JP2005341572A - コンテンツ・フィルタリングによるネットワークのルーティング - Google Patents

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Abstract

【課題】リンクによって相互接続されたノードのネットワークは、一定のノードでコンテンツ・フィルタリングを指定しており、ネットワーク内のパケット接続のルーティングは指定されたコンテンツ・フィルタリング・ノードに基いて生成される。
【解決手段】前記ネットワークはコンテンツ・フィルタリング・ノード配置方法とネットワーク機能最大化方法とによって指定され、ネットワークによって搬送されるほぼすべてのトラヒック(パケット・ストリーム)のパケットにコンテンツ・フィルタリングを適用する。
【選択図】図1

Description

本発明は通信ネットワーク内のルーティングに関し、より詳細には、ネットワーク内でコンテンツ・フィルタリングを実行するノード割り当てを備えたルーティングに関する。
相互接続された通信ネットワーク内では、ユーザはネットワーク経路を介してネットワーク内を転送されるデータ・ストリームでソース・ノードと宛先ノードとの間の接続を確立する。1つまたは複数の接点のデータはネットワーク上のトラヒックを構成する。光ネットワークは通常、光リンクを介して接続された1組の光スイッチ(すなわち、ノード)を特徴とする。パケット・ネットワーク(光ネットワークを用いて実施できる)は通常、電気または光リンクによって相互接続されたルータ(ノードとも考えられる)を特徴とする。所与のソース−宛先(ノード)ペアの間の接続のためのネットワーク経路は、接続のデータ・ストリームまたはフローを搬送するノードに接続された1組のリンクによって相互接続された1組のノード(ソースと宛先ノード・ペアおよび任意の中間ノード)によって定義される。各ノードと各リンクは搬送可能なトラヒックに対応する容量を有し、「容量」は帯域幅、有効帯域幅、リンク品質、または同様のリンク伝送特性を指す。
ネットワークの各リンクは対応するデータ転送容量を備える。このリンク容量は通常、帯域幅または有効帯域幅(バッファおよび/または伝送遅延、パケット損失、およびQoS保証などの伝送要件を考慮する量)として表現される。
パケット・ネットワークはコンピュータ・ウィルスとワームの蔓延による悪質な攻撃にますますさらされている。迅速に伝搬する攻撃の増加によって、これらの攻撃を隔離または阻止するネットワークベースの機構の必要性が明らかになってきた。ネットワーク支援の阻止方法を用いてホストの脆弱性を低減し、または感染したホストの損害を制限するためのその他の防御機構を有効に拡張することができる。Code−Red署名のためのコンテンツ・フィルタリング、アドレスのブラックリスト掲載、および特定のポートへのアクセス禁止などのいくつかの機構を用いた特別の阻止方法を通常使用して、個々のネットワークを保護する。一般の阻止方法のうち、コンテンツ・フィルタリングが好まれる。
トップ10のインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)などのインターネットの高利用ポイントでのコンテンツ・フィルタリングは一般に個々のカスタマ・レベルでのコンテンツ・フィルタリングよりも効果的である。コンテンツ・フィルタリング機構は他のホストベースの方法より速く起動される。これは、ワームの署名(コンテンツ・フィルタリング機構で使用する)の識別および生成が新しいワームによる蔓延に使用される機構を理解するよりも速く達成できるためである。また、ワームの署名が識別されると、ネットワークベースのコンテンツ・フィルタリング機構はより速く起動できるが、これはワームの署名が配分されるノードの数が少ないためである。
J.Y.Yen「Finding the K shortest Loopless Path in a Network、」Management Science、vol.17、no.11、1971年6月 GargおよびKonemman「Faster and Simpler Algorithms for Multicommodity Flow and Other Fractional Packing Problems」39th Annual Symposium on Foundations of Computer Science(FOCS)、1998年 E.Dijkstra「A Note:Two Problems In Connection With Graphs」Numerical Mathematics、vol.1、1959年、pp.269〜271
コンテンツ・フィルタリングによる阻止を有効にするには、ネットワークが搬送するすべてのトラヒックをフィルタリングしなければならない。フィルタリングはワームの署名を識別して各パケットのコンテンツを完全に検証することが必要だが、これは、コンテンツ・フィルタリングをネットワーク・リソースの使用(処理および遅延)に関して高価なオペレーションにする。利用可能なコンテンツ・フィルタリング機能をネットワークのノード内に最適に配置して有効利用を図らねばならない。コンテンツ・フィルタリング・ノードのランダムな(または不適切な)選択によって、より長い経路上のルーティングが実行され、接続ごとの使用帯域幅が増加し、ネットワーク・スループットが低下する。したがって、コンテンツ・フィルタリング機能をランダムに配置すると、これらの最適でなく配置されたコンテンツ・フィルタリング・ノードにトラヒックをルーティングすることでネットワーク機能が大幅に浪費されることがある。
