JP2005501607A - 眼科用装置及び処置 - Google Patents

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アーノルド ワルドック,テレンス
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/14Eye parts, e.g. lenses, corneal implants; Implanting instruments specially adapted therefor; Artificial eyes
    • A61F2/147Implants to be inserted in the stroma for refractive correction, e.g. ring-like implants

Abstract

老眼等の状態を治療するために眼の強膜の切開部内に挿入するための、たとえばチタン合金製の組織バリア(410)は、バリアが切開部から排出されるのを防止するために、各端に長手方向に延在するフランジ(414、416)が設けられた細長いインサートを備える。各フランジ(414、416)は、好ましくは、インサートの中心部分(412)の高さの約半分である。好ましくは、フランジは長さが等しくない。フランジは、断面が円形または矩形であってもよい。中心部分(412)は、インサートの長手方向軸を横切ってフランジよりも厚くてもよい。フランジの外側端は、面取り(418)されてもよい。
【選択図】図13

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、眼科用装置及び処置に関し、特に、老眼の治療に関する。
【背景技術】
【0002】
強膜の前部毛様体領域に延在する放射状切開を行うことは公知である。そのような技術は、1980年代初期に放射状角膜切開処置の一部として使用された。この処置の1つの不利点は、近視性移行を起こすことがあることであった。毛様体/小帯複合物の動作能力を改良するいずれの処置は、眼の遠近調節を高める。したがって、強膜に切開のみを使用することは、動作周辺を増大し遠近調節を高める。しかし、治癒過程において、切開部の幅にわたる新しい血管及びコラーゲンは、治癒するときに収縮する。その結果、縮んで傷跡になり、元々の切開の効果が減少する。
【0003】
老眼を治療するために、様々な試みが行われている。米国特許第5、489、299号明細書において、眼の遠近調節の振幅は、外部手段の介入によって毛様体筋を操作することによって増加する。これは、毛様体を放射状に囲繞する強膜の部分へ剛性バンドを固定することによって達成することができる。
【0004】
米国特許第5、722、952号明細書において、強膜は、毛様体の領域で強膜内に注入することができる酵素の使用によって弱められる。
【0005】
米国特許第5、354、331号明細書において、毛様体筋の効果的な動作距離は、毛様体の領域の強膜を膨張することによって増大する。これは、毛様体の領域で強膜へ、その領域の強膜の直径よりもわずかに大きい直径を有する比較的剛性のバンドを縫合することによって、達成される。強膜膨張バンドは、前部及び後部のリム、及び、リムの間を延在するウェブを備える。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、強膜内に作られた切開部の効果を維持し、自然治癒過程のために以前は発生したようなその後の縮みを防止することによって、老眼の効果的な治療を行うことを可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
これは、強膜に作られた切開部内に組織バリアを挿入することによって本発明にしたがって達成される。強膜に挿入された組織バリアは、切開部を開いたままにし、線維形成せずに治癒が起こる。組織バリアは、収縮を防止するが、これはそうでなければ、治癒過程の一部として発生するものであり、且つ、眼の内部圧力が、すなわち眼内圧力が、元々の切開部によって引き起こされる伸びを維持するのを可能にし、したがって、老眼の状態を矯正する。
【0008】
