JP2005516890A - 干渉顔料を含有するファンデーション組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、生理学的に許容可能な媒体中に、着色効果を有するゴニオクロマティック顔料及びその他の染色剤を含有する組成物に関し、この組成物の色彩効果は、ナチュラルな外観を得られることである。本発明は、さらに、皮膚のメークアップ方法にも関するものである。

Description

本発明は、ゴニオクロマティック(goniochromatic)顔料を含有する化粧用組成物に関するものであり、特には、人の顔や体の皮膚に使用するメークアップ用組成物に関する。
本発明による組成物は、有色のメークアップ組成物であり、例えば、顔色用製品(ファンデーション)、フェースパウダー、アイシャドウ、コンシーラー製品、頬紅やボディメークアップ製品などが挙げられる。前記組成物は、通常そのまま皮膚に付けて使用されるが、それのみならず例えば、メークアップを修正する場合など、すでに皮膚にメークアップしたその上に使用することもできる(この場合、前記組成物はいわゆるトップコートと呼ばれる表面製品として使用される)。
前記メークアップ組成物はまた、小球(pastilles)や小片(patches)など、皮膚や唇に付着するメークアップアクセサリー(基体)に適用することも可能である(例えばビューティスポットなど)。
従来、メークアップ製品において、特にその特別な色彩効果のために干渉顔料を使用することは知られていた(ある特定の干渉顔料については特許文献1を、その他一般的には特許文献2参照。)。また、干渉顔料を含むメークアップ用組成物は、例えば、レーキなどの特定の染料を含むこともある(特許文献3及び4参照。)。
WO 96/03962 DE 199 07 313 JP−A−2000−34203 JP−A−2000−34204
本発明の目的は、皮膚の色に応じた色のメークアップ、すなわち自然な色彩効果を与えるメークアップ組成物を提案することである。また、他の目的は、皮膚に付けた後、顔の輪郭の外観を修正、すなわち目で見る顔のボリュームの外観を修正し得るメークアップ組成物を提供することである。このような特殊なメークアップ効果は、「変身」とも呼ばれる、顔を立体的に見せる効果に相当するものである。
本発明者らは、特定の干渉顔料、すなわちゴニオクロマティック顔料とその他の染色剤とを特定量混合することによって、上記目的を達成する組成物を得られることを知見した。この組成物は、ナチュラルな印象を維持しつつ、顔を立体的に見せる効果を有するメークアップを生み出す。
前記組成物は、皮膚に塗布すると皮膚の欠点をうまくカモフラージュすることができる。
より具体的には、本発明は、生理学的に許容可能な媒体中に、色彩効果を示すゴニオクロマティック顔料及びその他の染色剤を含有し、ゴニオクロマティック顔料のその他の染色剤中の活性物質に対する重量比が0.1から2であることを特徴とする組成物である。
本発明はまた、上段で定義された組成物を皮膚に適用することを含む化粧用スキンメークアップ方法でもある。
本発明は、さらに、上記の方法によって得られる化粧を、基体に適用した前述したメークアップアクセサリーなどのメークアップされた基体でもある。
本発明において、「生理学的に許容可能な媒体」とは、皮膚、爪、毛髪、まつげ、眉などの人のケラチン物質と適合し得る媒体を意味する。
ゴニオクロマティック顔料とは、光の入射や見る角度によって色が異なる顔料のことである。
より具体的には、このような顔料は、基体上に前述した化粧組成物が塗布された時、1976のCIE(International Commission on Illumination)表色系(colorimetric space)において定められているa平面中のある色路(color path)が得られるものであり、この色路は、光の入射角度が45度であるとき、垂直線に対して0度から80度の間で観察した際に少なくとも20度の色相角度(hue angle)hの変位Dhに相当するものである。
前記色路は、例えば、GON 360 ゴニオメーターという分光角度反射計器具(spectrogonioreflectometer)を用い、前述した化粧組成物を流動状態で、自動塗布器を用いてType 24/5というErichsenコントラストカードに300μmの厚さで塗り、当該カードの黒い背景を用いて測定することができる。
本発明の目的を達成するため、ゴニオクロマティック顔料によって、「カラーフロップ」としても知られる、観察する角度に応じた色の変化が、真珠光沢顔料により得られるかもしれない色の変化よりも顕著に現われることが可能となる。
