JP2005329990A - 搬送容器及びこれを用いた配送方法 - Google Patents

搬送容器及びこれを用いた配送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005329990A
JP2005329990A JP2004151320A JP2004151320A JP2005329990A JP 2005329990 A JP2005329990 A JP 2005329990A JP 2004151320 A JP2004151320 A JP 2004151320A JP 2004151320 A JP2004151320 A JP 2004151320A JP 2005329990 A JP2005329990 A JP 2005329990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
box
transport container
cushion
air cushion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004151320A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Hiranuma
俊夫 平沼
Akiyoshi Uchida
晃悦 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2004151320A priority Critical patent/JP2005329990A/ja
Publication of JP2005329990A publication Critical patent/JP2005329990A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

【課題】省資源で廃棄処理等の手間のかからない搬送容器の提案
【解決手段】この搬送容器20は、底部を有する筒体状の下箱21と、上箱22とを有しており、下箱21の底部に衝撃吸収マット23が設けられ、下箱21の各側壁部にエアークッション24がそれぞれ設けられると共に、各エアークッション24がそれぞれエアーチューブ25、26を介して接続され、上箱22の内側壁面にエアークッション32が設けられ、エアークッション32が下箱21のエアークッション24のエアーチューブ29とそれぞれ連通可能とされているので、上下のエアークッション24、32及び衝撃吸収マット23で搬送物を保持固定し、衝撃や振動から保護できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、搬送容器及びこれを用いた搬送方法に関する。
電子装置や割れ物等を箱に入れて搬送する場合、箱の中の電子装置や割れ物の保護のために内部に段ボール等の位置決め材や発泡スチロール等の緩衝材等を用いるのが通常である。
しかし、このような方法では、梱包時の作業が面倒であるのみならず、搬送して開封した後の箱や位置決め材や緩衝材等の処分も必要となり、箱・位置決め材・緩衝材の廃棄等の手間がかかる他に、資源の無駄が生じている。
そこで、このような省力化や省資源の見地から、容器内部にクッション性のあるリング状のエアマットを三層に重ねて設置し、中間部のエアマットの上下に伸縮可能なシートを貼り付け、この上下のシートの間に搬送物を挟み込んで搬送する搬送容器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−42979号公報
しかしながら、上記のような搬送容器にあっては、あらかじめエアマットに空気を充填しておくので、エアマットの嵩が大きく、内容物をあまり詰めることができないと共に、内容物の配送終了後に当該搬送容器を廃棄しなければならないときに、手間が掛かるという問題がある。
本発明はこのような問題に着目してなされたものであり、搬送時に手間等がかからず、省力化や省資源に貢献できる搬送容器及び搬送方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願の請求項1の搬送容器は、箱の展開図形状を有し、当該展開図の箱の底部を構成する内壁面部に衝撃吸収マットを敷設し、前記底部の縁から立ち上がる各側壁部の内壁面部及び前記箱の天井部を構成する壁面に空気を充填可能なシート状のエアークッションをそれぞれ設け、それぞれのエアークッションはそれぞれの空気の圧力が均一となるように、空気が連通可能なエアーチューブにより接続されており、当該エアーチューブの一部が箱の外側から空気を充填して空圧を維持可能とされていることを特徴とする。
本願の請求項2の搬送容器は、前記箱は底部を有する筒体状の下箱と、該下箱の上部に嵌め込まれる上箱とを有しており、前記下箱の底部に前記衝撃吸収マットが設けられ、前記下箱の各側壁部に前記エアークッションがそれぞれ設けられると共に、各エアークッションがそれぞれエアーチューブを介して接続され、前記上箱の内側天井壁面にエアークッションが設けられ、前記上箱の内側天井壁面のエアークッションのエアーチューブの一部が前記下箱の各エアークッションのエアーチューブとそれぞれ連通可能とされていることを特徴とする。
