JP2005339855A - タッチ式入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 いずれの操作位置を操作した場合であっても均一な操作感(クリック感)を与えることができるようにしたタッチ式入力装置を提供する。
【解決手段】 前記振動発生手段30が、弾性部材3のほぼ全長をカバーするように対向配置されている。このため、弾性部材3上のいずれの位置を操作しても、前記振動発生手段30で発生した振動が操作者に伝わる振動の大きさや遅延時間を一定とすることができるため、操作者に与えるクリック感を均一にできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、軽く触れるだけで操作することが可能なフェザータッチ式の入力装置に係わり、特に操作感を振動発生手段によって生起させるようにしたタッチ式入力装置に関する。
操作者の入力操作に合わせて操作感を伝えるタッチ式入力装置としては、例えば特許文献1ないし3に掲げるものが存在している。
特許文献1に記載されたタッチ式入力装置は、複数のタッチスイッチを備えた入力機器のケース内に振動発生装器が設けられており、いずれかのタッチスイッチが操作されると、これに応答して前記振動発生器が振動し、操作者の指に前記振動が与えられるというものである。
また特許文献2に記載されたタッチパネル式入力装置では、タッチパネル1が押下されると、タッチパネル検出部5がタッチパネル1上の押下位置を検出し、前記押下位置が有効な領域内である場合に振動ユニット3を振動させるというものである。
さらに特許文献3に記載されたスイッチ装置では、キートップ1を押下すると、メンブレンスイッチの下面に設けられている圧電素子3が振動することにより、操作者にクリック感触を与えるというものである。
特開平11−162277号公報 特開2000−137576号公報 特開平5−182559号公報
しかし、上記特許文献1に記載されたものでは、振動発生装置が各タッチスイッチから離れた位置に設けられているため、振動発生装置の近くに位置するタッチスイッチを操作したときには、大きな操作感(クリック感触)を得ることができるが、前記振動発生装置から離れるにしたがって体感できる操作感が小さくなりやすいという問題がある。
また特許文献2に記載されたものでにおいても、タッチパネルの中央部に振動ユニットが設けられているため、上記特許文献1の場合同様にタッチパネルの中央部付近を操作した場合と縁部付近を操作した場合とでは振動の大きさが異なる。
しかも、両特許文献1、2の場合には、振動周波数を押下位置に応じて変えない限り、操作後の振動が操作者に伝わるまでの遅延時間が前記振動ユニットから離れるにしたがって長くなるという問題もある。
かかる場合、特許文献3のように前記タッチスイッチごとに振動発生装置を設ける構成としたり、あるいはタッチパネルの下に複数の振動ユニットを設ける構成とすれば、上記のような問題は生じなくなるが、部品点数の増加による製造コストの高騰という問題が生じる。
本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、特に帯状に延びたタッチ式の入力装置において、いずれの操作位置を操作した場合であっても均一な操作感を与えることができるタッチ式の入力装置を提供することを目的としている。
また本発明は、操作者の操作状態の違いに応じて異なる振動パターンを体感できるようにしたタッチ式の入力装置を提供することを目的としている。
本発明は、長手方向に沿って一定の長さを有するとともに所定の間隔で並ぶ複数のスイッチ部が設けられたメンブレンスイッチと、同じく長手方向に一定の長さを有するとともに前記メンブレンスイッチの一方の面に対向配置された操作部材とを備えたタッチ式入力装置であって、
前記メンブレンスイッチの他方の面には、一定の長さを有するとともに前記長手方向に沿って対向配置された振動発生手段と、前記複数のスイッチ部の動作状態を検出して前記振動発生手段に振動を発生させる制御部と、が設けられていることを特徴とするものである。
上記において、前記振動発生手段は、前記メンブレンスイッチと同じ長さ寸法であるものが好ましい。
本発明では、前記振動発生手段が、弾性部材のほぼ全長をカバーするように対向配置されているため、弾性部材上のいずれの位置に荷重を掛けても操作者に与えるクリック感を均一にできる。
また前記操作部材は、弾性体と、前記弾性体の一方の面に設けられた操作面と、前記弾性体の他方の面に設けられかつ前記弾性体が所定量以上撓むのを規制する補強部材とを有しており、
前記補強部材と前記メンブレンスイッチとが対向するいずれか一方の面の前記複数のスイッチ部と対向する位置に突起が設けられているものとして構成することができる。
上記手段では、メンブレンスイッチに配置された各スイッチ部の動作状態を確実に切り換えることができる。
例えば、前記振動発生手段が、分銅付きモータ、電磁駆動素子または圧電素子のいずれかである。
