JP2005339623A - Storage device - Google Patents
Storage device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005339623A JP2005339623A JP2004154532A JP2004154532A JP2005339623A JP 2005339623 A JP2005339623 A JP 2005339623A JP 2004154532 A JP2004154532 A JP 2004154532A JP 2004154532 A JP2004154532 A JP 2004154532A JP 2005339623 A JP2005339623 A JP 2005339623A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- command
- signal
- bit line
- delay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、高速動作可能な記憶装置に関する。 The present invention relates to a storage device capable of high speed operation.
DRAM、同期型DRAM(SDRAM)、及びダブルデータレート(DDR)−SDRAM等においてはキャパシタの電荷を一定時間毎に再書き込みするためにリフレッシュサイクルを必要とする。リフレッシュ時においては複数のワード線を同時に活性させる必要があるため、電源電圧の供給不足が生じる。ワード線活性からセンスアンプ活性までの期間を十分に確保するための第1の背景技術として、リフレッシュ時に所定の信号を遅延させることにより、電源電圧の降下による動作タイミングの遅れに合わせてリフレッシュ動作を行う手法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。 In DRAMs, synchronous DRAMs (SDRAMs), double data rate (DDR) -SDRAMs, etc., a refresh cycle is required to rewrite the capacitor charge at regular intervals. During refresh, it is necessary to activate a plurality of word lines at the same time, resulting in insufficient supply of power supply voltage. As a first background art for ensuring a sufficient period from the activation of the word line to the activation of the sense amplifier, the refresh operation is performed in accordance with the delay of the operation timing due to the drop of the power supply voltage by delaying a predetermined signal at the time of refresh. A technique for performing this has been proposed (see, for example, Patent Document 1).
一方、DRAM、SDRAM、及びDDR−SDRAMと比して高速動作可能なメモリとして、メモリコアへのアクセス及びプリチャージ動作をパイプライン化した高速サイクルRAM及びDDR−高速サイクルRAMが知られている。高速サイクルRAMにおいては、第1コマンド及び第2コマンドの組み合わせによりコマンドが決定される。高速サイクルRAMの動作速度を向上可能な第2の背景技術として、第1コマンドでリード及びライトのいずれを行うかを決定してメモリコアの動作を開始させる手法が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。この場合、第1コマンドがリードを行うためのコマンド(以下において「リードアクティブコマンドRDA」という。)である場合、第2コマンドによりリード及びモードレジスタセットのいずれかが選択される。第1コマンドがライトを行うためのコマンド(以下において「ライトアクティブコマンドWRA」という。)である場合、第2コマンドによりライト及びオートリフレッシュのいずれかが選択される。 On the other hand, high-speed cycle RAM and DDR-high-speed cycle RAM in which access to a memory core and precharge operation are pipelined are known as memories capable of operating at high speed as compared with DRAM, SDRAM, and DDR-SDRAM. In the high-speed cycle RAM, the command is determined by a combination of the first command and the second command. As a second background technology capable of improving the operation speed of the high-speed cycle RAM, a method of starting the operation of the memory core by determining whether to perform reading or writing with a first command has been proposed (for example, patents). Reference 2). In this case, when the first command is a command for reading (hereinafter referred to as “read active command RDA”), either the read or mode register set is selected by the second command. When the first command is a command for performing writing (hereinafter referred to as “write active command WRA”), either writing or auto-refreshing is selected by the second command.
第2の背景技術においては、第1コマンドがリードアクティブコマンドRDAである場合、モードレジスタセット動作においてもワード線が活性化する。即ち、モードレジスタセット動作においてもリフレッシュと同様の動作が行われる。また、高速サイクルRAMはパイプライン動作を行うため、動作タイミングの制御を厳密に行う必要がある。よって、高速動作が要求されないモードレジスタセット及びオートリフレッシュにおいてもリード及びライト動作と同様のテストを実施する必要がある。この為、高速サイクルRAMのテスト時間の増加が生じている。第1の背景技術を第2の背景技術に適用した場合も同様の問題が生じる。したがって、テスト時間を短縮可能な高速サイクルRAMの実現が望まれている。
本発明は、高速に動作し、テスト時間の短縮を実現可能な記憶装置を提供する。 The present invention provides a storage device that operates at high speed and can reduce the test time.
本発明の特徴は、外部からのコマンド入力をデコードし、初期モード設定を行うためのコマンドを検知するコマンドデコーダと、初期モード設定を行うためのコマンドが検知された場合、メモリコアにおけるビット線センスの開始タイミングを通常動作時と比して遅延させる遅延回路とを備える記憶装置であることを要旨とする。 A feature of the present invention is that a command decoder for decoding a command input from the outside and detecting a command for setting an initial mode, and a bit line sense in a memory core when a command for setting an initial mode is detected The gist of the present invention is that the storage device includes a delay circuit that delays the start timing of the first and second timings as compared with the normal operation.
本発明によれば、高速に動作し、テスト時間の短縮を実現可能な記憶装置を提供できる。 According to the present invention, it is possible to provide a storage device that operates at high speed and can reduce the test time.
次に、図面を参照して、本発明の第1及び第2の実施の形態を説明する。この第1及び第2の実施の形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。 Next, first and second embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the descriptions of the drawings in the first and second embodiments, the same or similar parts are denoted by the same or similar reference numerals.
