18bc1,18bc2 煙突開口
20a1,20a2,20a3 支持ブレース
30a1,30a2 煙突
30b1,30b2 煙突
30c1,30c2 煙突
30d1,30d2 煙突
40a,40b,40c,40d プレナム
42a,42b,42c,42d 取り付けボス
44a,44b,44c,44d 排出ガス導入ポート
46a1,46a2 開口
46b1,46b2 開口
46c1,46c2 開口
46d1,46d2 開口
300 マズル端部
380 ミサイル排気端部あるいはブリーチ端部
339a,339b,339c 脚あるいは支持体
340d1,340d2,340d3 取り付け孔あるいは開口
350a,350b 連結駆動バー
360 ドグダウンメカニズム
418 開口
510 ミサイルキャニスター
510ME ミサイル排気端部
510ML ミサイル発射端部
512 ミサイル

Claims (18)

  1. キャニスター化されたミサイルを納めるためのミサイルランチャーであって、このミサイルキャニスターは、ミサイル発射前においては、前記ミサイルキャニスターを甲板の下方で概して垂直な発射ポジションで保持するために、ミサイル発射端部およびミサイル排気端部を形成しており、前記ミサイルランチャーは、
    少なくとも1本の長尺な排出ガス煙突と、
    ミサイル発射端部およびミサイル排気端部を形成する概して軸状の空隙を形成している支持構造体と、
    前記支持構造体の前記ミサイル排気端部付近に取り付けられたミサイル排気プレナムと、
    閉塞時には、少なくとも前記支持構造体、前記少なくとも1本の煙突、および前記空隙内に収容されたミサイルキャニスターを防護するとともに、開放時には、前記ミサイルの発射のため、および前記少なくとも1本の煙突からの前記排出ガスの放出のための隙間を付与する、前記ミサイル発射構造体の前記ミサイル発射端部に取り付けられたドア構造体と、を具備し、
    前記支持構造体の前記空隙は、前記ミサイルキャニスターを収容するのに十分な長さおよび断面積を有しており、前記少なくとも1本の排気煙突は前記支持構造体の外面に沿って存在し、かつ前記ミサイル発射端部付近から前記ミサイル排気端部付近まで、前記空隙の前記軸線と平行に延在しており、
    ミサイル排出ガスを前記支持構造体の前記ミサイル排気端部から前記少なくとも1本の煙突へ送り込むため、そしてミサイル排出ガスを前記少なくとも1本の煙突から前記支持構造体の前記ミサイル発射端部付近に放出させるため、前記ミサイル排気プレナムは、前記支持構造体の前記ミサイル排気端部付近で、前記少なくとも1本の排気煙突に接続されており、前記ミサイル排気プレナムはさらに前記ミサイルキャニスターにおける前記ミサイル排気端部への取り付けのための取り付け手段を具備してなることを特徴とするミサイルランチャー。
  2. 前記空隙は長方形断面を有することを特徴とする請求項1に記載のミサイルランチャー。
  3. 前記長方形空隙は正方形断面を有することを特徴とする請求項2に記載のミサイルランチャー。
  4. 前記キャニスター化されたミサイルは、Mk25キャニスター化ミサイルであることを特徴とする請求項3に記載のミサイルランチャー。
  5. 前記支持構造体は格子構造体であることを特徴とする請求項1に記載のミサイルランチャー。
  6. 前記少なくとも1本の排気煙突は、2本の排気煙突であることを特徴とする請求項1に記載のミサイルランチャー。
  7. ミサイルランチャーの列であって、前記列の中の前記ミサイルランチャーのそれぞれは、キャニスター化されたミサイルを納めるための寸法となっており、このミサイルキャニスターはミサイル発射端部およびミサイル排気端部を形成しており、前記ミサイルランチャーのそれぞれは、ミサイル発射前においては、前記ミサイルキャニスターを甲板の下方で概して垂直な発射ポジションで保持するようになっており、前記ミサイルランチャーのそれぞれは、