前記ゴニオクロマティック顔料は、複数層の干渉構造を有していることが好ましい。
ゴニオクロマティック顔料の複数層の構造は、少なくとも2層を有することができ、各層は、MgF、CeF、ZnS、ZnSe、Si、SiO、Ge、Te、Fe、Pt、Va、Al、MgO、Y、S、SiO、HfO、ZrO、CeO、Nb、Ta、TiO、Ag、Al、Au、Cr、Cu、Rb、Ti、Ta、W、Zn、MoS、氷晶石、合金、重合体、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの物質からなる。
なお、各層は、互いに独立していても、またはそうでなくてもよい。
本発明において、複数層の干渉構造を有するゴニオクロマティック顔料は、以下に示す商業用ゴニオクロマティック顔料からなる群から選択されることが好ましい:資生堂によって製造または販売されている「Infinite Colors」、BASFによって製造または販売されている「Sicopearl Fantastico」、Merckによって製造または販売されている「Color stream」、3Mによって製造または販売されている「Colorglitter」、Flexによって製造または販売されている「Chromaflair」、Merckによって製造または販売されている「Xirallic」及び「Xirona」、及びこれらの混合物。
必要に応じて、上述した複数層構造は、本質的に無機であっても有機であってもよい。また、各層の厚さに応じて、異なる色彩が得られる。
本発明において、複数層の干渉構造を有するゴニオクロマティック顔料は、特には、以下の特許文献5乃至24において述べられているゴニオクロマティック顔料、及びこれらの混合物である。これらの顔料は、フレークの形態であり、金属色である。
US−A−3 438 796 EP−A227 423 US−A−5 135 812 EP−A−170 439 EP−A−341 002 US−A−4 930 866 US−A−5 641 719 EP−A−472 371 EP−A−395 410 EP−A−753 545 EP−A−768 343 EP−A−571 836 EP−A−708 154 EP−A−579 091 US−A−5 411 586 US−A−5 364 467 WO−A−97/39066 DE−A−4 225 031 WO 95/17479(BASF) DE−A−196 14 637
複数層の干渉構造は、例えば、Al/SiO/Al/SiO/Al;Cr/MgF/Al/MgF/Cr;MoS/SiO/Al/SiO/MoS;Fe/SiO/Al/SiO/Fe;Fe/SiO/Fe/SiO/Fe;MoS/SiO/酸化雲母/SiO/MoS;Fe/SiO/酸化雲母/SiO/Fe、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。
通常、上述した構造は、オプティカルインデックスが低い層と高い層とが交互に積層されている。
本発明において、前記ゴニオクロマティック顔料は、例えば、組成物の全重量に対し0.01から50重量%、好ましくは0.1から30重量%、さらに好ましくは0.3から20%の範囲の量で存在する。
本発明の組成物中に存在する染色剤(以下、その他の染色剤と称す。)は、前述したゴニオクロマティック顔料とは異なる。その他の染色剤は、顔料、真珠光沢顔料や種々の染料、及びこれらの混合物から選ぶことができる。
前記その他の染色剤は、少なくとも1つの顔料を含んでよい。ここで、「顔料」とは、白または有色の、無機または有機粒子であり、形状は特に限定されない。また、この顔料は、生理学的媒体には不溶性であり、組成物を着色するためのものである。「真珠光沢顔料」とは、形状は問わず、ある種の軟体動物の貝によって形成される光沢性の粒子、またはそれに代わる合成物のことを指す。
前記顔料は、組成物の重量に対し0、特には0.01から30重量%、好ましくは0.01から15重量%、より好ましくは0.02から5重量%含まれていてもよい。
前記顔料は、白または有色でもよく、無機及び/又は有機物でもよい。無機顔料としては、任意に表面処理された二酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、酸化亜鉛、酸化鉄(黒、黄、または赤)、水和クロム、マンガンヴァイオレット、ウルトラマリンブルー、水酸化クロム、フェリックブルー、及びアルミニウムパウダー、銅パウダー等のメタルパウダー並びにこれらの混合物が挙げられる。