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る記憶装置は、図1に示すように、コマンドデコーダ1、遅延回路3a、モードレジスタ5、制御回路2、及びメモリコア4を備える。コマンドデコーダ1は、外部からのコマンド入力COMをデコードし、初期モード設定を行うためのコマンド(以下において「モードレジスタセットコマンドMRS」という。)を検知する。ここで「初期モード設定」とは、例えばリード時に適用されるバースト長、バーストタイプ、及びカラムアドレスストローブ(CAS)レイテンシ等をモードレジスタ5に設定することを意味する。また、コマンドデコーダ1は、リフレッシュを自動的に行うためのコマンド(以下において「オートリフレッシュコマンドREF」という。)を検知する。遅延回路3aは、モードレジスタセットコマンドMRSが検知された場合、メモリコア4におけるビット線センスの開始タイミングを通常動作時と比して遅延させる。ここで「ビット線センス」とは、例えば、メモリコア4の内部のセンスアンプを活性化する動作を意味する。「通常動作」とは、例えばリード動作又はライト動作を意味する。
(First embodiment)
As shown in FIG. 1, the storage device according to the first embodiment of the present invention includes a
更に遅延回路3aは、モードレジスタセットコマンドMRSが検知された場合、メモリコア4におけるビット線イコライズの開始タイミングを通常動作時と比して遅延させる。「ビット線イコライズ」とは、例えば、メモリコア4の内部のイコライズ回路を活性化する動作を意味する。コマンドデコーダ1は、コマンド入力COMとして第1コマンド及び第2コマンドを順に受け取る。制御回路2は、メモリコア4の内部のセンスアンプ等の周辺回路、及びロウ系を制御する。制御回路2には、メモリコア4のロウアドレスが上位アドレスとして第1コマンドの入力と同時に供給され、メモリコア4のカラムアドレスが下位アドレスとして第2コマンドの入力と同時に供給される。
Furthermore, when the mode register set command MRS is detected, the delay circuit 3a delays the start timing of the bit line equalization in the
また、コマンドデコーダ1は、図2に示すように、第1コマンドがライトアクティブコマンドWRAの場合に第2コマンドが下位アドレスラッチコマンドLAL及びオートリフレッシュコマンドREFのいずれであるか検知する。第1コマンドがライトアクティブコマンドWRA、且つ第2コマンドが下位アドレスラッチコマンドLALである場合、図1に示す制御回路2はライト動作を実行する。これに対してコマンドデコーダ1は、第1コマンドがリードアクティブコマンドRDAの場合に第2コマンドが下位アドレスラッチコマンドLAL及びモードレジスタセットコマンドMRSのいずれであるかを検知する。第1コマンドがリードアクティブコマンドRDA、且つ第2コマンドが下位アドレスラッチコマンドLALである場合、制御回路2はリード動作を実行する。このように、第1コマンドでリード及びライトのいずれを行うかが決定されるため、第1コマンドの入力と同時に図1に示すメモリコア4の動作を開始させることが可能となる。
As shown in FIG. 2, the
更に、コマンドデコーダ1は、第1コマンドが入力された場合に第1コマンド検知信号bACTVを生成する。コマンドデコーダ1は、リードアクティブコマンドRDA、ライトアクティブコマンドWRA、及びモードレジスタセットコマンドMRSのそれぞれを検知してリードアクティブ検知信号bCTRU、ライトアクティブ検知信号bCTWU、及びモードレジスタセット検知信号bMSETを生成する。コマンドデコーダ1が生成した第1コマンド検知信号bACTV、リードアクティブ検知信号bCTRU、及びライトアクティブ検知信号bCTWUは、制御回路2にそれぞれ伝達される。モードレジスタセット検知信号bMSETは、モードレジスタ5及び遅延回路3aに伝達される。
Further, the
また、図1に示す制御回路2は、上位アドレスドライバ21、バンクタイマ22、プリデコーダ制御回路23、リダンダンシ制御回路24、上位アドレスプリデコーダ25、第1ドライバ26、リダンダンシプリデコーダ27、第2ドライバ28、及びセンスアンプ制御回路29を備える。プリデコーダ制御回路23は、バンクタイマ22と上位アドレスプリデコーダ25との間に接続される。リダンダンシ制御回路24は、バンクタイマ22及び上位アドレスドライバ21に入力が接続される。上位アドレスプリデコーダ25は、上位アドレスドライバ21とメモリコア4との間に接続される。第1ドライバ26及びリダンダンシプリデコーダ27は、リダンダンシ制御回路24とメモリコア4との間にそれぞれ接続される。
The
更にバンクタイマ22は、クロックCLK、バンクセレクト信号BSEL、及び第1コマンド検知信号bACTVに基づき、バンクタイマ信号BNKを生成してロウアドレスストローブ(RAS)リストアの終了及びRASプリチャージの開始タイミングを決定する。ここで、「RASリストア」とは、ビット線センス及びワード線の活性等の動作を意味する。「RASプリチャージ」とは、ビット線イコライズ及びワード線の非活性等の動作であることを意味する。上位アドレスドライバ21は、ライトアクティブ検知信号bCTWUが供給された場合、前サイクルのライトアクティブコマンドWRAの入力時に取り込んでおいたロウアドレスADをリダンダンシ制御回路24及び上位アドレスプリデコーダ25に転送する。これに対して上位アドレスドライバ21は、リードアクティブ検知信号bCTRUが供給された場合、外部から入力されたロウアドレスADをそのままリダンダンシ制御回路24及び上位アドレスプリデコーダ25に転送する。
Further, the
また、上位アドレスプリデコーダ25は、上位アドレスドライバ21からの転送ロウアドレスRAD1を2つに分割し、分割した前半の転送ロウアドレスRAD2をメモリコア4に転送する。また、上位アドレスプリデコーダ25は、プリデコーダ制御回路23からプリデコーダ制御信号XPDが供給されると、分割した後半の転送ロウアドレスRAD3をメモリコア4に転送する。プリデコーダ制御回路23は、バンクタイマ信号BNKに応じてプリデコーダ制御信号XPDを生成し、上位アドレスプリデコーダ25を制御する。リダンダンシ制御回路24は、予め設定されたヒューズ情報に応じて転送ロウアドレスRAD1に対する冗長メモリセルへの切り換えを判定し、判定が終了するとリダンダンシ判定終了信号FPRGを高レベルに立ち上げる。
The
更にリダンダンシ制御回路24は、冗長メモリセルに置換しないと判定した場合に通常セル選択信号bFDWAIを生成し、冗長メモリセルに置換すると判定した場合に冗長セル選択信号RARmを生成する。リダンダンシ制御回路24は、通常メモリセルと冗長メモリセルの両方を使用すると判定した場合、併用指示信号HITを生成する。通常セル選択信号bFDWAI及び併用指示信号HITは、第1ドライバ26を介してメモリコア4にそれぞれ転送される。冗長セル選択信号RARmはリダンダンシプリデコーダ27を介してメモリコア4に転送される。
Further, the
またセンスアンプ制御回路29は、遅延回路3aからのタイミング制御信号QSAEに応じてセンスアンプオン制御信号bQSAON、センスアンプオフ制御信号bQSAOFF、及びセルアレイ選択制御信号bQMUXBを生成する。ここで、タイミング制御信号QSAEは、遅延回路3aがリダンダンシ制御回路24からのリダンダンシ判定終了信号FPRGを遅延させることにより生成される。センスアンプオン制御信号bQSAONによりビット線センスの開始タイミングが決定される。センスアンプオフ制御信号bQSAOFFによりメモリコア4内のセンスアンプの非活性タイミング及びビット線イコライズの開始タイミングが決定される。セルアレイ選択制御信号bQMUXBは、メモリコア4の内部の複数のメモリセルアレイのいずれかを選択するために用いられる。センスアンプオン制御信号bQSAON、センスアンプオフ制御信号bQSAOFF、及びセルアレイ選択制御信号bQMUXBは、第2ドライバ28を介してメモリコア4にそれぞれ伝達される。
The sense