本発明の組織バリアは、強膜を通り抜けることによって形成されるチャネルに埋められるという意味で「移植」されるのではないということに注意することが重要である。組織バリアは、単に新しい組織の内伸に対するバリアとして、強膜に作られた切開部に置かれる。これは、眼の内部流体力学、すなわち、一定の眼内圧力であり、次いで強膜を効果的に伸ばし、毛様体/小帯複合物に張力が増加するのを可能にする。本発明にしたがって組織バリアを使用することによって、眼内圧力は受動的に増加する。
【0009】
組織バリアは、強膜の4つ以上の切開部に置かれる。切開部は、水晶体と毛様体筋の内径との間の半径方向距離を増加することによって、毛様体筋の効果的な動作距離を増加する。「セグメント」は、まったく必要ではないため、挿入されない。組織バリアは、単に切開部の一体性を維持するために使用され、内部眼圧力によって連続して伸びるのを可能にする。本発明による処置に関与する毛様体筋の操作はない。組織バリアは、切開部の一体性を維持するためにのみ作用する。
【0010】
本発明の1つの態様にしたがって、眼の強膜の切開部内に挿入される組織バリアが設けられ、各端に長手方向に延在するフランジが設けられた細長いインサートを備え、バリアが切開部から排出されるのを防止する。
【0011】
治癒時に発生する排出を防止するために逆T断面及び側方向フランジを有するインサートとは対照的に、インサートの各端に長手方向に延在するフランジを使用することは、手術手順を容易にするという点で、実際的な利点を有する。T字型の切開を行うことは、容易ではない。当初放射状切開を行った後に側方向切開を行うことは、必要な手術器具のため、且つ、強膜は眼によって寸法が異なるという事実のため、達成することが困難である。1つのみの平面で放射状切開を行うことによって、処置は簡略化され、一方、端フランジは依然として、当初も治癒過程中も、インサートを適切な位置に保持する。
【0012】
組織バリアはいずれの材料であってもよいが、チタンまたはチタン合金のバリアが特に好適である。
【0013】
好ましくは、インサートは、各端に高さが減少したフランジを備えた中心の長手方向に延在する部分を有し、各フランジの底部表面は、中心部分の底部表面に接触している。
【0014】
好適な実施形態において、各フランジの高さは、中心部分の高さの約半分である。
【0015】
いくつかの実施形態において、中心部分のそれぞれの端でフランジは、等しい長さではない。
【0016】
フランジは、望ましくは、円形または矩形の断面を有する。
【0017】
いくつかの実施形態において、中心部分は、フランジよりも、インサートの長手方向軸を横切ってより長い幅を有する。
【0018】
いくつかの実際的な実施形態において、インサートの長手方向軸を横切る各フランジの寸法は、0.20mmの大きさであり、フランジは、それぞれ長さが0.90mm及び0.50mmの大きさである。
【0019】
インサートの全体的長さは、好ましくは、4.25mmの大きさから3.75mmの大きさの間である。
【0020】
好ましくは、2つのフランジの組み合わされた長さは、組織バリアの全体的長さの3分の1にほぼ等しい。
【0021】
また、本発明にしたがって、老眼を治療する方法も提供され、これは、眼の強膜に複数の放射状切開を行うことと、各切開部の基部で各長手方向に切開部の長手方向拡張を行うことと、組織バリアが排出されるのを防止するように上記に規定された型の組織バリアを各切開部内に挿入することと、を含む。
【0022】
本発明をより完全に理解するために、本発明による組織バリアの多数の実施形態が、例として、添付の図面を参照して説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
図面に示される組織バリアは、チタン合金から作られることが好ましいが、他の材料を使用してもよい。
【0024】
図面において、すべての示された寸法は、ミリメートル(mm)で与えられる。
【0025】
まず図面の図1から3を参照すると、組織バリア10は、薄いプレート12を備え、これは、中心の長手方向に延在する部分14と、各端に高さが減少したフランジ16と、を有する。各フランジの底部表面は、中心部分14の底部表面に接触している。図面に示されるように、組織バリアの好適な実施形態は、全体的長さが3.75mm、中心部分14の長さが2.75mm、各フランジ16の長さが0.50mm、厚さが0.10mm、全体的高さが0.40mm、各フランジの高さが0.20mmである。言い換えると、各フランジ16の高さは、組織バリアの全体的高さのおよそ半分である。これは、強膜の切開部内の適切な位置に保持されるべき組織バリアに十分な安定性を与える。
