JP2005505389A - サッカー用練習装置 - Google Patents
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- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B69/00—Training appliances or apparatus for special sports
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- A63B69/0053—Apparatus generating random stimulus signals for reaction-time training involving a substantial physical effort
Abstract
サッカー用練習装置(1)が開示されており、これには、シャシー(10)と、使用者を部分的に取り囲むために作動可能な形態に構成された複数の接触部材(3)とが含まれている。それぞれの接触部材(3)には、それに結合されて任意の順序あるいは事前設定された順序に従って使用者により作動することのできる視覚的表示部(4)が備わっている。それぞれの接触部材(3)には切換手段(35,36)が結合されており、この切換手段(35,36)は、接触部材(3)が使用者によって蹴られたときに視覚的表示部(4)を非作動状態にするように作用することができ、また、制御手段(50)は、ある視覚的表示部(4)が非作動状態にされたときにそれを検知するとともに、前記順序における次の視覚的表示部(4)を作動状態にする。それぞれの接触部材(3)は、シャシー(10)に枢動状に装着されたロッカーアーム(22)に取り付けられており、また、切換手段(35,36)は、ロッカーアーム(22)におけるアクチュエーター(35)と、シャシー(10)におけるセンサー(36)とからなり、これらは、接触部材(3)が使用者によって蹴られたときに、アクチュエーター(35)の動きがセンサー(36)によって検知されて視覚的表示部(4)を非作動状態にするものである。
Description
【技術分野】
【0001】
この発明はサッカー用練習装置に関するものである。この発明はさらに詳しくは、サッカー選手の技能および反応性を向上させるとともに評価するための装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
多くのスポーツでは、いくつかの相異なる動きを機敏にかつ続けざまに行うために、仲間が必要である。例えばサッカーでは、ボールのパス、タックルおよび獲得にかなりの程度の技能が必要であり、また、仲間が試合をうまく行っているかどうかのすばやい判断が必要である。サッカーをしているときにしばしば起きる型の運動を行っている仲間の熟練は、彼らの連係、反射神経、平衡性、スピードおよび適性によって左右されるのが普通であり、また、その熟練には、充分な技量水準になるまで、これらの技能を身につけて必要な適性水準を得るために、かなり長い時間と経験と集中的な練習とが必要である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
練習の主要な形態には、他のどのような型の練習も、充分に実際的なものでないか、あるいは必要な技能を開発する点に特に向けられていないおそれがあるため、できるだけ多く実際にサッカーの試合をすることが含まれる。しかしながら、レギュラーで試合をする機会が常に生じるとはいえず、また、そのような一般的適性練習の他の形態を代わりに保証しなければならない。これによって、その選手の全体的適性の向上が行われるものの、サッカー選手が彼らの技術および能力を急いで向上させる必要があるときには、彼らが持っていなければならない基本的技能は一般には開発されない。
【0004】
さらにまた、サッカー選手に対して、ある一定期間にわたって彼らの能力を正確に監視して評価し、それによって彼らの長所および短所を指摘し、かつ、向上およびさらに別の練習が必要である領域を指示して、試合の全領域における彼らの技能の開発を可能にすることは不可能である。
【0005】
この発明の1つの目的は、前記の問題点を克服するかあるいは実質的に減少させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明によれば、シャシーと、使用者を少なくとも部分的に取り囲むためにこのシャシーの上に作動可能な形態に配置された複数の接触部材とを含んでなり、それぞれの接触部材が、接触部材に結合され任意の順序あるいは事前設定された順序で使用者が作動状態にすることのできる視覚的表示部と、それぞれの接触部材に結合され、ある接触部材が使用者によって蹴られたときに前記の結合された視覚的表示部を非作動状態にすることができる切換手段と、ある視覚的表示部が非作動状態になったことを検知するとともに前記順序で次の視覚的表示部を作動状態にするための制御手段とを有しており、それぞれの接触部材は、前記シャシーに枢動状に装着されたロッカーアームに取り付けられ、かつ、切換手段は、ロッカーアームにおけるアクチュエーターとハウジングにおけるセンサーとを、接触部材が使用者によって蹴られたときにそのアクチュエーターの動きがそのセンサーによって検知されて視覚的表示部を非作動状態にするように備えているサッカー用練習装置が提供される。