本発明の例示的な実施形態によれば、リンクによって相互接続されたノードのネットワークは、一定のノードでコンテンツ・フィルタリングを指定しており、ネットワーク内のパケット接続のルーティングは指定されたコンテンツ・フィルタリング・ノードに基いて生成される。ネットワークはコンテンツ・フィルタリング・ノード配置方法とネットワーク容量最大化方法とによって指定され、ネットワークによって搬送されるほぼすべてのトラヒック(パケット・ストリーム)のパケットにコンテンツ・フィルタリングを適用する。
本発明の例示的な実施形態によれば、リンクによって相互接続されたノードのネットワーク内の1つまたは複数の接続のルーティングは、(a)ネットワークのコンテンツ・フィルタリングを有するノードのリストを提供する工程と、(b)各接続のフローがコンテンツ・フィルタリングを有するノードのリストの少なくとも1つを通過するように、1組の制約条件に従う比較的最大化されたネットワーク容量のコンテンツ・フィルタリングによるルーティング問題(RCFP)を形成する工程と、(c)RCFP問題を解いてネットワーク内の1つまたは複数の接続についてルーティングを指定するルーティング解を生成する工程とによって生成される。
本発明の別の例示的な実施形態によれば、リンクによって相互接続され、ネットワーク内でルーティングされる少なくとも1つの接続を有するノード・ネットワークであって、1)ノードの1つまたは複数が1組のコンテンツ・フィルタリング・ノードに含まれ、各コンテンツ・フィルタリング・ノードがコンテンツ・フィルタリングをノードを通過する接続に適用するように構成され、2)各接続が少なくとも1つのコンテンツ・フィルタリング・ノードを通過するノード・ネットワークのルーティング解が生成される。ルーティング解は、(a)ネットワークの各リンクに関連する各重みと各フローを初期化する工程と、(b)各接続の需要をルーティングする工程と、(c)双対制約条件を満たすまで(a)と(b)を繰り返す工程とによって生成される。需要は、(b(i))コンテンツ・フィルタリング・ノードの組の少なくとも1つのノードを通る需要の最短経路を生成する工程と、(b(ii))需要のフローの刻み量を決定する工程と、(b(iii))最短経路に沿ってフローの刻み量をルーティングする工程と、(b(iv))フローの刻み量に基いて各リンクのフローと重みとを更新する工程と、(b(v))需要がルーティングされるまで工程(b(i))〜(b(v))を繰り返す工程とによって生成される。
本発明のその他の態様、特徴、および利点は、以下の詳細な説明と、特許請求の範囲と、添付図面からより明らかになろう。
図1は、本発明の1つの例示的な実施形態によるコンテンツ・フィルタリングを用いたネットワークの例示的なルーティング方法(「コンテンツ・フィルタリング・ルーティング」)100を示す図である。図1の方法が終了すると、この方法は、1)ノードを通過するトラヒックのコンテンツ・フィルタリングを実施するリンクによって相互接続されたノードのネットワークの特定のノードと(2)コンテンツ・フィルタリングを実施する特定のノードが与えられると、ネットワーク内で接続をルーティングする(所与のコスト機能または測定に基いて)最適な方法を指定する。
工程101で、コンテンツ・フィルタリング・ルーティング方法100は、関連する需要との1組の接続を有するノードおよびリンクのネットワークのモデルを生成する。接続は、例えば、対応するソースと宛先(またはイングレスおよびエグレス)ノード・ペア間でネットワーク内をルーティングされるパケット接続を表す。関連する需要は、その接続でサポートされる帯域幅または有効帯域幅などの量である。
工程102で、方法100は、コンテンツ・フィルタリング・ノード交換方法によって、工程101のネットワーク・モデルのコンテンツ・フィルタリング機能を有するノードのリストを生成する。本発明の例示的な実施形態によれば、コンテンツ・フィルタリング・ノードのリストを生成する発見的方法は、1)コンテンツ・フィルタリングの一致セット問題(HSP)を公式化し、ii)HSPの近似解を生成する。
工程103で、方法100は、ネットワーク容量最大化方法によって、所与の接続のトラヒックがコンテンツ・フィルタリングを適用する少なくとも1つのノードを通過しなければならないという制約条件の下で、工程101のネットワーク・モデルのルーティング・テーブルを生成する。工程103は、コンテンツ・フィルタリングによるルーティング問題(RCFP)を線形計画(リニア・プログラミング)問題(LPP)として解く。
本発明の例示的な実施形態によれば、RCFPはRCFPの初期LPPの双対を生成し、初期双対方法を適用して(1+ε)近似解を生成することで解く。εの値は任意に選択された比較的小さい値で(例えば、0<ε≦1)、そのサイズは近似解のエラーおよび計算長さに関連する。
