JP2005312789A - Batting practice apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、空手、ボクシング等の格闘技の練習に用いる打撃練習装置に関する。 The present invention relates to a batting practice device used for practicing martial arts such as karate and boxing.
近時、テレビジョンやインターネット等による映像・音声伝達手段を介したスポーツ観戦が愛好され、中でも空手、ボクシング、キックボクシングその他の格闘技等が若者層を中心として人気を博している。このような格闘技スポーツは観戦ばかりでなく、スポーツ競技としても人気が高く、健康維持目的などで行なう婦女子等も含めるとその競技人口は相当数にのぼる。ところで、それらの競技のうち、相手の身体に直接に接触することを許すフルコンタクト許容の競技では、常に相手と立ち向かう実戦と同条件での練習は困難であり、また、フォーム作り、フォーム矯正、自己練習などの必要のために、通常は、例えばサンドバッグ等を仮想の相手とした打撃練習が行なわれる。サンドバッグは、文字通り砂袋であり、これを練習者の前方に配置させ、上肢あるいは下肢により打撃練習を行なうものである。サンドバッグを支持する方法として、例えば建築物の梁や木に吊るして支持するものや、地上に配置したスタンドに取り付けて使用するものが実開平5−24073号や、実用新案登録第3054652号において、提案されている。
上記の特許文献1には、支持台1に立設させた支柱5に懸架した懸吊具11を介してサンドバッグを懸吊させるサンドバッグ用スタンドが示されている。この特許文献1のサンドバッグ用スタンドでは、直立する支柱5の上部先端から横杆8を水平方向に突設させ、さらにその先端部分に懸吊具11を介してサンドバッグAを吊支させるものであり、このため、サンドバッグAの重量負荷は横杆8の先端側から下方に加えられるから、例えば100kg程度の重量物を支持し、かつバッグに加えられる数百キログラムの打撃を反復して受けるに耐え得る支持構造である必要がある。すなわち、打撃練習時の打撃力を受けて構造体として維持させるために、砂袋には十分な量の砂を充填した重量によりその打撃に耐え得るようにする必要がある。したがって、この特許文献1の装置では、支柱5と横杆8との連結部分が折れやすく、危険であった。また、この連結部分の支持を強固にするための支持部分が大型化、重量化し、装置全体の設置、移動が簡単に行なえないという問題があった。また、装置の移動、設置時には支持台1の安定化のためにピン19に挿入載置させるバーベルプレートを外し、設置後再び装着させる作業やプレートの管理が煩雑でしかも重量物により労力がかかるものであった。さらに、吊り下げ式サンドバッグでは、バッグ内への砂の充填後100kgものバッグをいったん持ち上げて支持した状態でなければ横杆8に取り付けることができず、セットアップ作業に複数人が必要で、しかも大きな労力がかかり、さらに時間も掛かかるという問題があった。また、特許文献2のスタンド式サンドバッグでは、錘タンク3の中心部分に1本の支柱2を立てて、該支柱2がバッグ本体1の縦孔に挿入されてバッグ本体1をスダンド式に支持させるものである。しかしながら、この特許文献2の装置は、錘タンクの中心部分に支柱を立設させる必要から、上肢や下肢でバッグ本体に打撃を行なう際に立ち位置の邪魔にならないようにするために、錘タンク3は横方向に嵩張らない様にある程度小型とする必要があり、このため、安定性に欠け大きな打撃力を加えた場合にはこのタンクごと装置全体が大きく揺動して職業格闘家等が行なう本格的な打撃練習には実用し得なかった。また、上記のように、錘タンクの中心部分に1本の支柱を立設させるから、強度の保持のためにバッグ本体1の支持位置を偏心させたり、無理な支持構成とすることができず、よって、どうしもてベース10がバッグ本体の外形輪郭よりも大きくなり、例えば思い切った蹴り動作や打ち込み動作ができないという問題があった。また、中心支持によるので錘タンク3は1個の一体的な容器とならざるを得ず、搬送移動時などに嵩張って不便であるとともに、バッグ本体の支柱に対する取り付け、取り外しが不便であった。
Patent Document 1 discloses a sandbag stand that suspends a sandbag through a suspension 11 that is suspended from a
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その1つの目的は、簡単に移動し労力を要せず短時間で組み付けて使用状態とし得る実用に優れた打撃練習装置を提供することである。また、本発明の他の目的は、ミット体の支持荷重を簡単に形成させ、しかもベース部全体を荷重支持して大きな打撃力にも耐え得るプロ格闘家等にも実用可能な打撃練習装置を提供することである。さらに、本発明の他の目的は、ミット体の支持ポストへの装着が極めて簡単で、短時間で使用への準備を整えることのできる打撃練習装置を提供することである。 The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and one object of the present invention is to provide a batting practice device that can be easily moved and assembled in a short time without labor, and can be put into use. It is to be. Another object of the present invention is to provide a batting practice device that can be practically used by professional fighters and the like that can easily form a supporting load for the mitt body and can also support the entire base portion by supporting the load. Is to provide. Furthermore, another object of the present invention is to provide a batting practice device that is very easy to mount a mitt body on a support post and can be prepared for use in a short time.
