JP2005518120A - データ通信システム及び方法 - Google Patents

データ通信システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005518120A
JP2005518120A JP2003568563A JP2003568563A JP2005518120A JP 2005518120 A JP2005518120 A JP 2005518120A JP 2003568563 A JP2003568563 A JP 2003568563A JP 2003568563 A JP2003568563 A JP 2003568563A JP 2005518120 A JP2005518120 A JP 2005518120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end user
cache
content
segment
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003568563A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005518120A5 (ja
JP4287283B2 (ja
Inventor
クリステル スヴァンブロ,
イェーテ リンダール,
エリク ヨンソン,
エリク ロセンクヴィスト,
グレゲル ウィクストランド,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2005518120A publication Critical patent/JP2005518120A/ja
Publication of JP2005518120A5 publication Critical patent/JP2005518120A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4287283B2 publication Critical patent/JP4287283B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/06Selective distribution of broadcast services, e.g. multimedia broadcast multicast service [MBMS]; Services to user groups; One-way selective calling services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/1859Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast adapted to provide push services, e.g. data channels
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/957Browsing optimisation, e.g. caching or content distillation
    • G06F16/9574Browsing optimisation, e.g. caching or content distillation of access to content, e.g. by caching
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/40Arrangements for broadcast specially adapted for accumulation-type receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/27Arrangements for recording or accumulating broadcast information or broadcast-related information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/68Systems specially adapted for using specific information, e.g. geographical or meteorological information
    • H04H60/73Systems specially adapted for using specific information, e.g. geographical or meteorological information using meta-information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/12Wireless traffic scheduling

Abstract

本発明は、複数のエンドユーザ局を接続し、かつブロードキャスト/マルチメディア送信をサポートする無線ネットワークを介して、例えば、マルチメディアコンテンツのようなデータ情報の通信用システムに関するものである。これは、無線ネットワークの少なくとも1つのセグメントに関連する、選択されたデータ情報の少なくとも一部を記憶する少なくとも1つの中央キャッシュ構成を有する中央サーバ手段と、送信スケジューリングを行う送信スケジューリング手段と、スケジューリング情報を使用して、無線ネットワークの少なくとも1つのセグメント内のエンドユーザ局へ情報をマルチキャスト/ブロードキャストプッシュを行う中央キャッシュ構成プッシュエンジンを制御する中央キャッシュ構成制御手段とを備える。エンドユーザ局は、プッシュされたデータ情報を保持する専用ローカルプッシュコンテンツキャッシュ手段を有するあるいは関連付けられており、各エンドユーザによるリクエストにおいて、選択されたデータ情報が、カスタマイズされた方法で、ユーザクライアントを介して、前記ローカルキャッシュ手段から前記エンドユーザへ提供される。

Description

<本発明の分野>
本発明は、複数のエンドユーザ局と接続している無線ネットワークを介して、例えば、マルチメディアコンテンツのようなデータを通信するシステムに関するものであり、このシステムは、ブロードキャスト/マルチキャスト送信をサポートしている。また、本発明は、このようなシステムの中央サーバと、このようなシステムのエンドユーザ局に関するものである。また、本発明の概念は、複数のエンドユーザ局と接続し、かつブローキャスト/マルチキャスト送信をサポートする無線ネットワークを介して、マルチメディアコンテンツのようなデータの通信方法を含むものである。

