JP2005512909A

JP2005512909A - タバコ製品用硬質容器

Info

Publication number: JP2005512909A
Application number: JP2003554546A
Authority: JP
Inventors: ドラゲッティ，フィオレンツォ; ビーニ，アンジェロリ
Original assignee: GD SpA
Current assignee: GD SpA
Priority date: 2001-12-11
Filing date: 2002-11-29
Publication date: 2005-05-12
Also published as: ITBO20010748A0; US20050082178A1; DE60214040T2; EP1463675A1; DE60214040D1; KR20040071184A; ITBO20010748A1; CN1291899C; WO2003053817A1; EP1463675B1; CN1602275A; AU2002358995A1; ATE336447T1

Abstract

二つの端壁（７，８）、ならびに前後二つの主側壁（１０，１１）および二つの小側壁（９）により形成された側面６によって画定されるタバコ製品用の実質的平行四辺形の硬質容器において、少なくとも一つの側壁（１０，１１，９）は外方へ突出した外形を有し、隣接する側壁（９，１０，１１）にそれぞれの円弧状長手縁（１３）に沿って連結され、かつ側壁（９，１０，１１）と共に実質的鈍角の二面角を形成している。

Description

本発明はタバコ製品用の硬質容器に関する。
本発明は特にタバコのパケットの製造に使用するのに有利であり、かつ更に具体的には例示として以下に説明する蝶番式蓋を付けた硬質パケットに関する。

従来の蝶番式蓋を付けた硬質パケットは、通常、矩形断面を有する平行四辺形の形態を採り、かつ二つのそれぞれ上下端壁、および上下端により結合されかつ二つのそれぞれ前後主側壁および二つの小側壁により形成された側面を有する。各小側壁はシャープな四角の長手縁で前後主側壁に連結され、各端壁は四つのシャープな四角い横断縁で側壁に連結されている。

上記タイプの硬質パケットは、非解剖学的形状による幾つかの欠点を有し、かつ接触により衣服を早く摩耗させる欠点を有する。

本発明の課題は、上述の欠点を解消すると同時に安価かつ製造容易な設計のタバコ製品用の硬質容器を提供することにある。

本発明によれば、二つの端壁、ならびに前記端壁により限定されかつ前後二つの主側壁および二つの小側壁により形成された側面を含み、少なくとも一つの前記側壁は外方へ突出した外形もしくは形状（profille)を有し、かつ隣接する前記側壁にそれぞれの長手縁に沿って連結された実質的平行四辺形のタバコ製品用硬質容器が提供され、前記容器において前記長手縁は円弧状縁であることを特徴とする。

本発明によれば、二つの端壁、ならびに前記端壁により限定されかつ前後二つの主側壁および二つの小側壁により形成された側面を含み、少なくとも一つの前記側壁が外方へ突出した外形もしくは形状を有し、かつそれぞれの横断縁に沿って前記端壁に連結された実質的平行四辺形のタバコ製品用硬質容器が提供され、前記容器において前記横断縁は円弧状縁であることを特徴とする。

本発明によれば、二つの端壁、ならびに前記端壁により限定されかつ前後二つの主側壁および二つの小側壁により形成された側面を含み、少なくとも一つの前記端壁が外方へ突出した外形もしくは形状を有し、かつそれぞれの横断縁に沿って対応する前記側壁に連結された実質的平行四辺形のタバコ製品用硬質容器が提供され、前記容器において、前記横断縁は円弧状縁であることを特徴とする。

図１から１４において参照番号１は本発明によるタバコ製品用硬質容器のそれぞれの実施形態を形成するタバコの異なるパケットの全体を示す。

各パケット１は、フォイルラッピング材料によるシート（図示せず）にラップされた整然とした一群のタバコを収容する。

各パケット１は、開放上端３を有するカップ形下容器２、および開放上端３を開閉する開放位置と閉鎖位置間で容器２に対して回転するように蝶番５に沿って容器２に蝶番止めされたカップ形上蓋４を有する。

