JP2005505048A - 統合オブジェクトを企業のビジネスアプリケーションと共に用いるための方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
企業ビジネスアプリケーションと共に統合オブジェクトを用いるための方法及びシステムが開示されている(図1)。本方法は、第1企業アプリケーション用の第1フォーマットを有する外部オブジェクト(140)を、第2企業アプリケーション(111)にインポートするステップと、統合オブジェクト(123)を使って第1フォーマットの外部オブジェクト(140)を、第2企業アプリケーション(111)用にフォーマットされた第2フォーマットの外部オブジェクトに変換するステップと、第2ビジネスアプリケーション内の第2フォーマットの外部オブジェクトを用いるステップとを含む。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータシステムに関し、さらに詳しくは、統合オブジェクトを企業のビジネスアプリケーションと共に用いるための方法及びシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
或るオブザーバーによれば、現代の会社の活力が情報であるとすれば、その動脈は、会社企業を取り巻くデータを動き易くする「アプリケーション間インタフェース」である。これは、最近「アプリケーションネットワーク」として知られるようになっている。
【0003】
一般的な組織のために、アプリケーションネットワークは、特別な(ad hoc)アプリケーション統合プログラムの集まりへと組織的に成長している。この異色の集合体は、新たなアプリケーションを実行する時間を増大させるので、ビジネスに非常に深刻な衝撃を与え、上級幹部が明確なビジネス像を描けないようにしてしまう。つまり、会社の動脈を詰まらせてしまうのである。競合会社がある中で生き残るためにアプリケーション統合が重要になってきたのは事実であるが、それにもかかわらず先行技術では、長期にわたって経費を会社に投資し、特別仕様のコード(custom code)を手作り(handcraft)又は「改変(hack)」することが許容されていた。同様に、長期のアプリケーション統合に関する決定が、個々のプロジェクトの規準だけに基づいた最低許容レベルで行われてきた。企業アプリケーション統合(EAI)の効果的な解決法は、これらの問題の本質が決定的に困難であるが故にまだ見つかっていない。
【0004】
インターネットの出現、クライアント/サーバー・コンピュータ化、会社の合併及び買収、グローバル化及びビジネスプロセスのリエンジニアリングは、時には手動で、あるシステムが相当の旧式であったとしても異なるシステムが互いに通信させる新たな方法を常に求めるために、会社の情報技術(IT)部門で力をあわせてきた。その結果生じた混乱の中、不適切な通信システムはITの実行力が衰えビジネスが要求する速さで変化していった。
【0005】
ITの最近の傾向として、サポートするのに必要なアプリケーション間インタフェースの量が増大−しばしば膨大な量である−することでこの問題が悪化する一方である。ごく最近では、企業のアプリケーションは、データウェアハウス及びエンタープライズリソースプランニング(ERP)ような機能を実行しており、電子商取引を容易にしている。したがってこれら3つの技術を簡潔に見直すことは冗長と感じてしまうかもしれないが、未だ解決されていない企業アプリケーション統合(EAI)の必要性を理解することに役立つであろう。
【0006】
データウェアハウス技術は、多くのオペレーションシステムからウェアハウス(倉庫)へ、定期的に移動されなければならない大量の真新しい履歴データを必要とする。ソースデータは、オンライントランザクション処理(OLTP)のために構築されるのが普通であり、一方で典型的なデータウェアハウスは、多次元分析処理(OLAP)フォーマットも備えている。したがって、ソースデータは、ウェアハウス(倉庫)へ移される際に、広範囲に集められ且つ再フォーマットにかけられなければならない。
【0007】
先行技術に従う典型的なデータウェアハウスは、(a)ソースデータを抽出するステップ、(b)その抽出されたデータをクリーニングするステップ、(c)抽出されクリーニングされたデータを多次元で集めるステップ、(d)ウェアハウスにロード(load)するステップ、の4つのステップで構成される。各ウェアハウスのソースは、特定データの抽出、クリーニング、集約、及びロードのルーチンを組立てる必要がある。フォレスター研究所によれば、平均的な大会社は約4つのデータウェアハウスを有していると推測している。2年以内に、この数が6に増えると予測されている。また、各ウェアハウスに含まれるデータの平均の量は、同じ2年以内に約130ギガバイトから約260ギガバイトへと量的に倍増すると予測される。
【0008】
この様な大量のデータがこれまでの増加ペースで増大することに伴う問題は、ソースデータの質によって一層悪化する。METAグループが行った研究によると、現在、典型的なデータウェアハウスにロードされるデータの20%程度は劣悪な質のデータである。その回答者の約70%は手作業によりコード化された抽出処理、先浄処理、及びロード処理を用いていたことがその同じ研究で示されている。要求された集約プロセスに関して、事例証拠は、この機能だけを完了するのに50時間程度のコンピュータ時間が必要になる可能性があることを示している。この様なやり方でコーディングされたプログラムを維持するには相当な努力が必要になることが自明である。
【0009】
一方、典型的なERPシステムは、基本的に大型の統合実装アプリケーションであり、給与計算(payroll)、製造、汎用の原簿、及び人的資源の核となるビジネス機能をサポートする。しかしながら、ERPシステムを実行することは、多くの理由で途方にくれる処理になり得る。
【0010】
先ず最初に、会社は製品を購入するのであってソリューションを構築することはしない。これは、会社内の事業ユニットが、既存の他の方法ではなくその製品及びそれがどのように作用するかに適応しなければならないことを意味する。更に、今日のERPシステムは、会社における従来のソリューション全てを取り替えることはできない。このため、EPRシステムは、しかるべき所にある他の旧来のシステムと効率的に通信しなければならない。結局、1つのベンダーが組織のあらゆる需要を満足することができないのが普通なので、会社が1以上の完全に異なるERPシステムを採用することは珍しくはない。
【0011】
その結果、データをERPシステムから出し入れするためのオプションが、データウェアハウスに用いられる既知のアプローチを妨げる。各ERPシステムは、そのベンダーによって継続的に拡張(エンハンス)される所有権のあるデータモデルを有している。そのようなモデルを操作する抽出ルーチン又はロードルーチンを記述することは複雑なだけでなく、データの妥当性及び企業アプリケーションに固有のビジネスルールが無視されがちなので、ベンダーによって遠慮させられる。代わりに、ERPはビジネスオブジェクトレベルでの相互作用を要求し、それは汎用の原簿、予算又は支払い勘定のような特定のビジネスエンティティを扱う。
【0012】
各形態の電子商取引は、長年広く活用されてきた。基本的に、電子商取引は電子データ交換(EDI)と共に開始した。EDIは、会社が購入注文及び請求書(invoice)を電子的に通信できるようにし、現在の会社がEDIを使用してサプライチェーン管理を行うまでに発展を続けてきた。しかしながら、興味のある物を売買したりオークションしたりするのにごく最近のオンラインインターネットウェブサイトを爆発的に利用して初めて、頑強で効果的なEAIのための緊急を要する必要性が存在していた。
【0013】
限りある時間フレーム内で特定のビジネス目的を達成するようにアプリケーションが開発されてきている。典型的な大組織の場合、異なるチームの人々が、様々な種類のオペレーティングシステム、DBMS、及び開発ツールを使って、何百ものアプリケーションを開発している。それぞれの場合、他のアプリケーションとの統合を考慮せずに特定の要件を満たしている。
【0014】
アプリケーション統合に関して、幾つかの力強い傾向が市場を動かしている。例えば、ピア・ツー・ピアネットワーキングと分散処理における顕著な展開は、事業にとって協働者及び供給者を統合するのと同様に、自己の機能的部門を良好に統合できるようにしている。また、前述したインターネット/「イントラネット」/「エクストラネット」の爆発的増加は、バックエンド(back-end)の旧式アプリケーションとの統合を必要とする新しいクラスの「ヒューマン・アクティブ」アプリケーションに対する要求を刺激している。
【0015】
企業のアプリケーションソフトウェアパッケージ採用における世界的なすさまじい成長も、バックエンドの旧式アプリケーションとの統合を必要とする。結局、例えばIBMのMQシリーズのメッセージキューイング(message queuing)のようなメッセージ指向ミドルウェア(MOM)製品が徐々に普及してくるようになる。顧客がMOMとの単純な1対1アプリケーション接続の利点を理解すると、多数対多数アプリケーション統合への関心が著しく増大することになる。
【0016】
多数対多数アプリケーション統合(又は1対多数統合でも)に関してキーとなる問題は、全システムを接続するのに必要なデータ変換の数が極めて大きいことである。これは、システム数の二乗にオブジェクトタイプの数を掛けた程の大きさである。この問題を扱い易くするためには、オブジェクトの意味翻訳を形式翻訳と分離する方法を有し、その形式翻訳を実行するメタデータ駆動のツールを有することが望ましい。
【0017】
急速に変化する現在の環境において、世界中の多数の開発者は、カスタマイズされた複数のアプリケーション特有の翻訳スキームを埋め込む必要なく、本質的に異なるアプリケーションが互いに通信できる必要性を満たすシステムを開発することに努力を集中している。これはいまだ未解決な必要性として世界経済の緊急の課題に置かれている。
【0018】
本出願は、Jeffrey Michael Fischer及びMark Coyleによる2001年4月14日出願の米国仮特許出願第60/283,765号「統合オブジェクト」の出願日に関する恩典を請求する。
