JP2005334545A - Excreta disposer - Google Patents
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Abstract
Description
ホースを介してオムツに接続される排泄物処理装置に関する。 The present invention relates to an excrement disposal apparatus connected to a diaper through a hose.
一般に、オムツ及び排泄物処理本体を連結するホースと、排泄物処理本体を収納する筐体と、この筐体の収納部を閉塞する蓋体とを備え、この蓋体を閉じた状態で排泄物処理本体を運転させて、オムツ内の汚物を吸引し、又はオムツ内を洗浄する排泄物処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。 Generally, a hose that connects the diaper and the excrement disposal main body, a casing that accommodates the excrement disposal main body, and a lid that closes the storage portion of the casing, and the excrement with the lid closed. There is known an excrement disposal apparatus that operates a treatment main body and sucks filth in a diaper or cleans the inside of a diaper (see, for example, Patent Document 1).
この種の排泄物処理装置では、筐体内に汚物が貯留される排泄タンクが設置され、この排泄タンク内の汚物を捨てる際には、介護者によって筐体の蓋体が開けられ、ホースが排泄物処理本体から抜かれて、排泄タンクが筐体から取り外される構成となっているのが一般的である。そして、空になった排泄タンクが再び筐体内に設置され、排泄物処理本体の接続口にホースが接続されて、筐体の蓋体が閉じられるものである。
しかしながら、上記排泄物処理装置では、介護者がホースの一端を排泄物処理本体に接続するのを忘れてしまったり、ホースがきちんと接続されていないなど、ホースの一端が排泄物処理本体から外れていることがあった。このようにホースの一端が排泄物処理本体から外れている状態で排泄物処理本体を運転させてしまうと、水や汚物がホースの一端あるいは排泄物処理本体から外部に噴出してしまうという問題があった。 However, in the excrement disposal apparatus, the caregiver forgets to connect one end of the hose to the excrement disposal main body, or one end of the hose is detached from the excrement disposal main body, such as the hose is not properly connected. I was there. Thus, if the excrement disposal main body is operated in a state where one end of the hose is detached from the excrement disposal main body, there is a problem that water and filth are ejected from one end of the hose or the excrement disposal main body to the outside. there were.
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、水や汚物が外部に噴出するのを防止する排泄物処理装置を提供することにある。 Then, the objective of this invention is providing the excrement processing apparatus which eliminates the subject which the prior art mentioned above has, and prevents that a water and filth are spewed outside.
上記課題を解決するため、本発明は、オムツ及び排泄物処理本体を連結するホースと、前記排泄物処理本体を収納する筐体と、この筐体の収納部を閉塞する蓋体とを備え、この蓋体を閉じた状態で前記排泄物処理本体を運転させて、前記オムツ内の汚物を吸引し、又は前記オムツ内を洗浄する排泄物処理装置において、前記筐体に、前記ホースを導出する開口部を設けると共に、この開口部に、前記蓋体の閉塞を許可する許可位置と、前記蓋体の閉塞を許可しない不許可位置との間を移動する移動部材を設け、この移動部材が、前記オムツ及び前記排泄物処理本体のホース連結時に、許可位置に移動し、前記オムツ及び前記排泄物処理本体のホース不連結時に、不許可位置に移動する構成としたことを特徴とするものである。 In order to solve the above-mentioned problem, the present invention comprises a hose that connects a diaper and a waste processing body, a housing that houses the waste processing body, and a lid that closes the housing portion of the housing, In the excrement disposal apparatus that operates the excrement disposal main body with the lid closed and sucks the filth in the diaper or cleans the diaper, the hose is led out to the housing. In addition to providing an opening, the opening is provided with a moving member that moves between a permitted position that allows the closure of the lid and a non-permitted position that does not allow the closure of the lid. When the hose of the diaper and the excrement disposal main body is connected, the diaper moves to the permitted position, and when the hose of the diaper and the excrement disposal main body is not connected, the diaper moves to the non-permitted position. .