工程101、102、および103の例示の方法について以下に説明する。工程101で、メッセージは以下のようにモデル化される。ネットワークGはリンクの組E(辺とも呼ばれ、このネットワークではパケットのフローが一方向なので有向辺である)によって相互接続されたノードの組Nによって構成される。ネットワークはG=(N,E)として定義される。組Nの大きさはノードの数nである(すなわち、|N|=n)。組Eの大きさは辺数mである(すなわち、|E|=m)。ネットワーク内のノードiからノードjへの有向リンクは(i,j)で表され、リンク(i,j)の容量はuijで表される。表記を簡略化するために、リンク(i,j)に等しいeで表し、リンクeの容量はuで表してもよい。
ネットワーク内のすべてのトラヒック需要は、ネットワーク内のイングレス/エグレス(境界)ペア・ノードの組Bの間に存在する(すなわち、B⊆N、ただし「⊆」は数学的な「部分集合」を示す)。コンテンツをフィルタリングする機能はネットワーク内のノードの、本明細書ではコンテンツ・フィルタリング・ノードと呼ぶ境界ノードのみを含む部分集合Cでのみ利用できる(すなわち、C⊆N−B)。したがって、パケットがBのイングレス−エグレス・ノード・ペアの間をルーティングされる経路はすべてCの1つのノードを通過する。Bのイングレス−エグレス・ノード・ペアの間のトラヒック需要の各々はコモディティと呼ばれる。コモディティの総数をKで表すと、K≦|B|(|B|−1)である。
以下に説明する実施形態では、s(k)はk番目のコモディティのソース・ノードを示し、t(k)はk番目のコモディティの宛先ノードを示し、d(k)はコモディティkの需要を示す。したがって、各コモディティkで、d(k)単位のフローがノードs(k)からノードt(k)にルーティングされる。
図1に戻ると、工程102で、コンテンツ・フィルタリング・ノードの組Cが、選択されたノードでのコンテンツ・フィルタリング機能のインストールが先験的に行われるために、好ましくはトラヒックの仮定に依存しない方法で決定される。コンテンツ・フィルタリングはネットワーク内の限られた数のノードでのみ実行されることがあり、ネットワーク内のあらゆるイングレス−エグレス経路は少なくとも1つのコンテンツ・フィルタリング・ノードを通過する。コモディティkのパケットは、必ずしもs(k)からt(k)の単一の経路に沿ってルーティングされず、各コモディティkをルーティングするルーティング経路候補であるs(k)からt(k)のL個の最短(hop)経路の組Pk,L上でルーティングされることがある。各コモディティkのこれらのL個の最短経路は、効率的な方法でコストの昇順に計算することができる。これらのL個の最短経路は、本明細書に参照により組み込まれたJ.Y.Yen「Finding the K shortest Loopless Path in a Network、」Management Science、vol.17、no.11、1971年6月に記載のYenのk個の最短経路法を用いて、計算することができる。コンテンツ・フィルタリング・ノードは望ましくはコモディティkごとに上記のルーティング経路候補の一部について利用できる。
本発明の例示的な実施形態によるコンテンツ・フィルタリング・ノードの選択は、以下の法則を満たすことができる。k=1,2,...,Kのコモディティkの経路候補に沿って1組の中間ノードSが与えられると、コモディティkの最大数の経路候補の中間ノードの組Sの少なくとも1つのノードをCが含むような所与の濃度pを備えたコンテンツ・フィルタリング・ノードの組Cを計算することはNP−hardである。この問題には、以下の近似係数を備えた多項式時間近似アルゴリズムが存在する。
Figure 2005341572
図2は図1の工程102によって採用できるネットワーク内のコンテンツ・フィルタリング・ノードの組を選択する例示的な方法を示す。工程201で各コモディティk=1,2,...,Kについて、s(k)からt(k)のL個の最短経路を有する組Pk,Lが計算される。組Sは各コモディティkについてのPk,Lでのルーティング経路候補に沿った中間ノードの組を示す。
工程202で、インスタンスS、S...、Sおよび所与の一致セットCの濃度pを備えた一致セット問題(HSP)が解かれ、一致する組Sの数が最大になる。工程203で、一致セットCのノードがコンテンツ・フィルタリング・ノードとして選択される。
本発明を理解する助けとして、HSPの背景について説明する。コモディティkをルーティングするイングレス−エグレス・ノード・ペアs(k)およびt(k)間の単一の経路Pが与えられると、k=1,2,...,Kのすべてについて、組Sは経路Pに沿った中間ノードの組を示す。各コモディティkのパケットがルーティングされる経路Pに沿って確実にフィルタリングされるように、コンテンツ・フィルタリング・ノードの組Cは望ましくはすべてのkの各組Sの少なくとも1つのノードを含む(すなわち、
Figure 2005341572
ただし、数学的項「∩」は共通組
Figure 2005341572
はヌル・セット、「∀」は「すべてについて」を示す。さらに、可能な限り少ないコンテンツ・フィルタリング・ノードを生成するには、そのような組Cは望ましくは最小濃度である(集合理論では、濃度は組内のメンバの数を指す)。HSPは以下のように記述される。全体集合Sからの部分集合のコレクションS1,S2,...Sl(すなわち、S⊆S ∀k、1≦k≦l)が与えられると、各組S ∀kの少なくとも1つの要素を含む(すなわち、一致する)最小濃度の部分集合C、C⊆Sが求まる。