有機顔料としては、カーボンブラック、D&Cタイプの顔料、コチニールカルミン、バリウム、ストロンチウム、カルシウム、アルミニウムのいずれかをベースとするレーキ、及びこれらの混合物等が挙げられる。
染色剤は、さらに少なくとも1つの真珠光沢顔料を含んでいてもよい。真珠光沢顔料は、組成物の全重量に対し0、特には0.01から25重量%、好ましくは0.01から15重量%、さらに好ましくは0.02から5重量%含まれていてもよい。
前記真珠光沢顔料は、チタン又はオキシ塩化ビスマスでコーティングされたマイカなどの白色真珠光沢顔料や、酸化鉄でコーティングされたマイカチタン、フェリックブルー又は酸化クロムでコーティングされたマイカチタン、前述した有機顔料でコーティングされたマイカチタンなどの有色の真珠光沢顔料や、オキシ塩化ビスマスをベースとする真珠光沢顔料、及びこれらの混合物から選ぶことができる。
本発明の組成物は、特に、生理学的媒体に可溶の染料を、特に水溶性または油溶性の染料を含んでいてもよい。
前記染色剤はまた、水溶性又は油溶性染料から選ばれる着色剤、あるいは着色剤に代わる染色ポリマーを含んでいてもよい。着色剤は、組成物の全重量に対し0、特には0.01%から6重量%、より好ましくは0.01から3重量%の範囲で染色活性物質中に存在しいてもよい。
油溶性染料としては、例えば、大豆油、スーダンブラウン、DCイエロー11、DCオレンジ5、キノリンイエロー、スーダンレッドIII (CTFA名称D&C red 17)、ルテイン、キニザイリングリーン(CTFA名称DC green 6)、アリズロールSSパープル(CTFA名称DC violet No.2)、ライコピン、ベータカロチン、ビクシン、カプサンチンなどのカロチノイド誘導体、及び/またはこれらの混合物が挙げられる。
水溶性染料としては、例えば以下に例示する植物からの抽出物が使用できる:Aleurites moluccana Willd、Alkanna tinctoria Tausch、Areca catechu L.、Arrabidaea chica E. and B.、Bixa orellana L (annatto)、Butea monosperma Lam、Caesalpina echinata Lam、Caesalpina sappan L.、Calophyllum inophyllum L.、Carthamus tinctorius L.、Cassia alata L.、Chrozophora tinctoria L.、Crocus sativus L.、Curcuma longa L.、Diospyros gilletii Wild、Eclipta prostrata L.、Gardenia erubescens Stapf.およびHutch.、Gardenia terniflora Schum.およびThonn.、Genipa americana L.、Genipa brasiliensis L.、Guibourtia demeusei (Harms) J. Leon、Haematoxylon campechianum L.、Helianthus annuus、Humiria balsamifera (Aubl.) St−Hil.、Isatis tinctoria L.、Mercurialis perenis、Monascus purpureus、Monascus ruber、Monascus pilosus、Morus nigra L.、Picramnia spruceana、Pterocarpus erinaceus Poir.、Pterocarpus soyauxii Taub.、Rocella tinctoria L.、Rothmannia whitfieldii (Lindl.) Dand.、Schlegelia violacea (Aubl.) Griseb.、Simira tinctoria Aublet、Stereospermum kunthianum Cham.、Symphonia globulifera L.、Terminalia catappa L.、モロコシ、Aronia melanocarpa、ヘナとしても知られている、Lawsonia inermis L.からもしくはImpatiens balsaminaから抽出されるローソンを含むナフトキノン類、特許文献WO 98/44902中に述べられているレッドウッドからの抽出物、ビートの根液、例えばレッドベリー類からの抽出物などのサスチン、アントシアン類の二ナトリウム塩、イサチン、アロキサン、ニンヒドリン、グリセルアルデヒド、メソタータリックアルデヒド、ピラゾリン−4、5−ジオン誘導体などのジヒドロキシアセトンやモノカルボニルまたはポリカルボニル誘導体、及びこれらの混合物。これらの皮膚染色剤は、任意で直接染料やインドール誘導体、及び/またはこれらの混合物と混ぜてもよい。