【0019】
(発明の詳細な説明)
統合オブジェクトを企業ビジネスアプリケーションと共に用いるための方法及びシステムが開示されている。或る実施形態では、本方法は、第1企業アプリケーション用の第1フォーマットを有する外部オブジェクトを第2企業アプリケーションに取り込む(import)するステップと、統合オブジェクトを使って第1フォーマットの外部オブジェクトを、第2企業アプリケーション用にフォーマットされた第2フォーマットの外部オブジェクトに変換するステップと、第2ビジネスアプリケーション内の第2フォーマットの外部オブジェクトを用いるステップとを含む。
【0020】
以下の説明では、分かり易くする目的で、本発明が完全に理解できるように特定の専門用語を使っている。しかしながら、本発明を実行するためにこれら特定用語の詳細が不要であることは当業者であれば明白であろう。
【0021】
以下の詳細な説明の幾つかの部分は、アルゴリズムの用語と、コンピュータメモリ内のデータビットを操作する記号表示とで示されている。これらのアルゴリズムの説明及び表現は、データ処理分野の当業者が作業の内容を別の当業者に最も効果的に伝えるために用いられる手段である。アルゴリズムは、ここではそして一般的には、所望の結果に到る自己矛盾のない一連のステップであると考えられている。前記ステップは、物理量の物理的操作を要求するものである。通常、必ずというわけではないが、これらの量は、記憶、移動、組み合わせ、比較、或いは操作され得る電気又は電磁の信号形態をとる。主として一般的な使用のために、これらの信号は、ビット、値、要素、記号、文字、用語、数などとして引用されることが好都合であると分かっている。
【0022】
しかしながら、これらの用語や同様の用語のすべては、適切な物理量と関連付けられているとともに、これら物理量に適用される単に都合の良いラベルであると理解されるべきである。以下の議論から明白なように、他に特定して述べていなければ、「処理」、「計算」、「演算」、「決定」、又は「表示」などの用語を用いた内容は、コンピュータシステム又は同様な電子計算装置に関する動作及び処理を言及し、物理(電子)量で示されるコンピュータシステムのレジスタ及びメモリ内のデータを、同様に物理量として示されるコンピュータシステムのメモリ若しくはレジスタ、又は情報記憶装置、伝送装置、若しくは表示装置等の別の装置内の他のデータに変換し且つ操作する。
【0023】
また、本発明は、ここでの働き(オペーレーション)を実行するための装置にも関係している。要求された目的のためにこの装置が特別に構成されるようにしてもよいし、又はコンピュータに記憶されたコンピュータプログラムによって選択的に起動又は再構成される汎用コンピュータを備えていてもよい。そのようなコンピュータプログラムは、限定するわけではないが、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、CD−ROM、磁気光ディスクを含む何れかの種類のディスク、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気若しくは光カード、又は電子命令を記憶するのに適し、かつそれぞれがコンピュータシステムバスに連結される何れかの種類の媒体等のコンピュータ読み出し可能な記憶媒体内に記憶されることができる。
【0024】
ここで提示されるアルゴリズム及び表示は、本来的に特定のコンピュータ又は他の装置に関係付けられているものではない。様々な汎用システムを、ここでの教示に関するプログラムと共に用いることができたり、又は要求された方法のステップを実行するために更に特別の装置を構築することが好ましいことが分かっている。様々なこれらのシステムに要求される構造は、以下の説明から明らかになるだろう。加えて、本発明は何れかの特別なプログラム言語を引用して記載されてはいない。ここで記載したように様々なプログラミング言語が本発明の内容を実行するために用いられ得ることを認識されたい。
【0025】
図1は、統合オブジェクトを実行するシステム100のブロック図を示す。システム100は、関連アプリケーション環境110を含んでいる。関連アプリケーション環境110は、2つの異なる企業アプリケーションシステムがデータを共有できるようにする。例えば、或る会社が或る基本的な企業アプリケーションシステム(基本システム)を使用し、かつその会社のサプライヤーが別の外部企業アプリケーションシステム(外部システム)を使用している場合、環境110は、前記外部システムからの企業データが前記基本システムに基本システムの特定フォーマットでアクセスできることを許可する。
【0026】
環境110内には2つの要素がある。アプリケーション111は環境110の能力を提供し、外部統合インタフェース141を介して外部システム140とインタフェースする。第2の要素は、関連データベース120である。
【0027】
アプリケーション111は、外部アプリケーションアダプタ116を備えている。外部アプリケーションアダプタ116は、インタフェース141のような外部統合インタフェースと通信する。アダプタ116は、外部データオブジェクトの意味を失うことなく、外部システム140のデータオブジェクトのローカル表現を作り出す。このローカル表現は、データ変換アダプタ115に送られる。外部システム140からもたらされたローカル表現内のフィールド名は、外部システム140のデータオブジェクトの共通表現を作成するため、環境110の命名取り決めに応じて名称変更される。更に、環境140と環境110のオブジェクト構造間の有意な差異は、前記データ変換アダプタによって解決される。前記共通表現が、内部アプリケーションアダプタ114に送られる。内部アプリケーションアダプタ114は、内部オブジェクト層113と直接通信する。
【0028】
オブジェクト層113は、内部アプリケーションアダプタ114からの共通表現を受信し、それは環境110と十分に統合可能である。この共通表現は、オブジェクト層113によって、関連データベース120内にオブジェクトとして記憶される。ユーザインタフェース112はオブジェクト層113の上に存在し、データを表示する。また、ウェブサーバー150を介してウェブブラウザ151によりそのデータを表示することもできる。
【0029】
関連データベース120は、アプリケーションテーブル121及びリポジトリテーブル122を備えている。アプリケーションテーブル121は、会計、注文、又は連絡情報等の実際のデータを含んでいる。リポジトリテーブル122は、統合オブジェクト123及びビジネスオブジェクトも同様に含んでいる。統合オブジェクト123は、外部システム140の外部データオブジェクトのフォーマットを記述したメタデータであり、外部リポジトリ130内に記憶されることができる。リポジトリテーブル122は、アプリケーションによって使用される他の構造と同様に統合オブジェクトを含みながら、アプリケーションテーブル121のフォーマットを記述したメタデータである。
【0030】
統合オブジェクト123はアダプタ114〜116へ送られ、各アダプタは環境110内に外部データオブジェクトを統合するため、外部オブジェクト定義を読み出す。アプリケーション111は、リポジトリテーブル122からの静的な構成データを、アプリケーションテーブル121内に入っている動的データと併合しかつ統合することによって、ブラウザ151を通してユーザが見るものを生成する。例えば、アプリケーション111は、HMTLコードを構築しブラウザ151を介して閲覧されるウェブサーバー150へ提供する。ウェブページは、コールセンターアプリケーション用の会計情報及びデータフィールドを表示することができる。この表示される情報は、データが閲覧される企業アプリケーションとは異なる企業アプリケーションからのものであってもよい。
【0031】
前述しシステム100のフレームワークは、ユーザがプログラミングコードを書いたり、又はそれをするコンサルタントを雇うことなく、異なるデータフォーマットを有する複数のビジネスシステムを統合することを許可する。アダプタ114〜116は、交換可能な構成要素として統合オブジェクト123を使用し、その結果、アダプタ114〜116が再利用され得る。環境110は、統合オブジェクト123を使って自己のオブジェクト定義をエクスポート(export)することもでき、その結果、外部システム140は、環境110のデータオブジェクトを統合することもできる。更に、環境110は、(外部リポジトリ130内に在る場合)外部システム140のオブジェクト定義を取り出し、それを使って外部システム140のデータオブジェクトを統合することもできる。
【0032】
図2は、本発明の或る実施形態に従ったデータ統合システム200の高レベルのブロック図である。外部スキームのデータオブジェクトは外部リポジトリ210内にある。リポジトリ210は、それ自身のフォーマットスキームリポジトリ210内に、外部データオブジェクトを記述した外部統合オブジェクト定義が入っている。リポジトリ210は、統合オブジェクトウィザード220によってアクセス可能である。ウィザード220は、リポジトリ210からオブジェクト定義を抽出し、かつ局所(ローカル)化された統合オブジェクト230を生成する。
【0033】
ウィザード220は、アプリケーション111を実行するユーザ対話型ソフトウェアを表している。図2は、外部リポジトリ210からオブジェクト定義を読み出すとともに、統合オブジェクト230を生成する前記ウィザード220の機能を示している。統合オブジェクトは、アダプタ260によって処理された外部表現と、統合オブジェクトインスタンス240と、XML文書250との間のマッピングを宣言的に定義する。表1は、統合オブジェクト定義を記憶するためのデータベーススキーマの一実施形態を示すが、この他にも本発明の概念及び範囲内で実現でき考えられる実施方式はある。
【0034】
(表1)
【0035】