上記の目的を達成するために、本発明は、ベース部12と、ベース部に立設支持された支持ポスト14と、支持ポストに装着される打撃練習用ミット体16と、を備え、ベース部12は上面に錘体を安定載置させる安定載置受部24と、安定載置受部上に着脱自在に載置させてミット体を支持させる錘具22と、を備え、錘具22は、錘体221を詰め替え可能に収容する複数の可搬式容器装置18からなることを特徴とする打撃練習装置10から構成される。本発明は、床面あるいは地面側に支持体を配置し、該支持体に支持させた支持ポストを介してミット体を支持して打撃を受けるようにしたいわゆるスタンドタイプの打撃練習装置であり、ミット体は従来の砂袋式のサンドバッグとしてもよいが、床面側の支持であるベース部側の荷重支持を大きくさせることにより、軽量で打撃に対する耐摩耗性に優れた素材で形成するのが良い。形状は縦長形状に限らず、任意のミット体形状で構成し得る。ベース部の構成も基本的には任意に構成しても良いが、複数の可搬式容器装置を安定して受ける安定載置受部を有する構成である。搬送や移動の便宜を考慮してできるだけ軽量であるのが好ましく、その点から、ブロックや厚い構造材などよりも棒やパイプ部材などを組み合わせたフレーム構造とするのがよい。その際の材質は、金属、合成樹脂、木製等が考えられるが、強度の点から金属でかつパイプ材とするのが軽量化の点で有利である。可搬式容器装置は、プラスチック製等の成型容器でも良いが、できるだけ軽量でかつ搬送、移動時の負担にならないようなもので、かつ充填物が液体や砂等の粒子状物、その他の荷重物体についていずれも収容可能な容器装置であるのがよい。好ましくは、砂などを充填物としてどこでも入手可能で、安定載置受部上に設置して収容状態で内部移動しにくく、しかもベース部全体にわたって荷重支持を行えるような布や合成樹脂、加工、合成紙類等で柔軟かつ折り畳み容易なものであるのが好ましい。
In order to achieve the above object, the present invention includes a
その際、可搬式容器装置18は、砂類(221)を充填する柔軟で折り畳み格納可能な素材からなる取っ手223付きバッグ体224からなるようにするとよい。
At that time, the
また、支持ポスト14は、相互に連結固定された複数本の支柱141を含み、打撃練習用ミット体16には複数本の支柱が挿着されて取り付けられる縦長穴161が設けられ、該縦長穴161内に支柱141が位置ずれしないように取り付けられるとよい。支柱141を複数本で構成し、これらを縦長穴内で位置ずれしないように組み合わせする態様は複数あり、例えば長孔の両端に支柱を配置したり、三角形状の三点配置、四角形、ひし形等種々の方法で構成するとよい。支柱は1本で構成してもよいが、強度保持の点から2本以上で構成するのがよい。
The
縦長穴161は、断面でいずれかの方が長い長孔LH形状とすることにより、両端に支柱を配置した構成として、打撃時に支柱からの位置ずれや離脱がしにくい。
The
また、打撃練習用ミット体16には支持ポスト14を横方向から脱着自在に縦長穴161に装着して取り付けるべく該縦長穴の縦長状に連通する縦長切欠溝162が設けられるとよい。支持ポスト14の長さやミット体への挿着部長さに対応して、縦長切欠溝162は、ミット体の上下全長に渡るように形成してもよいし、一部のみを切欠くように中途までの長さで溝を形成させてもよい。
Further, the hitting
また、縦長切欠溝162は、該長孔LH形状のいずれかの対向長辺側に設けられるとよい。
Further, the vertically
さらに、支持ポスト14を介してベース部12の外縁部分付近にミット体16を配置支持させるとよい。支持ポストの下部とベース部との接合部分あるいはその近傍を中心部分から外縁方向に曲げて立ち上げさせることによりベース部側での荷重支持によりミット体を外縁部ぶんに直立不動状にしじさせることができる。
Further, the
さらに、支持ポスト14あるいは支持ポストとベースとの連結部にはミット体16へ加えられる打撃力を吸収するための弾性打撃吸収装置28を設けるとよい。特に、この弾性打撃吸収装置をベース部と支持ポストとの接合部分に設けることにより、支持ポストの直接支持を行いつつ打撃による衝撃吸収を効果的に行なえる。
Further, an elastic
