JP2005336976A - 建築物の天井 - Google Patents

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Abstract

【課題】 建築物の天井を開閉自在とし太陽光の入射率を高めることで、自然の環境に近い状態を醸し出し、さらには高い強度と断熱効果に優れた建築物の天井を提供すること。
【解決手段】 並列状態に配列された複数の筒状体10と、かかる筒状体の両側面に設置された、該筒状体を遊動自在に連結する連結材20と、前記筒状体の両側面に配設されたガイド枠30と、かかるガイド枠内で前記筒状体を摺動自在に移動させる操作紐35とで構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建築物の天井を開閉自在とすることで太陽光の入射率を高め、室内をより自然環境に近い状態に演出することができる建築物の天井に関する。
従来、テラスのパーゴラの下部の日除け部材を季節、雨、日差しの強さに応じて簡単に開閉して使い勝手を良くする開閉式日除け付き屋外構造物がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−54312号公報(第1−2頁、図1)
上掲特許文献1の開閉式日除け付き屋外構造物は、日除け材に複数の芯材を所定間隔をおいて設けて芯材を辺として横方向に屏風形式に開閉しうる日除け部材を設け、前記パーゴラの下部に該日除け部材を吊設する複数のガイド手段を装架し、日除け部材の芯材に複数の懸吊手段を取着して前記ガイド手段に移動自在に吊設するとともに該日除け部材を横方向に屏風形式に開閉しうる開閉手段を設け、日除け部材を開閉手段により随意に開閉自在としたことで、季節、雨、日差しの強さに応じてテラス、ベランダ等の屋外構造物の天井の日除け部材を簡単に開閉できることが開示されている。しかしながら、前記の日除け部材は、テラス、ベランダ等の屋外構造物の使用に限定されるため、使用範囲が限られるという問題があった。また、風雨に対する強度、さらには寒暖時における断熱性も得られなかった。
そこで本発明は、上記した従来技術の問題点を解消し、建築物の天井を開閉自在とし太陽光の入射率を高めることで、自然の環境に近い状態を醸し出し、さらには高い強度と断熱効果に優れた建築物の天井を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の建築物の天井は、並列状態に配列された複数の筒状体と、かかる筒状体の両側面に設置された、該筒状体を遊動自在に連結する連結材と、前記筒状体の両側面に配設されたガイド枠と、かかるガイド枠内で前記筒状体を摺動自在に移動させる操作紐とで構成されていることを特徴とする。また、前記連結材に角度調節部材を具備した。また、前記筒状体の内部に断熱材を収容させた。さらには、前記筒状体の上方に、透光性を有する屋根部材を配設させた。
複数の筒状体を連結材にて遊動自在に連結させたことにより、筒状体の移動をスムーズに行うことができる。また、前記連結材に角度調節部材を具備したことで、筒状体の収納効果を高めることができる。また、前記筒状体の内部に断熱材を収容させたことにより、寒暖時における室内の断熱性を高めることができる。さらに、前記筒状体の上方に、透光性を有する屋根部材を配設させたことにより、太陽光の入射率が高まり、室内をより自然の環境に近い状態に演出することができる。
発明を実施するための最良の手段
以下、本発明における建築物の天井の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図示する建築物の天井は、天井を開閉自在として太陽光の入射率を高めることで、室内をより自然環境に近い状態に演出することができ、さらには高い強度と断熱効果に優れた効果を発揮するものである。
前記建築物の天井1は、並列状態に配列された複数の筒状体10と、かかる筒状体10の両側面に設置された、該筒状体10を遊動自在に連結する連結材20と、前記筒状体10の両側面に配設されたガイド枠30と、かかるガイド枠30内で前記筒状体10を摺動自在に移動させる操作紐35、36とで構成されている。
筒状体10は、難燃性で軽量、また強度の高い塩化ビニル、スチール、アルミ等の素材で形成されており、40〜60φ、長さが910〜1800cm程度の形状を呈し、並列状態で複数配列されている。また、筒状体10の先端部分には、筒状体10を前方向に摺動させる操作紐35を収納するパイプ11が、基端部分には、筒状体10を基端方向に摺動させる操作紐36を連結する連結部材12が設置されている。なお、前記筒状体10に任意の色彩を施してもよい。さらに、前記筒状体10を、空き缶を長さ方向に複数連結させた構造としてもよい。そのことにより、空き缶のリサイクルに寄与することもできる。