統合オブジェクト230は、命名されかつ分類されたフィールドを含む「構成要素」より構成される。統合オブジェクトの構成要素は互いに親子関係にある。統合構成要素及びそれらのフィールドは、リポジトリ内の他の物理的構成要素とリンク付けられることができる。物理的オブジェクトに統合構成要素をリンクすることは、オブジェクトを外部システムと交換するときに利用するための標準的な表現をアダプタ114〜116のために提供する。例えば、統合オブジェクト230の構成要素がテーブルの定義とリンクされる場合、アダプタ114〜116は、その出力データを同じ定義を有するテーブル又は別のテーブルに配置することができる。アダプタ114〜116は、(統合オブジェクト定義内で参照された表を直接利用しない場合、)外部システムに統合オブジェクトの型式と、統合構成要素から実際のステージングテーブル(staging table)へのマッピングとを提供する。統合オブジェクトの標準的な内部メモリ表現が同様に生じる。
【0036】
統合構成要素の定義のそれぞれは、親への外部キーだけでなく独自のキーも含んでいる。これらのキーは、複数のフィールドを含んでいてもよいし重複していてもよい。表2は、統合構成要素の定義を記憶するためのデータベーススキーマの一実施形態を示しているが、この他にも本発明の概念及び範囲内で実現でき考えられる実施方式はある。
【0037】
(表2)
【0038】
テーブルが複数の構成要素を含み、かつそれぞれの行が唯1つの構成要素に属している非正規化テーブル(表)には、正規化された論理表現が提供される。リポジトリ210は、非正規化テーブルの最上段に正規化されたオブジェクトを示している。
【0039】
統合オブジェクト定義のレベルが図2に示されている。3つのレベルは、統合オブジェクト定義231、統合構成要素定義232、統合構成要素フィールド定義233である。統合オブジェクト定義231は、データオブジェクトを外部システムの表現とローカルシステムの表現との間でマップする。図2に示すように、各定義レベルは、標準セクションとして3つのセクションから構成される。即ち、ローカルシステムが理解できるデータオブジェクトを記述する規範セクションと、外部システムが理解できるデータオブジェクトを記述する外部セクションと、さらに標準化されたフォーマットでデータオブジェクトを記述するXMLセクションである。XMLと説明したが、XMLと同様の他のマークアップ言語も、本実施形態の範囲内にあるとみなされる。
【0040】
統合オブジェクト定義の第2レベルは、統合構成要素定義レベル232である。このレベルは、スカラーフィールドの集合を一緒にグループ分けしている。統合オブジェクト内の構成要素型式の集合は、ある「ルート」構成要素によって階層的に配置される。オブジェクトインスタンスの中には、各構成要素の型式に関する多くのインスタンスが存在し得る。統合オブジェクト定義の第3レベルは、統合構成要素フィールド定義233である。フィールドは、ストリング、数、又は日付等の単純なスカラー値を定義する。表3は、統合構成要素フィールド定義を記憶するためのデータベーススキーマの一実施形態を示しているが、この他にも本発明の概念及び範囲内で実現でき考えられる実施方式はある。
(表3)
【0041】
必要であれば、フィールドレベル233は、スカラー値の標準表現と外部表現との間でフィールド名称マッピングを提供する。統合構成要素のインスタンス内で、所与のフィールドインスタンスが一度だけ出現する。
【0042】
統合オブジェクト230の標準セクションと外部セクションを用いて、アダプタ260は、外部システムのインスタンス表現と統合オブジェクトインスタンス240の間でマップすることができる。統合オブジェクト230のXMLセクションを利用して、XMLページ250を作成することができる。アダプタ260は、アダプタ116のような外部アダプタでもよいし、アダプタ114のような内部アダプタでもよい。
【0043】
図3は、統合オブジェクト330と統合オブジェクトインスタンス340の間の差異を示している。一般的に、統合オブジェクト330はメタデータで、即ち、特定のデータ集合の一般化された表現又はモデルである。図3に示したように、統合オブジェクトインスタンスは、統合オブジェクト330のフォーマット又は構造で編成された実際のデータである。
【0044】
図4は、本発明の一実施形態に従ったウィザード220を用いて統合オブジェクトを構築するための典型的なユーザインタフェース400を示している。ライン(line)410で、新規又は既存のプロジェクトが指定される。ライン420で、ベース(ソース)システムとインタフェースするためのビジネスアプリケーションが選択される。次に、ユーザは、ライン430で生成される新規の統合オブジェクトのためにモデル化されるであろうソースオブジェクトを選択する。ライン440で、ユーザは新規統合オブジェクト用の固有の名称を入力する。同様のユーザインタフェースが構成要素の選択のために用いられ、2つのシステムの間で転送される。また、各構成要素の全ての子に対するアクセスもあり、しれは選択されたり又は選択されなかったりする。
【0045】
リポジトリメタデータの変更は珍しいことではなく、そして統合オブジェクト定義が外部オブジェクト表現の実際の構造と一致しない場合は、実行時に問題を引き起こす可能性がある。これらの問題を回避するためには、統合オブジェクト定義を、変更の可能性のある外部オブジェクト定義と「同期化させる」ツールを有することが望ましい。図5Aと5Bは、このツールの考えられる一実施形態を示している。
【0046】
図5Aは、統合オブジェクトの代表的な同期ダイアグラム500を示している。図5Aは、2つの統合オブジェクトを含む。統合オブジェクト510は、新規の内部メモリ統合オブジェクトである。統合オブジェクト520は、データベース内に記憶された既存の統合オブジェクトである。ダイアグラム500は、多数の構成要素を備えた新規のビジネスオブジェクト510を示す。ダイアグラム500に示すように、同期化のために対応するボックスのクリックによって各構成要素が選択される。既存オブジェクト520と新規オブジェクト510間の差異は、構成要素511(ビジネスアドレス)及び構成要素512(機会)に関して顕著である。この様に、ビジネスアドレス構成要素511及び機会構成要素512は、既存の統合オブジェクト520に加えられる新規の構成要素である。図5Bは、同期化された統合オブジェクト550を示している。構成要素「接触」560とその全ての子が更新されている。構成要素「ビジネスアドレス」551は、構成要素「機会」552と同様に新規である。また、同期化の構成要素として選択されなければ、構成要素は削除される。
【0047】
図6は、統合された多重プロセッサを表わすコンピュータシステム600を示し、そこでは本発明の要素が実行され得る。例えば、システム600は、サーバー150のアーキテクチャでもよいし、又は環境110が存在するハードウェアであってもよい。コンピュータシステム600の一実施形態は、情報を伝達するためのシステムバス620と、バス620に連結されている情報を処理するためのプロセッサ610とを備えている。さらに、コンピュータシステム600は、バス620に連結されたランダムアクセスメモリ(RAM)、又は(ここではメインメモリとして引用された)他の動的記憶装置625を備え、プロセッサ610により実行される情報及び命令を記憶する。
【0048】
また、メインメモリ625は、プロセッサ610が命令を実行する間に、一時的な変数又は他の中間情報を記憶するために用いられる。また、コンピュータシステム600は、プロセッサ610が使用する静的情報及び命令を記憶するバス620に連結された読み出し専用メモリ(ROM)及び/又は他の静的記憶装置626を含む。環境110は、リポジトリ130が記憶装置627で実行されるシステム600内に実装される。アダプタ114〜116とリポジトリテーブル間の通信は、バス620を介して行われるのが普通である。ブラウザインタフェースは、表示装置643上に示される。
【0049】
また、磁気ディスク又は光ディスク等のデータ記憶装置627とそれに対応する装置は、情報及び命令を記憶するコンピュータシステム600に連結されることができる。コンピュータシステム600は、I/Oインタフェース630を介して、第2のI/Oバス650に連結することもできる。表示装置643、入力装置(例えば英数字入力装置642及び/又はカーソル制御装置641)を含め、複数のI/O装置を1/Oバス650に連結することができる。
【0050】
通信装置640は、ネットワークを介して他のコンピュータ(サーバー又はクライアント)にアクセスするための装置である。通信装置640は、モデム、ネットワークインタフェースカード、又はイーサネット(登録商標)、トークンリング、若しくは他の型式のネットワークに連結するのに用いられる他の周知のインタフェース装置を備えている。
【0051】
図7は、統合オブジェクトを企業ビジネスアプリケーションと共に用いる方法の高いレベルのフローチャート700を示している。このプロセスは処理701で始まり、フローは処理ブロック702へ続く。ユーザは、統合対象のアプリケーションに関連する内部及び外部インタフェースの型式を選択する。
【0052】
フローは、処理ブロック703へ続き、ここでウィザード220を使って、外部アプリケーションのビジネスオブジェクトのための新規の統合オブジェクトを作成する。処理ブロック704で、必要であれば新規の統合オブジェクトが修正される。例えば、フィールド名称又は関係が変更される。
【0053】
処理ブロック705では、ウィザード220を実行してローカルアプリケーション用の統合オブジェクトを作成する。これらのローカル統合オブジェクトは、ローカルデータオブジェクトを外部システムにエクスポートできるようにする。フローは、処理ブロック706へ続き、前述したように、ここでユーザは新規のローカルデータオブジェクトを修正する。
【0054】
フローは、処理ブロック707へ続き、ここでデータマップを書き込む。データマップは、外部及び内部インタフェースの何れが、内部及び外部両方の新規の統合オブジェクと対応するかを示す。処理ブロック708では、ユーザを介することなく内部及び外部両方のオブジェクトを統合する。フローはブロック709で完了する。
【0055】