<従来技術>
無線ネットワークでは、各エンドユーザ局あるいは各デバイスに対して利用可能な帯域幅は、かなり制限されている。それゆえ、原理的には、例えば、マルチメディアコンテンツのような大量のデータ情報に対して、多数の同時リクエストを発行可能にすることは不可能である。一例としてHiperlan/2では、250ユーザが、IPレイヤー(レイヤー3)で25Mbpsの帯域幅を共有する。これは、エンドユーザあたり100kbpsを与える。IEEE802.11bでは、ネットワーク内で、最大1020ユーザを許容することに従えば、典型的な実行環境では、63ユーザを扱うことが可能となる。1020ユーザの基準に基づくと、各ユーザに対して利用可能になるのは、6kbpsとなる。これは、エンドユーザあたり、約95kbpsを与える。例えば、無線送信の問題、バッファオーバラン等によって、任意の時間に使用できる容量は、例えば、実際の容量の半分だけであることを想定することがより現実的である。これは、例えば、各エンドユーザが、50kbpsしか利用できない状況をもたらすことになる。例えば、いくつかの種類のマルチメディアコンテンツ、例えば、ビデオクリップが送信対象である場合、許容可能な品質を保証するために、128〜500kbpsで符号化が必要となる。同時にあるいは一度に、サービスを受けるリクエストを行うクライアントが少数である場合、例えば、そのビデオクリップが短い場合、この問題を無視することが可能であるかもしれない、但し、サービスを受けるために、より多くの数のエンドユーザができる限りのリクエストを同時に行うと、この問題が、実際に発生する。この問題に対しては、様々な提案がなされている。ある提案では、帯域幅を可変にして、かつ、例えば、常に、50Kbpsで送信する。これは、マルチレイヤーエンコーディングを使用して、ストリームを符号化することによって実行することができ、そうすることで、例えば、輻輳、干渉あるいはビットエラーによるパケットが損失する場合には、自動的に品質を低下させる。クライアントとサーバ間の帯域幅仕様をネゴシエートすることも可能である。ビデオクリップに関する限りでは、帯域幅を与えるために、クリップの次元を可変にすることも可能である。これは、ユーザが待機しなければならない時間を削減する。例えば、エンドユーザ局のディスプレイサイズをその最大サイズの10分の1にすることによって、同時アクセス数を著しく増やすことができる。別の提案は、クリップ長等を変更することである。
更に、別の提案は、ユーザクライアントに協調動作をさせることである。ユーザクライアントがサーバからクリップのリクエストを行う場合、x秒待機する必要があり、それによって、サーバは、無線ネットワークの同一セグメント内の別のユーザクライアントが同一のクリップを要求しているかを確認することができる。しかしながら、最悪の場合、ユーザは、別のクライアントがいない場合でも、x秒待機しなければならない可能性がある。総じて、これらの方法はいずれも、輻輳が発生している場合、あるいはいくつかのユーザが同時に同一のコンテンツのアクセスのリクエストを行っている場合には、品質を低下させ、かつ遅延が大きくなる、つまり、これらの提案は、満足に機能していない。
最初に説明した上記の問題が発生する例には、例えば、1000人の観客を収容するアリーナがある。多くの観客は、IPネットワークに接続することができる、例えば、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)あるいは同様の装置を持っているとする。しかしながら、できる限りのより多くの観客に接続させなければならない場合、即ち、それぞれにオーディオ/ビデオ情報を提供できるようにしなければならない場合、利用可能な帯域幅は深刻な問題となる。再放送及びビデオオンデマンドを、IPネットワーク上のPDAに提供するために、ユニキャストストリーミングビデオ方法が使用される。この方法では、いくつかのユーザに提供することができるが、かなりの数のエンドユーザが集まる、いわゆる、ホットスポット内の多数のエンドユーザ局に対しては十分ではない。
米国特許公開公報05956716号は、ローカル記憶及び検索ユニット(SRU)を記載しており、これは、いくつかの拡張されたSRUによってダウンロードされたビデオクリップを一時的に記憶し、そのビデオクリップをマルチメディア端末で表示する。しかしながら、これは、ホットスポット内の専用記憶装置を使用するという実用的な理由が見出されていない、これは、そのホットスポット内で大多数の人間が存在し得るからである。米国特許公開公報5854887号は、現在のネットワーク負荷に影響を与えない、静止画に対してのみクリップが利用可能となるシステムを開示している。このシステムは、予測可能な、マルチメディアデータに対する多数の同時リクエストを行うものが存在している場合には、十分に機能しない。
つまり、今日では、最初に説明した問題を取り扱うことが可能な、満足に機能する周知のシステムあるいは方法は存在しない。
<発明の要約>
同時あるいはその前後で限られたエリア内でのアクセス要求を行うエンドユーザが多数あるいは相当数である場合でさえも、無線ネットワークを介してデータ情報のアクセスをエンドユーザ局へ提供することが可能なシステムを提供することが、本発明の目的である。また、本発明の目的は、これは、例えば、それらのユーザが、いわゆるホットスポットに存在している場合に、要求されたデータ情報の高速アクセスをそれらのユーザに与えることによって、できる限りの多くのエンドユーザ局へサービスを提供することである。特に、目的は、実質的に別々に選択された時間でマルチメディア提供から選択されたデータ情報を個別に、エンドユーザ局にアクセス可能にすることである。特に、本発明の目的は、いわゆるホットスポットで、マルチメディアコンテンツ、ライブあるいはクリップのような形態でデータ情報に対し、カスタマイズされたアクセスを提供することを可能にすることである。特に、目的は、例えば、ビデオ、ビデオクリップ、オーディオ、ウェブページのようなライブコンテンツ、一般的な関連情報、任意のファイルあるいはアプリケーションに対して、カスタマイズされたアクセスを、容易でかつ柔軟な方法で、多数のエンドユーザ局へ提供することである。特に、本発明の目的は、容易に実現され、かつ(マルチメディア)データリクエストが関係する限りは、自由度と柔軟性をエンドユーザに提供することを可能にするシステムを提供することである。また、本発明の目的は、容易でかつ高速な方法で、エンドユーザが存在する場所に依存して要求されたあるいは適切なデータを、無線アクセスでエンドユーザ局へ提供することである。特に、本発明の目的は、かなり高速な方法で、かつ高品質を維持しながら、特に、ユーザが要求する時に、かつ要求する数の所望のデータ情報を、再放送あるいはリプレイ、即ち、検索するオプションを与えながら、様々な種類のデータ情報、マルチメディアコンテンツあるいはファイル等をカスタマイズされた方法でエンドユーザへアクセス可能にするシステムを提供することである。
また、本発明の目的は、上述の1つ以上の目的を達成可能するエンドユーザ局と、かつ上述の容易でかつ柔軟なカスタマイズされた提供をエンドユーザ局へ提供する中央サーバ手段を提供することである。特に、目的は、容易に製造でき、かつ容易に使用することができるエンドユーザ局を提供することである。特に、目的は、上述のシステムの中央サーバと組み合わせて、エンドユーザ局に、ユーザがどのデータ情報を提供対象として要求しているか、ユーザがいつ提供対象のデータ情報を要求しているか、何回要求している等の柔軟な選択を、同時にリクエストする他のエンドユーザ局が大量であるとしても、可能にすることをエンドユーザ局に提供することである。また、特に、目的は、エンドユーザ局がどこのネットワークに存在するかに依存して関連データ情報をエンドユーザ局に提供できることをエンドユーザ局に提供し、かつそのエンドユーザ局に関連する時間かつ関連する場所でその関連情報を取得可能にすることである。
また、本発明の目的は、上述の構成を有するエンドユーザ局に提供可能にする中央サーバ手段を提供することである。更にまた、本発明の目的は、上述の1つ以上の目的を達成できる方法を提供することである。
従って、最初に説明したように提供されるシステムは、無線ネットワークの少なくとも1つのセグメントに関連する、選択されたデータ情報の少なくとも一部を記憶する少なくとも1つの中央キャッシュ構成を有する中央サーバ手段を有する。また、中央サーバ手段は、送信スケジューリングを行う送信スケジューリング手段と、その送信スケジューリング手段からの情報を使用することによって、無線ネットワークの少なくとも1つのセグメント内のエンドユーザ局へ情報のマルチキャスト/ブロードキャストプッシュを行う中央キャッシュ構成プッシュエンジンを制御する中央キャッシュ構成制御手段とを備える。エンドユーザ局は、プッシュされたデータ情報を保持する専用のあるいはローカルのプッシュコンテンツキャッシュ手段を備える、あるいは関連付けられている。各エンドユーザ局による要求に応じて、選択されたデータ情報は、そのローカルの専用キャッシュ手段からの検索によって、カスタマイズされた方法で、エンドユーザ局クライアントを介して、エンドユーザへ提供される。
特定の構成では、ネットワークのセグメントはローカルエリアあるいは無線ネットワークの一部に対応する。特に、セグメントは、接続されるエンドユーザ局の数が一時的に大量あるいは相当数となるネットワークの一部分あるいはエリアに対応し、これは、大量数の同時接続エンドユーザ局を有する、いわゆるホットスポット、例えば、スポーツアリーナ、特定イベント用のパブリックプレースあるいは任意の場所に対応する。特定の構成では、部分的に重複するセグメントが実現され、これには、データ情報と特定部分が異なるあるいはわずかに異なるものがマルチキャスト/ブロードキャストを介してプッシュされる。より多くの特定情報でさえも、その部分的に重複するセグメントのエンドユーザ局間で交換することができ、これは、エンドユーザ局がセグメントに接続される場合であり、このセグメントでは、要求された情報はエンドユーザ局へプッシュされないが、部分的に重複するセグメント以外のセグメントの他のエンドユーザ局へプッシュされる。
好ましくは、プッシュされたデータ情報コンテンツは、セグメント依存であり、即ち、どのセグメントであるかに依存してデータ情報がプッシュされる、即ち、重複セグメント内の位置依存あるいは対象依存である。ある構成では、同一のコンテンツを無線ネットワークの1つ以上のセグメントにプッシュすることができる。特定の位置検出手段、あるいは、例えば、GPS(グローバル位置検出システム)、MPS(移動体位置検出システム)、ダイレクトセルアドレッシング等が使用され、そうすることで、エンドユーザがエリア/セグメントに進入すると、関連情報が自動的に自身のローカルプッシュコンテンツ記憶手段(専用のローカルキャッシュ)にプッシュされる。
ある実施形態では、エンドユーザ局クライアントは、システムに接続し、かつセグメントに対応するエリアに進入する地点、あるいは別の構成に従ってエンドユーザ使用パターンが確立する地点のセグメントに割り当てられる。
プッシュされたデータ情報は、マルチメディア情報、ファイル、例えば、HTMLのようなウェブページ、GIF、JEPG、あるいは任意の他のファイル、ビデオクリップ、ライブビデオ、オーディオを有していても良い。
特定の構成では、1つのマルチキャスト/ブロードキャストセッションが、いくつかのマルチメディアコンテンツ/ファイル/ビデオクリップ、あるいはウェブページを送信するために使用される。別の構成では、新規のマルチキャスト/ブロードキャストセッションが、各マルチメディアコンテンツ、例えば、(ビデオ)クリップあるいはウェブページあるいはファイル送信に対して生成される。更にまた、シングルマルチキャスト/ブロードキャストチャネルを、並列配信チャネルにそれぞれに対して使用することができる。選択的には、いくつかのマルチキャスト/ブロードキャストセッションが、並列配信チャネルそれぞれに対して使用される。
特定の構成では、中央キャッシュ構成プッシュエンジンは、1つ以上のセグメントのエンドユーザ局にデータ情報コンテンツをプッシュすることができる。また、中央キャッシュ構成プッシュエンジンは、いくつかのプッシュエンジンを有し、その1つは各セグメントに対するものである。また、1つの中央キャッシュ構成制御手段(及びプッシュエンジン)が、各セグメントに対するものであり得る。選択的には、1つのプッシュエンジンは、1つ以上のセグメントに対して動作することができる、あるいは1つの制御手段は、1つ以上のセグメントに対して動作することができる。
特に、中央キャッシュ構成は、いくつかの従属キャッシュ制御エンジンを有し、その1つは各セグメントに対するものであり、かつその従属キャッシュ制御エンジンを制御する専用マスタキャッシュ制御エンジンを有する。好ましくは、その従属制御エンジンは、送信を調整し、かつエンドユーザ局のセグメントローミングを処理することができる。
特定の実施形態では、送信スケジューリング手段のコンテンツ情報は、エンドユーザに、リクエストに対するデータ情報、例えば、ライブコンテンツあるいはコンテンツクリップを選択可能にする関連セグメント内のエンドユーザ局に送信される。コンテンツ情報は、例えば、リストとして、あるいは任意の他の適切な方法で、エンドユーザ局に提示されても良い。エンティティを構成するコンテンツを示すコンテンツのリストは、送信される。
特に、スケジューリング手段は、例えば、推定された/予約されたコンテンツとエンドユーザの要求についての情報に基づいて、特に、エンドユーザリクエスト時と実際のエンドユーザへの提供時との間の遅延を最小化するアルゴリズムを使用する。いくつかのエンドユーザ局からのフィードバックが使用されても良い。
特定の構成では、ライブビデオストリーミングに対するエンドユーザリクエストに対して、エンドユーザ局クライアントは、ローカル専用キャッシュにコンテンツを渡さずに、ライブマルチキャスト/ブロードキャストストリームと個別に接続することができる。
特に、中央サーバ構成からの再送信をリクエストすることができる場合に、時間制限が与えられると、その与えられた時間期間内で実際の送信がなされる場合、キャッシュエンジンから再送信はリクエストされない、一方、そうでない場合に、再送信がリクエストされる。
無線ネットワークは、IPベースであることが好ましいが、WLAN IEEE802.11a&b、HIPERLAN/2、3&4、GSM、GPRS、EDGE、PDC、CDMA、WCDMA、CDMA2000、DVBとバックチャネルとを有するハイブリッドネットワーク等で使用することもできる。
また、本発明は、データ情報、例えば、マルチメディアコンテンツの通信をサポートする無線ネットワークで使用するエンドユーザ局を提供し、これは、エンドユーザ局が接続されている/配置されている無線ネットワークの少なくとも1つのセグメントへのデータ情報のプッシュを制御する中央サーバ手段によるエンドユーザ局へのマルチキャストあるいはブロードキャスト送信を介してプッシュされるデータ情報を保持する専用ローカルプッシュコンテンツキャッシュ手段を有するあるいは関連付けられている。リクエスト時に選択された情報は、カスタマイズされた方法で、ローカルプッシュコンテンツキャッシュ手段からエンドユーザ局のクライアントへフェチすることができ、これは、例えば、エンドユーザがそれを使用するあるいはアクセスすることを要求する場合であったり、エンドユーザが提供対象として何かを要求している場合であったり、エンドユーザ局が提供対象の情報を要求する場合であったり、また、例えば、エンドユーザ局が何回、要求された情報を提供対象として要求する場合である。