閉鎖位置において、蓋４はパケット１に、側面６、および二つのそれぞれに対して対面する上下端壁７および８により形成された実質的矩形の平行四辺形を付与する。上下端壁７および８はフラット、同一かつ平行であり、側面６を限定する。

側面６は、平行に対面する二つのフラット小側壁９、および小側壁９と交差する二つのフラットな対面主側壁１０および１１を含む。更に具体的には、一方の主側壁１０はパケット１の前壁を形成し、かつ他方の主側壁１１はパケット１の後壁を形成する。

パケット１は、更に、カラー１２を含み、カラー１２は、上端３の外方へ一部が突出しかつ蓋４の閉鎖位置において蓋の対応する対面と係合するようにＵ形に折り曲げられかつカップ形容器２の内側に接合されている。

四つの長手縁１３は小側壁９と主側壁１０，１１間に形成され、かつ長手縁１３に垂直の八つの横断縁１４が端壁７，８および側壁９，１０，１１間に形成されている。更に具体的には、八つの横断縁１４は四つの小横断縁１４、即ち小側壁９を限定する横断縁と、四つの主横断縁１４、即ち主側壁１０，１１を限定する横断縁に分割されている。

図１から７のパケットにおいて、各主側壁１０，１１は外方に突出した外形を有し、それぞれの長手縁１３に沿って小側壁９に連結され、かつ各小側壁９と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成している。更に具体的には、各長手縁１３は、シャープエッジを持たないで対応する小側壁９に対応する主側壁１０，１１を継ぎ目無し（seamlessly)で連結する円弧状縁である。

各主側壁１０，１１はフラットな中央部１５、および二つの予備折り目付き側線条（bands)１６を含み、各線条は内方に対面する凹部をもって湾曲し、中央部１５を対応する小側壁９に連結し、かつ小側壁９と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成している。各側線条１６は、線条１６に相対的に幅広いカーブ、即ち、相対的に大きい曲率半径Ｒ１を有する複数の長手折り目線（crease lines)１７により予め折り目が付与されている。

各円弧状長手縁１３は、複数の長手折り目線１８により形成され、円弧状長手縁１３に相対的にタイトなカーブを付与する、即ち、相対的に小さい曲率半径Ｒ２を有する。曲率半径Ｒ１と曲率半径Ｒ２間の比は、従って、１よりも大きい。

全体的に、側線条１６および円弧状長手縁１３は曲率が変化してよく、即ち、それぞれ異なる曲率半径Ｒ１およびＲ２であってよい。好適形態において、側線条の曲率半径Ｒ１は４ｍｍを超えるいずれの比率であってもよい。一特定形態において、側線条１６の曲率半径Ｒ１は変化しかつ長手縁１３に向かって僅かに縮小する傾向があり、他方、曲率半径Ｒ２は実質的に定常である。５０ｘ２０ｍｍから６０ｘ２５ｍｍの範囲のセクションを有するタバコのパケットの他の特定形態において、半径Ｒ１は２５ｍｍから５０ｍｍの範囲にあり、かつ半径Ｒ２は１ｍｍから３ｍｍの範囲であり、半径Ｒ１対Ｒ２の比は８よりも小さくない。

側線条１６の長手折り目線１７は、相対的に間隔を広く置き、相対的に大きい曲率半径Ｒ１を側線条１６に付与し、他方、円弧状長手縁１３の長手折り目線１８は相対的に共に接近していて、相対的に小さい曲率半径Ｒ２を円弧状長手縁１３に付与する。

各端壁７，８は実質的矩形であり、かつ主側壁１０，１１の外方突出外形に適合する曲率半径Ｒ１およびＲ２を持つ円弧状コーナを有する。

図２に示されたように、カラー１２は前壁１０の内面、および各小側壁９の内面に連結され、カラー１２はそれぞれの内面に適合する形状を有し、前壁１０に隣接する長手縁１３の円弧を含む。

図８に示されたように、図１から７のパケット１は、実質的に細長い矩形フラットブランク１９から形成され、その各部は可能であれば、パケット１の対応する各部と同一参照番号を使用して示されている。