統合オブジェクトを企業のビジネスアプリケーションと共に使用する方法及びシステムを開示した。本発明を特定の例とサブシステムに関して説明してきたが、本発明がこれら特定の例又はサブシステムに限定されるものではなく、他の実施形態にも拡張されることは当業者であれば自明であろう。本発明は、特許請求の範囲で特定されるようにこれら他の実施形態の全てを含むものである。
【0056】
添付図面は本発明の明細書の一部を成して本発明の好適な実施形態を示し、前記本発明の一般的な記述及び本発明の詳細な記述と共に本発明の原理を説明し教示する役目を果たす。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】統合オブジェクトを実行するシステム100のブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態によるデータ統合システム200の高いレベルでのブロック図である。
【図3】統合オブジェクト330と統合オブジェクトインスタンス340の間の相違を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に従いウィザード220を使って統合オブジェクトを構築する代表的なユーザインタフェース400を示す図である。
【図5A】統合オブジェクトの典型的な同期ダイアグラム500を示す図である。
【図5B】同期された統合オブジェクト550を示す図である。
【図6】統合された多重プロセッサを表すコンピュータシステム300を示す図であり、本発明の要素がここで実行される。
【図7】企業ビジネスアプリケーションと共に統合オブジェクトを用いる方法の高いレベルでのフローチャート700を示す図である。
【0001】
本発明は、コンピュータシステムに関し、さらに詳しくは、統合オブジェクトを企業のビジネスアプリケーションと共に用いるための方法及びシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
或るオブザーバーによれば、現代の会社の活力が情報であるとすれば、その動脈は、会社企業を取り巻くデータを動き易くする「アプリケーション間インタフェース」である。これは、最近「アプリケーションネットワーク」として知られるようになっている。
【0003】
一般的な組織のために、アプリケーションネットワークは、特別な(ad hoc)アプリケーション統合プログラムの集まりへと組織的に成長している。この異色の集合体は、新たなアプリケーションを実行する時間を増大させるので、ビジネスに非常に深刻な衝撃を与え、上級幹部が明確なビジネス像を描けないようにしてしまう。つまり、会社の動脈を詰まらせてしまうのである。競合会社がある中で生き残るためにアプリケーション統合が重要になってきたのは事実であるが、それにもかかわらず先行技術では、長期にわたって経費を会社に投資し、特別仕様のコード(custom code)を手作り(handcraft)又は「改変(hack)」することが許容されていた。同様に、長期のアプリケーション統合に関する決定が、個々のプロジェクトの規準だけに基づいた最低許容レベルで行われてきた。企業アプリケーション統合(EAI)の効果的な解決法は、これらの問題の本質が決定的に困難であるが故にまだ見つかっていない。
【0004】
インターネットの出現、クライアント/サーバー・コンピュータ化、会社の合併及び買収、グローバル化及びビジネスプロセスのリエンジニアリングは、時には手動で、あるシステムが相当の旧式であったとしても異なるシステムが互いに通信させる新たな方法を常に求めるために、会社の情報技術(IT)部門で力をあわせてきた。その結果生じた混乱の中、不適切な通信システムはITの実行力が衰えビジネスが要求する速さで変化していった。
【0005】
ITの最近の傾向として、サポートするのに必要なアプリケーション間インタフェースの量が増大−しばしば膨大な量である−することでこの問題が悪化する一方である。ごく最近では、企業のアプリケーションは、データウェアハウス及びエンタープライズリソースプランニング(ERP)ような機能を実行しており、電子商取引を容易にしている。したがってこれら3つの技術を簡潔に見直すことは冗長と感じてしまうかもしれないが、未だ解決されていない企業アプリケーション統合(EAI)の必要性を理解することに役立つであろう。
【0006】
データウェアハウス技術は、多くのオペレーションシステムからウェアハウス(倉庫)へ、定期的に移動されなければならない大量の真新しい履歴データを必要とする。ソースデータは、オンライントランザクション処理(OLTP)のために構築されるのが普通であり、一方で典型的なデータウェアハウスは、多次元分析処理(OLAP)フォーマットも備えている。したがって、ソースデータは、ウェアハウス(倉庫)へ移される際に、広範囲に集められ且つ再フォーマットにかけられなければならない。
【0007】
先行技術に従う典型的なデータウェアハウスは、(a)ソースデータを抽出するステップ、(b)その抽出されたデータをクリーニングするステップ、(c)抽出されクリーニングされたデータを多次元で集めるステップ、(d)ウェアハウスにロード(load)するステップ、の4つのステップで構成される。各ウェアハウスのソースは、特定データの抽出、クリーニング、集約、及びロードのルーチンを組立てる必要がある。フォレスター研究所によれば、平均的な大会社は約4つのデータウェアハウスを有していると推測している。2年以内に、この数が6に増えると予測されている。また、各ウェアハウスに含まれるデータの平均の量は、同じ2年以内に約130ギガバイトから約260ギガバイトへと量的に倍増すると予測される。
【0008】
この様な大量のデータがこれまでの増加ペースで増大することに伴う問題は、ソースデータの質によって一層悪化する。METAグループが行った研究によると、現在、典型的なデータウェアハウスにロードされるデータの20%程度は劣悪な質のデータである。その回答者の約70%は手作業によりコード化された抽出処理、先浄処理、及びロード処理を用いていたことがその同じ研究で示されている。要求された集約プロセスに関して、事例証拠は、この機能だけを完了するのに50時間程度のコンピュータ時間が必要になる可能性があることを示している。この様なやり方でコーディングされたプログラムを維持するには相当な努力が必要になることが自明である。
【0009】
一方、典型的なERPシステムは、基本的に大型の統合実装アプリケーションであり、給与計算(payroll)、製造、汎用の原簿、及び人的資源の核となるビジネス機能をサポートする。しかしながら、ERPシステムを実行することは、多くの理由で途方にくれる処理になり得る。
【0010】
先ず最初に、会社は製品を購入するのであってソリューションを構築することはしない。これは、会社内の事業ユニットが、既存の他の方法ではなくその製品及びそれがどのように作用するかに適応しなければならないことを意味する。更に、今日のERPシステムは、会社における従来のソリューション全てを取り替えることはできない。このため、EPRシステムは、しかるべき所にある他の旧来のシステムと効率的に通信しなければならない。結局、1つのベンダーが組織のあらゆる需要を満足することができないのが普通なので、会社が1以上の完全に異なるERPシステムを採用することは珍しくはない。
【0011】
その結果、データをERPシステムから出し入れするためのオプションが、データウェアハウスに用いられる既知のアプローチを妨げる。各ERPシステムは、そのベンダーによって継続的に拡張(エンハンス)される所有権のあるデータモデルを有している。そのようなモデルを操作する抽出ルーチン又はロードルーチンを記述することは複雑なだけでなく、データの妥当性及び企業アプリケーションに固有のビジネスルールが無視されがちなので、ベンダーによって遠慮させられる。代わりに、ERPはビジネスオブジェクトレベルでの相互作用を要求し、それは汎用の原簿、予算又は支払い勘定のような特定のビジネスエンティティを扱う。
【0012】
各形態の電子商取引は、長年広く活用されてきた。基本的に、電子商取引は電子データ交換(EDI)と共に開始した。EDIは、会社が購入注文及び請求書(invoice)を電子的に通信できるようにし、現在の会社がEDIを使用してサプライチェーン管理を行うまでに発展を続けてきた。しかしながら、興味のある物を売買したりオークションしたりするのにごく最近のオンラインインターネットウェブサイトを爆発的に利用して初めて、頑強で効果的なEAIのための緊急を要する必要性が存在していた。
【0013】
限りある時間フレーム内で特定のビジネス目的を達成するようにアプリケーションが開発されてきている。典型的な大組織の場合、異なるチームの人々が、様々な種類のオペレーティングシステム、DBMS、及び開発ツールを使って、何百ものアプリケーションを開発している。それぞれの場合、他のアプリケーションとの統合を考慮せずに特定の要件を満たしている。
【0014】
アプリケーション統合に関して、幾つかの力強い傾向が市場を動かしている。例えば、ピア・ツー・ピアネットワーキングと分散処理における顕著な展開は、事業にとって協働者及び供給者を統合するのと同様に、自己の機能的部門を良好に統合できるようにしている。また、前述したインターネット/「イントラネット」/「エクストラネット」の爆発的増加は、バックエンド(back-end)の旧式アプリケーションとの統合を必要とする新しいクラスの「ヒューマン・アクティブ」アプリケーションに対する要求を刺激している。
【0015】
企業のアプリケーションソフトウェアパッケージ採用における世界的なすさまじい成長も、バックエンドの旧式アプリケーションとの統合を必要とする。結局、例えばIBMのMQシリーズのメッセージキューイング(message queuing)のようなメッセージ指向ミドルウェア(MOM)製品が徐々に普及してくるようになる。顧客がMOMとの単純な1対1アプリケーション接続の利点を理解すると、多数対多数アプリケーション統合への関心が著しく増大することになる。
【0016】
多数対多数アプリケーション統合(又は1対多数統合でも)に関してキーとなる問題は、全システムを接続するのに必要なデータ変換の数が極めて大きいことである。これは、システム数の二乗にオブジェクトタイプの数を掛けた程の大きさである。この問題を扱い易くするためには、オブジェクトの意味翻訳を形式翻訳と分離する方法を有し、その形式翻訳を実行するメタデータ駆動のツールを有することが望ましい。