特定の構成では、エンドユーザ局は、エンドユーザ局へプッシュされた、あるいはプッシュ対象の情報についての情報、例えば、リストあるいはスケジュールを受信する手段を有する、そうすることで、エンドユーザは、関連する時間あるいは位置で提供対象の要求されたコンテンツを選択するための情報に対して、リクエストを行うことができる。より特別な場合でも、専用ローカルプッシュコンテンツキャッシュは、プロキシを有する。データ情報は、ライブコンテンツ、例えば、ビデオ、コンテンツ、例えば、ビデオクリップ、一般的なデータ情報クリップ、ウェブページ、オーディオ、HTMLのようなファイル、GIF、JPEGあるいはその類のようなマルチメディアコンテンツであっても良い。特定の構成では、エンドユーザ局はパーソナルデジタルアシスタント(PDA)であるが、他のデバイス、特に、無線機及び移動体であっても良く、更には、この概念は、移動体でないエンドユーザ局も範疇に入る。本発明は、無線ネットワーク内の中央サーバ手段も想定し、これは、無線ネットワーク内の少なくとも1つのセグメントに関連する、選択されたデータ情報の少なくとも一部を記憶する、少なくとも1つの中央キャッシュ構成を有している。中央サーバ手段は、更に、送信スケジューリング手段と、スケジューリング手段からの情報を使用することによって、無線ネットワークの少なくとも1つのセグメントに接続されている無線局への選択された情報のマルチキャスト/ブロードキャストプッシュを介して、自動的に中央キャッシュ構成プッシュエンジンを制御する中央キャッシュ構成制御手段を有する。
特に、選択されたデータ情報に関連するコンテンツ情報、例えば、マルチメディアコンテンツ、ライブあるいはクリップ、ファイル等は、セグメントのエンドユーザ局に提供される(即ち、プッシュされる)。特に、中央キャッシュ構成は、いくつかのキャッシュ制御エンジンと、その1つはいくつかのセグメントに対するものとなり、また、従属キャッシュ制御エンジンを制御し、かつ好ましくは送信を調整する専用マスターキャッシュ制御エンジンとを有する。有利な点は、中央サーバ手段は、いくつかのセグメントのそれぞれに対して1つのプッシュエンジンを有し、特に、その1つは各セグメントに対するものとなる。
本発明の利点は、IPネットワークのユニットキャストを使用する帯域幅に依存することなく、例えば、ファイルあるいはコンテンツ、あるいはクリップあるいはライブ、あるいは動画の要求に応じて、選択されたマルチメディアコンテンツを個々に大量数のエンドユーザ局へ送信することが可能となることである。例示するように、これは、IPネットワーク上のアプリケーションの要求に応じた再放送及びマルチメディアコンテンツをできる限り扱うことができるという、大きな利点となる。また、関連するマルチメディアコンテンツを特定の位置に依存してエンドユーザ局へ提供できるという利点があり、これは、非同期方法で、例えば、コンテンツの異なる部分を選択している以外で、同一のマルチメディアコンテンツを実質的に同時に要求する他のユーザ数が多数であるかに関わらず、関連するマルチメディアコンテンツが、そのコンテンツについての情報を使用して、そのコンテンツを要求することができるユーザへプッシュされるからである。
<本発明の詳細説明>
図1Aは、本発明を実現することができる1つの方法を示す、本発明に従うシステムの大まかな概要図を示している。サーバ手段100は、ここでは、符号化手段及びサーバを有し、このサーバには、本実施形態では、データ40としてマルチメディアコンテンツが記憶される、また、ビデオソース41からライブビデオあるいはビデオクリップが提供される、更には、録画再生42が記憶される。より一般的に言えば、ビデオ、クリップ等を鑑賞する場合には、クリップあるいはライブの形態の任意のコンテンツを、HTML、GIF、JPEG等のような任意の他のファイルで利用可能であることは明らかであるが、ここでは、説明を簡単にするために、本実施形態では、ビデオソースあるいはテキスト、図画等がキャプチャされ、かつ、手動あるいは自動となるプロデューサが、目的とされるシーケンスを抽出すると想定する。また、プロデューサは、関連するシーケンスを符号化し、サーバに記憶する。ある構成では、プロデューサは、情報あるいはクリップ、ファイル等の部分に、イベントについてのタイトルあるいはコメントのような情報をタグとして付加する。テキスト、図画、音楽等のような任意の情報は、1つのかつ同一の方法で扱われ、本明細書では、これらのデータは、キャッシュデータユニット(CDU)で示される。本システムは、新規のCDUを自動的に認識し、それらをマルチキャスト/ブロードキャストグループに送信する。この送信方法は、サーバ手段100のコーダ/デコーダモジュールによって判定される。マルチキャスト(あるいはブロードキャスト)プッシュイング(pushing)を介して、情報あるいはマルチメディアコンテンツ(CDU)は、エンドユーザによってそのコンテンツのリクエストがなされる前に自動的に、本明細書では、PDAであるm各エンドユーザ局20A、20B、20Cにプッシュされる。(マルチメディアコンテンツの一部は、様々な反復方法で、異なる時間に、いくつかのユーザあるいはそれ以外のものによってリクエストされても良い。)CDUは、いくつかのマルチキャスト/ブロードキャストグループ、即ち、1つ以上のセグメントに配信することができる。
図1Aでは、PDA20A、20B、20Cは1つの同一のセグメントに属し、かつ中央サーバ手段100から同一のデータ情報を受信するものとしている。
図1Bは、図1Aのシステムに類似する図であるが、ここでは、3つの異なるセグメントが示されている。同一コンテンツxは、その内容をわずかに変更したコンテンツx’を中央サーバ手段100Aによってセグメント1及び2にプッシュされ、また、全く異なるコンテンツyがセグメント3に提供される。例えば、ブルートゥースの概念が実現される場合、セグメント1及び2のエンドユーザ局は、互いに情報を交換することができる、即ち、セグメント1のエンドユーザ局1には提供されないが、セグメント2のエンドユーザ局4に提供される情報は、エンドユーザ1からエンドユーザ局4に提供することができる。しかしながら、このことは、ある特定の構成に関連している。もちろん、2つの異なるセグメント等で確実に同一でない情報を交換するユーザ局間での通信を行わない、いくつかのセグメントが存在する可能性はあるが、異なるセグメントは、それらにプッシュされる、セグメント専用マルチメディアコンテンツ情報を受信する。ある構成に対して一般的なことは、エンドユーザがCDUあるいは任意のマルチメディアコンテンツを要求する場合に、それらは、ローカルキャッシュあるいはローカル記憶手段から検索できる、あるいはそれに関連付けられているエンドユーザ局、PDA、それ自身から検索できる、そして、検索されたものはエンドユーザに局所的に提示され、これによって、コンテンツが、そのエンドユーザ向けにカスタマイズされた方法と時間で選択される。
図1Bでは、エンドユーザ局1、2、3は、WLANセグメント1に接続され、エンドユーザ局4、5はセグメント2に接続され、エンドユーザ局6、7はセグメント3に接続されている。ここでは、いくつかの局だけを示しており、かつ、本図では、ローカル専用プッシュキャッシュ手段は明示していないが、エンドユーザ局内に構成されているものとする。
本発明に従えば、マルチメディアコンテンツ、例えば、クリップは、エンドユーザ局が移動体であろうとなかろうと、また、ハンドヘルドであろうとなかろうと、エンドユーザ局のローカル専用キャッシュで予め利用可能であり、原則として、プレイバックは、ほぼ瞬時に開始することができる。これに対し、従来よりのキャッシュは、データがより上位レベルのシステム、例えば、CPU(中央処理ユニット)によってリクエストされる場合に、第2記憶からデータをプルする。次に、データは、他のデータに対する領域が必要となるまで、キャッシュ内で保持される。プルキャッシュに置かれる想定は、一度使用されているデータは、将来再度使用されることである。従来よりのプルキャッシングは、プリフェッチまで拡張され、これは、キャッシュ機構が、次に何が要求されるかを予想することを試行し、かつ第2記憶からそれをフェッチすることである。これについての例には、視認できないリンク以外の視認できるリンクをユーザがたどっている可能性がある場合のウェブ上のサーフィングが関連している。
しかしながら、本発明に従えば、データはクライアントへプッシュされる。理想的には、利用可能なすべてのデータがクライアント装置あるいはエンドユーザ局へプッシュすることが可能であり、そうすることで、ユーザリクエストに即時に対応することが可能となる。本発明のシステムの中央サーバは、何を各クライアントにプッシュするかを、例えば、利用可能なマルチメディアコンテンツあるいは一般的なデータ情報、使用状態、キャッシュ内容におけるクライアントレポート、かつ他の要素に基づいて、判定する。これらは、いくつかの要素の例を構成するものであり、何をプッシュすべきかを判定するために、他の要素を使用できることは明らかである。そして、エンドユーザ局は、サーバからデータを、マルチキャストあるいはブロードキャストストリームとして受信する。
図2は、本発明の実施形態に従うシステムを示している。ここでは、中央サーバ側100を重点にしており、クライアント側は、単に、エンドユーザ局201、202、203を示している。本構成の中央サーバ手段100は、いくつかのセグメントキャッシュ制御エンジン11A、11Bを制御するマスタキャッシュ制御エンジン10を有している。本構成では、各WLANセグメントに対して1つのセグメントキャッシュ制御エンジン11A、11Bが存在し、これに加えて、WLANセグメント1 30Aと、破線で示される第2WLANセグメント2 30Bと、セグメントキャッシュ制御エンジン11Bとが存在する。セグメントキャッシュ制御エンジン11Aは、WLANセグメント1 30Aを制御し、一方で、セグメントキャッシュ制御エンジン11Bは、WLANセグメント2 30Bを制御する。本構成では、各セグメントに対して1つのセグメントキャッシュプッシュエンジン13A、13Bが存在する。各キャッシュプッシュエンジンは、ライブコンテンツ、コンテンツクリップ、ファイル、アプリケーション等のマルチメディアコンテンツあるいはデータ情報を、マルチキャストあるいはブロードキャストを使用して、各WLANセグメントのエンドユーザ局に送信する。つまり、本構成では、セグメントキャッシュプッシュエンジン13Aは、マルチメディアコンテンツを、エンドユーザ局201、202、203へプッシュする。同様に、セグメントキャッシュプッシュエンジン13Bは、マルチキャスト/ブロードキャストを介して、マルチメディアコンテンツをWLANセグメント2 30Bへプッシュする。各セグメントキャッシュ制御エンジン11A、11Bはそれぞれ、セグメント送信スケジューリング手段12A、12Bからの情報を介して、各セグメントキャッシュプッシュエンジン13A、13Bを制御する。送信スケジュールについての情報は、各WLANセグメント内のエンドユーザ局(201、202、203)にも送信され、本構成では、例えば、多少異なるマルチメディアコンテンツが、部分的にセグメントが重複する近隣にプッシュされる場合には、例えば、ブルートゥースあるいは同様のシステムが実現される場合には(図1A参照)、局所的にその近隣にも送信される。
別の構成では、1つ以上、あるいはいくつかのセグメントは、セグメントキャッシュプッシュエンジンを共有する。
マスタキャッシュ制御エンジン10は、セグメントキャッシュ制御エンジンの制御に加えて、各セグメントキャッシュ制御エンジンからの送信を調整し、例えば、そうすることで、あるセグメントで検出される変化が、他のセグメントに積極的に整合される。これに加えて、(例えば、ブルートゥースに従って相互通信が実現される場合)送信スケジュールが調整され、かつユーザセグメントローミングの処理に対応することが可能である。ここでは、マルチメディアコンテンツは、中央メディア記憶部14に記憶されているものとする。もちろん、これは、マスタキャッシュ制御エンジン及びセグメントキャッシュ制御エンジンの少なくとも一方と組み合わせたエンティティとして見なすこともできる。もちろん、2つ以上の異なるセグメントが存在しても良く、また、1つのセグメントだけが存在しても良い、ここでは、説明のために、2つのWLANセグメントが示されている。プッシュされたコンテンツは、位置に依存していることが好ましい。
更に別の構成では、提供される下位及び上位の制御エンジンは必要としないが、ある同一の制御エンジンは、1つ以上のセグメントに対して応答可能である。また、セグメント送信スケジューリング手段は、1つ以上のセグメントに組み込むことができる。主要なことは、与えられるセグメントの各エンドユーザ局内で局所的に記憶することをリクエストしないで、マルチメディアコンテンツを、マルチキャストあるいはブロードキャストによってエンドユーザ局へプッシュされることである。特に、これは位置に依存しているが、他の条件を適用することもできる。ユーザ局がエリア、例えば、セルあるいはその類に進入すると、関連情報をユーザ局にプッシュすることができる。
送信スケジュールの確立は、複雑でかつ重要な機能である。一般的な意図は、リクエストされた情報を提供できるまでのユーザリクエストの遅延を最小化することであり、例えば、ある特定の構成では、クリップのプレイバックを開始できるまでのユーザリクエストの遅延を最小化する、そうすることで、与えられるいくつかのクリップは、例えば、0.5秒以内に開始し、すべてのクリップは、例えば、5秒以内で開始する。もちろん、これは、1つの特定の構成であり、かつ例示のために図面に示しているだけである。送信スケジューリングアルゴリズムは、ローカライゼーション及び状況等に依存する様々な要素を考慮することができるが、例えば、利用可能なコンテンツの推定及び生成対象のコンテンツのような他の要素も考慮すべきである。送信損失モデル、クライアントキャッシュ−コンテンツ経験モデルによる関係セグメント内の各エンドユーザ局あるいはクライアント装置内の利用可能なコンテンツの推定、クライアントからの統計レポート及びクライアントからの専用リクエストのような要素にも基づくことができる。リクエストに対するドメインモデルマッピングイベントのようなユーザリクエストに関連する予測、クライアントからの統計レポート及び履歴データのような要素にも基づくことができる。
ある構成では、1つのマルチキャスト/ブロードキャストセッションは、いくつかのクリップ(例)を送信するために使用される。選択的には、新規のセッションが、各クリップに対して生成される。更にまた、1つのマルチキャスト/ブロードキャストセッションを、並列分散チャネルに対して使用することができる、あるいはいくつかのマルチキャスト/ブロードキャストセッションを、各並列分散チャネルに対して使用することができる。
ある構成では、あるユーザ局内で2つの処理で、同一のマルチキャスト/ブロードキャストストリームを透過的に監視することができ、これは、ライブコンテンツのプレイバックと、コンテンツクリップの保存を同時に行うことをより容易にする。しかしながら、これは、必須のものではなく、単に、ある特定の構成に関するものである。
例えば、ブルートゥースあるいは同様の技術が実現される場合で、かつ例えば、クリップがローカルキャッシュ及び中央サーバ手段から利用できない場合、エンドユーザ局のクライアントは、近隣のエンドユーザ局であるクライアント装置から、ブルートゥース接続を使用して、それを要求することができる。例えば、ネットワークが、地理的に重複するセグメントとなるようにセットアップされることで、部分的に異種のデータセットを各セグメントに送信することができる。クライアントは、異なるデータを更に他のクライアントへ配信することが可能である。
一般的に、中央サーバ手段は、ある特定の構成では、2つの異なるレベルを有する、いわゆる階層処理(dispatching)アーキテクチャを構成することができる。ここでは、ネットワークは複数のセグメントに分割され、各セグメントは実質的にアクセスポイントに対応し、かつその場で直接通信することができるエンドユーザ局のすべてを有しているものとする。
エンドユーザ局は、マルチキャストあるいはブロードキャストマルチメディアコンテンツストリームあるいはデータ情報ストリームを介して、中央サーバ手段からデータを受信する。図3では、エンドユーザ局20の一実施形態を示すブロック図である。従来の方法では、ユーザクライアント21に従来のユーザキャッシュ22を構成している。ここでは、これに加えて、特に、コンテンツプッシュ用のローカル専用ローカルプッシュキャッシュ23を有している。この構成では、実際の記憶は、キャッシュ記憶を想定しているが、ローカルプッシュキャッシュは、ローカルプッシュキャッシュエンジン、例えば、プロキシを有している。エンドユーザ局20は、中央サーバ手段からコンテンツ情報を受信する、図2を参照すると、これは、コンテンツ情報として記憶される、あるいはエンドユーザのディスプレイに、例えば、リスト25として提示され、その情報を使用することで、エンドユーザは、ユーザクライアントに提供されるリクエストを入力し、一方で、そのリクエストをローカルプッシュキャッシュエンジン23に送信し、ローカルプッシュキャッシュエンジン23は、可能であれば、ローカルプッシュキャッシュ記憶手段24からリクエストされたコンテンツをフェッチする。キャッシュは、例えば、ライブコンテンツ、あるいはクリップ、ビデオ、ファイル、ウェブページ等を含んでいる。例えば、マルチキャスト/ブロードキャストライブコンテンツばかりか、ユニキャスト再送信をエンドユーザ局に提供することができる。スケジューリング情報の確立を支援するために、レポート及びリクエストが中央サーバ手段に提供される。ある構成では、クリップがコンテンツ情報提示手段25で示される場合には、エンドユーザが、プレイリストからクリップを選択することが想定される。ある構成では、例えば、スポーツアリーナITシステムにおいて、そのプレイリストは、タイムラインディスプレイとして視覚化されても良い。但し、これは、特殊な一例である。エンドユーザによる選択は、ユーザクライアントが、IPループバックを使用して、ローカルプッシュキャッシュエンジン23に発呼を行うことを示している。例えば、プロキシとして実現されるローカルプッシュキャッシュを介してコンテンツへのアクセスを設定できる限り、あるいはプレイリストが、ローカル「サーバ」、即ち、ローカルプッシュキャッシュ23から受信する、例えば、クリップを参照できる限り、ユーザクライアントは、任意の商用の規格品のプレーヤーであり得る。
リクエストされたコンテンツがローカルプッシュキャッシュ23内で利用可能である場合、そのコンテンツは、従来からの方法でユーザクライアントへ送信される。リクエストが、例えば、ライブビデオストリームのようなライブコンテンツに関するものである場合、それは、最初に、プッシュキャッシュ記憶手段24(あるいは、単一のコンポーネントとして実現される場合には、むしろローカルプッシュキャッシュ23)にスプールされる、あるいはユーザクライアントは、マルチキャスト/ブロードキャストライブコンテンツストリームに別々に接続することができる。但し、コンテンツ、例えば、クリップが、ローカルプッシュキャッシュで利用できない場合は、ローカルプッシュキャッシュエンジン23は、サーバから受信する送信スケジュール(あるいはリスト)を参照する。リクエストされたコンテンツは、例えば、数秒の範囲内で送信するようにスケジュールされる場合、ローカルプッシュキャッシュエンジンは待機する。そうでなければ、即ち、数秒の範囲内で送信するようにスケジュールされない場合、ローカルプッシュキャッシュエンジンは、中央サーバ手段からの再送信をリクエストする。中央サーバは、そのリクエストを拒否する可能性があり、そのリクエストに対応するために送信スケジュールを変更する、あるいは個別のユニキャストをエンドユーザ局へ送信する。
ローカルプッシュキャッシュで既に利用可能ないくつかのコンテンツは、再受信される。クライアントは、例えば、損失フレームを置換することによって、あるいは知覚エラーレートを最小化するためにフレームを評価することによって、ローカルプッシュキャッシュ内のコンテンツの品質を改善するために、そのような再送信を使用することができる。
本発明によれば、マルチメディアコンテンツ、ファイル、マルチキャスト/ブロードキャストライブコンテンツあるいはクリップを、オンデマンドで、エンドユーザ局へ配信することが可能であり、また、例えば、すべての人が1つのものを同一イベントで「視聴」し、また、コンテンツが、エンドユーザ局に対する無線キャリヤを介するイベントに関連している、小地理的エリア内で、相当数のエンドユーザ局へ配信することができる。
図4は、本発明の一構成の機能レベルのブロック図を示している、ここでは、中央サーバ手段は、情報を受信し、フェッチするマスタキャッシュ記憶と通信する送信機/スケジューラモジュールを有している、ここで、この情報は、いくつかの種類のマルチメディアコンテンツのプロデューサによって、送信機/スケジューラモジュールの両方に提供され、また、マスタキャッシュ記憶に提供される。マルチキャスト(あるいはブロードキャスト)情報は、WLAN(無線ローカルエリアネットワーク)を介して、エンドユーザ局の受信RXモジュールにプッシュされ、このエンドユーザ局は、プレーヤー及びブラウザと通信するローカル専用プッシュキャッシュと通信する。この構成は、ネットワーク問題が無視でき、かつローカル専用プッシュキャッシュが実質的にオーバフローしないことを前提としている。また、HTTPプッシュもサポートしていない。
図5は、本発明の概念の別の構成の機能レベルのブロック図を示している。この構成では、送信スケジューリング手段は、2つのエンティティで示され、送信モジュール(TX)と通信し、図4のように、マスターキャッシュ記憶部は、いくつかのプロデューサの類によって提供されるコンテンツと通信する。この構成では、エンコーダは中央サーバ側に提供され、逆に、デコーダはクライアント側に提供されているものとする。つまり、エンドユーザ局は、受信モジュールと、ローカル(プッシュ)キャッシュ記憶部と通信するプロキシの形態のローカルプッシュキャッシュエンジンを有している。プロキシは、プレーヤー及びブラウザと通信する。スケジューリング情報は、WLAN及びプロキシを介するスケジューリング手段と、受信モジュール間で別々に送信され、送信及び受信モジュールは、WALNを介してエンコーダ及びデコーダと通信する。図4に従う構成は、実際には、オーバフローを防止するためにそれぞれのローカルプッシュキャッシュ内に利用可能な領域に関するフィードバック情報が、定期的にプロデューサに提供されることを必要とする。マルチメディアコンテンツが、例えば、ビデオに関連している場合、プロデューサは、どのシーケンスが、リプレイリストに対してピックアップされるべきかを決定すると想定する。ビデオは、標準あるいはデファクトスタンダードエンコーダを使用して符号化され、ここで、エンコーダは、例えば、PDAのような対象とするエンドユーザ局によってサポートされている標準あるいはデファクトスタンダードCODEC(コーデック)を使用する。
キャッシュデータユニット(CDU)は、上述したように、例えば、CDU記述ファイルによって表現されても良く、このCDU記述ファイルは、CDU記述ファイル名、タイトルテキスト、CDUのイベント日時、プレイ長、ファイル名、例えば、ウインドウズメディアテクノロジー、リアルメディア等のようなコンテナフォーマットを含んでいる。更に、CDUコメント及び他の情報、あるいは上述の情報の一部だけが含んでいても良い。
初期化時の中央サーバは、例えば、CDU記述ファイルのパス、CDUファイル自身へのパス、セッションパラメータ等を含む初期化パラメータを読み出す。次に、サーバは、パラメータをチェックし、環境をセットアップし、セッションパラメータを継続的に、周知のかつ確立済のマルチキャスト/ブロードキャストグループアドレスに送信する。
図6は、スケジューリングアルゴリズムの一例を示している。再帰的に再送信を使用することができ、ここで、CDUは、定期的にクライアントへ再送信される。かなり大規模なネットワークで、かつCDUの量が相対的に小さい場合は、この構成は好ましい。選択的には、再送信は、CDUがクライアントのリクエストにおいて送信される場合に、リクエストされ得る。このような方法を使用して、イベント全体が、リプライに対して準備することができる。図中のブロック100Aは、TX(送信)キューから取得されるアイテムを示している。再送信モードが再帰的にセットされる場合、101Aで、CDU記述ファイルが送信キュー103、103Aへ入れられる。図中のブロックBは、クライアントからのリクエスト/レポートを示している。101Bで、スケジューラは、受信リクエストが既にディスパッチされているか、かつそれはデュプリケートであるかをチェックする。103で、アイテムがキューに入っている場合、104で、優先度が上げられる、逆に、106、106A、106Cで、CDUがCDU記述106Bとともに送信キューに追加される。これは、クライアントからのリクエストあるいはレポート、TXキューから取得されるアイテム、及び生成されたCDUに関連する(即ち、100A、100B、100C)。しかしながら、新規のCDUが生成される場合(ブロック100C)、スケジューラには、それが通知される。101Cで、使用するプッシュが構成される場合、CDUは、送信キューに入れられる。ステップ101A、101B及び101Cで「NO」である場合、何もしない(102A、102B、102C)。106で、CDUがTXキューに追加された後、107で、アクティビティログが適合され、処理が完了すると、108で、何もしない。
TXモジュールあるいは送信モジュールは、単に、TXキューからのアイテムを取得し、それをエンコーダ及びネットワークに送信する。これについては、TXモジュール処理の例を与える図7でより完全に示される。200で、TXモジュールは、TXキューになにかないかをチェックする。ある場合、マスタクリップ(キャッシュ)記憶部内にクリップが存在する場合、201、202で、クリップは、確立した関連マルチキャスト/ブロードキャストグループに送信されるメタ情報(コンテンツあるいはスケジューリング情報)と一緒にされる。203で、プッシュマルチキャスト/ブロードキャストが成功した場合、205で、クリップとメタ情報は、TXキューから削除される。それ以外は、204で、例外処理となる。次に、図6の100Aを参照する。
CDU記述ファイルは、CDUファイルとともに、セッションパラメータ内の情報によって検出されたあるいは確立されたマルチキャスト/ブロードキャストグループに送信される。また、スケジューリング手段に通知される。送信キューが調査され、最初に検出されたエントリがキューから送信され、かつ削除される。再送信モードが「再帰的」である場合、エントリは、再度、キューに追加される(206)。
一構成では、それが有効である場合には、データ圧縮が無線ネットワーク上で実現される。既に圧縮されている情報については、これは有効ではない。どのような場合でも、圧縮を実行することの効用は、冗長性の効用に対して重み付けされるべきである。
図7を参照すると、エンコーダは、TXモジュールからCDUを受信して、それをネットワークを介してクライアントへ送信する。簡単な構成では、ファイルは、そのようにして送信される。別の有効な構成では、送信スキームを使用することができる。ファイルは、フラグメントに分割され、これは、冗長的な符号化及びオーバラッピングである。フラグメントは、ネットワークを介してデコーダへ送信される。あるファイルからのかなりの量の情報損失を回避するために、いくつかのファイルを並行して送信することができる。冗長性及び類似性のレベルは、受容可能なレベルで待ち時間を維持しながら、ファイル損失を最小化するために、適応的に調整することができる。これは、パケット損失問題を考慮することである。どの符号化方法を使用するかについては、送信対象のファイルのタイプに依存する。データ損失あるいは破壊は、HTMLファイルでは許容できないが、ビデオCDUでは許容することができる。つまり、異なる符号化方法が、様々な実施形態に従って使用することができ、これは、送信対象のコンテンツに依存する。受信側では、即ち、エンドユーザ局においては、復号手段は、フラグメントを再構成し、かつそれを受信RXモジュールへ送信する。クライアントがレポーティング(reporting)モードである場合、デコーダは、エンドユーザ局あるいはクライアントから中央サーバ手段へのレポート内の受信品質におけるデータを含んでいる。
本発明の概念は、無線LANと、UMTS(WCDMA)、GSM、GPRS等のような無線WANのような、様々な種類の無線ネットワークに対して実現することができる。無線LANの一例には、IEEE802.11で標準化されている。この標準によれば、すべてのマルチキャスト/ブロードキャストトラフィックは、BSS基本レート設定速度を使用して送信される。これは、マルチレートネットワーク内で構成される最低速度である。マルチキャスト/ブロードキャストは、最低速度クライアント(エンドユーザ局)が扱うことができる速度を使用するように構成することができる。別の無線LANであるHIPERLAN/2では、マルチキャスト/ブロードキャストトラフィックは、最高ビットレートの共通マルチキャスト/ブロードキャストチャネルで送信される。但し、HIPERLAN/2のアドレッシングスキームは、大規模ネットワークをサポートするように変更しなければならない。
以下の図10は、本発明の概念がどのようにして、UMTS、GSM/GPRS等のようなWWAN(無線ワイドエリアネットワーク)で実現できるかを示している。
ある構成では、IT技術に基づくクライントの初期化においては、クライアントは、周知の共通の固定マルチキャスト/ブロードキャストグループアドレス上のセッションパラメータを受信するための試行を開始する。セッションパラメータは、バージョン、アドレス及び再送信モードについての情報からなる。必須のチェック及び初期化が実行され、これは、マルチメディアコンテンツが別のアドレス上で提供される場合に、アドレスを変更するあるいは切り換えることを可能にする。このような構成では、初期化及びシステムが起動して動作した後に、再構成が可能となる。
図8は、受信モジュール内の処理の一例を説明している。受信モジュールは、送信側(中央サーバ側)のデコーダからデータを(クライアントレシーバを介して)受信し、これは、そのデータをローカルプッシュキャッシュ記憶手段に記憶する。ローカルプッシュキャッシュが全てに一杯である場合、受信されたコンテンツに対する空き領域を取得する試行を行い、それを記憶する。しかしながら、これが不可能である場合、受信されたデータ情報、特に、CDUは破棄される。図8では、受信されたコンテンツは、CDUとして参照されている。つまり、図8では、300で、RXモジュールがCDUと追加のメタ情報を受信していると想定しており、ここで、メタ情報は、コンテンツリストあるいはその類である。次に、300Aで、CDU及びメタ情報を一時的に記憶することが可能である。次に、301で、特定CDUに対してペンディングのリクエストが存在するかどうかが判定される。存在する場合、図9の403Bに進み、これは、ローカルプロキシキャッシュ処理手段の処理を示しており、これは、特定の構成に対して実現される。一方、存在しない場合、オプションのステップに従って、302で、受信品質を計算することが可能である。これは、特定のCDUに対するペンディングのリクエストが存在する場合にも実行され得る。受信品質が許容できる場合、つまり、判定ステップ303が確立される場合、304で、任意の利用可能な領域が存在するかどうかを判定するステップに進む。受信品質が許容できない場合、303Aで、RXモジュールがリクエストモードであるかどうかが判定される。そうである場合、303Cで、再送信リクエストが送信される。リクエストモードでないが(303A)、再送信がリクエストされる場合、307で、受信されたCDU及びメタ情報が破棄される。ステップS304で、利用可能な領域が存在するか判定し、その結果は、空き領域がないとなる可能性がある。次に、クリーニングアップステップ305が、例えば、関連コンテンツをこれ以上破棄しないために実行される、ここでは、306で、再度、任意の領域が存在するかが判定される。領域が存在しない場合、上述で参照したように、ステップ307で、CDU及びメタ情報が破棄される処理がなされる。一方、利用可能な領域が存在する場合、308で、CDU及びメタ情報は、専用ローカルプッシュに記憶される。CDU及びメタ情報が記憶される場合でも、それが破棄される場合でも、309で、レポーティングモードで処理がなされる、あるいは、レポーティングがなされるべきかが判定される。そうである場合、310で、結果についての情報がレポートに追加され、311あるいは312で、それは送信されるあるいは送信されない。そうでない場合、即ち、レポーティングモードが実行されない場合あるいはレポートの送信後である場合、あるいはレポートを送信すべきでないとの指示が受信される場合、上述のステップ300に戻る、即ち、新規のCDU等の受信を待機する。