本発明の打撃練習装置は、ベース部と、ベース部に立設支持された支持ポストと、支持ポストに装着される打撃練習用ミット体と、を備え、ベース部は上面に錘体を安定載置させる安定載置受部と、安定載置受部上に着脱自在に載置させてミット体を支持させる錘具と、を備え、錘具は、錘体を詰め替え可能に収容する複数の可搬式容器装置からなる構成とすることにより、ミット体を軽量にして労力を要せず、短時間で組立でき、しかも安定載置受部と複数の可搬式容器装置により荷重支持力を大きくし、打撃練習に際して直立不動状態を安定して維持できる上に低コストで装置を提供する事ができる。 A batting practice device of the present invention includes a base portion, a support post standingly supported on the base portion, and a batting practice mitt body mounted on the support post, and the base portion stably mounts a weight body on the upper surface. A stable placement receiving portion to be placed, and a weight that is detachably placed on the stable placement receiving portion to support the mitt body, and the weight has a plurality of receivable housings that can be refilled. By configuring the portable container device, the mitt body is light and does not require labor, can be assembled in a short time, and the load carrying force is increased by the stable placement receiving part and the plurality of portable container devices, It is possible to stably maintain an upright and immovable state during the hitting practice and to provide a device at a low cost.
また、可搬式容器装置は、砂類を充填する柔軟で折り畳み格納可能な素材からなる取っ手付きバッグ体からなる構成とすることにより、容器自体が極めて軽量、コンパクトとなり装置の搬送、移動時に荷重部分を構成する部材がほとんど荷物にならず、ミット体と例えばフレーム構造体のみの移動でよい。また、組立作業労力が極めて軽便でしかも短時間で組立作業を完了し得る。 In addition, the portable container device is made of a bag body with a handle made of a flexible and foldable material that is filled with sand. Most of the members constituting the frame are not loads, and only the mitt body and, for example, the frame structure body may be moved. Further, the assembly work can be completed in a short time and with a very short labor.
支持ポストは、相互に連結固定された複数本の支柱を含み、打撃練習用ミット体には複数本の支柱が挿着されて取り付けられる縦長穴が設けられ、該縦長穴内に支柱が位置ずれしないように取り付けられた構成とすることにより、支持ポスト自体の強度を大きく取れるとともに、複数本の支柱を配置させた状態で同支持ポストとミット体との位置ずれをしないようにして安定した打撃練習を実現することができる。 The support post includes a plurality of struts that are connected and fixed to each other, and the hitting practice mitt body is provided with a vertically long hole to which a plurality of struts are inserted and attached, and the strut does not shift in the vertically long hole. By adopting such a configuration, the strength of the support post itself can be increased, and stable striking practice can be achieved with the support post and the mitt body not misaligned in the state where a plurality of support posts are arranged. Can be realized.