本願の請求項3の搬送容器は、請求項1、2の何れかの搬送容器において、前記エアークッションの空気注入口となる接続部分に、空気の抜けを防止する逆流防止弁が設けられていることを特徴とする。
本願の搬送方法は、請求項1〜請求項3の何れかの搬送容器を用いて物を搬送する搬送方法であり、集配所に気体充填装置を配備し、荷主から搬送要求のあった搬送物を前記搬送容器内に収納した後に、前記気体充填装置によって前記エアークッションに空気を充填して梱包を完了し、前記搬送容器の届け先に搬送した後に、前記搬送容器を開けて前記対象物を届け先に引渡し、前記エアークッションの空気を抜いた後に前記搬送容器を回収することを特徴とする。
本願の請求項1の搬送容器によれば、搬送容器を箱状に組み立てた後に、衝撃吸収マット上に搬送物を載せ、蓋を閉じた後にエアークッションに空気を入れれば、エアークッションが膨らんで搬送物を均一な圧力で保持できるので、搬送物を損傷させる恐れがない。搬送後には搬送物を取り出してエアークッションを抜き、搬送容器の箱形態を展開形状に戻せば、嵩張らず、搬送容器の処理も容易になる。
本願の請求項2の搬送容器によれば、下箱に上箱を嵌め込むと、下箱のエアークッションから上箱のエアークッションに空気が供給されて両者が膨らみ、搬送物が保持される。その際に衝撃吸収マット上の搬送物を上箱の上部、側部と下箱の側部のエアークッションで均一な圧力で押し付け、上下左右の何れかに搬送物が偏って位置することも解消され、損傷し難くなる。
本願の請求項3の搬送容器によれば、エアークッションの接続部分に逆流防止弁が設けられることで、空気の逆流が防止され、搬送中に空気が抜けてしまうことが防止される。
本願の搬送方法によれば、集配所に搬送容器が回収されるので、荷主或いは届け先において搬送物の梱包処理や搬送容器の廃棄処理や分別等をする必要がないだけでなく、段ボール等の廃棄の手間等がかからない。また、搬送容器の再使用が可能であるので、省資源であり、荷主や届け先の眼前で搬送物の梱包や開封ができるので、搬送物の安全確認や損傷時の責任等を明確にすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。
(搬送容器1)
図1は、展開形状を有する搬送容器1を示しており、底板2の両方の長辺部に、側壁部3、4がヒンジで回動可能に結合され、底板2の両方の短辺部に側壁部5、6がヒンジで回動可能に結合されている。片方の長辺部に結合された側壁部3には、更に底板2と同形同大の蓋板部7がヒンジで回動可能に結合されている。
これらの底板2、側壁部3〜6、蓋板部7は、例えば、アルミニウム板などで構成されている。底板2の箱の内面側には、発泡ウレタンフォームやエラストマー系のプラスチックなどからなる衝撃吸収マット8が取り付けられており、側壁部3〜6及び蓋板部7の箱体内側壁面には、エアークッション9がそれぞれ設けられている。
エアークッション9は空気を充填可能な空気注入口を有する袋状のプラスチックシートからなるものであり、各々のエアークッション9はエアーチューブ10により空気を流通可能に接続されている。エアークッション9はエアーチューブ10で接続されることで、空気が均一に充填されるようになっている。また、エアコンプレッサー等の空気機械と接続されるエアーチューブ10の空気注入口11は、側壁部4の側方に設けられており、エアーの充填後に図示しない栓が挿入・結合されることで封止される。エアーチューブ10の空気注入口11には、充填する空気の逆流を防止する逆流防止弁が設けられている。
側壁部5、6の箱体外側に臨む壁面には、箱体形状を形成するための固定用ワイヤ12が設けられており、側壁部3、4及び蓋板部7の箱体外側に臨む壁面には、固定用ワイヤ12を掛け止めるためのバックル型の留め金部13が設けられている。留め金部13は側壁部3、4、及び蓋板部7に固定される台座14に対して回動可能になっていると共に、ワイヤ12を掛け止める複数の溝を有している。
図2に示すように、展開状態の搬送容器1は、底部2を床或いは台などの平らな場所において、側壁部3〜6を直立させて直方体状に形を整え、側壁部3、4から外側に突出した留め金部13の溝にワイヤ12を掛けて、留め金部13を側壁部3、4側に倒すと、ワイヤ12が引っ張られて固定されるようになっている。
この搬送容器1では、内容物を梱包する場合、搬送容器1を直方体状に組み立て、留め金部13にワイヤ12を掛けて側壁部3〜6を固定した状態で、搬送容器1の底部2の上に内容物を搬入し、蓋板部7を閉めて蓋板部7の留め金部13及びワイヤ12を固定する。