    少なくとも1本の長尺な排出ガス煙突と、
    ミサイル発射端部およびミサイル排気端部を形成する概して軸状の空隙を形成している支持構造体と、
    前記支持構造体の前記ミサイル排気端部付近で前記支持構造体に取り付けられたミサイル排気プレナムと、
    閉塞時には、少なくとも前記支持構造体、前記少なくとも1本の煙突、および前記空隙内に収容されたミサイルキャニスターを防護するとともに、開放時には、前記ミサイルの発射を可能にし、かつ前記少なくとも1本の排気煙突から前記排出ガスの放出を可能にする、前記ミサイル発射構造体の前記ミサイル発射端部に取り付けられたドア構造体と、を具備し、
    前記支持構造体の前記空隙は、前記ミサイルキャニスターを収容するのに十分な長さおよび断面積を有しており、前記少なくとも1本の排気煙突は前記支持構造体の外面に隣接して存在し、かつ前記ミサイル発射端部付近から前記ミサイル排気端部付近まで、前記空隙の前記軸線と平行に延在しており、
    ミサイル排出ガスを前記支持構造体の前記ミサイル排気端部から前記少なくとも1本の煙突へ送り込むため、そしてミサイル排出ガスを前記少なくとも1本の煙突から前記支持構造体の前記ミサイル発射端部付近に放出させるため、前記ミサイル排気プレナムは、前記支持構造体の前記ミサイル排気端部付近で前記少なくとも1本の排気煙突に接続されており、前記ミサイル排気プレナムはさらに前記ミサイルキャニスターにおける前記ミサイル排気端部への取り付けのための取り付け手段を具備しており、
    前記列はさらに、
    前記列を形成するべく前記ミサイルランチャーを相互に取り付けるため、および前記列を、下方に位置する構造体に取り付けるための、前記列の中の前記ミサイルランチャーそれぞれに連結された取り付け手段と、
    前記空隙それぞれの中に位置させられたキャニスター化されたミサイルと、を具備してなることを特徴とするミサイルランチャーの列。
  8. ミサイルキャニスターを納めるためのミサイルランチャーであって、このミサイルキャニスターは、ミサイル発射前においては、前記ミサイルキャニスターを甲板の下方で概して垂直な発射ポジションで保持するために、ミサイル発射端部およびミサイル排気端部を形成しており、前記ミサイルランチャーは、
    少なくとも1本の長尺な排出ガス煙突と、
    ミサイル発射端部およびミサイル排気端部を形成する概して軸状の空隙を形成している格子状支持構造体と、
    前記支持構造体の前記ミサイル排気端部付近に取り付けられたミサイル排気プレナムと、
    閉塞時には、少なくとも前記格子状支持構造体、前記少なくとも1本の煙突、および前記空隙内に収容されたミサイルキャニスターを防護するとともに、開放時には、前記空隙内のキャニスター内に収容されたそのミサイルの発射のための隙間を付与し、かつ前記少なくとも1本の煙突からの前記排出ガスの放出を可能にする、前記ミサイル発射構造体の前記ミサイル発射端部に取り付けられたドア構造体と、を具備し、
    前記格子状支持構造体の前記空隙は、前記ミサイルキャニスターを収容するのに十分な長さおよび断面積を有しており、前記少なくとも1本の排気煙突は前記支持構造体の外面に隣接して存在し、かつ前記ミサイル発射端部付近から前記支持構造体の前記ミサイル排気端部付近まで延在しており、
    ミサイル排出ガスを前記支持構造体の前記ミサイル排気端部から前記少なくとも1本の煙突へ送り込むため、そしてこれによってミサイル排出ガスを前記少なくとも1本の煙突から前記支持構造体の前記ミサイル発射端部付近に放出させるため、前記ミサイル排気プレナムは、前記支持構造体の前記ミサイル排気端部付近で、前記少なくとも1本の排気煙突に接続されており、前記ミサイル排気プレナムはさらに、前記ミサイルキャニスターにおける前記ミサイル排気端部への取り付けのための取り付け手段を具備してなることを特徴とするミサイルランチャー。