【0007】
好ましい1つの実施形態では、前記センサーは光学センサーからなり、前記アクチュエーターは遮断要素(blocking means)からなり、この構成は、ボールパッドが蹴られるのに応じてそのセンサーによって発生した光のビームをその遮断要素が動いて中断する(interrupt)ようなものであり、この中断はそのセンサーによって検知される。
【0008】
ロッカーアームには、遮断要素が光ビームを中断しない静止位置へロッカーアームを偏倚させる(bias)ための偏倚手段が含まれているのが好ましい。
【0009】
この偏倚手段は、ロッカーアームとシャシーとの間に配置された弾性圧縮性部材からなっているのが好ましい。
【0010】
ボールパッドが蹴られた後のロッカーアームの跳ね返りを制限するために、当り止めが設けられているのが好ましい。
【0011】
1つの実施形態では、この当り止めは、ロッカーアームにおける穴を通ってシャシーから直立しているロッドと、このロッドに取り付けられたロッカーアーム拘束手段とからなっている。
【0012】
このロッドには雄ねじが切られ、かつ、ロッカーアーム拘束手段が、ロッカーアームにおける穴を通って突出しているロッドの一部にねじ合せ状に収容されたナットからなっているのが好ましい。
【0013】
好ましい1つの実施形態では、ロッカーアームは、前記圧縮性部材によって同ナットへ向けて常時偏倚されている。
【0014】
ナットとロッカーアームとの間には減衰部材が配置されているのが好ましい。
【0015】
接触部材には、発泡ポリウレタンからなる芯が備わっているのが好ましい。
【0016】
この装置は、取り外し可能に取り付けることのできる複数のモジュールから形成され、それぞれのモジュールに少なくとも1つの接触部材が含まれているのが好ましい。これらのモジュールは、互いに協働して、使用者をアーチ状形態に部分的に取り囲む。
【0017】
1つの実施形態では、モジュールのそれぞれの端部に、隣接するモジュールへ取り付けるための協働手段が設けられている。
【0018】
この協働手段は、隣接するモジュールにおけるほぞ穴に蟻継ぎされる、1つのモジュールにおけるほぞからなっているのが好ましい。
【0019】
好ましい1つの実施形態では、制御手段は、1つのモジュールの自由端に取り外し可能に取り付けることのできる制御ユニットである。
【0020】
この制御ユニットは、コンピュータの中央処理装置と、1つ以上のコンピュータ用プログラムと、記憶装置に記憶されたプログラムを選択するためのユーザーインターフェイスとからなっているのが好ましい。
【0021】
この発明によれば、シャシーと、このシャシーの上における、それぞれが視覚的表示部を有している複数の接触部材とを備えてなるサッカー用練習装置とともに用いられるコンピュータ用プログラムであって、そのプログラムは、任意の順序あるいは事前設定された順序で視覚的表示部を作動状態にするために、コンピュータの中央処理装置において実施されるときに作動することのできるものであり、それぞれの接触部材に結合された切換手段は、接触部材が使用者によって蹴られたときに結合された視覚的表示部を非作動状態にすることのできるものであり、そのプログラムは、次の視覚的表示部を前記順序で作動状態にすることのできるものでもあるコンピュータ用プログラムもまた提供される。
【0022】
この発明のいくつかの実施形態は、添付図面を参照して、例示だけの目的で、これから説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
さて、図面を参照すると、サッカー選手のための反射・反応性訓練システム1が示されており、このシステムには本体2が備わっており、この本体2には、その表面に取り付けられたボールパッド3の形態にある、互いに間隔を置いて配置された5つの接触部材と、それぞれのボールパッド3に隣接してこの本体2の内側に取り付けられた、発光体の形態にある視覚的表示部4とがある。
【0024】
本体2には、複数の個別のモジュール5(図2を参照)が備わっており、これらのモジュール5は、ボールパッド3がアーチ状の形態に配置されるように、また、図1においてしるしの付けられた場所Xの領域に普通は立っているであろうこの装置の使用者を部分的に取り囲むように、組み合わされている。それぞれのモジュール5には、中央ハブ部分6が備わっており、この部分には、中央ハブ部分6の前方に配置された1つのボールパッド3を部分的に取り囲むように、中央ハブ部分6のいずれの側部からもある角度で突出する一対の間隔配置用アーム7,8が備わっている。
【0025】