また、縦長穴は、断面でいずれかの方が長い長孔形状である構成とすることにより、横断面で長孔の両端に支柱が配置されるように構成でき、複数支柱と位置ずれ防止構成を同時に実現し得る。 In addition, the vertically long hole can be configured so that either one of the long holes in the cross section has a long hole shape so that the pillars are arranged at both ends of the long hole in the cross section. Can be realized simultaneously.
また、打撃練習用ミット体には支持ポストを横方向から脱着自在に縦長穴に装着して取り付けるべく該縦長穴の縦長状に連通する縦長切欠溝が設けられた構成とすることにより、縦長で例えば2m程度の長さにもなるミット体を支持ポストに対して横方向にあてがって挿着でき、組み立て作業が簡単で短時間のセットアップを可能とする。 In addition, the striking practice mitt body is provided with a vertically long notch groove that communicates with the vertically elongated hole so that the support post can be attached to and attached to the vertically elongated hole from the lateral direction. For example, a mitt body having a length of about 2 m can be inserted in the lateral direction with respect to the support post, and the assembly work is simple and a short setup is possible.
また、縦長切欠溝は、該長孔形状のいずれかの対向長辺側に設けられた構成とすることにより、縦長切欠溝を介して支持ポストをミット体の縦長穴内に簡易に挿入し得ると共に、練習者の対面する方向に正しくミット体を配置させた状態で該ミット体を支持ポストに対して挿着固定させることができる。 In addition, by adopting a configuration in which the longitudinal notch groove is provided on the opposite long side of the elongated hole shape, the support post can be easily inserted into the longitudinal elongated hole of the mitt body via the longitudinal notch groove. The mitt body can be inserted and fixed to the support post in a state where the mitt body is correctly arranged in the direction facing the practitioner.
支持ポストを介してベース部の外縁部分付近にミット体を配置支持させた構成とすることにより、ベース部が打撃練習時の練習者の立ち居地に邪魔にならないようにでき、思い切った打ち込み、あるいは打撃練習が行なえてプロフェッショナルとしての格闘家などの練習についても実用に耐え得る。 By adopting a structure in which a mitt body is arranged and supported near the outer edge portion of the base part via the support post, the base part can be kept out of the way of the practitioner's place at the time of striking practice, It can be used practically for practice as a professional martial artist.
また、支持ポストあるいは支持ポストとベース部との連結部にはミット体へ加えられる打撃力を吸収するための弾性打撃吸収装置が設けられた構成とすることにより、装置の耐久性を向上させることができる。 In addition, the durability of the device is improved by adopting a structure in which a support post or a connecting portion between the support post and the base portion is provided with an elastic impact absorbing device for absorbing the impact force applied to the mitt body. Can do.
以下、添付図面を参照しつつ本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1ないし図9は、本発明の一つの実施の形態を示しており、図1において、本実施形態の打撃練習装置10は、ベース部12と、支持ポスト14と、ミット体16と、可搬式容器装置18と、を備えている。図1ないし図3において、ベース部12は、ミット体16を立った状態に安定して強固に支持する支持土台手段であり、本実施形態では例えば金属パイプフレームを溶接により固定させて円形フレーム状に構成している。金属パイプフレームは、鉄製やステンレス製などでもよいが、軽量化のためにアルミニウムパイプにより構成されている。詳しくは、ベース部12は、円形フレーム121と、その内側に平行直線状に掛け渡されて固定された2個の平行フレーム122を溶接固定して形成している。