さらには、前記複数のスイッチ部の動作状態をスキャンする選択手段が設けられており、前記制御部により前記選択手段が所定の周期で駆動されるものが好ましい。
上記手段では、複数のスイッチ部の動作状態を確実に検出することができる。
また本発明は、前記操作部材の表面に操作体を接触させたときに前記操作体に対向するスイッチ部のみの動作状態が切り換わる低荷重操作状態と、前記操作体の荷重を強くしたときに複数のスイッチ部の動作状態が同時に切り換わる高荷重操作状態と、前記操作体を前記操作部材の表面に沿って一方向に移動させたときに前記スイッチ部の動作状態が前記移動に伴って順次切り換わるスライド移動状態と、を有しており、
前記振動発生手段が、振動の有り無しを含めて前記各状態ごとに異なる振動パターンで駆動されるものである。
例えば、前記スライド移動状態のときには振動が生起されず、前記高荷重操作状態のときに振動が生起させられるものとすることができる。
また前記スライド移動状態のときには間欠的または連続的に振動が生起され、前記高荷重操作状態のときには振動が生起されないものとすることもできる。
さらには、前記高荷重操作状態のときに、振動が2回以上生起されるものとすることができる。
前記各動作状態の判断は、前記複数のスイッチが時間的に変化する動作状態に基づいて検出されるものとすることができる。
さらには、前記スイッチ部が個別に操作される個別操作モードと、個別に操作されるスイッチ部の操作時間が所定の時間を超える決定モードと、操作体が前記操作部材のいずれか一方の両端に達する両端モードと、操作されないスイッチ部を挟んで2箇所以上のスイッチ部が同時に操作されるエラーモードと、を有しており、
前記振動発生手段が、振動の有り無しを含めて前記各モードごとに異なる振動パターンで駆動されるものである。
本発明では、前記振動発生手段が、弾性部材のほぼ全長をカバーするように対向配置されているため、弾性部材上のいずれの場所に触れた場合であっても操作者に与えるクリック感を均一にできる。
また操作者に伝わる振動の大きさ、さらには操作後に振動が操作者に伝わるまでの遅延時間が、操作位置によって異なることを防止できる。
また操作者の操作状態に応じて、様々な振動パターンを発生させることができるようになる。
図1は本発明の実施の形態としてタッチ式入力装置を示す分解斜視図、図2は図1の2−2線での切断断面図、図3はタッチ式入力装置の電気的な接続を示す回路構成図である。
図1および図2に示すように、タッチ式入力装置1は、X方向に細長く延びる弾性部材3有している。弾性部材3の裏面側にはメンブレンスイッチ20、振動発生手段30などが設けられている。
前記タッチ式入力装置1は、電子機器を構成する筐体から前記弾性部材3の表面の操作面10が露出するように配置される。この実施の形態では、前記弾性部材3と操作面10とが操作部材として機能するものであり、前記弾性部材3は例えばシリコーンゴムなど弾性変形可能な軟質な素材で形成されている。また前記操作面10は低摩擦抵抗の材料からなる塗料などを前記弾性部材3の表面に塗装することにより形成されている。なお、この弾性部材3としては、シリコーンゴムに限定されるものではなく、その他のゴム系の弾性部材であってもよい。
図1に示すように、前記弾性部材3のZ2側の面(裏面)には、補強部材4が設けられている。この補強部材4は、フィルム状のシートで形成されており、前記操作面10よりも側方(X−Y平面方向)に突出する鍔部4bを有している。前記鍔部4bは、図5に示すように筐体11の内面で係止され、前記弾性部材3が前記筐体11から抜け出ないようにする抜け止め機能や防水機能を担っている。
図1、図2に示すように、この実施の形態では、前記補強部材4のZ2側の面に5個の半球状の突起5a,5b,5c,5d,5eが前記補強部材4の延びる長手(X)方向に沿って直線状に等間隔で設けられている。ただし、前記突起5a,5b,5c,5d,5eは、後述する上側シート21の上面(Z1側の面)に上記同様X方向に沿って直線状に所定の等ピッチ間隔で形成された構成であってもよい。さらに前記突起の数は5ヶに限られるものではなく、5ヶ以上であってもよいし、5ヶよりも少なくともよい。なお、前記突起は半球状である必要はなく、コーン状または円柱形状などであってもよい。
前記突起5aと5eの外側には支持部6a,6bが形成されている。これら突起5a〜5e及び支持部6a,6bは、いずれも紫外線硬化型の樹脂材料を同時に印刷にすることにより形成されている。前記突起5a〜5e、支持部6a,6bは、必ずしも紫外線硬化樹脂である必要はないが、前記紫外線硬化樹脂を使用する場合には、エポキシ系の樹脂に紫外線硬化促進剤が含有されたものを使用できる。
図1および図2に示すように、前記メンブレンスイッチ20は、上側シート21と下側シート22とがフレキシブルシート23を介して連結されている。前記上側シート21、下側シート22およびフレキシブルシート23は、いずれも長手(X)方向に帯状に延びる形状で形成されている。
前記上側シート21と下側シート22とは対向して設けられており、前記上側シート21と下側シート22との間に帯状に延びるスペーサ24が挿入されて、互いに接着固定されている。前記上側シート21、下側シート22、フレキシブルシート23およびスペーサ24は、いずれもPET樹脂やポリイミド樹脂など可撓性を有する素材で形成されている。なお、前記各シート21,22,23がPET樹脂などで一体形成され、前記スペーサ24が接着層で形成されて、互いに接着固定されたものでもよい。
前記上側シート21の下面には第1の導電部21a,21b,21c,21d,21eが形成されており、下側シート22の上面には第2の導電部22a,22b,22c,22d,22eが形成されている。そして、前記スペーサ24には、前記第1の導電部21a,21b,21c,21d,21eおよび第2の導電部22a,22b,22c,22d,22eよりも大きな径寸法からなる貫通孔24a,24b,24c,24d,24eがそれぞれ形成されている。
前記第1の導電部21a,21b,21c,21d,21eと第2の導電部22a,22b,22c,22d,22eと貫通孔24a,24b,24c,24d,24eは、前記突起5a,5b,5c,5d,5eに対向する位置にそれぞれ形成されている。
そして、図2に示すように、貫通孔24aを介して互いに対向する一対の第1の導電部21aと第2の導電部22aがスイッチ部S1を形成している。同様に、第1の導電部21b、第2の導電部22bおよび貫通孔24bがスイッチ部S2を形成し、第1の導電部21c、第2の導電部22cおよび貫通孔24cがスイッチ部S3を形成し、第1の導電部21d、第2の導電部22dおよび貫通孔24dがスイッチ部S4を形成し、第1の導電部21e、第2の導電部22eおよび貫通孔24eがスイッチ部S5を形成している。
各スイッチ部S1〜S5は、前記メンブレンスイッチ20に対して長手方向(X方向)に沿って等ピッチ間隔で配置されている。本実施の形態におけるスイッチ部S1〜S5の間隔および前記突起5a,5b,5c,5d,5eの間隔は10mm以下、具体的には4mmで形成されたものを想定している。ただし、4mmより短く形成しても長く形成してもよい。
図1に示すように、前記上側シート21の第1の導電部21a〜22eは導体パターンによって直列に接続されており、第1の導電部21aから引き出された引出しパターン26が前記フレキシブルシート23を介して下側シート22に導かれ、前記下側シート22に設けられた引出部22Aから外部に引き出されている。
下側シート22に設けられた第2の導電部22a〜22eには引出しパターン27a,27b,27c,27d,27eがそれぞれ連結されており、前記各引出しパターン27a〜27eは引出部22Aから外部に引き出されている。
図5に示すように、例えば引出しパターン26は抵抗Rを介して電源Vccに接続されており、引出しパターン27a,27b,27c,27d,27eは外部に設けられた選択手段28を解して制御部29に接続されている。
図1に示すように、前記メンブレンスイッチ20の下部には振動発生手段30が設けられている。振動発生手段30としては、例えば所定の電気信号を受けると振動を生起する公知の分銅付きモータ、電磁駆動素子または圧電素子などであり、図5に示すように前記制御部29からの指令に基づき所定の振動を生起させるものである。前記振動発生手段30は、前記弾性部材3の長手(X)方向の長さ寸法とほぼ同じ長さ寸法を有しており、前記弾性部材3の底面の全面積に対向するように配置されている。ただし、前記振動発生手段30の長さ寸法は、少なくとも前記長手方向に並ぶスイッチ部S1〜S5に対向できる範囲であればよい。
上記タッチ式入力装置の機械的な動作について図4および図5を用いて説明する。
図4は低荷重での動作状態を示す図2同様の断面図、図5は荷重を強くした高荷重ときの動作状態を示す図3同様の断面図である。なお、図4では操作体Fの例として指先を示している。
図4に示すように、操作面10の表面に操作者が指やペンなどの操作体Fを軽く接触(低荷重操作状態)させたときに、例えば操作体Fがスイッチ部S1〜S5の中心であるスイッチ部S3に対向したとする。
このとき、弾性部材3には前記スイッチ部S3を中心とする撓み変形を局部的に生じる。そして、弾性部材3の変形に伴って補強部材4も撓み変形させられるため、このとき押し下げられた突起5cが上側シート21を局部的に撓み変形させ、上側シート21の第1の導電部21cと下側シート22の第2の導電部22cとを互いに接触させ、スイッチ部S3を導通状態に切り換えることができる。
また図5に示すように、操作体Fの荷重を強く(高荷重操作状態)すると、前記第1の導電部21cと第2の導電部22cとの間の接触以外に、その両側の第1の導電部21bと第2の導電部22bとの間(スイッチ部S2)、および第1の導電部21dと第2の導電部22dとの間(スイッチ部S4)が同時に導通する動作状態に切り換えることが可能である。