上記排泄物処理装置において、前記移動部材の基端が、前記筐体の内面に連結されると共に、前記移動部材の自由端が、前記筐体の開口部に臨み、前記オムツ及び前記排泄物処理本体のホース連結時に、このホースの押圧部材により、前記移動部材の自由端が押し退けられて、当該移動部材が許可位置に移動する構成としてもよい。 In the excrement disposal apparatus, a proximal end of the moving member is coupled to an inner surface of the casing, and a free end of the moving member faces an opening of the casing, and the diaper and the excrement disposal At the time of connecting the hose of the main body, the free end of the moving member may be pushed away by the pressing member of the hose, and the moving member may be moved to the permitted position.
本発明によれば、水や汚物が外部に噴出するのを防止することができる。 According to the present invention, it is possible to prevent water and filth from being ejected to the outside.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる排泄物処理システム1の構成を示す図である。この図1に示すように、排泄物処理システム1は、使用者3の腰臀部に装着されるオムツ12と、オムツ12内部の排泄物または汚水を吸引し蓄積する排泄物処理装置14と、使用者3が横たわるマット10とを備えている。オムツ12と排泄物処理装置14とは、汚物吸引ホース16、洗浄水ホース17および送風ホース18により連結され、排泄物処理装置14は、洗浄水ホース17や送風ホース18を介して洗浄水や空気をオムツ12内に供給し、汚物吸引ホース16を介してオムツ12内の汚物を吸引する。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram showing a configuration of an
図2は、排泄物処理装置14の外観を示す斜視図である。また、図3は、オムツ12の外観構成を示す斜視図である。また、図4は、オムツ12の展開図である。
FIG. 2 is a perspective view showing an appearance of the
排泄物処理装置14は、排泄物処理本体14aを備え、この排泄物処理本体14aは、筐体15の収納部15aに収納されている。この筐体15の収納部15aの天部には、排泄物処理本体14aの一部としての排泄タンク200および脱臭・除菌器207を露出させたり、この収納部15aを閉塞する開閉自在の蓋体15bが設けられている。この蓋体15bは、1つの端部が筐体15に蝶着されており、残りの端部が略L字状に曲がられて形成されている。そして、この蓋体15bを閉じた場合には、略L字状に曲がられた端部が、筐体15の上端部に当接する。
The
オムツ12は、図3に示すように、使用者3に装着された状態では、股下が短く膝上丈の、いわゆるショーツ(ショートパンツ)を摸した外観をなしており、その股間に位置する箇所には、汚物収集トレイ120及びカップ121が設けられている。
As shown in FIG. 3, the
排泄物処理本体14aには、汚物吸引ホース16の一端16aが接続される汚物吸引ホース接続口21と、洗浄水ホース17の一端17aが接続される洗浄水ホース接続口22と、送風ホース18の一端18aが接続される送風ホース接続口23とが設けられている。
The waste disposal
また、汚物収集トレイ120のトレイ本体120aには、図4に示すように、汚物吸引ホース16の他端が接続されるオムツ側汚物吸引ホース接続口122と、洗浄水ホース17の他端が接続されるオムツ側洗浄水ホース接続口123と、送風ホースの他端が接続されるオムツ側送風ホース接続口124とを有する接続部125が設けられている。
Further, as shown in FIG. 4, the diaper side filth suction
これによって、オムツ12内の排泄物および汚水等の汚物が、排泄物処理装置14の吸引機構(後述)により、汚物吸引ホース16を通して排泄物処理装置14に吸引され、図2に示す排泄物処理装置14の排泄タンク200に貯留される。また、排泄物処理装置14から洗浄水が、洗浄水ホース17を介してオムツ12内に供給される。さらに、排泄物処理装置14から空気あるいは空気とともに洗浄水が、送風ホース18を介してオムツ12内に供給される。