【0026】
強膜は、目によって異なるため、0.40mmの組織バリアの全体的高さは、最適寸法とみなされる。
【0027】
組織バリアを強膜内に挿入するために、外科医はまず、強膜に長さ3mmの放射状切開を行う。これは、組織バリアプレートの中心部分14の長さよりもほんのわずか長い。次いで、適切な形状のヘッドを有する刃を使用して、外科医は切開部の基部にカッターを挿入することができ、これを前後に動かして主要放射状切開部の各端でポケットを切り取り、その中にフランジ16が受け取られる。主要放射状切開部の各端でちょうど0.5mmのカットで十分である。これは簡単な処置である。次いで、強膜を引っ込めて組織バリアを適切な位置内に嵌め、まずフランジ16をそのポケットの一方の端に定め、次いでフランジ16をそのポケット内の他方の端に定めることによって、組織バリア10を切開部内に挿入することができる。
【0028】
次に、図4から6に示される組織バリアを参照すると、この組織バリア110は、チタンまたはチタン合金の要素を含み、これは、中心の長手方向に延在する部分112と、各端に高さが減少したフランジ114及び116と、を有する。組織バリアの一方の端のフランジ114は、組織バリアの他方の端のフランジ116よりも長い。これによって、切開によって形成されたポケット内に組織バリアを挿入することが容易になる。より長いフランジ114がまずポケット内に挿入され、それが適切に座したときに、より短いフランジ116は、より長いフランジと同一の長さを有する場合よりも容易に、適切な位置に押し込まれることが可能である。フランジ長さは、挿入バリアが、排出されることなく、強膜内に適切な位置に保持されるのを確実にするのに十分である。図面に示されるように、組織バリアの好適な実施形態は、全体的長さが4.25mm、中心部分112の長さが2.85mm、より長いフランジ114の長さが0.90mm、より短いフランジ116の長さが0.50mmである。組織バリアは、0.20mmの厚さを有する。組織バリアの全体的高さは0.40mmであり、各フランジ114、116の高さは、バリアの全体的高さのおよそ半分である。図5に示されるように、フランジは実質的に方形断面であり、中心部分112は実質的に矩形断面であるが、隅はわずかに丸みを帯びており、いずれの鋭い縁を除去する。図6に示されるように、中心部分112及び2つのフランジ114、116の両方の端面は丸みを帯びており、再度、組織バリアをポケット内に挿入するのを容易にする。
【0029】
次に、図7から9に示される組織バリアの実施形態を参照すると、これは全体として210で示されており、これは、長さの点で、図4から6の組織バリアと同一の全体的寸法を有する。しかし、この実施形態において、図8からわかるように、端フランジ214及び216は、円形断面である。中心部分212は、これも図8に示されるように、頂部及び底部で丸みを帯びている。中心部分212は、したがって、頂部及び底部に部分円形表面を備えた平行な側部を有する。図4から6に示される実施形態とは対照的に、フランジ及び中心部分の端面は、図9に示されるように、丸みが与えられておらず、ほぼ平らである。
【0030】
これらの実施形態のいずれかの組織バリアを強膜内に挿入するために、外科医は、まず、切開用鉗子を使用して強膜に放射状切開を行う。切開用鉗子は、組織バリアの形状に合致するように寸法づけられたカッティングヘッドを有し、すなわち、一方の方向に延在する第1のカッティング要素は、他方の方向に延在する第2のカッティング要素よりも長い。次いで、挿入鉗子を使用してより短いフランジによって組織バリアを保持しながら、外科医は強膜を引っ込めて組織バリアを適切な位置に下げ、まずより長いフランジ114、214をポケットに定め、次いでより短いフランジ116、216をポケット内に定める。
【0031】