HSPの保証近似係数アルゴリズムとして使用される発見的方法は以下の通りである。
任意の要素a∈Sについて、要素aを含む組Sの数κ(a)を計算する。
一致セットCに含める最大値κ(a)を備えた要素
Figure 2005341572
を選択する。
要素
Figure 2005341572
を含む組Sを除去し、新しい最大値κ(a)を備えた新しい要素
Figure 2005341572
を選択しながら数κ(a)の計算を繰り返し、新しい要素
Figure 2005341572
を含む組Sを除去する。
すべての組を除去するまで、この繰り返しを残りの組について継続する。
この保証近似係数アルゴリズムは自然対数l(ln l)の近似係数を示す。したがって、組Cのサイズはせいぜい最小濃度一致セットのサイズのln l倍である。HSPの変形例は、所与の濃度pの組を求める問題で、|C|=pであってCが組Sの最大数に一致する。このHSP変形例では保証近似係数アルゴリズムが|C|=pのポイントまで計算された場合に、
Figure 2005341572
の近似係数が保証される。
以下の擬似コードを用いて、図2の例示の方法を実施することができる。
100 for k=1,2,...,Kの各々 do
101 L個の最短(ホップ)経路{P ,P ,...,P }の組Pを計算
102 L個の最短経路アルゴリズムを用いてs(k)からt(k)(例:YenまたはLawler);
103 Sk←経路P ,P ,...,P に沿った中間ノードの組
104 end for
105 T←{S,S,...,S
106 S←N−B;(非境界ノードの組)
107
Figure 2005341572
108 while|C|<p do
110 N(a)←ノードが組のコレクションに現れる回数
111 T,∀a∈S−C;
112
Figure 2005341572
←N(a)が最大のノードa
113
Figure 2005341572
114
Figure 2005341572
の各kについて、do
115 T←T−{S
116 end for
117 end while
118 コンテンツ・フィルタリング・ノードの組としてCを出力
本発明のコンテンツ・フィルタリング・ノードの組C、ネットワーク内の辺(リンク)の組Eのリンク容量、およびコモディティの各々のK個の需要d(k)が与えられると、需要のλd(k)単位が、各ルーティング経路がC内の少なくとも1つのコンテンツ・フィルタリング・ノードを通過するという制約条件の下ですべてのkについてs(k)からt(k)にルーティングされるように、最大乗数λを計算するコンテンツ・フィルタリングによるルーティング問題(RCFP)が公式化される。初期LPPは式(1)、(2)、および(3)についてλを最大化する。入力パラメータは、i)ネットワーク内のノードnおよびリンクmを含むネットワーク・グラフ、ii)対応する需要dを備えたコモディティkの数、およびiii)コンテンツ・フィルタリング・ノードの組である。
図1を参照すると、工程103のRFCPは、コンテンツ・フィルタリング・ノードが工程102で生成される経路インデクス(最大化)リニア・プログラムとして公式化される。任意のコモディティkについて、Pは、組C内の任意のコンテンツ・フィルタリング・ノードを通過するノードs(k)からノードt(k)のすべての経路の組を示す。変数x(P)は経路Pにルーティングされるトラヒックを示す。P内のすべての経路に沿ってルーティングされるコモディティkの総需要はλd(k)と等しく、式(1)で与えられる。
Figure 2005341572
リンクe上の総トラヒックはリンクeを含むすべての経路に沿ってルーティングされる全コモディティのフローの総計である。したがって、リンクe上の容量制約条件は式(2)で与えられる。
Figure 2005341572
さらに、リンクのフローは負でなく、式(3)で表される。
x(P)≧0 ∀P∈P ∀k (3)
本発明によるRCFPのリニア・プログラミングの公式化の1つの解は、式(2)および(3)の制約条件に従う式(1)の最大λを発見しようとする。
RCFPの解によって生成されるλの最大値はλで示される。λ≧1の場合、所与の需要はネットワーク上でルーティングされ、需要がルーティングされる明示的な経路はRCFPの解を生む経路から決定される。値λ<1の場合、RCFPの所与の解についてすべての所与の需要が同時にネットワーク上でルーティングされるわけではない。ただし、値λ<1の場合、ネットワーク設計者は以下の2つのオプションのうち1つを選択できる。1)需要を
Figure 2005341572
だけ縮小する。その結果、所与のリンク容量の下でのルーティングが可能な需要の組が生成される。または、2)リンク容量をλだけ拡大してすべての所与の需要のルーティングを収容する。
実際は、RCFPの解は計算上は手間が掛かるかも知れないし、したがって、本発明のいくつかの実施形態では、コンテンツ・フィルタリング・ノードの組Cが与えられたと仮定してRCFPの解について高速組み合わせアルゴリズムを採用している。RCFPの初期LPPの双対が公式化され、高速組み合わせアルゴリズムは、初期解内のフローを増加し、しきい値を満たすまで双対の解の重みを乗算式に更新する初期双対手法を採用する。