また前記筒状体10の両端部には、前記筒状体10を遊動自在に連結する連結材20が設置されている。かかる連結材20は、複数の連結板21がビス22にて遊動自在に接続することにより形成される。また前記ビス22は、前記筒状体10の両端中央部に固着されている。
また他の好適例として、前記連結材20には角度調節部材23が具備されている。該角度調節部材23は互いの連結板21同士の連結角度を調節するもので、隔連結板21のビス22付近に設けられている。前記角度調節部材23は∧形状を呈しており、一方の連結板21が角度調節片aに係止された際、図2に示すように、ガイド枠30内において筒状体10が緩やかな波形状に配列されるように連結される。また、図3に示すように、ガイド枠30の幅広の収納部31においては、連結板21が他方の角度調節片bに係止されて筒状体10同士が隙間なく配列される。そのため、ガイド枠30内における筒状体10の収納効率を高めることができる。
ガイド枠30は断面コ字形を呈しており、前記筒状体10の両側面に配設されている。また前記ガイド枠30は、天井部分と壁面とを連接した状態でL字状に形成されており、基端部分には幅広の収納部31が形成されている。また、前記ガイド枠30は連結部材(図示せず)にて複数連結することができるため、図5に示すように、建築物の大きさに応じた連結が可能となる。
また他の好適例として、図6に示すように、前記筒状体10の内部に断熱材13を収容させた。前記断熱材13は、特に限定されるものではないが、好ましくは発泡ウレタンやガラスウール等が充てられる。前記断熱材13を筒状体10の内部に収容させることで、寒暖時における室内の断熱性を高めることができる。
また他の好適例として、前記筒状体10の上方に、透光性を有する屋根部材40を配設させた。かかる屋根部材40は凹凸形状を呈しており、適宜強度と透明性、透光性を有するポリカーボネート等の素材で形成されている。かかる屋根部材40を前記筒状体10の上方に配設させたことで、前記筒状体10を収容させてガイド枠30を開口させた場合、ガイド枠30の開口部32より太陽光の入射させることができ、室内をより自然の環境に近い状態に演出することができる。また、雨水や塵埃等が室内に入り込む虞がない。なお、天井上部の空間壁面に換気扇や通気ガラリを取り付けることにより、結露対策と冷断熱効果をより高めることができる。
次に、本発明の建築物の天井の使用方法および作用を説明する。
先ず、室内に太陽光を入射させる場合、図4に示すように、操作紐36を引き筒状体10を基端方向に摺動させる。すると、筒状体10は緩やかな波形状に配列された状態でガイド枠30に沿って幅広の収納部31に収容される。この際、収納部31内の筒状体10は、筒状体10同士が隙間なく配列されるため、ガイド枠30内における筒状体10の収納効率を高めることができる。
筒状体10をガイド枠30内に収容させると、ガイド枠30には開口部32が形成され、かかる開口部32より太陽光の入射させることができる。また、前記ガイド枠30を複数連結し、筒状体10の収納面積を調整することで、図5に示すように所望の面積で開口部32を形成することができ、室内に入射させる太陽光の量を適宜調整することができる。
また、雨天時や夜間においては、操作紐35を引き筒状体10を先端方向にまで移動させる。そのことにより、室内の断熱効果が高められ、快適で利便性の高い室内環境を維持することができる。
また図7に示すように、本発明の建築物の天井を、例えば壁面をガラスサッシとした小型店舗に使用した場合、室内に多量の太陽光を入射させることが可能となり、オープンテラスの状態を形成することができる。そのことにより、店舗室内の開放感が高まると共に、室内に観葉植物や芝等を植樹することも可能となる。
本発明の建築物の天井における一部切欠状態の全体斜視図である。 天井部分の拡大断面図である。 収納部付近の拡大断面図である。 筒状体の移動状態を示す断面図である。 筒状体の移動状態を示す平面図である。 他の好適例を示す筒状体の斜視図である。 本発明の建築物の天井を使用した建築物の断面図である。
符号の説明
1 建築物の天井
10 筒状体
11 パイプ
12 連結材
13 断熱材
20 連結材
21 連結板
22 ビス
23 角度調節部材
30 ガイド枠
31 収納部
32 開口部
35 操作紐
36 操作紐
40 屋根部材

Claims (4)

  1. 並列状態に配列された複数の筒状体と、かかる筒状体の両側面に設置された、該筒状体を遊動自在に連結する連結材と、前記筒状体の両側面に配設されたガイド枠と、かかるガイド枠内で前記筒状体を摺動自在に移動させる操作紐とで構成されていることを特徴とする建築物の天井。
  2. 前記連結材に角度調節部材を具備した請求項1記載の建築物の天井。
  3. 前記筒状体の内部に断熱材を収容させた請求項1または2記載の建築物の天井。
  4. 前記筒状体の上方に、透光性を有する屋根部材を配設させた請求項1乃至3記載の建築物の天井。
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