次に、図10から12に示される組織バリアを参照すると、この組織バリア310は、チタンまたはチタン合金の要素を含み、これは、中心の長手方向に延在する部分312と、各端に高さが減少したフランジ314及び316と、を有する。組織バリアの一方の端のフランジ314は、組織バリアの他方の端のフランジ316よりも長い。これによって、上記に説明されたように、切開によって形成されたポケット内に組織バリアを挿入することが容易になる。図面に示されるように、組織バリアの好適な実施形態は、全体的長さが4.25mm、中心部分312の長さが2.85mm、より長いフランジ314の長さが0.90mm、より短いフランジ316の長さが0.50mmである。組織バリアの全体的高さは0.40mmであり、各フランジ314、316の深さは、バリアの全体的高さのおよそ半分である。
【0032】
図12に示されるように、長手方向軸を横切る組織バリアの厚さは、0.30mmであり、フランジ314及び316の厚さは0.20mmである。
【0033】
図11に示されるように、フランジ314及び316は円形断面であり、中心部分312は、頂部及び底部で丸みを帯びており、頂部及び底部に部分円形表面を備えた平行な側部を有する。
【0034】
次に、図13から15に示される組織バリアを参照すると、これは全体として410で示されており、これは、長さの点で、図10から12の組織バリアと同一の全体的寸法を有する。端フランジ414及び416もまた、先行する実施形態と同一の長さである。フランジ414及び416は、この実施形態においても断面は円形であるが、組織バリアを強膜の切開部に挿入するのを容易にするために、418で示された各端で面取りされている。テーパ角度は50度として示される。フランジの外側端に面取りを設けることは、上述の実施形態のいずれに使用されてもよい特徴であることに注意するべきである。
【0035】
図13から15に示される実施形態において、組織バリアの厚さは実質的に大きく、すなわち、0.60mmである。各フランジ414及び416の厚さは、組織バリアの中心部分412の厚さの3分の1であり、すなわち0.20mmである。図14に示されるように、中心部分412は実質的に矩形の断面を有するが、隅はわずかに丸みを帯びており、いずれの鋭い縁を除去する。
【0036】
図16から18は、本発明による組織バリアにさらなる実施形態を示す。この実施形態において、2つのフランジ514及び516は等しい長さであり、すなわち0.70mmである。各フランジの外側縁は、518で示されるように、面取りされる。しかし、この実施形態において、中心部分510は、垂直方向に一定の厚さではなく、図17にもっともはっきりと示されるように、扇型形状である。中心部分512の下部部分は、端フランジの形状に従うが、中心部分は上部方向に広がり、弓形上部表面520を有する。フランジの高さが中心部分の高さのおよそ半分である上述の実施形態とは対照的に、この実施形態において、フランジの高さの中心部分の高さに対する割合は、およそ2から5である。中心部分512の扇形角度は42度であるが、ほぼその大きさの他の角度を代わりに使用してもよい。
【0037】
この実施形態において、先の実施形態と同様に、フランジ514及び516は等しい長さであるが、2つのフランジの組み合わされた長さは、組織バリアの全体的長さの3分の1にほぼ等しい。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明による組織バリアの第1の実施形態の上平面図である。
【図2】図1の組織バリアの側面図である。
【図3】図1及び2の組織バリアの端面図である。
【図4】本発明による組織バリアの第2の実施形態の側面図である。
【図5】図4の組織バリアの端面図である。
【図6】図4及び5の組織バリアの上平面図である。
【図7】本発明による組織バリアの第3の実施形態の側面図である。
【図8】図7の組織バリアの端面図である。
【図9】図7及び8の組織バリアの上平面図である。
【図10】本発明による組織バリアの第4の実施形態の側面図である。
【図11】図10の組織バリアの端面図である。
【図12】図10及び11の組織バリアの上平面図である。
【図13】本発明による組織バリアの第5の実施形態の側面図である。
【図14】図13の組織バリアの端面図である。
【図15】図13及び14の組織バリアの上平面図である。
【図16】本発明による組織バリアの第6の実施形態の側面図である。
【図17】図16の組織バリアの端面図である。
【図18】図16及び17の組織バリアの上平面図である。

Claims (25)