【0017】
急速に変化する現在の環境において、世界中の多数の開発者は、カスタマイズされた複数のアプリケーション特有の翻訳スキームを埋め込む必要なく、本質的に異なるアプリケーションが互いに通信できる必要性を満たすシステムを開発することに努力を集中している。これはいまだ未解決な必要性として世界経済の緊急の課題に置かれている。
【0018】
本出願は、Jeffrey Michael Fischer及びMark Coyleによる2001年4月14日出願の米国仮特許出願第60/283,765号「統合オブジェクト」の出願日に関する恩典を請求する。
【0019】
(発明の詳細な説明)
統合オブジェクトを企業ビジネスアプリケーションと共に用いるための方法及びシステムが開示されている。或る実施形態では、本方法は、第1企業アプリケーション用の第1フォーマットを有する外部オブジェクトを第2企業アプリケーションに取り込む(import)するステップと、統合オブジェクトを使って第1フォーマットの外部オブジェクトを、第2企業アプリケーション用にフォーマットされた第2フォーマットの外部オブジェクトに変換するステップと、第2ビジネスアプリケーション内の第2フォーマットの外部オブジェクトを用いるステップとを含む。
【0020】
以下の説明では、分かり易くする目的で、本発明が完全に理解できるように特定の専門用語を使っている。しかしながら、本発明を実行するためにこれら特定用語の詳細が不要であることは当業者であれば明白であろう。
【0021】
以下の詳細な説明の幾つかの部分は、アルゴリズムの用語と、コンピュータメモリ内のデータビットを操作する記号表示とで示されている。これらのアルゴリズムの説明及び表現は、データ処理分野の当業者が作業の内容を別の当業者に最も効果的に伝えるために用いられる手段である。アルゴリズムは、ここではそして一般的には、所望の結果に到る自己矛盾のない一連のステップであると考えられている。前記ステップは、物理量の物理的操作を要求するものである。通常、必ずというわけではないが、これらの量は、記憶、移動、組み合わせ、比較、或いは操作され得る電気又は電磁の信号形態をとる。主として一般的な使用のために、これらの信号は、ビット、値、要素、記号、文字、用語、数などとして引用されることが好都合であると分かっている。
【0022】
しかしながら、これらの用語や同様の用語のすべては、適切な物理量と関連付けられているとともに、これら物理量に適用される単に都合の良いラベルであると理解されるべきである。以下の議論から明白なように、他に特定して述べていなければ、「処理」、「計算」、「演算」、「決定」、又は「表示」などの用語を用いた内容は、コンピュータシステム又は同様な電子計算装置に関する動作及び処理を言及し、物理(電子)量で示されるコンピュータシステムのレジスタ及びメモリ内のデータを、同様に物理量として示されるコンピュータシステムのメモリ若しくはレジスタ、又は情報記憶装置、伝送装置、若しくは表示装置等の別の装置内の他のデータに変換し且つ操作する。
【0023】
また、本発明は、ここでの働き(オペーレーション)を実行するための装置にも関係している。要求された目的のためにこの装置が特別に構成されるようにしてもよいし、又はコンピュータに記憶されたコンピュータプログラムによって選択的に起動又は再構成される汎用コンピュータを備えていてもよい。そのようなコンピュータプログラムは、限定するわけではないが、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、CD−ROM、磁気光ディスクを含む何れかの種類のディスク、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気若しくは光カード、又は電子命令を記憶するのに適し、かつそれぞれがコンピュータシステムバスに連結される何れかの種類の媒体等のコンピュータ読み出し可能な記憶媒体内に記憶されることができる。
【0024】
ここで提示されるアルゴリズム及び表示は、本来的に特定のコンピュータ又は他の装置に関係付けられているものではない。様々な汎用システムを、ここでの教示に関するプログラムと共に用いることができたり、又は要求された方法のステップを実行するために更に特別の装置を構築することが好ましいことが分かっている。様々なこれらのシステムに要求される構造は、以下の説明から明らかになるだろう。加えて、本発明は何れかの特別なプログラム言語を引用して記載されてはいない。ここで記載したように様々なプログラミング言語が本発明の内容を実行するために用いられ得ることを認識されたい。
【0025】
図1は、統合オブジェクトを実行するシステム100のブロック図を示す。システム100は、関連アプリケーション環境110を含んでいる。関連アプリケーション環境110は、2つの異なる企業アプリケーションシステムがデータを共有できるようにする。例えば、或る会社が或る基本的な企業アプリケーションシステム(基本システム)を使用し、かつその会社のサプライヤーが別の外部企業アプリケーションシステム(外部システム)を使用している場合、環境110は、前記外部システムからの企業データが前記基本システムに基本システムの特定フォーマットでアクセスできることを許可する。
【0026】
環境110内には2つの要素がある。アプリケーション111は環境110の能力を提供し、外部統合インタフェース141を介して外部システム140とインタフェースする。第2の要素は、関連データベース120である。
【0027】
アプリケーション111は、外部アプリケーションアダプタ116を備えている。外部アプリケーションアダプタ116は、インタフェース141のような外部統合インタフェースと通信する。アダプタ116は、外部データオブジェクトの意味を失うことなく、外部システム140のデータオブジェクトのローカル表現を作り出す。このローカル表現は、データ変換アダプタ115に送られる。外部システム140からもたらされたローカル表現内のフィールド名は、外部システム140のデータオブジェクトの共通表現を作成するため、環境110の命名取り決めに応じて名称変更される。更に、環境140と環境110のオブジェクト構造間の有意な差異は、前記データ変換アダプタによって解決される。前記共通表現が、内部アプリケーションアダプタ114に送られる。内部アプリケーションアダプタ114は、内部オブジェクト層113と直接通信する。
【0028】
オブジェクト層113は、内部アプリケーションアダプタ114からの共通表現を受信し、それは環境110と十分に統合可能である。この共通表現は、オブジェクト層113によって、関連データベース120内にオブジェクトとして記憶される。ユーザインタフェース112はオブジェクト層113の上に存在し、データを表示する。また、ウェブサーバー150を介してウェブブラウザ151によりそのデータを表示することもできる。
【0029】
関連データベース120は、アプリケーションテーブル121及びリポジトリテーブル122を備えている。アプリケーションテーブル121は、会計、注文、又は連絡情報等の実際のデータを含んでいる。リポジトリテーブル122は、統合オブジェクト123及びビジネスオブジェクトも同様に含んでいる。統合オブジェクト123は、外部システム140の外部データオブジェクトのフォーマットを記述したメタデータであり、外部リポジトリ130内に記憶されることができる。リポジトリテーブル122は、アプリケーションによって使用される他の構造と同様に統合オブジェクトを含みながら、アプリケーションテーブル121のフォーマットを記述したメタデータである。
【0030】
統合オブジェクト123はアダプタ114〜116へ送られ、各アダプタは環境110内に外部データオブジェクトを統合するため、外部オブジェクト定義を読み出す。アプリケーション111は、リポジトリテーブル122からの静的な構成データを、アプリケーションテーブル121内に入っている動的データと併合しかつ統合することによって、ブラウザ151を通してユーザが見るものを生成する。例えば、アプリケーション111は、HMTLコードを構築しブラウザ151を介して閲覧されるウェブサーバー150へ提供する。ウェブページは、コールセンターアプリケーション用の会計情報及びデータフィールドを表示することができる。この表示される情報は、データが閲覧される企業アプリケーションとは異なる企業アプリケーションからのものであってもよい。
【0031】
前述しシステム100のフレームワークは、ユーザがプログラミングコードを書いたり、又はそれをするコンサルタントを雇うことなく、異なるデータフォーマットを有する複数のビジネスシステムを統合することを許可する。アダプタ114〜116は、交換可能な構成要素として統合オブジェクト123を使用し、その結果、アダプタ114〜116が再利用され得る。環境110は、統合オブジェクト123を使って自己のオブジェクト定義をエクスポート(export)することもでき、その結果、外部システム140は、環境110のデータオブジェクトを統合することもできる。更に、環境110は、(外部リポジトリ130内に在る場合)外部システム140のオブジェクト定義を取り出し、それを使って外部システム140のデータオブジェクトを統合することもできる。
【0032】
図2は、本発明の或る実施形態に従ったデータ統合システム200の高レベルのブロック図である。外部スキームのデータオブジェクトは外部リポジトリ210内にある。リポジトリ210は、それ自身のフォーマットスキームリポジトリ210内に、外部データオブジェクトを記述した外部統合オブジェクト定義が入っている。リポジトリ210は、統合オブジェクトウィザード220によってアクセス可能である。ウィザード220は、リポジトリ210からオブジェクト定義を抽出し、かつ局所(ローカル)化された統合オブジェクト230を生成する。
【0033】