各ブランク１９（中心長軸２０を有する）は長手折り目線１８、ならびに長手折り目線１８間で前壁１０の上部（そして特に蓋４の一部を形成する）を形成するパネル１０’、上端壁７を形成するパネル７’、後壁１１を形成するパネル１１’、下端壁８を形成するパネル８’、および前壁１０の下部（そして特に容器２の一部を形成する部）を形成するパネル１０”を画定する複数の横断折り目線２１を有する。

各パネル１０’，１０”，１１’は、対応するパネル１０’，１０”，１１’の反対側に位置しかつそれぞれのパネル１０’，１０”，１１’から長手折り目線１８によって分離された二つの側ウイング９’および９”を有する。パネル１０’は補強フラップ２２を有し、かつパネル１１’の各ウイング９’９”はウイング９’９”の反対端に位置しかつ相互に対して長手方向に整列する実質的矩形の長手付属部２３を有する。

各パケット１を形成するときに、二つの側ウイング９’および二つの側ウイング９”は重合しかつ共に接着されて、パケット１のそれぞれの小側壁９を形成する。各長手付属部２３は対応する側ウイング９’または９”に対して四角に折り畳まれ、かつ重合して対応するパネル７’または８’の内面に接合されて、パケット１の対応する端壁７または８の内部をそれぞれ形成する。

好適形態において、横断折り目線２１（主折り目線についても同様である）は、横断折り目線２１がシャープ横断縁１４を形成することを考慮して、長手折り目線１７および１８（第二折り目線についても同様である）よりも弱く、他方、長手折り目線１７および１８は、シャープエッジを持たない側線条１６および円弧状長手縁１３を湾曲させる作用をする。

種々のテストから、上述したようなタバコのパケット１はパケット１との接触により衣服を摩耗させないこと、および取扱い容易性について高度に解剖学的な形状であることが証明された。既知パケットに見られない高度に解剖学的な形状は、曲率半径Ｒ１およびＲ２により可能になり、かつより具体的には、曲率半径Ｒ１がＲ２よりも大きいことにより可能である。

パケット１の図示されていない変形態において、一方の主側壁１０，１１はフラット壁であり、かつ他方の主側壁１１，１０は外方に突出した形状であり、円弧状長手縁１３に沿って各小側壁９に連結され、かつ各小側壁９と共にそれぞれの実質的鈍角二面角を形成し、かつ単に二つの長手縁１３のみが円弧状であり、他方の二つの長手縁１３はシャープ縁であってよい。

図９および１０のパケット１において、主側壁１０，１１はフラット壁であり、各小側壁９は外方に突出した外形を有し、それぞれの円弧状長手縁１３に沿って各主側壁１０，１１に連結され、かつ各主側壁１０，１１と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成する。各小側壁９はフラット中央部１５、および二つの予備折り目付き線条１６（複数の長手折り目線１７）を有し、その二つの線条の各々は内方に対面する凹部をもって湾曲して、中央部１５を対応する主側壁１０，１１１に連結し、かつ主側壁１０，１１と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成する。

図１１のパケット１において、各主側壁１０，１１は外方に突出した形状を有し、それぞれの円弧状長手縁１３に沿って各小側壁９に連結され、かつ各小側壁９と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成する。図１から７のタバコのパケット１と異なり、各壁１０，１１はフラット中央部、または二つの湾曲側線条を持たず、そして内方で対面する凹部を形成するように全体的に湾曲している。

図１２および１３のパケット１において、主側壁１０，１１はフラット壁であり、他方、各小側壁９は外方に突出した形状を有し、それぞれ円弧状長手縁１３に沿って各主側壁１０，１１に連結され、かつ各主側壁１０，１１と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成する。図９および１０のタバコのパケット１と異なり、各主側壁１０，１１はフラット中央部または二つの湾曲した側線条を持たず、内方に対面する凹部を形成するように全体が湾曲している。