The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. FIGS. 1 to 9 show an embodiment of the present invention. In FIG. 1, the
支持ポスト14は、ベース部12に支持されて打撃用ミット体を縦長状に支持する支持手段であり、本実施形態では、図2,3,7に示すように、ベース部12の金属パイプフレームに連結接合されて一体的に組み付け固定されている。すなわち、本実施形態の支持ポスト14は、ベース部12と同一の素材を用いて一体接合されている。支持ポスト14は、複数の連結杆140により相互に連結固定され縦に平行に配置された2本の支柱141を含む。この2本の支柱141は、図2、図7に示すようにそれぞれベース部12に基部側を連結固定されて立ち上がる脚部20を介して直立状に支持されている。詳しくは、脚部20は、円形フレーム121の1つの直径線の両端位置となる180度離隔位置並びにそれらからそれぞれ90度離隔した位置のフレーム部分に基部を接合され、それぞれ斜めに中央に向けて立ち上がる3個の脚杆201と、それらの脚杆201のすべての上端部に共通に接合固定される水平杆202と、を含む。そして、この水平杆202の両端が2本の支柱141の下端側のL字連結杆142と接合固定され、これによって、ベース部と支持ポストとが一体接合されて構成されている。これらは、皆金属パイプフレームの接合により組みつけられたものであるが、脚部20の基部とベース部12とは三点接合により強固な支持構造であると共に、水平杆202を介して2本の支柱141を無理なく立ち上げて連結固定させる。これらの脚部20は、ミット体16の取り付け位置の直下に存在しないようにベース部12に固定支持される。実施形態では3本の脚杆201は円形フレーム121の略180度の範囲においてそれぞれの基部が円形フレームに固定され、中心側に向けて斜めに立ち上げ固定され、さらにL字連結杆142を介して残部の180度の範囲部分に偏位した位置に設定されている。したがって、キック等でミット体の下部位置を蹴込み打撃する際に脚杆や支持ポスト等の金属製の骨組み部分に直接に当たることがなく、思い切り打撃練習ができる。図2、3に示すように、L字連結杆142を介して2本の支柱141は、ベース部12の外縁部分付近で直立状に立ち上げ形成されている。
The
図1,3,4,8において、ベース部12は上面に後述する錘具22を安定載置させる安定載置受部24を形成している。本実施形態において、安定載置受部24は、円形フレーム及び平行フレーム121,122のパイプフレームにより形成された上面全体であり、この上面全体を使用して錘具を自由にかつ安定して配置でき、よって、組み立て作業が簡単で、作業効率が極めて良好である。また、ベース部のフレーム全体で荷重支持用錘具を受けることができ、支持ポストを確実に直立不動状に安定して支持させることができる。
1, 3, 4, and 8, the
ミット体16は、支持ポスト14に装着されて直立状に支持され練習者の上肢または下肢による打撃を直接に受ける打撃練習用ミット体であり、本実施形態では内部に詰め物を充填して表面を耐久性のテント生地で被覆した軽量の縦長中空筒体から構成されている。ミット体16は、このように軽量でもベース部12に広い範囲の安定載置受部24を設け、後述する可搬式容器装置を介してベース部全面にわたって荷重支持させるから、プロ格闘家などによる大きな打撃力が加えられてもベース部の浮き上がり等がなく、安定して練習を行なえる。ミット体16は、従来の砂袋形態で内部に砂を詰めたものでもよい。また、その他、古布やダンボール紙、紙、藁、合成樹脂チップ、合成樹脂片、それらのうちの複数種を組み合わせたもの、その他任意の素材の詰め物を詰めてもよい。本実施形態では、詳しくは、内部にウレタンスポンジと発泡ポリエチレンを混合させたある程度弾力性を有する素材を詰めており、外皮部分をテトロンやビニロン等のテント生地で被覆している。
The
本実施形態において、このミット体16の内部中央部分には、図2,5,7に示すように支持ポスト14の複数本の支柱141が挿着される縦長穴161が上下貫通するように形成されている。本実施形態において、この縦長穴161は、図に見られるように、断面でいずれかのほうが長い長孔LH形状で構成されている。したがって、長孔LHの内側両端部に直立平行に立てられた支柱141を挿入させることにより、外部からミット体16に打撃を加えたとしても容易にこの縦長孔161内で支柱141の取り付け位置がずれることがない。支柱141のミット体16に対する取り付け位置のずれを防止するには、このように断面長孔形状だけでなく、支柱141の立設させる本数に対応して任意の穴形状を選択できる。例えば支柱位置が断面で三角形、平行四辺形、その他任意の多角形あるいはその変形態様での穴構成としても良い。穴はそれぞれ独立穴としてもよいが、ミット体に挿入させるときの作業性の点から、断面でそれぞれ連通する穴とするのがよい。本実施形態において、ミット体16は、断面楕円形状の筒体となっており、長孔形状の縦長穴を設けることにより、正面からの支柱141への脱着容易性、ミット体の搬送時等の積荷安定性の上で便宜である。なお、ミット体16の外殻形状は、楕円形に限らず、真円状、角を落した多角形形状など任意に設定しうる。
In this embodiment, a longitudinally