すなわち、操作体Fに与える荷重の大小の違いによって、導通状態に設定されるスイッチ部S1〜S5の数、すなわち動作状態を変えることができる。
また図4に示す低荷重操作状態から、例えば操作体FをX1方向に前記操作面10に沿って滑らす(スライド移動状態)と、前記第スイッチ部S3が非導通状態に変化する代わりにスイッチ部S2を導通状態に変化させることができ、さらに操作体FをX1方向に移動させると前記第スイッチ部S2を非導通状態に、スイッチ部S1を導通状態に変化させることができる。すなわち、操作体FのX方向への移動に応じてスイッチ部S1〜S5の動作状態を順次切り換えることが可能である。
よって、前記制御部29は、前記選択手段28を駆動して前記スイッチ部S1〜S5の動作状態を所定の周期でスキャンすることにより、タッチ式入力装置1全体の動作状態を把握することが可能となっている。
上記タッチ式入力装置1は、例えば携帯電話機、オーディオやエアコンなどのリモコン、カメラ、PDA(Personal Digital Assistance)などのモバイル用の電子機器、あるいはPCなどに搭載される。
図6はタッチ式入力装置の実施の形態として、携帯電話機に搭載された場合を示す説明図である。図6では、タッチ式入力装置1が携帯電話機40の本体41を形成するの筐体42の側面42Aに埋設されており、弾性部材3と操作面10のみが側面42Aから外部に露出している。
なお、タッチ式入力装置1は、表面42B上に設けられる構成であってもよく、また表示装置43が設けられた蓋体44側に設けることも可能である。
上記のように、操作面10に操作体Fを軽く触れた低荷重操作状態において、前記操作体Fを操作面10に沿ってX方向に滑らす(スライド移動状態)と、スイッチ部S1〜S5の動作状態が順次切り換えられる。このため、制御部29は一定の周期で前記スイッチ部S1〜S5の動作状態をスキャンすることにより、前記操作体Fの移動方向がX1方向であるか、またはX2方向であるかを検出することが可能である。よって、前記タッチ式入力装置1をスクロール用のキースイッチとして利用することが可能である。すなわち、前記タッチ式入力装置1からの出力情報に基づいて前記携帯電話機40の表示装置43に映し出された画面、例えば電話番号リスト、機器のオプション設定リスト、あるいはPDAにおいてはアドレス帳の項目リストなどをスクロール動作させて検索することなどができる。このとき、移動する操作体Fに応じて前記振動発生手段30を連続的にまたは間欠的に駆動させるようにしてもよい。
また決定キーとして利用することも可能である。すなわち、制御部29がスキャンしたときに、同時に複数のスイッチ部S1〜S5が導通状態であると検出された場合は、図5に示す高荷重操作状態と判断し、決定キーとしての役割を持たせることができる。このとき制御部29が前記振動発生手段30を一定時間駆動させると、前記振動発生手段30から生起された振動が操作体Fに伝わるため、操作者にクリック感(操作感)を体感させることができる。よって、操作者は、決定キーが操作されたことを認識することが可能となる。
また前記振動発生手段30は、弾性部材3のほぼ全長をカバーするように対向配置されているため、操作面10上のいずれの位置に荷重を掛けても操作者に与えるクリック感を均一にできる。すなわち、操作者に伝わる振動の大きさ、さらには操作後に振動が操作者に伝わるまでの遅延時間が、操作位置によって異なることを防止できる。
次に、上記振動発生手段を有するタッチ式入力装置の具体的な制御の一例について説明する。
図7は本発明の振動発生手段を有するタッチ式入力装置を携帯電話機に搭載した場合の制御方法を示すフローチャート図である。なお、図7においては、各ステップの順番をST1、ST2、・・・のようにSTの後に番号を付して示している。また図8は表示装置に表示された選択項目とスイッチ部との対応関係を示す概念図であり、Aは選択項目とスイッチ部とが同数で対応している場合、Bは選択項目数がスイッチ部の数より少ない場合を示している。なお、表示装置43には項目リストとして氏名が映し出されている。
また図7に示すフローチャートは複数の制御ループを有しているが、どの制御ループも常にスタートST1に戻るように設定されており、いずれの制御ループの所要時間も1msec程度と高速である。
図7に示すフローチャートでは、「接触前」、「通知前」、「通知後」および「選択後」などの各内部設定を有している。ここで、前記「接触前」とは、操作体Fが操作面10に接触する前(スイッチ部S1〜S5が導通する前)の制御部29の内部設定を示している。前記「通知前」とは、いずれかのスイッチ部S1〜S5が導通後(接触後)で、かつ、導通した事を使用者に通知する前の状態であり、導通後はすぐに通知して「通知後」になる制御部29の内部設定を示している。また前記「通知後」とは、スイッチ部S1〜S5のいずれが導通した事を使用者に通知した後の状態であり、次に項目選択される条件を満たすかチェックし続けことを示す制御部29の内部設定を示している。前記「選択後」とは、項目選択が行われた後を意味し、その後基本的には何もしない状態を示す制御部29の内部設定を示している。