1つのモジュール5の自由端には、使用者がこの装置の操作を制御することができ、その結果、使用者がLCDディスプレーによって自分の得点の表示を得ることができる制御モジュール50が取り付けられている。この制御モジュール50には、ボールパッド3を事前設定された順序あるいは任意の順序で点灯させるさまざまに異なるプログラムを制御するために必要な電子機器とソフトウェアとが内蔵されている。この制御モジュール50はまた、それぞれのボールパッド3が蹴られた結果、その順序における次のパッド3が点灯するときに、それぞれのボールパッド3から信号を受ける。制御ユニット50には電力が供給されるようになっており、また、それぞれのモジュール5は、アーム7,8の端部に配置された電気コネクター(図示略)によって、その隣りのモジュールに電気的に接続されている。
【0026】
図3の分解図からわかるように、モジュール5は、上方収納部9とこの上方収納部9が取り付けられるシャシー10とからなる2つの主要部品から形成されている。上方収納部9には、中央ハブ6が組み込まれているとともに、中央ハブ6に隣接するその上縁部に細長い穴11がある。これらの穴11の中に設置される視覚的表示部4は、一列のLED12と結合された反射鏡13とからなっている。これらのLED12および反射鏡13は、穴11の中に留められる色付きレンズ14によって覆われている。ハブ6には、平坦な前方向き面15が備わっており、その面15には一対の切欠16が形成されているが、その理由は後に明らかになる。収納部9の一方端部には、ほぞ、すなわち突出部分17が備わっており、このほぞは、隣接するモジュール5(図示略)における協働用ほぞ穴、すなわちくぼみに蟻継ぎされて、一連のモジュールが互いに取り付けられ、図1のアーチ状形態が形成される。このような1つのくぼみ、すなわちほぞ穴18は、モジュール5の反対側端部に形成されている。
【0027】
シャシー10は、ほぼ平坦なシートから形成されている。図3に示されるように、取付用ボス40が穴41に納められている。この装置を定位置にいっそう確実に維持するために、いくつかの棒(図示略)を、これらのボス40に通して、この装置が設置される面の下側における地面の中へ、差し込むこともできる。シャシー10には、中央ハブ6の下側における領域でこのシャシーに取り付けられた細長い取付用プレート19も備わっている。このプレート19は、ハブ6の前方向き面15における切欠16から突出しているとともに、上向きの長手縁部20を有している。ハブ6から遠い方のプレート19の一方端部に近い上向き縁部20には、軸心が合わされた穴21が設けられている。このプレート19の上には、L字形の細長いロッカーアーム22が載置されており、このロッカーアーム22は、プレート19の長手縁部20の上方に位置する、下方へ垂れている側方縁部23を有している。プレート19と同様に、ロッカーアーム22は、中央ハブ6の前方面15における切欠16を通って延びている。ロッカーアーム22の上壁には、切欠16どうしの間における前方面15の一部を収納するために、開口24がある。側方縁部23からは一対のタブ25が垂れ下がっており、これらのタブ25には穴26があり、ロッカーアーム22がプレート19の上に置かれたときに、穴21と穴26がすべて軸心合わせされるようにされている。これらの穴21,26には、ロッカーアーム22をプレート19に取り付けてロッカーアーム22が枢軸27の周りに枢動することができるようにするために、ピン(図示略)が嵌められている。
【0028】
ロッカーアーム22には、直立状の前壁部分28があり、サッカー用ボールに似るように設計されたボールパッド3が取り付けられるようになっている。パッド3は、皮製あるいはプラスチック製の外側覆い29と、発泡ポリウレタン製の内側芯30とからなっている。このパッド3は、ロッカーアーム22の前壁部分28へ取り付けることができるように、その一部が取り除かれているため、図2に最もはっきりと示されたように、中央ハブ6の前方に位置している。
【0029】
枢軸27から遠い方のロッカーアーム22の反対側端部は、ハブ6の中へ延びており、その下面が、弾性圧縮性部材、すなわち減衰用ブロック31に載置されている。シャシー10には、跳ね返り拘束ロッド32が取り付けられており、このロッド32は、ロッカーアーム22の上壁における穴を通ってシャシー10から直立している。ロッド32の端部には、ナット33とアンチノックゴム製ワッシャー34とが、ロッカーアーム22を覆って取り付けられている。
【0030】
ハブ6の内側では、ロッカーアーム22の端部から、アクチュエーターすなわち遮断部材35が突出している。また、光学センサー36が、シャシー10から直立しているセンサー支持柱37に取り付けられている。このセンサー36は、ロッカーアーム22が軸27の周りに枢動するときにアクチュエーター35と相互に作用するように、位置決めされているが、これについてはこれから説明される。
【0031】
この練習装置の操作法および使用法は、これから説明される。使用者がこの装置の使用を開始するときには、使用者は、制御ユニット50によって最初に選択されたプログラムが備わっている、ボールパッド3の列に向かって立つ。あるボールパッド3に近い発光体4が点灯すると、使用者は、その発光体4を消灯させて信号を制御モジュール50へ送るために、できるだけ急いでその関連パッド3を蹴り、その結果、成功した当りが記録されて、別の発光体が作動する。使用者の動作があまりにも遅いときには、その発光体は、どんな当りも記録されることなく、消灯する。発光体4は、任意のパターンかあるいは事前設定された順序かのいずれかによって、点灯されてもよい。選手は、ある使用法が自分の弱い方の足を改善することを意図したものになるようにするため、一方側面へ向いた発光体4が他方側面へ向いた発光体4よりも多く作動するように「ボール偏向」を任意に選択することもできる。