  1. 眼の強膜の切開部に挿入される組織バリアであって、前記バリアが前記切開部から排出されるのを防止するために各端に長手方向に延在するフランジが設けられる細長いインサートを備える組織バリア。
  2. 前記インサートは、各端に高さが減少したフランジを備えた中心の長手方向に延在する部分を有し、各フランジの底部表面は、前記中心部分の底部表面に接触している請求項1記載の組織バリア。
  3. 各フランジの高さは、前記中心部分の高さの約半分である請求項1または2に記載の組織バリア。
  4. 前記中心部分のそれぞれの端の前記フランジは、等しい長さではない請求項1から3のいずれか1項に記載の組織バリア。
  5. 前記フランジは、実質的に円形断面を有する請求項1から4のいずれか1項に記載の組織バリア。
  6. 前記フランジは実質的に円形断面を有し、前記中心部分は丸みを帯びた上部及び下部の表面を有する請求項1から5のいずれか1項に記載の組織バリア。
  7. 前記フランジは、実質的に矩形断面を有する請求項1から4のいずれか1項に記載の組織バリア。
  8. 前記フランジ及び前記中心部分は、実質的に矩形断面を有する請求項1から4または7のいずれか1項に記載の組織バリア。
  9. 前記中心部分は、前記フランジよりも、前記インサートの長手方向軸を横切ってより長い幅を有する請求項1から8のいずれか1項に記載の組織バリア。
  10. 前記中心部分は、前記フランジよりも、前記インサートの長手方向軸を横切ってより長い幅を有し、前記中心部分は実質的に矩形断面を有し、前記フランジは実質的に円形断面を有す請求項1から4のいずれか1項に記載の組織バリア。
  11. 各フランジの幅は、前記中心部分の幅のおよそ3分の1である請求項10記載の組織バリア。
  12. 前記インサートの長手方向軸を横切る各フランジの寸法は、0.20mmの大きさである請求項1から11のいずれか1項に記載の組織バリア。
  13. 一方のフランジの長さは0.90mmの大きさであり、他方のフランジの長さは0.50mmの大きさである請求項1から12のいずれか1項に記載の組織バリア。
  14. 各フランジは0.70mmの大きさの長さを有する請求項1から12のいずれか1項に記載の組織バリア。
  15. 前記フランジの間の前記インサートの前記中心部分の高さは、0.40mmの大きさである請求項1から13のいずれか1項に記載の組織バリア。
  16. 前記フランジの間の前記インサートの前記中心部分の高さは、0.50mmの大きさである請求項14記載の組織バリア。
  17. 前記インサートの全体的高さは、4.25mmの大きさから3.75mmの大きさの間である請求項1から16のいずれか1項に記載の組織バリア。
  18. 前記インサートの前記中心部分は、扇型形状であり、外向きに且つ上向きに延在し、弓形の上部表面を備える請求項1から6のいずれか1項に記載の組織バリア。
  19. 前記扇型中心部分の最大幅は、前記フランジの幅の約2倍である請求項18に記載の組織バリア。
  20. 前記インサートの前記中心部分は、扇型形状であり、弓形の上部表面を備え、前記フランジの高さの前記中心部分の高さに対する割合は、およそ2から5である請求項1または2に記載の組織バリア。
  21. 前記インサートの長手方向軸を横切る各フランジの寸法は0.20mmの大きさであり、前記扇型形状の中心部分の最大幅寸法は0.40mmの大きさである請求項18、19または20に記載の組織バリア。
  22. 前記フランジの組み合わされた長さは、前記インサートの全体的長さの3分の1にほぼ等しい請求項1から21のいずれか1項に記載の組織バリア。
  23. 各フランジの外側端は、前記フランジの前記外側端で減少した断面へテーパ状になるように、面取りされる請求項1から22のいずれか1項に記載の組織バリア。
  24. チタンまたはチタン合金から作られる請求項1から23のいずれか1項に記載の組織バリア。
  25. 老眼を治療する方法であって、眼の強膜に複数の放射状切開を行うことと、各切開部の基部で各長手方向に切開部の長手方向拡張を行うことと、各切開部内に請求項1から24のいずれか1項に記載の組織バリアを挿入することと、を含む方法。
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