As a result, excrement in the
各ホース16、17、18の他端は、図3に示すように、汚物収集トレイ120の接続部125に着脱自在に接続するための接続部材19に固定されている。この接続部材19を汚物収集トレイ120の接続部125に取り付けた際には、汚物吸引ホース16の他端が、オムツ側汚物吸引ホース接続口122に接続され、洗浄水ホース17の他端が、オムツ側洗浄水ホース接続口123に接続され、送風ホース18の他端が、オムツ側送風ホース接続口124に接続される。
As shown in FIG. 3, the other end of each
オムツ12は、図4に示すように、カップ121から前方に延在し使用者3の臍下付近を覆う腹当て部12aと、汚物収集トレイ120から後方に延在し、使用者3の臀部を覆う背当て部12bとを有している。すなわち、オムツ12は、腹当て部12aを備えたカップ121と、背当て部12bを備えた汚物収集トレイ120とを上下に重ね合わせて接続した形状と略等しい形状を有している。
As shown in FIG. 4, the
オムツ12の腹当て部12aおよび背当て部12bは、通気性が良く、なおかつ、水分を通さない素材(例えばPTFE:ポリテトラフロロエチレン)から形成されており、使用者3が長時間装着し続けても、発汗によるムレが防止されるようになっている。
The
また、背当て部12bの左側部12bLと右側部12bRには、止着部126が夫々取り付けられている。これら止着部126の上面(図面上面)には、夫々ベルクロワファスナー(いわゆる、マジックテープ(登録商標))が貼着されており、止着部126が腹当て部12aの表面に止着する構成となっている。
Further, fastening
使用者3にオムツ12を装着する場合には、カップ121および汚物収集トレイ120を股間にあてがう一方、従来のオシメをはかすように、背当て部12bを臀部に、腹当て部12aを臍下付近にあてがい、腰および大腿部に巻き付けるべく背当て部12bの両側部12bL、12bRに設けられた止着部126を腹当て部12aの上面まで運んで貼付固定する。
When the
図5はオムツ12の側面図であり、また、図6はその断面図である。これら図5および図6に示すように、オムツ12は、湾曲したカップ121と、背面(使用者3の臀部に対向する面)を略平面とし、底面の一端に、各ホース接続口122、123、124が一体に成形された汚物収集トレイ120とを上下に重ねた構成となっている。
FIG. 5 is a side view of the
また、図6に示すように、この汚物収集トレイ120の背面の一端には、オムツ側洗浄水ホース接続口123を介して供給された洗浄水を噴射するため、先端に小孔を有する洗浄口130a、130bを備えると共に、背面の他端には、オムツ側汚物吸引ホース接続口122に向けて設けられ、且つ、洗浄口130a、130bに夫々設けられた小孔より大きな開口面積を有する洗浄口134aを備えており、各洗浄口130a、130bには、オムツ側洗浄水ホース接続口123を介して排泄物処理装置14から洗浄水が供給され、洗浄口134aには、オムツ側洗浄水ホース接続口123よりも太い径のオムツ側送風ホース接続口124を介して排泄物処理装置14から空気と洗浄水とが混合されて供給される構成となっている。
Moreover, as shown in FIG. 6, in order to inject the washing water supplied through the diaper side washing water
洗浄口134aは、汚物をオムツ側汚物吸引ホース接続口122が設けられている方へ押し流すためのものであり、汚物収集トレイ120の背面(使用者3の臀部に対向する面)に設けられ、その噴射口の方向がオムツ側汚物吸引ホース接続口122を向くように設定されている。洗浄口130aは、使用者3の肛門を洗浄するためのものであり、オムツ側汚物吸引ホース接続口122付近に設けられ、その噴射口の方向は、洗浄水が使用者3の肛門に向けて噴射されるように設定されている。また、洗浄口130bは、女性使用者3の陰部を洗浄するためのものであり、使用者3の下腹部に相当する位置付近に設けられ、その噴射口の方向は、洗浄水が女性使用者3の陰部に向けて噴射されるように設定されている。なお、洗浄水は、使用者3の不快感を招かぬよう適度な温度の温水であることが望ましい。このように、汚物収集トレイ120には、女性の陰部(特に、尿内、ちつ等)を洗浄するための洗浄口130bが設けられているため、排尿後も陰部を清潔に保ち、不快感を覚えることのないようになっている。なお、使用者3が男性である場合を考慮して、洗浄水ホース17と洗浄口130bとの間に開閉弁などを設け、洗浄口130aからの洗浄水噴射を選択的に行う構成としても良い。