これら染料用の植物抽出物は、凍結乾燥物、ペースト、または溶液のいずれの形態であってもよい。通常、染色用植物の葉を、挽いてパウダー状にする。このようなパウダーを数時間の間水相に溶解させる。次いで、この混合物を遠心分離機にかけ、ろ過する。得られたろ液を冷凍し、凍結乾燥させる。
染色剤はまた、染色ポリマー、すなわち少なくとも1つの有機着色基を含むポリマーを含んでいてもよい。前記染色ポリマーは、ポリマーの全重量に対して10重量%未満の着色剤を通常含有している。
前記染色ポリマーは、どのような化学的性質のものであってもよく、特に、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリアクリル系、ポリ(メタ)アクリル系、ポリカーボネート、セルロースポリマーやキトサンポリマーなどの自然物から得られるポリマー、及びこれらの混合物が例示できる。このうち、ポリエステルまたはポリウレタンポリマーがより望ましい。
染色ポリマーは、特許文献WO−A−96/29046、特許文献WO−A−92/01022、特許文献WO−A−90/07558、及びBE−A−609 054に記載されているように、高分子鎖に、特に共有結合によってグラフトされた着色基を含んでいてもよい。
特に、染色ポリマーは、少なくとも2つの異なるモノマーからなる共重合体でもよく、前記モノマーのうち少なくとも1つは有機着色モノマーである。
染色ポリマーの前記モノマーは、アントラキノン類、メチン類、ビスーメチン類、アザーメチン類、アリーリジン類、3H−ジベンゾ[7、i−j]イソキノリン類、2、5−ジアリールアミノテレフタル酸類とこのエステル類、フタロイルフェノチアジン類、フタロイルフェノキサジン類、フタロイルアクリドン、アントラピリミジン類、アントラピラゾール類、フタロシアニン類、キノフタロン類、インドフェノール類、ペリノン類、ニトロアリールアミン類、ベンゾジフラン類、2H−1−ベンゾピラン−2−オン類、キノフタロン類、ペリレン類、キナクリドン類、トリフェノジオキサジン類、フルオリジン類、4−アミノ−1、8−ナフタリミド類、チオキサントロン類、ベンズアントロン類、インドアントロン類、インディゴ類、チオインディゴ類、キサンチン類、アクリジン類、アジン類、及びオキサジン類から選ぶことができる。
着色モノマーは、特に、以下の特許文献中に記述されている:特許文献US−A−4 267 306、特許文献US−A−4 359 570、特許文献US−A−4 403 092、特許文献US−A−4 617 373、特許文献US−A−4 080 355、特許文献US−A−4 740 581、特許文献US−A−4 116 923、特許文献US−A−4 745 173、特許文献US−A−4 804 719、特許文献US−A−5 194 463、特許文献US−A−5 804 719、及び特許文献WO−A−92/07913。
ポリマーの着色剤は、特に、特許文献US−A−4 804 719、特許文献US−A−5 032 670、特許文献US−A−4 999 418、特許文献US−A−5 106 942、特許文献US−A−5 030 708、特許文献US−A−5 102 980、特許文献US−A−5 043 376、特許文献US−A−5 194 463、WO−A−92/07913、及び特許文献WO−A−97/24102に記載されている。これら文献の内容は、本明細書中に参照として組み込まれている。
例えば、特許文献WO−A−97/24102に記載されているスルホポリエステル染色ポリマーは、本発明において特に好ましく使用される。
本発明において、染色ポリマーは、本発明の組成物の全重量に対して0から50重量%(0.01から50重量%)、好ましくは0.5から25重量%、より一層好ましくは0.2から20重量%含まれていてもよい。
本発明によれば、ゴニオクロマティック顔料及びその他の染色剤は、ゴニオクロマティック顔料のその他の染色剤中の活性物質に対する重量比が2以下、好ましくは0.1から1.5、さらに好ましくは0.5から1.5の範囲、例えば1(すなわち0.9から1.1の範囲)で含有されている。
