JP2005341221A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】固体撮像素子の雑音を、局所的な画像変化情報を維持したまま平坦な部分の雑音除去を行うことが可能とする雑音除去装置を備えた撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】固体撮像素子301の出力の局所部分のk番目の上位値とk番目の下位値との差分を差分器304にて算出することにより平坦度判定基準を変化させ係数発生器305から発生する係数を第2図のように変化させることにより、中間値フィルター306の出力と固体撮像素子301の出力の加算平均比率を加算平均器307で可変させ信号部分の微小な輪郭部分と雑音とを分離し、精度良く雑音除去が可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置の固体撮像素子の雑音除去装置に関するものである。
近年、ビデオカメラや電子スチルカメラにおいては、固体撮像素子が広く使用されている。一般に固体撮像素子は光電変換を行う際にショットノイズなる雑音が発生する。この雑音は光電変換を行う電子数の平方根に比例して増加する。 このショットノイズは固体撮像素子の面積が大きく十分な信号電荷量を取り扱える場合は問題ないが、固体撮像素子の小型に伴い取り扱い電荷量が減少するとS/Nの劣化を招きやすい。このため、ショットノイズによるS/N劣化を防ぐため雑音除去装置を搭載するビデオカメラや電子スチルが増加してきている。また一般的には雑音除去に中間値フィルターを使用する場合が多い。以下に従来の雑音除去装置を有する撮像装置について説明する。
図5は従来の雑音除去装置を有する撮像の構成を示すものである。図5において、41は固体撮像素子である。42は中間値フィルターで、43は平均値算出器で、45は係数発生器で、44は比較器で、46は切り替え器ある。
以上のように構成された従来の雑音除去装置を有する撮像装置について、以下その動作について説明する。
まず、固体撮像素子41からの出力信号は、平均値算出器43にて着目画素の周囲n×m画素の内着目画素を除く{(n×m)−1}画素の平均値を算出する。平均値算出器43にて算出した着目画素の周囲の平均値と着目画素の値と係数発生器45の出力とを比較器44にて比較を行い着目画素の値が着目画素周囲の平均値より係数発生器45の出力以内であれば着目画素を微小な雑音と判断する。
一方、固体撮像素子41からの出力信号は、中間値フィルター42にも入力され、着目画素の値を着目画素の周囲n×m画素の中間値に置き換えられる。その後切り替え器46において比較器44で雑音と判断した着目画素は中間値フィルター42の出力を選択し、比較器44で雑音と判断しなかった画素は固体撮像素子41の出力を選択することにより本来の画像を残しながら雑音除去を行う。
特開平6−178166号公報
しかしながら上記の従来の方法では、微小な雑音でない信号成分を除去することがあるという問題があった。また、信号成分を残留させるように処理を行うと、雑音成分が多く残るといった問題点を有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、本来の映像信号が有する微小な輪郭信号を損なうことなく雑音除去を可能とする雑音除去装置を有する撮像装置を提供することを目的とする。
この目的を達するために本発明の撮像装置は、光信号を電気信号に変換する固体撮像素子と、前記撮像素子の各画素の周囲n×m画素の値の上位からk番目を求める上位値検出器と、前記撮像素子の各画素の周囲n×m画素の値の下位からk番目を求める下位値検出器と、前記上位値検出器の出力と前記下位値検出器の出力との差分を求める差分器と前記差分器の出力応じて所定の係数を発生させる係数発生器と、前記固体撮像素子の着目画素を周囲n×m画素の中間値に置き換える中間値フィルターと、前記中間値フィルターの出力と前記固体撮像素子の出力とを所定の比率で加算平均行う加算平均器とを備え前記係数発生器の出力に応じて前記加算平均器の加算比率を変化させ雑音除去効果を変化させることが可能な構成を必要とする。
この構成によって、色変化の大きい輪郭部分とと雑音とを分離することが出来、精度良く雑音除去が可能となる。
以上のように本発明は、固体撮像素子の各画素の周囲n×m画素の値の上位からk番目を求める上位値検出器と、下位からk番目を求める下位値検出器と、その差分を求める差分器とで画像の局所部分での平坦度を算出することが出来、平坦度の低い場合は源画像情報を活かし平坦度の高い場合は雑音除去を活かすことにより、精度良く自然な雑音除去が可能となるという優れた効果が得られる。
本発明の請求項1に記載の発明は、光信号を電気信号に変換する固体撮像素子と、前記撮像素子の各画素の周囲n×m画素の値の上位からk番目を求める上位値検出器と、前記撮像素子の各画素の周囲n×m画素の値の下位からk番目を求める下位値検出器と、前記上位値検出器の出力と前記下位値検出器の出力との差分を求める差分器と前記差分器の出力応じて所定の係数を発生させる係数発生器と、前記固体撮像素子の着目画素を周囲n×m画素の中間値に置き換える中間値フィルターと、前記中間値フィルターの出力と前記固体撮像素子の出力とを所定の比率で加算平均行う加算平均器とを備え前記係数発生器の出力に応じて前記加算平均器の加算比率を変化させ雑音除去効果を変化させるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図1から図4を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の中間値フィルターの動作を説明するための図であり、固体撮像素子の着目画素eとした場合の周囲3×3画素を表す図である。各アルファベットは座標位置を表すともに、各画素の信号の大きさを表す。図2は差分器の出力と係数発生器の出力の関係を示すグラフである。