The
さらに、汚物収集トレイ120の背面には、複数個の水分検知センサ217が設けられており、使用者3から排泄物が排泄されたか否かを検出するものとなっている。この水分検知センサ217で検出されたことを示す信号は、信号配線219(図2)により、後述する排泄物処理装置14の制御部216(図7)へ伝達される。
Further, a plurality of
このような構成の下、使用者3が排泄した後、排泄物処理装置14から洗浄口134aに洗浄水と空気とが混合されて供給される。これにより、排泄物がオムツ側汚物吸引ホース接続口122の方へ流される。次いで、排泄物処理装置14は、洗浄口130a、130bに洗浄水が供給され、使用者3の肛門および陰部の洗浄が行われる。なお、使用者3が男性である場合など、陰部の洗浄が必要ない場合には、洗浄口130bから洗浄水を噴出しない構成としても良い。
Under such a configuration, after the
この構成において、排泄物はオムツ側汚物吸引ホース接続口122を介して洗浄水や尿などと共に、排泄物処理装置14により汚物吸引ホース16を経由して吸引排出される。この汚物吸引ホース16は、排泄物処理装置14が汚物を空気の圧力差で吸引しても管径が変化しないよう剛性をもった屈曲管で形成されている。
In this configuration, the excrement is sucked and discharged through the
次いで、排泄物処理装置14について説明する。図7は、排泄物処理装置14の構成を示す模式図である。この図7において、排泄タンク200は、排泄物および汚物(洗浄水など)を貯留するものであり、上述のように、汚物吸引ホース16を介してオムツ12のオムツ側汚物吸引ホース接続口122に接続されている。排泄タンク200の内部には、このタンク内に貯留された汚物および排泄物の液面位置を検出する液面センサ201が設けられており、排泄タンク200に貯留されている排泄物および汚物の量が検出される。
Next, the
205は、送風ブロワである。また、排泄タンク200の上部の出口には、液体を除去し気体のみを通過させるセパレータ202が設けられ、このセパレータ202(すなわち、排泄タンク200の出口)は、空気管140、脱臭・除菌器207、空気管141を経て送風ブロワ205の吸込口に接続されている。一方、送風ブロワ205の吐出口には、空気管143、分岐管144、空気管145が順次接続され、空気管145が、送風ホースを介してオムツ側送風ホース接続口124(図6)に接続される。これによって、洗浄口134aを通ってオムツ12内に空気が供給される。空気管143と空気管145との間に介挿されている分岐管144の分岐先には、空気管150、二方弁218、空気管151、分岐管170が順次接続されている。
210は、洗浄水を貯留する洗浄水タンクである。この、洗浄水タンク210の底部には、貯留されている洗浄水を暖める温水ヒータ211が設けられ、また、洗浄水タンク210の内部には、貯留洗浄水の水温を検出するサーミスタ212と、貯留洗浄水の量を検出するフロートセンサ(水位計)213とが設けられており、貯留洗浄水の量と、その水温とを監視可能になっている。洗浄水タンク210の上部には、図示せぬ注入口が設けられており、この洗浄水タンク210に洗浄水を給水する場合には、その注入口から注入する。また、洗浄水タンク210の下部には、水抜コック(活栓)214を備える水管147が接続されており、洗浄水タンク210から洗浄水を抜く場合には、水抜コック214を開き、水管147から洗浄水を外部に流出させる。さらに、洗浄水タンク210に設けられた水出口には、水管148、ウォータポンプ215、水管149、分岐管170、水管152が順次接続される。この水管152が、洗浄水ホース17を介してオムツ側洗浄水ホース接続口123(図6)に接続される。これにより洗浄口130a、130bを通じてオムツ12内に洗浄水が供給される。
210 is a washing water tank for storing washing water. A
排泄物処理装置14は、当該排泄物処理装置14全体を制御する制御部216を備えており、この制御部216によって、送風ブロワ205、温水ヒータ211、ウォータポンプ215、二方弁218等が制御される。
The
次に、排泄物処理装置14の動作について図6及び図7を参照しながら説明する。なお、二方弁218は初期状態において閉鎖されている。
Next, operation | movement of the
この動作は吸引工程、洗浄工程、水抜工程の3工程に大別される。 This operation is roughly divided into three processes, a suction process, a cleaning process, and a draining process.