【0032】
ボールパッド3が蹴られるときのセンサー36の起動は、これから説明される。ボールパッド3が使用者によって蹴られると、それが取り付けられているロッカーアーム22は、図4における矢印Aによって表示された方向へ枢軸27の周りに枢動する。これにより、アクチュエーター35は、図4における矢印Bによって表示されたアーチ形経路を下方へ動くことになる。アクチュエーター35は光学センサー36によって発生した光ビームを中断しあるいは遮断し、それによって、信号を主制御ユニット50へ送り、そのユニット50においてその信号がどのボールパッド3に送られたかを識別することで、そのキックが記録される。センサー36は、タイミングおよび速度のような付加的情報を記録するように修正変更することもできる。ロッカーアーム22が枢動すると、減衰用弾性ブロック31が圧縮される。アクチュエーター35によって光ビームが遮断された後に、減衰用ブロック31によってロッカーアーム22が偏倚され、ロッカーアーム22はその初めの静止位置へ戻る。ロッカーアーム22の動き過ぎは、跳ね返り拘束ロッド32とロッカーアーム22の振動を減衰させるその関連アンチノックゴム製ワッシャー34とによって、防止される。
【0033】
拘束ロッド32の上でナット33を締めることによってロッカーアーム22の動きの自由度を調整することができる、ということは認識されるであろう。ロッカー枢軸27の正確な位置は、ボールパッド3が蹴られるときの相異なる目標、感覚および反応を受け入れるように、調節することもできる。
【0034】
この光学センサー36は必須のものでなく、別の型のセンサー装置で置き換えてもよい、ということは認識されるであろう。
【0035】
制御モジュール50には、ボールパッド3が選手によってうまくたたかれたときにはいつも可聴音声を発生することのできる音声発生源が付加的に内蔵されていてもよい。
【0036】
以上のいくつかの好ましい実施形態の詳細な説明からわかるように、この発明によれば、自分のタイミングおよび反射神経を向上させたいと願うサッカー選手のための多目的練習装置が提供される。
【0037】
先に説明されたように、この装置は1つ以上のコンピュータ用プログラムによって制御されるが、このプログラムは、その好ましい実施形態では、使用者が相異なる難易度で自分の成果を監視することができ、それによって、この練習装置の繰り返し使用を通して競争することのできる固定型尺度を使用者に与えることができる少なくとも1つのプログラムを含んでいる。例えば、選択された技能水準が高ければ高いほど、高得点を獲得するためにより多くのボールパッド3をうまく蹴らなければならない、所定の時間内に打つ必要のあるボールパッド33の数を変更することは可能である。例えば、アマチュアが、1分間に60個のパッドを蹴らなければならない容易な技能水準を選択するのに対して、経験豊富な選手は、例えば1分間に120個のパッドを蹴らなければならないいっそう高い技能水準を選択するかもしれない。第2のプログラムによれば、使用者は自分の反応速度を評価することができる。
【0038】
説明されなかったが特許請求の範囲にやはり含まれるであろう、この装置についての多くの修正および変形が存在する、ということは予想される。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】図1は、この発明に係る組立ずみ装置の前方斜視図を示している。
【図2】図2は、図1に示された組立ずみ装置の部品を形成している1つのモジュールの斜視図を示している。
【図3】図3は、図2に示された1つのモジュールの分解斜視図を示している。
【図4】図4は、図2に示されたモジュールの断面図を示している。
【図5】図5は、図2に示されたモジュールの切欠斜視図を示している。
【0001】
この発明はサッカー用練習装置に関するものである。この発明はさらに詳しくは、サッカー選手の技能および反応性を向上させるとともに評価するための装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
多くのスポーツでは、いくつかの相異なる動きを機敏にかつ続けざまに行うために、仲間が必要である。例えばサッカーでは、ボールのパス、タックルおよび獲得にかなりの程度の技能が必要であり、また、仲間が試合をうまく行っているかどうかのすばやい判断が必要である。サッカーをしているときにしばしば起きる型の運動を行っている仲間の熟練は、彼らの連係、反射神経、平衡性、スピードおよび適性によって左右されるのが普通であり、また、その熟練には、充分な技量水準になるまで、これらの技能を身につけて必要な適性水準を得るために、かなり長い時間と経験と集中的な練習とが必要である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