更に、遅延回路3aは、ワード線活性模擬回路31、ビット線センス模擬回路32a、及び遅延制御回路33aを備える。ワード線活性模擬回路31はリダンダンシ制御回路24に入力が接続される。遅延制御回路33aは、コマンドデコーダ1、バンクタイマ22、及びビット線センス模擬回路32aの出力に入力が接続される。ビット線センス模擬回路32aは、ワード線活性模擬回路31及び遅延制御回路33aに入力が接続され、センスアンプ制御回路29に出力が接続される。ワード線活性模擬回路31は、リダンダンシ判定終了信号FPRGを一定時間遅延させて遅延信号SWLINを生成する。ここでワード線活性模擬回路31は、リダンダンシ判定終了信号FPRGをワード線活性動作に相当する時間だけ遅延させる。遅延制御回路33aは、コマンドデコーダ1からモードレジスタセット検知信号bMSETが供給された場合に遅延制御信号DCNTを生成する。また遅延制御回路33aは、モードレジスタセット検知信号bMSET、バンクタイマ信号BNK、及びリダンダンシ判定終了信号FPRGのそれぞれの供給が停止した場合に遅延制御信号DCNTの生成を停止する。ビット線センス模擬回路32aは、遅延信号SWLINを一定時間遅延させてタイミング制御信号QSAEを生成する。ビット線センス模擬回路32aは、遅延制御回路33aから遅延制御信号DCNTが供給された場合、タイミング制御信号QSAEを通常動作時と比して大きく遅延させる。
The delay circuit 3a further includes a word line
遅延制御回路33aは、図3に示すように、フリップフロップ制御回路331、フリップフロップ332、及び出力バッファ333を備える。フリップフロップ制御回路331は、インバータ331a及び331c、及び3入力否定論理和(NOR)回路を備える。フリップフロップ332は、2入力否定論理積(NAND)回路332a及び332bを備える。出力バッファ333はインバータ333a及び333bを備える。フリップフロップ332は、低レベルのモードレジスタセット検知信号bMSETが供給された場合に高レベルの出力信号を生成する。フリップフロップ制御回路331は、リダンダンシ判定終了信号FPRG、バンクセレクト信号BSEL、及びモードレジスタセット検知信号bMSETに基づいてフリップフロップ332のデータ保持期間を制御する。出力バッファ333は、フリップフロップ332の出力信号をバッファリングして遅延制御信号DCNTを生成する。
As shown in FIG. 3, the
ワード線活性模擬回路31は、図4に示すように、図1に示すメモリコア4の内部のメモリセルの構成の一部を模擬している。具体的にはワード線活性模擬回路31は、複数の(第1〜第k)模擬メモリセル31a〜31kを備える(k;2以上の整数)。第1模擬メモリセル31aは、セルプレートPLに一端が接続されたセルキャパシタC1、及びイコライズ電源VEQとセルキャパシタC1の他端との間に接続されたセルトランジスタTr1を備える。イコライズ電源VEQの電位は、例えば高位電源VDDの電位の1/2程度に設定される。第2模擬メモリセル31b〜第k模擬メモリセル31kは、第1模擬メモリセル31aと同様にそれぞれ構成される。
As shown in FIG. 4, the word line
これに対してビット線センス模擬回路32aは、データ読み出し模擬回路320、バッファ回路321、タイミング制御回路322、及び出力選択回路323を備える。データ読み出し模擬回路320は、図1に示すメモリコア4内のセルトランジスタからビット線へのデータの読み出し動作に相当する時間だけ遅延信号SWLINを遅延させる。バッファ回路321は、データ読み出し模擬回路320が遅延させた遅延信号SWLINをバッファリングする。タイミング制御回路322は、バッファ回路321の出力信号の立ち上がり及び立ち下がりタイミングを遅延させる。出力選択回路323は、遅延制御信号DCNTに基づき、タイミング制御回路322の出力信号及びバッファ回路321の出力信号のいずれかを選択する。即ち出力選択回路323は、遅延制御信号DCNTが高レベルの期間においてタイミング制御回路322の出力信号を選択する。出力選択回路323に選択されたタイミング制御回路322の出力信号及びバッファ回路321の出力信号のいずれかは、タイミング制御信号QSAEとして図1に示すセンスアンプ制御回路29に供給される。
On the other hand, the bit line
更に、データ読み出し模擬回路320は、高位電源VDDとイコライズ電源VEQとの間に接続されたプリチャージトランジスタTr11及びセルトランジスタTr12を備える。プリチャージトランジスタTr11としては例えばpMOSトランジスタが使用できる。セルトランジスタTr12は、図1に示すメモリコア4内のセルトランジスタを模擬している。プリチャージトランジスタTr11及びセルトランジスタTr12の間のノードはメモリコア4内のビット線を模擬している。バッファ回路321は2段接続されたインバータ321a及び321bを備える。タイミング制御回路322は、4段接続されたインバータ322a、322b、322c、及び322d、第1遅延用トランジスタTr13、及び第2遅延用トランジスタTr14を備える。第1遅延用トランジスタTr13は、ソース及びドレインが高位電源VDDに接続され、ゲートがインバータ322b及び322cの接続ノードに接続される。第2遅延用トランジスタTr14は、ソース及びドレインが低位電源VSSに接続され、ゲートがインバータ322b及び322cの接続ノードに接続される。出力選択回路323は、2段接続されたインバータ323a及び323b、第1の論理和(OR)回路323e及び第2のOR回路323c、及びNAND回路323dを備える。第1のOR回路323eは、インバータ322d及び323aのそれぞれの出力に入力が接続される。第2のOR回路323cは、インバータ321b及び323bのそれぞれの出力に入力が接続される。NAND回路323dは、第1のOR回路323e及び第2のOR回路323cのそれぞれの出力に入力が接続される。
Further, the data read
一方、メモリコア4は図5に示すように、例えば、ロウデコーダ41、ロウデコーダ41に接続されたセルアレイ42、セルアレイ42に接続された周辺回路43を備える。周辺回路43は、例えば、センスアンプ43a、選択回路43b、及びイコライズ回路43cを備える。図示を省略するが、実際にはセンスアンプ43aを中心として選択回路、イコライズ回路、及びセルアレイが対称的に配置される。また、セルアレイ42に加えて冗長セルアレイが設けられる。ロウデコーダ41は、複数の(第1〜第n)ワード線WL1〜WLnのいずれかを選択する(n;2以上の整数)。セルアレイ42は第1〜第nメモリセル42a〜42nを備える。第1メモリセル42aは、セルプレートPLに一端が接続されたセルキャパシタC20、及び第1ビット線BLにドレインが接続され、第1ワード線WL1にゲートが接続され、セルキャパシタC20の他端にソースが接続されたセルトランジスタTr20を備える。第2メモリセル42a〜第nメモリセル42nは第1メモリセル42aと同様に構成されている。
On the other hand, the
また、イコライズ回路43cは、イコライズ制御信号EQLに応じて、RASプリチャージ時に第1ビット線BL及び第2ビット線bBLのそれぞれの電位をイコライズ電源VEQの電位にプリチャージする。選択回路43bは、RASリストア時にセルアレイ選択信号MUXに基づいてビット線センスを行うセルアレイと反対側のセルアレイを切り離す。これにより、ビット線センスを行うセルアレイのみにセンスアンプが接続される。また、RASプリチャージ時はビット線センスを行うセルアレイと反対側のセルアレイを再び接続する。これにより、全セルアレイにてビット線イコライズが行われる。データの読み出し時においては、第1〜第nワード線WL1〜WLnのいずれか及び第1ビット線BL及び第2ビット線bBLを選択的に活性させることにより、セルアレイ42から1つのメモリセルが選択される。選択されたメモリセルのセルキャパシタに記憶されたデータに応じた電位により、第1ビット線BL及び第2ビット線bBLの電位が微小に変化する。センスアンプ43aは、第1ビット線BL及び第2ビット線bBLのそれぞれの電位を増幅する。
Further, the equalize
更に、センスアンプ43aは、第1センス用トランジスタTr30〜第4センス用トランジスタTr33を備える。第1センス用トランジスタTr30及び第2センス用トランジスタTr31としては、例えばnMOSトランジスタが使用できる。第3センス用トランジスタTr32と第4センス用トランジスタTr33としては、例えばpMOSトランジスタが使用できる。第1センス用トランジスタTr30と第2センス用トランジスタTr31、及び第3センス用トランジスタTr32と第4センス用トランジスタTr33は、第1ビット線BL及び第2ビット線bBLの間にそれぞれ直列に接続される。第1センス用トランジスタTr30及び第3センス用トランジスタTr32のそれぞれのゲートは第2ビット線bBLに接続される。第2センス用トランジスタTr31及び第4センス用トランジスタTr33のそれぞれのゲートは第1ビット線BLに接続される。