まず、吸引工程は、オムツ12から排泄物などを吸引する動作であり、制御部216は、二方弁218を開き、送風ブロワ205を動作させる。これにより、排泄タンク200内は、送風ブロワ205によって空気が吸引されて負圧に保たれ、汚物収集トレイ120に設けられたオムツ側汚物吸引ホース接続口122より汚物吸引ホース16、排泄タンク200、送風ブロワ205に向かって空気が流れる一方、送風ブロワ205の吐出口から空気管143、空気管145、送風ホース18、洗浄口134aを通って、オムツ12内に空気が循環する。
First, the suction process is an operation of sucking excrement and the like from the
このとき、制御部216がウォータポンプ215を運転させることにより、洗浄水が洗浄水タンク210から水管148、水管149、分岐管170、二方弁218を経て空気管145へと流入する。これは、上述のように、洗浄口134aの開口面積が、洗浄口130a、130bに夫々設けられた小孔より大きな面積を有するため、圧損が低いからである。そして、この空気管145内で前記洗浄水と空気とが混合された状態で、送風ホース18を介してオムツ12に送水され、洗浄口134aから噴射されることで汚物の流動性を高めることにより汚物の吸引を行うものである。
At this time, when the
さらに詳述すると、送風ブロワ205が運転すると、排泄タンク200が負圧に保たれ、セパレータ202により、排泄タンク200内の空気だけが空気管140に導かれ、脱臭・除菌器207によって空気に含まれる臭気の除去と、殺菌とが行われ、送風ブロワ205の吸込口に流入する。また、送風ブロワ205の吐出口から吐出された空気は、上記のように臭気と除菌が行われてオムツ12内に導かれ、オムツ12内が衛生に保たれる。
More specifically, when the
次に、洗浄工程は、使用者3の各部位を洗浄する動作であり、先ず、制御部216は、送風ブロワ205を動作させる。これにより、排泄タンク200内は、送風ブロワ205によって空気が吸引されて負圧に保たれ、汚物収集トレイ120に設けられたオムツ側汚物吸引ホース接続口122より汚物吸引ホース16、排泄タンク200、送風ブロワ205に向かって空気が流れる一方、送風ブロワ205の吐出口から空気管143、空気管145、送風ホース18、洗浄口134aを通って、オムツ12内に空気が循環する。
Next, the cleaning process is an operation of cleaning each part of the
このとき、ウォータポンプ215を運転させることにより、洗浄水タンク210から洗浄水が水管148、水管149、分岐管170、洗浄水ホース17を経てオムツ12の洗浄口130a、130bから噴射される。つまり、この洗浄工程にあっては、オムツ12内から洗浄水を吸引するために、上述した吸引工程における空気の循環と同様の空気の循環も合わせて行われる。
At this time, by operating the
水抜工程は、洗浄水ホース17内に溜まった洗浄水を排水する動作であり、制御部216は、洗浄工程終了の後(すなわち、ウォータポンプ215の停止後)、二方弁218を開き、送風ブロワ205を運転させる。これによって、送風ブロワ205から吐出される空気の一部が、分岐管144、空気管150、二方弁218、空気管151、分岐管170、水管152を経て洗浄水ホース17に導かれるため、洗浄水ホース17内に溜まった洗浄水を排水できる。これにより、次回洗浄開始時に水管内に溜まった低温の水を少なくでき、使用者3へ噴出する低温の洗浄水を少なくできる。
The draining process is an operation of draining the cleaning water accumulated in the cleaning
また、本実施形態の排泄物処理システム1は、操作者(使用者3)などが排泄物処理装置14の制御部216に対して有線又は無線により指示信号を送信して操作するためのリモートコントローラ302を備えている。図8に示すように、リモートコントローラ302は、吸引ボタン302aと、洗浄ボタン302bと、停止ボタン302cとを備えている。吸引ボタン302aは、吸引工程の開始を指示するための操作ボタンであり、洗浄ボタン302bは、洗浄工程の開始を指示するための操作ボタンである。また、停止ボタン302cは、吸引工程および洗浄工程の停止を指示するための操作ボタンである。このように、リモートコントローラ302による操作を可能としたのは、操作者が使用者3であって、寝たきりの人である場合に、その操作者が操作し易くするためである。
Moreover, the
ここで、排泄物処理装置14は、蓋体15bの開閉を検出するセンサ220(図7)を備えており、制御部216に接続されている。このセンサ220は、例えば、リミットスイッチ等であり、筐体15において蓋体15bが閉じている場合に蓋体15bに当接する箇所に設置されている。
Here, the
制御部216は、センサ220による検出の結果、蓋体15bが開いている場合、排泄物処理本体14aの運転を禁止している(運転禁止手段)。例えば、排泄物処理本体14aの運転中に蓋体15bが開けられた場合、制御部216は、直ちに運転を停止するようにしている。更に、制御部216は、蓋体15bが開いている場合、リモートコントローラ302の各種操作を無視している。これによって蓋体15bが開けられた場合の安全性が確保されている。