図１４のパケット１において、各主側壁１０，１１は外方に突出した形状を有し、それぞれ円弧状主横断縁１４に沿って各端壁７，８に連結され、かつ各端壁７，８と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成する。更に具体的には、図１４のパケット１の各主側壁１０，１１はフラット中央部１５、および横断折り目線１７により予め折り目が付与された二つの側線条１６を有し、かつ各側線条１６は内方で対面する凹部により湾曲して中央部１５を対応する端壁７，８に連結し、かつ端壁７，８と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成する。各主側壁９は実質的矩形であり、かつ主側壁１０，１１の外方に突出する形状に適合する面取りコーナを有する。この実施形態において、四つの長手縁１３および四つの主横断縁１４はそれぞれ横断折り目線１８により円弧状になっている。

図１４に示されていないパケット１の変形態において、各主側壁９は外方に突出した形状を有し、各円弧状小横断縁１４に沿って各端壁７，８に連結され、かつ各端壁７，８と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成する。更に具体的には、各小側壁９はフラット中央部、および横断折り目線により予備折り目を付けた二つの側線条を有し、かつ各側線条は内方で対面する凹部により湾曲して中央部を対応する端壁７，８に連結し、かつ端壁７，８と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成する。各主側壁１０，１１は実質的矩形であり、かつ小側壁９の外方に突出した形状に適合する面取りコーナを有する。この実施形態において、四つの長手縁１４および四つの主横断縁１４はシャープ縁であり、他方、四つの小横断縁１４はそれぞれ横断折り目線により円弧状に形成される。

図１４に示されないパケット１の他の変形態において、パケット１の各端壁７，８は外方に突出した形状を有し、それぞれ円弧状小横断縁１４に沿って各小側壁９に連結され、かつ各各小側壁９と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成する。更に具体的には、各端壁７，８はフラット中央部、および横断折り目線により予備折り目を付けた二つの側線条を有し、かつ各側線条は内方で対面する凹部により湾曲して中央部を対応する小側壁９に連結し、かつ小側壁９と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成する。各主側壁１０，１１は実質的矩形であり、かつ端壁７，８の外方に突出した形状に適合する面取りコーナを有する。この実施形態において、四つの長手縁１３および四つの主横断縁１４はシャープ縁であり、他方、四つの小横断縁１４はそれぞれ横断折り目線により円弧状に形成される。

図１４に示されないパケット１の他の変形態において、パケット１の各端壁７，８は外方に突出した形状を有し、それぞれ円弧状主横断縁１４に沿って各主側壁１０，１１に連結され、かつ各主側壁１０，１１と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成する。更に具体的には、各端壁７，８はフラット中央部、および横断折り目線により予備折り目を付けた二つの側線条を有し、かつ各側線条は内方で対面する凹部により湾曲して中央部を対応する主側壁１０，１１へ連結し、かつ主側壁１０，１１と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成する。各小側壁９は実質的矩形であり、かつ端壁７，８の外方に突出した形状に適合する面取りコーナを有する。この実施形態において、四つの長手縁１３および四つの小横断縁１４はシャープ縁であり、他方、四つの主横断縁１４はそれぞれ横断折り目線により円弧状に形成される。

明かなように、上述のパケット１には、部分的に突出した壁を形成する、または二つの対峙する突出壁とは反対に一つだけを突出壁に形成する等、種々の変更が可能である。

更に、指摘すれば、パケット１の形態は、タバコのパケットのカートン等、タバコ製品の他のタイプの硬質容器の製造に利用できる。更に具体的には、本発明の範囲はタバコのパケットのカートンに及び、カートンは上述のパケット１の一つと実質的に同じであり、一群のタバコではなく、普通はカートンと同一形状の一群のパケットを収容する点が相違するのみである。