また前記制御部29内には、時刻を計測するタイマーTと、前記タイマーTが計測した時間を記録する時間レジスタTLと、操作面上における操作体Fの現在位置、すなわち導通位置(接触位置)を記憶する現在位置レジスタPと、移動前の操作体Fの直前の位置を記録する直前位置レジスタPLと、前記「通知前」、「通知後」、「選択後」および両端のうちのいずれの内部設定であるかを記憶する設定レジスタMとを有している。
上記タッチ式入力装置の動作は、ST1であるスタートから開始する。スタート(初期状態)であるST1における各レジスタTL、P、PLおよびMの内容は、前記タイマーTはT=0、現在位置レジスタPはP=0(非導通)、直前位置レジスタPLはPL=0、時間レジスタTLはTL=0、設定レジスタMはM=「接触前」となっている。前記タイマーTは、各制御ループの動作がスタートした後に時々刻々と変わる時刻を計測し続けている。
ST2では、制御部29は前記スイッチ部S1〜S5の動作状態から操作体Fの現在の接触位置(導通位置)を検出し、これを現在位置レジスタPに記憶する。
このとき、高荷重操作により前記スイッチ部S1〜S5のうち、いくつか連続したスイッチ部が一緒に導通した場合には、その平均値を現在位置として記憶する。例えば、スイッチ部S2、S3およびS4が連続して導通している場合には、その平均値であるスイッチ部S3が現在位置となるので、現在位置レジスタPではP=S3として記憶する。また操作体Fが操作面10に触れられていない「接触前」の場合にはP=0である。なお、押されたスイッチ部がS1とS2のように、偶数である場合にはいずれか早く導通状態に至った方のスイッチ部が前記現在位置レジスタPに記憶されるようにすればよい。
次にST3では、制御部29は前記ST2における検出の際に、スイッチ部S1〜S5の押された数Nの判断を行う。ただし、ここでは押された数Nをスイッチ部の単独数またはブロックの数として判断する。すなわち、操作体Fの幅寸法によっては、高荷重操作の場合にはスイッチ部S1〜S5のいくつかが連続して一緒に押されることがあり、その場合には連続するスイッチ部を1ブロックとし、押された数NはN=1と判断される。例えば、連続するスイッチ部S1とS2(1ブロック)とが一緒に押され、かつスイッチ部S5が単独で押されている場合(この場合、スイッチ部S3とS4は非導通)には、押された数NはN=2として判断される。
前記ST3では、前記押された数Nが押されないスイッチ部を中間に挟んで2つ以上(N≧2)である場合には、制御部29はエラーモードと判断し(ST3−1)、前記振動発生手段30を駆動して、例えば振動を一定時間連続的に生起(ST3−2)させることにより、操作者にエラーが発生したことを通知することができる。
また押された数NがN=0、すなわち非接触(P=0)の場合には、タイマーTをリセット(T=0)するとともに、直前位置レジスタPLに現在位置レジスタPの内容(ただし、この場合はP=0)を代入して記憶させる(PL←P=0)。また設定レジスタはM=「接触前」としてスタート(ST1)へと戻される。
そして、前記ST3において、前記押された数NがN=1である場合、例えば各スイッチ部S1〜S5のいずれかが単独で押された場合や、スイッチ部S2、S3およびS4が1ブロックとして押されているような場合には、次のST4が実行される。なお、この場合、前記ST2における現在位置レジスタPは、P=S3の値が記憶される。
ST4では、携帯電話機の表示装置43に表示された選択項目Lと操作面10上を移動する操作体Fとの対応関係の監視を行う。
例えば、図8Aに示すように、表示装置43に選択項目として表示された項目リストL1〜L5とスイッチ部S1〜S5とがそれぞれ一対一で対応する場合には、前記操作面10に操作体Fを接触させると前記スイッチ部S1〜S5のいずれかに位置するため、このときの操作体Fの位置と選択項目Lの項目リストL1〜L5とは一致する。よって、このように一致する場合には「yes」が選択されてST5に進む。なお、この場合には、前記ST2において現在位置レジスタPにP=S1〜S5のいずれか1つの値が記憶されている。
一方、図8Bに示すように、表示装置43に表示された項目リストL1〜L3とスイッチ部S1〜S5とが一対一で対応しないような場合において、例えば前記操作体Fの位置が前記スイッチ部S1、S3またはS5のいずれかに位置する場合(P=S1、S3またはS5)には、項目リストL1、L2またはL3のいずれかに一致するが、操作体Fの位置が前記スイッチ部S2またはS4に位置する場合(P=S2またはS4)には、項目リストL1〜L3に一致しないこととなる。そして、一致する場合には「yes」が選択されてST5に進むが、一致しない場合には「no」が選択される。そして、「no」が選択された場合には、上記同様に、タイマーTをリセット(T←0)し、直前位置レジスタPLに現在位置レジスタPの内容(P=S2またはS4)を代入して記憶させる(PL←P=S2またはS4)。また設定レジスタMは「通知前」に設定してスタート(ST1)へと戻される。そして、次に「yes」が選択されたときにST5へ進むことになる。