When the
さて、図9は、排泄物処理本体14aの各ホース接続口21、22、23(図2)に各ホース16、17、18が接続された状態で蓋体15bが閉じられた状態を示す開口部400付近の部分斜視図である。また、図10は、排泄物処理本体14aの各ホース接続口21、22、23(図2)に各ホース16、17、18が接続された状態で蓋体15bが開かれた状態を示す開口部400付近の部分斜視図である。
Now, FIG. 9 is an opening showing a state in which the
図2、図9及び図10に示すように、筐体15には、汚物吸引ホース16、洗浄水ホース17及び送風ホース18並びに信号配線219を外部に導出するための開口部400が形成されている。この開口部400は、筐体15の側面上部に形成されている。
As shown in FIGS. 2, 9, and 10, the
排泄物処理本体14aの各接続口21、22、23は、図2に示すように、開口部400に対応する位置に配置されている。
As shown in FIG. 2, the
汚物吸引ホース16の一端16aには、当該汚物吸引ホース16の一端16aを保持する係止部材401が設けられている。また、洗浄水ホース17の一端17a及び送風ホース18の一端18aには、当該洗浄水ホース17の一端17a及び送風ホース18の一端18aを一体的に保持する係止部材402が設けられている。
At one
一方、汚物吸引ホース接続口21には、接続口係合部403が形成されている。また、洗浄水ホース接続口22及び送風ホース接続口23には、接続口係合部404が形成されている。
On the other hand, a connection
そして、係止部材401が接続口係合部403に係合して係止されることで、汚物吸引ホース16の一端16aが汚物吸引ホース接続口21に接続される。また、係止部材402が接続口係合部404に係合して係止されることで、洗浄水ホース17の一端17a及び送風ホース18の一端18aのそれぞれが洗浄水ホース接続口22及び送風ホース接続口23のそれぞれに接続される。
Then, the locking
係止部材401には、図10に示すように、操作者によって係脱が操作される一対の操作部405が備えられている。これら一対の操作部405は、汚物吸引ホース16の一端16aを挟んで設けられている。同様に、係止部材402には、操作者によって係脱が操作される一対の操作部406が備えられている。
As shown in FIG. 10, the locking
従って、操作者が操作部405を操作することによって係止部材401を接続口係合部403に係脱させることができ、汚物吸引ホース16の一端16aを汚物吸引ホース接続口21に着脱することができる。また、操作者が操作部406を操作することによって係止部材402を接続口係合部404に係脱させることができ、洗浄水ホース17の一端17a及び送風ホース18の一端18aのそれぞれを洗浄水ホース接続口22及び送風ホース接続口23のそれぞれに着脱することができる。
Therefore, when the operator operates the
ところで、接続口係合部403、404や係止部材401、402が劣化した場合、排泄物処理本体14aの運転中にホース16、17、18の一端16a、17a、18aがホース接続口21、22、23から抜けやすくなってしまうことがある。
By the way, when the connection
本実施形態では、この蓋体15bの端部において開口部400に対向する位置には、係止部材401、402に係止してホース16、17、18の抜け出しを防止する抜け防止部材410(図9)が設けられている。つまり、この蓋体15bに設けた抜け防止部材410は、ホース16、17、18の一端16a、17a、18a(図2)がホース接続口21、22、23(図2)に接続された状態で当該蓋体15bが閉められた場合に、係止部材401、402を本体の方向(図9中、矢印X方向)に押えるものである。
In the present embodiment, at a position facing the
この抜け防止部材410は、板材であり、蓋体15bの端部にねじ等で固定される固定部410aと、蓋体15bを閉めた状態で各操作部405、406の背面(本体に対向する面とは反対の面)に向かって延びる延出部410bとを備えている。従って、この抜け防止部材410の延出部410bに各操作部405、406が係止され、各ホース16、17、18の一端16a、17a、18aが、ホースの抜け方向(図9中、矢印X方向とは反対方向である矢印Y方向)に抜けるのを防止することができる。
The
また、この抜け防止部材410の延出部410bは、蓋体15bを閉めた状態において各係止部材401、402における操作部405、406の背面を覆っている。従って、、蓋体15bが閉じている状態では、操作者は、各係止部材401、402の操作部405、406を操作することができない。これによって、排泄物処理本体14aの運転中に操作者によってホース16、17、18が誤って抜かれてしまうのを防止することができる。
Further, the extending