練習の主要な形態には、他のどのような型の練習も、充分に実際的なものでないか、あるいは必要な技能を開発する点に特に向けられていないおそれがあるため、できるだけ多く実際にサッカーの試合をすることが含まれる。しかしながら、レギュラーで試合をする機会が常に生じるとはいえず、また、そのような一般的適性練習の他の形態を代わりに保証しなければならない。これによって、その選手の全体的適性の向上が行われるものの、サッカー選手が彼らの技術および能力を急いで向上させる必要があるときには、彼らが持っていなければならない基本的技能は一般には開発されない。
【0004】
さらにまた、サッカー選手に対して、ある一定期間にわたって彼らの能力を正確に監視して評価し、それによって彼らの長所および短所を指摘し、かつ、向上およびさらに別の練習が必要である領域を指示して、試合の全領域における彼らの技能の開発を可能にすることは不可能である。
【0005】
この発明の1つの目的は、前記の問題点を克服するかあるいは実質的に減少させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明によれば、シャシーと、使用者を少なくとも部分的に取り囲むためにこのシャシーの上に作動可能な形態に配置された複数の接触部材とを含んでなり、それぞれの接触部材が、接触部材に結合され任意の順序あるいは事前設定された順序で使用者が作動状態にすることのできる視覚的表示部と、それぞれの接触部材に結合され、ある接触部材が使用者によって蹴られたときに前記の結合された視覚的表示部を非作動状態にすることができる切換手段と、ある視覚的表示部が非作動状態になったことを検知するとともに前記順序で次の視覚的表示部を作動状態にするための制御手段とを有しており、それぞれの接触部材は、前記シャシーに枢動状に装着されたロッカーアームに取り付けられ、かつ、切換手段は、ロッカーアームにおけるアクチュエーターとハウジングにおけるセンサーとを、接触部材が使用者によって蹴られたときにそのアクチュエーターの動きがそのセンサーによって検知されて視覚的表示部を非作動状態にするように備えているサッカー用練習装置が提供される。
【0007】
好ましい1つの実施形態では、前記センサーは光学センサーからなり、前記アクチュエーターは遮断要素(blocking means)からなり、この構成は、ボールパッドが蹴られるのに応じてそのセンサーによって発生した光のビームをその遮断要素が動いて中断する(interrupt)ようなものであり、この中断はそのセンサーによって検知される。
【0008】
ロッカーアームには、遮断要素が光ビームを中断しない静止位置へロッカーアームを偏倚させる(bias)ための偏倚手段が含まれているのが好ましい。
【0009】
この偏倚手段は、ロッカーアームとシャシーとの間に配置された弾性圧縮性部材からなっているのが好ましい。
【0010】
ボールパッドが蹴られた後のロッカーアームの跳ね返りを制限するために、当り止めが設けられているのが好ましい。
【0011】
1つの実施形態では、この当り止めは、ロッカーアームにおける穴を通ってシャシーから直立しているロッドと、このロッドに取り付けられたロッカーアーム拘束手段とからなっている。
【0012】
このロッドには雄ねじが切られ、かつ、ロッカーアーム拘束手段が、ロッカーアームにおける穴を通って突出しているロッドの一部にねじ合せ状に収容されたナットからなっているのが好ましい。
【0013】
好ましい1つの実施形態では、ロッカーアームは、前記圧縮性部材によって同ナットへ向けて常時偏倚されている。
【0014】
ナットとロッカーアームとの間には減衰部材が配置されているのが好ましい。
【0015】
接触部材には、発泡ポリウレタンからなる芯が備わっているのが好ましい。
【0016】
この装置は、取り外し可能に取り付けることのできる複数のモジュールから形成され、それぞれのモジュールに少なくとも1つの接触部材が含まれているのが好ましい。これらのモジュールは、互いに協働して、使用者をアーチ状形態に部分的に取り囲む。
【0017】
1つの実施形態では、モジュールのそれぞれの端部に、隣接するモジュールへ取り付けるための協働手段が設けられている。
【0018】
この協働手段は、隣接するモジュールにおけるほぞ穴に蟻継ぎされる、1つのモジュールにおけるほぞからなっているのが好ましい。
【0019】
好ましい1つの実施形態では、制御手段は、1つのモジュールの自由端に取り外し可能に取り付けることのできる制御ユニットである。
【0020】
この制御ユニットは、コンピュータの中央処理装置と、1つ以上のコンピュータ用プログラムと、記憶装置に記憶されたプログラムを選択するためのユーザーインターフェイスとからなっているのが好ましい。
【0021】
この発明によれば、シャシーと、このシャシーの上における、それぞれが視覚的表示部を有している複数の接触部材とを備えてなるサッカー用練習装置とともに用いられるコンピュータ用プログラムであって、そのプログラムは、任意の順序あるいは事前設定された順序で視覚的表示部を作動状態にするために、コンピュータの中央処理装置において実施されるときに作動することのできるものであり、それぞれの接触部材に結合された切換手段は、接触部材が使用者によって蹴られたときに結合された視覚的表示部を非作動状態にすることのできるものであり、そのプログラムは、次の視覚的表示部を前記順序で作動状態にすることのできるものでもあるコンピュータ用プログラムもまた提供される。