前記ST4において前記「yes」が選択されている場合には、前記ST2における前記現在位置レジスタPには、P=S1、S3またはS5のいずれか1つの値が代入されている。
ST5では操作体Fの移動の有無の監視が行われる。すなわち、ST5では前記直前位置レジスタPLの内容と前記現在位置レジスタPの内容との一致、不一致を判断し、一致しない場合(PL≠P)には操作体Fが移動したものとみなし、タイマーTの時刻を時間レジスタTLに代入して記憶させた後(ST5−1)、上記同様にタイマーTをリセット(T←0)し、直前位置レジスタPLに現在位置レジスタPの内容を代入して記憶させる(PL←P)。また設定レジスタMは「通知前」に設定してスタート(ST1)へと戻され、次の機会にST5で監視されたときに操作体Fの移動が停止していると判断された場合にST6に進む。
ここで前記ST5−1において時間レジスタTLに記憶されたタイマーTの時刻は、直前位置レジスタPLに記憶されている直前位置(例えばS1)から現在位置レジスタに記憶されている現在位置(例えばS2)に移動するのに要した移動時間を示しており、これは操作体Fが直前位置(S1)に対応する直前の項目リスト(L1)から現在位置(S2)に対応する項目リスト(L2)に移動する項目間移動時間であるとともに、直前の項目リスト(L1)に滞在していた項目滞在時間を意味している。なお、厳密には、前記項目滞在時間と項目間移動時間とは異なるが、操作体Fが連続して移動する場合には、両者はほとんど同じとみなすことが可能である。
そして、操作体Fがスイッチ部S1からスイッチ部S5に向かって連続的に移動するスライド移動状態の場合には、操作体Fが各スイッチ部S1〜S5上(または各項目リストL1〜L5)を通過するたびに前記時間レジスタTLに記憶される値(各スイッチ部間の移動に要した時間である前記項目滞在時間(項目間移動時間))が更新されるとともに、その直後にタイマーTはリセットされる。このため、前記時間レジスタTLには、操作体Fをゆっくり移動させた場合には大きな値(例えば、2秒)が記憶され、素早く移動させた場合には小さな値(例えば、0.5秒)が記憶される。
一方、ST5において前記直前位置レジスタPLの内容と前記現在位置レジスタPの内容とが一致する場合には、操作体Fは操作面10上に接触した状態で停止している(移動しなかったもの)とみなしてST6に進む。
通常、操作体Fが操作面10に最初に接触したときには、現在位置レジスタP=S1ないしS5のいずれかであり、かつ直前位置レジスタPL=0であるから、PL≠Pとなるのでスタート(ST1)へと戻ることになる。同様に操作体Fが操作面10上を移動する場合には、前記PおよびPLがST2における検出のたびに書き換えられてPL≠Pの状態が続くため、移動していると判断され前記時間レジスタTLの更新等が行われてスタート(ST1)へ戻ることになる。
一方、操作体Fの移動が停止した直後においては、停止の直前に検出された現在位置レジスタP(この値は直前位置レジスタPLへ代入される。)と停止後最初に検出される現在位置レジスタPとが比較されるため、PL≠PとなりスタートST1へと戻る。しかし、停止後しばらく時間が経過した後においては、停止直後に検出される現在位置レジスタPの検出値(この値は直前位置レジスタPLへ代入される。)と、その次に検出される現在位置レジスタPとの検出値とはPL=P(停止状態)となるため、ST6に進むこととなる。
ST6では、停止状態にある操作体Fが操作面10上の両端(S1またはS5)に位置するか、またはその他の位置(S2、S3またはS4)に位置するかの判断を行う。すなわち、現在位置レジスタPの値が、P=S1またはS5であるか、それともP=S2、S3またはS4であるかを判断し、前者である場合には操作体Fがいずれかの両端に位置する端部モードと判断してST6−1に進み、後者である場合には両端以外に位置すると判断してST7に進む。
前記ST6−1の端部モードでは、リセット後から現在までの経過時刻を示すタイマーTの値が、前記ST5−1において前記時間レジスタTLが記憶した項目滞在時間の倍数に一致するたびに前記振動発生手段30を駆動して振動を生起させる(ST−6)。
例えば、操作体Fが操作部材の端部であるスイッチ部S5(項目リストL5)に対応する位置で停止し、このときの前記項目滞在時間は停止前の直前の位置であるスイッチ部S4から停止位置であるスイッチ部S5へ移動するのに要する時間であり、前記項目滞在時間を例えば0.5秒とする。