次に、このように、内部のエアークッション9の空気圧が均一となるように、空気が連通可能なエアーチューブ10により接続されており、空気注入口11がエアコンプレッサー等から空気を充填して空圧を維持可能とされているので、図示しないエアコンプレッサー等によりエアーチューブ10の空気注入口11から圧縮空気を充填すると、エアークッション9はそれぞれ均一の空気圧で膨らむ。このため、内容物の表面全体が、前後左右及び天井部から均一な力で保持されることとなり、内容物の移動が阻止されると共に、内容物に衝撃が加わることを防止できる。
図3は、別の形態の搬送容器20を示したものであり、あらかじめ直方体形状に形成された下箱21と上箱となる上箱22とがヒンジで開閉可能に結合されている。下箱21と上箱22は、図示していないが、上述の留め金部13及びワイヤ12で閉鎖状態を維持できるようになっている。下箱21の底部には緩衝部材としての衝撃吸収マット23が備えられ、下箱21の側壁内面に袋状のエアークッション24が設置されている。
図4に示す通り、衝撃吸収マット23の内部及び衝撃吸収マット23の角部にはエアーチューブ25〜27が設置されており、一対の長辺部の側壁部のエアークッション24にはエアーチューブ25が接続されている。一対の短辺部のエアークッション24にはエアーチューブ26が接続されている。エアーチューブ25、26の交差部分は互いに接続されており、この交差部分に縦方向に延びるエアーチューブ25Bが接続され、更にエアーチューブ25Bは衝撃吸収マット23の側壁部に突出するエアーチューブ25Cと接続されている。エアーチューブ25Cにはエアーチューブ27が接続されており、エアーチューブ27には、上箱22のエアーチューブ30と接続されるエアーチューブ29が接続されている。
エアーチューブ25Cの衝撃吸収マット23から突出する部分は空気注入口25Aとされ、この空気注入口25Aは、図示しないエアーコンプレッサに接続されて空気が導入されるようになっている。この空気注入口25Aには空気漏れを防止する図示しない逆流防止弁が設けられている。
エアーチューブ25、26の衝撃吸収マット23の中央部の部分には、図5に示すように、逆流防止弁28Aが設けられている。逆流防止弁28Aは、エアークッション24に均一に空気が送られるように、設けられている。エアーチューブ25Bには、エアークッション24に送った空気が逆流することを防止する逆流防止弁28Bが設けられている。エアークッション24には図示しない空気抜き用の開放弁が設けられている。
衝撃吸収マット23の両脇のエアーチューブ29は、上箱22に設けられたエアチューブ30と接続される。エアーチューブ29の接続側の端部には逆流防止弁31が設けられており、エアーチューブ29の接続側の端部にエアーチューブ30を接続したときに、逆流防止弁31が開いてエアーチューブ29からエアーチューブ30に空気が供給されるようになっている。
エアーチューブ30側の接続端部の近傍には、エアーチューブ30内に供給された空気が抜けないように、図示しない逆流防止弁が設けられている。上箱22の側壁部内壁面及び天井部内壁面に設けられたエアークッション32には、図示しない空気抜き用の開放弁が設けられており、搬送容器20の開封時に開放弁を開けて上箱22のエアークッション32から空気を抜くことができるようになっている。下箱21側でも同様に、エアークッション24の開放弁を開けることでエアークッション24の空気を抜くことができるようになっている。
この搬送容器20では、搬送容器20の下箱21の衝撃吸収マット23上に搬送物を搭載し、上箱22と下箱21を閉じてバンドで固定する。その後に、空気注入口25Aとエアーコンプレッサのエアーバルブとを接続し、エアーコンプレッサから空気を供給すると、エアーチューブ25C、25B、25、26、27、29、30を介して各エアークッション24、32に圧縮空気が送られ、各エアークッション24、32が膨張する。これによって搬送物がエアークッション24に囲まれて保持され、振動や衝撃から搬送物が保護される。
このように、搬送容器20は、底部を有する筒体状の下箱21と、上箱22とを有しており、下箱21の底部に衝撃吸収マット23が設けられ、下箱21の各側壁部にエアークッション24がそれぞれ設けられると共に、各エアークッション24がそれぞれエアーチューブ25、26を介して接続され、上箱22の内側壁面にエアークッション32が設けられ、エアークッション32が下箱21のエアークッション24のエアーチューブ29とそれぞれ連通可能とされているので、上下のエアークッション24、32及び衝撃吸収マット23で搬送物を保持固定し、衝撃や振動から保護できる。さらに、エアークッション24の空気注入口25Aに、空気の抜けを防止する逆流防止弁が設けられているので、空気が抜けず、長期間内容物を保護できる。
次に、本発明の搬送方法を説明する。この搬送方法は、上述の搬送容器1、20を用いるものである。図7はこの搬送方法の処理の流れを示す。40は集配センタ、41は荷主、42はコンビニエンスストア、43は届け先である。集配センタ40又はコンビニエンスストア42には、エアコンプレッサー45又は圧縮エアタンク46又は窒素ガスボンベ47を配備しておく。