RCFPの双対公式化は、i)各コモディティkが式(1)の制約条件に対応する変数z(k)と、ii)各リンクe∈Eが式(2)の制約条件に対応する変数w(e)とを関連付ける。双対リニア・プログラムは式(5)、(6)、および(7)の制約条件に従う式(4)の量を最小化する。
Figure 2005341572
上式は以下の式に従う。
Figure 2005341572
w(e)≧0 ∀P∈E (7)
式(5)の制約条件は、各コモディティkについて、z(k)をリンク・コストw(e)より小さいs(k)からd(k)の最短経路の長さに設定することができるということを意味する。したがって、1組の重みw(e)、∀P∈Eはz(k)が決定された後に式(6)が満たされた場合には双対の可能な解である。式(7)の制約条件によって、リンク・コストは正の値になる。したがって、λを最大化する初期LPPは、ネットワーク内の各リンクの利用率を最大化し、一方、双対はネットワーク内の各リンクの最大利用率を最小化する。
初期双対アルゴリズムは、以下のように動作する反復方法である。少なくとも1つのフェーズが使用され、各フェーズは少なくとも1回の反復を使用する。各フェーズで、1回または複数回の反復を使用して各コモディティkについてノードs(k)からt(k)のフローのd(k)単位を徐々に増やしてルーティングする。各フェーズの終了時に、すべてのコモディティk=1,2,...,Kが組C内の少なくとも1つのノードを通ってルーティングされている。RCFPの初期IPPの双対の式(5)の制約条件が満たされたか否かが試験で判定される。双対目的関数の値の式(4)の制約条件が1より大きい場合には、初期双対アルゴリズムは終了する。
図3は、初期双対アルゴリズムを用いたa(1+ε)近似を使用するRCFPの解を生成する例示の方法を示す。工程301で、辺Eの組の各辺について、対応するリンク重みはw(e)=(δ/u)(量δは以下に述べるようにεに依存する)として初期化され、各辺の対応するルーティングされたフローflow(e)は、0に初期化される(すなわち、flow(e)=0 ∀e∈E)。さらに、フェーズ数のカウンタphaseも0に初期化される。工程302で、k個目のコモディティに対応する変数kは1に設定される。コモディティkの値d(k)のフローは以下のように複数反復回数でs(k)からt(k)にルーティングされる。
工程303で、すべてのK個のコモディティがルーティングされた(すなわち、k=(K+1)で最後の(K番目の)コモディティは以前の反復で処理された)か否かが試験で判定される。工程303の試験でk=(K+1)と判定された場合、この方法は後述の工程311に進む。工程303の試験でk<(K+1)と判定された場合、この方法は工程304に進む。工程304で、k番目のコモディティが選択され、この方法は工程305に進む。
工程305で、一時的フロー変数rが需要d(k)の値に設定される。工程306で、フロー変数rが0より大きいか、すなわち、需要d(k)のフローをまだルーティングする必要があるか否かが試験で判定される。工程306の試験でrが0以下と判定された場合、この方法は後述の工程310に進む。工程306の試験でrが0以上と判定された場合、この方法は工程307に進む。
工程307で、リンク・コストw(e) ∀eP∈Eより小さいs(k)からd(k)の最短経路P∈P(すなわち、組Cの少なくとも1つのコンテンツ・フィルタリング・ノードを通過する最短経路)が計算される。
工程308で、工程307で生成された最短経路Pのフローのインクリメンタル量がルーティングされ、経路P内の辺のフローおよび重みが更新される。経路PはC内のいくつかのノードを通過するように制約されているので、リンクを複数回横断することができる。変数N(e)は経路Pがリンクeを横断する回数である。次いで、経路Pに沿ったルーティング・フローのために、リンクeの容量はuではなく有効にはu/N(e)である。したがって、経路P上の最小(有効)リンク容量は、
Figure 2005341572
で与えられる。
rからのフローのインクリメンタル量Δは反復内で経路Pに沿って送信される。rからのフローのインクリメンタル量Δは、総計d(k)になるようにs(k)からt(k)に送信されるフローのi)量uとii)残りの量の最小値である。値Δのフローが経路Pに沿って送信された後で、各リンクe∈P上の総フローはN(e)Δだけ増加し(すなわち、flow(e)はN(e)Δだけインクリメントし)、重みw(e)∀e∈Pは式(8)に示すように更新される。
Figure 2005341572
重みw(e)のこの更新後に、一時フロー変数がr←r−Δと更新され、この方法は工程306に戻る。
工程306の試験でrが0に等しいと判定された場合、コモディティの総フローd(k)がルーティングされ、反復が完了し、この方法は工程310に進む。工程310で、kの値は1だけインクリメントし、この方法は工程303に戻る。前述したように、工程303の試験でk=(K+1)と判定された場合、コモディティ需要d(k)の各々がルーティングされ、この方法は後述の工程311に進む。
工程311で、カウンタphaseの値が1だけインクリメントし、変数Dが式(9)の値に設定される。
D←Σe∈E w(e) (9)
式(9)は式(6)の左辺の双対目的関数値に等しい。