一方、蓋体15bが開いているときに、図10に示すように、係止部材401、402が露出することとなるので、ホース16、17、18の着脱が可能となる。例えば、排泄タンク200内の汚物を捨てる際には、介護者によって筐体15の蓋体15bが開けられ、汚物吸引ホース16が排泄物処理本体14aから抜き取られて、排泄タンク200が筐体15から取り外される。そして、空になった排泄タンク200が再び筐体15内に収納され、排泄物処理本体14aに汚物吸引ホース16が接続されて、筐体15の蓋体15bが閉じられる。つまり、蓋体15bを開けた状態で汚物吸引ホース16の着脱が行われる。
On the other hand, when the
さて、介護者がホースの一端16a、17a、18aを排泄物処理本体14aのホース接続口21、22、23(図2)に接続するのを忘れてしまったり、ホース16、17、18がきちんと接続されていないなど、ホースの一端16a、17a、18aがホース接続口21、22、23から外れていることがある。仮にこのような状態で排泄物処理本体14aを運転させてしまうと、水や汚物がホースの一端16a、17a、18aあるいはホース接続口21、22、23から外部に噴出してしまうこととなる。
Now, the caregiver forgets to connect one
そこで本実施形態では、開口部400には、図10に示すように、蓋体15bの閉塞を許可する許可位置と、蓋体15bの閉塞を許可しない不許可位置との間を移動するストッパ421、422が設けられている。これらストッパ421、422の基端は、筐体15の内面に連結されている。また、ストッパ421、422の自由端は、筐体15の開口部400に臨み、この開口部400を通じて許可位置と不許可位置との間を移動可能としている。ここで、ストッパ421は、ホース16に対応して設けられており、ストッパ422は、ホース17、18に対応して設けられている。
Therefore, in the present embodiment, as shown in FIG. 10, the
これらストッパ421、422は、オムツ12(図1)及び排泄物処理本体14aのホース連結時に、許可位置に移動し、オムツ12及び排泄物処理本体14aのホース不連結時に、不許可位置に移動する。即ち、ストッパ421は、汚物吸引ホース16の一端16aが汚物吸引ホース接続口21(図2)に接続された時に、許可位置に移動し、汚物吸引ホース16の一端16aが汚物吸引ホース接続口21から取り外された時に、不許可位置に移動する。同様に、ストッパ422は、各ホース17、18の一端17a、18aが各ホース接続口22、23に接続された時に、許可位置に移動し、各ホース17、18の一端17a、18aが各ホース接続口22、23から取り外された時に、不許可位置に移動する。
These
以下、ストッパ422の構成について具体的に説明する。図11は、ストッパ422の斜視図であり、図12は、図10の矢印A−A’方向の断面から見たホース17、18がホース接続口22、23から外れている場合の説明図であり、図13は、図10の矢印A−A’方向の断面から見たホース17、18がホース接続口22、23に接続されている場合の説明図である。なお、ストッパ421は、ストッパ422と略同様の構成であるので、説明を省略する。
Hereinafter, the configuration of the
ストッパ422は、金属製であり、図11乃至図13に示すように、一端422cが筐体15の内面に連結される板ばね部422aと、この板ばね部422aの他端に連設され、筐体15の開口部400に臨む自由端としての突出部422bとを備えている。
The
この突出部422bは、ホース接続口22、23にホース一端17a、18aが接続されていない場合にホース接続口22、23近傍から筐体15外部に向けて、開口部400を通じて蓋体15bの端部に引っ掛る不許可位置まで突出する(図12参照)。
When the hose ends 17 a and 18 a are not connected to the
つまり、ホース17、18が排泄物処理本体14a(図2)から外れている場合は、ストッパ422の突出部422bが不許可位置に移動している。そして、ストッパ422の突出部422bが不許可位置に移動している場合は、突出部422bが蓋体15bの端部に引っ掛り、蓋体15bはきちんと閉まらずに浮いた状態となる。このように蓋体15bが開いている状態の場合は、上述したように、排泄物処理本体14aの運転が禁止されているので、リモートコントローラ302(図8)が操作されたとしても、排泄物処理本体14aは、運転停止した状態に保持されている。ホース16が外れている場合もストッパ421が同様に動作し、排泄物処理本体14aは、運転停止した状態に保持されている。これによって、ホースが排泄物処理本体14aから外れている場合は、排泄物処理本体14aの運転が停止している状態に保持されているので、汚物が汚物吸引ホース16から外部に噴出するのを防止することができるとともに、洗浄水が、ホース接続口22、23から外部に噴出するのを防止することができる。
That is, when the
また、オムツ12及び排泄物処理本体14aのホース連結時に、ホース17、18の係止部材402により、ストッパ422の突出部422bが押し退けられて、ストッパ421、422が許可位置に移動する(図13参照)。つまり、ホース一端17a、18aがホース接続口22、23に接続される場合には、ストッパ422の突出部422bがホース一端17a、18aに設けた係止部材402により押圧され、ストッパ422の板ばね部422aが撓み、ストッパ422の突出部422bが筐体15内方向に許可位置まで押し込まれる。