ステップ301等の代替として、品質が十分でない場合にCDU及びメタ情報を破棄することに関連して、品質向上方法として、低品質のCDU(可能であればメタ情報も)を記憶手段に記憶することができ、かつ、それを対応するコンテンツの次の送信に付加することで、2つのハーフクリップを追加させることができることは明らかとされるべきである。また、他の構成も可能である。
この構成では、プロキシハンドラを有するプロキシの構成とみなされる。但し、プロキシを実現する必要はない。しかしながら、キャッシュがオーバフローする可能性がある場合、キャッシュを一杯にしないリクエストで処理するために、プロキシを使用する必要がある、あるいはプロキシを使用することが少なくとも有効である。これは、ローカルプロキシキャッシュハンドラを示す図9で説明される。上述したように、ローカルプロキシキャッシュハンドラは、400で、リクエストの受信の待機状態であると想定する。401で、リクエストパラメータを受信すると、リクエストが受信されるとする。次に、402で、リクエストが正しいかが検証される。正しくない場合、402Aで、失敗を通知する。一方、リクエストが正しいものと判定されると、403で、コンテンツに対するリクエストが既にキャッシュされているかどうかが検証される。キャッシュされていない場合、403Aで、緊急再送信リクエストが送信され、403Bで、これの応答を待機する、図8のステップ301を参照されたい。一方、コンテンツが既にキャッシュされていると判定されると、あるいは403Bで、応答を待機している場合、404で、リクエストが供給され、405で、そのリクエストに対して処理が終了する。
プロキシサーバが実現される場合、CDUは、ファイルシステムから直接ではなく、IPループバックを介してアクセスすることができる。これは、高い制御性を提供するが、一方で、オーバヘッドが多少高くなる。
プレイヤートランスペアレンシーが提供される場合には、ローカルプロキシサーバが有効である。しかしながら、これは、プロキシを含んでいるかどうかの構成に関係なく使用され、アプリケーショントランスペランシーに対して提供される。
簡単な構成では、ユーザは、ローカルで記憶される、CDUインデックスHTMLページにアクセスすることができ、ここでは、ローカルに記憶されているCDUへのリンクは、例えば、マイクロソフトインターネットエクスプローラ、ネットスケープコミュニケータあるいはその類の通常のインターネットブラウザを使用している。ブラウザは、ファイル拡張子に従って正しいビデオプレイヤー(ビデオの場合)を取得し、ファイルをローカルで再生する。しかしながら、このような構成は、コンテンツのHTTPプッシュをサポートしていない。一般的には、プロキシが実現されているいないに関わらず、アプリケーショントランスペアレンシーが提供される。
アプリケーションを介して、エンドユーザ局を参照する場合、汎用のPDA、携帯電話及び携帯端末あるいは任意の他の無線端末も参照できることは明らかであるとすべきである。
また、主にWLANを参照する場合でさえも、この概念は、図10に参照される、GSM/GPRS、UMTS等の無線WANで実現することにも当てはまる。図10は、GSM/GPRS(図の左部分)とUMTS(図の右部分)の両方に対する構成を示すことを意図している。
マルチキャスト/ブロードキャストは、GSMあるいはUMTSには存在しない技術であるが、今日では、ブロードキャストは実行する。CBS(セルブロードキャスティングサービス)は、今日、どのチャネルが使用されているか等の一般的なセル情報を、ユーザ端末(UE)(即ち、エンドユーザ局)に通知するために使用される。
3GPPは、3Gネットワークにおけるマルチキャスト/ブロードキャストの標準化を始めている。これは、MBMS(マルチキャスト/ブロードキャスト マルチメディアサービス)と呼ばれるものである。このサービスは、CBS以上のより高いビットレートをサポートする。
GSMのセルブロードキャストサービスに対して、プッシュキャッシュマネージャを有する、中央サーバ手段のキャッシングCBE(セルブロードキャストエンティティ)は、「上書き(WRITE-REPLACE)」リクエストで82オクテットのデータを、コアネットワークに配置されている、CBC(セルブロードキャスト局)101Aに送信する。CBC101Bは、CBSヘッダを追加して、これをBSC(基地局コントローラ)102Bに送信する、ここでは、6オクテットのヘッダを追加し、それぞれが88オクテットのメッセージを生成する。このメッセージは、BTS(基地送受信局)103BあるいはRBS(無線基地局)へ送信され、そこで、88オクテットは、4つの22オクテットピースに分割され、それらを無線(400bps)でUE(ユーザ端末)20Dに送信する。UEは、パッケージを組み立て、それらをプッシュキャッシュクライアント21Dへハンドオーバする。
WCDMA(UMTS)のセルブロードキャストサービスに対しては、プッシュキャッシュマネージャサーバを有する、中央サーバ手段100BのキャッシングCBE(セルブロードキャストエンティティ)は、82オクテットのデータ(CDU等)を「上書き」リクエストで、コアネットワークに配置されているCBC(セルブロードキャスト局)101Bへ送信する。CBC101Bは、CBSヘッダに追加して、それをRNC(無線ネットワークコントローラ)102Cへ送信し、そこで、6オクテットのヘッダを追加し、それぞれが88オクテットのメッセージを生成する。このメッセージは、ノードB103Cを介して送信され、無線(20kbps)でUE(ユーザ端末)20Eへ送信される。UE20Eは、パッケージを組み立て、それをプッシュキャッシュクライアント21Eへハンドオーバする。
一般的には、いわゆる、ホットスポットに集められるエンドユーザ局が50以上である場合の従来方法で初めて当てはまる問題は解決することできない。しかしながら、本発明の概念を実現することは、より少ないエンドユーザに対しても有効であり、かつ他の構成、例えば、エンドユーザが病院や、任意の公共施設、大学、駅等を利用する場合にも有効である。関連するコンテンツは、ユーザに自動的にプッシュすることができ、これは、多くの他のエンドユーザが同一の無線LAN上に接続されている同一のスポットに存在するしているかどうかに関係なく、必要に応じて、迅速にユーザに提供される。
特定の構成では、ローカルプッシュキャッシュの受信及びコンテンツに関連するフィードバックは、セグメント内のすべてのクライアントからの提供対象とされるべきでない。レポーティングは、重み付けラウンドロビンあるいはその類のいくつかの割当アルゴリズムに基づいて、ある特定のクライアントだけに任せることができる。特定の構成では、中央サーバ手段は、サーバキャッシュコンテンツリストをクライアントへ配信する。
特に、基本転送エラー訂正(FEC)スキームは、CDUの再帰的再送信を構成するために使用される。一般的には、サーバは、再帰的再送信及びクライアントリクエスト再送信の両方に対して、キャッシュコンテンツのスケジューリングを構成する。マルチキャスト/ブロードキャストに対して使用される転送エラー訂正(FEC)は、クライアントトラフィックを最小化するために、例えば、応答確認破壊を回避するために、通常は、必要である。標準プレーヤーの別の形態として、ローカルストリーミングサーバを実現することができる。
信頼性のあるマルチキャスト/ブロードキャスト方法の1つには、各パケットを2回あるいは3回送信するものがあり、また、キャッシュコンテンツリスト内のすべてのCDUからパケットをインターリーブする。ある構成では、HTTPサーバのオープンソース構成を、ローカルプッシュキャッシュとして使用することができる。もちろん、本発明は、任意の特定のHTTPあるいはストリーミングサーバ/プロキシに限定されない。
一般的に、送信キューは、ツリーキュー、キャッシュコンテンツリストキュー、リクエスト送信キュー及び再帰的再送信キューとして管理される、これについては、図6を参照されたい。
本発明に従えば、クライアントトラフィックは、できる限り最小化されるべきである。ある構成では、クライアントは、マルチキャスト/ブロードキャスト上の他のリクエストを監視し、固有のリクエストだけを送信する。また、中央サーバからすぐに送信される応答確認は、いくつかのクライアントのリクエストを減らす。キャッシュコンテンツリストあるいはその類を用いずに、ローカルプッシュキャッシュ内の任意の優先度付けを実行することは通常はできない。この問題を解決する1つの方法は、CDUの末尾にペンディングのメタデータを介在させ、かつ各パケットにファイルを含ませることであり、これは、最も有効な構成に関係する。
本発明の特定の構成は、例えば、その多くがパーソナルデジタルアシスタントを所有するの数千の観衆を収容するスポーツアリーナあるいはその類でIPネットワークを介するPDAの要求に応じて、再放送及びビデオ等を提供することである。音声/ビデオ情報のような個々のデータ情報をビデオに提供するために、マルチキャスト/ブロードキャストストリーム化ライブコンテンツ(オーディオ/ビデオ)あるいはコンテンツクリップをエンドユーザ局にプッシュすることができる。受信エンドユーザ局は、受信コンテンツを見ることも見ないこともできるが、常にそれをローカルプッシュキャッシュに保存する、あるいはマルチキャスト/ブロードキャストアドレスに合わせる。メモリを確保するために、オーディオ/ビデオプロデューサ信号を、マルチキャスティング/ブロードキャスティングストリーム上で、関心イベントが発生しているエンドユーザ局に渡すことができる。受信エンドユーザ局のローカルプッシュキャッシュは、直前のn秒間だけ維持し、ここで、nはイベント前のカスタマイズ可能な秒数である、また、イベント後はm秒維持し、この(m)もカスタマイズ可能である。ビデオプロデューサ(あるいはその類)からの信号は、後で使用するためにキャッシュの記憶内容を初期化する処理を開始する。また、キャッシュに次のm秒を記憶する、そうすることで、エンドユーザは、イベント前後のn+m秒間を楽しむことができる。処理中は、インデックスページは、過去の再放送検索をサポートするために更新される。このメモリ確保の方法は、大きなメモリが、受信側で、キャッシュと、記憶されたコンテンツ(オーディオ/ビデオ)を保持できる場合で、かつ再放送がイベント後に早急に送信されることが不可欠である場合に有効である。
記憶容量あるいはメモリを確保する別の方法には、局所的にイベントを記録し、かつそれを編集し、ストリーム化再放送をエンドユーザ局へIPマルチキャスト/ブロードキャストする(オーディオ/ビデオ)プロデューサを構成することである。すべての受信エンドユーザ局は、バックグラウンドでそれを局所的に記憶し、かつユーザによって、過去の再放送検索に対するインデックスを更新する。再放送クリップは、例えば、5乃至20秒間の長さであり、あるいは、イベントを適切に反映するために必要な分だけの長さとなる。この方法は、メモリが中間的なサイズである場合に有効であり、かつ記憶されたコンテンツ(オーディオ/ビデオ)と、再放送を再生するための時間が厳しくないものの両方を保持することができる。
選択的には、プロデューサは、局所的な録画を実行することができ、また、編集することができ、更に、ストリーム化再放送を、各クリップに対して異なるIPマルチキャストブロードキャストアドレス上の受信デバイスだけにIPマルチキャスト/ブロードキャストすることができる。すべての受信エンドユーザ局は受信時に、クリップを説明するインデックスを、適切なマルチキャスト/ブロードキャストアドレスにリンクさせる。再放送クリップは、例えば、5乃至20秒の長さであり、5乃至20秒で再帰的に特定IPマルチキャスト/ブロードキャストアドレスに送信する。この方法は、受信エンドユーザ局のメモリが小さく、かつ任意のコンテンツ(オーディオ/ビデオ)クリップを保持できない場合に有効である。
品質を向上するために、上述したように、ビデオ再送信をデュプリケートあるいはトリプリケートすることによって、ダイバーシティを実現することができる。2回の再放送が送信され、例えば、各ビット単位、各フレーム、あるいは各パケットは、より早くに送信されたシーケンスに組み込むことができ、かつエラーを破棄することができる。組込はソフトにすることができる、これは、組込シーケンスの平均が使用されることを意味する、あるいはハードにすることができる、これは、パケット単位あるいはブロックサイズ単位で多数決が使用されることを意味する。
クリップあるいはCDUは、各セグメントに対して最適化がなされるような方法で、エンドユーザ局に継続的に再送信することができ、ここで、上述のセグメントは、共通の無線キャリヤ周波数及びアクセスポイントを共有するユーザ局に関するものである。各クリップを継続的に再送信することもでき、そうすることで、クリップを待機するための時間が制限される。
更にまた、各エンドユーザ局には、マルチメディアクリップ(あるいはライブコンテンツ)を選択することができるリストを提供することができる。システムは、現在のネットワーク負荷を解析し、n秒前からm秒後のイベントからなる再放送マルチメディアを生成することができ、システムの現在の負荷による上限であるn+m、即ち、ネットワーク負荷状態を考慮に入れる。n及びmの数は、理解可能でかつ意味のあるマルチメディアコンテンツ提示を提供するために必要な条件によって、下限が設定される。
特定の実施形態は、ストリーム化再放送あるいはIPマルチキャスト/ブロードキャストを、いくつかのクリップの各クリップに対し、異なるIPマルチキャスト/ブロードキャストアドレス上の受信エンドユーザ局に提供する、ここで、受信エンドユーザ局も、最適なマルチキャスト/ブロードキャストアドレスにリンクするクリップを記述するインデックスを受信している。
また、個別のリストの代わりに、識別情報を有するCDUあるいはマルチメディアコンテンツピースに、単にタグをつける、あるいは提供することも可能である。
特定の実施形態では、ソリューションは、動作時間中のビデオプロデューサにおける調整可能な遅延を介して提供され、これは、重要なイベントが発信されるあるいはその類が発生する場合に関連する。ある実施形態では、例えば、ビデオクリップの動作時間は、測定あるいは可変の反応時間以上よりもかなり大きくすることができる。選択的には、例えば、ビデオクリップの動作時間は、固定の最大反応時間よりもかなり大きくすることができる。選択的には、クリップサイズの調整は、後の反復動作で後に実行することができる。提供対象のイベントあるいはその類は、自動的に検知することができ、かつ発信することができる。選択的には、セグメント内のエンドユーザ局で利用可能とするべきコンテンツに関連する信号を送信するために、手動の指示を行うことができる。
もちろん、本発明は特別に説明された実施形態に限定されないばかりか、請求項の範囲の逸脱しない範囲で様々な方法で変更できることが明らかであるとされるべきである。
本発明の一実施形態に従うシステムの概要図である。 3つの異なるセグメントを示すシステムのおおまかな概要図である。 システムの中央サーバ手段のブロック図である。 一実施形態に従うシステムのエンドユーザ局(クライアント側)のブロック図である。 本発明の特定の実施形態に対する機能レベルのブロック図である。 本発明の別の実施形態の機能レベルのブロック図である。 一実施形態に従うスケジューリング処理の一例を示すフロー図である。 一実施形態に従う送信(サーバ)側のフローを示すフロー図である。 システムの受信(エンドユーザ局あるいはクライアント)側のフローを示すフロー図である。 特定の実施形態でのローカルプッシュキャッシュハンドラのフローを示すフロー図である。 例えば、GSM/UMTSのようなWWAN(無線ワイドエリアネットワーク)に対する本発明の概念の構成を概要的に示すブロック図である。