工程312で、変数Dが1以上か否かが試験で判定される。工程312の試験で変数Dが1より小さいと判定された場合、双対制約条件は満たされず、フェーズは完了し、この方法は工程302に戻って別のフェーズを開始する。工程312の試験で変数Dが1より以上と判定された場合、双対制約条件は満たされ、この方法は工程313に進む。
工程313で、スケール・ファクタλが計算され、出力として提供される。工程312の後で、双対実行可能性制約条件が満たされるが、初期解内のリンク容量制約条件は破られることがある。これはこの方法が反復ごとの元の(残りではなく)リンク容量uを使用するためである。リンク容量制約条件の違反を補償するため、各リンク上のトラヒック(フロー)は均一にスケーリングされて容量制約条件が遵守される。その結果、スケール・ファクタは上述のようにスケーリングに対して計算され、使用される。スケール・ファクタλが、i)アルゴリズムが終了した時の辺(リンク)e上のルーティングされたフローのii)辺eの元の容量uに対する最大の割合である、リンク容量値の最大違反値の逆数に基いて計算される。この最大割合もまたこの方法が完了するフェーズの数によって増加する。
したがって、スケール・ファクタλはphase/scale_factとして生成され、scale_factは式(10)で与えられる。
scale_fact=maxe∈E(flow(e)/u) (10)
図3の方法が終了すると、スケール・ファクタの提供に加え、インクリメントによる最短経路計算でのルーティング需要の反復プロセスが接続の需要をルーティングするルーティング解を生成する。
以下の擬似コードを用いて、図2の例示の方法を実施することができる。
100
Figure 2005341572
101 flow(e)←∀ e∈E
102 phase←0
103 repeat
104 for k=1,2,...,Kの各々 do
105 r=d(k)
106 while r>0
107 リンク・コストより小さいs(k)からt(k)への最短経路Pを計算
108 C内の少なくとも1つのノードを通過するw(e)∀ e∈E
109 N(e)←リンクeが経路P、∀ e∈P上に現れる回数
110
Figure 2005341572
111 Δ←min(r、u)
112 flow(e)←flow(e)+N(e)Δ、∀ e∈P
113
Figure 2005341572
114 r←r−Δ
115 end while
116 end for
117 phase←phase+1
118 D←Σe∈E w(e);
119 until D≧1
120 scale_fact=maxe∈E flow(e)/u
121 出力λ=phase/phase_fact;
εおよびδの値は関連する:任意の所与のε’>0(すなわち、所与の設計がε’の小さい値を任意に選択する)の場合、近似リンク・パターン・アルゴリズムは、式(11)および(12)で与えられるように、εおよびδの最適条件の(1+ε’)係数内の目的関数値の解を計算する。
Figure 2005341572
ただし、mはネットワーク内のリンクの数である。ε近似アルゴリズムの説明は、全体が本明細書に参照により組み込まれたGargおよびKonemman「Faster and Simpler Algorithms for Multicommodity Flow and Other Fractional Packing Problems」39th Annual Symposium on Foundations of Computer Science(FOCS)、1998年に記載されている。
図3に戻ると、図3の工程307で、C内の少なくとも1つのノードを通過するリンク・コストw(e)∀e∈Eより小さいs(k)からt(k)の最短経路Pが計算される。図4はアルゴリズムの反復ごとに制約された最短経路を計算する工程307のために使用する例示の方法を示す。
工程401で、ダイクストラ法を用いて、C内のs(k)からすべてのノードへの最短コスト経路が計算される。この処理は、s(k)をルートとし、C内のすべてのノードに達する最短経路のツリーを構築する単一の最短経路計算である。s(k)からノードi∈Cへの最短経路のコストはd(i)で示される。ダイクストラの最短経路法は、全体が本明細書に参照により組み込まれたE.Dijkstra「A Note:Two Problems In Connection With Graphs」Numerical Mathematics、vol.1、1959年、pp.269〜271に記載されている。
工程402で、各リンクが反転したネットワーク・グラフ上でダイクストラ法を用いて、Cの各ノードからノードt(k)への最短経路が計算される。各ノードi∈Cからノードt(k)への最短経路のコストはd(i)で示される。
工程403で、最小距離はdmin=mini∈EC[d(i)+d(i)]で、最小距離がノードc∈Cについて達成される。次いで、s(k)からt(k)への制約最短コスト経路がs(k)からノードcへの最短コスト経路とノードcからt(k)への最短コスト経路との連結によって生成される(この経路はコスト[d(c)+d(c)]を有する)。