ウィザード220は、アプリケーション111を実行するユーザ対話型ソフトウェアを表している。図2は、外部リポジトリ210からオブジェクト定義を読み出すとともに、統合オブジェクト230を生成する前記ウィザード220の機能を示している。統合オブジェクトは、アダプタ260によって処理された外部表現と、統合オブジェクトインスタンス240と、XML文書250との間のマッピングを宣言的に定義する。表1は、統合オブジェクト定義を記憶するためのデータベーススキーマの一実施形態を示すが、この他にも本発明の概念及び範囲内で実現でき考えられる実施方式はある。
【0034】
(表1)
【0035】
統合オブジェクト230は、命名されかつ分類されたフィールドを含む「構成要素」より構成される。統合オブジェクトの構成要素は互いに親子関係にある。統合構成要素及びそれらのフィールドは、リポジトリ内の他の物理的構成要素とリンク付けられることができる。物理的オブジェクトに統合構成要素をリンクすることは、オブジェクトを外部システムと交換するときに利用するための標準的な表現をアダプタ114〜116のために提供する。例えば、統合オブジェクト230の構成要素がテーブルの定義とリンクされる場合、アダプタ114〜116は、その出力データを同じ定義を有するテーブル又は別のテーブルに配置することができる。アダプタ114〜116は、(統合オブジェクト定義内で参照された表を直接利用しない場合、)外部システムに統合オブジェクトの型式と、統合構成要素から実際のステージングテーブル(staging table)へのマッピングとを提供する。統合オブジェクトの標準的な内部メモリ表現が同様に生じる。
【0036】
統合構成要素の定義のそれぞれは、親への外部キーだけでなく独自のキーも含んでいる。これらのキーは、複数のフィールドを含んでいてもよいし重複していてもよい。表2は、統合構成要素の定義を記憶するためのデータベーススキーマの一実施形態を示しているが、この他にも本発明の概念及び範囲内で実現でき考えられる実施方式はある。
【0037】
(表2)
【0038】
テーブルが複数の構成要素を含み、かつそれぞれの行が唯1つの構成要素に属している非正規化テーブル(表)には、正規化された論理表現が提供される。リポジトリ210は、非正規化テーブルの最上段に正規化されたオブジェクトを示している。
【0039】
統合オブジェクト定義のレベルが図2に示されている。3つのレベルは、統合オブジェクト定義231、統合構成要素定義232、統合構成要素フィールド定義233である。統合オブジェクト定義231は、データオブジェクトを外部システムの表現とローカルシステムの表現との間でマップする。図2に示すように、各定義レベルは、標準セクションとして3つのセクションから構成される。即ち、ローカルシステムが理解できるデータオブジェクトを記述する規範セクションと、外部システムが理解できるデータオブジェクトを記述する外部セクションと、さらに標準化されたフォーマットでデータオブジェクトを記述するXMLセクションである。XMLと説明したが、XMLと同様の他のマークアップ言語も、本実施形態の範囲内にあるとみなされる。
【0040】
統合オブジェクト定義の第2レベルは、統合構成要素定義レベル232である。このレベルは、スカラーフィールドの集合を一緒にグループ分けしている。統合オブジェクト内の構成要素型式の集合は、ある「ルート」構成要素によって階層的に配置される。オブジェクトインスタンスの中には、各構成要素の型式に関する多くのインスタンスが存在し得る。統合オブジェクト定義の第3レベルは、統合構成要素フィールド定義233である。フィールドは、ストリング、数、又は日付等の単純なスカラー値を定義する。表3は、統合構成要素フィールド定義を記憶するためのデータベーススキーマの一実施形態を示しているが、この他にも本発明の概念及び範囲内で実現でき考えられる実施方式はある。
(表3)
【0041】
必要であれば、フィールドレベル233は、スカラー値の標準表現と外部表現との間でフィールド名称マッピングを提供する。統合構成要素のインスタンス内で、所与のフィールドインスタンスが一度だけ出現する。
【0042】
統合オブジェクト230の標準セクションと外部セクションを用いて、アダプタ260は、外部システムのインスタンス表現と統合オブジェクトインスタンス240の間でマップすることができる。統合オブジェクト230のXMLセクションを利用して、XMLページ250を作成することができる。アダプタ260は、アダプタ116のような外部アダプタでもよいし、アダプタ114のような内部アダプタでもよい。
【0043】
図3は、統合オブジェクト330と統合オブジェクトインスタンス340の間の差異を示している。一般的に、統合オブジェクト330はメタデータで、即ち、特定のデータ集合の一般化された表現又はモデルである。図3に示したように、統合オブジェクトインスタンスは、統合オブジェクト330のフォーマット又は構造で編成された実際のデータである。
【0044】
図4は、本発明の一実施形態に従ったウィザード220を用いて統合オブジェクトを構築するための典型的なユーザインタフェース400を示している。ライン(line)410で、新規又は既存のプロジェクトが指定される。ライン420で、ベース(ソース)システムとインタフェースするためのビジネスアプリケーションが選択される。次に、ユーザは、ライン430で生成される新規の統合オブジェクトのためにモデル化されるであろうソースオブジェクトを選択する。ライン440で、ユーザは新規統合オブジェクト用の固有の名称を入力する。同様のユーザインタフェースが構成要素の選択のために用いられ、2つのシステムの間で転送される。また、各構成要素の全ての子に対するアクセスもあり、しれは選択されたり又は選択されなかったりする。
【0045】
リポジトリメタデータの変更は珍しいことではなく、そして統合オブジェクト定義が外部オブジェクト表現の実際の構造と一致しない場合は、実行時に問題を引き起こす可能性がある。これらの問題を回避するためには、統合オブジェクト定義を、変更の可能性のある外部オブジェクト定義と「同期化させる」ツールを有することが望ましい。図5Aと5Bは、このツールの考えられる一実施形態を示している。
【0046】
図5Aは、統合オブジェクトの代表的な同期ダイアグラム500を示している。図5Aは、2つの統合オブジェクトを含む。統合オブジェクト510は、新規の内部メモリ統合オブジェクトである。統合オブジェクト520は、データベース内に記憶された既存の統合オブジェクトである。ダイアグラム500は、多数の構成要素を備えた新規のビジネスオブジェクト510を示す。ダイアグラム500に示すように、同期化のために対応するボックスのクリックによって各構成要素が選択される。既存オブジェクト520と新規オブジェクト510間の差異は、構成要素511(ビジネスアドレス)及び構成要素512(機会)に関して顕著である。この様に、ビジネスアドレス構成要素511及び機会構成要素512は、既存の統合オブジェクト520に加えられる新規の構成要素である。図5Bは、同期化された統合オブジェクト550を示している。構成要素「接触」560とその全ての子が更新されている。構成要素「ビジネスアドレス」551は、構成要素「機会」552と同様に新規である。また、同期化の構成要素として選択されなければ、構成要素は削除される。
【0047】
図6は、統合された多重プロセッサを表わすコンピュータシステム600を示し、そこでは本発明の要素が実行され得る。例えば、システム600は、サーバー150のアーキテクチャでもよいし、又は環境110が存在するハードウェアであってもよい。コンピュータシステム600の一実施形態は、情報を伝達するためのシステムバス620と、バス620に連結されている情報を処理するためのプロセッサ610とを備えている。さらに、コンピュータシステム600は、バス620に連結されたランダムアクセスメモリ(RAM)、又は(ここではメインメモリとして引用された)他の動的記憶装置625を備え、プロセッサ610により実行される情報及び命令を記憶する。
【0048】
また、メインメモリ625は、プロセッサ610が命令を実行する間に、一時的な変数又は他の中間情報を記憶するために用いられる。また、コンピュータシステム600は、プロセッサ610が使用する静的情報及び命令を記憶するバス620に連結された読み出し専用メモリ(ROM)及び/又は他の静的記憶装置626を含む。環境110は、リポジトリ130が記憶装置627で実行されるシステム600内に実装される。アダプタ114〜116とリポジトリテーブル間の通信は、バス620を介して行われるのが普通である。ブラウザインタフェースは、表示装置643上に示される。
【0049】
また、磁気ディスク又は光ディスク等のデータ記憶装置627とそれに対応する装置は、情報及び命令を記憶するコンピュータシステム600に連結されることができる。コンピュータシステム600は、I/Oインタフェース630を介して、第2のI/Oバス650に連結することもできる。表示装置643、入力装置(例えば英数字入力装置642及び/又はカーソル制御装置641)を含め、複数のI/O装置を1/Oバス650に連結することができる。
【0050】
通信装置640は、ネットワークを介して他のコンピュータ(サーバー又はクライアント)にアクセスするための装置である。通信装置640は、モデム、ネットワークインタフェースカード、又はイーサネット(登録商標)、トークンリング、若しくは他の型式のネットワークに連結するのに用いられる他の周知のインタフェース装置を備えている。
【0051】
図7は、統合オブジェクトを企業ビジネスアプリケーションと共に用いる方法の高いレベルのフローチャート700を示している。このプロセスは処理701で始まり、フローは処理ブロック702へ続く。ユーザは、統合対象のアプリケーションに関連する内部及び外部インタフェースの型式を選択する。
【0052】
フローは、処理ブロック703へ続き、ここでウィザード220を使って、外部アプリケーションのビジネスオブジェクトのための新規の統合オブジェクトを作成する。処理ブロック704で、必要であれば新規の統合オブジェクトが修正される。例えば、フィールド名称又は関係が変更される。
【0053】
処理ブロック705では、ウィザード220を実行してローカルアプリケーション用の統合オブジェクトを作成する。これらのローカル統合オブジェクトは、ローカルデータオブジェクトを外部システムにエクスポートできるようにする。フローは、処理ブロック706へ続き、前述したように、ここでユーザは新規のローカルデータオブジェクトを修正する。