【0022】
この発明のいくつかの実施形態は、添付図面を参照して、例示だけの目的で、これから説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
さて、図面を参照すると、サッカー選手のための反射・反応性訓練システム1が示されており、このシステムには本体2が備わっており、この本体2には、その表面に取り付けられたボールパッド3の形態にある、互いに間隔を置いて配置された5つの接触部材と、それぞれのボールパッド3に隣接してこの本体2の内側に取り付けられた、発光体の形態にある視覚的表示部4とがある。
【0024】
本体2には、複数の個別のモジュール5(図2を参照)が備わっており、これらのモジュール5は、ボールパッド3がアーチ状の形態に配置されるように、また、図1においてしるしの付けられた場所Xの領域に普通は立っているであろうこの装置の使用者を部分的に取り囲むように、組み合わされている。それぞれのモジュール5には、中央ハブ部分6が備わっており、この部分には、中央ハブ部分6の前方に配置された1つのボールパッド3を部分的に取り囲むように、中央ハブ部分6のいずれの側部からもある角度で突出する一対の間隔配置用アーム7,8が備わっている。
【0025】
1つのモジュール5の自由端には、使用者がこの装置の操作を制御することができ、その結果、使用者がLCDディスプレーによって自分の得点の表示を得ることができる制御モジュール50が取り付けられている。この制御モジュール50には、ボールパッド3を事前設定された順序あるいは任意の順序で点灯させるさまざまに異なるプログラムを制御するために必要な電子機器とソフトウェアとが内蔵されている。この制御モジュール50はまた、それぞれのボールパッド3が蹴られた結果、その順序における次のパッド3が点灯するときに、それぞれのボールパッド3から信号を受ける。制御ユニット50には電力が供給されるようになっており、また、それぞれのモジュール5は、アーム7,8の端部に配置された電気コネクター(図示略)によって、その隣りのモジュールに電気的に接続されている。
【0026】
図3の分解図からわかるように、モジュール5は、上方収納部9とこの上方収納部9が取り付けられるシャシー10とからなる2つの主要部品から形成されている。上方収納部9には、中央ハブ6が組み込まれているとともに、中央ハブ6に隣接するその上縁部に細長い穴11がある。これらの穴11の中に設置される視覚的表示部4は、一列のLED12と結合された反射鏡13とからなっている。これらのLED12および反射鏡13は、穴11の中に留められる色付きレンズ14によって覆われている。ハブ6には、平坦な前方向き面15が備わっており、その面15には一対の切欠16が形成されているが、その理由は後に明らかになる。収納部9の一方端部には、ほぞ、すなわち突出部分17が備わっており、このほぞは、隣接するモジュール5(図示略)における協働用ほぞ穴、すなわちくぼみに蟻継ぎされて、一連のモジュールが互いに取り付けられ、図1のアーチ状形態が形成される。このような1つのくぼみ、すなわちほぞ穴18は、モジュール5の反対側端部に形成されている。
【0027】
シャシー10は、ほぼ平坦なシートから形成されている。図3に示されるように、取付用ボス40が穴41に納められている。この装置を定位置にいっそう確実に維持するために、いくつかの棒(図示略)を、これらのボス40に通して、この装置が設置される面の下側における地面の中へ、差し込むこともできる。シャシー10には、中央ハブ6の下側における領域でこのシャシーに取り付けられた細長い取付用プレート19も備わっている。このプレート19は、ハブ6の前方向き面15における切欠16から突出しているとともに、上向きの長手縁部20を有している。ハブ6から遠い方のプレート19の一方端部に近い上向き縁部20には、軸心が合わされた穴21が設けられている。このプレート19の上には、L字形の細長いロッカーアーム22が載置されており、このロッカーアーム22は、プレート19の長手縁部20の上方に位置する、下方へ垂れている側方縁部23を有している。プレート19と同様に、ロッカーアーム22は、中央ハブ6の前方面15における切欠16を通って延びている。ロッカーアーム22の上壁には、切欠16どうしの間における前方面15の一部を収納するために、開口24がある。側方縁部23からは一対のタブ25が垂れ下がっており、これらのタブ25には穴26があり、ロッカーアーム22がプレート19の上に置かれたときに、穴21と穴26がすべて軸心合わせされるようにされている。これらの穴21,26には、ロッカーアーム22をプレート19に取り付けてロッカーアーム22が枢軸27の周りに枢動することができるようにするために、ピン(図示略)が嵌められている。
【0028】
ロッカーアーム22には、直立状の前壁部分28があり、サッカー用ボールに似るように設計されたボールパッド3が取り付けられるようになっている。パッド3は、皮製あるいはプラスチック製の外側覆い29と、発泡ポリウレタン製の内側芯30とからなっている。このパッド3は、ロッカーアーム22の前壁部分28へ取り付けることができるように、その一部が取り除かれているため、図2に最もはっきりと示されたように、中央ハブ6の前方に位置している。