Further, the
また選択回路43bは、第1ビット線BL上に設けられた第1選択用トランジスタTr34及び第2ビット線bBL上に設けられた第2選択用トランジスタTr35を備える。第1選択用トランジスタTr34及び第2選択用トランジスタTr35としては、例えばnMOSトランジスタが使用できる。イコライズ回路43cは第1イコライズ用トランジスタTr36〜第3イコライズ用トランジスタTr38を備える。第1イコライズ用トランジスタTr36〜第3イコライズ用トランジスタTr38のそれぞれとしては、例えばnMOSトランジスタが使用できる。第1イコライズ用トランジスタTr36は第1ビット線BL及び第2ビット線bBLの間に接続される。第2イコライズ用トランジスタTr37及び第3イコライズ用トランジスタTr38は、第1ビット線BL及び第2ビット線bBLの間に接続され、第1イコライズ用トランジスタTr36とゲートが互いにそれぞれ接続される。第2イコライズ用トランジスタTr37及び第3イコライズ用トランジスタTr38の接続ノードはイコライズ電源VEQに接続される。
The
次に、図6に示すタイムチャートを参照して、第1の実施の形態に係る記憶装置の動作を説明する。但し、第1コマンドとしてリードアクティブコマンドRDAが供給され、第2コマンドとしてモードレジスタセットコマンドMRSが供給される場合を例に説明する。 Next, the operation of the storage device according to the first embodiment will be described with reference to the time chart shown in FIG. However, a case where the read active command RDA is supplied as the first command and the mode register set command MRS is supplied as the second command will be described as an example.
(イ)先ず、図6の時刻t1において、図6(a)に示すクロックCLKの立ち上がり直前において、図6(b)に示すようにリードアクティブコマンドRDAが第1コマンドとして供給される。時刻t2においてクロックCLKが高レベルに立ち上がる。図1に示すコマンドデコーダ1は、第1コマンドが供給されるとクロックCLKの立ち上がりと同期して第1コマンド検知信号bACTVを生成する。第1コマンド検知信号bACTVは、図1に示すバンクタイマ22に供給される。更に、時刻t3においてコマンドデコーダ1は、第1コマンドがリードアクティブコマンドRDAであると検知し、図6(c)に示すリードアクティブ検知信号bCTRUを低レベルに立ち下げる。リードアクティブ検知信号bCTRUは、図1に示す上位アドレスドライバ21に供給される。
(A) First, at time t1 in FIG. 6, immediately before the rising of the clock CLK shown in FIG. 6A, the read active command RDA is supplied as the first command as shown in FIG. 6B. At time t2, the clock CLK rises to a high level. When the first command is supplied, the
(ロ)バンクタイマ22は図6(e)に示すように、第1コマンド検知信号bACTVが供給されると、時刻t4においてバンクタイマ信号BNKを高レベルに立ち上げる。バンクタイマ信号BNK及びリードアクティブ検知信号bCTRUが供給されると、上位アドレスドライバ21は、時刻t4において外部から伝達されるロウアドレスADを図1に示すリダンダンシ制御回路24及び上位アドレスプリデコーダ25に転送ロウアドレスRAD1として転送する。上位アドレスプリデコーダ25は、図6(f)に示すように、時刻t4において転送ロウアドレスRAD1を分割した前半のロウアドレスRAD2をメモリコアに転送する。
(B) As shown in FIG. 6E, when the first command detection signal bACTV is supplied, the
(ハ)転送ロウアドレスRAD1及びバンクタイマ信号BNKが供給されると、図1に示すリダンダンシ制御回路24は、メモリコア4における冗長セルアレイへの切り換えの判定を行う。判定が終了するとリダンダンシ制御回路24は、図6(j)に示すように、時刻t5においてリダンダンシ判定終了信号FPRGを高レベルに立ち上げる。リダンダンシ判定終了信号FPRGは、図1に示すワード線活性模擬回路31及び第2ドライバ28に供給される。更に、バンクタイマ信号BNKが高レベルに立ち上がると、図1に示すプリデコーダ制御回路23は、時刻t5においてプリデコーダ制御信号XPDを高レベルに立ち上げる。プリデコーダ制御信号XPDが高レベルに立ち上がると、上位アドレスプリデコーダ25は、図6(f)に示すように、時刻t6において転送ロウアドレスRAD1を分割した後半のロウアドレスRAD3をメモリコア4に転送する。
(C) When the transfer row address RAD1 and the bank timer signal BNK are supplied, the
(ニ)リダンダンシ判定終了信号FPRGが高レベルに立ち上がると、第2ドライバ28は、図6(k)に示すように、時刻t7においてワード線活性イネーブル信号WLEを高レベルに立ち上げる。ワード線活性イネーブル信号WLEが高レベルに立ち上がると、図6(u)に示すように、時刻t8においてワード線電位が高レベルに立ち上がる。更に、リダンダンシ判定終了信号FPRGはワード線活性模擬回路31により遅延処理される。この結果、リダンダンシ判定終了信号FPRGが立ち上がる時刻t5から一定時間経過後の時刻t8において、図6(l)に示す遅延信号SWLINが高レベルに立ち上がる。
(D) When the redundancy determination end signal FPRG rises to a high level, the
(ホ)図6(b)の時刻t9において、第2コマンドとしてモードレジスタセットコマンドMRSが供給される。図6(a)の時刻t11において、クロックCLKが高レベルに立ち上がる。この結果、コマンドデコーダ1は、図6(m)に示すように、時刻t11においてモードレジスタセット検知信号bMSETを低レベルに立ち下げる。モードレジスタセット検知信号bMSETが低レベルに立ち下がると、図1に示す遅延制御回路33aは、図6(n)に示すように、時刻t11において遅延制御信号DCNTを高レベルに立ち上げる。遅延制御信号DCNTは図1に示すビット線センス模擬回路32aに供給される。
(E) At time t9 in FIG. 6B, the mode register set command MRS is supplied as the second command. At time t11 in FIG. 6A, the clock CLK rises to a high level. As a result, the
(ヘ)遅延制御信号DCNTがビット線センス模擬回路32aに供給されると、ビット線センス模擬回路32aは、遅延信号SWLINを遅延させ、時刻t13においてタイミング制御信号QSAEを高レベルに立ち上げる。ここで、ライト及びリード時においては、タイミング制御信号QSAEは時刻t10で立ち上がる。即ち、モードレジスタセット時においては、ライト及びリード時と比して遅延時間を大きく設定している。タイミング制御信号QSAEは図1に示すセンスアンプ制御回路29に供給される。
(F) When the delay control signal DCNT is supplied to the bit line