【0054】
フローは、処理ブロック707へ続き、ここでデータマップを書き込む。データマップは、外部及び内部インタフェースの何れが、内部及び外部両方の新規の統合オブジェクと対応するかを示す。処理ブロック708では、ユーザを介することなく内部及び外部両方のオブジェクトを統合する。フローはブロック709で完了する。
【0055】
統合オブジェクトを企業のビジネスアプリケーションと共に使用する方法及びシステムを開示した。本発明を特定の例とサブシステムに関して説明してきたが、本発明がこれら特定の例又はサブシステムに限定されるものではなく、他の実施形態にも拡張されることは当業者であれば自明であろう。本発明は、特許請求の範囲で特定されるようにこれら他の実施形態の全てを含むものである。
【0056】
添付図面は本発明の明細書の一部を成して本発明の好適な実施形態を示し、前記本発明の一般的な記述及び本発明の詳細な記述と共に本発明の原理を説明し教示する役目を果たす。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】統合オブジェクトを実行するシステム100のブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態によるデータ統合システム200の高いレベルでのブロック図である。
【図3】統合オブジェクト330と統合オブジェクトインスタンス340の間の相違を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に従いウィザード220を使って統合オブジェクトを構築する代表的なユーザインタフェース400を示す図である。
【図5A】統合オブジェクトの典型的な同期ダイアグラム500を示す図である。
【図5B】同期された統合オブジェクト550を示す図である。
【図6】統合された多重プロセッサを表すコンピュータシステム300を示す図であり、本発明の要素がここで実行される。
【図7】企業ビジネスアプリケーションと共に統合オブジェクトを用いる方法の高いレベルでのフローチャート700を示す図である。
Claims (40)
- 第1企業アプリケーション用の第1フォーマットを有する外部オブジェクトを、第2企業アプリケーションにインポートするステップと、
統合オブジェクトを使用して、前記第1フォーマットの外部オブジェクトを、前記第2企業アプリケーション用にフォーマットされた第2フォーマットの外部オブジェクトに変換するステップと、
前記第2ビジネスアプリケーション内の前記第2フォーマットの外部オブジェクトを使用するステップとを含むことを特徴とする方法。 - 前記統合オブジェクトを使用するステップは、
前記第2企業ビジネスアプリケーシと通信する外部アプリケーションアダプタ内の前記第1フォーマットの外部オブジェクトを受信するステップと、
前記外部アプリケーションアダプタによって、前記第1フォーマットの外部オブジェクトのローカル表現を生成するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記統合オブジェクトを使用するステップは、
前記外部アプリケーションアダプタから、データ変換アダプタ内の前記ローカル表現を受信するステップと、
前記ローカル表現内に含まれる1又はそれ以上のフィールドを、前記第2企業アプリケーションに対応させるために名称変更するステップと、
前記ローカル表現から共通表現を作成するステップとを更に含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 前記統合オブジェクトを使用するステップは、
内部オブジェクト層と通信する内部アプリケーションアダプタ内の前記共通表現を前記データ変換アダプタから受信するステップと、
前記内部アプリケーションアダプタによって、前記共通表現から前記第2フォーマットの外部オブジェクトを生成するステップとを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 第1企業アプリケーション用の第1フォーマットを有する内部オブジェクトを、第2企業アプリケーションにエクスポートするステップと、
統合オブジェクトを使用して、前記第1フォーマットの外部オブジェクトを、前記第2企業アプリケーション用にフォーマットされた第2フォーマットの外部オブジェクトに変換するステップと、
前記第2ビジネスアプリケーション内の前記第2フォーマットの外部オブジェクトを使用するステップとを含むことを特徴とする方法。 - 前記統合オブジェクトを使用するステップは、
内部オブジェクト層と通信する内部アプリケーションアダプタ内の前記第1フォーマットの内部オブジェクトを受信するステップと、
前記内部アプリケーションアダプタによって、前記第1フォーマットの内部オブジェクトの共通表現を生成するステップとを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。 - 前記統合オブジェクトを使用するステップは、
データ変換アダプタ内の前記共通表現を前記内部アプリケーションアダプタから受信するステップと、
前記共通表現内に含まれる1又はそれ以上のフィールドを、前記第2企業アプリケーションに対応させるために名称変更するステップと、
前記共通表現からローカル表現を生成するステップとを更に含むことを特徴とす、請求項6に記載の方法。 - 前記統合オブジェクトを使用するステップは、
前記第2企業アプリケーションと関係付けられた外部アプリケーションアダプタと通信する外部アプリケーションアダプタ内の前記ローカル表現を、前記データ変換アダプタから受信するステップと、
前記外部アプリケーションアダプタによって、前記共通表現から前記第2フォーマットの外部オブジェクトを生成するステップとを更に含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 前記統合オブジェクトを前記第2企業アプリケーションへ提供するステップを更に備えることを特徴とする請求項8に記載の方法。
- 外部企業アプリケーションを記述した内部企業アプリケーション内外部メタデータを受信するステップと、
統合オブジェクトウィザードを使って、前記外部メタデータを統合オブジェクトに変換するステップとを含むことを特徴とする方法。 - 第1企業アプリケーション用の第1フォーマットを有する外部オブジェクトを、第2企業アプリケーションにインポートする手段と、
統合オブジェクトを使用して、前記第1フォーマットの外部オブジェクトを、前記第2企業アプリケーション用にフォーマットされた第2フォーマットの外部オブジェクトに変換する手段と、
前記第2ビジネスアプリケーション内の前記第2フォーマットの外部オブジェクトを使用する手段とを含むことを特徴とするシステム。 - 前記統合オブジェクトを使用する手段は、
前記第2企業ビジネスアプリケーシと通信する外部アプリケーションアダプタ内の前記第1フォーマットの外部オブジェクトを受信する手段と、
前記外部アプリケーションアダプタによって、前記第1フォーマットの外部オブジェクトのローカル表現を生成する手段とを備えることを特徴とする請求項11に記載のシステム。 - 前記統合オブジェクトを使用する手段は、
前記外部アプリケーションアダプタから、データ変換アダプタ内の前記ローカル表現を受信する手段と、
前記ローカル表現内に含まれる1又はそれ以上のフィールドを、前記第2企業アプリケーションに対応させるために名称変更する手段と、
前記ローカル表現から共通表現を生成する手段とを更に備えることを特徴とする請求項12に記載のシステム。 - 前記統合オブジェクトを使用する手段は、
内部オブジェクト層と通信する内部アプリケーションアダプタ内の前記共通表現を、前記データ変換アダプタから受信する手段と、
前記内部アプリケーションアダプタによって、前記共通表現から前記第2フォーマットの外部オブジェクトを生成する手段とを備えることを特徴とする請求項13に記載のシステム。 - 第1企業アプリケーション用の第1フォーマットを有する内部オブジェクトを、第2企業アプリケーションにエクスポートする手段と、
統合オブジェクトを使って、前記第1フォーマットの外部オブジェクトを、前記第2企業アプリケーション用にフォーマットされた第2フォーマットの外部オブジェクトに変換する手段と、
前記第2ビジネスアプリケーション内の前記第2フォーマットの外部オブジェクトを使用する手段とを備えることを特徴とするシステム。 - 前記統合オブジェクトを使用する手段は、
内部オブジェクト層と通信する内部アプリケーションアダプタ内の前記第1フォーマットの内部オブジェクトを受信する手段と、
前記内部アプリケーションアダプタによって、前記第1フォーマットの内部オブジェクトの共通表現を生成する手段とを備えることを特徴とする請求項15に記載のシステム。 - 前記統合オブジェクトを使用する手段は、
データ変換アダプタ内の前記共通表現を前記内部アプリケーションアダプタから受信する手段と、
前記共通表現内に含まれる1又はそれ以上のフィールドを、前記第2企業アプリケーションに対応させるために名称変更する手段と、
前記共通表現から、ローカル表現を生成する手段とを更に備えることを特徴とする請求項16に記載のシステム。 - 前記統合オブジェクトを使用する手段は、
前記第2企業アプリケーションと関係付けられた外部アプリケーションアダプタと通信する外部アプリケーションアダプタ内の前記ローカル表現を、前記データ変換アダプタから受信する手段と、
前記外部アプリケーションアダプタによって、前記共通表現から前記第2フォーマットの外部オブジェクトを生成する手段とを更に備えることを特徴とする請求項17に記載のシステム。 - 前記統合オブジェクトを前記第2企業アプリケーションへ提供する手段を更に備えることを特徴とする請求項18に記載のシステム。
- 外部企業アプリケーションを記述した内部企業アプリケーション内外部メタデータを受信する手段と、
統合オブジェクトウィザードを使って、前記外部メタデータを総合オブジェクトに変換する手段とを備えることを特徴とするシステム。 - 複数の命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータが前記複数の命令を実行すると、前記コンピュータは、