【0029】
枢軸27から遠い方のロッカーアーム22の反対側端部は、ハブ6の中へ延びており、その下面が、弾性圧縮性部材、すなわち減衰用ブロック31に載置されている。シャシー10には、跳ね返り拘束ロッド32が取り付けられており、このロッド32は、ロッカーアーム22の上壁における穴を通ってシャシー10から直立している。ロッド32の端部には、ナット33とアンチノックゴム製ワッシャー34とが、ロッカーアーム22を覆って取り付けられている。
【0030】
ハブ6の内側では、ロッカーアーム22の端部から、アクチュエーターすなわち遮断部材35が突出している。また、光学センサー36が、シャシー10から直立しているセンサー支持柱37に取り付けられている。このセンサー36は、ロッカーアーム22が軸27の周りに枢動するときにアクチュエーター35と相互に作用するように、位置決めされているが、これについてはこれから説明される。
【0031】
この練習装置の操作法および使用法は、これから説明される。使用者がこの装置の使用を開始するときには、使用者は、制御ユニット50によって最初に選択されたプログラムが備わっている、ボールパッド3の列に向かって立つ。あるボールパッド3に近い発光体4が点灯すると、使用者は、その発光体4を消灯させて信号を制御モジュール50へ送るために、できるだけ急いでその関連パッド3を蹴り、その結果、成功した当りが記録されて、別の発光体が作動する。使用者の動作があまりにも遅いときには、その発光体は、どんな当りも記録されることなく、消灯する。発光体4は、任意のパターンかあるいは事前設定された順序かのいずれかによって、点灯されてもよい。選手は、ある使用法が自分の弱い方の足を改善することを意図したものになるようにするため、一方側面へ向いた発光体4が他方側面へ向いた発光体4よりも多く作動するように「ボール偏向」を任意に選択することもできる。
【0032】
ボールパッド3が蹴られるときのセンサー36の起動は、これから説明される。ボールパッド3が使用者によって蹴られると、それが取り付けられているロッカーアーム22は、図4における矢印Aによって表示された方向へ枢軸27の周りに枢動する。これにより、アクチュエーター35は、図4における矢印Bによって表示されたアーチ形経路を下方へ動くことになる。アクチュエーター35は光学センサー36によって発生した光ビームを中断しあるいは遮断し、それによって、信号を主制御ユニット50へ送り、そのユニット50においてその信号がどのボールパッド3に送られたかを識別することで、そのキックが記録される。センサー36は、タイミングおよび速度のような付加的情報を記録するように修正変更することもできる。ロッカーアーム22が枢動すると、減衰用弾性ブロック31が圧縮される。アクチュエーター35によって光ビームが遮断された後に、減衰用ブロック31によってロッカーアーム22が偏倚され、ロッカーアーム22はその初めの静止位置へ戻る。ロッカーアーム22の動き過ぎは、跳ね返り拘束ロッド32とロッカーアーム22の振動を減衰させるその関連アンチノックゴム製ワッシャー34とによって、防止される。
【0033】
拘束ロッド32の上でナット33を締めることによってロッカーアーム22の動きの自由度を調整することができる、ということは認識されるであろう。ロッカー枢軸27の正確な位置は、ボールパッド3が蹴られるときの相異なる目標、感覚および反応を受け入れるように、調節することもできる。
【0034】
この光学センサー36は必須のものでなく、別の型のセンサー装置で置き換えてもよい、ということは認識されるであろう。
【0035】
制御モジュール50には、ボールパッド3が選手によってうまくたたかれたときにはいつも可聴音声を発生することのできる音声発生源が付加的に内蔵されていてもよい。
【0036】
以上のいくつかの好ましい実施形態の詳細な説明からわかるように、この発明によれば、自分のタイミングおよび反射神経を向上させたいと願うサッカー選手のための多目的練習装置が提供される。
【0037】
先に説明されたように、この装置は1つ以上のコンピュータ用プログラムによって制御されるが、このプログラムは、その好ましい実施形態では、使用者が相異なる難易度で自分の成果を監視することができ、それによって、この練習装置の繰り返し使用を通して競争することのできる固定型尺度を使用者に与えることができる少なくとも1つのプログラムを含んでいる。例えば、選択された技能水準が高ければ高いほど、高得点を獲得するためにより多くのボールパッド3をうまく蹴らなければならない、所定の時間内に打つ必要のあるボールパッド33の数を変更することは可能である。例えば、アマチュアが、1分間に60個のパッドを蹴らなければならない容易な技能水準を選択するのに対して、経験豊富な選手は、例えば1分間に120個のパッドを蹴らなければならないいっそう高い技能水準を選択するかもしれない。第2のプログラムによれば、使用者は自分の反応速度を評価することができる。
【0038】