本発明の組成物は、その他の染色剤に加えて、充填剤を含有していてもよい。「充填剤」とは、無色や白で、任意の形態の無機又は合成粒子である。この粒子は、本発明の組成物が生成される温度に係らず、該組成物の媒体に不溶である。これらの充填剤は、特に組成物のレオロジー又はテキスチャーを変性させるものである。
充填材は、無機であっても有機であってもよく、その形状も如何なるものであってもよい。例えば、小板形、球形、または長楕円形など、結晶の形(例えば、葉状、立方晶形、六方晶形、斜方晶形など)にもよらない。例として、タルク、マイカ、シリカ、カオリン、ポリアミドパウダー(Nylon(登録商標))(Atochemより出ているOrgasol(登録商標))、ポリ−β−アラニンパウダー及びポリエチレンパウダー、テトラフルオロエチレンポリマー(Teflon(登録商標))パウダー、ラウロイルリシン、スターチ、窒化ホウ素、塩化ポリビニリデン/アクリロニトリル中空微小球、例えば、Expancel(登録商標)(Nobel Industrie)など、アクリル酸ポリマー(Dow CorningのPolytrap)、シリコーン樹脂マイクロビーズ(例えば東芝のTospearls(登録商標))、エラストメリックポリオルガノシロクサン粒子、沈降炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸水素マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、中空シリカ微小球(MaprecosのSilica Beads(登録商標))、ガラスマイクロカプセル及びセラミックマイクロカプセル;8から22、好ましくは12から18の炭素原子を含有した、例えば亜鉛、マグネシウム、又はリチウムステアラートや、ラウリン酸亜鉛又はミリスチン酸マグネシウムなどの、有機カルボン類の誘導体である金属せっけん等が挙げられる。充填剤は、本発明の組成物、特にベース及び/又は表面組成物の全重量に対して、0から90重量%、好ましくは0.01から50重量%、さらに好ましくは0.02から30重量%の範囲で含まれていてもよい。
本発明の組成物は、粉体相を含んでいてもよく、この粉体相は、顔料及び/又は真珠光沢顔料及び/又は上述した充填剤を含有している。これらは、組成物の全重量に対して0から98重量%(特に0.01から98重量%)、好ましくは0.01から30重量%、より好ましくは0.02から20重量%含まれていてもよい。
本発明の組成物は、親水性又は親油性の化粧用媒体を含有していてもよい。
本発明の組成物は、水、又は、水及び親水性の有機溶媒の混合物を含有していてもよく、例えば、アルコール、特に、エタノールや、イソプロパノール又はn−プロパノールといった炭素数が2から5である直鎖状又は分枝状の低モノアルコール、もしくはグリセロール、ジグリセロール、プロピレングリコール、ソルビトール、ペンチレングリコール、及びポリエチレングリコールなどのポリオールなどが挙げられる。親水相はまた、親水性のCエーテル及びC−Cアルデヒドを含有していてもよい。水、又は、水及び親水性の有機溶媒の混合物は、本発明の組成物中、あるいはベース及び/又は表面組成物中に、組成物の全重量に対して0から90重量%(特には0.1から90重量%)、好ましくは0から60重量%(特には0.1から60重量%)含まれていてもよい。
本発明の組成物はまた、特に室温(通常25℃)で液状の脂肪性物質、及び/又はワックスなど室温で固形の脂肪性物質、糊状の脂肪性物質、ガム、及びこれらの混合物からなる脂肪相を含有していてもよい。この脂肪相はまた、親油性の有機溶媒を含んでいてもよい。
本発明に用いることのできる、通常油として知られる、室温で液状である脂肪性物質としては、以下の物質を例示できる:ペルヒドロスクアレンなどの動物性炭化水素系油;例えばヘプタン酸又はオクタン酸トリグリセリドなどの、炭素数4から10の脂肪酸の、液状トリグリセリド類などの植物性炭化水素系油、もしくは、ひまわり油、コーン油、大豆油、グレープ種油、ゴマ種油、アプリコット油、マカデミア油、ひまし油、アボカド油、カプリル/カプリン酸トリグリセリド類、ホホバ油、カリテバター;例えば液状パラフィンやその誘導体、石油ゼリー、ポリデセン、又はパーリーム(parleam)などの硬化ポリイソブテン等の直鎖状又は分枝状の無機又は合成由来の炭化水素;合成エステルやエーテル類、特に、パーセリン油、イソプロピルミリステート、2−エチルヘキシルパルミテート、2−オクチルドデシルステアラート、2−オクチルドデシルエルケート、又はイソステアリルイソステアラート;例えば乳酸イソステアリン、オクチルヒドロキシステアラート、オクチルドデシルヒドロキシステアラート、ジイソステアリルマラート、トリイソセチルシトラート、及び脂肪アルキルヘプタノエート/オクタノエート/デカノエートなどのヒドロキシル化エステル類;プロピレングリコールジオクタノエート、ネオペンチルグリコールジヘプタノエート、又はジエチレングリコールジイソノエート等のポリオールエステル類;ペンタエリスリトールエステル類;炭素数12から26の、例えばオクチルドデカノール、2−ブチルオクタノール、2−ヘキシルデカノール、2−ウンデシルペンタデカノール、又はオレイルアルコールなどの高級アルコール類;部分的に炭化水素系の、及び/又はシリコーン系のフルオロ油;揮発性又は非揮発性、直鎖状又は環状のポリメチルシロキサン(PDMS)等のシリコーン油;このシリコーン油は、室温で液状であっても糊状であってもよく、例えば、任意でフェニル基を含むフェニルトリメチコーン、フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン、ジフェニルメチルジメチルトリシロキサン、ジフェニルジメチコーン、フェニルジメチコーン、又はポリメチルフェニルシロキサンなどの、任意にフェニル基を含むシクロメチコーン、ジメチコーン;及びこれらの混合物。
上記の油は、本発明の組成物の全重量に対して0.01から90重量%、好ましくは0.1から85重量%の範囲で含まれていてもよい。
本発明の組成物はまた、1つ又は複数の化粧的に許容可能な有機溶媒を含有していてもよい(許容度、毒性、及び感触の観点から許容可能なもの)。この溶媒は、組成物の全重量に対して0から90重量%、好ましくは0から60重量%、さらに好ましくは0.1から30重量%の割合で含有されていてもよい。
本発明の組成物中に使用し得る溶媒として、メチル、エチル、ブチル、アミル、2−メトキシエチル、又はイソプロピルアセテートなどの酢酸エステル類;メチルエチルケトン又はメチルイソブチルケトンなどのケトン類;トルエン、キシレン、ヘキサン、又はヘプタンなどの炭化水素類;炭素数5から10のアルデヒド類;少なくとも炭素数が3であるエーテル類;及びこれらの混合物が挙げられる。
本発明の組成物は、適宜、ガムやワックスなど、室温で固形又は糊状の脂肪性物質を含有していてもよい。ワックスは、炭化水素系のワックス、フルオロワックス、及び/又はシリコーンワックスであってよく、植物や無機物、動物及び/又は合成物由来でもよい。特に、ワックスは25℃、より好ましくは45℃を超える融点を有している。
本発明の組成物に用い得るワックスとしては、ビーズワックス、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、セレシン又はオゾケライト;ポリエチレンワックス又はフィッシャートロプシュ(Fischer-Tropsch)ワックスなどの合成ワックス、及び炭素数16から45のアルキル又はアルコキシジメチコーン類などのシリコーンワックスが挙げられる。
ガムは、一般的に高分子量のポリジメチルシロキサン類(PDMS)又はセルロースガム又はポリサッカライドであり、糊状のものは一般的に、ラノリン類やその誘導体などの炭化水素系の化合物、又はPDMS類である。
固形物の性質及び量は、所望とする物理的性質及び感触による。1つの目安として、本発明の組成物は、組成物の全重量に対して0.01から50重量%、より好ましくは1から30重量%の割合でワックスを含有していてもよい。
本発明の組成物は、特に、懸濁液、分散液、溶液、ジェル、エマルジョン、特にO/W型エマルジョン又はW/O型エマルジョン、又は複合型エマルジョン(W/O/W型又はポリオール/O/W又はO/W/O型)、クリーム、糊、ムース、特にイオン又は非イオン性脂質の、小胞体の分散液、2相又は複数相のローション、スプレー、パウダー、ペースト、特に柔らかいペースト(特に、25℃での動粘度が0.1から40Pa.sで、10分間のコーン/プレートジオメトリー測定の後、200s−1せん断速度を有するペースト)の形態であってもよい。組成物は、特に無水の、有機連続相を有していてもよい。
本発明を実施する技術者は、一般常識に基づき、まず使用する成分の性質、特に成分の基体への溶解度、次に本発明の組成物の使用目的を考慮し、適切な処方及び調合方法を選ぶことができる。
本発明による組成物はまた、通常化粧品に使用される成分を含むことができる。例えば、ビタミン類、増粘剤(特に、任意に変性されたクレー)、希少元素、柔軟剤、金属封止剤、芳香剤、酸化又は塩基性化剤、防腐剤、紫外線遮断剤、及びこれらの混合物などが挙げられる。