このとき、制御部29はST1→ST2→ST3→ST4→ST5→ST6→ST6−1の「yes」または「no」を介して再びST1に戻る制御ループを高速(例えば、1msec)で繰り返している。よって、前記タイマーTでの経過時刻が前記項目滞在時間の0.5秒の倍数に相当する時刻に一致するたび「yes」が選択されて前記振動発生手段30が駆動させられ(ST6−2)、それ以外の時刻では「no」が選択される。すなわち、前記の例では、前記振動発生手段30が0.5秒、1秒、1.5秒、2.0秒・・・というように一定の周期(0・5秒)で振動が生起するように駆動させられる。
よって、携帯電話機の操作者は操作体Fが操作面10の端部に達したこと、または選択項目の端部である項目リストL5に達したこと(端部モードに至ったこと)を前記振動のクリック感(操作感)から認識することが可能となる。
なお、前記時間レジスタTLが記憶する項目滞在時間は、上記のように操作体Fの移動時間に応じて異なる値として記録されるため、前記振動は操作体Fの移動時間と同じ間隔で行わせることができる。
ST6−3では、振動後または振動発生中に、例えば表示装置43に表示されている選択項目を上または下方向にスクロール移動させて、それに続く新たな選択項目を表示させるなどの両端時処理が行われる。
前記ST6において、現在位置レジスタPの値が、P=S2、S3またはS4であるときにはST7に進み、現在における制御部29の内部設定の確認が設定レジスタMに記憶されている内容から判断する。
後述のST8−3以下に示す選択時処理が実行されると、設定レジスタMはM=「選択後」に設定されるが、ST7では設定レジスタMが、M=「選択後」である場合にはスタートST1に戻り、M=「選択後」以外である場合にはST8に進む。
ST8では、設定レジスタMに記憶されている内容が「通知後」であるか否かについての確認が行われる。すなわち、操作体Fが接触したことによりスイッチ部S1〜S5のいずれが導通した事を使用者に通知した後の状態であるか否かを、設定レジスタMに記憶されている内容から判断する。
そして、このときの判断の結果「yes」すなわち設定レジスタMが、M=「通知後」である場合にはST8−1に進み、「no」である場合(M=「通知後」でない場合)には個別操作モードと判断してST9に進む。
前記ST9の個別操作モードでは、操作体Fが前記スイッチ部S1〜S5のいずれか1つの上で停止するたびに、すなわち選択項目Lの各項目リストL1〜L5を個別に選択するたびに、例えば前記振動発生手段30を1回だけ駆動させて振動を1回だけ生起させる。よって、操作体Fが停止したとき、または選択項目Lを選択したときに操作者にクリック感(操作感)を与えることが可能である。
ただし、図8Bに示すように、操作体Fが前記スイッチ部S2またはスイッチ部S4に停止した場合には、選択項目Lに対応する選択リストは存在せず、上記ST4にて「no」が選択されるため、前記振動発生手段30が振動することを回避することが可能である。
そして、ST10では設定レジスタMをM=「通知後」に設定してスタートST1に戻す。よって、次回ST8に至ったときには、「yes」が選択されることとなる。
ST8−1では、前記ST−9における振動発生後、ST1→ST2→ST3→ST4→ST5→ST6→ST7→ST8→ST8−1の「no」→ST1の制御ループが繰り返されており、この繰り返し中に前記タイマーTが所定時間(例えば1秒)以上を計測することができるか否かを判断する。
そして、タイマーTが前記所定時間を経過した場合には、現在位置レジスタPの内容に変化が現れない場合、すなわち操作体Fが現在位置レジスタPに記憶された位置に長時間留まる長押し状態の場合であるため、制御部29は現在位置レジスタPに記憶されているスイッチ部が選択されたもの、すなわち決定キーが操作され決定モードと判断し、ST8−2以降の制御を実行する。
あるいは、当初において、例えばスイッチ部S3のみが導通状態であったが、その後に操作体Fの接触幅が増大し、その結果前記スイッチ部S3に隣接するスイッチ部S2やスイッチ部S4も一緒に導通状態に変化したような場合には、操作体Fが強く押し込まれる高荷重操作状態に至ったものとみなすことができる。そして、この場合にも前記スイッチ部S3が選択された決定モードと判断し、ST8−2以降の制御を実行するようにしてもよい。
前記ST8−2の決定モードでは、前記振動発生手段30を間欠的に所定回数、例えば2回振動させることにより、操作者に決定キーが操作されたことをクリック感(操作感)で通知することができる。そして、ST8−3では、例えば決定キーとして操作されたスイッチ部S3に対応する項目リストL3の内容を開いて表示したり、または項目リストL3に対応する電話を掛けたりするなどの選択時処理が行われる。
そして、ST8−4では、設定レジスタMをM=「選択後」に書き換えた後スタートST1に戻る。
以上のような制御方法により、前記振動発生手段を有するタッチ式入力装置に様々な動作を行わせることができる。
上記制御方法のスライド移動状態では振動が生起されないものを示したが、振動が生起されるようにすることも可能である。