(ト)タイミング制御信号QSAEが高レベルに立ち上がると、センスアンプ制御回路29は図6(p)に示すように、時刻t14において、第2ドライバ28を介して低レベルのセンスアンプオン信号bSAONをメモリコア4に伝達する。センスアンプオン信号bSAONがメモリコア4に伝達されると、図5に示すセンスアンプ43aの活性、即ちビット線センスが実行される。更に、センスアンプ制御回路29は図6(q)に示すように、時刻t18において、第2ドライバ28を介して低レベルのセルアレイ選択信号bMUXBをメモリコア4に伝達する。
(G) When the timing control signal QSAE rises to a high level, the sense
(チ)時刻t22において、バンクタイマ22は、図6(e)に示すバンクタイマ信号BNKを低レベルに立ち下げる。バンクタイマ信号BNKが低レベルに立ち下がると、RASプリチャージ期間が開始する。この結果、時刻t23において図6(j)に示すリダンダンシ判定終了信号FPRG及び図6(l)に示す遅延信号SWLINが低レベルに立ち下がる。遅延信号SWLINが低レベルに立ち下がると、ビット線センス模擬回路32aは図6(o)に示すように、時刻t27においてタイミング制御信号QSAEを低レベルに立ち下げる。
(H) At time t22, the
(リ)タイミング制御信号QSAEが低レベルに立ち下がると、センスアンプ制御回路29は図6(r)に示すように、時刻t29において、第2ドライバ28を介して低レベルのセンスアンプオフ信号bSAOFFをメモリコア4に伝達する。センスアンプオフ信号bSAOFFがメモリコア4に伝達されると、図5に示すイコライズ回路43cの活性、即ちビット線イコライズが実行される。ここで、図6(s)に示すように、イコライズ制御信号EQLの立ち上がり時刻t29は、ライト及びリード時におけるイコライズ制御信号EQLの立ち上がり時刻t27と比して一定時間だけ遅延している。
(R) When the timing control signal QSAE falls to a low level, the sense
このように、第1の実施の形態に係る記憶装置においては、モードレジスタセット時においてビット線センス及びビット線イコライズのそれぞれの開始タイミング及びをライト及びリード等の通常動作と比して遅らせている。したがって、第1の実施の形態に係る記憶装置によれば、ワード線活性からビット線センスまでの期間を十分に確保できる。モードレジスタセット動作において十分なビット線センスの動作余裕を確保できため、第1の実施の形態に係る記憶装置をテストする際、モードレジスタセット動作時におけるビット線センスの動作余裕を確認するためのテストが不要となる。 As described above, in the memory device according to the first embodiment, when the mode register is set, the start timings of the bit line sense and the bit line equalization are delayed as compared with normal operations such as write and read. . Therefore, according to the memory device of the first embodiment, a sufficient period from word line activation to bit line sensing can be secured. Since a sufficient operation margin for bit line sensing can be secured in the mode register setting operation, when testing the memory device according to the first embodiment, it is necessary to confirm the operation margin for bit line sensing during the mode register setting operation. No testing is required.
尚、図7に示すように、図1に示す記憶装置を半導体チップ60上に集積化してモールド樹脂90により被覆し、パッケージ状態の半導体集積回路を形成した場合、図8に示すように2つのピンを用いるのみで第1コマンドの入力を実行できる。即ち、ピン64及び63のそれぞれに電圧を印加する事によりコマンド入力が実行される。図7に示す例においてはピン61及び62をアドレス入力と兼用している。
As shown in FIG. 7, when the memory device shown in FIG. 1 is integrated on a semiconductor chip 60 and covered with a
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る記憶装置は、図9に示すように、コマンドデコーダ1がオートリフレッシュコマンドREFを検知した場合、オートリフレッシュ検知信号bREFRを遅延回路3bに供給する点が図1と異なる。遅延回路3bは、モードレジスタセット検知信号bMSET及びオートリフレッシュ検知信号bREFRが供給された場合、メモリコア4におけるビット線センスの開始タイミングを通常動作時と比して遅延させる点が図1に示す記憶装置と異なる。但し、遅延回路3bは、メモリコア4におけるビット線イコライズの開始タイミングを通常動作時と同様としている。その他の構成については、図1に示す記憶装置と同様である。
(Second Embodiment)
As shown in FIG. 9, the storage device according to the second embodiment of the present invention supplies the auto-refresh detection signal bREFR to the
更に、遅延制御回路33bは、図10に示すように、モードレジスタセット検知信号bMSET及びオートリフレッシュ検知信号bREFRを論理演算する入力論理回路334を更に備える点が図3と異なる。具体的には入力論理回路334は、モードレジスタセット検知信号bMSET及びオートリフレッシュ検知信号bREFRをNAND演算するNAND回路334a、及びNAND回路334aの出力信号を反転するインバータ334bを備える。その他の構成については、図3に示す遅延制御回路33aと同様である。
Further, the
また、ビット線センス模擬回路32bは図11に示すように、タイミング制御回路3220及び出力選択回路3230のそれぞれの構成が、図4に示すビット線センス模擬回路32aと異なる。タイミング制御回路3220は、図4に示すインバータ322aに代えてNAND回路3221を備える。タイミング制御回路3220は、図4に示す第1遅延用トランジスタTr13を備えていない。出力選択回路3230は、図4に示すインバータ323a及び323b、及びOR回路323cを備えていない。その他の構成は図4に示すビット線センス模擬回路32aと同様である。
Further, as shown in FIG. 11, the bit line
次に、図12に示すタイムチャートを参照して、第2の実施の形態に係る記憶装置の動作を説明する。但し、第1の実施の形態に係る記憶装置と同様の動作については重複する説明を省略する。また、第1コマンドとしてライトアクティブコマンドWRAが供給され、第2コマンドとしてオートリフレッシュコマンドREFが供給される場合を例に説明する。 Next, the operation of the storage device according to the second embodiment will be described with reference to the time chart shown in FIG. However, redundant description of operations similar to those of the storage device according to the first embodiment is omitted. An example will be described in which the write active command WRA is supplied as the first command and the auto-refresh command REF is supplied as the second command.