本発明による容器の第一実施形態を構成するタバコのパケットの閉鎖状態の前方斜視図を示す。開放状態の図１のパケットの斜視図を示す。閉鎖状態の図１のパケットの後方斜視図を示す。閉鎖状態の図１のパケットの前面図を示す。閉鎖状態の図１のパケットの側面図を示す。閉鎖状態の図１のパケットの後面図を示す。閉鎖状態の図１のパケットの上面図を示す。図１のパケットを製造するために使用するブランクの平面図を示す。本発明による容器の第二実施形態を構成するタバコのパケットの閉鎖状態の前方斜視図を示す。閉鎖状態の図９のパケットの上面図を示す。本発明による容器の第三実施形態を構成するタバコのパケットの閉鎖状態の前方斜視図を示す。本発明による容器の第四実施形態を構成するタバコのパケットの閉鎖状態の前方斜視図を示す。閉鎖状態の図１２のパケットの上面図を示す。本発明による容器の第五実施形態を構成するタバコのパケットの閉鎖状態の前方斜視図を示す。

Claims

二つの端壁（７，８）、ならびに前記端壁（７，８）により限定されかつ前後二つの主側壁（１０，１１）および二つの小側壁（９）により形成された側面（６）を含み、少なくとも一つの側壁（１０，１１，９）は外方へ突出した外形を有し、かつ隣接する側壁（９，１０，１１）にそれぞれの長手縁（１３）に沿って連結された実質的平行四辺形のタバコ製品用硬質容器において、前記長手縁（１３）は円弧状縁であることを特徴とする、タバコ製品用容器。
各円弧状長手縁（１３）は複数の第一長手折り目線（１８）により形成されていることを特徴とする、請求項１の容器。
各主側壁（１０，１１）は外方へ突出した外形を有し、小側壁（９）にそれぞれ円弧状長手縁（１３）に沿って連結され、かつ小側壁（９）と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成し、前記小側壁（９）はフラットであることを特徴とする、請求項１または２の容器。
各小側壁（９）は外方へ突出した外形を有し、主側壁（１０，１１）にそれぞれ円弧状長手縁（１３）に沿って連結され、かつ主側壁（１０，１１）と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成し、前記主側壁（１０，１１）はフラットであることを特徴とする、請求項１または２の容器。
外方へ突出した外形を有する各前記側壁（９，１０，１１）は中央部１５、および第二長手折り目線（１７）により予備折り目を付けた二つの側線条（１６）を含み、各側線条（１６）は前記容器（１）の内方で対面する凹部により湾曲して前記中央部（１５）を対応する隣接側壁（９，１０，１１）にそれぞれの円弧条縁（１３）に沿って連結していることを特徴とする、請求項１から４のいずれか１の容器。
各円弧状長手縁（１３）は複数の第一長手折り目線（１８）により形成され、前記第一折り目線は前記円弧条長手縁（１３）に第一曲率半径（Ｒ２）を有するカーブを付与し、各側線条（１６）は第二長手折り目線（１７）により予備折り目が付与され、前記第二長手折り目線は前記側線条に第二曲率半径を有するカーブを付与し、第二曲率半径（Ｒ１）と第一曲率半径（Ｒ２）間の比は１よりも大きいことを特徴とする、請求項５の容器。
第二曲率半径（Ｒ１）は４ｍｍよりも大きいことを特徴とする、請求項６の容器。
各前記中央部（１５）はフラットであることを特徴とする、請求項５から７のいずれか１の容器。
各前記中央部（１５）は前記容器（１）の内方で対面する凹部により湾曲して継ぎ目無し突出形状をそれぞれの側壁（１０，１１，９）の全体に付与していることを特徴とする、請求項５から７のいずれか１の容器。
二つの端壁（７，８）、ならびに前記端壁（７，８）により限定されかつ前後二つの主側壁（１０，１１）および二つの小側壁（９）により形成された側面（６）を含み、少なくとも一つの側壁（１０，１１，９）が外方へ突出した外形を有し、かつそれぞれの横断縁（１４）に沿って端壁（７，８）に連結された、実質的平行四辺形のタバコ製品用硬質容器において、前記横断縁（１４）は円弧状縁であることを特徴とする、タバコ製品用容器。