Claims (30)

  1. 複数のエンドユーザ局を接続し、かつブロードキャスト/マルチメディア送信をサポートする無線ネットワークを介して、例えば、マルチメディアコンテンツのようなデータ情報の通信用システムであって、
    前記無線ネットワークの少なくとも1つのセグメントに関連する、選択されたデータ情報の少なくとも一部を記憶する少なくとも1つの中央キャッシュ構成を有する中央サーバ手段と、
    送信スケジューリングを行う送信スケジューリング手段と、
    スケジューリング情報を使用して、前記無線ネットワークの前記少なくとも1つのセグメント内のエンドユーザ局へ情報をマルチキャスト/ブロードキャストプッシュする中央キャッシュ構成プッシュエンジンを制御する中央キャッシュ構成制御手段とを備え、
    前記エンドユーザ局は、前記プッシュされたデータ情報を保持する専用のローカルプッシュコンテンツキャッシュ手段を有するあるいは関連付けられており、各エンドユーザによるリクエストにおいて、選択されたデータ情報が、カスタマイズされた方法で、ユーザクライアントを介して、前記ローカルプッシュコンテンツキャッシュ手段から前記エンドユーザへ提供される
    ことを特徴とするシステム。
  2. 前記ネットワークのセグメントは、前記無線ネットワークのローカル部分に対応する
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記セグメントは、接続されるエンドユーザ局の数が一時的に大量あるいは相当数となるネットワークの一部分に対応し、これは、大量数の同時接続エンドユーザ局を有する、いわゆるホットスポット、例えば、スポーツアリーナ、特定イベント用のパブリックプレースあるいは任意の場所に対応する
    ことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 部分的に重複するネットワークセグメントが実現される
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のシステム。
  5. 前記プッシュされたデータ情報のコンテンツは、セグメント依存、即ち、各セグメントに対して少なくとも主要な部分が異なる
    ことを特徴とする請求項2、3または4に記載のシステム。
  6. 同一コンテンツの少なくとも一部が、前記無線ネットワークの1つ以上のセグメントにプッシュされる
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のシステム。
  7. 前記エンドユーザ局クライアントは、システムへの接続時、前記セグメントに対応するエリアへの進入時、あるいはエンドユーザ使用パターンの確立時に、セグメントに割り当てられる
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシステム。
  8. 前記データ情報は、マルチメディア情報、クリップあるいはライブ、ビデオ/オーディオ、ウェブページ、ファイル、アプリケーション等からなる
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシステム。
  9. 1つのマルチキャスト/ブロードキャストセッションが、いくつかのマルチメディア/ビデオクリップ/ウェブページを送信するために使用される
    ことを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  10. 新規のマルチキャスト/ブロードキャストセッションが、各マルチメディアコンテンツ、クリップ/ウェブ(ページ)あるいはファイル送信に対して生成される
    ことを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  11. シングルマルチキャスト/ブロードキャストセッションあるいはいくつかのマルチキャスト/ブロードキャストセッションが、各並行配信チャネルに対して使用される
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のシステム。
  12. 前記中央キャッシュ構成プッシュエンジンは、1つ以上のセグメントのエンドユーザ局へデータ情報コンテンツをプッシュすることができる
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のシステム。
  13. 各セグメントに対して、1つの中央キャッシュ構成制御手段と1つのプッシュエンジンが存在する
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のシステム。
  14. コンテンツ情報、例えば、送信スケジューリング手段からのリストは、前記エンドユーザ局にリクエストに対するデータ情報の選択を可能にする関連セグメント内のエンドユーザ局に送信される、あるいは前記マルチメディアコンテンツにはタグが付けられる
    ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のシステム。
  15. 前記中央キャッシュ構成は、例えば、各セグメントに対して、いくつかの従属キャッシュ制御エンジンと、前記従属キャッシュ制御エンジンを制御し、送信を調整し、かつエンドユーザ局セグメントローミングを処理する専用マスタキャッシュ制御エンジンを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載のシステム。
  16. 前記送信スケジューリング手段は、エンドユーザリクエスト時とエンドユーザ提供時との間の遅延を最小化するために要求される、推定された/予約されたコンテンツ及びエンドユーザについての情報からなるアルゴリズムを使用する
    ことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載のシステム。
  17. セグメントのあるエンドユーザ局から、一部が重複する別のセグメントの別のエンドユーザ局へ情報を送信するためのエンドユーザ間通信が可能となる、これは、一部が異なる情報データが前記一部が重複する別のセグメントへ提供される場合である(ブルートゥース)
    ことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載のシステム。
  18. 例えば、ビデオ、ストリーミング情報のようなライブエンドユーザリクエストに対して、エンドユーザ局クライアントは、ローカルキャッシュに渡すコンテンツなしに、前記ライブマルチキャスト/ブロードキャストストリームを別々に接続することができる
    ことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載のシステム。
  19. 前記中央サーバ手段からのコンテンツの再送信をリクエストすることができ、前記コンテンツの送信が時間間隔によるものである場合に、前記キャッシュエンジンから再送信がリクエストされないようにするための制限時間が与えられる
    ことを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載のシステム。
  20. 前記無線ネットワークは、IPベース、WLAN、HIPERLAN 2,3,4、IEEE802.11、UMTS、GSM/GPRS、EDGE、PDC、CDMA、WCDMA、CDMA2000、DVB及びバックチャネル等を有するハイブリッドネットワーク、プロキシサーバを専用に有する前記プッシュコンテンツローカルキャッシュである
    ことを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載のシステム。
  21. 例えば、マルチメディアコンテンツのようなデータ情報の通信をサポートする無線ネットワーク内のエンドユーザ局であって、
    専用のローカルプッシュコンテンツキャッシュ手段を備える、あるいは関連付けられ、このローカルプッシュコンテンツキャッシュ手段は、当該エンドユーザ局が接続されているあるいは配置されている前記無線ネットワーク内の少なくとも1つのセグメントへのデータ情報のプッシュを制御する中央サーバ手段によって、当該エンドユーザ局に対してマルチキャスト/ブロードキャストを介してプッシュされるデータ情報を保持し、リクエストに応じて、選択され、かつカスタマイズされたデータ情報を、前記ローカルプッシュコンテンツキャッシュ手段から前記エンドユーザ局のクライアントへフェッチできる
    ことを特徴とするエンドユーザ局。
  22. 前記エンドユーザ局へプッシュされるあるいはプッシュ対象の情報についての情報、例えば、リストあるいはスケジュールを受信する手段を備え、そうすることで、前記エンドユーザ局は、所望の時間で提供されるべき所望のコンテンツを選択するために、前記情報のリクエストを行うことができる
    ことを特徴とする請求項21に記載のエンドユーザ局。
  23. 前記専用プッシュコンテンツキャッシュ手段は、プロキシを備える
    ことを特徴とする請求項21または22に記載のエンドユーザ局。
  24. 前記データ情報は、例えば、ライブビデオ、ビデオ、クリップ、ウェブページ、オーディオ、HTML、GIF、JPEGファイル、アプリケーション、センサーデータあるいはその類のマルチメディアコンテンツからなる
    ことを特徴とする請求項21乃至23のいずれか1項に記載のエンドユーザ局。
  25. 当該エンドユーザ局は、PDA、携帯電話、携帯端末あるいは任意の他の無線端末である
    ことを特徴とする請求項21乃至24のいずれか1項に記載のエンドユーザ局。
  26. 無線ネットワークの少なくとも1つのセグメントに対して関連する、選択されたデータ情報の少なくとも一部を記憶する少なくとも1つの中央キャッシュ構成を有する、前記無線ネットワーク内の中央サーバ手段であって、
    送信スケジューリング手段と、スケジューリング情報を使用することによって、前記無線ネットワークの前記少なくとも1つのセグメントに接続されている無線局へ前記選択されたデータ情報を自動的にマルチキャスト/ブロードキャストプッシュを行う中央キャッシュプッシュエンジンを制御する中央キャッシュ構成制御手段と
    を備えることを特徴とする中央サーバ手段。
  27. 例えば、マルチメディアコンテンツ、ビデオ(ライブあるいはクリップ)、オーディオ、ファイル/ウェブページのような前記選択されたデータ情報に関連する、例えば、リストのようなコンテンツ情報が、前記セグメントの前記エンドユーザ局のローカル専用キャッシュ手段に提供される
    ことを特徴とする請求項26に記載の中央サーバ手段。
  28. 前記中央キャッシュ構成は、いくつかの従属キャッシュ制御エンジンを備え、それらの1つは、いくつかのセグメントのそれぞれに対するものであり、かつ前記従属キャッシュ制御エンジンを制御し、かつ送信を調整する専用マスタキャッシュ制御エンジンを備える
    ことを特徴とする請求項26または請求項27に記載の中央サーバ手段。
  29. いくつかのセグメントそれぞれに対して1つのプッシュエンジンを備え、その内の特定の1つは、各セグメントに対するものである
    ことを特徴とする請求項28に記載の中央サーバ手段。
  30. 無線ネットワークにおいて、例えば、マルチメディアコンテンツのようなデータ情報をエンドユーザ局へ通信する方法であって、
    前記無線ネットワークの少なくとも1つのセグメントの前記エンドユーザ局に関連する、選択されたデータ情報の少なくとも一部を、中央サーバ手段の中央記憶/キャッシュ構成に記憶するステップと、
    スケジューリング情報を提供するために送信スケジューリング処理を実行するステップと、
    前記少なくとも1つのセグメントの前記エンドユーザ局に対する、前記関連するデータ情報のマルチキャスト/ブロードキャストプッシュを制御するための前記スケジューリング情報を使用するステップと、
    前記エンドユーザ局に、例えば、コンテンツリストのようなコンテンツ情報を提供するステップと、
    前記プッシュされたデータ情報を、前記エンドユーザ局それぞれのローカル専用プッシュコンテンツキャッシュ手段に記憶するステップとを備え、
    そうすることで、前記エンドユーザ局のそれぞれは、カスタマイズされた方法で、自身のローカル専用プッシュコンテンツキャッシュ手段からマルチメディアコンテンツのようなデータ情報をリクエストし、かつアクセスすることができる
    ことを特徴とする方法。
JP2003568563A 2002-02-15 2003-01-31 データ通信システム及び方法 Expired - Lifetime JP4287283B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE0200471A SE524679C2 (sv) 2002-02-15 2002-02-15 System för broadcast/multicast-utsändning av datainformation emot en lokal del av ett trådlöst nät
PCT/SE2003/000177 WO2003069507A1 (en) 2002-02-15 2003-01-31 A system and a method relating to communication of data