(イ)先ず、図12の時刻t1において、図12(a)に示すクロックCLKが立ち上がる直前に、図12(b)に示すライトアクティブコマンドWRAが第1コマンドとして供給される。時刻t3においてコマンドデコーダ1は、ライトアクティブコマンドWRAを検知し、図12(c)に示すライトアクティブ検知信号bCTWUを低レベルに立ち下げる。ライトアクティブ検知信号bCTWUは、図9に示す上位アドレスドライバ21に供給される。バンクタイマ信号BNK及びライトアクティブ検知信号bCTWUが供給されると、上位アドレスドライバ21は、時刻t4において前サイクルのライトアクティブコマンドWRAの入力時に取り込んでおいたロウアドレスをリダンダンシ制御回路24及び上位アドレスプリデコーダ25に転送する。
(A) First, at time t1 in FIG. 12, immediately before the clock CLK shown in FIG. 12A rises, the write active command WRA shown in FIG. 12B is supplied as the first command. At time t3, the
(ロ)図12(b)の時刻t9において、第2コマンドとしてオートリフレッシュコマンドREFが供給される。図12(a)の時刻t11において、クロックCLKが高レベルに立ち上がる。この結果、コマンドデコーダ1は、図12(m)に示すように、時刻t11においてオートリフレッシュ検知信号bREFRを低レベルに立ち下げる。オートリフレッシュ検知信号bREFRが低レベルに立ち下がると、図9に示す遅延制御回路33bは、図12(n)に示すように、時刻t11において遅延制御信号DCNTを高レベルに立ち上げる。遅延制御信号DCNTは図9に示すビット線センス模擬回路32bに供給される。この結果、ビット線センスの開始タイミングをライト及びリード等の通常動作と比して遅らせることができる。
(B) At time t9 in FIG. 12B, the auto-refresh command REF is supplied as the second command. At time t11 in FIG. 12A, the clock CLK rises to a high level. As a result, the
(ハ)時刻t22において、バンクタイマ22は、図12(e)に示すバンクタイマ信号BNKを低レベルに立ち下げる。この結果、時刻t24において図12(j)に示すリダンダンシ判定終了信号FPRG及び図12(l)に示す遅延信号SWLINが低レベルに立ち下がる。遅延信号SWLINが低レベルに立ち下がると、ビット線センス模擬回路32bは図12(o)に示すように、時刻t25においてタイミング制御信号QSAEを低レベルに立ち下げる。ここで、タイミング制御信号QSAEの立ち下がりタイミングは、リード及びライト等の通常動作時と同一のタイミングに設定される。
(C) At time t22, the
(ニ)タイミング制御信号QSAEが低レベルに立ち下がると、センスアンプ制御回路29は図12(r)に示すように、時刻t27において、第2ドライバ28を介して低レベルのセンスアンプオフ信号bSAOFFをメモリコア4に伝達する。センスアンプオフ信号bSAOFFがメモリコア4に伝達されると、図5に示すイコライズ回路43cの活性、即ちビット線イコライズが実行される。したがって、タイミング制御信号QSAEの立ち下がりタイミングがリード及びライト等の通常動作時と同一のタイミングであるため、ビット線イコライズの開始タイミングもリード及びライト等の通常動作時と同一のタイミングとなる。
(D) When the timing control signal QSAE falls to a low level, the sense
上述したように、第2の実施の形態に係る記憶装置においては、モードレジスタセット及びリフレッシュ時においてビット線センスの開始タイミングをライト及びリード等の通常動作と比して遅らせている。よって、第2の実施の形態に係る記憶装置をテストする際、モードレジスタセット及びリフレッシュ時におけるビット線センスの動作余裕を確認するためのテストを不要とすることができる。また、ビット線イコライズの開始タイミングをライト及びリード等の通常動作と同様のタイミングとすることにより、ビット線イコライズに対して十分な時間を確保できる。 As described above, in the memory device according to the second embodiment, the start timing of bit line sensing is delayed as compared with normal operations such as writing and reading during mode register set and refresh. Therefore, when testing the memory device according to the second embodiment, a test for confirming the operation margin of the bit line sense at the time of mode register set and refresh can be made unnecessary. Also, by setting the bit line equalization start timing to the same timing as normal operations such as writing and reading, a sufficient time can be secured for bit line equalization.