本発明の1つまたは複数の実施形態によるコンテンツ・フィルタリングを用いたネットワーク・ルーティング設計は以下の利点を提供できる。第1に、ネットワークによって搬送されるすべてのトラヒックがフィルタリングされるので、コンテンツ・フィルタリングは効果的である。利用できるコンテンツ・フィルタリング機能は最適にネットワークのノード内に配置でき、その結果、接続ごとの帯域幅の使用は低減し、ネットワーク・スループットは向上する。したがって、本発明の1つまたは複数の例示的な実施形態によるコンテンツ・フィルタリング機能の配置の結果、上記の最適に配置されたコンテンツ・フィルタリング・ノードへのトラヒックのルーティングでのネットワーク機能は大幅に有効に使用される。
本発明の例示的な実施形態はさまざまな式を参照して説明しているが、本発明はこれらの式の形式には限定されない。当業者は、スケーリンクによってこれらの式を変更し、または当技術分野でよく知られているいくつかの技法のいずれかを用いて本明細書に記載したリニア・プログラミング問題の異なる近似解を形成することができる。
本発明はネットワーク制御装置またはコンピュータなどのプロセッサ内で具体化でき、プロセッサはネットワークまたは本明細書に記載の方法が使用するネットワーク・トポロジ、プロビジョニング、および容量情報を受信するネットワーク・データベースに結合できる。さらに、本発明は有線、無線、光、または光以外のネットワークで使用でき、同期または非同期ネットワークのいずれにも使用できる。
本発明はコンテンツ・フィルタリング用途に限定されず、一般に、プログラマブル・ネットワークの容量プランニングに使用できる。プログラマブル・ネットワーク内のネットワーク要素は特定用途向け機能を備えたコンポーネントを有することができる。機能のそれぞれのタイプについて、特別のノードの指定された組を提供して指定の機能を提供できる。所与の機能の選択を用いるすべてのアプリケーション・トラヒック・ストリームは、望ましくは、ネットワークから外に出る前に、選択内の各々のタイプの特別のノードの組から少なくとも1つのノードを通過する。各タイプの機能の特別のノードの少なくとも1つを訪れる制約条件を満たすように、個々の接続をルーティングするレイヤ化グラフ手法を使用できる。
当業者には明らかなように、容量フィルタリングのさまざまな機能は回路要素で実施でき、またソフトウェア・プログラム内の処理工程としてディジタル・ドメイン内で実施することもできる。そのようなソフトウェアは、例えば、ディジタル信号プロセッサ、マイクロコントローラ、または汎用コンピュータで使用することができる。
本発明は方法およびこれらの方法を実施する装置の形で具体化できる。また、本発明は、フロッピー(登録商標)・ディスケット、CD−ROM、ハード・ドライブ、またはその他の任意のマシン可読記憶媒体などの有形の媒体に具体化されたプログラム・コードの形で具体化できる。プログラム・コードがコンピュータなどのマシン内にロードされマシンによって実行されると、マシンは本発明を実施する装置になる。また、本発明は、記憶媒体に記憶され、マシン内にロードされかつ/またはマシンによって実行され、電気配線またはケーブル上で、光ファイバを通して、または電磁放射によるなどの方法で何らかの伝送媒体上で送信されるかを問わず、プログラム・コードの形で具体化でき、プログラム・コードがコンピュータなどのマシン内にロードされマシンによって実行されると、マシンは本発明を実施する装置になる。汎用プロセッサ上で実施されると、プログラム・コード・セグメントはプロセッサと結合して特定の論理回路に類似した動作をする一意的なデバイスを提供する。
本発明の性質を説明するために記述および図示してきた部分の詳細、材料、および構成のさまざまな変更を、特許請求の範囲に記載する本発明の原理および範囲を逸脱することなく、当業者は実行することができる。
本発明の1つの例示的な実施形態によるコンテンツ・フィルタリングを用いたネットワークの例示的なルーティング方法を示す図である。 ネットワーク内のコンテンツ・フィルタリング・ノードの組を選択する例示的な方法を示す図である。 本発明による所与のコンテンツ・フィルタリング・ノードの組をルーティングする例示的な方法を示す図である。 制約された最短経路を計算する図3の方法によって使用できる例示的な方法を示す図である。

Claims (10)

  1. リンクによって相互接続されたノードのネットワーク内の1つまたは複数の接続のルーティングを生成する方法であって、
    (a)前記ネットワークのコンテンツ・フィルタリングを有するノードのリストを提供する工程と、
    (b)各接続のフローがコンテンツ・フィルタリングを有するノードのリストの少なくとも1つを通過するように、1組の制約条件に従う相対的に最大化されたネットワーク容量のコンテンツ・フィルタリングによるルーティング問題(RCFP)を公式化する工程と、
    (c)RCFP問題を解いて前記ネットワーク内の1つまたは複数の接続についてルーティングを指定するルーティング解を生成する工程とを含む方法。
  2. 各接続が、少なくとも1つのコンテンツ・フィルタリング・ノードを含む前記ネットワーク内の対応する経路を有するようなコンテンツ・フィルタリングを有するノードのリストを生成する工程をさらに含む請求項1に記載の発明。
  3. 工程(a)が、
    (a1)k最短経路アルゴリズムで各ソース−宛先ノード・ペアについて前記ネットワーク内の1組の最短経路を計算する工程と、