第1企業アプリケーション用の第1フォーマットを有する外部オブジェクトを、第2企業アプリケーションにインポートするステップと、
統合オブジェクトを使って、前記第1フォーマットの外部オブジェクトを、前記第2企業アプリケーション用にフォーマットされた第2フォーマットの外部オブジェクトに変換するステップと、
前記第2ビジネスアプリケーション内の前記第2フォーマットの外部オブジェクトを使用するステップとを実行することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 追加命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータが前記追加命令を実行すると、前記コンピュータは、
前記第2企業ビジネスアプリケーシと通信する外部アプリケーションアダプタ内の前記第1フォーマットの外部オブジェクトを受信するステップと、
前記外部アプリケーションアダプタによって、前記第1フォーマットの外部オブジェクトのローカル表現を生成するステップとを更に実行することを特徴とする請求項21に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 追加命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータが前記追加命令を実行すると、前記コンピュータは、
前記外部アプリケーションアダプタから、データ変換アダプタ内の前記ローカル表現を受信するステップと、
前記ローカル表現内に含まれる1又はそれ以上のフィールドを、前記第2企業アプリケーションに対応させるため名称変更するステップと、
前記ローカル表現から共通表現を生成するステップとを更に実行することを特徴とする請求項22に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 追加命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータが前記追加命令を実行すると、前記コンピュータは、
内部オブジェクト層と通信する内部アプリケーションアダプタ内の前記共通表現を、前記データ変換アダプタから受信するステップと、
前記内部アプリケーションアダプタによって、前記共通表現から前記第2フォーマットの外部オブジェクトを生成するステップとを更に実行することを特徴とする請求項23に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 複数の命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータが前記複数の命令を実行すると、前記コンピュータは、
第1企業アプリケーション用の第1フォーマットを有する内部オブジェクトを、第2企業アプリケーションにエクスポートするステップと、
統合オブジェクトを使って、前記第1フォーマットの外部オブジェクトを、前記第2企業アプリケーション用にフォーマットされた第2フォーマットの外部オブジェクトに変換するステップと、
前記第2ビジネスアプリケーション内の前記第2フォーマットの外部オブジェクトを使用するステップとを実行することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 追加命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータが前記追加の命令を実行すると、前記コンピュータは、
内部オブジェクト層と通信する内部アプリケーションアダプタ内の前記第1フォーマットの内部オブジェクトを受信するステップと、
前記内部アプリケーションアダプタによって、前記第1フォーマットの内部オブジェクトの共通表現を生成するステップとを更に実行することを特徴とする請求項25に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 追加命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータが前記追加の命令を実行すると、前記コンピュータは、
データ変換アダプタ内の前記共通表現を前記内部アプリケーションアダプタから受信するステップと、
前記共通表現内に含まれる1又はそれ以上のフィールドを、前記第2企業アプリケーションに対応させるため名称変更するステップと、
前記共通表現からローカル表現を作成するステップとを更に実行することを特徴とする請求項26に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 追加命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータが前記追加命令を実行すると、前記コンピュータは、
前記第2企業アプリケーションと関係付けられた外部アプリケーションアダプタと通信する外部アプリケーションアダプタ内の前記ローカル表現を、前記データ変換アダプタから受信するステップと、
前記外部アプリケーションアダプタによって、前記共通表現から前記第2フォーマットの外部オブジェクトを生成するステップとを更に実行することを特徴とする請求項27に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 追加命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータが前記追加命令を実行すると、前記コンピュータは、
前記統合オブジェクトを前記第2企業アプリケーションへ提供するステップを更に実行することを特徴とする請求項28に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 複数の命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータが前記複数の命令を実行すると、前記コンピュータは、
外部企業アプリケーションを記述した内部企業アプリケーション内の外部メタデータを受信するステップと、
統合オブジェクトウィザードを使って、前記外部メタデータを総合オブジェクトに変換するステップとを実行することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 第1企業アプリケーション用の第1フォーマットを有する外部オブジェクトを、第2企業アプリケーションへインポートする第2企業アプリケーションと、
前記第2企業アプリケーションに関係付けられた1つ又はそれ以上の統合オブジェクトとを備え、前記第2企業アプリケーションは、前記第1フォーマットの外部オブジェクトを、前記第2企業アプリケーション用にフォーマットされた第2フォーマットの外部オブジェクトに変換し、前記第2フォーマットの外部オブジェクトは、第2ビジネスアプリケーションに用いられることを特徴とするシステム。 - 前記第2企業アプリケーションは、
前記第1フォーマットの外部オブジェクトを受信し、前記第2企業ビジネスアプリケーションと通信し、かつ前記第1フォーマットの外部オブジェクトのローカル表現を生成する外部アプリケーションアダプタを備えることを特徴とする請求項31に記載のシステム。 - 前記第2企業アプリケーションは、
前記外部アプリケーションアダプタから前記ローカル表現を受信し、前記ローカル表現内に含まれる1又はそれ以上のフィールドを、前記第2企業アプリケーションに対応させるため名称変更し、かつ前記ローカル表現から共通表現を生成するデータ変換アダプタを更に備えることを特徴とする請求項32に記載のシステム。 - 前記第2企業アプリケーションは、
前記データ変換アダプタから前記共通表現を受信する内部アプリケーションアダプタを更に備え、前記内部アプリケーションアダプタは、内部オブジェクト層と通信し、かつ前記内部アプリケーションアダプタによって前記共通表現から前記第2フォーマットの外部オブジェクトを生成することを特徴とする請求項33に記載のシステム。 - 第1企業アプリケーション用の第1フォーマットを有する内部オブジェクトをエクスポートする第2企業アプリケーションと、
前記第2企業アプリケーションと関係付けられた1又はそれ以上の統合オブジェクトとを備え、前記前記第2企業アプリケーションは、前記内部オブジェクトを前記第1企業アプリケーション用にフォーマットされた1又はそれ以上の第1フォーマットの外部オブジェクトに変換することを特徴とするシステム。 - 前記第2企業アプリケーションは、
前記第1フォーマットの内部オブジェクトを受信する内部アプリケーションアダプタを備え、内部アプリケーションアダプタは、内部オブジェクト層と通信し、かつ前記内部アプリケーションアダプタによって前記第1フォーマットの内部オブジェクトの共通表現を生成することを特徴とする請求項35に記載のシステム。 - 前記第2企業アプリケーションは、
前記内部アプリケーションアダプタから前記共通表現を受信し、前記共通表現内に含まる1又はそれ以上のフィールドを、前記第2企業アプリケーションに対応させるため名称変更し、かつ前記共通表現からローカル表現を生成するデータ変換アダプタを更に備えることを特徴とする請求項36に記載のシステム。 - 前記第2企業アプリケーションは、
前記データ変換アダプタから前記ローカル表現を受信する外部アプリケーションアダプタを備え、外部アプリケーションアダプタは、前記第2企業アプリケーションと関係付けられている外部統合インタフェースと通信し、かつ前記外部アプリケーションアダプタによって前記共通表現から前記第2フォーマットの外部オブジェクトを生成することを特徴とする請求項37に記載のシステム。 - 前記統合オブジェクトは、前記第1企業アプリケーションに提供されることを特徴とする請求項38に記載のシステム。
- 外部企業アプリケーションを記述する外部メタデータを受信する内部企業アプリケーションと、
前記外部メタデータを統合オブジェクトに変換する統合オブジェクトウィザードとを備えることを特徴とするシステム。
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