言うまでもなく、本発明を実施する者は、本発明の組成物の有効な性質が全く、又はそれほど損なわれず、逆効果をもたらさないように、上述した任意の成分、及びその量を適宜選択する。
本発明の組成物は、化粧科学又は皮膚科学で慣習的に使用されている調合方法によって得ることができる。
以下に示す組成物の例は、本発明を説明するためのものであって、本発明を限定するものではない。
以下に示す成分を含むファンデーションを調合した:
−オクチルパルミテート 52.4%
−マイクロクリスタリンワックス 12.1%
−ジメチコーン 300cSt 0.3%
−アクリレートコポリマー(Expancel(登録商標)) 1.5%
−ナイロンパウダー 1−2 13.0%
−BASFから「Sicopearl」の名前で販売されているゴニオクロマティック顔料
10.0%
−黄酸化鉄 0.47%
−赤酸化鉄 0.40%
−黒酸化鉄 0.18%
−二酸化チタン 9.45%
このファンデーションを顔に塗ると、ナチュラルな外観、かつ顔を立体的に見せる化粧効果が得られる。
以下に示す成分を含むファンデーションを調合した:
−オクチルパルミテート 52.4%
−マイクロクリスタリンワックス 12.1%
−ジメチコーン 300cSt 0.3%
−アクリレートコポリマー(Expancel(登録商標)) 1.5%
−ナイロンパウダー 1−2 13.0%
−BASFから「Sicopearl」の名前で販売されているゴニオクロマティック顔料
12.0%
−黄酸化鉄 0.38%
−赤酸化鉄 0.15%
−黒酸化鉄 0.32%
−二酸化チタン 7.65%
このファンデーションを顔に塗ると、ナチュラルな外観、かつ顔を立体的に見せる化粧効果が得られる。

Claims (28)

  1. 生理学的に許容可能な媒体中に、ゴニオクロマティック顔料及びその他の染色剤を含有し、ゴニオクロマティック顔料のその他の染色剤中の活性物質に対する重量比が0.1から2であることを特徴とする組成物。
  2. 前記ゴニオクロマティック顔料が、複数層の干渉構造を有し、各層は、下記
    MgF、CeF、ZnS、ZnSe、Si、SiO、Ge、Te、Fe、 Pt、Va、Al、MgO、Y、S、SiO、HfO2、ZrO、CeO、 Nb、Ta、TiO、Ag、Al、Au、Cr、Cu、Rb、Ti、Ta、W、Zn、MoS、氷晶石、合金、ポリマー、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの物質からなることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 前記ゴニオクロマティック顔料が、下記
    Al/SiO/Al/SiO/Al;Cr/MgF/Al/MgF/Cr;MoS/SiO/Al/SiO/MoS;Fe/SiO/Al/SiO/Fe;Fe/SiO/Fe/SiO/Fe;MoS/SiO/酸化雲母/SiO/MoS;Fe/SiO/酸化雲母/SiO/Fe、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される複数層の干渉構造を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記ゴニオクロマティック顔料が、組成物の全重量に対し0.01から50重量%の量で存在することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記ゴニオクロマティック顔料が、組成物の全重量に対し0.1から30重量%の量で存在することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記ゴニオクロマティック顔料が、組成物の全重量に対し0.3から20重量%の量で存在することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 前記その他の染色剤が、顔料、真珠光沢顔料、水溶性又は油溶性染料、染色ポリマー、及びこれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 前記その他の染色剤が、二酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化クロム、マンガンヴァイオレット、ウルトラマリンブルー、水和クロム、フェリックブルー、アルミニウムパウダー、銅パウダー、カーボンブラック、D&Cタイプの顔料、コチニールカルミン、バリウム、ストロンチウム、カルシウム、アルミニウムのいずれかをベースとする顔料、及びこれらの混合物から選択される少なくとも一つの顔料を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 前記顔料が、組成物の全重量に対し0.01から30重量%の量で存在することを特徴とする請求項7又は8に記載の組成物。