コンビニエンスストア42から電話或いはインターネットを介して集配センタ40に配送依頼の連絡が入った場合には、集配センタ40ではコンビニエンスストア42への配車手続を行い、配送車44に補給用の搬送容器1、20を搭載して、配送車44をコンビニエンスストア42に向けて配車する。
コンビニエンスストア42には、エアコンプレッサー45又は圧縮エアタンク46又は窒素ガスボンベ47及び搬送容器1、20が配備されているので、荷主の搬送物を搬送容器1、20に格納する。このときに、コンビニエンスストア42では、荷主の確認をもらい、エアコンプレッサー45又は圧縮エアタンク46又は窒素ガスボンベ47等で搬送容器1、20に空気/ガスを充填する。この時にも、荷主によって搬送物の梱包の完全性を確認してもらう。
配送車44はコンビニエンスストア42で搬送物の入った搬送容器1、20を受け取ると、届け先43に配送するか、若しくは集配センタ40に戻る。
届け先43で搬送容器1、20を開封し、搬送物を届け先43に引き渡したら、搬送物の損傷等を確認してもらった後に、搬送容器1、20の空気を抜いて集配センタ40に戻る。
届け先43に直接搬送せずに集配センタ40に戻った場合には、搬送物を届け先43の最寄りの集配センタ40に別便により移動させる。届け先43の最寄りの集配センタ40に搬送物の入った搬送容器1、20を移動させたら、配送車44で届け先43に搬送物の入った搬送容器1、20を届け、届け先43で搬送容器1、20の空気を抜いて開封する。このときに、搬送物が損傷していないこと、数量等に不足がないことなどを、届け先43に確認してもらった後に、配送車44は搬送容器1、20を返却してもらって集配センタ40に戻る。
荷主41から電話或いはインターネットを介して集配センタ40に配送依頼の連絡が入ったら、集配センタ40では荷主41への配車手続を行い、配送車44にエアコンプレッサー45と搬送容器1、20を搭載して、配送車44を荷主41に向けて配車する。
配送車44が荷主41宅に到着したら、搬送容器1又は搬送容器20を開けて組立、配送依頼の搬送物を容器1、20の内部に格納する。この時に、荷主によって搬送物の安全な梱包の確認をもらう。この梱包の確認を取った後に、容器1、20をバンド等で結束し、エアコンプレッサー45で圧縮エアを搬送容器1、20の内部のエアークッションに供給して、搬送物が衝撃や振動から保護された状態となる。その後は、前述と同様であるので、その説明を用いる。
この搬送方法では、集配所であるコンビニエンスストア42に、エアコンプレッサー45又は圧縮エアタンク46又は窒素ガスボンベ47等の気体充填装置を配備し、荷主41から搬送要求のあった搬送物を搬送容器1、20内に収納した後に、エアコンプレッサー45又は圧縮エアタンク46又は窒素ガスボンベ47等の気体充填装置によってエアークッション9、24、32に空気を充填して梱包を完了し、搬送容器1、20の届け先43に搬送した後に、搬送容器1、20を開けて搬送物を届け先43に引渡し、エアークッション9、24、32の空気を抜いた後に搬送容器1、20を回収する。このような搬送方法を採用することで、荷主や届け先では、搬送容器1、20の廃棄処理や分別等をする必要がなくなり、段ボール等の廃棄の手間等がかからないと共に、搬送容器1、20の再使用が可能であるので、省資源である。また、荷主41や届け先43の眼前で搬送物の梱包や開封ができるので、搬送物の安全確認や損傷時の責任等を明確にすることができる。
本発明の実施の形態にかかる搬送容器の展開形状を示す図。 図1の搬送容器の結束用バックル及びワイヤの構成を示す図。 本発明の第2の実施の形態にかかる搬送容器を示す図。 図3の搬送容器に設置される衝撃吸収マット及びエアーチューブの配エアーチューブ図。 図4のエアーチューブの中央部近傍の接続状態を示す断面図。 図3の搬送容器の上箱と下箱のエアーチューブの接続状態を示す部分説明図。 図1、図3の搬送容器を用いた搬送方法の処理の流れを示す図。
符号の説明
1 搬送容器
2 底部
3〜6 側壁部
7 蓋板部
8 衝撃吸収マット
9 エアークッション
10 エアーチューブ
11 空気注入口

Claims (4)

  1. 箱の展開図形状を有し、当該展開図の箱の底部を構成する内壁面部に衝撃吸収マットを敷設し、前記底部の縁から立ち上がる各側壁部の内壁面部及び前記箱の天井部を構成する壁面に空気を充填可能なシート状のエアークッションをそれぞれ設け、それぞれのエアークッションはそれぞれの空気の圧力が均一となるように、空気が連通可能なエアーチューブにより接続されており、当該エアーチューブの一部が箱の外側から空気を充填して空気圧を維持可能とされていることを特徴とする搬送容器。
  2. 請求項1の搬送容器において、前記箱は底部を有する下箱と上箱とを有しており、前記下箱の底部に前記衝撃吸収マットが設けられ、前記下箱の各側壁部に前記エアークッションがそれぞれ設けられると共に、各エアークッションがそれぞれエアーチューブを介して接続され、前記上箱の内壁面にエアークッションが設けられ、前記上箱の内壁面のエアークッションのエアーチューブの一部が前記下箱の各エアークッションのエアーチューブとそれぞれ連通可能とされていることを特徴とする搬送容器。