説明されなかったが特許請求の範囲にやはり含まれるであろう、この装置についての多くの修正および変形が存在する、ということは予想される。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】図1は、この発明に係る組立ずみ装置の前方斜視図を示している。
【図2】図2は、図1に示された組立ずみ装置の部品を形成している1つのモジュールの斜視図を示している。
【図3】図3は、図2に示された1つのモジュールの分解斜視図を示している。
【図4】図4は、図2に示されたモジュールの断面図を示している。
【図5】図5は、図2に示されたモジュールの切欠斜視図を示している。
Claims (19)
- この発明によれば、シャシーと、使用者を少なくとも部分的に取り囲むためにこのシャシーの上に作動可能な形態に配置された複数の接触部材とを含んでなり、それぞれの接触部材が、接触部材に結合され任意の順序あるいは事前設定された順序で使用者が作動状態にすることのできる視覚的表示部と、それぞれの接触部材に結合され、ある接触部材が使用者によって蹴られたときに前記の結合された視覚的表示部を非作動状態にすることができる切換手段と、ある視覚的表示部が非作動状態になったことを検知するとともに前記順序で次の視覚的表示部を作動状態にするための制御手段とを有しており、それぞれの接触部材は、前記シャシーに枢動状に装着されたロッカーアームに取り付けられ、かつ、切換手段は、ロッカーアームにおけるアクチュエーターとハウジングにおけるセンサーとを、接触部材が使用者によって蹴られたときにそのアクチュエーターの動きがそのセンサーによって検知されて視覚的表示部を非作動状態にするように備えているサッカー用練習装置が提供される。
- センサーが、光学センサーからなり、アクチュエーターが、遮断要素であり、この構成は、ボールパッドが蹴られるのに応じてそのセンサーによって発生した光のビームをこの遮断要素が動いて中断するようなものであり、前記中断が、そのセンサーによって検知される請求項1に記載の装置。
- ロッカーアームは、遮断要素が光ビームを中断しない静止位置へロッカーアームを偏倚させるために、偏倚手段を含んでいる請求項2に記載の装置。
- 偏倚手段が、ロッカーアームとシャシーとの間に配置された弾性圧縮性部材である請求項3に記載の装置。
- ボールパッドが蹴られた後のロッカーアームの跳ね返りを制限するために、当たり止めを含んでいる先行請求項のいずれか1つに記載の装置。
- 前記当たり止めが、ロッカーアームにおける穴を通ってシャシーから直立しているロッドと、このロッドに取り付けられたロッカーアーム拘束手段とからなっている請求項5に記載の装置。
- ロッドには雄ねじが切られ、かつ、ロッカーアーム拘束手段が、ロッカーアームにおける穴を通って突出しているロッドの一部にねじ合せ状に収容されたナットからなっている請求項6に記載の装置。
- ロッカーアームが、前記圧縮性部材によって同ナットへ向けて常時偏倚されている請求項7に記載の装置。
- ナットとロッカーアームとの間に減衰部材が配置されている請求項7または請求項8に記載の装置。
- 接触部材が、発泡ポリウレタンからなる芯を有している先行請求項のいずれか1つに記載の装置。
- 取り外し可能に取り付けることのできる複数のモジュールを備え、それぞれのモジュールが少なくとも1つの接触部材を含んでいる先行請求項のいずれか1つに記載の装置。
- モジュールのそれぞれの端部に、隣接するモジュールへ取り付けるための協働手段が設けられている請求項10に記載の装置。
- 協働手段が、隣接するモジュールにおけるほぞ穴に蟻継ぎされる、1つのモジュールにおけるほぞからなっている請求項10に記載の装置。
- 協働手段が、電気コネクターを組み込んでいる請求項12に記載の装置。
- 制御手段が、1つのモジュールの自由端に取り外し可能に取り付けることのできる制御ユニットである請求項10〜14のいずれか1つに記載の装置。
- モジュールが、互いに協働して、使用者をアーチ状形態に部分的に取り囲む請求項8に記載の装置。
- 制御ユニットが、コンピュータの中央処理装置と、1つ以上のコンピュータ用プログラムと、記憶装置に記憶されたプログラムを選択するためのユーザーインターフェイスとからなっている先行請求項のいずれか1つに記載の装置。
- シャシーと、このシャシーの上における、それぞれが視覚的表示部を有している複数の接触部材とを備えてなるサッカー用練習装置とともに用いられるコンピュータ用プログラムであって、そのプログラムは、任意の順序あるいは事前設定された順序で視覚的表示部を作動状態にするために、コンピュータの中央処理装置において実施されるときに作動することのできるものであり、それぞれの接触部材に結合された切換手段は、接触部材が使用者によって蹴られたときに結合された視覚的表示部を非作動状態にすることのできるものであり、そのプログラムは、次の視覚的表示部を前記順序で作動状態にすることのできるものでもあるコンピュータ用プログラム。
- 添付図面を参照してこの明細書においてこれまでに実質的に記載された装置。
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