  10. 前記顔料が、組成物の全重量に対し0.01から15重量%の量で存在することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 前記顔料が、組成物の全重量に対し0.02から5重量%の量で存在することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 前記染色剤が、チタン又はオキシ塩化ビスマスでコーティングされたマイカ、酸化鉄でコーティングされたマイカチタン、フェリックブルー又は酸化クロムでコーティングされたマイカチタン、有機顔料でコーティングされたマイカチタン、オキシ塩化ビスマスをベースとする真珠光沢顔料、及びこれらの混合物から選ばれる少なくとも1つの真珠光沢顔料を含有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 前記真珠光沢顔料が、組成物の全重量に対し0.01から25重量%の量で存在することを特徴とする請求項12に記載の組成物。
  14. 前記真珠光沢顔料が、組成物の全重量に対し0.01から15重量%の量で存在することを特徴とする請求項12又は13に記載の組成物。
  15. 前記真珠光沢顔料が、組成物の全重量に対し0.02から5重量%の量で存在することを特徴とする請求項12乃至14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 前記染色剤が、水溶性又は油溶性染料、及び染色ポリマーから選ばれる染料を含み、組成物の全重量に対し0.01%から6重量%の範囲で染色活性物質中に存在することを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載の組成物。
  17. 干渉粒子のその他の染色剤中の活性物質に対する重量比が、0.1から1.5の範囲でゴニオクロマティック顔料及びその他の染色剤が存在することを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載の組成物。
  18. ゴニオクロマティック顔料のその他の染色剤中の活性物質に対する重量比が、0.5から1.5の範囲でゴニオクロマティック顔料及びその他の染色剤が存在することを特徴とする請求項1乃至17のいずれか一項に記載の組成物。
  19. ゴニオクロマティック顔料のその他の染色剤中の活性物質に対する重量比が、0.9から1.1の範囲でゴニオクロマティック顔料及びその他の染色剤が存在することを特徴とする請求項1乃至18のいずれか一項に記載の組成物。
  20. 親水性又は親油性の化粧用媒体を含有することを特徴とする請求項1乃至19のいずれか一項に記載の組成物。
  21. 水、又は、水及び親水性の有機溶媒の混合物を含有することを特徴とする請求項1乃至20のいずれか一項に記載の組成物。
  22. 脂肪相を含有することを特徴とする請求項1乃至21のいずれか一項に記載の組成物。
  23. 油、ワックス、糊性脂肪物質、ガム、及びこれらの混合物の中から選択される成分を含有することを特徴とする請求項1乃至22のいずれか一項に記載の組成物。
  24. 有機溶媒を含有することを特徴とする請求項1乃至23のいずれか一項に記載の組成物。
  25. 充填剤、ビタミン類、増粘剤、希少元素、柔軟剤、金属封止剤、芳香剤、酸化又は塩基性化剤、防腐剤、及びこれらの混合物からなる化粧用成分を含有することを特徴とする請求項1乃至24のいずれか一項に記載の組成物。
  26. ファンデーション、コンシーラー製品、フェースパウダー、アイシャドウ、又はボディメークアップ製品の形態であることを特徴とする請求項1乃至25のいずれか一項に記載の組成物。
  27. 請求項1乃至26のいずれか一項に記載の組成物を皮膚に塗布することを特徴とする皮膚メークアップ美容方法。
  28. 皮膚に粘着する小片又は小球(pastilles)から選ばれる基体に請求項27に記載の方法によって得られる化粧を適用した、メークアップされた基体。

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