  9. 前記空隙の断面は、概して断面に関し長方形であることを特徴とする請求項8に記載のミサイルランチャー。
  10. 前記空隙は、概して断面に関し正方形であることを特徴とする請求項9に記載のミサイルランチャー。
  11. ミサイルキャニスターが前記空隙内に存在することを特徴とする請求項10に記載のミサイルランチャー。
  12. 前記ミサイルキャニスターは、Mk25ミサイルキャニスターであることを特徴とする請求項11に記載のミサイルランチャー。
  13. 前記格子状支持構造体はさらに、前記支持構造体を甲板の一つおよび前記ミサイルランチャーの中の隣接する一つへ取り付けるための、前記支持構造体における前記ミサイル発射端部付近に位置させられた取り付け手段を具備してなることを特徴とする請求項8に記載のミサイルランチャー。
  14. 前記ミサイルランチャー支持構造体はさらに、これによってミサイルランチャー列を形成するべく、付加的な同様のミサイルランチャーの取り付けを助けるための、前記支持構造体の外面に沿って存在する取り付け手段を具備してなることを特徴とする請求項8に記載のミサイルランチャー。
  15. 前記少なくとも1本の排気煙突は、2本の互いに平行な、実質的に等しい長さの排気煙突からなることを特徴とする請求項8に記載のミサイルランチャー。
  16. 複数のMk25ミサイルキャニスターを収容し、かつ防護するためのミサイルランチャーの列であって、このミサイルキャニスターのそれぞれは1基以上のミサイルを含み、かつ使用にあたっては、前記ミサイルキャニスターを甲板の下方で概して垂直な発射ポジションで収容するために、このミサイルキャニスターのそれぞれはミサイル発射端部およびミサイル排気端部を形成しており、前記ミサイルランチャーの列は、複数の別個のミサイルランチャーを含む砲列を具備しており、前記別個のミサイルランチャーそれぞれは、
    少なくとも1本の長尺な排出ガス煙突と、
    ミサイル発射端部およびミサイル排気端部を形成する概して軸状の空隙を形成している格子状支持構造体と、
    前記支持構造体における前記ミサイル排気端部付近で前記支持構造体に取り付けられたミサイル排気プレナムと、
    閉塞時には、少なくとも前記支持構造体、前記少なくとも1本の煙突、および前記空隙内に収容されたミサイルキャニスターを防護するとともに、開放時には、前記ミサイルキャニスターからの前記ミサイルの発射および前記少なくとも1本の煙突からの前記排出ガスの放出を可能にする、前記ミサイル発射構造体の前記ミサイル発射端部に取り付けられたドア構造体と、を具備し、
    前記格子状支持構造体の前記空隙は、前記ミサイルキャニスターの一つを収容するのに十分な長さおよび断面積を有しており、前記少なくとも1本の排気煙突は前記支持構造体の外面に隣接し、かつ前記ミサイル発射端部付近から前記支持構造体の前記ミサイル排気端部付近まで延在しており、
    ミサイル排出ガスを前記支持構造体の前記ミサイル排気端部から前記少なくとも1本の煙突へ送り込むため、そしてミサイル排出ガスを前記少なくとも1本の煙突から前記支持構造体における前記ミサイル発射端部付近に放出させるため、前記ミサイル排気プレナムは、前記支持構造体の前記ミサイル排気端部付近で前記少なくとも1本の排気煙突に接続されており、前記ミサイル排気プレナムはさらに、前記ミサイルキャニスターの前記ミサイル排気端部への取り付けのための取り付け手段を具備してなることを特徴とするミサイルランチャーの列。
  17. 前記列の別個のミサイルランチャーそれぞれの中に収容されたミサイルキャニスターをさらに具備してなることを特徴とする請求項16に記載のミサイルランチャーの列。
  18. 前記軸状の空隙は正方形であり、かつMk25ミサイルキャニスターを収容するための寸法となっていることを特徴とする請求項16に記載のミサイルランチャーの列。

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