なお、上記実施に形態に示した振動パターンは一例に過ぎず、振動の有り無しを含めて前記各動作状態、またはモードごとに異なる振動パターンを発生させるようにすることが可能である。
本発明の実施の形態としてタッチ式入力装置を示す分解斜視図、 図1の2−2線での切断断面図、 タッチ式入力装置の電気的な接続を示す回路構成図、 低荷重での動作状態を示す図2同様の断面図、 荷重を強くした高荷重ときの動作状態を示す図3同様の断面図、 タッチ式入力装置の実施の形態として、携帯電話機に搭載された場合を示す説明図、 本発明の振動発生手段を有するタッチ式入力装置を携帯電話機に搭載した場合の制御方法を示すフローチャート図、 表示装置に表示された選択項目とスイッチ部との対応関係を示す概念図であり、Aは選択項目とスイッチ部とが同数で対応している場合、Bは選択項目数がスイッチ部の数より少ない場合、
符号の説明
1 タッチ式入力装置
3 弾性部材(操作部材)
4 補強部材
5a,5b,5c,5d,5e 突起
10 操作面(操作部材)
20 メンブレンスイッチ
21 上側シート
21a,21b,21c,21d,21e 第1の導電部
22 下側シート
22a,22b,22c,22d,22e 第2の導電部
23 フレキシブルシート
24 スペーサ
24a,24b,24c,24d,24e 貫通孔
28 選択手段
29 制御部
30 振動発生手段
L 選択項目
L1,L2,L3,L4,L5 項目リスト
M 設定レジスタ
P 現在位置レジスタ
PL 直前位置レジスタ
T タイマー
TL 時間レジスタ
S1,S2,S3,S4,S5 スイッチ部
F 操作体(指またはペン)

Claims (11)

  1. 長手方向に沿って一定の長さを有するとともに所定の間隔で並ぶ複数のスイッチ部が設けられたメンブレンスイッチと、同じく長手方向に一定の長さを有するとともに前記メンブレンスイッチの一方の面に対向配置された操作部材とを備えたタッチ式入力装置であって、
    前記メンブレンスイッチの他方の面には、一定の長さを有するとともに前記長手方向に沿って対向配置された振動発生手段と、前記複数のスイッチ部の動作状態を検出して前記振動発生手段に振動を発生させる制御部と、が設けられていることを特徴とするタッチ式入力装置。
  2. 前記振動発生手段は、前記メンブレンスイッチと同じ長さ寸法である請求項1記載のタッチ式入力装置。
  3. 前記操作部材は、弾性体と、前記弾性体の一方の面に設けられた操作面と、前記弾性体の他方の面に設けられかつ前記弾性体が所定量以上撓むのを規制する補強部材とを有しており、
    前記補強部材と前記メンブレンスイッチとが対向するいずれか一方の面の前記複数のスイッチ部と対向する位置に突起が設けられている請求項1記載のタッチ式入力装置。
  4. 前記振動発生手段が、分銅付きモータ、電磁駆動素子または圧電素子のいずれかである請求項1または2記載のタッチ式入力装置。
  5. 前記複数のスイッチ部の動作状態をスキャンする選択手段が設けられており、前記制御部により前記選択手段が所定の周期で駆動される請求項1記載のタッチ式入力装置。
  6. 前記操作部材の表面に操作体を接触させたときに前記操作体に対向するスイッチ部のみの動作状態が切り換わる低荷重操作状態と、前記操作体の荷重を強くしたときに複数のスイッチ部の動作状態が同時に切り換わる高荷重操作状態と、前記操作体を前記操作部材の表面に沿って一方向に移動させたときに前記スイッチ部の動作状態が前記移動に伴って順次切り換わるスライド移動状態と、を有しており、
    前記振動発生手段が、振動の有り無しを含めて前記各動作状態ごとに異なる振動パターンで駆動される請求項1記載のタッチ式入力装置。
  7. 前記スライド移動状態のときには振動が生起されず、前記高荷重操作状態のときに振動が生起させられる請求項6記載のタッチ式入力装置。
  8. 前記スライド移動状態のときには間欠的または連続的に振動が生起され、前記高荷重操作状態のときには振動が生起されない請求項6記載のタッチ式入力装置。
  9. 前記高荷重操作状態のときに、振動が2回以上生起される請求項6または7記載のタッチ式入力装置。
  10. 前記各動作状態の判断は、前記複数のスイッチの動作状態が時間的に変化することに基づいて検出される請求項6ないし9のいずれか記載のタッチ式入力装置。
  11. 前記スイッチ部が個別に操作される個別操作モードと、個別に操作されるスイッチ部の操作時間が所定の時間を超える決定モードと、操作体が前記操作部材のいずれか一方の両端に達する両端モードと、操作されないスイッチ部を挟んで2箇所以上のスイッチ部が同時に操作されるエラーモードと、を有しており、
    前記振動発生手段が、振動の有り無しを含めて前記各モードごとに異なる振動パターンで駆動される請求項1記載のタッチ式入力装置。
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