さらに、この打撃練習用ミット体16には縦長穴161の縦長状に連通する縦長切欠溝162が設けられている。縦長切欠溝162は、支持ポスト14を横方向から脱着自在に縦長穴161に装着して取り付けるための連通空隙であり、実施形態において、ミット体16の上下全長にわたって形成されている。例えば2本の支柱141へこのミット体16を挿着するには、図6に示すよう、ミット体16自体が弾性状に撓むのでこれを利用して横方向からある程度押し込み力を加えながらすると、簡単に縦長穴161内に支柱141を挿入させることができる。挿入後は、弾性力により再び図2のように、支柱141は縦長穴の断面長孔の内側両端部に密着し、支柱とミット体との係合位置を決めて位置ずれを防止させる。特に、本実施形態では、縦長切欠溝162は、該長孔形状のいずれかの対向長辺側に設けられているから、支柱141を直立させた状態で横方向から挿着させる作業が簡単で、短時間に行なえ、かつ、練習者と対向する側に縦長切欠溝のない部分を望ませるように安定して配置させかつその取付位置を固定させることができる。図4に示すように、本実施形態では、2本の支柱141をミット体16の縦長穴161に挿着させた状態で、2本の支柱を連結する横方向に配置された連結杆140にそれぞれ巻着させるように、ミット体の縦長穴161内に一端を支持された面ファスナ部材163が設けられており、横方向からミット体を挿入した後、面ファスナ部材により係止させて支柱141とミット体16との係合位置を確実に係止させるようにしている。
Further, the hitting
さらに、図2ないし図4において、ミット体16は、支持ポスト14を介してベース部12の外縁部分付近に配置され支持されている。すなわち、図2、3において、L字連結杆142を介して2本の支柱141は、ベース部12の外縁部分付近で直立状に立ち上げられ、この支柱141に直立状にミット体16が挿着支持されている。これによって、ベース部の大面積での荷重支持を行いながら、上肢や下肢により打撃を行なう際に足元の立ち居地を遮るものがないから、思い切った打撃動作ができる。
Further, in FIGS. 2 to 4, the
さらに、本装置は、ベース部に対して強固な荷重支持を行わせるために、ベース部12の安定載置受部24上に錘具22を着脱自在に載置させるようにしている。そして、錘具22は、錘体221を詰め替え可能に収容する複数の可搬式容器装置18から構成されている。このように、複数の可搬式容器装置18をベース部12の安定載置受部24上に均等荷重を加えるように載置することにより、ベース部全体を荷重支持させ打撃動作を加えてもミット体16を安定して直立状に支持させることができる。さらに、可搬式容器装置の容器のみを搬送し、組み立てる現地で砂等の充填物を詰め込むことにより、製品として流通させやすくでき、また、使用者側にとっても利便性を有する。特に、本実施形態において、可搬式容器装置は、砂類を充填する柔軟で折り畳み格納可能な素材からなる取っ手223付きバッグ体224からなるようにしているので、コンパクトに折り畳んで嵩張りなく搬送時にほとんど負担がかからない。したがって、合成樹脂製などの容器に比べて成型のためのコストが不要で、低コストによる製作を可能とする。また、例えば砂などをバッグ体224に収容してベース部12の安定載置受部24上に載置するだけで荷重支持ができ、装置の組み付けが容易で組み付け時間も極めて短時間で行なえる。したがって、合宿や遠征などの通常の練習地以外での練習に簡易に移動させて使用できる。本実施形態では、バッグ体224は、それぞれ立体扇型形状で構成され、それらを円形フレーム121の外形円に沿って周状に均等に密着状に4個配置してベース部を介した支持ポスト並びにミット体14,16の荷重支持を確実に行なっている。図に示すように、各可搬式容器装置どうしは密着して接して、一つの一体的な土台部分を形成するとともに、上部のミット体ともそれらの上面をほぼ接するように配置させて、練習時に打撃に向かう面には各可搬式容器装置間ならびにそれらとミット体との間には隙間が生じないようにしている。これによって、足の打撃練習時等で足を突っ込ませて練習者が怪我をするようなこともなく、安全に練習に打ち込める。なお、図9中、225は、バッグ体224の収容本体226と開閉蓋227とを開閉自在に閉鎖するファスナ部である。
Furthermore, in this apparatus, the
上記の実施形態の打撃練習装置は、図2,7に示すように、ベース部と支持ポストを一体接合した1個のフレーム接合構造体と、ミット耐6と、4個のバッグ体224と、から構成される。したがって、装置を搬送移動させる際には、実質的には軽量のミット体と、フレーム接合構造体のみを搬送することになる。組み立てに際しては、フレーム接合構造体を設置し、練習者が練習時に打撃する方向からミット体16を支柱14に図6のようにして挿入し、挿着後ファスナ部225を巻着させて固定させる。そして、バッグ体224内にたとえば30kg程度の重量の砂などを充填し、周方向等間隔に安定載置受部24上に載置させるだけでよい。打撃練習に際しては、可搬式容器装置により広範で大きな荷重支持力をベース部に直接に加え、これによって支持ポストを安定して直立状に支持させることができる。
As shown in FIGS. 2 and 7, the hitting practice device of the above embodiment has one frame joint structure in which the base portion and the support post are integrally joined, a mitt resistance 6, four