各円弧状の横断縁（１４）は複数の第一横断折り目線（１８）により形成されていることを特徴とする、請求項１０の容器。
各主側壁（１０，１１）は外方へ突出した外形を有し、端壁（７，８）にそれぞれ円弧状横断縁（１４）に沿って連結され、かつ端壁（７，８）と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成していることを特徴とする、請求項１０または１１の容器。
各小側壁（９）は外方へ突出した外形を有し、端壁（７，８）にそれぞれ円弧状横断縁（１４）に沿って連結され、かつ端壁（７，８）と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成していることを特徴とする、請求項１０または１１の容器。
外方へ突出した外形を有する各前記側壁（９，１０，１１）はフラット中央部（１５）、および第二横断折り目線（１７）により予備折り目を付けた二つの側線条（１６）を含み、各側線条（１６）は前記容器（１）の内方で対面する凹部により湾曲して前記中央部（１５）を対応する端壁（７，８）にそれぞれの円弧状縁（１４）に沿って連結していることを特徴とする、請求項１０から１３のいずれか１の容器。
各円弧状横断縁（１４）は複数の第一横断折り目線（１８）により形成され、前記第一折り目線は前記円弧状横断縁（１４）に第一曲率半径（Ｒ２）を有するカーブを付与し、各側線条（１６）は第二横断折り目線（１７）により予め折り目が付けられ、前記第二横断折り目線は前記側線条に第二曲率半径（Ｒ１）を有するカーブを付与し、第二曲率半径（Ｒ１）と第一曲率半径（Ｒ２）間の比は１よりも大きいことを特徴とする、請求項１４の容器。
第二曲率半径（Ｒ１）は４ｍｍよりも大きいことを特徴とする、請求項１５の容器。
二つの端壁（７，８）、ならびに前記端壁（７，８）により限定されかつ前後二つの主側壁（１０，１１）および二つの小側壁（９）により形成された側面（６）を含み、少なくとも一つの端壁（７，８）が外方へ突出した外形を有し、かつそれぞれの横断縁（１４）に沿って対応する側壁（１０，１１，９）に連結された、実質的平行四辺形のタバコ製品用硬質容器において、前記横断縁（１４）は円弧状縁であることを特徴とする、タバコ製品用容器。
各前記円弧状横断縁（１４）は複数の第一横断折り目線（１８）により形成されていることを特徴とする、請求項１７の容器。
各端壁（７，８）は外方へ突出した外形を有し、それぞれ円弧状横断縁（１４）に沿って主側壁（１０，１１）に連結され、かつ主側壁（１０，１１）と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成していることを特徴とする、請求項１７または１８の容器。
各端壁（７，８）は外方へ突出した外形を有し、それぞれ円弧状横断縁（１４）に沿って主側壁（９）に連結され、かつ前記主側壁（９）と共にそれぞれ実質的鈍角の二面角を形成していることを特徴とする、請求項１７または１８の容器。
外方へ突出した外形を有する各端壁（７，８）は、フラット中央部（１５）、および第二横断折り目線（１７）により予め折り目を付けた二つの側線条（１６）を含み、各前記側線条（１６）は前記容器（１）の内方で対面する凹部により湾曲して前記中央部（１５）を対応する側壁（１０，１，９）にそれぞれの円弧状縁（１４）に沿って連結していることを特徴とする、請求項１７から２０のいずれか１の容器。
各円弧状横断縁（１４）は複数の第一横断折り目線（１８）により形成され、前記第一折り目線は前記円弧状横断縁（１４）に第一曲率半径（Ｒ２）を有するカーブを付与し、各側線条（１６）は第二横断折り目線（１７）により予め折り目が付与され、前記第二横断折り目線は前記側線条（１６）に第二曲率半径（Ｒ１）を有するカーブを付与し、第二曲率半径（Ｒ１）と第一曲率半径（Ｒ２）間の比は１よりも大きいことを特徴とする、請求項２１の容器。
第二曲率半径（Ｒ１）は４ｍｍよりも大きいことを特徴とする、請求項２４の容器。