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005518120A true JP2005518120A (ja) 2005-06-16
JP2005518120A5 JP2005518120A5 (ja) 2006-03-16
JP4287283B2 JP4287283B2 (ja) 2009-07-01

Family

ID=20286995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003568563A Expired - Lifetime JP4287283B2 (ja) 2002-02-15 2003-01-31 データ通信システム及び方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20050125533A1 (ja)
EP (1) EP1485824B1 (ja)
JP (1) JP4287283B2 (ja)
KR (1) KR20040097127A (ja)
AU (1) AU2003206305A1 (ja)
SE (1) SE524679C2 (ja)
WO (1) WO2003069507A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008020547A1 (fr) * 2006-08-17 2008-02-21 Sony Corporation Dispositif de traitement des communications, procédé de commande des communications, et programme informatique
JP2008199258A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Nec Corp 移動局からのマルチキャスト配信方法および装置
US8296460B2 (en) 2006-09-29 2012-10-23 Fujitsu Limited Method and apparatus for communicating data and program thereof
KR20140134676A (ko) * 2012-03-16 2014-11-24 인텔 코포레이션 멀티캐스트 방송 멀티미디어 서비스-어시스티드 콘텐츠 분배
JP2015097409A (ja) * 2008-01-16 2015-05-21 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated インテリジェントクライアント:デジタル放送ネットワーク上のマルチチャネルスイッチング