次に、本発明の打撃練習装置の第2の実施形態について図10ないし図17に基づいて説明するが、第1実施形態と同一部材には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施形態の打撃練習装置は、その基本的構成は第1実施形態と同一であり、微細な差異は、ベース部や脚部の具体的構成に止まり、それらの部分の相違は、機能上第1実施形態と大きな差異はない。すなわち、この第2実施形態では、ベース部12の金属パイプによる枠組構成は、円形フレーム121と平行フレーム122と、さらに平行フレーム122に直交する直交フレーム301を同じフレーム平面を形成するように溶接等で接合固定されている。また、支持ポスト14の下部側のL字連結杆142の先端に直角垂下状に2本の平行脚杆401が連結され、また、L字連結杆142と平行脚杆401との接合部分に係合しつつ補助支持する補助支持杆402が設けられている。この実施形態において、支柱141のL字連結杆142と平行脚杆401は例えば1本の金属パイプ材を曲げ形成して構成されている。したがって、支柱141は、L字連結杆142ならびに平行脚杆401を介してベース部12にその基端側を直接に連結支持されている。平行脚杆401は縦に平行に設置される一方、補助支持杆402は上向き円弧状に曲げて形成されている。支持ポスト14、ミット体16、安定載置受部24並びに可搬式容器装置18の構成は第1実施形態と同一である。
Next, a second embodiment of the hitting practice device of the present invention will be described with reference to FIGS. 10 to 17, but the same members as those in the first embodiment will be denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof will be omitted. To do. The basic configuration of the batting practice device of this embodiment is the same as that of the first embodiment, and the fine differences are limited to the specific configurations of the base portion and the leg portions, and the differences between these portions are functionally different. There is no significant difference from the one embodiment. That is, in this second embodiment, the frame structure of the
この第2実施形態では、支持ポスト14あるいは支持ポスト14とベース部12との連結部にはミット体16へ加えられる打撃力を吸収するための弾性打撃吸収装置28が設けられている点が、上記第1実施形態と異なる。弾性打撃吸収装置28は、例えば軽量に構成されたミット体16に加えられる打撃力を弾性的に吸収して主にベース部と支持ポストとの連結部分の破壊、破損を防止する弾性衝撃吸収手段であり、実施形態では、この弾性打撃吸収装置28は、支持ポスト14の下端側の平行脚杆401とベース部12との連結部分並びに平行脚杆401の上部とベース部側に設けられた基板と防振ゴムを含む。すなわち、支持ポスト14の下端側の平行脚杆401とベース部12との連結部分には、上下の基板41,42と、これに挟まれて配置される5個の短円筒状防振ゴム44からなる第1の弾性打撃吸収装置281が設置されるとともに、平行脚杆401の上部あるいはベース部12側には、2個の基板45,46と、これに挟まれて配置される4個の短円筒状防振ゴム44あるいはベース部側に設置された上下基板47,48の間に挟まれて設置される1個の短円筒状防振ゴム44と、を含む第2の弾性打撃吸収装置282が設置されている。上基板41は、平行脚杆401の下端に水平状に接合固定されている。また、下基板42は、ベース部12の平行フレーム122と直交フレーム301との直交部分(略中心を含む中央部分)に固定されている。そして、5個の防振ゴム44を中心角が同じになるように等間隔で五角形状に基板上に配置させ、これらの防振ゴム44と上下の基板41,42をボルト、ナット等の締結具で締結固定させている。この第1弾性打撃吸収装置281は、ベース部12上の支持ポスト14の下端部に設置されて支持ポスト全体を支持しつつ弾性的に打撃を吸収する。また、平行脚杆401の上部あるいはこれとベース部との連結部分に設置される第2弾性打撃吸収装置282は、支持ポストの立ち上がり部分を斜め下方に相対的に引張させて側方からの打撃吸収を行い、それらの部分での打撃による破壊、破損を防止する。弾性打撃吸収装置を設けることにより、ミット体16を軽量に構成しつつ、ベース部での支持ポストの荷重支持力の実効を図ることができ、しかも、装置全体の耐衝撃性を高くして耐久性を保持し得る。
In the second embodiment, the
以上説明した本発明の打撃練習装置は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。 The hitting practice device of the present invention described above is not limited to the configuration of only the above-described embodiment, and may be modified arbitrarily without departing from the essence of the present invention described in the claims. Good.