図3は本実施の形態の撮像装置の全体構成を示すブロック図である。図において、301は入射される被写体の光学信号を結像し電気信号に変換する固体撮像素子で、例えばCCDからなる。302は固体撮像素子301から出力される信号に基づき着目画素の周囲n×m画素毎の信号レベルの上位k番目の値を検出する上位値検出器、303は固体撮像素子301から出力される信号に基づき着目画素の周囲n×m画素毎の信号レベルの下位k番目の値を検出する下位値検出器、304は上位値検出器302及び下位値検出器303からの信号レベルの差分を算出する差分器、305は差分器304の算出結果に基づき所定の係数を発生する係数発生器で、発生する係数は差分器304の差分値により変化する。306は固体撮像素子301から出力される信号において着目画素の値をその周囲画素の中間値に置き換える中間値フィルター、307は係数発生器305からの制御により中間値フィルター306の出力と固体撮像素子301の出力との混合比率を可変する加算平均器である。
以上のように構成された撮像装置の固体撮像素子の雑音除去器について、図3を用いてその動作を説明する。
固体撮像素子301からの出力信号を、各画素の周囲n×m画素毎に上位値検出器302を通して得られた上位からk番目の値と、下位値検出器303を通して得られた下位からk番目の値との差分を差分器304を通して算出する。
例えば図1においてk=3とした場合、上位値検出の出力値同等以上のものが3個、下位値検出の出力値同等以下のものが3個存在することになる。上位3番目と下位3番目の値の差が大きければこの3×3画素内の中心画素eの近傍に輝度の大きな変化点が存在すると判断し、この差が小さければ中心画素eの近傍に大きな変化点は存在しないと判断する。
つまり、図1の9個の画素a〜iを信号レベルが高い方から順に並べた時、a,b,c,d,e,f,g,h,iとなったとする。これにおいて、上位値検出器302で検出する上位画素がa,b,c、下位値検出器303で検出する下位画素がg,h,iとなる。この時、画素cと画素gとの差分を差分器304で算出する。そしてこの差分値が図4(a)のL1に示すように小さい場合は、画素a〜iに渡ってほぼ平坦化されていると考えてよいが、差分値が図4(b)のL2に示すように大きい場合は、図1の範囲内に極端に信号レベルが高い箇所が存在することになる。加算平均器307では、これらの信号レベルに応じて処理を行う。
ここで、図2に示すように差分器304の出力が小さければ平坦度が高いと判断し係数発生器305の出力を大きくし、差分器304の出力が大きければ平坦度が低いと判断し係数発生器305の出力小さくするように変化させることにより、上位値検出器302と下位値検出器303より得られる局所的な画面情報に基づいて着目画素e近傍の平坦度合いの判定を変化させる。
一方、固体撮像素子301からの出力信号は、中間値フィルター306にも入力され、着目画素eの値を着目画素の周囲3×3画素の中間値に置き換えられ周囲画素からの信号レベルの乖離が少なくなるなるよう設定される。即ち中間値フィルター306にて雑音除去を行う。
ここで差分器304で平坦度が高いと判定した場合は加算平均器307での固体撮像素子301の出力と中間値フィルター306の出力との加算比率を中間値フィルター306の出力が高くなるように係数発生器305の出力に基づき加算し、差分器304で平坦度が低いと判定した場合は加算平均器307での固体撮像素子301の出力と中間値フィルター306の出力との加算比率を固体撮像素子301の出力が高くなるように係数発生器305の出力に基づき加算することにより、局所的な画像変化情報を維持したまま平坦な部分の雑音除去を行うことが可能となる。
このようにして雑音除去を行った信号は、別途設けられた信号処理回路(図示せず)に出力され、様々な信号処理が施された後、記録媒体に記録されたり、表示手段に映出されたりする。
本発明は、固体撮像素子の各画素の周囲n×m画素の値の上位からk番目を求める上位値検出器と、下位からk番目を求める下位値検出器と、その差分を求める差分器とで画像の局所部分での平坦度に応じた雑音除去施すことによって、高画質が要求される撮像装置にも適応できる。よって、本発明の利用範囲は、ビデオカメラに限らずデジタルスチルカメラなどにも応用可能である。
本発明の実施の形態1における本発明の中間値フィルターの動作説明の模式図 同実施の形態1における差分器出力と係数との関係の説明図 同実施の形態1における雑音除去装置を有する撮像装置のブロック図 同実施の形態における差分器における信号レベルを示す特性図 従来の雑音除去装置を有する撮像装置のブロック図
符号の説明
301 固体撮像素子
302 上位値検出器
303 下位値検出器
304 差分器
305 係数発生器
306 中間値フィルター
307 加算平均器

Claims (1)

  1. 光信号を電気信号に変換する固体撮像素子と、前記撮像素子の各画素の周囲n×m画素の値の上位からk番目を求める上位値検出器と、前記撮像素子の各画素の周囲n×m画素の値の下位からk番目を求める下位値検出器と、前記上位値検出器の出力と前記下位値検出器の出力との差分を求める差分器と前記差分器の出力応じて所定の係数を発生させる係数発生器と、前記固体撮像素子の着目画素を周囲n×m画素の中間値に置き換える中間値フィルターと、前記中間値フィルターの出力と前記固体撮像素子の出力とを所定の比率で加算平均行う加算平均器とを備え、前記係数発生器の出力に応じて前記加算平均器の加算比率を変化させ雑音除去効果を変化させることを特徴とする撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009232146A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Mega Chips Corp ノイズ低減装置およびデジタルカメラ

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