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050015544A (ko) * 2003-08-06 2005-02-21 삼성전자주식회사 멀티미디어 방송/다중방송 서비스를 지원하는이동통신시스템에서 호출 메시지를 수신하지 못한 사용자단말기들에게 효율적으로 멀티미디어 방송/다중방송서비스를 제공하는 방법
GB2405297B (en) * 2003-08-20 2006-12-20 Vodafone Plc Data distribution
GB0407929D0 (en) * 2004-04-07 2004-05-12 Samsung Electronics Co Ltd Mobile communications
CN101107872A (zh) * 2005-01-19 2008-01-16 松下电器产业株式会社 分组发送装置和分组发送方法
DE102005010081B4 (de) * 2005-03-03 2008-09-25 Infineon Technologies Ag Kommunikationssystem, Verfahren zum Steuern eines Broadcast-Kommunikationsnetzwerks, Server-Einheit, Verfahren zum Betreiben einer Server-Einheit, Client-Einheit und Verfahren zum Betreiben einer Client-Einheit
CA2513018A1 (en) * 2005-07-22 2007-01-22 Research In Motion Limited Method for training a proxy server for content delivery based on communication of state information from a mobile device browser
CA2513010A1 (en) * 2005-07-22 2007-01-22 Research In Motion Limited A method for detecting state changes between data stored in a first computing device and data retrieved from a second computing device
CA2513014A1 (en) * 2005-07-22 2007-01-22 Research In Motion Limited A method of controlling delivery of multi-part content from an origin server to a mobile device browser via a proxy server
CA2513019A1 (en) * 2005-07-22 2007-01-22 Research In Motion Limited A method for communicating state information between a server and a mobile device browser with version handling
CA2513022A1 (en) * 2005-07-22 2007-01-22 Research In Motion Limited System and method for communicating state management between a browser user-agent and a mobile data server
CA2513016A1 (en) * 2005-07-22 2007-01-22 Research In Motion Limited A secure method of synchronizing cache contents of a mobile browser with a proxy server
KR100727993B1 (ko) 2005-10-04 2007-06-14 삼성전자주식회사 데이터 풀 방식을 이용한 데이터 푸시 서비스 방법 및시스템
US8805775B1 (en) 2005-10-13 2014-08-12 Sprint Communications Company L.P. Management of requested or pushed content in communications client devices
US8001217B1 (en) * 2005-10-13 2011-08-16 Sprint Communications Company L.P. Prediction-based adaptive content broadcasting over a network
US20090207839A1 (en) * 2006-06-02 2009-08-20 Mats Cedervall Multicast delivery
US20080195664A1 (en) 2006-12-13 2008-08-14 Quickplay Media Inc. Automated Content Tag Processing for Mobile Media
US9571902B2 (en) 2006-12-13 2017-02-14 Quickplay Media Inc. Time synchronizing of distinct video and data feeds that are delivered in a single mobile IP data network compatible stream
US20080155016A1 (en) * 2006-12-22 2008-06-26 Tsai Wei K Content procurement architecture
KR101336329B1 (ko) * 2007-02-12 2013-12-03 삼성전자주식회사 무선 메쉬 네트워크에서 브로드캐스트/멀티캐스트 프레임을전송하기 위한 장치 및 그 방법
US20080320011A1 (en) * 2007-06-20 2008-12-25 Microsoft Corporation Increasing file storage scale using federated repositories
WO2009026421A1 (en) * 2007-08-22 2009-02-26 Icommunication Dynamics, Llc Apparatus, system, and method for video delivery using dual multicast streams with one being delayed
KR100933003B1 (ko) * 2008-06-20 2009-12-21 드리머 Bd-j 기반 채널 서비스 제공 방법 및 이를 실현시키기위한 프로그램을 기록한 컴퓨터로 판독 가능한 기록 매체
EP2196895A1 (en) * 2008-12-09 2010-06-16 Thomson Licensing System for storing and/or retrieving a data-set and method thereof
US9216171B2 (en) * 2009-05-07 2015-12-22 University Of Cincinnati Methods of preventing ischemic injury using peripheral nociceptive stimulation
US8219753B2 (en) * 2009-07-13 2012-07-10 Sony Corporation Resource management cache to manage renditions
US9674636B2 (en) 2009-09-03 2017-06-06 Interactive Wireless Technologies Llc System, method and computer software product for providing interactive data using a mobile device
US8745023B2 (en) * 2009-10-28 2014-06-03 Louis H. Libin System and method for content browsing using a non-realtime connection
WO2012016226A1 (en) * 2010-07-30 2012-02-02 Bytemobile, Inc. Systems and methods for video cache indexing
US8977704B2 (en) 2011-12-29 2015-03-10 Nokia Corporation Method and apparatus for flexible caching of delivered media
US9401968B2 (en) * 2012-01-20 2016-07-26 Nokia Techologies Oy Method and apparatus for enabling pre-fetching of media
US9152220B2 (en) * 2012-06-29 2015-10-06 International Business Machines Corporation Incremental preparation of videos for delivery
US9036635B2 (en) 2013-03-12 2015-05-19 Motorola Solutions, Inc. Method and apparatus for propagating public safety multicast and broadcast services among public safety personnel
RU2527210C1 (ru) * 2013-06-14 2014-08-27 Общество с ограниченной ответственностью "Новые технологии презентаций" Способ и система для передачи данных от веб-сервера клиентским терминальным устройствам посредством локальной беспроводной коммуникационной сети
US9591512B2 (en) 2013-12-30 2017-03-07 Motorola Solutions, Inc. Spatial quality of service prioritization algorithm in wireless networks
US10447755B2 (en) * 2015-03-16 2019-10-15 Imagine Communications Corp. Video stream transmission over IP network

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI106990B (fi) * 1996-12-31 2001-05-15 Nokia Mobile Phones Ltd Menetelmä informaation välittämiseksi käyttäjälle
US6968394B1 (en) * 1997-09-22 2005-11-22 Zaksat General Trading Co., Wll Asymmetric satellite-based internet service
US6108686A (en) * 1998-03-02 2000-08-22 Williams, Jr.; Henry R. Agent-based on-line information retrieval and viewing system
US6338094B1 (en) * 1998-09-08 2002-01-08 Webtv Networks, Inc. Method, device and system for playing a video file in response to selecting a web page link
US6564380B1 (en) * 1999-01-26 2003-05-13 Pixelworld Networks, Inc. System and method for sending live video on the internet
US6879808B1 (en) * 2000-11-15 2005-04-12 Space Systems/Loral, Inc Broadband communication systems and methods using low and high bandwidth request and broadcast links
EP1342363B9 (en) * 2000-12-15 2012-09-12 BRITISH TELECOMMUNICATIONS public limited company Transmission and reception of audio and/or video material
US20020091792A1 (en) * 2001-01-09 2002-07-11 International Business Machines Corporation Method and apparatus for client sharing of cached content
US20030084108A1 (en) * 2001-10-26 2003-05-01 Majid Syed System and method for providing a push gateway between consumer devices and remote content povider centers
US6845230B2 (en) * 2001-10-26 2005-01-18 Ibiquity Digital Corporation System and method for a push-pull gateway-directed digital receiver

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008020547A1 (fr) * 2006-08-17 2008-02-21 Sony Corporation Dispositif de traitement des communications, procédé de commande des communications, et programme informatique
US7886071B2 (en) 2006-08-17 2011-02-08 Sony Corporation Communication processing device, communication control method, and computer program
US8296460B2 (en) 2006-09-29 2012-10-23 Fujitsu Limited Method and apparatus for communicating data and program thereof
JP2008199258A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Nec Corp 移動局からのマルチキャスト配信方法および装置
JP2015097409A (ja) * 2008-01-16 2015-05-21 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated インテリジェントクライアント:デジタル放送ネットワーク上のマルチチャネルスイッチング
US9462020B2 (en) 2008-01-16 2016-10-04 Qualcomm Incorporated Intelligent client: multiple channel switching over a digital broadcast network
KR20140134676A (ko) * 2012-03-16 2014-11-24 인텔 코포레이션 멀티캐스트 방송 멀티미디어 서비스-어시스티드 콘텐츠 분배
JP2015509690A (ja) * 2012-03-16 2015-03-30 インテル コーポレイション マルチキャスト・ブロードキャスト・マルチメディアサービスのアシストによるコンテンツ配布
US9432978B2 (en) 2012-03-16 2016-08-30 Intel Corporation Multicast broadcast multimedia service-assisted content distribution
KR101652188B1 (ko) 2012-03-16 2016-09-09 인텔 코포레이션 멀티캐스트 방송 멀티미디어 서비스-어시스티드 콘텐츠 분배
US10320552B2 (en) 2012-03-16 2019-06-11 Intel Corporation Multicast broadcast multimedia service-assisted content distribution

Also Published As

Publication number Publication date
US20050125533A1 (en) 2005-06-09
AU2003206305A1 (en) 2003-09-04
SE524679C2 (sv) 2004-09-14
SE0200471L (sv) 2003-08-16
EP1485824A1 (en) 2004-12-15
WO2003069507A1 (en) 2003-08-21
EP1485824B1 (en) 2016-08-03
JP4287283B2 (ja) 2009-07-01
KR20040097127A (ko) 2004-11-17
SE0200471D0 (sv) 2002-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4287283B2 (ja) データ通信システム及び方法
CN110536179B (zh) 一种内容分发系统和方法
JP6498741B2 (ja) 目標メディアコンテンツの配信
Liu et al. Proxy caching for media streaming over the Internet
EP1354457B1 (en) Streaming media subscription mechanism for a content delivery network
US7085576B2 (en) Method and apparatus for providing streaming information to a wireless mobile wireless device
EP1402704B1 (en) System and method for receiving multiple description media streams in fixed and mobile streaming media systems
US7526564B2 (en) High quality streaming multimedia
Han et al. AMVS-NDN: Adaptive mobile video streaming and sharing in wireless named data networking
Mahanti et al. Scalable on-demand media streaming with packet loss recovery
Thomas et al. Enhancing MPEG DASH performance via server and network assistance
KR20160106618A (ko) 콘텐츠 전달
WO2014108207A1 (en) Technique for operating client and server devices in a broadcast communication network
JP2013510453A (ja) データセグメントのオプションのブロードキャスト配信によるストリーミング
EP2391953A1 (en) Application, usage&radio link aware transport network scheduler
Zhang et al. Green and cooperative dash in wireless d2d networks
Lentisco et al. Seamless mobile multimedia broadcasting using adaptive error recovery
KR101091167B1 (ko) 네트워크 코딩을 기반으로 멀티미디어 데이터를 전송하는 방법, 시스템 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
Krithivasan et al. Mechanisms for Effective and Efficient Dissemination of Multimedia
Han et al. An adaptive loss protection for video transmission over content-centric networks
Veloso et al. Selective Mobility Support of Multi-user Services In Wireless Environments
Lei et al. Architectural thoughts and requirements considerations on video streaming over the Internet
Naor Video streaming over wireless networks
Verma et al. Multimedia Streaming in Mobile Wireless Networks

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060125

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080815

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081111

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090326

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4287283

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140403

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250