本発明の打撃練習装置は、学生や一般の格闘競技スポーツ愛好者、格闘技の初心者、婦女子だけでなく、プロ格闘技家の練習用としても無理なく用いることができる。また、格闘技の種類は、空手、ボクシング、キックボクシング、その他のすべての打撃を伴う挌闘技着全般の練習用として適用し得る。 The batting practice device of the present invention can be used without difficulty not only for students, general martial arts sports enthusiasts, martial arts beginners and women, but also for professional martial arts practitioners. Also, the types of martial arts can be applied for practice in general combat combat wearing with karate, boxing, kickboxing and all other hits.
10 打撃練習装置
12 ベース部
14 支持ポスト
16 ミット体
18 可搬式容器装置
20 脚部
22 錘具
24 安定載置受部
28 弾性打撃吸収装置
141 支柱
142 L字連結杆
161 縦長穴
162 縦長切欠溝
221 錘体
224 バッグ体
DESCRIPTION OF
Claims (8)
ベース部に立設支持された支持ポストと、
支持ポストに装着される打撃練習用ミット体と、を備え、
ベース部は上面に錘体を安定載置させる安定載置受部と、安定載置受部上に着脱自在に載置させてミット体を支持させる錘具と、を備え、
錘具は、錘体を詰め替え可能に収容する複数の可搬式容器装置からなることを特徴とする打撃練習装置。 A base part;
A support post erected and supported on the base,
A hitting practice mitt body mounted on a support post, and
The base portion includes a stable placement receiving portion that stably places the weight body on the upper surface, and a weight tool that is detachably placed on the stable placement receiving portion to support the mitt body,
The weight training device is composed of a plurality of portable container devices that house a weight body so as to be refillable.
打撃練習用ミット体には複数本の支柱が挿着されて取り付けられる縦長穴が設けられ、
該縦長穴内に支柱が位置ずれしないように取り付けられていることを特徴とする請求項1または2記載の打撃練習装置。 The support post includes a plurality of struts connected and fixed to each other,
The hitting practice mitt body has a vertically long hole to which a plurality of struts are inserted and attached,
The striking practice device according to claim 1 or 2, wherein the strut is attached in the vertically long hole so as not to be displaced.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004136319A JP2005312789A (en) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | Batting practice apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004136319A JP2005312789A (en) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | Batting practice apparatus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005312789A true JP2005312789A (en) | 2005-11-10 |
Family
ID=35440846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004136319A Pending JP2005312789A (en) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | Batting practice apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005312789A (en) |
-
2004
- 2004-04-30 JP JP2004136319A patent/JP2005312789A/en active Pending
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