  3. 請求項1、2の何れかの搬送容器において、前記エアークッションの空気注入口となる接続部分に、空気の抜けを防止する逆流防止弁が設けられていることを特徴とする搬送容器。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかの搬送容器を用いて物を搬送する搬送方法であり、集配所に気体充填装置を配備し、荷主から搬送要求のあった搬送物を前記搬送容器内に収納した後に、前記気体充填装置によって前記エアークッションに空気を充填して梱包を完了し、前記搬送容器の届け先に搬送した後に、前記搬送容器を開けて前記対象物を届け先に引渡し、前記エアークッションの空気を抜いた後に前記搬送容器を回収することを特徴とする搬送方法。
JP2004151320A 2004-05-21 2004-05-21 搬送容器及びこれを用いた配送方法 Pending JP2005329990A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004151320A JP2005329990A (ja) 2004-05-21 2004-05-21 搬送容器及びこれを用いた配送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004151320A JP2005329990A (ja) 2004-05-21 2004-05-21 搬送容器及びこれを用いた配送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005329990A true JP2005329990A (ja) 2005-12-02

Family

ID=35484917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004151320A Pending JP2005329990A (ja) 2004-05-21 2004-05-21 搬送容器及びこれを用いた配送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005329990A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080203090A1 (en) Shipping container, system and packing method, along with reusable packing accessory for use therewith
CN1938201B (zh) 气囊型包装材料,用于包装物品的方法,以及用于生产包装材料的方法
EP2504241B1 (en) Packaging system and method
US7913847B2 (en) Packaging system for an object and method of packaging an object
GB2456358A (en) Container for transporting fragile goods
TWI468325B (zh) Home items with bundles
JP5429660B2 (ja) 物品梱包ユニット
US10336483B1 (en) Apparatus and method to form a cushioned package having an inner bag within an outer bag
US20100032335A1 (en) Packaging Device
CN101081655A (zh) 夹持式空气缓冲装置
JP4871627B2 (ja) エアバッグ付のダンボール、紙製容器等の梱包容器
JP2005329990A (ja) 搬送容器及びこれを用いた配送方法
CN205470660U (zh) 一种发泡包装结构及其包装模具
JPH0640474A (ja) 物流梱包容器
CN211253396U (zh) 包装箱
JP6421264B1 (ja) 積荷の固定装置および固定方法
KR200467179Y1 (ko) 충격 완충용 에어 쿠션
US20140157730A1 (en) Method of packing and transporting televisions
US8123038B1 (en) Floater packaging
CN200988655Y (zh) 夹持式空气缓冲装置
JP3059703B2 (ja) コンテナーとコンテナー用輸送物載置板
KR101589251B1 (ko) 컨테이닝 시스템
US11141948B1 (en) Robotic system for erecting a one-piece insulating container
JP2005298035A (ja) 梱包容器
JPH10236484A (ja) 搬送箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090623