    (a2)最短経路の各組について対応する1組の中間ノードを生成する工程と、
    (a3)相対最小濃度を有し、中間ノードの各組の少なくとも1つのノードに一致する一致ノードの中間ノードの各組に基いて一致セット問題(HSP)を公式化する工程と、
    (a4)HSPを解いて、コンテンツ・フィルタリング・ノードのリストに対応する一致ノードの組を生成する工程とを含む請求項1に記載の発明。
  4. 工程(a4)が、
    (i)中間ノードの各々の組の各ノードaについて、前記ノードaを含む中間ノードのいくつかの包含の組を計算する工程と、
    (ii)包含の組の最大数を有するノードを一致セット・ノードとして選択する工程と、
    (iii)工程((a4)ii)の前記一致セット・ノードを含む中間ノードの各組を除去する工程と、
    iv)中間ノードの組が残らなくなるまで工程((a4)i)から((a4)iv)を繰り返す工程とによってHSPを解く請求項3に記載の発明。
  5. 工程(a4)が保証近似係数アルゴリズムに基いてHSPを解く請求項3に記載の発明。
  6. ステップ(b)が、
    Figure 2005341572
    、および
    x(P)≧0 ∀P∈P ∀k
    の初期制約条件に従う
    Figure 2005341572
    としてRCFPを公式化して、相対的にスケール・ファクタのλを最大化し、eがリンクの組Eのリンクで、uがリンクeの容量で、kがk番目のコモディティを示す整数カウンタで、Pが任意のコンテンツ・フィルタリング・ノードを通過するk番目のコモディティのソース・ノードs(k)から宛先ノードt(k)へのすべての経路の組を示し、x(P)が組P内の経路P上をルーティングされるトラヒックを示し、P内のすべての経路に沿ってルーティングされるコモディティkの総需要d(k)がλd(k)に等しい請求項1に記載の発明。
  7. ステップ(b)がRCFPの双対を公式化する工程を含む請求項6に記載の発明。
  8. ステップ(b)が
    Figure 2005341572
    、および
    w(e)≧0 ∀e∈E
    の双対制約条件に従う
    Figure 2005341572
    としてRCFPの双対を公式化し、
    z(k)が、
    Figure 2005341572
    に対応する各コモディティkの変数で、
    w(e)が、
    Figure 2005341572
    に対応するEの要素の各リンクeの重みである請求項7に記載の発明。
  9. 工程(c)が、
    (c1)前記ネットワークの各リンクに関連する各重みと各フローを初期化する工程と、
    (c2)(c2(i))前記一致セットの少なくとも1つのノードを通る需要の最短経路を生成する工程と、
    (c2(ii))前記需要のフローの刻み量を決定する工程と、
    (c2(iii))前記最短経路に沿ってフローの刻み量をルーティングする工程と、
    (c2(iv))前記フローの刻み量に基いて各リンクのフローと重みとを更新する工程と、
    (c2(v))前記需要がルーティングされるまで工程(c2(i))〜(c2(v))を繰り返す工程によって各接続の需要をルーティングする工程と、
    (c3)前記双対制約条件を満たすまで(c1)、(c2)および(c3)の工程を繰り返す工程と、
    (c4)リンクの最大のルーティングされたフローおよび前記リンクの容量に基いてスケール・ファクタを生成する工程とによってRCFPを解く請求項8に記載の発明。
  10. リンクによって相互接続され、ネットワーク内でルーティングされる少なくとも1つの接続を有するノード・ネットワークのルーティング解を生成する方法であって、1)ノードの1つまたは複数が1組のコンテンツ・フィルタリング・ノードに含まれ、各コンテンツ・フィルタリング・ノードがコンテンツ・フィルタリングを前記ノードを通過する接続に適用するように構成され、2)各接続が少なくとも1つのコンテンツ・フィルタリング・ノードを通過し、前記方法が、
    (a)前記ネットワークの各リンクに関連する各重みと各フローを初期化する工程と、
    (b)(b(i))コンテンツ・フィルタリング・ノードの組の少なくとも1つのノードを通る需要の最短経路を生成する工程と、
    (b(ii))前記需要のフローの刻み量を決定する工程と、
    (b(iii))前記最短経路に沿って前記フローの刻み量をルーティングする工程と、
    (b(iv))前記フローの刻み量に基いて各リンクのフローと重みとを更新する工程と、
    (b(v))前記需要がルーティングされるまで工程(b(i))〜(b(v))を繰り返す工程とによって各接続の需要をルーティングする工程と、
    (c)前記双対制約条件を満たすまで(b1)、(b2)および(b3)の工程を繰り返す工程と、
    (d)リンクの最大のルーティングされたフローおよび前記リンクの容量に基いてスケール・ファクタを生成する工程と、
    (e)前記スケール・ファクタに基いてi)各リンク容量またはii)各需要のいずれかをスケーリングする工程とを含む方法。
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