Further, when the hose of the
これによって、ホース16、17、18が排泄物処理本体14aに接続されている場合は、蓋体15bがきちんと閉まり、リモートコントローラ302(図8)の操作が許可され、排泄物処理本体14aの運転が可能となる。
As a result, when the
以上、一実施形態に基いて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。 As mentioned above, although this invention was demonstrated based on one Embodiment, this invention is not limited to this.
例えば、上記実施形態では、ストッパ421、422を押圧するのがホースの一端に設けた係止部材401、402であったが、これに限るものではなく、係止部材401、402とは別にストッパ421、422を押圧する押圧部材をホースの一端に設けてもよい。
For example, in the above embodiment, the
1 排泄物処理システム
12 オムツ
14 排泄物処理装置
14a 排泄物処理本体
15 筐体
15a 収納部
15b 蓋体
16 汚物吸引ホース(ホース)
17 洗浄水ホース(ホース)
18 送風ホース(ホース)
400 開口部
401、402 係止部材(押圧部材)
421、422 ストッパ(移動部材)
DESCRIPTION OF
17 Washing water hose (hose)
18 Blower hose
400
421, 422 Stopper (moving member)
Claims (2)
前記筐体に、前記ホースを導出する開口部を設けると共に、
この開口部に、前記蓋体の閉塞を許可する許可位置と、前記蓋体の閉塞を許可しない不許可位置との間を移動する移動部材を設け、
この移動部材が、前記オムツ及び前記排泄物処理本体のホース連結時に、許可位置に移動し、前記オムツ及び前記排泄物処理本体のホース不連結時に、不許可位置に移動する構成としたことを特徴とする排泄物処理装置。 A hose that connects the diaper and the waste processing body, a housing that houses the waste processing body, and a lid that closes the housing portion of the housing, and the excrement with the lid closed In the excrement disposal apparatus that operates the processing body, sucks the filth in the diaper, or cleans the diaper,
While providing an opening for leading the hose in the housing,
In this opening, a moving member is provided that moves between a permitted position that allows the closure of the lid and a non-permitted position that does not allow the closure of the lid.
The moving member is configured to move to a permitted position when the diaper and the excrement disposal body hose are connected, and to move to a disallowed position when the diaper and the excrement disposal body hose is not connected. Excrement disposal device.
Priority Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008048912A (en) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Nakamura Minoru | Automatic bowel evacuation apparatus |
KR100939295B1 (en) | 2008-01-14 | 2010-01-28 | 이동일 | Gathering apparatus of excretions |
JP2011513010A (en) * | 2008-03-10 | 2011-04-28 | 故▲鳳▼彬 | Crazy negative pressure nursing bed |
-
2004
- 2004-05-31 JP JP2004160881A patent/JP2005334545A/en not_active Withdrawn
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