(第2の実施の形態の第1の変形例)
本発明の第2の実施の形態の第1の変形例に係る記憶装置は、図13に示すように、モードレジスタセット検知信号bMSET及び外部からのアドレス入力に応じてテストモードを実行するための複数の(第1及び第2の)テスト信号TM1及びTM2を生成するテスト回路7を更に備える点が図9と異なる。テスト回路7は、第1及び第2のテスト信号TM1及びTM2を用いて、ビット線センス模擬回路32cに設定される遅延時間を段階的に変更する。また、テスト回路7がテストモードにエントリすると、コマンドデコーダ1は、第2コマンドと同一の動作をサードサイクル以降においても繰り返すことが可能となる。テスト回路7に供給されるアドレス入力としては、例えば記憶装置に入力される上位アドレス、下位アドレス、及びバンクセレクト信号BELをデコードするためのバンクアドレス等が利用できる。その他の構成については、図9に示す記憶装置の構成と同様である。
(First Modification of Second Embodiment)
As shown in FIG. 13, the storage device according to the first modification of the second embodiment of the present invention is for executing a test mode in response to a mode register set detection signal bMSET and an external address input. 9 is different from FIG. 9 in that it further includes a
更に、遅延制御回路33cは図14に示すように、図3及び図10に示す遅延制御回路33a及び遅延制御回路33bのそれぞれを含む構成である。遅延制御回路33cは、モードレジスタセット検知信号bMSETが入力された場合には第1タイミング制御信号DCNT1を生成し、モードレジスタセット検知信号bMSET及びオートリフレッシュ検知信号bREFRのいずれかが入力された場合には第2タイミング制御信号DCNT2を生成する。具体的には遅延制御回路33cは、第1フリップフロップ制御回路3310、第1フリップフロップ3320、第1出力バッファ3330、入力論理回路334、第2フリップフロップ制御回路3311、第2フリップフロップ3321、及び第2出力バッファ3331を備える。第1出力バッファ3330からは第1遅延制御信号DCNT1が出力される。第2出力バッファ3331からは第2遅延制御信号DCNT2が出力される。その他の構成については図3及び図10に示す遅延制御回路33a及び遅延制御回路33bと同様である。
Furthermore, as shown in FIG. 14, the
また、ビット線センス模擬回路32cは図15に示すように、図11に示すタイミング制御回路3220に代えて第1タイミング制御回路3240及び第2タイミング制御回路3250aを備える点が図11と異なる。第1タイミング制御回路3240は、第2遅延制御信号DCNT2が供給された場合にバッファ回路321の出力信号を遅延させる。第2タイミング制御回路3250aは、第1遅延制御信号DCNT1、第1のテスト信号TM1、及び第2のテスト信号TM2の組み合わせにより、バッファ回路321の出力信号を段階的に遅延させる。
Further, as shown in FIG. 15, the bit line
第1タイミング制御回路3240は、NAND回路3221、インバータ322b及び322c、及び第2遅延用トランジスタTr14を備える。第2タイミング制御回路3250aは、スイッチングトランジスタTr41〜Tr44、インバータ3251、3252、3256、及び3257、OR回路3253及び3254、及び第3遅延用トランジスタTr15を備える。スイッチングトランジスタTr41及びTr42と、スイッチングトランジスタTr43及びTr44とは、トランスファゲートをそれぞれ構成している。スイッチングトランジスタTr41及びTr43のそれぞれとしては、例えばpMOSトランジスタが使用できる。スイッチングトランジスタTr42及びTr44、及び第3遅延用トランジスタTr15のそれぞれとしては、例えばnMOSトランジスタが使用できる。
The first
このように、図13に示す記憶装置によれば、テストモードエントリ時に第1及び第2のテスト信号TM1及びTM2のいずれかを有効とすることにより、ビット線センス模擬回路32cに設定される遅延時間を段階的に制御できる。
As described above, according to the storage device shown in FIG. 13, the delay set in the bit line
(第2の実施の形態の第2の変形例)
本発明の第2の実施の形態の第2の変形例に係る記憶装置は、図16に示すように、複数の(第1及び第2)ヒューズ信号FUSE1及びFUSE2を生成してビット線センス模擬回路32dに設定される遅延期間を段階的に変更するヒューズ回路8を更に備える点が図9と異なる。また、図16に示す記憶装置は、図13と同様に、第1及び第2のテスト信号TM1及びTM2を生成するテスト回路7を更に備えている。その他の構成については、図9に示す記憶装置と同様である。
(Second modification of the second embodiment)
As shown in FIG. 16, the memory device according to the second modification of the second embodiment of the present invention generates a plurality of (first and second) fuse signals FUSE1 and FUSE2 to simulate bit line sense. 9 is different from FIG. 9 in that it further includes a
更に、ヒューズ回路8は図17に示すように、第1ヒューズ信号FUSE1を生成する第1ヒューズ信号生成回路8a、及び第2ヒューズ信号FUSE2を生成する第2ヒューズ信号生成回路8bを備える。第1ヒューズ信号生成回路8aは、第1スイッチングトランジスタTr51、第2スイッチングトランジスタTr52、ヒューズ89、及びラッチ回路80aを備える。第1ヒューズ信号生成回路8aは、ヒューズ89が切断されているか否かに応じて高レベル信号及び低レベル信号のいずれかを生成する。第1スイッチングトランジスタTr51としては、例えばpMOSトランジスタが使用できる。第2スイッチングトランジスタTr52としては、例えばnMOSトランジスタが使用できる。ラッチ回路80aはインバータ81、82、及び83を備える。第1スイッチングトランジスタTr51は図示を省略する電源回路からの第1パワーオン信号bFPUPに応じてターンオンする。第2スイッチングトランジスタTr52は第2パワーオン信号FPUNに応じてターンオンする。
Further, as shown in FIG. 17, the
また、第1パワーオン信号bFPUP及び第2パワーオン信号FPUNは、図18(a)及び(b)に示すように、電源投入後にそれぞれ高レベルとなる。図18に示す例において、第1パワーオン信号bFPUPは図18(a)に示すように、時刻t1において高レベルに立ち上がる。時刻t1以前の段階では、第1スイッチングトランジスタTr51はオン状態であるため、ノードn1は高位電源VDDと短絡している。したがって、第1ヒューズ信号FUSE1は高レベルである。 Also, the first power-on signal bFPUP and the second power-on signal FPUN are each at a high level after power-on, as shown in FIGS. 18 (a) and 18 (b). In the example shown in FIG. 18, the first power-on signal bFPUP rises to a high level at time t1, as shown in FIG. Before the time t1, since the first switching transistor Tr51 is in the on state, the node n1 is short-circuited to the high-level power supply VDD. Therefore, the first fuse signal FUSE1 is at a high level.
第2パワーオン信号FPUNは図18(b)に示すように、時刻t2において高レベルに立ち上がる。第2パワーオン信号FPUNは時刻t3において低レベルに立ち下がるが、第1パワーオン信号bFPUPは高レベルを維持する。ここで、ヒューズ89が切断されていない場合、図18の時刻t3において図17に示す第1スイッチングトランジスタTr51がオフ状態、且つ第2スイッチングトランジスタTr52がオン状態となり、ノードn1が低位電源VSSと短絡して低レベルの電位となる。ラッチ回路80aは図18(c)に示すように、ノードn1からの低レベル信号を保持する。この結果、第1ヒューズ信号FUSE1は低レベルとなる。
As shown in FIG. 18B, the second power-on signal FPUN rises to a high level at time t2. The second power-on signal FPUN falls to a low level at time t3, but the first power-on signal bFPUP maintains a high level. Here, when the
これに対してヒューズ89が切断されている場合、図18の時刻t3において第2スイッチングトランジスタTr52がオン状態となってもノードn1が低位電源VSSと短絡しない。よって、第1ヒューズ信号FUSE1は高レベルの状態が維持される。尚、第2ヒューズ信号生成回路8bは、第1ヒューズ信号生成回路8aと同様に構成されている。
On the other hand, when the
更に、ビット線センス模擬回路32dは図19に示すように、第2タイミング制御回路3250bの構成が図15に示す第2タイミング制御回路3250aと異なる。具体的には、図19に示す第2タイミング制御回路3250bは、図15に示す第2タイミング制御回路3250aに排他的論理和(EXOR)回路3258及びスイッチングトランジスタTr45〜Tr48を追加した構成である。スイッチングトランジスタTr45及びTr46と、スイッチングトランジスタTr47及びTr48とは、トランスファゲートをそれぞれ構成している。EXOR回路3258は、スイッチングトランジスタTr41〜Tr48のそれぞれに入力が接続される。
Further, as shown in FIG. 19, the bit line
このように、図16に示す記憶装置によれば、ヒューズ回路8が生成する第1ヒューズ信号FUSE1及び第2ヒューズ信号FUSE2を用いることにより、テスト回路7と同様にビット線センス模擬回路32dの遅延ステップ数を変更できる。
As described above, according to the memory device shown in FIG. 16, by using the first fuse signal FUSE1 and the second fuse signal FUSE2 generated by the
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は第1及び第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
(Other embodiments)
As described above, the present invention has been described according to the first and second embodiments. However, it should not be understood that the description and drawings constituting a part of this disclosure limit the present invention. From this disclosure, various alternative embodiments, examples and operational techniques will be apparent to those skilled in the art.
上述した第1の実施の形態においては、モードレジスタセット時においてビット線センス及びビット線イコライズのそれぞれの開始タイミングを通常動作時と比して遅らせる一例を説明した。第2の実施の形態においては、モードレジスタセット及びリフレッシュ時においてビット線センスの開始タイミングのみを通常動作時と比して遅らせる一例を説明した。しかしながら、モードレジスタセット時においてビット線センスのみの開始タイミングを通常動作時と比して遅らせても良い。また、モードレジスタセット及びリフレッシュ時においてビット線センス及びビット線イコライズのそれぞれの開始タイミングを通常動作時と比して遅らせても良い。 In the first embodiment described above, an example has been described in which the start timing of each of the bit line sense and the bit line equalization is delayed as compared with that in the normal operation when the mode register is set. In the second embodiment, an example has been described in which only the start timing of bit line sensing is delayed compared to that during normal operation during mode register set and refresh. However, when the mode register is set, the start timing of only the bit line sense may be delayed as compared with the normal operation. Further, the start timing of each of the bit line sense and the bit line equalization at the time of mode register setting and refresh may be delayed as compared with the normal operation.
既に述べた第2の実施の形態の第1の変形例においては、テスト回路7が2つのテスト信号、即ち第1及び第2のテスト信号TM1及びTM2を生成する一例を説明した。しかし、テスト回路7が3つ以上のテスト信号を生成しても良い。テスト信号の数を増やすことにより、ビット線センス模擬回路31cに設定される遅延ステップ数を更に増加させることが可能となる。同様に、第2の実施の形態の第2の変形例においては、ヒューズ回路8が2つのヒューズ信号、即ち第1及び第2ヒューズ信号FUSE1及びFUSE2を生成する一例を説明したが、ヒューズ回路8が3つ以上のヒューズ信号を生成しても良い。
In the first modification of the second embodiment already described, an example in which the
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。 Thus, it should be understood that the present invention includes various embodiments and the like not described herein. Therefore, the present invention is limited only by the invention specifying matters in the scope of claims reasonable from this disclosure.
1…コマンドデコーダ
2…制御回路
3a〜3d…遅延回路
4…メモリコア
5…モードレジスタ
7…テスト回路
8…ヒューズ回路
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記初期モード設定を行うためのコマンドが検知された場合、メモリコアにおけるビット線センスの開始タイミングを通常動作時と比して遅延させる遅延回路
とを備えることを特徴とする記憶装置。 A command decoder that decodes command input from the outside and detects a command for initial mode setting;
And a delay circuit that delays a bit line sense start timing in the memory core as compared with a normal operation when a command for performing the initial mode setting is detected.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004154532A JP2005339623A (en) | 2004-05-25 | 2004-05-25 | Storage device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004154532A JP2005339623A (en) | 2004-05-25 | 2004-05-25 | Storage device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005339623A true JP2005339623A (en) | 2005-12-08 |
Family
ID=35493030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004154532A Withdrawn JP2005339623A (en) | 2004-05-25 | 2004-05-25 | Storage device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005339623A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100913330B1 (en) * | 2007-12-27 | 2009-08-20 | 주식회사 동부하이텍 | Apparatus for testing memory device |
US8593852B2 (en) | 2009-07-23 | 2013-11-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Test device and test method for resistive random access memory and resistive random access memory device |
-
2004
- 2004-05-25 JP JP2004154532A patent/JP2005339623A/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100913330B1 (en) * | 2007-12-27 | 2009-08-20 | 주식회사 동부하이텍 | Apparatus for testing memory device |
US8593852B2 (en) | 2009-07-23 | 2013-11-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Test device and test method for resistive random access memory and resistive random access memory device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7466623B2 (en) | Pseudo SRAM capable of operating in continuous burst mode and method of controlling burst mode operation thereof | |
US20020054516A1 (en) | Semiconductor device | |
JP4065687B2 (en) | Semiconductor memory device | |
JP2008097715A (en) | Semiconductor memory and memory module | |
KR100902125B1 (en) | Dram for low power consumption and driving method thereof | |
JP4025488B2 (en) | Semiconductor integrated circuit and control method thereof | |
JP2004311002A (en) | Semiconductor memory device | |
US8089817B2 (en) | Precise tRCD measurement in a semiconductor memory device | |
JP5115090B2 (en) | Semiconductor memory, semiconductor memory test method and system | |
TW200534281A (en) | Pseudo SRAM having combined synchronous and asynchronous mode resister set | |
JP3831309B2 (en) | Synchronous semiconductor memory device and operation method thereof | |
US6789137B2 (en) | Semiconductor memory device allowing reduction of I/O terminals | |
US20030031081A1 (en) | Semiconductor memory device operating in synchronization with data strobe signal | |
US6636443B2 (en) | Semiconductor memory device having row buffers | |
KR100473747B1 (en) | Semiconductor memory device that operates in synchronization with a clock signal | |
JP2003317499A (en) | Semiconductor memory device and memory system using the same | |
JP2001006360A (en) | Synchronous semiconductor memory | |
US6636455B2 (en) | Semiconductor memory device that operates in synchronization with a clock signal | |
US6310825B1 (en) | Data writing method for semiconductor memory device | |
US7263026B2 (en) | Semiconductor memory device and method for controlling the same | |
US7082049B2 (en) | Random access memory having fast column access | |
JP2001067866A (en) | Synchronous semiconductor storage | |
US6873556B2 (en) | Semiconductor memory device with test mode and testing method thereof | |
JP2005339623A (en) | Storage device | |
JP2001184866A (en) | Semiconductor storage |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070807 |